JP3315683B2 - 電気特性測定装置 - Google Patents

電気特性測定装置

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JP3315683B2 JP2000187527A JP2000187527A JP3315683B2 JP 3315683 B2 JP3315683 B2 JP 3315683B2 JP 2000187527 A JP2000187527 A JP 2000187527A JP 2000187527 A JP2000187527 A JP 2000187527A JP 3315683 B2 JP3315683 B2 JP 3315683B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気特性を測定す
るための測定装置に関わり、特に、薄膜磁気ヘッド等の
微細な構造を有し、静電気や突入電流に弱い電子デバイ
スを被測定物とする電気特性測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタルマルチメーター等の電気
特性測定装置は、図7に示すように、電気測定器を内蔵
した本体部61と、本体部61から引き出されて絶縁被
覆された2本の測定ケーブル62と、測定ケーブル62
の先端部に取り付けられ、測定ケーブル62を介して本
体部61と電気的に接続された正・負極の一対の棒状の
電極プローブ63を有しており、電極プローブ63はニ
ッケルを下地として金めっきが施された真鍮等の良導電
体からなり、電極プローブ63を被測定物の端子部に直
接当接させて被測定物の電気特性測定を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電気特
性測定装置は、絶縁皮膜を有する測定ケーブル62が電
荷を蓄積しやすい構造であり、更に電極プローブ63は
本体部61の電源アースから電気的に浮いた状態にある
ので、電極プローブ63が電源アースに対して電位をも
ちやすい。電極プローブ63や被測定物が帯電している
と、測定時の電極プローブ63と被測定物の端子部との
接触により、帯電していた電荷Qは、被測定物と電極プ
ローブ63間を瞬間的(数ナノ秒間)に移動する。この
ように電荷Qが瞬間的に移動する場合、電荷Qが微量で
あっても、電荷Qの時間微分である電流I=ΔQ/ΔT
は大電流となり得る。この大電流により、被測定物が微
細な構造を有する電子デバイス(例えば薄膜磁気ヘッド
等)であるとき、被測定物が静電破壊される問題があっ
た。
【0004】また、従来において、被測定物や電気特性
測定装置の帯電を防ぐために、被測定物をイオナイザー
を用いて除電したり、電気特性測定装置の改造等が行わ
れた。しかし、いずれの手法もコストが高く、管理が複
雑になるという問題があった。 本発明は、被測定物で
ある電子デバイスを静電破壊させることなく、且つ電子
デバイスの電気特性を正確に測定することができる電気
特性測定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電気特性測定装
置は、電極プローブが、良導電体からなる基部と、良導
電体からなる第一の接点部と、前記第一の接点部よりも
高い電気抵抗を有する導電体からなる第二の接点部とを
備え、前記基部と前記第一、第二の接点部は電気的に導
通された状態にあって、前記第一の接点部は、前記第二
の接点部が被測定物と電気的に接続された後に被測定物
と電気的に接続されるようにした。
【0006】さらに、本発明の電気特性測定装置は、前
記電極プローブが、良導電体からなる基部を有し、前記
第一の接点部は前記基部の一部で形成され、前記第二の
接点部は前記基部の長さ方向に移動可能であると共に、
前記第二の接点部は前記第一の接点部よりも前記基部の
長さ方向に突出したり、この突出状態から後退するよう
に移動可能とした。
【0007】さらに好ましくは、本発明の電気特性測定
装置は、前記第二の接点部と前記基部の間に、バネ部材
