JP3316294B2 - 有機物処理装置 - Google Patents
有機物処理装置Info
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- JP3316294B2 JP3316294B2 JP03029994A JP3029994A JP3316294B2 JP 3316294 B2 JP3316294 B2 JP 3316294B2 JP 03029994 A JP03029994 A JP 03029994A JP 3029994 A JP3029994 A JP 3029994A JP 3316294 B2 JP3316294 B2 JP 3316294B2
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- processing apparatus
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Refuse Receptacles (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厨芥等の有機物を分解
処理する有機物処理装置に関する。
処理する有機物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、微生物等により有機物を発酵処理
し、有機物の発酵とともに生じる水を排水部を介して排
水する処理装置が、実開平2-125942号公報(B09F 9/02)
及び実開平2-1291号公報(B09B 3/00)等にて知られてい
る。これらの如く、微生物等により有機物を処理する装
置においては、微生物等の活動にとって最適な環境を整
える必要から、有機物を適正な範囲の水分状態及び温度
状態に維持し、処理に必要な酸素を供給する必要があ
る。
し、有機物の発酵とともに生じる水を排水部を介して排
水する処理装置が、実開平2-125942号公報(B09F 9/02)
及び実開平2-1291号公報(B09B 3/00)等にて知られてい
る。これらの如く、微生物等により有機物を処理する装
置においては、微生物等の活動にとって最適な環境を整
える必要から、有機物を適正な範囲の水分状態及び温度
状態に維持し、処理に必要な酸素を供給する必要があ
る。
【0003】このため、前述の先行技術にみられるよう
に、有機物全体の水分状態や酸素の供給状態を均一化す
るための攪拌手段、酸素供給とともに余剰水分を排出す
るための排気手段、冬季においても安定した処理を行う
ための加熱手段等を設け、有機物の処理効率を促進する
構成が採用され、これら攪拌手段、排気手段及び加熱手
段を制御する制御基板が本体内に配設されている。
に、有機物全体の水分状態や酸素の供給状態を均一化す
るための攪拌手段、酸素供給とともに余剰水分を排出す
るための排気手段、冬季においても安定した処理を行う
ための加熱手段等を設け、有機物の処理効率を促進する
構成が採用され、これら攪拌手段、排気手段及び加熱手
段を制御する制御基板が本体内に配設されている。
【0004】しかしながら、処理槽内は、微生物の活動
に最適な環境を整えるため、加熱手段が設けられている
ため、微生物等の担体に含まれる水分が蒸発して処理槽
内の湿度が高くなるとともに、有機物の分解によって発
生する生成物、即ち塩類やガスにより、制御基板が非常
に腐食されやすい環境下にあり、制御基板が腐食した場
合、断線やショートなどの故障が発生し、著しい場合は
発煙や発火等が生じる恐れがある。また、上記先行技術
には、制御基板の本体への組込み構造が開示されていな
い。
に最適な環境を整えるため、加熱手段が設けられている
ため、微生物等の担体に含まれる水分が蒸発して処理槽
内の湿度が高くなるとともに、有機物の分解によって発
生する生成物、即ち塩類やガスにより、制御基板が非常
に腐食されやすい環境下にあり、制御基板が腐食した場
合、断線やショートなどの故障が発生し、著しい場合は
発煙や発火等が生じる恐れがある。また、上記先行技術
には、制御基板の本体への組込み構造が開示されていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、制御基板の腐食、及びそれに伴う
故障の発生を確実に防止でき、制御基板の組込作業性の
良い有機物処理装置を提供することを課題とする。
鑑みなされたもので、制御基板の腐食、及びそれに伴う
故障の発生を確実に防止でき、制御基板の組込作業性の
良い有機物処理装置を提供することを課題とする。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、担体を収納す
る処理装置本体と、前記担体と有機物を混合する混合手
段と、前記処理装置本体内を所定温度に維持する加熱手
段と、前記加熱手段及び混合手段を制御する制御基板
と、該制御基板を収納した状態で絶縁材を充填し、処理
装置本体に形成した基板収納部に固着されるケースとを
備え、前記ケースには、制御基板に配設されたLEDを
保持する保持部を一体的に形成したことを特徴とする。
る処理装置本体と、前記担体と有機物を混合する混合手
段と、前記処理装置本体内を所定温度に維持する加熱手
段と、前記加熱手段及び混合手段を制御する制御基板
と、該制御基板を収納した状態で絶縁材を充填し、処理
装置本体に形成した基板収納部に固着されるケースとを
備え、前記ケースには、制御基板に配設されたLEDを
保持する保持部を一体的に形成したことを特徴とする。
【0008】さらに、本発明は、廃棄口を有し、担体を
