JP3316436B2 - 帯鋼連続熱間圧延設備 - Google Patents

帯鋼連続熱間圧延設備

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JP3316436B2
JP3316436B2 JP33389597A JP33389597A JP3316436B2 JP 3316436 B2 JP3316436 B2 JP 3316436B2 JP 33389597 A JP33389597 A JP 33389597A JP 33389597 A JP33389597 A JP 33389597A JP 3316436 B2 JP3316436 B2 JP 3316436B2
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邦雄 宮本
彰夫 黒田
茂 磯山
英幸 二階堂
重史 桂
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粗圧延したシート
バーを接合する連続圧延と、シートバーを1枚毎に圧延
するバッチ圧延とを切り替えることが可能な帯鋼連続熱
間圧延設備に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、図示しない粗圧延機
によってスラブから粗圧延され、図示しないシートバー
コイラによってコイル状で貯蔵されたシートバー51を
巻戻し、その先端クロップをクロップシヤー60によっ
て切断し、駆動回動する固定搬送ロール63、シートバ
ー51の接合に必要な接合機70の走行範囲に列設され
た昇降シリンダ85によって昇降する架台84に軸着さ
れてその上面がパスラインにあって駆動回転する昇降搬
送ロール82によって仕上圧延機90に搬送し、この複
数段の仕上圧延機90によって所要の板厚の帯鋼に熱間
仕上圧延する。
【0003】各々の昇降シリンダ85には、昇降搬送ロ
ール82の上面がパスライン高さに位置する上昇限と接
合機70の底面以下の高さに位置する下降限とが設定さ
れ、そのヘッド側にはガイドローラ81、架台84、図
示しないモータおよびシートバー51の重量を支持する
最小限の油圧が付与されており、接合機70の重量によ
って入側押えガイド75、出側押えガイド76、下部押
えガイド77からなる押えガイドがガイドローラ81、
架台84を介して昇降シリンダ85のロッドを押圧し、
ヘッド側の油圧が排出されて昇降搬送ロール82が下降
する。
【0004】このシートバー51の後端クロップがクロ
ップシヤー60によって切断されて加熱器71に来る
と、出側押えガイド76、下部押えガイド77、入側押
えガイド75によってガイドローラ81をガイドし、走
行するシートバー51と同一の速度で接合機70を走行
させながら出側クランプ73によって保持する。同時
に、図示しないシートバーコイラによって巻戻され、先
端クロップがクロップシヤー60によって切断されて先
行するシートバー51に追従して来た後行のシートバー
51の先端を入側クランプ72によって保持し、先行の
シートバー51の後端部と後行のシートバー51の先端
部とを加熱器71によって圧接可能な温度まで昇温し、
後行のシートバー51の先端部を入側クランプ72によ
って先行のシートバー51の後端部に加圧して接合す
る。
【0005】この接合が完了すると、接合機70を前記
押えガイド75,76,77によってガイドローラ81
をガイドしながら台車74によって図示しているスター
トの位置に戻し、先行するシートバー51の後端部と次
の後行のシートバー51の先端部との接合に備える。
【0006】このような操作を反復してシートバー51
を接合機70によって次々と接合し、仕上圧延機90に
よって帯鋼を連続して熱間仕上圧延する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の連続熱間圧延設
備では、シートバー51を接合せずに1枚毎に仕上圧延
するバッチ圧延をしようとすると、接合機70が位置す
る箇所の昇降搬送ロール82は、各々の押えガイド7
5,76,77によってパスラインから下降するので、
シートバー51を支持できなくなり、その先端部が接合
機70を円滑に通過することが不能となる。
【0008】また、無理に通過させようとすると、シー
トバー51の先端部が加熱器71および入,出側クラン
プ72,73に衝突して変形したり加熱器71を破損す
ることがある。このため、前述した連続熱間圧延設備で
は、シートバー51のバッチ圧延が困難であった。
【0009】そこで、本発明の目的は、シートバーの連
続圧延とバッチ圧延とを容易に切り換えることができる
帯鋼連続熱間圧延設備を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る帯鋼連続熱間圧延設備は、シートバー接
