JP3315675B2 - ダミーウェハおよび熱処理方法 - Google Patents
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Description
び熱処理方法に係り、特に、半導体装置の製造工程にお
いてウェハボートに搭載されるダミーウェハ、およびそ
のダミーウェハを用いる熱処理方法に関する。
膜やCVD、或いはアニール処理など、種々の熱処理が
行われる。このような熱処理の手法としては、複数の半
導体ウェハを、石英やシリコンカーバイド(SiC)で
構成されたウェハボートに搭載して拡散炉に搬入する手
法が知られている。
ェハは、所定間隔を空けて上下に積層された状態でウェ
ハボートの中に保持される。半導体ウェハは、その状態
で反応管などの中に搬入されて熱処理に付される。この
際、ウェハボートの上端付近や下端付近における熱処理
条件は、その中央付近における熱処理条件と相違し易
い。このため、ウェハボートの上端または下端付近に保
持される半導体ウェハと、ウェハボートの中央付近に保
持される半導体ウェハとに同様に熱処理を施すことは必
ずしも容易ではない。
て、ウェハボートの上端付近、および下端付近に、製品
化を目的としないダミーウェハを搭載する手法が知られ
ている。ダミーウェハを用いる手法によれば、製品化を
目的としてウェハボートに搭載される全ての半導体ウェ
ハに対して、ほぼ均一に熱処理を施すことが可能であ
る。従って、このような手法によれば、熱処理に関する
歩留まりを高めることができる。
る必要がないため、経済的な観点より、シリコンウェハ
以外の材質、例えば石英などで製造されることがある。
また、ダミーウェハは、従来、製品化を目的とする半導
体ウェハと同等にウェハボート内で空間を占有する必要
があるため、それらの半導体ウェハと同じ直径を有し、
かつ、同等の厚さを有するように形成されていた。
半導体ウェハの大径化が進み、直径300mmの半導体ウ
ェハが実用化されつつあり、直径400mmの半導体ウェ
ハも研究の対象とされている。ダミーウェハの径がこの
ように大径化されると、比較的熱に強い材質が用いられ
ていたとしても、相対的にその機械的強度が低下して、
熱処理の過程でダミーウェハが自重で変形するといった
問題が生ずる。
は、例えば、ダミーウェハに、自重による変形を防止す
るための補強を設けることが考えられる。また、自重に
よる変形を防止する構造としては、例えば、図12に示
すように、ダミーウェハ1に、その中心から周縁部に向
けて放射状に伸びる補強部2を設けることが考えられ
る。
3個所のウェハ支持部でウェハを支持することを想定し
て、補強部2を120度間隔で3つ設けることとしてい
る。また、補強部2の端部には、ウェハ支持部と係合さ
せるために切り込み部4を設けている。補強部2がウェ
ハ支持部に支持されるように図12に示すダミーウェハ
1をウェハボートに搭載すると、ダミーウェハ1の自重
を補強部2に支えさせることができる。従って、図12
に示す構造は、大径化されたダミーウェハの変形を防止
するうえで好適である。
は、その交換作業の際にピンセットで挟まれたり、或い
は所定の収納カセットの溝に挿入されたりすることがあ
る。このような作業の際には、補強部2以外の部分、す
なわち板厚の薄い部分に衝撃が加わり易い。このため、
図12に示す構造では、補強部2以外の部分に破損が生
じ易いという問題が生ずる。
めになされたもので、変形を抑制するに十分な機械的強
度と共に、優れた破損耐性を有するダミーウェハを提供
することを第1の目的とする。また、本発明は、上記の
ダミーウェハを用いて行う熱処理方法を提供することを
第2の目的とする。
るため、請求項1記載の発明は、半導体ウェハの熱処理
装置で用いられるウェハボートに半導体ウェハと共に搭
載されるダミーウェハであって、半導体ウェハと同じ形
状を有する本体と、前記本体の少なくとも一方の面に形
成された補強部とを備え、前記補強部は、前記本体の円
周部分を補強する環状の円周補強部を含むことを特徴と
する。
載のダミーウェハであって、前記補強部は前記本体と同
じ材質であり、前記本体と一体成形されたものであるこ
とを特徴とする。
たは2の何れか1項記載のダミーウェハであって、前記
円周補強部には、等間隔毎に複数の切り込み部が設けら
れており、前記切り込み部が設けられている部分のダミ
ーウェハの板厚は、前記本体の板厚と同じであることを
特徴とする。