を介在させた。
【0008】さらに、本発明の電気特性測定装置は、前
記バネ部材は、前記基部と前記第二の接点部を連結して
いる。
【0009】さらに、本発明の電気特性測定装置は、前
記第一の接点部と前記第二の接点部は互いに近接して設
けられている。
【0010】また、本発明の電気特性測定装置は、前記
第二の接点部は、前記第一の接点部の外周を囲むような
筒状で形成した。
【0011】また、本発明の電気特性測定装置は、前記
第一の接点部の長手方向の中央部には空洞部が設けられ
ており、該空洞部に前記第二の接点部が収納されてい
る。
【0012】さらに、本発明の電気特性測定装置は、前
記第二の接点部の表面抵抗が、106乃至1012Ω/□
である。
【0013】さらに、本発明の電気特性測定装置は、前
記第二の接点部が、導電性プラスチック材からなる。導
電性プラスチックとしては、ポリアセチレン等の導電性
高分子、プラスチックに導電性フィラーとして金属粉末
等を混合させたもの、あるいはイオン伝導性高分子等が
ある。
【0014】あるいは、本発明の電気特性測定装置は、
前記第二の接点部が、導電性セラミックスからなる。導
電性セラミックスとしては、ZrO2−Y23等のイオ
ン導電体がある。
【0015】さらに、本発明の電気特性測定装置は、前
記バネ部材がベリリウム銅からなる。
【0016】あるいは、本発明の電気特性測定装置は、
前記バネ部材がリン青銅からなる。
【0017】また、本発明の電気特性測定装置は、前記
第一の接点部が前記基部の一部で形成され、前記第二の
接点部は前記第一の接点部の近傍で前記基部に取り付け
られて、前記第一の接点部の先端と前記第二の接点部の
先端の位置を、前記基部の長さ方向に一致させて配置し
た。
【0018】さらに、本発明の電気特性測定装置は、前
記第二の接点部の表面抵抗が、106乃至1012Ω/□
である。
【0019】さらに、本発明の電気特性測定装置は、前
記第二の接点部が、導電性プラスチックからなる。
【0020】さらに、本発明の電気特性測定装置は、前
記第二の接点部が、導電性セラミックスからなる。
【0021】
【発明の実施の形態】まず、本発明の第一の実施の形態
を図1と図2により説明する。本発明の電気特性測定装
置は、図1に示すように、電気測定器を内蔵した本体部
1と、本体部1から引き出されて絶縁被覆された2本の
測定ケーブル2と、測定ケーブル2の先端部に取り付け
られて、測定ケーブル2を介して本体部1と電気的に接
続された正・負極の一対の電極プローブ3を有してい
る。
【0022】一対それぞれの電極プローブ3は、図2に
示すように、ニッケルを下地として金メッキを施された
真鍮等の良導電体からなる基部3bと、基部3bの一部
であり、基部3bの先端中央部から基部3bの長さ方向
に延出された先細の棒状である第一の接点部3aと、ベ
リリウム銅やリン青銅等からなるコイル状のバネ部材5
と、導電性プラスチックや導電性セラミックス等の高抵
抗材料からなる第二の接点部4とから構成されており、
第二の接点部4は、基部3bとほぼ同一な太さの筒状で
あり、中心に貫通孔が設けられている。なお、導電性プ
ラスチックとしては、例えばポリアセチレン等の導電性
高分子、金属粉末或いは金属メッキ無機物等の導電性フ
ィラーを含むもの、あるいは、ポリエチレンオキサイド
とLiClO4の混合物からなる伝導性高分子等があ
り、導電性セラミックスとしては、ZrO2−Y23
Bi23−Y23等がある。
【0023】第一の接点部3aは第二の接点部4の貫通
孔に挿入され、第一の接点部3aの外周は第二の接点部
4に囲まれた状態となっている。また、第二の接点部4
の上面にはバネ部材5の一端部が取り付けられると共
に、バネ部材5の他端部が基部3bに取り付けられてお
り、第二の接点部4は、第一の接点部3aに対して基部
3bの長さ方向に移動可能な状態で基部3bに連結され
ている。また、この第二の接点部4と基部3bとは、バ
ネ部材5により電気的に導通状態となっている。測定前
の通常時においては、第二の接点部4が第一の接点部3