収納する処理装置本体と、前記廃棄口を開閉自在に閉塞
する蓋体と、前記担体と有機物を混合する混合手段と、
前記処理装置本体内を所定温度に維持する加熱手段と、
前記加熱手段及び混合手段を制御する制御基板を収納
し、処理装置本体に形成した基板収納部に固着されるケ
ースとを備え、前記ケースに、蓋体の開閉を検出する検
出手段を配設する検出手段配設部を一体形成したことを
特徴とする。
収納する処理装置本体と、前記廃棄口を開閉自在に閉塞
する蓋体と、前記担体と有機物を混合する混合手段と、
前記処理装置本体内を所定温度に維持する加熱手段と、
前記加熱手段及び混合手段を制御する制御基板を収納
し、処理装置本体に形成した基板収納部に固着されるケ
ースとを備え、前記ケースに、蓋体の開閉を検出する検
出手段を配設する検出手段配設部を一体形成したことを
特徴とする。
【0009】また、本発明は、廃棄口を有し、担体を収
納する処理装置本体と、前記廃棄口を開閉自在に閉塞す
る蓋体と、前記担体と有機物を混合する混合手段と、前
記処理装置本体内を所定温度に維持する加熱手段と、前
記加熱手段及び混合手段を制御する制御基板を収納し、
処理装置本体に形成した基板収納部に固着されるケース
とを備え、前記ケースに、制御基板を収納した状態で絶
縁材を充填するとともに、蓋体の開閉を検出する検出手
段を配設する検出手段配設部を一体形成したことを特徴
とする。
納する処理装置本体と、前記廃棄口を開閉自在に閉塞す
る蓋体と、前記担体と有機物を混合する混合手段と、前
記処理装置本体内を所定温度に維持する加熱手段と、前
記加熱手段及び混合手段を制御する制御基板を収納し、
処理装置本体に形成した基板収納部に固着されるケース
とを備え、前記ケースに、制御基板を収納した状態で絶
縁材を充填するとともに、蓋体の開閉を検出する検出手
段を配設する検出手段配設部を一体形成したことを特徴
とする。
【0010】
【0011】
【作用】本発明の請求項1の構成によると、ケースに制
御基板を収納し、絶縁材を充填した状態で、ケースを処
理装置本体に形成した基板収納部に固着することによ
り、制御基板が処理装置本体内の空気と遮断され、制御
基板の腐食が確実に防止されるとともに、ケースに形成
した保持部にて制御基板に配設されたLEDを保持した
状態で絶縁材を充填することにより、LEDが倒れた状
態でモールドされることがない。
御基板を収納し、絶縁材を充填した状態で、ケースを処
理装置本体に形成した基板収納部に固着することによ
り、制御基板が処理装置本体内の空気と遮断され、制御
基板の腐食が確実に防止されるとともに、ケースに形成
した保持部にて制御基板に配設されたLEDを保持した
状態で絶縁材を充填することにより、LEDが倒れた状
態でモールドされることがない。
【0012】また、本発明の請求項2の構成によると、
ケースに制御基板及び検出手段を配設した状態で、ケー
スを処理装置本体に形成した基板収納部に固着すること
により、制御基板及び検出手段の処理装置本体への組込
作業性が向上する。
ケースに制御基板及び検出手段を配設した状態で、ケー
スを処理装置本体に形成した基板収納部に固着すること
により、制御基板及び検出手段の処理装置本体への組込
作業性が向上する。
【0013】さらに、本発明の請求項3の構成による
と、ケースに制御基板を収納して絶縁材を充填するとと
もに、ケースに検出手段を配設した状態で、ケースを処
理装置本体に形成した基板収納部に固着することによ
り、制御基板及び検出手段の処理装置本体への組込作業
性が向上するとともに、制御基板が処理装置本体内の空
気と遮断され、制御基板の腐食が確実に防止される。
と、ケースに制御基板を収納して絶縁材を充填するとと
もに、ケースに検出手段を配設した状態で、ケースを処
理装置本体に形成した基板収納部に固着することによ
り、制御基板及び検出手段の処理装置本体への組込作業
性が向上するとともに、制御基板が処理装置本体内の空
気と遮断され、制御基板の腐食が確実に防止される。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて以下に詳
述する。
述する。
【0015】1は処理装置本体で、基部2、側板3及び
天板4からなる本体ケース5と、該本体ケース5内に収
納される処理槽6等から構成されている。前記本体ケー
ス5の側板3はブロー成形にて形成され、各側板3内部
に断熱空間を設けて外気温の変化による処理槽6内部の
温度の変化を抑制している。
天板4からなる本体ケース5と、該本体ケース5内に収
納される処理槽6等から構成されている。前記本体ケー
ス5の側板3はブロー成形にて形成され、各側板3内部
に断熱空間を設けて外気温の変化による処理槽6内部の
温度の変化を抑制している。
【0016】前記処理槽6内には、おが屑等の木質細
片、もみがら、米糠、土等の担体7、本実施例では特公
平2-34679号公報(C02F 11/02)「木質細片による汚泥微
生物処理方法」に示される担体が収納されている。この
担体7は、多孔質に形成され、高い通気性、通水性を有
するとともに、袋形動物や微生物の繁殖に好適な水分と
空気を保つ性質を有し、担体7に厨芥等の有機物(以下
厨芥という)を混合すると、厨芥に付着した輪虫類や線
虫類などの袋形動物や微生物が厨芥を最終的に水と炭酸
ガスに分解して、厨芥を堆肥化することなく消滅させ
る。
片、もみがら、米糠、土等の担体7、本実施例では特公
平2-34679号公報(C02F 11/02)「木質細片による汚泥微
生物処理方法」に示される担体が収納されている。この