合機の重量によって下降する上昇付勢力を付与した複数
の昇降搬送ロールおよび同昇降搬送ロールの軸方向両端
外側に回転自在に軸着したガイドローラを仕上圧延機の
上流のシートバー接合に必要な前記シートバー接合機の
走行範囲に列設し、前記ガイドローラを介して昇降搬送
ロールをパスラインよりも下方へ下降させる前記シート
バー接合機下部に設置された下部押えガイドと前記シー
トバー接合機の入側に設置された入側固定押えガイド及
び入側押えガイドと前記シートバー接合機の出側に設置
された出側固定押えガイド及び出側押えガイドとからな
押えガイドと、シートバー加熱器と、同加熱器の入側
および出側に設けられた入側クランプおよび出側クラン
プを有するシートバー接合機を走行可能に配置してなる
帯鋼連続熱間圧延設備であって、前記シートバー接合機
の前記加熱器、入側クランプおよび出側クランプをそれ
ぞれリトラクト機構を介して前記ガイドローラと接触し
ない板幅方向のオフライン位置にリトラクト可能に構成
すると共に、前記押えガイドの前記下部押えガイド
入側固定押えガイドと前記出側固定押えガイドの間に
連設してリトラクト機構を介して前記ガイドローラと接
触しない板幅方向のオフライン位置にリトラクト可能に
構成し、且つ前記入側押えガイドおよび前記出側押えガ
イドを前記入側固定押えガイドおよび前記出側固定押え
ガイドの入側端部および出側端部にそれぞれ一端側が上
方へ回動可能に連結して、上方への回動時に前記入側固
定押えガイドの上流側及び前記出側固定押えガイドの下
流側にあってそれらの下降時にはパスラインから下降さ
せられている範囲の前記昇降搬送ロールをパスラインへ
上昇させることが可能構成してなることを特徴とす
る。
【0011】また、前記シートバー接合機の前記入側固
定押えガイドおよび出側固定押えガイドに対応する位置
の上方に上面をパスラインに一致させた機内搬送ロール
を設置してなることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】[作用]シートバーを接合して連
続圧延するには、先ずその上面がパスラインにある昇降
搬送ロールによってシートバーの先端部を接合機内を通
過させる。
【0013】この先行のシートバーの先端部がシートバ
ー接合機内を通過してその後端部が加熱器に来ると、出
側押えガイドによってガイドローラを介して昇降搬送ロ
ールを下降させながら、シートバーの搬送と同一の速度
でシートバー接合機を走行させ、出側クランプによって
この後端部がシートバー加熱器のほぼ中央に位置するよ
うに保持すると共に追従して来た後行のシートバーの先
端クロップを切断除去した先端部を前記後端部と所要の
隙間を形成するように入側クランプによって保持し、シ
ートバー加熱器によって前記先端部および後端部を加熱
し、後行のシートバーの先端部を先行のシートバーの後
端部に加圧して接合し、仕上圧延機に搬送する。
【0014】この接合が完了すると、入側押えガイドに
よってガイドローラを介して昇降搬送ロールを下降させ
ながらシートバー接合機を走行範囲の入側に戻し、次の
シートバーの接合に備える。
【0015】次に、バッチ圧延に切り換えるには、シー
トバー接合機を停止させた状態でシートバー加熱器、入
側クランプ、出側クランプおよび下部押えガイドをオフ
ラインにリトラクトすると共に入側押えガイドおよび出
側押えガイドを上方に回動して下降していた昇降搬送ロ
ールの上面をパスラインまで上昇させ、この昇降搬送ロ
ールおよび機内搬送ローラを駆動回転してバッチ圧延用
シートバーの先端部をシートバー接合機内で円滑に通過
させ、このシートバーを仕上圧延機に搬送する。
【0016】このように、バッチ圧延用シートバーを接
合機内で容易に通過させることが可能になり、シートバ
ーの連続圧延からバッチ圧延に、またはバッチ圧延から
連続圧延に容易に切り換えることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る帯鋼連続熱間
圧延設備を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
【0018】[実施例] [構成] 図1および図2において、レール89上をそ
れぞれ自走する駆動側Dおよび作業側Wの台車4は架構
14およびフレーム4aによって連結されて一体化され
ており、このフレーム4a内の入側および出側にはモー
タ83によって回転する機内搬送ローラ13を支持する
架構14がそれぞれ架設されている。また、双方の台車
4上には、駆動側Dのオフラインに突出してベースプレ
ート5,6が装着され、さらに作業側Wのオフラインに
突出してベースプレート5が装着されている。
【0019】ベースプレート5上には例えばLMガイド
を用いたガイド15およびラック7、ピニオン8、内装