aよりも基部3bの長さ方向に突出した状態となってい
ると共に、この突出状態からバネ部材5の弾性に抗し
て、基部3b側に後退可能となっている。
【0024】電気特性測定時、電極プローブ3の先端部
を被測定物の端子部に近づけると、電極プローブ3は、
まず最初に、第二の接点部4において被測定物の端子部
と接触する。このとき、電極プローブ3や被測定物が帯
電していたとしても、電極プローブ3と被測定物間の電
荷移動は高抵抗材からなる第二の接点部4により緩慢な
ものとなるので、被測定物に大電流が流れることがな
い。また、第二の接点部4は第一の接点部3aの外周を
囲んでいるので、第一の接点部3aが第二の接点部4よ
りも先に端子部に接触することがない。
【0025】電荷移動が完了して電極プローブ3と被測
定物が同電位となった後に電極プローブ3を被測定物の
端子部に押圧すると、バネ部材5の弾性により第二の接
点部4が突出した状態から後退し、第一の接点部3aの
先端が被測定物の端子部と接触する。そして、良導電体
からなる第一の接点部3aと被測定物の電気的接続によ
り、測定装置における内部抵抗の少ない状態で、被測定
物の電気的特性の測定を正確に行うことができる。
【0026】次に、本発明の第二の実施の形態を図3に
より説明する。第二の実施の形態の本体部1と測定ケー
ブル2は図1に示す第一の実施の形態と同様であり、測
定ケーブル2の先端に取り付けられた電極プローブ13
は、図3に示すように、ニッケルを下地として金メッキ
を施された真鍮等の良導電体からなる基部13bと、基
部13bの先端部から基部13bの長さ方向に凹んで設
けられた孔部13cと、孔部13c内において突出した
ストッパ部13dと、基部13bの一部であり孔部13
cの近傍から基部13aの長さ方向に延出された先細の
棒状である第一の接点部13bと、ベリリウム銅やリン
青銅等からなるバネ部材15と、導電性プラスチックや
導電性セラミックス等の高抵抗材料からなる第二の接点
部14とから構成されており、第二の接点部14は先細
の棒状であると共に、後端部には、孔部13cのストッ
パ部13dに対応して、外周に突出したかけ止め部14
aが設けられている。
【0027】第二の接点部14とバネ部材15は基部1
3bの孔部13cに収納され、バネ部材15が第二の接
点部14と基部13bの間に介在することにより、第二
の接点部14は基部13bの長さ方向に移動可能な状態
となっている。また、第二の接点部14と基部13bと
は、バネ部材15により電気的に導通状態となってい
る。測定前の通常時において、第二の接点部14は、第
一の接点部13bよりも基部13aの長さ方向に突出し
ている。このとき、孔部13cのストッパ部13dと第
二の接点部14のかけ止め部14aが当接することによ
り、第二の接点部14の孔部13cからの抜け落ちを防
いでいる。なお、第二の接点部14と基部13bがバネ
部材15により連結されていれば、第二の接点部14の
かけ止め部14aと孔部13cのストッパ部13dはな
くいても良い。
【0028】電気特性測定時、電極プローブ13の長さ
方向を被測定物の端子部と略垂直に保持した状態で電極
プローブ13の先端部を被測定物の端子部に近づける
と、電極プローブ13は、まず最初に第二の接点部14
において被測定物の端子部と接触する。このとき、電極
プローブ13や被測定物が帯電していたとしても、電荷
の電極プローブ13と被測定物間の移動は高抵抗材から
なる第二の接点部14により緩慢なものとなるので、被
測定物に大電流が流れることがない。
【0029】電荷移動が完了して電極プローブ13と被
測定物が同電位となった後に電極プローブ13を被測定
物の端子部に押圧すると、バネ部材15の弾性により第
二の接点部14突出した状態から後退して、第一の接点
部13aの先端が被測定物の端子部と接触する。そし
て、良導電体からなる第一の接点部3aと被測定物の電
気的接続により、測定装置における内部抵抗の少ない状
態で、被測定物の電気的特性の測定を正確に行うことが