担体7は、多孔質に形成され、高い通気性、通水性を有
するとともに、袋形動物や微生物の繁殖に好適な水分と
空気を保つ性質を有し、担体7に厨芥等の有機物(以下
厨芥という)を混合すると、厨芥に付着した輪虫類や線
虫類などの袋形動物や微生物が厨芥を最終的に水と炭酸
ガスに分解して、厨芥を堆肥化することなく消滅させ
る。
【0017】8は前記処理槽6下部に凹設された収納
部、9は前記収納部8に収納される正逆転可能な電動機
で、前記処理槽6側面に固定される第1補強板10に固定
されている。11は前記処理槽6の第1補強板10が固定さ
れた一側面と対向する他側面に固定される第2補強板
で、第1補強板10及び第2補強板11には各々後述する攪
拌翼12を軸支する軸受を固定している。
部、9は前記収納部8に収納される正逆転可能な電動機
で、前記処理槽6側面に固定される第1補強板10に固定
されている。11は前記処理槽6の第1補強板10が固定さ
れた一側面と対向する他側面に固定される第2補強板
で、第1補強板10及び第2補強板11には各々後述する攪
拌翼12を軸支する軸受を固定している。
【0018】12は前記処理槽6内に配置される攪拌翼
で、第1補強板10及び第2補強板11に固定される軸受に
回転自在に軸支される回転軸13と、回転軸13に固定され
る複数の攪拌羽根14とから構成されており、回転軸13及
び攪拌羽根14は高耐食性を有する材料、例えば、ステン
レスにて形成されている。15は前記回転軸13に回り止め
固定されるスプロケットで、前記電動機9の駆動軸に回
り止め固定されるスプロケッと16との間にチェーン17を
架設し、電動機9の駆動により攪拌翼12を回転させるよ
うになっている。
で、第1補強板10及び第2補強板11に固定される軸受に
回転自在に軸支される回転軸13と、回転軸13に固定され
る複数の攪拌羽根14とから構成されており、回転軸13及
び攪拌羽根14は高耐食性を有する材料、例えば、ステン
レスにて形成されている。15は前記回転軸13に回り止め
固定されるスプロケットで、前記電動機9の駆動軸に回
り止め固定されるスプロケッと16との間にチェーン17を
架設し、電動機9の駆動により攪拌翼12を回転させるよ
うになっている。
【0019】18は前記処理槽6内に配設される加熱手段
で、前記攪拌翼12と略直交する方向に断熱材19を介して
処理槽6側面に固定されるステンレス等の高耐食性材料
からなるパイプ20と、パイプ20内に配設されるヒータ21
とから構成されており、該加熱手段18は、担体7全体を
約摂氏25度から40度に維持するようになっている。
で、前記攪拌翼12と略直交する方向に断熱材19を介して
処理槽6側面に固定されるステンレス等の高耐食性材料
からなるパイプ20と、パイプ20内に配設されるヒータ21
とから構成されており、該加熱手段18は、担体7全体を
約摂氏25度から40度に維持するようになっている。
【0020】22は前記処理槽6上部に固定される送風機
で、処理槽6側面に形成した連通孔23を介して吸引した
処理槽6内の空気を、本体ケース5側板3に形成した排
気口24から排気するようになっている。
で、処理槽6側面に形成した連通孔23を介して吸引した
処理槽6内の空気を、本体ケース5側板3に形成した排
気口24から排気するようになっている。
【0021】25は前記処理槽6下部に、担体6が漏れな
い程度の多数の子孔を形成した金属製の区画板26により
区画される排水部で、排水筒27を有している。28は前記
排水筒27に螺合して着脱自在に装着されるキャップで、
図示しない排水ホースが接続される排水口29を有してい
る。
い程度の多数の子孔を形成した金属製の区画板26により
区画される排水部で、排水筒27を有している。28は前記
排水筒27に螺合して着脱自在に装着されるキャップで、
図示しない排水ホースが接続される排水口29を有してい
る。
【0022】30は前記本体ケース5の天板4に形成され
た開口に着脱自在に装着されるシューターで、底面を下
方に向けて傾斜させ、その下端に廃棄口31を形成してい
る。32は前記廃棄口31を閉塞する金属製のシャッター
で、前記シューター30の開口端部近傍に配設された磁石
33により、前記廃棄口31を常時閉塞するようになってお
り、該シャッター30に形成した把手部34を持ってシャッ
ター32を回動させ、廃棄口31を開放するようになってい
る。35は前記シャッター32の一側に形成した係合部36
と、後述する蓋体53の回動軸に形成したカム55との間に
架設したバネで、該バネ35のシャッター32側端部には、
前記係合部36がスライドするスライド部37が形成されて
いる。
た開口に着脱自在に装着されるシューターで、底面を下
方に向けて傾斜させ、その下端に廃棄口31を形成してい
る。32は前記廃棄口31を閉塞する金属製のシャッター
で、前記シューター30の開口端部近傍に配設された磁石
33により、前記廃棄口31を常時閉塞するようになってお
り、該シャッター30に形成した把手部34を持ってシャッ
ター32を回動させ、廃棄口31を開放するようになってい
る。35は前記シャッター32の一側に形成した係合部36
と、後述する蓋体53の回動軸に形成したカム55との間に
架設したバネで、該バネ35のシャッター32側端部には、
前記係合部36がスライドするスライド部37が形成されて
いる。
【0023】38は前記本体ケース5の天板4に形成され
た基板収納部で、該基板収納部38に、後述する電源スイ
ッチ59を押圧するボス39、及び後述する制御基板44に配
設されたLED49、49が対向する表示部40、40を形成す