至3の何れか1項記載のダミーウェハであって、前記補
強部は前記本体の中央部から、等角度毎に径方向へ延在
する放射部を含むことを特徴とする。
至3の何れか1項記載のダミーウェハであって、前記補
強部は、前記円周補強部と同心となるように設けられ
た、少なくとも1つの環状補強部を含むことを特徴とす
る。
至3の何れか1項記載のダミーウェハであって、前記補
強部は、前記本体の中心部を補強する中心補強部を含む
ことを特徴とする。
ハの熱処理装置で用いられるウェハボートに半導体ウェ
ハと共に搭載されるダミーウェハであって、半導体ウェ
ハと同じ形状を有する本体と、前記本体の少なくとも一
方の面に形成された補強部とを備え、前記補強部は、一
部において前記本体の円周部分と重なると共に、前記本
体の円周側から中心側へ窪んだ円弧状の外周壁を備える
ことを特徴とする。
記載の発明は、ダミーウェハを使った半導体ウェハの熱
処理方法であって、半導体ウェハの熱処理装置で用いら
れるウェハボートに、半導体ウェハと共にダミーウェハ
を搭載するステップと、半導体ウェハおよびダミーウェ
ハを搭載したウェハボートを反応炉に搬入するステップ
と、前記反応炉の中で前記半導体ウェハを加熱するステ
ップとを含み、前記ダミーウェハは請求項1乃至7の何
れか1項に記載されるダミーウェハであることを特徴と
する。
実施の形態について説明する。尚、各図において共通す
る要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略す
る。
の形態1のダミーウェハ10の平面図を、また、図1
(B)はそのA−A′断面図を示す。本実施形態のダミ
ーウェハ10は例えば石英などの材質で製造されてお
り、300mmの直径を有している。ダミーウェハ10
は、300mmのシリコンウェハが通常有するのと同じ板
厚を有する薄板部12と、薄板部12の片面に設けられ
た補強部14とを備えている。補強部14は、ダミーウ
ェハ10の中心から放射状に延在する放射部16と、ダ
ミーウェハ10の円周部を補強する円周補強部18とを
備えている。
ハボート20の斜視図を示す。ウェハボート20は石英
或いはSiCで製造されており、複数の半導体ウェハを
支持するための支持柱22および支持部24を備えてい
る。ウェハボート20には、製品化を目的とする複数の
半導体ウェハ26と共にダミーウェハ10が搭載され
る。ダミーウェハ10は、半導体ウェハ26を上下から
挟み込むようにウェハボート20の上部および下部に所
定枚数だけ搭載される。
搭載された状態で、図示しない反応炉などに搬入され
る。ウェハボート20が反応炉の中に搬入される際に、
その上端部はその中央部に先行して反応炉に進入する。
また、ウェハボート20の下端部はその中央部に遅れて
反応炉の中に進入する。このような進入時間の差に起因
して、ウェハボート20の上端部付近または下端部付近
とその中央部付近とでは、熱処理条件に差異が生ずる。
全領域のうち、実質的に熱処理条件が均一となる領域に
搭載される。一方、ダミーウェハ10は、その領域(中
央部付近の領域)とは熱処理条件が相違する領域(上端
部付近または下端部付近の領域)に搭載される。半導体
ウェハ26およびダミーウェハ10をこのようにウェハ
ボート20に搭載することによれば、ウェハボート20
に搭載される全ての半導体ウェハ26に均一な熱処理を
施すことができ、高い歩留まりを得ることができる。
に搭載された際に、自重に起因する応力が作用する。本
実施形態において、そのような応力は、補強部14に担
わせることができる。従って、本実施形態のダミーウェ
ハ10によれば、半導体ウェハ26の大径化に関わら
ず、自重による変形を十分に抑制するに足る機械的強度
を確保することができる。
10の補強部14は、その外周を取り巻く円周補強部1
8を備えている。ダミーウェハ10の外周部は、交換作
業や洗浄作業の際に衝撃を受けやすい部分である。円周
補強部18は、そのような衝撃が加わった場合に、ダミ
ーウェハ10を有効に破損から保護することができる。
従って、本実施形態のダミーウェハ10によれば、優れ
た耐破損性を実現することができる。
2のダミーウェハ30の平面図を示す。本実施形態のダ
ミーウェハ30は、円周補強部18に切り込み部32を
3個所備えている点を除き、実施の形態1のダミーウェ
ハ10と同じ構造を有している。切り込み部32は、ウ
ェハボート20の支持部24と対応するように、120
°毎に等間隔で設けられている。