できる。このとき、第一の接点部13aと第二の接点部
14は互いに近接して設けられているので、被測定物の
端子部が小面積であっても、第二の接点部14が被測定
物と接触したままの状態で第一の接点部13aを被測定
物に接触させることができるので、第二の接点部14の
接触により除電された被測定物が第一の接点部13aと
接触するまでに再度帯電することを防ぐことができる。
【0030】次に、本発明の第三の実施の形態を図4に
より説明する。第三の実施の形態の本体部1と測定ケー
ブル2は図1に示す第一の実施の形態と同様であり、測
定ケーブル2の先端に取り付けられた電極プローブ23
は、図4に示すように、ニッケルを下地として金メッキ
を施された真鍮等の良導電体からなる基部23bと、基
部23bの一部であり、基部23bの長さ方向に延出さ
れた筒状である第一の接点部23aと、筒状の第一の接
点部23aの中央部に設けられて先端側に開放口を有す
る空洞部23dと、第一の接点部23aの空洞部23d
内において突出したストッパ部23eと、ベリリウム銅
やリン青銅等からなるバネ部材25と、導電性プラスチ
ックや導電性セラミックス等の高抵抗材料からなる第二
の接点部24とから構成されており、第二の接点部24
は先細の棒状であり、後端部には、ストッパ部23eに
対応して外周部に突出したかけ止め部24aが設けられ
ている。
【0031】第二の接点部24とバネ部材25は第一の
接点部23aの空洞部23dに収納され、バネ部材25
が第二の接点部24と基部23bの間に介在することに
より、第二の接点部24は基部23bの長さ方向に移動
可能な状態となっている。また、バネ部材25により、
第二の接点部24と基部23bとは電気的に導通状態と
なっている。測定前の通常時において、第二の接点部2
4は、第一の接点部23bよりも基部23aの長さ方向
に突出している。このとき、ストッパ部23eと第二の
接点部24のかけ止め部24aが当接することにより、
第二の接点部24の孔部23cからの抜け落ちを防いで
いる。なお、第二の接点部24と基部23bがバネ部材
25により連結されていれば、第二の接点部24のかけ
止め部24aとストッパ部23eはなくても良い。
【0032】電気特性測定時、電極プローブ23を被測
定物の端子部と略垂直に保持して端子部に近づけると、
電極プローブ23は、まず最初に、第二の接点部24に
おいて被測定物の端子部と接触する。このとき、電極プ
ローブ23や被測定物に帯電していた電荷は、第二の接
点部24を介して電極プローブ23と被測定物間を移動
する。このような電荷移動は高抵抗材からなる第二の接
点部24により緩慢なものとなり、大電流となることが
ない。
【0033】電荷移動が完了して電極プローブ23と被
測定物が同電位となった後、電極プローブ23を被測定
物の端子部に押圧すると、バネ部材25の弾性により第
二の接点部24が突出した状態から後退して、第一の接
点部23aの先端が被測定物の端子部と接触する。そし
て、良導電体からなる第一の接点部3aと被測定物の電
気的接続により、測定装置における内部抵抗の少ない状
態で、被測定物の電気的特性の測定を正確に行うことが
できる。このとき、第二の接点部24は第一の接点部2
3aの空洞部23dに収納されているので、被測定物の
端子部が小面積であっても、第二の接点部24が被測定
物と接触した状態で第一の接点部23aを被測定物に接
触させることができるので、第二の接点部24の接触に
より除電された被測定物が第一の接点部23aと接触す
るまでに再度帯電することを防ぐことができる。
【0034】次に、本発明の第四の実施の形態を図5に
より説明する。第四の実施の形態の本体部1と測定ケー
ブル2は図1に示す第一の実施の形態と同様であり、測
定ケーブル2の先端に取り付けられた電極プローブ33
は、図5に示すように、ニッケルを下地として金メッキ
を施された真鍮等の良導電体からなる基部33bと、基
部33bの一部であり、基部33bの先端部から基部3
3bの長さ方向に延出された先細の棒状である第一の接