るとともに、該基板収納部38に、後述するモールドケー
ス45が下方からネジ等にて取りつけられるようになって
いる。
た基板収納部で、該基板収納部38に、後述する電源スイ
ッチ59を押圧するボス39、及び後述する制御基板44に配
設されたLED49、49が対向する表示部40、40を形成す
るとともに、該基板収納部38に、後述するモールドケー
ス45が下方からネジ等にて取りつけられるようになって
いる。
【0024】41は前記天板4の側壁一部に形成され、外
気と、後述する基板収納空間とを連通する通気口で、処
理装置本体1を屋外に置いた場合、雨水等が基板収納空
間に侵入しても該通気口41から排出されるようになって
いる。42は前記天板4の後部外側壁に取りつけられて前
記通気口41を被うカバーで、該カバー42と天板4の後部
外側壁との間にフィルター43を配設している。
気と、後述する基板収納空間とを連通する通気口で、処
理装置本体1を屋外に置いた場合、雨水等が基板収納空
間に侵入しても該通気口41から排出されるようになって
いる。42は前記天板4の後部外側壁に取りつけられて前
記通気口41を被うカバーで、該カバー42と天板4の後部
外側壁との間にフィルター43を配設している。
【0025】44は前記攪拌翼12及び加熱手段18の駆動を
制御する制御基板、45は前記制御基板44を収納するモー
ルドケースで、該モールドケース45に制御基板44を収納
した状態で、モールドケース45に溶融した樹脂を充填し
て制御基板44をモールドするようになっている。46は前
記モールドケース45の底面に立設されたリブ、47はモー
ルドケース45の側面に形成された保持爪で、該リブ46及
び保持爪47により、前記制御基板44を固定するようにな
っている。
制御する制御基板、45は前記制御基板44を収納するモー
ルドケースで、該モールドケース45に制御基板44を収納
した状態で、モールドケース45に溶融した樹脂を充填し
て制御基板44をモールドするようになっている。46は前
記モールドケース45の底面に立設されたリブ、47はモー
ルドケース45の側面に形成された保持爪で、該リブ46及
び保持爪47により、前記制御基板44を固定するようにな
っている。
【0026】前記モールドケース45は、前記天板4の基
板収納部38に下方からネジ止め固定されて、その上面開
口が閉塞され、前記基板収納部38との間で基板収納空間
を形成し、基板収納空間を前記処理槽6内の空気から隔
絶し、処理槽6内の湿気やガスにより制御基板44が腐食
するのが防止されるようになっている。
板収納部38に下方からネジ止め固定されて、その上面開
口が閉塞され、前記基板収納部38との間で基板収納空間
を形成し、基板収納空間を前記処理槽6内の空気から隔
絶し、処理槽6内の湿気やガスにより制御基板44が腐食
するのが防止されるようになっている。
【0027】48は前記モールドケース45に一体形成され
る折曲自在な突出部で、該突出部48には前記制御基板44
に配設されたLED49を保持する保持孔50を形成してお
り、モールドケース45に制御基板44を収納し、突出部48
を折曲して保持孔50をLED49に嵌合した状態で樹脂R
を充填することにより、LED49が倒れた状態でモール
ドされるのが防止されるようになっている。前記制御基
板44をモールドする樹脂Rは、硬化性、伸縮性、低浸水
性を有し、経年変化に強い樹脂、例えばポリウレタン樹
脂やエポキシ樹脂等が望ましい。
る折曲自在な突出部で、該突出部48には前記制御基板44
に配設されたLED49を保持する保持孔50を形成してお
り、モールドケース45に制御基板44を収納し、突出部48
を折曲して保持孔50をLED49に嵌合した状態で樹脂R
を充填することにより、LED49が倒れた状態でモール
ドされるのが防止されるようになっている。前記制御基
板44をモールドする樹脂Rは、硬化性、伸縮性、低浸水
性を有し、経年変化に強い樹脂、例えばポリウレタン樹
脂やエポキシ樹脂等が望ましい。
【0028】51は前記モールドケース45に形成されたス
イッチ配設部で、後述する蓋体53の回動軸54により操作
されるマイクロスイッチ52が配設され、該マイクロスイ
ッチ52の出力により、蓋体53の開放時、電動機9及び加
熱手段18への通電を停止するようになっている。本実施
例では、後述する蓋体53の回動軸54の動作をより確実に
検出するため、マイクロスイッチ52が2つ配設されてい
る。
イッチ配設部で、後述する蓋体53の回動軸54により操作
されるマイクロスイッチ52が配設され、該マイクロスイ
ッチ52の出力により、蓋体53の開放時、電動機9及び加
熱手段18への通電を停止するようになっている。本実施
例では、後述する蓋体53の回動軸54の動作をより確実に
検出するため、マイクロスイッチ52が2つ配設されてい
る。
【0029】53は前記本体ケース5天板4の開口を開閉
自在に閉塞する蓋体で、該蓋体53の回動軸54を、基板収
納部38の側壁一部及びモールドケース45の一部に形成し
た図示しない軸受凹部に回動自在に軸支するとともに、
該蓋体53の開閉に伴って、蓋体53の回動軸54の端部にて
前記マイクロスイッチ52が操作されるようになってい
る。55は前記蓋体53の回動軸54に形成したカムで、該カ
ム55に前記バネ35の一端が係止されている。
自在に閉塞する蓋体で、該蓋体53の回動軸54を、基板収
納部38の側壁一部及びモールドケース45の一部に形成し
た図示しない軸受凹部に回動自在に軸支するとともに、
該蓋体53の開閉に伴って、蓋体53の回動軸54の端部にて