されたモータ11によって駆動側Dおよび作業側Wの板
幅方向にそれぞれ移動する1対の加熱器1が装設され、
入側および出側のベースプレート6上には例えばLMガ
イドを用いたガイド16およびラック9、ピニオン1
0、モータ12によって駆動側Dの板幅方向に移動する
入側クランプ2および出側クランプ3がそれぞれ装設さ
れている。
【0020】なお、加熱器1は一体型で駆動側Dまたは
作業側Wにリトラクトしてもよい。また、入側クランプ
2および出側クランプ3は作業側Wにリトラクトしても
よく、板幅方向中央部で分割して駆動側Dおよび作業側
Wにそれぞれリトラクトしてもよい。
【0021】双方の台車4の内側の入側および出側の架
構14の下方には、入側固定押えガイド22および出側
固定押えガイド23がそれぞれ装着されている。この駆
動側Dおよび作業側Wの入側固定押えガイド22と出側
固定押えガイド23とを連結する下部押えガイド21に
はガイドプレート29が装着され、例えばLMガイドを
用いたガイド30およびリトラクトシリンダ31によっ
て双方の台車4上を板幅方向に移動する。また、双方の
入側固定押えガイド22の入側には入側押えガイド24
が、出側固定押えガイド23の出側には出側押えガイド
25が回動シリンダ28およびアーム26,27によっ
て上方に所要の角度で回動するようにそれぞれ軸着され
ている。
【0022】以上の部材および機器によって接合機40
が構成されている。82は昇降搬送ロールであり、昇降
シリンダ85によって昇降する架台84上でモータ83
によって回転するように装設され、その軸方向外側には
ガイドローラ81が回転自在に軸着されており、シート
バー51の接合に必要な接合機40の走行範囲に列設さ
れている。各々の昇降シリンダ85には、昇降搬送ロー
ル82の上面がパスライン高さに位置する上昇限と接合
機70の底面以下の高さに位置する下降限とが設定さ
れ、そのヘッド側にはガイドローラ81、昇降搬送ロー
ル82、モータ83、架台84、およびシートバー51
の重量を支持する最小限の油圧が付与されており、接合
機40の重量によって入側押えガイド24、出側押えガ
イド25、下部押えガイド21がガイドロール81、架
台84を介して昇降シリンダ85のロッドを押圧し、ヘ
ッド側の油圧が排出されて昇降搬送ロール82が下降す
る。63は固定搬送ローラであり、モータ64によって
回転する。
【0023】[作用・効果] シートバー51を接合し
て連続圧延するには、先ず、図1および図2に示すよう
に接合機40を入側で待機させ、その上面がパスライン
にある昇降搬送ロール82をモータ83によって回転さ
せ、入側固定押えガイド22および出側固定押えガイド
23によってガイドローラ81が押圧されて下降してい
る昇降搬送ロール82の代わりの機内搬送ロール13を
モータ83によって回転させ、固定搬送ロール63によ
って搬送されたシートバー51の先端部を接合機40内
を通過させ、後端クロップを切断除去したこの先行のシ
ートバー51の後端部が来ると出側押えガイド25によ
ってガイドローラ81および昇降搬送ロール82を下降
させながら接合機40をシートバー51の走行と同一の
速度で走行させ、出側クランプ3によってこの後端部が
加熱器1のほぼ中央に位置するように保持すると共に追
従して来た後行のシートバー51の先端クロップを切断
除去した先端部を前記後端部と所要の隙間を形成するよ
うに入側クランプ2によって保持し、加熱器1によって
前記先端部および後端部を加熱し、入側クランプ3を出
側に移動して後行のシートバー51の先端部を先行のシ
ートバー51の後端部に加圧して接合し、図示しない仕
上圧延機に搬送する。
【0024】この接合が完了すると、入側押えガイド2
4によってガイドローラ81を介して昇降搬送ロール8
2を下降させながら接合機40を前記走行範囲の入側に
戻し、次のシートバー51の接合に備える。尚、図1の
状態では、入側押えガイド24及び出側押えガイド25
で昇降搬送ロール82を押し下げているため、入側の機
内搬送ロール13と固定搬送ロール63との間隔又は出
側の機内搬送ロール13とパスライン位置にある昇降搬
送ロール82との間隔が大きくなり、シートバーの最先
端を通過させる場合に突掛かる可能性がある。従って、
シートバーの最先端を通過させるまでは、入側押えガイ
ド24,出側押えガイド25を上昇させて、入側の機内
搬送ロール13より上流側の昇降搬送ロール82及び出
側の機内搬送ロール13より下流側の昇降搬送ロール8
2を上昇させておくことが好ましい。この先端通過方式
は、加熱器,入側クランプ及び出側クランプをリトラク
させないまま、接合を行わないバッチ圧延材を通板す
る時にも好都合である。但し、バッチ圧延のみを連続し
て何本も行う場合は、以下に説明するように加熱器,入
側クランプ及び出側クランプをリトラクトさせてオフラ