20に保持された状態を示す。図4に示すように、ダミ
ーウェハ30は、切り込み部32が下側となるように、
かつ、切り込み部32が支持部24と係合するようにウ
ェハボート20に収納される。切り込み部32の膜厚は
ダミーウェハ12の通常の膜厚、すなわち、薄板部12
の膜厚と同じである。このため、本実施形態のダミーウ
ェハ30によれば、ダミーウェハ30と他のウェハとの
間隔を、半導体ウェハ26同士の間隔と同じにすること
ができる。
の形態3のダミーウェハ40の平面図を、また、図5
(B)はそのA−A′断面図を示す。本実施形態のダミ
ーウェハ40は、図1に示す補強部14に代えて円周補
強部42を備えている点を除き、実施の形態1のダミー
ウェハ10と同じ構造を有している。円周補強部42
は、図1における円周補強部18と同様にダミーウェハ
40の円周部を補強するように構成されている。
は、放射状の補強部(図1における放射部16に相当)
を設けなくとも、円周補強部42を設けるだけでダミー
ウェハ40に、自重による変形を防止するに足る強度を
付与することができる。また、円周補強部42を設ける
ことによれば、実施の形態1の場合と同等の耐破損性を
確保することができる。更に、放射状の補強部を設ける
必要がないため、本実施形態のダミーウェハ40は、実
施の形態1のダミーウェハ10に比して容易に生産する
ことができる。従って、本実施形態の構造によれば、1
100℃まで変形することなく使用することができ、交
換作業や洗浄作業の際に優れた耐破損性を示し、かつ、
生産性に優れたダミーウェハ40を実現することができ
る。
4のダミーウェハ50の平面図を示す。本実施形態のダ
ミーウェハ50は、円周補強部42に切り込み部52を
3個所備えている点を除き、実施の形態3のダミーウェ
ハ40と同じ構造を有している。切り込み部52は、ウ
ェハボート20の支持部24(図4参照)と対応するよ
うに、120°毎に等間隔で設けられている。
と同様に、切り込み部32が下側となるように、かつ、
切り込み部32が支持部24と係合するようにウェハボ
ート20に収納される(図4参照)。従って、本実施形
態のダミーウェハ50によれば、ダミーウェハ50と他
のウェハとの間隔を、半導体ウェハ26同士の間隔と同
じにすることができる。
の形態5のダミーウェハ60の平面図を、また、図7
(B)はそのA−A′断面図を示す。本実施形態のダミ
ーウェハ60は、図1に示す補強部14に代えて補強部
62を備えている点を除き、実施の形態1のダミーウェ
ハ10と同じ構造を有している。補強部62は、図1に
おける円周補強部18に相当する環状の円周補強部64
と、円周補強部64の内側に設けられる環状の補強部
(以下、「環状補強部」と称す)66とを備えている。
円周補強部64と環状補強部66とは、互いに同心円と
なるように設けられている。
ば、実施の形態1における補強部14に比して大きな補
強効果を得ることができる。従って、本実施形態の構造
によれば、実施の形態1の場合に比して更に優れた耐破
損性を得ることができる。本実施形態のダミーウェハ6
0は、このように優れた耐破損性を有しているため、ダ
ミーウェハの交換や洗浄が頻繁に行われる場合に特に有
効である。
6のダミーウェハ70の平面図を示す。本実施形態のダ
ミーウェハ70は、円周補強部64に切り込み部72を
3個所備えている点を除き、実施の形態5のダミーウェ
ハ60と同じ構造を有している。切り込み部72は、ウ
ェハボート20の支持部24(図4参照)と対応するよ
うに、120°毎に等間隔で設けられている。
と同様に、切り込み部72が下側となるように、かつ、
切り込み部72が支持部24と係合するようにウェハボ
ート20に収納される(図4参照)。従って、本実施形
態のダミーウェハ70によれば、ダミーウェハ70と他
のウェハとの間隔を、半導体ウェハ26同士の間隔と同
じにすることができる。
では、円周補強部66の内側に、環状補強部64を一つ
だけ設けることとしているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、環状補強部を2つ以上設けることとし
てもよい。
の形態7のダミーウェハ80の平面図を、また、図9
(B)はそのA−A′断面図を示す。本実施形態のダミ
ーウェハ80は、図1に示す補強部14に代えて補強部
82を備えている点を除き、実施の形態1のダミーウェ
ハ10と同じ構造を有している。補強部82は、図1に