前記マイクロスイッチ52が操作されるようになってい
る。55は前記蓋体53の回動軸54に形成したカムで、該カ
ム55に前記バネ35の一端が係止されている。
【0030】次に、図13に基づいて回路を説明する。
【0031】56は前記担体7内部の温度を検出する温度
センサ、57は前記加熱手段18の温度を検出するサーミス
タで、前記サーミスタ57は、処理槽6外部に配置され、
外気温変化による処理槽6内温度の変化も検出するよう
になっている。
センサ、57は前記加熱手段18の温度を検出するサーミス
タで、前記サーミスタ57は、処理槽6外部に配置され、
外気温変化による処理槽6内温度の変化も検出するよう
になっている。
【0032】58は前記制御基板44に配設され、基板収納
部38のボス39にて押圧される電源スイッチ59、マイクロ
スイッチ52、温度センサ56、及びサーミスタ57からの信
号を入力する制御回路で、マイクロスイッチ52が一定時
間蓋体53の開放を検出しない場合、及び電源スイッチ59
が一定時間操作されない場合には、電動機9、加熱手段
18及び送風機22への通電を停止するようになっている。
部38のボス39にて押圧される電源スイッチ59、マイクロ
スイッチ52、温度センサ56、及びサーミスタ57からの信
号を入力する制御回路で、マイクロスイッチ52が一定時
間蓋体53の開放を検出しない場合、及び電源スイッチ59
が一定時間操作されない場合には、電動機9、加熱手段
18及び送風機22への通電を停止するようになっている。
【0033】60は前記電源スイッチ59及びマイクロスイ
ッチ52の出力に基づいて、蓋体53の閉塞状態で電源スイ
ッチ59が操作された際、制御回路58の出力に基づいて電
動機9を駆動制御する電動機駆動部、61は前記マイクロ
スイッチ52、温度センサ56及びサーミスタ57の出力に基
づく制御回路58の出力によって加熱手段18を制御するヒ
ータ制御部で、蓋体53の閉塞状態で担体7内部温度が摂
氏25度以下になった際に、加熱手段18に通電し、サーミ
スタ57の出力に基づいて加熱手段18への通電量を制御す
るようになっている。
ッチ52の出力に基づいて、蓋体53の閉塞状態で電源スイ
ッチ59が操作された際、制御回路58の出力に基づいて電
動機9を駆動制御する電動機駆動部、61は前記マイクロ
スイッチ52、温度センサ56及びサーミスタ57の出力に基
づく制御回路58の出力によって加熱手段18を制御するヒ
ータ制御部で、蓋体53の閉塞状態で担体7内部温度が摂
氏25度以下になった際に、加熱手段18に通電し、サーミ
スタ57の出力に基づいて加熱手段18への通電量を制御す
るようになっている。
【0034】62は前記マイクロスイッチ52の出力の基づ
く制御回路58の出力によって送風機22を制御する送風機
制御部で、蓋体53開放時に送風機22を駆動させるととも
に、蓋体53閉塞状態で所定時間毎に送風機22を駆動させ
るようになっている。
く制御回路58の出力によって送風機22を制御する送風機
制御部で、蓋体53開放時に送風機22を駆動させるととも
に、蓋体53閉塞状態で所定時間毎に送風機22を駆動させ
るようになっている。
【0035】而して、電動機9、加熱手段18、及び送風
機22を駆動制御する制御基板44は、モールドケース45に
収納し、保持爪47及びリブ46により保持するとともに、
モールドケース45に一体形成した突出部48を折曲して保
持孔50を、制御基板44に配設されたLED49に嵌合した
状態で、溶融した樹脂Rを充填し、制御基板44をモール
ドする。制御基板44をモールドケース45に収納して樹脂
Rを充填した状態で、制御基板44は、保持爪47、リブ46
及び樹脂Rにてモールドケース45に固定される。
機22を駆動制御する制御基板44は、モールドケース45に
収納し、保持爪47及びリブ46により保持するとともに、
モールドケース45に一体形成した突出部48を折曲して保
持孔50を、制御基板44に配設されたLED49に嵌合した
状態で、溶融した樹脂Rを充填し、制御基板44をモール
ドする。制御基板44をモールドケース45に収納して樹脂
Rを充填した状態で、制御基板44は、保持爪47、リブ46
及び樹脂Rにてモールドケース45に固定される。
【0036】従来、制御基板44のみを樹脂にてモールド
するものでは、制御基板44を金型に固定するための手段
が必要であるとともに、制御基板44を基板収納部38に取
りつけるためのネジ孔を設ける必要があるため、ネジ孔
の部分をモールドできず、この部分から浸食されて制御
基板44が腐食する恐れがある。
するものでは、制御基板44を金型に固定するための手段
が必要であるとともに、制御基板44を基板収納部38に取
りつけるためのネジ孔を設ける必要があるため、ネジ孔
の部分をモールドできず、この部分から浸食されて制御
基板44が腐食する恐れがある。
【0037】しかしながら、本実施例の如く、モールド
ケース45に制御基板44を収納し、制御基板44を保持爪47
及びリブ46にて固定するとともに、モールドケース45に
樹脂Rを充填することにより、制御基板44全体をモール
ドし、このモールドケース45を基板収納部38にネジ止め
固定することにより、上記の問題を解決することができ
る。
ケース45に制御基板44を収納し、制御基板44を保持爪47
及びリブ46にて固定するとともに、モールドケース45に
樹脂Rを充填することにより、制御基板44全体をモール
ドし、このモールドケース45を基板収納部38にネジ止め
固定することにより、上記の問題を解決することができ
る。