インに退避させておくことによりシートバー先端を安定
して通板することが可能となる。
【0025】バッチ圧延用シートバー52のバッチ圧延
に切り換えるには、図3および図4に示すように、双方
の加熱機1、入側クランプ2、出側クランプ3および双
方の下部押えガイド21をモータ11,12、ピニオン
8,10およびリトラクトシリンダ31によってオフラ
インにリトラクトし、入側押えガイド24および出側押
えガイド25を回動シリンダ28によって上方に回動し
てそのガイドローラ81の押圧を解除し、下降していた
昇降搬送ロール82の上面をパスラインまで上昇させ
る。そして、これらの昇降搬送ロール82をモータ83
によって回転させると共に入側固定押えガイド22およ
び出側固定押えガイド23によってガイドローラ81を
介して下降している昇降搬送ロール82の代わりの機内
搬送ローラ13をモータ83によって回転し、固定搬送
ロール63によって搬送されたバッチ圧延用シートバー
52の先端部を接合機40内を円滑に通過させ、このバ
ッチ圧延用シートバー52を図示しない仕上圧延機に搬
送する。
【0026】また、シートバー51の連続圧延に戻すに
は、図1および図2に示すように下部押えガイド21の
下方の昇降シリンダ85のロッド側に油圧を付与して昇
降搬送ロール82を下降限まで下降させ、下部押えガイ
ド21を元の位置に戻してそのガイドローラ81を押え
る。次いで、加熱機1、入側クランプ2、出側クランプ
3を元の位置に戻すと共に、入側押えガイド24および
出側押えガイド25を元の位置に回動し、その昇降搬送
ロール82を下降させ、前記ロッド側に油圧を付与した
昇降シリンダ85のロッド側の油圧を排出して元の状態
に戻す。
【0027】このように、バッチ圧延用シートバー52
を接合機40内で容易に通過させることが可能になり、
シートバー51の連続圧延からバッチ圧延用シートバー
52のバッチ圧延に、またはバッチ圧延から連続圧延に
容易に切り換えることができる。
【0028】尚、本発明は上記実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で、リトラクト機構の駆動
手段及びガイド手段の変更等各種変更が可能であること
はいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、シートバー接
合機の重量によって下降する上昇付勢力を付与した複数
の昇降搬送ロールおよび同昇降搬送ロールの軸方向両端
外側に回転自在に軸着したガイドローラを仕上圧延機の
上流のシートバー接合に必要な前記シートバー接合機の
走行範囲に列設し、前記ガイドローラを介して昇降搬送
ロールをパスラインよりも下方へ下降させる前記シート
バー接合機下部に設置された下部押えガイドと前記シー
トバー接合機の入側に設置された入側固定押えガイド及
び入側押えガイドと前記シートバー接合機の出側に設置
された出側固定押えガイド及び出側押えガイドとからな
る押えガイドと、シートバー加熱器と、同加熱器の入側
および出側に設けられた入側クランプおよび出側クラン
プを有するシートバー接合機を走行可能に配置してなる
帯鋼連続熱間圧延設備であって、前記シートバー接合機
の前記加熱器、入側クランプおよび出側クランプをそれ
ぞれリトラクト機構を介して前記ガイドローラと接触し
ない板幅方向のオフライン位置にリトラクト可能に構成
すると共に、前記押えガイドの前記下部押えガイドを前
記入側固定押えガイドと前記出側固定押えガイドの間に
連設してリトラクト機構を介して前記ガイドローラと接
触しない板幅方向のオフライン位置にリトラクト可能に
構成し、且つ前記入側押えガイドおよび前記出側押えガ
イドを前記入側固定押えガイドおよび前記出側固定押え
ガイドの入側端部および出側端部にそれぞれ一端側が上
方へ回動可能に連結して、上方への回動時に前記入側固
定押えガイドの上流側及び前記出側固定押えガイドの下
流側にあってそれらの下降時にはパスラインから下降さ
せられている範囲の前記昇降搬送ロールをパスラインへ
上昇させることが可能に構成してなるので、バッチ圧延
用シートバーをシートバー接合機内で容易に通過させる
ことが可能になり、バッチ圧延用シートバーの先端部が
加熱器および入,出側クランプに衝突して変形したり加
熱器を破損することが無くなる。従って、シートバーの
連続圧延とバッチ圧延とを容易に切り換えることができ
る。
【0030】また、前記シートバー接合機の前記入側固
定押えガイドおよび出側固定押えガイドに対応する位置
の上方に上面をパスラインに一致させた機内搬送ロール
を設置してなるので、シートバーの連続圧延とバッチ圧
延の両方において、シートバーの先端部を接合機内を円
滑に通過させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての、昇降搬送ロールお