おける円周補強部18に相当する環状の円周補強部84
と、ダミーウェハ80の中心部に設けられた円状の中心
補強部86とを備えている。
ーウェハには、熱変形によるねじれが生ずることがあ
る。このようなねじれの生じたダミーウェハは、その
後、石英の軟化温付近でアニールしても元に戻すのが困
難である。
80の中央部に板厚の厚い部分(中心補強部86)が設
けられていると、ダミーウェハ80は、上述したねじれ
を伴うことなくその中央部を窪ませるように熱変形す
る。窪みの生じたダミーウェハ80は、以後、裏返して
ウェハボート20に搭載することで、そのまま用いるこ
とができる。また、そのような窪みは、ダミーウェハ8
0を裏返して適切なアニールを行うことで容易に消滅さ
せることができる。従って、本実施形態のダミーウェハ
80によれば、十分に長い使用可能期間を確保すること
ができる。
態8のダミーウェハ90の平面図を示す。本実施形態の
ダミーウェハ90は、円周補強部84に切り込み部92
を3個所備えている点を除き、実施の形態7のダミーウ
ェハ80と同じ構造を有している。切り込み部92は、
ウェハボート20の支持部24(図4参照)と対応する
ように、120°毎に等間隔で設けられている。
と同様に、切り込み部92が下側となるように、かつ、
切り込み部92が支持部24と係合するようにウェハボ
ート20に収納される(図4参照)。従って、本実施形
態のダミーウェハ90によれば、ダミーウェハ90と他
のウェハとの間隔を、半導体ウェハ26同士の間隔と同
じにすることができる。
は、補強部をダミーウェハの片面にのみ設けることとし
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、補
強部をダミーウェハの両面に設けることとしてもよい。
態9のダミーウェハ100の平面図を示す。本実施形態
のダミーウェハ100は、補強部14に代えて補強部1
02を備えている点を除き、実施の形態1のダミーウェ
ハ10と同じ構造を有している。本実施形態における補
強部102は、ダミーウェハ100の中心を取り巻く円
形の内周壁104と、ダミーウェハ100の中心側に窪
んだ円弧状の外周壁106を備えている。
ェハ100の中心付近を円形に研削することで形成する
ことができる。また、補強部102の外周壁106は、
ダミーウェハ100の周縁付近を扇形に研削することで
形成することができる。これらの研削は、何れも研磨材
を回転させる一般的な加工設備を用いて容易に行うこと
ができる。従って、本実施形態のダミーウェハ100
は、上述した他のダミーウェハに比して製造が容易であ
る。
ハ100の円周をおよそ半分にわたって補強していると
共に、ダミーウェハ100の径方向の強度をも高めてい
る。つまり、補強部102は、実施の形態1における放
射部16が有する利点と円周補強部18が有する利点の
双方を併せ持っている。従って、ダミーウェハ100
は、搬送等の過程で破損が生じ難く、熱処理等の過程で
変形が生じ難く、かつ、製造が容易であるという優れた
効果を有している。
ているので、以下に示すような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、円周補強部を設けることによりダ
ミーウェハの耐破損性を高めることができる。従って、
本発明によれば、ダミーウェハの取り扱いを容易とし、
かつ、その使用可能期間を長期化することができる。
体と一体であるため、ダミーウェハを容易に製造するこ
とができる。また、本発明によれば、本体と補強部の熱
変形量が同じであるため、加熱時におけるダミーウェハ
の変形を防止することができる。
けられた切り込み部にウェハボートの支持部を係合させ
ることで、ダミーボートと他のウェハとの間隔を、製品
化が予定される半導体ウェハ同士の間隔に一致させるこ
とができる。
ハの自重に起因する応力を、補強部の放射部に担わせる
ことができる。このため、本発明によれば、自重による
ダミーウェハの変形を有効に防止することができる。
の内側に少なくとも1つの環状補強部を設けることで、
ダミーウェハの耐破損性を更に高めることができる。
を設けることで、ダミーウェハにねじれが生ずるのを有
効に防止することができる。従って、本発明によれば、
ダミーウェハの使用可能期間を十分に長期化することが
できる。
りダミーウェハ本体の円周部分を補強し、かつ、ダミー
ウェハ本体の径方向の強度を高めることができる。更
に、本発明においては、補強部の外周壁が円弧状であ