【0038】そして、モールドケース45のスイッチ配設
部51にマイクロスイッチ52を配設し、モールドケース45
を、天板4に形成した基板収納部38に収納して蓋体53を
配設する。この時、蓋体53の回動軸54が、基板収納部38
及びモールドケース45の側壁一部に形成した軸受凹部に
回動自在に軸支され、該蓋体53の開閉に伴って、蓋体53
の回動軸54の端部にて前記マイクロスイッチ52が操作さ
れる。
部51にマイクロスイッチ52を配設し、モールドケース45
を、天板4に形成した基板収納部38に収納して蓋体53を
配設する。この時、蓋体53の回動軸54が、基板収納部38
及びモールドケース45の側壁一部に形成した軸受凹部に
回動自在に軸支され、該蓋体53の開閉に伴って、蓋体53
の回動軸54の端部にて前記マイクロスイッチ52が操作さ
れる。
【0039】厨芥を処理する際は、蓋体53を開放し、シ
ャッター32の把手部34を持ってシャッター32を回動して
厨芥を廃棄口31から廃棄すると、処理槽6内に投入され
る。シャッター32が開放されると、図8に示す如く、シ
ャッター32の係止部36がバネ35のスライド部37に沿って
下方にスライドし、厨芥の投入終了時に、再び蓋体53を
閉成すると、蓋体53の回動に伴ってカム55が後方に回動
し、バネ35によりシャッター32が廃棄口31を閉成する方
向に回動される。即ち、上記の構成により、蓋体53の閉
成と同時にシャッター32が廃棄口31を閉塞するよう構成
されている。
ャッター32の把手部34を持ってシャッター32を回動して
厨芥を廃棄口31から廃棄すると、処理槽6内に投入され
る。シャッター32が開放されると、図8に示す如く、シ
ャッター32の係止部36がバネ35のスライド部37に沿って
下方にスライドし、厨芥の投入終了時に、再び蓋体53を
閉成すると、蓋体53の回動に伴ってカム55が後方に回動
し、バネ35によりシャッター32が廃棄口31を閉成する方
向に回動される。即ち、上記の構成により、蓋体53の閉
成と同時にシャッター32が廃棄口31を閉塞するよう構成
されている。
【0040】蓋体53の開放状態では、マイクロスイッチ
52の出力に基づいて攪拌翼12駆動用電動機9、及び加熱
手段18が停止する。蓋体53を開放した際に、送風機22を
駆動させることにより、処理槽6内の悪臭が廃棄口31か
ら漏れるのを防止し、使用者に不快感を与えるのを防止
する。
52の出力に基づいて攪拌翼12駆動用電動機9、及び加熱
手段18が停止する。蓋体53を開放した際に、送風機22を
駆動させることにより、処理槽6内の悪臭が廃棄口31か
ら漏れるのを防止し、使用者に不快感を与えるのを防止
する。
【0041】蓋体53を閉成し、電源スイッチ59を操作す
ると、電動機9が約1分間駆動し、攪拌翼12の回転によ
り、厨芥が担体7に混合されるとともに、攪拌により担
体7中に空気を供給する。また、マイクロスイッチ52の
出力に基づいて送風機22が作動して担体7に含まれる余
分な水分を蒸発させ、担体7に繁殖する袋形動物や微生
物を活性化させる。
ると、電動機9が約1分間駆動し、攪拌翼12の回転によ
り、厨芥が担体7に混合されるとともに、攪拌により担
体7中に空気を供給する。また、マイクロスイッチ52の
出力に基づいて送風機22が作動して担体7に含まれる余
分な水分を蒸発させ、担体7に繁殖する袋形動物や微生
物を活性化させる。
【0042】また、攪拌翼12は制御回路58の出力に基づ
いて所定時間毎、本実施例では4時間ごとに駆動し、担
体7中に空気を供給して袋形動物や微生物を活性化させ
る。
いて所定時間毎、本実施例では4時間ごとに駆動し、担
体7中に空気を供給して袋形動物や微生物を活性化させ
る。
【0043】処理槽6内は、袋形動物や微生物の活性化
に最適な温度、即ち約摂氏25度〜40度に維持されている
ため、担体7中に含まれる水分が蒸発して本体ケース5
内の湿度が高くなり、担体7上部が過湿状態となって、
袋形動物や微生物の活動を阻害するが、送風機22の運転
を継続することによって本体ケース5内を適湿に維持
し、袋形動物や微生物の活性化を維持することができ
る。
に最適な温度、即ち約摂氏25度〜40度に維持されている
ため、担体7中に含まれる水分が蒸発して本体ケース5
内の湿度が高くなり、担体7上部が過湿状態となって、
袋形動物や微生物の活動を阻害するが、送風機22の運転
を継続することによって本体ケース5内を適湿に維持
し、袋形動物や微生物の活性化を維持することができ
る。
【0044】担体7には、厨芥の処理槽6内への廃棄に
より厨芥に付着した輪虫類や線虫類などの袋形動物、原
虫や細菌などの微生物が繁殖し、主に輪虫類や性虫類な
どの袋形動物及び原虫が厨芥を食べて消滅させる。処理
槽6内は、送風機22により袋形動物や微生物の繁殖に最
適な最適な湿度に維持されているため、処理槽6内に廃
棄される厨芥は比較的短時間で分解消滅する。また、処
理槽6内は、加熱手段18により輪虫類や微生物の活動に
最適な温度に維持されているため、袋形動物及び微生物
が活性化し、厨芥の分解処理効率が一層向上する。
より厨芥に付着した輪虫類や線虫類などの袋形動物、原
虫や細菌などの微生物が繁殖し、主に輪虫類や性虫類な
どの袋形動物及び原虫が厨芥を食べて消滅させる。処理
槽6内は、送風機22により袋形動物や微生物の繁殖に最
適な最適な湿度に維持されているため、処理槽6内に廃
棄される厨芥は比較的短時間で分解消滅する。また、処
理槽6内は、加熱手段18により輪虫類や微生物の活動に
最適な温度に維持されているため、袋形動物及び微生物
が活性化し、厨芥の分解処理効率が一層向上する。