よび接合機の台車およびフレームの作業側の出側を破断
除去した状態を示す側面図である。
【図2】図1のフレームを水平方向に破断した平面図で
ある。
【図3】図1の加熱機、入側クランプ、出側クランプお
よび下部押えガイドをシートバーのバッチ圧延用にリト
ラクトさせ、入側押えガイドおよび出側押えガイドを上
方に回動して昇降搬送ロールをパスラインまで上昇させ
た状態を示す側面図である。
【図4】図3のフレームを水平方向に破断した平面図で
ある。
【図5】従来の接合機および昇降搬送ロールの概念を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 加熱器 2 入側クランプ 3 出側クランプ 4 台車 7,9 ラック 8,10 ピニオン 13 機内搬送ローラ 14 架構 21 下部押えガイド 22 入側固定押えガイド 23 下部固定押えガイド 24 入側押えガイド 25 下部押えガイド 28 回動シリンダ 31 リトラクトシリンダ 40 接合機 51 シートバー 52 バッチ圧延用シートバー 81 ガイドローラ 82 昇降搬送ロール 85 昇降シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 彰夫 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22 号 三菱重工業株式会社 広島製作所内 (72)発明者 磯山 茂 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎 製鉄株式会社 千葉製鉄所内 (72)発明者 二階堂 英幸 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎 製鉄株式会社 千葉製鉄所内 (72)発明者 桂 重史 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎 製鉄株式会社 千葉製鉄所内 (56)参考文献 特開 平7−171604(JP,A) 特開 平7−1007(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 1/26 B21B 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバー接合機の重量によって下降す
    る上昇付勢力を付与した複数の昇降搬送ロールおよび同
    昇降搬送ロールの軸方向両端外側に回転自在に軸着した
    ガイドローラを仕上圧延機の上流のシートバー接合に必
    要な前記シートバー接合機の走行範囲に列設し、前記ガ
    イドローラを介して昇降搬送ロールをパスラインよりも
    下方へ下降させる前記シートバー接合機下部に設置され
    た下部押えガイドと前記シートバー接合機の入側に設置
    された入側固定押えガイド及び入側押えガイドと前記シ
    ートバー接合機の出側に設置された出側固定押えガイド
    及び出側押えガイドとからなる押えガイドと、シートバ
    ー加熱器と、同加熱器の入側および出側に設けられた入
    側クランプおよび出側クランプを有するシートバー接合
    機を走行可能に配置してなる帯鋼連続熱間圧延設備であ
    って、 前記シートバー接合機の前記加熱器、入側クランプおよ
    び出側クランプをそれぞれリトラクト機構を介して前記
    ガイドローラと接触しない板幅方向のオフライン位置に
    リトラクト可能に構成すると共に、前記押えガイドの前
    記下部押えガイド前記入側固定押えガイドと前記出側
    固定押えガイドの間に連設してリトラクト機構を介して
    前記ガイドローラと接触しない板幅方向のオフライン位
    置にリトラクト可能に構成し、且つ前記入側押えガイド
    および前記出側押えガイドを前記入側固定押えガイドお
    よび前記出側固定押えガイドの入側端部および出側端部
    にそれぞれ一端側が上方へ回動可能に連結して、上方へ
    の回動時に前記入側固定押えガイドの上流側及び前記出
    側固定押えガイドの下流側にあってそれらの下降時には
    パスラインから下降させられている範囲の前記昇降搬送
    ロールをパスラインへ上昇させることが可能構成して
    なることを特徴とする帯鋼連続熱間圧延設備。
  2. 【請求項2】 前記シートバー接合機の前記入側固定押
    えガイドおよび出側固定押えガイドに対応する位置の上
    方に上面をパスラインに一致させた機内搬送ロールを設
    置してなることを特徴とする請求項1記載の帯鋼連続熱
    間圧延設備。
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