る。このため、本発明のダミーウェハは、一般的な加工
設備を用いて容易に製造することができる。
トの中に、半導体ウェハと共に補強付きのダミーウェハ
をセットして熱処理を行うことができる。ダミーウェハ
は十分な機械的強度を有しており、加熱時における自重
による変形も抑制できるため、安定した熱処理の実行が
可能となる。また、ダミーウェハは優れた耐破損性を有
しているため、上記の熱処理を経済的に行うことができ
る。
図および側面図である。
ートの斜視図である。
図および側面図である。
ートの斜視図である。
図および側面図である。
図である。
図および側面図である。
図である。
図および側面図である。
面図である。
面図である。
ミーウェハ 14;62;82;102 補強部 16 放射部 18;42;64;84 円周補強部 20 ウェハボート 22 支持柱 24 支持部 26 半導体ウェハ 32;52;72;92 切り込み部 66 環状補強部 86 中心補強部
Claims (8)
- 【請求項1】 半導体ウェハの熱処理装置で用いられる
ウェハボートに半導体ウェハと共に搭載されるダミーウ
ェハであって、 半導体ウェハと同じ形状を有する本体と、 前記本体の少なくとも一方の面に形成された補強部とを
備え、 前記補強部は、前記本体の円周部分を補強する環状の円
周補強部を含むことを特徴とするダミーウェハ。 - 【請求項2】 前記補強部は前記本体と同じ材質であ
り、前記本体と一体成形されたものであることを特徴と
する請求項1記載のダミーウェハ。 - 【請求項3】 前記円周補強部には、等間隔毎に複数の
切り込み部が設けられており、 前記切り込み部が設けられている部分のダミーウェハの
板厚は、前記本体の板厚と同じであることを特徴とする
請求項1または2の何れか1項記載のダミーウェハ。 - 【請求項4】 前記補強部は前記本体の中央部から、等
角度毎に径方向へ延在する放射部を含むことを特徴とす
る請求項1乃至3の何れか1項記載のダミーウェハ。 - 【請求項5】 前記補強部は、前記円周補強部と同心と
なるように設けられた、少なくとも1つの環状補強部を
含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載
のダミーウェハ。 - 【請求項6】 前記補強部は、前記本体の中心部を補強
する中心補強部を含むことを特徴とする請求項1乃至3
の何れか1項記載のダミーウェハ。 - 【請求項7】 半導体ウェハの熱処理装置で用いられる
ウェハボートに半導体ウェハと共に搭載されるダミーウ
ェハであって、 半導体ウェハと同じ形状を有する本体と、 前記本体の少なくとも一方の面に形成された補強部とを
備え、 前記補強部は、一部において前記本体の円周部分と重な
ると共に、前記本体の円周側から中心側へ窪んだ円弧状
の外周壁を備えることを特徴とするダミーウェハ。 - 【請求項8】 ダミーウェハを使った半導体ウェハの熱
処理方法であって、 半導体ウェハの熱処理装置で用いられるウェハボート
に、半導体ウェハと共にダミーウェハを搭載するステッ
プと、 半導体ウェハおよびダミーウェハを搭載したウェハボー
トを反応炉に搬入するステップと、 前記反応炉の中で前記半導体ウェハを加熱するステップ
とを含み、 前記ダミーウェハは請求項1乃至7の何れか1項に記載
されるダミーウェハであることを特徴とする熱処理方
法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35581799A JP3315675B2 (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | ダミーウェハおよび熱処理方法 |
KR10-2000-0054761A KR100469189B1 (ko) | 1999-12-15 | 2000-09-19 | 더미 웨이퍼 및 열 처리 방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35581799A JP3315675B2 (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | ダミーウェハおよび熱処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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