点部33aと、導電性プラスチックや導電性セラミック
ス等の高抵抗材料からなり、第一の接点部33aと同様
に先細の棒状である第二の接点部34とを有し、第二の
接点部34は第一の接点部33aの近傍で基部33bに
固定して取り付けられて、第一の接点部33aの先端と
第二の接点部34の先端の位置は、基部33bの長さ方
向に一致するように配置されている。
【0035】電気特性測定時、図5の実線で示すよう
に、電極プローブ33を傾けた状態で、まず最初に、第
二の接点部34と被測定物の端子部とを接触させる。こ
のとき、電極プローブ33や被測定物に帯電していたと
しても、電荷の電極プローブ33と被測定物間の移動は
高抵抗材からなる第二の接点部34により緩慢なものと
なるので、被測定物に大電流が流れることがない。
【0036】そして、電荷移動が完了して電極プローブ
3と被測定物が同電位となった後、図5の点線で示すよ
うに、電極プローブ33の基部33bを回転させて、第
二の接点部34が接触にある被測定物の端子部に、第一
の接点部33aを接触させる。更に、基部33bを同方
向に回転させると、第二の接点部34が被測定物の端子
部から離れ、第一の接点部33aのみが被測定物の端子
部と接触した状態となる。そして、良導電体からなる第
一の接点部33aと被測定物の電気的接続により、測定
装置における内部抵抗の少ない状態で、被測定物の電気
的特性の測定を正確に行うことができる。このとき、第
二の接点部34が被測定物の端子部から離れる前に第一
の接点部33aが被測定物の端子部と接触するので、第
二の接点部34の接触により除電された被測定物が第一
の接点部33aと接触するまでに再度帯電することがな
い。また、第一の接点部33aと被測定物の電気的接続
により測定を行うときには第二の接点部34は端子部か
ら離れているので、より正確な測定を行うことができ
る。
【0037】次に、本発明の第五の実施の形態を図6に
より説明する。第五の実施の形態の本体部1は、図1に
示す第一の実施の形態と同様であり、本体部1と電気的
に接続された電極プローブ43を有している。
【0038】電極プローブ43は、図6に示すように、
導電体からなり、貫通孔が設けられた筒状の基部43b
と、ニッケルを下地として金メッキを施された真鍮等の
良導電体からなり、先細となった棒状である一対の第一
の接点部43aと、ベリリウム銅やリン青銅等からなる
コイル状のバネ部材45と、導電性プラスチックや導電
性セラミックス等の高抵抗材料からなり、2つの貫通孔
が平行に設けられた筒状の第二の接点部44とから構成
されている。
【0039】基部43bと第二の接点部44は、バネ部
材45により連結されており、バネ部材45によって、
第二の接点部44と基部43bとは電気的に導通状態と
なっている。一対の第一の接点部43aは、基部43b
の貫通孔内で、互いに平行に保持され、第二の接点部4
4の2つの貫通孔にそれぞれ挿入されて、一対の第一の
接点部43aは、それぞれ、外周が第二の接点部44に
囲まれた状態となっている。このとき、第二の接点部4
4は、バネ部材45の弾性により、第一の接点部43a
に対して基部43bの長さ方向に移動可能な状態となっ
ている。
【0040】一対の接点部43aは、それぞれが本体部
1の正・負極と電気的に接続されている。
【0041】測定前の通常時においては、第二の接点部
44が第一の接点部43aよりも基部43bの長さ方向
に突出した状態となっていると共に、この突出状態から
バネ部材45の弾性に抗して、基部43a側に後退可能
となっている。
【0042】電気特性測定時、電極プローブ43の先端
部を被測定物の端子部に近づけると、電極プローブ43
は、まず最初に、第二の接点部44において被測定物の
端子部と接触する。このとき、電極プローブ43や被測
定物が帯電していたとしても、電極プローブ43と被測
定物間の電荷移動は高抵抗材からなる第二の接点部44
により緩慢なものとなるので、被測定物に大電流が流れ
ることがない。また、一対の第一の接点部43aは、そ
れぞれの外周が第二の接点部44により囲まれているの
で、第二の接点部44よりも先に端子部に接触すること
がなく、また、第1の接点部43a同士が接触すること
がない。
【0043】電荷移動が完了して電極プローブ43と被
測定物が同電位となった後に電極プローブ43を被測定
物の端子部に押圧すると、バネ部材45の弾性により第
二の接点部44が突出した状態から後退し、一対の第一
の接点部43aは、それぞれの先端が被測定物の端子部
と接触して、本体部1の正・負極は、被測定物と同時に
電気的に接触する。そして、測定装置における内部抵抗
の少ない状態で、被測定物の電気的特性の測定を正確に
行うことができる。
【0044】このように、電極プローブ3を被測定物の
端子部に押圧することにより、本体部1の正・負極が、
同時に被測定物と電気的に接触する。このとき、電極プ
ローブ3を片手で保持して測定することができるので、
正、負極の一対の電極プローブを別個に設けて一対の電
極プローブをそれぞれ両手に持って測定するよりも、測
定を容易に行うことができる。
【0045】
【発明の効果】本発明の電気特性測定装置は、良導電体
からなる第一の接点部は、高抵抗材からなる第二の接点
部が被測定物と電気的に接続された後に被測定物と電気
的に接続される。このような電気特性測定装置では、電
極プローブや被測定物に帯電していたとしても、電荷の
電極プローブと被測定物間の移動は高抵抗材からなる第
二の接点部により緩慢なものとなるので、被測定物に大
電流が流れることがなく、被測定物の静電破壊を防ぐこ
とができる。また、電荷移動が完了してから第一の接点
部と被測定物とを電気的接続して、内部抵抗の少ない状
態で、被測定物の電気的特性の測定を正確に行うことが
できる。
【0046】また、本発明の電気特性測定装置は、前記
第二の接点部は移動可能であると共に、前記第二の接点
部は前記第一の接点部よりも前記基部の長さ方向に突出
したり、この突出状態から後退するようにした。このよ
うな電気特性測定装置では、前記第二の接点部は前記第
一の接点部よりも突出しているので、測定時に第一の接
点部が第二の接点部よりも先に被測定物に接触すること
がなく、被測定物の静電破壊を防ぐことができる。
【0047】また、本発明の電気特性測定装置は、前記
第二の接点部と前記基部の間に、バネ部材を介在させ
た。このような電気特性測定装置では、第二の接点部の
移動をバネ部材の弾性により行うので、第二の接点部の
移動が容易であり、第二の接点部に押圧されることによ
る端子部の破損を防ぐことができる。
【0048】また、本発明の電気特性測定装置は、前記
バネ部材は、前記基部と前記第二の接点部を連結してい
る。このような電気特性測定装置では、第二の接点部が
基部から抜けることがなく、第二の接点部の抜け止めの
構造が不要であるから、構造を簡易なものとすることが
できる。
【0049】また、本発明の電気特性測定装置は、前記
第一の接点部と前記第二の接点部は近接して設けられて
いる。このような電極プローブの構造では、被測定物の
端子部が小面積であっても、第二の接点部が被測定物と
接触した状態で第一の接点部を被測定物に接触させるこ
とができるので、第二の接点部の接触により除電された
被測定物が第一の接点部と接触するまでに再度帯電する
ことを防ぐことができる。
【0050】また、本発明の電気特性測定装置は、前記
第二の接点部を、前記第一の接点部の外周を囲むような
筒状で形成した。このような電気特性測定装置では、第
一の接点部が第二の接点部に囲まれているから、電極プ
ローブが被測定物に傾いた状態で接近しても、第一の接
点部が第二の接点部よりも先に端子部に接触することが
ない。
【0051】また、本発明の電気特性測定装置は、前記
第一の接点部の長手方向の中央部には空洞部が設けられ
ており、該空洞部に前記第二の接点部が収納されてい
る。このような電極プローブの構造では、被測定物の端
子部が小面積であっても、第二の接点部が被測定物と接
触した状態で第一の接点部を被測定物に接触させること
ができるので、第二の接点部の接触により除電された被
測定物が第一の接点部と接触するまでに再度帯電するこ
とを防ぐことができる。
【0052】さらに、本発明の電気特性測定装置は、前
記第二の接点部の表面抵抗が106乃至1012Ω/□で
ある。このような電気特性測定装置では、第二の接点部
が接触したときの電荷の移動による電流をより小さなも
のとすることができる。
【0053】さらに、本発明の電気特性測定装置は、前
記第二の接点部が、導電性プラスチックからなる。絶縁
材の表面に界面活性剤や水分を付着させておいても表面
抵抗を106乃至1012Ω/□とすることができるが、
第二の接点部を導電性プラスチックから構成すること
で、安定した表面抵抗値を得ることができる。
【0054】あるいは、本発明の電気特性測定装置は、
前記第二の接点部が、導電性セラミックスからなる。絶
縁材の表面に界面活性剤や水分を付着させておいても表
面抵抗を106乃至1012Ω/□とすることができる
が、第二の接点部を導電性セラミックスから構成するこ
とで、安定した表面抵抗値を得ることができる。
【0055】さらに、本発明の電気特性測定装置は、前
記バネ部材がベリリウム銅からなる。このような電気特
性測定装置では、第二の接点部が接触したときの電荷の
移動による電流をより小さなものとすることができる。
【0056】あるいは、本発明の電気特性測定装置は、
前記バネ部材がリン青銅からなる。このような電気特性
測定装置では、第二の接点部が接触したときの電荷の移
動による電流をより小さなものとすることができる。
【0057】また、本発明の電気特性測定装置は、前記
第一の接点部の先端と前記第二の接点部の先端の位置
を、前記基部の長さ方向に一致させて配置した。このよ
うな電気特性測定装置では、第二の接点部が接触した状
態の被測定物に、第一の接点部が接触してた後、第二の
接点部が被測定物の端子部から離れ、第一の接点部のみ
が被測定物の端子部と接触した状態となるので、第二の
接点部の接触により除電された被測定物が第一の接点部
33と接触するまでに再度帯電することがない。また、
第一の接点部と被測定物の電気的接続により測定を行う
ときには第二の接点部は端子部から離れているので、よ
り正確な測定を行うことができる。
【0058】さらに、本発明の電気特性測定装置は、前
記第二の接点部の表面抵抗が106乃至1012Ω/□で
ある。このような電気特性測定装置では、第二の接点部
が接触したときの電荷の移動による電流をより小さなも
のとすることができる。
【0059】さらに、本発明の電気特性測定装置は、前
記第二の接点部が、導電性プラスチックからなる。絶縁
材の表面に界面活性剤や水分を付着させておいても表面
抵抗を106乃至1012Ω/□とすることができるが、
第二の接点部を導電性プラスチックから構成すること
で、安定した表面抵抗値を得ることができる。
【0060】あるいは、本発明の電気特性測定装置は、
前記第二の接点部が、導電性セラミックスからなる。絶
縁材の表面に界面活性剤や水分を付着させておいても表
面抵抗を106乃至1012Ω/□とすることができる
が、第二の接点部を導電性セラミックスから構成するこ
とで、安定した表面抵抗値を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気特性測定装置の全体概略図。
【図2】本発明の電気特性測定装置の第一の実施の形態
の要部断面図。
【図3】本発明の電気特性測定装置の第二の実施の形態
の要部断面図。
【図4】本発明の電気特性測定装置の第三の実施の形態
の要部断面図。
【図5】本発明の電気特性測定装置の第四の実施の形態
の要部断面図。
【図6】本発明の電気特性測定装置の第五の実施の形態
の要部断面図。
【図7】従来の電気特性測定装置の全体概略図。
【符号の説明】
1 本体部 2 測定ケーブル 3、13、23、33、43 電極プローブ 3a、13a、23a、33a、43a 第一の接点部 3b、13b、23b、33b、43b 基部 13c 孔部 23d 空洞部 4、14、24、34、44 第二の接点部 5、15、25、45 バネ部材

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極プローブは、良導電体からなる基部
    と、良導電体からなる第一の接点部と、前記第一の接点
    部よりも高い電気抵抗を有する導電体からなる第二の接
    点部とを備え、前記基部と前記第一、第二の接点部は電
    気的に導通された状態にあって、前記第一の接点部は、
    前記第二の接点部が被測定物と電気的に接続された後に
    被測定物と電気的に接続されるようにしたことを特徴と
    する電気特性測定装置。
  2. 【請求項2】 前記電極プローブは、前記第一の接点部
    が前記基部の一部で形成され、前記第二の接点部は前記
    基部の長さ方向に移動可能であると共に、前記第二の接
    点部は前記第一の接点部よりも前記基部の長さ方向に突
    出したり、この突出状態から後退するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の電気特性測定装置。
  3. 【請求項3】 前記第二の接点部と前記基部の間に、バ
    ネ部材を介在させたことを特徴とする請求項2記載の電
    気特性測定装置。
  4. 【請求項4】 前記バネ部材は、前記基部と前記第二の
    接点部を連結していることを特徴とする請求項3に記載
    の電気特性測定装置。
  5. 【請求項5】 前記第一の接点部と前記第二の接点部は
    互いに近接して設けられていることを特徴とする請求項
    2乃至4のいずれかに記載の電気特性測定装置。
  6. 【請求項6】 前記第二の接点部は、前記第一の接点部
    の外周を囲むような筒状で形成したことを特徴とする請
    求項2乃至5のいずれかに記載の電気特性測定装置。
  7. 【請求項7】 前記第一の接点部の長手方向の中央部に
    は空洞部が設けられており、該空洞部に前記第二の接点
    部が収納されていることを特徴とする請求項2乃至5の
    いずれかに記載の電気特性測定装置。
  8. 【請求項8】 前記第二の接点部の表面抵抗は、106
    乃至1012Ω/□であることを特徴とする請求項2乃至
    7のいずれかに記載の電気特性測定装置。
  9. 【請求項9】 前記第二の接点部は、導電性プラスチッ
    クからなることを特徴とする請求項8に記載の電気特性
    測定装置。
  10. 【請求項10】 前記第二の接点部は、導電性セラミッ
    クスからなることを特徴とする請求項8に記載の電気特
    性測定装置。
  11. 【請求項11】 前記バネ部材はベリリウム銅からなる
    ことを特徴とする請求項2乃至10のいずれかに記載の
    電気特性測定装置。
  12. 【請求項12】 前記バネ部材はリン青銅からなること
    を特徴とする請求項2乃至10のいずれかに記載の電気
    特性測定装置。
  13. 【請求項13】 前記第一の接点部は前記基部の一部で
    形成され、前記第二の接点部は前記第一の接点部の近傍
    で前記基部に取り付けられて、前記第一の接点部の先端
    と前記第二の接点部の先端の位置を、前記基部の長さ方
    向に一致させて配置したことを特徴とする請求項1記載
    の電気特性測定装置。
  14. 【請求項14】 前記第二の接点部の表面抵抗は、10
    6乃至1012Ω/□であることを特徴とする請求項13
    記載の電気特性測定装置。
  15. 【請求項15】 前記第二の接点部は、導電性プラスチ
    ックからなることを特徴とする請求項14に記載の電気
    特性測定装置。
  16. 【請求項16】 前記第二の接点部は、導電性セラミッ
    クスからなることを特徴とする請求項14に記載の電気
    特性測定装置。
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