【0045】厨芥を分解することにより生じた水には、
厨芥が完全に水と炭酸ガスに分解される間での過程で生
じる成分、即ち、糖類、アミノ酸、有機酸等が含有され
ているが、この成分を担体7に繁殖する微生物、特に細
菌により分解し、浄化して排水する。また、袋形動物や
微生物の死骸等も細菌により分解され、上述した袋形動
物及び微生物の食物連鎖により悪臭及び残渣をほとんど
生じさせることなく、ほぼ完全に分解処理することがで
きる。
厨芥が完全に水と炭酸ガスに分解される間での過程で生
じる成分、即ち、糖類、アミノ酸、有機酸等が含有され
ているが、この成分を担体7に繁殖する微生物、特に細
菌により分解し、浄化して排水する。また、袋形動物や
微生物の死骸等も細菌により分解され、上述した袋形動
物及び微生物の食物連鎖により悪臭及び残渣をほとんど
生じさせることなく、ほぼ完全に分解処理することがで
きる。
【0046】旅行などにより長期間使用されない場合、
即ち、マイクロスイッチ52が蓋体53の開閉を一定時間検
出しない場合、あるいは電源スイッチ59が一定時間操作
されない場合には、制御回路58は電動機9、加熱手段1
8、及び送風機22への通電を遮断し、担体7の乾燥によ
る袋形動物や微生物の活動低下を防止する。
即ち、マイクロスイッチ52が蓋体53の開閉を一定時間検
出しない場合、あるいは電源スイッチ59が一定時間操作
されない場合には、制御回路58は電動機9、加熱手段1
8、及び送風機22への通電を遮断し、担体7の乾燥によ
る袋形動物や微生物の活動低下を防止する。
【0047】上述した構成により、電動機9、加熱手段
18、及び送風機22を駆動制御する制御基板44は、絶縁材
である樹脂Rによりモールドされるとともに、担体7に
含まれる水分が蒸発して高湿度となる処理槽6と隔絶さ
れた基板収納空間に配置されるため、制御基板44の腐食
を防止して断線やショートを発生させることを防止で
き、安全性を向上できるとともに、電動機9、加熱手段
18、及び送風機22の誤動作も防止できる。
18、及び送風機22を駆動制御する制御基板44は、絶縁材
である樹脂Rによりモールドされるとともに、担体7に
含まれる水分が蒸発して高湿度となる処理槽6と隔絶さ
れた基板収納空間に配置されるため、制御基板44の腐食
を防止して断線やショートを発生させることを防止で
き、安全性を向上できるとともに、電動機9、加熱手段
18、及び送風機22の誤動作も防止できる。
【0048】また、モールドケース45に一体形成した突
出部48を折曲して、保持孔50を制御基板44に配設された
LED49に嵌合して保持した状態で樹脂Rを充填するこ
とにより、LED49が倒れた状態でモールドされるのが
防止されるため、モールドケース45を基板収納部39に取
付た際に、制御基板44のLED49、49及び電源スイッチ
59と、天板4の表示部40、40及びボス39とが確実に一致
する。
出部48を折曲して、保持孔50を制御基板44に配設された
LED49に嵌合して保持した状態で樹脂Rを充填するこ
とにより、LED49が倒れた状態でモールドされるのが
防止されるため、モールドケース45を基板収納部39に取
付た際に、制御基板44のLED49、49及び電源スイッチ
59と、天板4の表示部40、40及びボス39とが確実に一致
する。
【0049】また、モールドケース45に制御基板44及び
マイクロスイッチ52を配設した状態で、モールドケース
45を天板4に配設できるため、組立作業性も向上でき
る。
マイクロスイッチ52を配設した状態で、モールドケース
45を天板4に配設できるため、組立作業性も向上でき
る。
【0050】
【0051】
【発明の効果】本発明の請求項1の構成によると、ケー
スに制御基板を収納し、絶縁材を充填した状態で、ケー
スを処理装置本体に形成した基板収納部に固着すること
により、制御基板を処理装置本体内の空気と遮断され、
制御基板の腐食を確実に防止して故障を防止できるとと
もに、ケースに形成した保持部にて制御基板に配設され
たLEDを保持した状態で絶縁材を充填することによ
り、LEDが倒れた状態でモールドされることがない。
スに制御基板を収納し、絶縁材を充填した状態で、ケー
スを処理装置本体に形成した基板収納部に固着すること
により、制御基板を処理装置本体内の空気と遮断され、
制御基板の腐食を確実に防止して故障を防止できるとと
もに、ケースに形成した保持部にて制御基板に配設され
たLEDを保持した状態で絶縁材を充填することによ
り、LEDが倒れた状態でモールドされることがない。
【0052】また、本発明の請求項2の構成によると、
ケースに制御基板及び検出手段を配設してユニット化し
た状態で、ケースを処理装置本体に形成した基板収納部
に固着することにより、制御基板及び検出手段の処理装
置本体への組込作業性を向上できる。
ケースに制御基板及び検出手段を配設してユニット化し
た状態で、ケースを処理装置本体に形成した基板収納部
に固着することにより、制御基板及び検出手段の処理装
置本体への組込作業性を向上できる。
【0053】さらに、本発明の請求項3の構成による
と、ケースに制御基板を収納して絶縁材を充填するとと
もに、ケースに検出手段を配設した状態で、ケースを処
理装置本体に形成した基板収納部に固着することによ
り、制御基板及び検出手段の処理装置本体への組込作業
性を向上できるとともに、制御基板を処理装置本体内の
空気と遮断でき、制御基板の腐食を確実に防止して故障
の発生を防止できる。
と、ケースに制御基板を収納して絶縁材を充填するとと
もに、ケースに検出手段を配設した状態で、ケースを処
理装置本体に形成した基板収納部に固着することによ
り、制御基板及び検出手段の処理装置本体への組込作業
性を向上できるとともに、制御基板を処理装置本体内の
空気と遮断でき、制御基板の腐食を確実に防止して故障
の発生を防止できる。
【図1】本発明の実施例を示す有機物処理装置の上面図
である。
である。
【図2】同一部を破断した上面図である。
【図3】同図1におけるA−A断面矢視図である。
【図4】同図2におけるB−B断面矢視図である。
【図5】同図1におけるC−C断面矢視図で、厨芥投入
時を示す図である。
時を示す図である。
【図6】同蓋体を閉成した状態の要部拡大断面図であ
る。
る。
【図7】同蓋体を開放した状態の要部拡大断面図であ
る。
る。
【図8】同シャッターを開放した状態(厨芥投入状態)の
要部拡大断面図である。
要部拡大断面図である。
【図9】同モールドケースの平面図である。
【図10】同制御基板を収納した状態(絶縁材充填前)の断
面図である。
面図である。
【図11】同制御基板を収納し、絶縁材を充填したモール
ドケースの断面図である。
ドケースの断面図である。
【図12】同突出部を折曲してLEDを保持し、モールド
完了時の断面図である。
完了時の断面図である。
【図13】同回路図である。
1 処理装置本体 7 担体 9 電動機(混合手段) 12 攪拌翼(混合手段) 21 ヒータ(加熱手段) R 樹脂(絶縁材) 31 廃棄口 38 基板収納部 44 制御基板 45 モールドケース(ケース) 49 LED 51 スイッチ配設部(検出手段) 52 マイクロスイッチ(検出手段) 53 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00
Claims (3)
- 【請求項1】 担体を収納する処理装置本体と、前記担
体と有機物を混合する混合手段と、前記処理装置本体内
を所定温度に維持する加熱手段と、前記加熱手段及び混
合手段を制御する制御基板と、該制御基板を収納した状
態で絶縁材を充填し、処理装置本体に形成した基板収納
部に固着されるケースとを備え、前記ケースには、制御
基板に配設されたLEDを保持する保持部を一体的に形
成したことを特徴とする有機物処理装置。 - 【請求項2】 廃棄口を有し、担体を収納する処理装置
本体と、前記廃棄口を開閉自在に閉塞する蓋体と、前記
担体と有機物を混合する混合手段と、前記処理装置本体
内を所定温度に維持する加熱手段と、前記加熱手段及び
混合手段を制御する制御基板を収納し、処理装置本体に
形成した基板収納部に固着されるケースとを備え、前記
ケースに、蓋体の開閉を検出する検出手段を配設する検
出手段配設部を一体形成したことを特徴とする有機物処
理装置。 - 【請求項3】 廃棄口を有し、担体を収納する処理装置
本体と、前記廃棄口を開閉自在に閉塞する蓋体と、前記
担体と有機物を混合する混合手段と、前記処理装置本体
内を所定温度に維持する加熱手段と、前記加熱手段及び
混合手段を制御する制御基板を収納し、処理装置本体に
形成した基板収納部に固着されるケースとを備え、前記
ケースに、制御基板を収納した状態で絶縁材を充填する
とともに、蓋体の開閉を検出する検出手段を配設する検
出手段配設部を一体形成したことを特徴とする有機物処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03029994A JP3316294B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 有機物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03029994A JP3316294B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 有機物処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07236873A JPH07236873A (ja) | 1995-09-12 |
JP3316294B2 true JP3316294B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=12299873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03029994A Expired - Fee Related JP3316294B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 有機物処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3316294B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5857298B1 (ja) * | 2015-02-20 | 2016-02-10 | 環清技研エンジニアリング株式会社 | 有機性廃棄物処理システム |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP03029994A patent/JP3316294B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07236873A (ja) | 1995-09-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |