JP3315557B2 - 表示制御装置及び方法及び表示装置 - Google Patents

表示制御装置及び方法及び表示装置

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JP3315557B2 JP10398395A JP10398395A JP3315557B2 JP 3315557 B2 JP3315557 B2 JP 3315557B2 JP 10398395 A JP10398395 A JP 10398395A JP 10398395 A JP10398395 A JP 10398395A JP 3315557 B2 JP3315557 B2 JP 3315557B2
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイの表示制
御装置及び方法と、該表示制御装置を備えた表示装置に
関するものである。特に、ドットマトリクスディスプレ
イを有する表示装置の表示制御に好適な表示制御装置及
びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】NTSC,PAL,SECAM等のテレ
ビジョン入力信号およびパーソナルコンピュータ、ワー
クステーション等のコンピュータ入力信号を受け、表示
装置に表示せしめる表示制御装置がある。
【0003】また、近年、表示装置上に、各種調整処理
を容易にするための表示を行う、OSD(オンスクリー
ンディスプレイ)表示と呼ばれる技術がある。操作者
は、このOSD表示を見ながら、表示装置に備えられて
いる、各種操作キーを操作することにより、表示画面の
明るさ、コントラスト等の表示装置における各種調整処
理を容易に行うことができる。
【0004】一方、各種ホストコンピュータからCRT
表示装置へ入力されるアナログ入力信号(CRT信号)
をそのまま受けて、スタンドアローン型液晶表示装置上
に表示可能な信号に変換せしめるP&P(プラグアンド
プレイ)と呼ばれるディスプレイインターフェースがあ
る。このP&Pインターフェースは、CRT表示装置を
スタンドアローン型液晶表示装置に置き換えて行く上で
非常に有効なインターフェースである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のP&Pインター
フェースにおいて、パーソナルコンピュータ、ワークス
テーション、TV,VTRといった各種入力信号に対応
し、かつパーソナルコンピュータの表示モード(表示解
像度)の変更にも対応できる、マルチシンクP&Pイン
ターフェースを実現するという要望が高まっている。し
かしながら、このようなマルチシンクP&Pインターフ
ェースを実現する場合、ホストコンピュータからの入力
信号と、TV,VTR等からの入力信号とが、異なる解
像度、異なるドットクロックであるために、それぞれの
入力信号と上記OSD表示データを切り替えて出力する
ことができなかった。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、画像解像度およびドットクロックが異なる表
示状態の夫々に対応してOSDを適切に表示することが
可能な表示制御方法及び装置及び表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の表示制御装置は以下の構成を備えている。
即ち、異なる解像度及びドットクロックに対応する複数
種類の画像信号を表示するための複数種類の表示モード
を有する表示制御装置であって、表示中の画像信号の表
示モードを判定する判定手段と、前記表示モードに対応
したフォントサイズのOSDデータを記憶する記憶手段
と、前記判定手段で判定された表示モードに基づいて表
示すべきOSDデータを前記記憶手段に記憶されている
OSDデータから選択する選択手段と、前記選択手段で
選択されたOSDデータを現在表示中の画像信号と切り
換えて入力する入力手段と、前記入力手段で入力された
OSDデータを前記画像信号の表示モードにて出力する
出力手段とを備え前記記憶手段には、各表示モードに
おけるドットクロックスピードと、各表示モードにおい
て画像信号に対して施される拡大処理とに基づいて決定
されたフォントサイズ及び形状のデータが記憶されてい
【0008】
【0009】
【0010】また、好ましくは、前記OSDデータは各
表示モードに対応した表示内容を有し、前記選択手段
は、各表示モードに適切な表示内容を有するOSDデー
タを選択する。各表示モードにおいて、適切な操作を行
うことが可能となるからである。
【0011】また、好ましくは、前記複数種類の表示モ
ードは、少なくともコンポジットビデオ信号を表示する
ための第1表示モードとコンピュータCRT信号を表示
するための第2表示モードとを含む。駆動形態の異なる
代表的な表示モードを備えることが可能となり、適用範
囲の広い表示制御装置替えられるからである。
【0012】また、好ましくは、前記第1表示モードに
おいてOSDデータを表示する場合、前記出力手段は、
入力されたOSDデータに対して、コンポジットビデオ
信号を変換して得られたRGB信号に施される処理と同
様の処理を施して出力する。
【0013】
【作用】上記の構成によれば、異なる解像度及びドット
クロックに対応する複数種類の画像信号を表示するため
の複数種類の表示モードを有する表示制御装置におい
て、各表示モードに適応したOSD表示が行われる。こ
れは次の様にして達成される。まず判定手段は、表示中
の画像信号の表示モードが何であるかを判定する。選択
手段は、表示モードに対応したフォントサイズのOSD
データを記憶する記憶手段の中から、判定された表示モ
ードに基づいて表示すべきOSDデータを選択する。入
力手段により、選択されたOSDデータが現在表示中の
画像信号と切り換えて入力されると、出力手段は入力さ
れたOSDデータが直前に表示していた画像信号の表示
モードにて出力する。また、ここで、記憶手段には、各
表示モードにおけるドットクロックスピードと、各表示
モードにおいて画像信号に対して施される拡大処理とに
基づいて決定されたフォントサイズ及び形状のデータが
記憶されている
【0014】このため、例えば、ホストコンピュータか
らの入力信号と、TV,VTR等からの入力信号との夫
々に適したOSDデータを適切に出力することができ、
マルチシンクP&Pインターフェースが実現する。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0016】図1は、本実施例にかかる表示制御装置1
0のブロック図である。本表示制御装置10はNTS
C,PAL,SECAM等のコンポジットビデオ信号入
力および、YC(輝度,色差)分離信号入力,そして、
PC(パソコン),WS(ワークステーション)等のア
ナログコンピュータ入力信号を受信し、表示部1.5に
表示することができる。
【0017】コンポジットビデオ信号処理部1.2につ
いて説明する。
【0018】まず、チューナー1.21を通して、また
は直接に入力されたNTSC,PAL,SECAM等の
コンポジットアナログ画像信号はカラーデコーダ1.2
2によりA/D変換,色差復調,RGB信号へのマトリ
クス変換が施される。またYC分離画像信号は、カラー
デコーダ1.22によりA/D変換され,RGB信号へ
のマトリクス変換が施され、RGBフィールドデータが
得られる。該RGBフィールドデータはフィールド/フ
レーム変換部1.24において、60Hzフィールドデ
ータから60Hzフレームデータへ変換される。
【0019】該フレームデータは水平補間処理部1.2
5により、表示部1.5の水平解像度と等しい水平解像
度に補間処理される。ただし、ここで行なわれる補間処
理は、水平方向に2倍の解像度に補間処理するものであ
るため、同じデータを2度読み出しすることによりなさ
れるものである。
【0020】次に、音声処理部1.7について説明す
る。
【0021】遅延調整部1.71はシステム制御部1.9
1により制御され、表示部1.5における画像表示と、
スピーカ1.73から出力される音声とのずれの調整を
行う。
【0022】表示部1.5においては本体の使用温度に
よって、表示画面の左上と右隅とではわずかながら画像
表示に遅延が生じる。このためTV信号のように動画と
音声の同期が必要な場合、温度によって影響を受ける画
像と影響を受けない音声に時間的な不一致が発生してし
まう。この現象を解消するために表示部1.5の温度情
報をシステム制御部1.91にフィードバックする。こ
のフィードバックされた情報をもとにシステム制御部
1.91は遅延調整部1.71をコントロールして画像
と音声が同期するような音声遅延時間を発生させる。つ
まり、画像表示の遅延がない場合には音声のディレイを
発生させず、画像表示の遅延がある場合には音声のディ
レイを発生させるように制御する。
【0023】ただし、発生させる音声遅延時間は予め用
意されている表示部1.5の温度と画像表示遅延時間の
相関テーブルが参照され、対応する遅延時間が引き出さ
れる。この遅延調整を行うことにより表示部1.5の温
度変化に関らず、画像と音声の同期がとれるようにな
る。
【0024】遅延調整された音声信号は音声信号処理部
1.72に送られる。音声信号処理部1.72はサウンド
プロセッサ,オーディオアンプ等を持つ。サウンドプロ
セッサは、システム制御部1.91からのコントロール
により音声入力の音量調整,ステレオ/モノラル切換,
左右スピーカーバランス調整,トーンコントロール,サ
ラウンド処理等を行う。
【0025】サウンドプロセッサ1.72から出力され
た音声信号はオーディオアンプに送られ、スピーカ1.
73用に増幅処理が行なわれる。増幅された音声信号は
スピーカ1.73に送られ音声として出力される。
【0026】次に、コンピュータ画像信号処理部1.1
について説明する。
【0027】PC,WS等のアナログコンピュータ画像
信号は、同期信号分離部1.01において、水平,垂直
同期信号とアナログRGB信号に分離される。この同期
信号分離部1.01について詳細に説明する。同期信号
分離部1.01は、コンピュータなどからのRGB画像
信号とコンポジットシンク,セパレートシンクまたはシ
ンクオングリーンなどの同期信号から成るビデオ信号s
1.01を入力し、画像信号s1.02,同期信号cs
1.01および同期信号極性判別信号cs1.02を出力
する。画像信号s1.02はA/D変換器1.03へ出力
される。同期信号cs1.01は、入力されたビデオ信
号より分離された同期信号を負極性の同期信号に変換し
たものであり、同期信号測定部1.02、クロック発生
部1.04、補間処理部1.05及びシステム制御部
1.91へ出力される。同期信号極性判別信号cs1.
02は、入力された同期信号s1.01の極性を示すもの
であり、システム制御部1.91へ出力される。
【0028】同期信号分離部1.01において分離され
た水平,垂直同期信号は、同期信号測定部1.02に入
力され、水平,垂直周波数,および水平,垂直同期信号
極性等が測定される。
【0029】ここで上記同期信号測定部1.02におい
てなされる処理について、図2を用いて詳細に説明す
る。図2は、同期信号測定部1.02の詳細な制御構成
を表すブロック図である。
【0030】2.01はクロックジェネレータであっ
て、水平同期信号(HD)cs2.01および垂直同期
信号(VD)cs2.02の周期測定のために、これら
の信号の周期よりも十分高い周波数で、あらかじめ決め
られた周波数のクロック,cs2.03、およびcs2.
04を発生する。
【0031】2.02は、水平同期信号HD(cs2.0
1)の周期測定用のカウンタであって、水平同期信号H
D(cs2.01)の立ち下がりでリセットされ、そこ
から次の立ち下がりまでの期間、クロックジェネレータ
2.01より所定周波数のクロックcs2.03をカウ
ントする。このカウントの結果である測定カウント値T
HD1(cs2.05)は、水平同期信号HDの立ち上
がりに同期して、FIFOメモリ2.05へ書き込まれ
る。
【0032】2.03は、cs2.01水平同期信号HD
の周期測定用カウンタであって、水平同期信号HD(c
s2.01)の立ち上がりでリセットされ、そこから次
の立ち上がりまでの期間、クロックジェネレータ2.0
1よりの所定周波数のクロックcs2.03をカウント
する。そして、その結果である測定カウント値THD2
(cs2.05)は、水平同期信号HDの立ち上がりに
同期して、FIFOメモリ2.05へ書き込まれる。
【0033】2.04は、水平同期信号HD(cs2.0
1)の帰線時間THBlank(垂直同期信号HDのレベル
が「0」の期間)の測定を行うカウンタである。カウン
タ2.04は、水平同期信号HD(cs2.01)の立
ち下がりでリセットされ、そこから次の立ち上がりまで
の間、クロックジェネレータ2.01よりの所定周波数
のクロックcs2.03をカウントする。そして、その
結果である測定カウント値THBlank(cs2.06)
は、水平同期信号HDの立ち上がりに同期して、FIF
Oメモリ2.05へ書き込まれる。
【0034】2.05は、FIFOメモリであって、上
述のTHD1(cs2.05),THD2(cs2.0
6),THBlank(cs2.07)のデータを垂直同期
信号VDの1周期にわたって格納する。図3は同期信号
測定部1.02内のFIFOメモリ2.05におけるデー
タの格納状態を表す図である。これらのデータは、R/
W制御部2.30を通して、先に格納されたデータから
順に信号cs1.19として読み出すことができる。
【0035】2.11は、垂直同期信号VD一周期中の
水平同期信号HDの数を測定するためのカウンタであっ
て、垂直同期信号VD(cs2.02)の立ち上がりで
リセットされ、そこから次の立ち上がりまでの一期間、
水平同期信号HD(cs2.01)をクロックとしてカ
ウントする。そして、その結果である測定カウント値N
HD(cs2.07)を、垂直同期信号VDの立ち上が
りに同期して、レジスタ2.14内へ書き込む。
【0036】2.12は、垂直同期信号VD(cs2.0
2)の周期測定用カウンタであって、垂直同期信号VD
(cs2.02)の立ち上がりでリセットされ、そこか
ら次の立ち上がりまでの一期間、クロックジェネレータ
2.01よりの所定周波数のクロックcs2.04をカウ
ントする。そして、その結果である測定カウント値TV
D(cs2.12)を、垂直同期信号VDの立ち上がり
に同期して、レジスタ2.14内へ書き込む。
【0037】2.13は、垂直同期信号VDの帰線時間
VBlank(垂直同期信号VDのレベルが「0」の期間)
の測定を行うカウンタであって、垂直同期信号VD(c
s2.02)の立ち下がりでリセットされ、そこから次
の立ち上がりまで、クロックジェネレータ2.01より
の所定の周波数のクロックcs2.04をカウントす
る。そして、その結果である測定カウント値TVBlank
(cs2.13)をVDの立ち上がりに同期して、レジ
スタ2.14内へ書き込む。
【0038】2.14はレジスタであって、上述したN
HD(cs2.11),TVD(cs2.12),TVB
lank(cs2.13),及びVD・HDの極性(cs
1.02)を垂直同期信号VD(cs2.02)に同期
して図4に示す様に格納する。図4は同期信号測定部
1.02のレジスタ2.14のデータ格納状態を表す図で
ある。以上の各データの書き込み終了に伴って、R/W
制御部2.30を通して、バスへ制御信号cs1.19を
出力する。
【0039】2.21は比較レジスタであって、比較す
べき水平同期信号HDの数がcs1.19を介して格納
される。
【0040】2.22はコンパレータであって、カウン
タ2.11からのHD数カウンタ出力cs2.11と、
比較レジスタ2.21よりの比較レジスタ出力cs2.
21とを比較する。比較の結果、両者が一致するとコン
パレータ出力cs2.22をアクティブにし、R/W制
御部2.30を通して該コンパレータ出力cs2.22を
出力する。
【0041】2.30は、R/W制御部であって、FI
FOメモリ2.05,レジスタ2.14,HD比較レジス
タ2.21,コンパレータ出力cs2.22とを信号cs
1.19として制御バス上へ転送するデータ転送制御を
行う。
【0042】以上のような同期信号測定部1.02にお
いて測定された測定値は、システム制御部1.91に取
り込まれる。システム制御部1.91は、この測定値か
ら、入力信号の表示モードの判定を行う。該システム制
御部1.91は、この特定された表示モードに基づき、
クロック発生部1.04,補間処理部1.05,OSD
(オンスクリーンディスプレイ)制御部1.93に必要
な設定を行う。
【0043】ここで表示モード判定について、図5のフ
ローを参照しながら詳細に説明する。図5は、本実施例
における表示モードの判定手順を表すフローチャートで
ある。システム制御部1.91は、ステップS1001
において、クロック発生部1.04からアンロック信号
を受け取った場合、入力信号の表示モード変更、または
ホストコンピュータ自身が別の信号仕様のものと変更さ
れたことを検出し、ステップS1002に進む。そうで
なく、クロック発生手段がロック信号を出力している場
合には、何もせずに処理を終了する。
【0044】ステップS1002では、新たに同期信号
測定部1.02から水平同期信号HDと垂直同期信号V
Dの周波数(夫々、Hsync、Vsyncとする)を
受け取る。そしてステップS1003において、水平同
期信号周波数Hsyncが、最低対応周波数(H_boto
m)からAHzの間であり、かつ、垂直同期信号周波数
Vsyncが最低対応周波数(V_botom)からBHz
の間であるかを判定する。もしそうであるなら、ステッ
プS1004に進み、システム制御部1.92はクロッ
ク発生部1.04にMODE0の場合の設定を行う。そ
してステップS1005において、システム制御部1.
92はクロック発生部1.04からロックまたはアンロ
ック信号を受け取る。もしロック信号を受け取ったなら
ば、ステップS1006において現在の入力信号の表示
モードはMODE0であると判定する。
【0045】そうでなく、もしアンロック信号を受け取
ったならば、現在の入力信号の表示モードはMODE0
ではないと判定し、引き続き判定処理にいく(ステップ
S1007へ進む)。同様の処理をMODE Mまで行
う。MODE Mまでに入力信号の特定がなされなかっ
た場合、現在の入力信号は対応不可能な信号であるとし
て、ステップS1015において対応不可信号入力処理
を行う。
【0046】そして、同期信号分離後のアナログRGB
信号s1.02は、A/D変換部1.03により、ドット
マトリクスディスプレイの水平解像度と等しい水平解像
度になるようなサンプリングクロックでサンプリングさ
れる。該サンプリングクロックはクロック発生部1.0
4により得られる。
【0047】次に、クロック発生部1.04の機能を図
6を用いて詳細に説明する。図6は、クロック発生部
1.04の構成を示すブロック図である。同図に示され
る様に、本クロック発生部1.04は、位相比較器3.0
5,チャージポンプ型ローパスフィルタ3.06〜3.0
8,VCO(Voltage-controlled Oscillator)3.10お
よび分周期3.04を基本構成とするPLL(Phase Lock
ed Loop)クロック発生器である。3.17は制御レジス
タであり、クロック発生部1.04を制御するために、
システム制御部1.91に接続されているデータバスc
s1.19とのインターフェースを行うとともに、以下
に説明するクロック発生用モジュール3.01〜3.16
を制御するための設定を行うレジスタ群として機能す
る。
【0048】ビデオの水平同期信号は、信号線cs1.
01よりi/Fレベル選択部3.01に送られる。i/
Fレベル選択部3.01では、同期信号分離部1.01か
ら出力される信号インターフェース、例えばTTLやP
ECLなどに対応するためにi/F信号用のインターフ
ェースを切り換える。このi/F信号用インターフェー
スの切り換えは、制御レジスタ3.17に格納されたデ
ータに基づく制御信号cs3.01に応じてなされる。
極性反転部3.02は、位相比較を行う際、水平同期信
号の立上りまたは立下りの両方のエッジで位相比較を行
えるようにするものであり、極性切替制御線cs3.0
2に応じて極性を切り換える。
【0049】遅延部3.03は、水平同期信号cs3.0
1とドットクロック信号s3.03(プログラマブルカ
ウンタ3.12より出力される)とを入力し、水平同期
信号cs3.01に対してドットクロック1周期分以上
の遅延調整をプログラマブルに行うものである。遅延時
間は、遅延制御線cs3.03によって調整される。s
1.01に入力されたビデオ信号は、同期信号分離部1.
01で同期信号と画像信号に分けられる。それらは、各
々異なる処理系に入力されるため、A/D変換器1.0
3に入力される画像データs1.02とクロック発生部
1.04が生成するA/D変換用サンプリングクロック
cs1.03に位相差が生じてしまう。そこでこの遅延
部3.03は画像データs1.02とサンプリングクロッ
クcs1.03の位相を調節するものである。遅延調整
された水平同期信号は、基準水平同期信号として信号線
s3.02に出力される。
【0050】分周器3.04は、プログラマブルカウン
タ3.12から出力されたドットクロック信号s3.03
を、システム制御部1.91が制御レジスタ3.17に設
定した分周値で分周するものであり、分周器制御線cs
3.04によって分周器3.04内のカウンタに分周値
が設定される。
【0051】図7は分周器内のカウンタの構成を表すブ
ロック図である。分周器制御線cs3.04は、図中に
示すようにCLOCK,DATA,LATCH信号で構
成されており、CLOCK信号同期でDATAがシフト
レジスタ3.20へシリアル転送される。DATA転送
終了後、LATCH信号によってシフトレジスタ3.2
0のデータをメインデバイダのレジスタ3.21に転送
する。回路3.23は、メインデバイダ3.22の値が0
になるのを判別するものであり、0になるとLOAD信
号cs3.20をメインデバイダ3.22に出力する。メ
インデバイダ3.22は、LOAD信号cs3.20を受
けて、レジスタ3.21のデータをメインデバイダ3.2
2に転送する。
【0052】位相比較器3.05は遅延調整された基準
水平同期信号s3.02と分周器からの出力信号s3.0
4を入力し、それらの信号の位相を比較するものであ
り、位相差に応じた電圧,あるいはパルス信号を発生す
る。位相比較イネーブル制御信号cs3.05は、位相
比較器3.05が基準水平同期信号s3.02と分周器か
らの出力信号s3.04の位相比較を行うか否かを制御
する信号である。
【0053】チャージポンプ型ローパスフィルタは、チ
ャージポンプ3.06およびローパスフィルタ切替制御
信号cs3.06で指定されるローパスフィルタ(3.0
7または3.08)で構成される。これは、位相比較器
3.05からの出力電圧から高周波成分と雑音を除去
し、直流電圧をVCO3.10に供給するものである。
ここで、チャージポンプ電流を以下のように可変するこ
とにより、PLLの位相比較検出利得を調整することが
可能となる。すなわち、システム制御部1.91が制御
レジスタ3.17に設定したディジタル値をゲイン制御
信号cs3.07経由でD/Aコンバータ3.09に送
る。そして、D/Aコンバータ3.09においてその値
に対応する電流に変換し、得られた電流をチャージポン
プ3.06に供給することによりチャージポンプ電流を
制御する。
【0054】また、PLLの応答特性は、抵抗とコンデ
ンサで構成されるローパスフィルタ3.07または3.0
8のフィルタ定数により決定される。よって、本PLL
のダンピングファクタは、上記位相比較検出利得とフィ
ルタ定数の調整により可変できるようになっている。
【0055】VCO3.10は以下の方法でD/Aコン
バータ3.11とチャージポンプ3.06からの出力信号
に応じた、基準水平同期信号s3.02を逓倍した周波
数の信号を発生する。すなわち、システム制御部1.9
1が制御レジスタ3.17に設定したディジタル値が発
振周波数制御信号cs3.08経由でD/Aコンバータ
3.11に送られる。D/Aコンバータ3.11はその値
に対応する電流をVCO3.10に供給する。VCO3.
10はD/Aコンバータ3.11の出力電流によって、
フリーラン時の発振周波数を決定する。ここで、VCO
3.10は、そのフリーラン周波数を中心としたある周
波数レンジにおいて発振可能となる。
【0056】一方、その周波数レンジにおいて、フリー
ラン周波数と分周器3.04に設定された発振周波数と
の差に対応する信号がチャージポンプ3.06から出力
され、この出力信号によりVCO3.10の出力信号の
発振周波数が制御される。
【0057】プログラマブルカウンタ3.12は、VC
O3.10の出力信号を、システム制御部1.91が制御
レジスタ3.17に設定した分周値で分周するものであ
る。制御レジスタ3.17に設定された分周値は、プロ
グラマブルカウンタ制御線cs3.09を介してプログ
ラマブルカウンタ3.17に設定される。このプログラ
マブルカウンタ3.12の存在により、VCO3.10の
可変周波数レンジより低周波信号出力を得ることが可能
となり、結果として可変周波数レンジを広げることがで
きる。逆に、VCO3.10の可変周波数レンジを狭く
できるので、VCO3.10の発振周波数のスタビリテ
ィが向上する。プログラマブルカウンタ3.12の出力
信号は、ドットクロックs3.03として分周器3.04
と遅延部3.13に入力される。
【0058】遅延部3.13は、以下の理由からドット
クロックs3.03と基準水平同期信号s3.02の位相
調整を行うものである。すなわち、本クロック発生部
1.04の基本構成であるPLLは、基準水平同期信号
s3.02と分周器出力信号s3.04の位相差をロック
するものであり、その位相差を調節するものではない。
よって、基準水平同期信号s3.02とドットクロック
s3.03には位相差が生じている。遅延部3.13は遅
延制御線cs3.10に応じて遅延時間を調整すること
により、それらの信号の位相差を調整する。更に詳細な
説明は、1/2分周出力レベル切替(出力レベル切替器
3.15)の機能説明にて行う。
【0059】出力レベル切替器3.14〜3.16はTT
LやECL,PECLなど接続先の信号インターフェー
スレベルや出力信号周波数に応じて出力レベルを変換す
るものであり、出力コントロールcs3.11〜cs3.
13に応じて出力レベルを切り替える。
【0060】出力レベル切替器3.14は、遅延部3.1
3からのドットクロックs3.03を入力してECLレ
ベルに変換し、そのコンプリメンタリ信号cs1.03
をA/D変換器1.03に出力する。
【0061】1/2分周出力レベル切替3.15は、遅
延部3.13からのドットクロックs3.03’とリセッ
ト信号としての基準水平同期信号s3.02とを入力
し、ECLとTTLにレベル変換した1/2分周信号を
出力する。
【0062】図8に1/2分周出力レベル切替器3.1
5の動作タイミングチャートを示す。リセット信号s
3.02のLow状態をドットクロックs3.03’の立
上りエッジbで検出し、信号cs1.04とcs1.06
をドットクロックs3.03’の4サイクル期間、リセ
ット状態にする。この時、立上りエッジbで確実にLo
w状態をラッチするために、bに対してセットアップタ
イムを満足する必要がある。そこで遅延部3.13が、
リセット信号s3.02とドットクロックs3.03の位
相調整を行うことにより、セットアップタイムを満足す
るようにしている。その後、ドットクロックs3.0
3’の立上りエッジdで信号cs1.04とcs1.06
をアクティブにする。ECLコンプリメンタリ信号cs
1.04は、A/D変換1.03のデマルチプレクサ用信
号として出力し、TTLシングルエンド信号cs1.0
6は、補間回路1.05のマスタークロックとして出力
される。
【0063】出力レベル切替器3.16は、基準水平同
期信号s3.02を入力して、TTLレベルに変換し、
そのシングルエンド出力信号cs1.05を補間処理部
1.05に出力する。
【0064】続いてA/D変換後のRGB信号s1.0
3は、補間処理部1.05により、表示部1.5の垂直解
像度に合わせた解像度に補間処理される。
【0065】ここで補間処理部1.05においてなされ
る補間処理について、図9,図10,図11を参照して
詳細に説明する。補間処理方法として、一般的によく用
いられている方法としては、最近隣内挿法,線形補間法
(1次内挿法),3次たたみ込み補間法等がある。
【0066】最近隣内挿法は、内挿したい画素に最も近
い補間前画素を補間画素とする方法である。また線形補
間法は、内挿したい画素の両脇にある画素の画素データ
を用いて、内挿する画素の画素データを求める方法であ
る。例えば図9に示すように、距離間隔1で並んでいる
画素a1,a2からそれぞれu,vの距離にある位置
(画素a1とa2の間)に画素bを内挿する場合、画素
bの画素データは以下の式(1)、 b=a1*u/(u+v)+a2*v/(u+v) …(1) で求められる。
【0067】一方、3次たたみ込み補間法は、内挿した
い画素の両脇2画素づつの画素データと、3次たたみ込
み関数を用いて内挿する画素の画素データを求める方法
である。3次たたみ込み関数fは、内挿する画素と、距
離間隔1で並んでいる両脇2画素づつとの距離をtとし
て次の式(2)、 f(t)=sin(πt)/(πt) …(2) で与えられる。
【0068】式(2)はtの範囲により、式(3),(4),
(5)のように展開される。即ち、 f(t)=1-2*|t|∧2+|t|∧3 (0≦|t|<1) …(3) f(t)=4-8*|t|+5*|t|∧2-|t|∧3 (0≦|t|<1) …(4) f(t)=0 (2≦|t|) …(5) ここで、A∧2はA*Aを、A∧3はA*A*Aをそれぞれ表す。
【0069】例えば図10に示すように、距離間隔1で
並んでいる画素a1,a2,a3,a4からそれぞれu
1,u2,u3,u4の距離にある位置(画素a2とa
3の間)に画素bを内挿する場合、画素bの画素データ
は該3次たたみ込み関数fを用いて式(6)で求められ
る。
【0070】 b=a1*(4-8*u1+5*u1∧2-u1∧3)+ a2*(1-2*u2∧2+u2∧3)+ a3*(1-2*u3∧2+u3∧3)+ a4*(4-8*u4+5*u4∧2-u4∧3) …
(6) ここで式(1),(6)を用いて、例として768画素から
960画素へ、線形補間法(1次内挿法)および3次た
たみ込み補間法による補間処理を行う場合について、図
11を参考にしながら説明する。この例の場合、5画素
の補間前データから、8画素の補間データを作成する。
そのため、線形補間後の画素データbnおよび、3次た
たみ込み補間法による補間後の画素データbnは、補間
前の画素データanを用いてそれぞれ式(7)および式
(8)で与えられる。
【0071】 b[5n+1]=a4n+1 (n=0,1,2…) b[5n+2]=(4/5)*a[4n+1]+(1/5)*a[4n+2] b[5n+3]=(3/5)*a[4n+2]+(2/5)*a[4n+3] b[5n+4]=(2/5)*a[4n+3]+(3/5)*a[4n+4] b[5n+5]=(1/5)*a[4n+4]+(4/5)*a[4n+5] …(7) b[5n+1]=a[4n+1] (n=0,1,2…) b[5n+2]=(-4/125)*a[4n]+(29/125)*a[4n+1]+ (116/125)*a[4n+2]+(-16/125)*a[4n+3] b[5n+3]=(-12/125)*a[4n+2]+(62/125)*a[4n+2]+ (93/125)*a[4n+3]+(-18/125)*a[4n+4] b[5n+4]=(-18/125)*a[4n+2]+(93/125)*a[4n+3]+ (62/125)*a[4n+4)]+(-12/125)*a[4n+5] b[5n+5]=(-16/125)*a[4n+3]+(116/125)*a[4n+4]+ (29/125)*a[4n+5]+(-4/125)*a[4n+6] …(8) となる。
【0072】しかし、式(7)および式(8)を用い
て、線形補間法または3次たたみ込み補間法による補間
処理をハードウェア(ASIC)で構成しようとする
と、複雑な分数の演算が必要なため非現実的な規模にな
ってしまう。
【0073】そこで、本実施例による表示制御装置で
は、上記の問題を鑑みて小規模のハードウェア(ASI
C)で、線形補間法または3次たたみ込み補間法による
補間処理を実現するために、式(7)および式(8)の
係数を2の指数の和で近似を行う。式(7)および式
(8)の近似結果をそれぞれ式(9)および式(10)
に示す。
【0074】 b[5n+1]=a[4n+1] (n=0,1,2…) b[5n+2]=(1/2+1/4)*a[4n+1]+(1/4)*a[4n+2] b[5n+3]=(1/2+1/8)*a[4n+2]+(1/4+1/8)*a[4n+3] b[5n+4]=(1/4+1/8)*a[4n+3]+(1/2+1/8)*a[4n+4] b[5n+5]=(1/4)*a[4n+4]+(1/2+1/4)*a[4n+6] …(9) b[5n+1]=a[4n+1] (n=0,1,2…) b[5n+2]=(-1/16)*a[4n]+(1/4)*a[4n+1]+ (1/2+1/4+1/8+1/16)*a[4n+2]+(-1/8)*a[4n+3] b[5n+3]=(-1/8)*a[4n+1]+(1/2)*a[4n+2]+ (1/2+1/4)*a[4n+3]+(-1/8)*a[4n+4)] b[5n+4]=(-1/8)*a[4n+2]+(1/2+1/4)*a[4n+3]+ (1/2)*a[4n+4]+(-1/8)*a[4n+5] b[5n+5]=(-1/8)*a[4n+3]+(1/2+1/4+1/8+1/16)*a[4n+4]+ (1/4)*a[4n+5]+(-1/16)*a[4n+6] …(10) 式(7)から式(9)への近似は、なるべく係数項が少
なく、かつ最大近似誤差が1/20に収まるように近似
を行なった。また式(8)から式(10)への近似も、
なるべく係数項が少なく、かつ最大近似誤差1/32に
収まるように近似を行なった。もし、補間処理による画
質の劣化をより少なくしたい場合には、1/64よりも
さらに小さい項を追加することにより最大近似誤差をよ
り小さくする。また逆に、よりハード(ASIC)を小
規模にしたい場合には、1/64や1/32等の小さい
項をはぶくことにより、近似誤差は増加するがハード
(ASIC)規模は小さくすることができる。
【0075】また同様にして、480画素から960画
素への補間を行う場合の近似結果を、線形補間について
は式(11)、3次たたみ込み補間については式(1
2)に示す。
【0076】 b[2n+1]=a[n+1] (n=0,1,2…) b[2n+2]=(1/2)*a[n+1]+(1/2)*a[n+2] …(11) b[2n+1]=a[n+1] (n=0,1,2…) b[2n+2]=(-1/8)*a[n]+(1/2+1/8)*a[n+1]+ (1/2+1/8)*a[n+2]+(-1/8)*a[n+3] …(12) さらに同様にして、600画素から960画素への補間
を行う場合の近似結果を、線形補間については式(1
3)、3次たたみ込み補間については式(14)に示
す。
【0077】 b[8n+1]=a[5n+1] (n=0,1,2…) b[8n+2]=(1/2+1/8)*a[5n+1] + (1/4+1/8)*a[5n+2] b[8n+3]=(1/4)*a[5n+2] + (1/2+1/4)*a[5n+3] b[8n+4]=(1/2+1/4+1/8)*a[5n+2] + (1/8)*a[5n+3] b[8n+5]=(1/2)*a[5n+3] + (1/2)*a[5n+4] b[8n+6]=(1/8)*a[5n+4] + (1/2+1/4+1/8)*a[5n+5] b[8n+7]=(1/2+1/4)*a[5n+4] + (1/4)*a[5n+5] b[8n+8]=(1/4+1/8)*a[5n+5] + (1/2+1/8)*a[5n+6] …(13) b[8n+1]=a[5n+1] (n=0,1,2…) b[8n+2]=(-1/16+-1/32)*a[5n] + (1/4+1/8+1/16+1/32)*a[5n+1] + (1/2+1/4)*a[5n+2] + (-1/8)*a[5n+3] b[8n+3]=(-1/8)*a[5n+1] + (1/2+1/4+1/8)*a[5n+2] + (1/4+1/32)*a[5n+3] + (-1/32)*a[5n+4] b[8n+4]=(-1/64)*a[5n+1] + (1/8+1/64)*a[5n+2] + (1/2+1/4+1/8+1/16+1/32)*a[5n+3] + ((-1/64)+(-1/32))*a[5n+4] b[8n+5]=(-1/8)*a[5n+2] + (1/2+1/8)*a[5n+3]+ (1/2+1/8)*a[5n+4] + (-1/8)*a[5n+5] b[8n+6]=(-1/16+-1/32)*a[5n+3] + (1/2+1/4+1/8+1/16+1/32)*a[5n+4] + (-1/8)*a[5n+5] b[8n+7]=(-1/32)*a[5n+3] + (1/4+1/32)*a[5n+4] + (1/2+1/4+1/8)*a[5n+5] + (-1/8)*a[5n+6] b[8n+8]=(-1/8)*a[5n+4] + (1/2+1/4)*a[5n+5] + (1/4+1/8+1/16+1/32)*a[5n+6] + (-1/16+-1/32)*a[5n+7] …(14) 以上のような近似式(9)から(14)の計数を求める
ために、シフト画像データの0から有ビット数(本実施
例では6ビット)の各々のシフトを加算することによっ
て画像データを求める演算をシフト演算と称する。
【0078】続いて補間処理部1.05のハードウェア
例について図12を用いて詳細に説明する。図12は、
入力された有効表示画像データを垂直補間しドットマト
リクスディスプレイに拡大表示を行う垂直補間部1.0
5の詳細ブロック図である。
【0079】同図において、4.01は入力部であり、
AD変換器1.03からの出力であるデジタルの画像デ
ータが入力される。4.02は制御入力部であり、シス
テム制御部1.91から補間処理部1.05を制御する為
の制御信号が入力される。4.02.01は、システム制
御部1.91に設定された設定データを保存するメモリ
部である。また、4.02.02は、保存された設定デー
タを他の処理装置に供給する設定供給部である。
【0080】4.03は同期入力部であり、クロックと
同期信号が入力される。4.04は出力部であり、デジ
タル処理部1.4へ画像データs1.04と同期信号cs
1.07を出力する。4.05は出力クロック供給部であ
り、出力部4.04が画像データを出力する転送レート
を決定する。4.06は垂直補間処理部であり、入力さ
れた画像データについてデジタル処理を行い水平ライン
を増加させる。4.07は補間制御部であり、垂直補間
処理部4.06の制御を行う。
【0081】上記構成に於いて、入力部4.01は、A
/D変換部1.03より出力されデータ信号線S1.03
を介して入力された画像データを、同期入力部4.03
に入力される各信号と同期させ、垂直補間処理部4.0
6に供給する。制御入力部4.02のメモリ部4.02.
01に保存された設定データは、設定供給部4.02.0
2によって補間制御部4.07に供給される。そして、
供給された設定データに基づいて処理が行われ、出力ク
ロック供給部4.05によって供給されるクロックに同
期して出力部4.04よりスイッチ手段1.06に画像デ
ータを送出する。また、垂直補間処理を行わない場合に
は、同期入力部4.03より供給されるクロックを用
い、出力部4.04よりスイッチ手段1.06に画像デー
タを送出する。
【0082】図13は、図12で示した垂直補間処理部
4.06と補間制御部4.07の詳細を説明するブロック
図である。
【0083】同図に於いて、4.06.01は、画像デー
タと同期信号との同期をとる為のフリップフロップ(F
/F)回路、4.06.02は、1水平ラインを保存する
入力Fast In Fast Out(FIFO)メモリ、4.06.03
は、補間係数を用いて入力された画像データと演算処理
を行う演算部である。4.06.05はスイッチ部であ
り、前記出力FIFOメモリ4.06.04の出力を選択
しスイッチ部4.06.06に転送する。スイッチ部4.
06.06は、補間係数が1の場合つまり補間を行わな
い場合のスルーパスしたデータか、スイッチ部4.06.
05より入力されたデータのいずれか一方を選択する。
【0084】4.07.01は入力FIFO制御部であ
り、画像データの入力タイミングとFIFOメモリ4.
06.02へのデータ書き込みタイミング及び読み出し
タイミングを制御する。4.07.02は出力FIFO書
き込み制御部であり、演算部4.06.03のタイミング
とFIFOメモリ4.06.04の書き込みタイミングを
制御する。4.07.03は出力FIFO制御部であり、
出力FIFOメモリ4.06.04の読み出しタイミング
を制御する。4.07.04は表示位置検出部であり、表
示開始位置を検出する。4.07.05は出力表示位置補
正部であり、補間処理部1.05から出力する画像デー
タと同期信号のタイミングを調整する。4.07.06は
各ラインごとの指数を制御する演算制御部である。
【0085】上記の構成に於いて、入力された画像デー
タは、F/F回路4.06.01において入力FIFO制
御部4.07.01の信号において同期化され、FIFO
メモリ4.06.02に画像データが転送されていく。
【0086】各FIFOメモリ4.06.02は、1水平
ラインづつ遅れた画像データが順次転送されるように入
力FIFO制御部4.07.01によって制御されてい
る。各々の演算部4.06.03は、演算制御部4.07.
06からの制御信号によって水平の同じカラムの画像デ
ータを入力し、垂直補間ラインを生成する。生成された
垂直補間ラインは、FIFOメモリ4.06.04に出力
FIFO制御部4.07.03からの信号に基づいて格納
される。格納された画像データは、出力FIFO制御部
4.07.03からの信号によって読み出され、スイッチ
部4.06.05とスイッチ部4.06.06とを経由して
スイッチ部1.06に画像データを転送する。画像デー
タを転送する際には、画像データと同期した信号が出力
表示位置補正部4.07.05より生成され、出力され
る。
【0087】尚、システム制御部1.91は、同期信号
測定部1.02による測定の結果、入力された信号のラ
イン数が表示部1.5のライン数と一致すると判断した
場合、スイッチ部4.06.06を切替えて、補間処理部
1.05による補間処理を行わずにそのまま出力させ
る。
【0088】また、本実施例による補間処理部4.06
は、FIFO4.06.02及び4.06.04、演算部
4.06.03が図13の如く構成されているので垂直方
向の補間処理により最大2倍のライン数まで補間するこ
とができる。尚、このような補間処理部4.06を複数
個設けることで、補間可能なライン数を増加させること
ができる。
【0089】図14は、入力された画像データの演算部
4.06.03の構成を表わすブロック図である。
【0090】同図に於いて、指数演算部4.06.03.
01は、F/F回路4.06.01或いはFIFOメモリ
4.06.02より各々のラインの画像データを受け個々
に予め決められた指数を掛けて、4入力の加算器4.0
6.03.02に各々画像データを転送し加算を行う。加
算結果の画像データを符号処理部4.06.03.03に
送り計算結果が負になっている場合は、最小値”00”
(6bit,16進数)に変更し最大値を超えている場合は
最大値”3F”(6bit,16進数)に変更する。
【0091】図15は、指数演算部4.06.03.01
の詳細ブロック図である。
【0092】同図に於いて、入力された画像データを1
/32から32/32までの値を作り、2の補数演算器
4.06.03aは前段の画像データを負の数に変換す
る。選択器4.06.03bは2の補数演算器4.06.0
3aを通した画像データと通さない画像データとを選択
し、4入力の加算器4.06.03.02に画像データを
転送する。
【0093】続いて、表示部1.5の画面上に必要な情
報を表示して、操作者による各種調整処理を容易にする
OSD(オンスクリーンディスプレイ)表示について図
16,図17,図18、図19および、本実施例の表示
制御装置による文字サイズの拡大について示した図20
を参照して説明する。
【0094】システム制御部1.91は、操作者による
キー入力処理等からOSD表示要求を検出すると、この
要求に基づいてOSD制御部1.93に対して、OSD
表示開始位置(水平,垂直),表示パターン,フォント
サイズ,表示色,ブリンキング有無,フォント間スペー
ス等の情報を転送することにより、図16〜図19に示
す様なOSD表示を行う。図16〜図19は本実施例の
OSD表示例を示す図である。
【0095】まず、図16、図17では、後述のキー入
力処理における、調整項目選択処理によるメニュー画面
のOSD表示例が示されている。図16、図17では例
として言語選択が設定項目として選択されている場合を
示している。図16では、文字の背景が透かしではない
場合の表示例を示しており、選択されている言語(LA
NGUAGE)の項目分を他の項目の背景と異なる色と
するか、もしくはブリンクさせることにより他の項目と
区別される。また図17では、文字の背景が透かしにな
っている表示例を示している。この場合、選択項目の背
景のみ透かしではなく色がついている。
【0096】図18では、図16に示したメニュー画面
において、後述の調整項目選択処理によって言語選択
(LANGUAGE)を選択した場合のOSD表示例が
示されている。この場合は2者選択型であるため、前述
のようにUP,DOWNキーを押すごとに英語(ENG
LISH)と日本語(JAPANESE)が交互に選択
される。
【0097】図19では、上記メニュー選択において明
るさ調整を選択した場合のOSD表示例が示されてい
る。この場合はUP,DOWNキーにより段階的に調整
値が変更され、例えば255段階の設定値があり、OS
D表示のレベルが10段階である場合には、設定値が約
25増減するごとにOSD表示レベルも1つ増減する。
【0098】図20はOSD表示におけるフォントサイ
ズの制御を説明する図である。NTSC/PAL等のコ
ンポジットビデオ信号s1.06およびYC分離ビデオ
信号s1.08表示時においては、OSD表示データs
1.18は、フィールド単位のデータからフレーム単位
のデータへの変換を行うフィールド/フレーム変換部
1.24において、垂直方向に2倍サイズに拡大され
る。さらに水平補間処理部1.25により水平方向に2
倍のサイズに拡大される。そして最後に表示部1.5に
表示される際、垂直方向に2ライン同じデータを表示す
ることから、垂直方向にさらに2倍サイズに拡大された
ことになり、トータルで、水平方向に2倍,垂直方向に
4倍サイズに拡大される。そのためOSD表示に用いる
フォントサイズとして、水平方向は2倍,垂直方向は1
倍サイズのフォントを用いることにより、表示部1.5
上では水平方向,垂直方向に4倍サイズのフォントを表
示することができる。
【0099】一方、コンピュータ入力信号s1.01表
示時においては、OSD表示データs1.18は、スイ
ッチ部1.06において、コンピュータ入力信号s1.0
1と切り替えて出力される。この際、コンピュータ入力
信号s1.01と同じクロックスピードで読み出しを行
うために、4回同じデータが読み出される。そのため、
水平方向に4倍サイズに拡大されることになる。そのた
め、OSD表示に用いるフォントサイズとして、水平方
向は1倍,垂直方向は4倍サイズのフォントを用いるこ
とにより、表示部1.5上では水平方向,垂直方向共
に、上記の場合と同じ4倍サイズのフォントを表示する
ことができる。
【0100】ユーザがキー入力調整により、垂直方向2
倍駆動と1倍駆動を選択でき、この変更をシステム制御
部が検知してOSD制御部を制御するようにしても良
い。ここで、垂直方向2倍駆動が選択された場合は、垂
直方向に2倍サイズのフォントを用いることになる。
【0101】また、コンピュータ画像信号は水平方向に
は全て1280画素にサンプリング(A/D変換時)さ
れるため、全表示モードとも水平方向サイズは同一とな
る。そのため、OSDデータのみ4回読み出しして、ス
イッチ部1.06で切り換えると丁度よいサイズで合体
できる。また、デジタル処理部1.4へは常に同じサイ
ズ、同じタイミングで入力される。
【0102】また、図21は、ビデオ信号表示時および
コンピュータ信号表示時におけるOSD表示項目の一覧
を示す図である。本実施例における示制御装置において
は、それぞれの表示時において図21の様に異なる内容
のOSD表示を行う。これらの表示内容はシステム制御
部に保持されている。尚、フォントデータはOSD制御
部が保持する。
【0103】したがって、本実施例における表示制御装
置においては、ビデオ信号表示時および、コンピュータ
信号表示時では、異なるフォントサイズ,異なる読み出
しクロックスピード,異なる表示内容のOSD表示を行
う。
【0104】OSD制御部1.93は、NTSC等のビ
デオ入力信号の場合には、スイッチ部1.23、また、
コンピュータ入力信号の場合には、スイッチ部1.06
を切り替えることにより、画像データs1.10もしく
はs1.04をOSDデータs1.18と切り替えて出力
する。
【0105】スイッチ部1.32は、後述のキー入力処
理による操作者選択に基づいて、システム制御部1.9
1により切り替えられ、NTSC等のビデオ入力信号s
1.13とコンピュータ入力信号s1.05を切り替え
て、デジタル処理部1.4に転送する。
【0106】ここで操作者からのキー入力処理につい
て、図22〜図25のフローチャート及びユーザからの
キー入力を受け付けるキーの例を示した図26を参照し
て詳細に説明する。図22〜図25は本実施例における
キー入力処理を説明するフローチャートである。また、
図26は、本実施例におけるキー操作パネルの概観を表
す図である。
【0107】システム制御部1.91はステップS11
01において、キーマトリクス部1.92に対してキー
スキャンを行う。ステップS1102で、該キースキャ
ンの結果、キー入力があったかの判定を行い、キー入力
がなかった場合には直ちにキー入力処理を終了する。そ
うでなくキー入力があった場合には、ステップS110
3に進む。
【0108】ステップS1103では、検出されたキー
入力が図26のTV/PC切り替えキー(KEY1)で
あるかどうかを判定し、もしTV/PC切り替えキーで
あった場合には、ステップS1104のTV/PCモー
ド切り替え処理を行う。このTV/PC切り替え処理
は、 1、スイッチ部1.3の切り替え制御 2、補間処理部1.05へのTV/PC切り替え情報の
設定 3、TV/PC切り替え情報のOSD表示 によりなる。このTV/PCモード切り替え処理の終了
後、キー入力処理は終了する。ステップS1105で
は、検出されたキー入力が図25の音量UPキー(KE
Y2)であるかどうかを判定し、音量UPキーであった
場合には、ステップS1106の音量UP処理を行う。
この音量UP処理は、 1、音声信号処理部1.72への音量UP設定 2、更新音量のOSD表示 によりなる。該音声UP処理終了後、キー入力処理は終
了する。
【0109】ステップS1107では、検出されたキー
入力が図25の音量DOWNキーであるかどうかを判定
し、音量DOWNキーであった場合には、ステップS1
108の音量DOWN処理を行う。該音量DOWN処理
は、 1、音声処理手段1.72への音量DOWN設定 2、更新音量のOSD表示 によりなる。該音声DOWN処理終了後、キー入力処理
は終了する。
【0110】ステップS1109では、図26に示すク
リアーキー(KEY8)およびセットキー(KEY5)
が同時に一定期間以上続けて押されたかどうかを判定
し、そうであった場合にはリセットキーが検出されたと
してステップS1110のリセット処理を行う。該リセ
ット処理は、 1、不揮発性メモリ1.94から工場出荷時の初期設定
値を読み出し、カラーデコーダ1.22に設定 2、不揮発性メモリ1.94から工場出荷時の初期設定
値を読み出し、音声信号処理部1.72に設定 3、不揮発性メモリ1.94から工場出荷時の初期設定
値を読み出し、クロック発生部1.04に設定 4、不揮発性メモリ1.94から工場出荷時の初期設定
値を読み出し、補間処理部1.05に設定 という処理を行う。該リセット処理終了後、キー入力処
理は終了する。
【0111】ステップS1111では、検出されたキー
入力がメニューキー(KEY4)であるかどうかを判定
し、もしメニューキーであった場合にはステップS11
12に進む。そうでなく、上記以外のキー、すなわちセ
ットキー,UPキー,DOWNキー,クリアーキーのい
ずれかのキーが検出された場合には、何もせず直ちにキ
ー入力処理を終了する。ステップS1112では、現在
TVモードか、PCモードかの判定を行い、TVモード
の時はステップS1113に進み、PCモードの時はス
テップS1128に夫々進む。
【0112】ステップS1113では、メニュー画面を
見ながら操作者が設定項目を選択する処理を行うが、図
24のフローチャートを参照して該ステップS1113
または1128の処理について説明する。
【0113】ステップS1501では、前回選択された
項目を選択した状態でOSD表示を行う。ステップS1
502では、操作者からのキー入力があるまでウエイト
を行う。ステップS1503では、操作者が入力したキ
ーがTV/PC切り替えキー,音量UPキー,音量DO
WNキーのいずれか(即ち,KEY1〜KEY3のいず
れか)であるか否かを判定し、そうである場合には、何
もせずに再度ステップS1502にもどる。
【0114】KEY1〜KEY3のいずれでもない場合
は、ステップS1503からステップS1504へ進
む。ステップS1504では、操作者が入力したキーが
メニューキー(KEY4)であるか否かを判定し、そう
である場合には該処理を終了する。そうでない場合に
は、ステップS1505に進む。
【0115】ステップS1505では、操作者が入力し
たキーがセットキー(KEY5)であるか否かを判定
し、そうである場合にはステップS1514において設
定項目確定とし、ステップS1114もしくはステップ
S1129に進む。
【0116】操作者が入力したキーがセットキー(KE
Y5)でない場合は、ステップS1506へ進む。ステ
ップS1506では、操作者が入力したキーがクリアー
キー(KEY8)であるか否かを判定し、そうである場
合にはステップS1507において選択項目を初期値に
し、ステップS1501にもどる。入力されたキーがク
リアーキーでない場合には、ステップS1508に進
む。
【0117】ステップS1508では、操作者がクリア
ーキーとセットキーを同時に一定時間以上押し続けたか
否かの判定を行い、そうである場合にはリセット要求で
あるとして、ステップS1509のリセット処理を行い
該処理を終了する。もしそうでない場合にはステップS
1510に進む。
【0118】ステップS1510では、操作者が入力し
たキーがUPキー(KEY6)であるか否かの判定を行
う。もしそうである場合には、ステップS1511にお
いて選択項目を前項目にした後ステップS1501にも
どる。そうでない場合にはステップS1512に進む。
ステップS1512では操作者が入力したキーがDOW
Nキー(KEY7)であるか否かの判定を行う。もしそ
うである場合には、ステップS1513において選択項
目を次項目にした後ステップS1501に戻る。
【0119】上記すべてのキーでなかった場合には、何
もせずステップS1501に戻る。従って、ステップS
1504においてメニューキーが入力されているか、ま
たはステップS1508においてリセット要求である場
合のみキー入力処理は終了し、ステップS1505にお
いて操作者が入力したキーがセットキーであった場合の
み、図23におけるステップS1113またはステップ
S1128の処理が終了する。
【0120】図23に戻り、ステップS1114では、
上記ステップS1113において選択された調整項目
が、言語選択であるか否かの判定を行う。もし言語選択
であった場合には、ステップS1115の言語選択処理
を行う。ステップS1116では、選択された処理が入
力選択であるか否かの判定を行い、もし入力選択であっ
た場合には、ステップS1117の入力選択(コンポジ
ット信号入力/YC分離信号入力)処理を行う。ステッ
プS1118では、選択された処理が音質選択であるか
否かの判定を行い、もし音質選択であった場合には、ス
テップS1119の音質選択処理を行う。ステップS1
120では、選択された処理がコントラスト調整である
か否かの判定を行い、もし明るさ調整であった場合に
は、ステップS1123の明るさ調整処理を行う。ステ
ップS1124では、選択された処理が彩度調整処理を
行う。ステップS1126では、選択された処理が色相
調整処理を行う。そうでなくもし、上記以外の処理が選
択された場合には直ちに処理を終了する。
【0121】ここで上記ステップS1115の言語選択
処理について図25を用いて説明する。ステップS16
01では、言語選択画面をOSD表示し、ステップS1
602では操作者からキー入力があるまでウエイトす
る。ステップS1603では、操作者からのキー入力が
TV/PC切り替えキーもしくは音量UPキーもしくは
音量DOWNキー(即ち、KEY1〜KEY3のいずれ
か)であるか否かの判定を行い、もしそうであった場合
にはステップS1602にもどる。もしそうでない場合
にはステップS1604に進む。ステップS1604で
は、操作者からのキー入力がメニューキー(KEY4)
もしくはセットキー(KEY5)であるかの判定を行
い、もしそうであった場合には、メニュー選択処理11
13に戻る。もしそうでない場合にはステップS160
6に進む。
【0122】ステップS1606では、操作者からのキ
ー入力がクリアーキー(KEY8)であるか否かの判定
を行い、もしそうであった場合には、ステップS160
7において、設定値を該処理を始めたときの設定値に戻
し、ステップS1601に戻る。もしそうでない場合に
はステップS1608に進む。ステップS1608で
は、操作者がクリアーキーとセットキーを同時に一定時
間以上押しているか否かの判定を行い、もしそうであっ
た場合にはリセット要求であるとし、ステップS160
9のリセット処理を行い、該言語調整処理ならびにキー
入力処理を終了する。もしそうでなかった場合にはステ
ップS1610に進む。
【0123】ステップS1610では操作者からのキー
入力がUPキーであるか否かの判定を行い、もしそうで
あった場合には、ステップS1611において設定値を
前項目にするか、もしくは設定値をUPする。そして、
ステップS1601に戻る。ステップS1612におい
てUPキーでない場合は、ステップS1612に進む。
ステップS1612では、操作者からのキー入力がDO
WNキーであるか否かの判定を行い、もしそうであった
場合には、ステップS1613において設定値を次項目
にするか、もしくは設定値をDOWNする。
【0124】ステップS1612において、DOWNキ
ーでない場合は、操作者からのキー入力が上記のいずれ
のキーでもない場合となり、何もせずステップS160
1に戻る。
【0125】ステップS1117の入力タイプ選択処
理,ステップS1119の音質選択処理,ステップS1
121のコントラスト調整処理,ステップS1123の
明るさ調整処理,ステップS1125の彩度調整処理,
ステップS1127の色相調整処理についても同様の処
理を行う。
【0126】一方ステップS1128では、ステップS
1113で行なったのと同様にして、PCモードの時
の、メニュー画面を通して設定項目を選択する処理の選
択を行う。ステップS1129では、選択された処理が
言語選択であるか否かの判定を行い、もし言語選択であ
った場合には、ステップS1130の言語選択処理を行
う。そうでない場合にはステップS1131に進む。ス
テップS1131では、選択された処理が音質選択であ
るか否かの判定を行い、もし音質選択であった場合に
は、ステップS1132の音質選択処理を行う。もし、
そうでない場合にはステップS1133に進む。
【0127】ステップS1133では、選択された処理
がγ選択であるか否かの判定を行い、もしγ選択であっ
た場合には、ステップS1134のγ選択処理を行う。
もしそうでない場合にはステップS1135に進む。ス
テップS1135では、選択された処理が階調選択であ
るか否かの判定を行い、もし、階調選択であった場合に
は、ステップS1136の階調選択処理を行う。もしそ
うでない場合にはステップS1137に進む。ステップ
S1137では、選択された処理が位相調整であるか否
かの判定を行い、もし位相調整であった場合には、ステ
ップS1138の位相調整処理を行う。もしそうでない
場合にはステップS1139に進む。ステップS113
9では、選択された処理が位置調整であるか否かの判定
を行い、もし位相調整であった場合には、ステップS1
140の表示位置調整処理を行う。もしそうでない場合
にはステップS1141に進む。
【0128】ステップS1141では選択された処理が
DPMS調整であるか否かの判定を行い、もしDPMS
調整であった場合には、ステップS1142のDPMS
調整処理を行う。もしそうでない場合にはステップS1
143に進む。ステップS1143では、選択された処
理が機種設定であるか否かの判定を行い、もし機種設定
であった場合には、ステップS1144の機種設定処理
を行う。そうでなく上記以外の処理が選択された場合に
は、直ちに該キー入力処理を終了する。尚、上記判定処
理,OSD表示制御,各種調整選択処理制御等はシステ
ム制御部1.91において行われる。
【0129】続いてデジタル処理部1.4において行わ
れる処理について、図27を用いて説明する。図27は
本実施例におけるデジタル処理部の構成を表すブロック
図である。スイッチ部1.32において切り替えて入力
されたNTSC等のビデオ入力信号s1.13およびコ
ンピュータ入力信号s1.05は、コントラスト調整部
5.01においてγ補正処理および階調調整処理され
る。
【0130】上記の該ガンマ補正処理について図28を
参考にして説明する。図28は、γ=2.2,8ビット
入力,8ビット出力の場合のγの補正処理を説明する図
である。入力データが、例えばaの場合、γ=1.0で
は出力データもaであるが、γ=2.2では出力データ
はb(<a)となり、γ=1.0の場合よりもコントラス
トのある画像が得られる。
【0131】次に図29を参考にして階調調整処理につ
いて説明する。図29は本実施例における階調調整処理
を説明する図である。該階調調整処理を行わない場合
は、図29の100%の特性ように、入力値に対してリ
ニアな出力値をとる。これに対して、50%階調調整を
行うと、0から64まで、および192から255まで
の入力データに対する出力値は、それぞれ0と255に
張り付けられ、その間の入力データは図29に示すよう
に、入力データの2倍の変化量で変化する。該階調調整
の値を小さく(%を下げる)するにしたがって、よりコ
ントラストのある画像を得ることができる。なお、γ補
正処理および階調調整における調整値は、上述のキー入
力処理において操作者によって選択され、システム制御
部1.91により、コントラスト調整部5.01に設定さ
れる。
【0132】ガンマ補正および階調調整されたデータs
5.01は、中間調処理部5.02により、例えば、ED
(誤差拡散)法やディザ法等の中間調処理が施される。
【0133】動き検出部5.04は、中間調処理される
前の表示データをスチールして、一定値以上変化のあっ
たラインを検出し、この結果をシステム制御部1.91
に転送する。システム制御部1.91はメモリー5.03
に格納されているフレーム表示データの内、前記動き検
出されたライン表示データのみをラインアドレスデータ
と共にディスプレイ制御部5.05に出力する。
【0134】該ディスプレイ制御部5.05は、ディス
プレイ5.06の前記ラインアドレスデータで指定され
た垂直位置に前記ライン表示データを表示する。
【0135】続いて電源部1.8について説明する。電
源部1.8は、コンポジットビデオ信号処理部1.2、お
よびコンピュータ画像信号処理部1.1、およびデジタ
ル処理部1.4、およびその他各部に対して電源を供給
する。この電源部1.8はシステム制御部1.91により
制御されコンポジットビデオ信号処理部1.2、および
コンピュータ画像信号処理部1.1、およびデジタル処
理部1.4の電源をオン,オフする。
【0136】以上の構成において、OSD制御に関する
制御手順を以下にまとめて説明する。図30は本実施例
におけるOSD制御の構成を表すブロック図である。
【0137】上述した様に、入力されたコンポジットア
ナログ画像信号はカラーデコーダ1.22によりRGB
の画像信号s1.10へ変換される。この画像信号を表
示する場合は、スイッチ部1.23によって該画像信号
を選択し、フィールド/フレーム変換部1.24と水平
補間処理部1.25により表示部1.5にて表示可能なビ
デオ信号s1.13を生成する。そしてスイッチ部1.3
2の選択によりこのビデオ信号s1.13を選択するこ
とで、表示部1.5に入力されたコンポジットアナログ
画像信号が表示される。ここで、スイッチ部1.31は
ビデオ信号が選択されていることを示す信号cs1.1
0を選択し、これをcs1.11として出力する。ディ
ジタル処理部1.4は、このcs1.11によりビデオ信
号s1.13が選択されていることを認識し、表示部1.
5をビデオ信号s1.13に適した駆動形態で駆動す
る。
【0138】以上の様に、ビデオ信号s1.13が表示
されている状態で、OSDによる表示を行う場合は、以
下のように制御される。システム制御部1.92よりO
SD表示の指令を受けたOSD制御部1.93は、信号
cs1.11によりビデオ信号が表示中であることを認
識する。その結果、OSD制御部1.93はビデオ信号
表示時用のOSDデータs1.18を出力する。スイッ
チ部1.23はRGBの画像信号からOSDデータs1.
18に選択を切替える。この結果、OSDデータs1.
18はフィールド・フレーム変換部1.24及び水平補
間処理部1.25によって所定の処理が施され、ビデオ
信号s1.13として表示部に供給され、表示される。
【0139】一方、コンピュータCRT信号s1.01
を表示する場合は、表示部の画素数に応じてサンプリン
グ、補間処理されたコンピュータ入力信号s1.04を
スイッチ部1.06で選択する。スイッチ部1.06より
出力される表示用信号s1.05はスイッチ部1.02に
よって選択されてディジタル処理部1.4へ入力され
る。また、コンピュータ入力表示を示す信号cs1.0
7がスイッチ部1.31によって選択されディジタル処
理部1.4へ入力される。ディジタル処理部1.4は、信
号cs1.11によりコンピュータ入力信号の表示であ
ることを認識し、該コンピュータ入力信号と同期して表
示部1.5に表示される。ここで、本表示制御装置は、
上述した様にコンピュータ入力の複数種類の解像度(表
示モード)に対応するので、ディジタル処理部1.4は
各表示モードに適した表示速度で表示部1.5を駆動す
る。
【0140】以上の様に、コンピュータ入力信号s1.
05が表示されている状態で、OSDによる表示を行う
場合は、次の様に制御される。システム制御部1.92
によりOSD表示の指令を受けたOSD制御部1.93
は、信号cs1.11により現在表示中の画像がコンピ
ュータ入力信号であることを認識する。その結果、OS
D1.93はコンピュータ入力表示時用のOSDデータ
s1.18を出力する。スイッチ部1.06はコンピュー
タ入力信号s1.04からOSDデータs1.18へ選択
を切り替え、表示用信号s1.05として出力する。こ
の表示用信号s1.05をスイッチ部1.32で選択する
ことにより表示部1.5にOSDデータが表示される。
尚、ディジタル処理部1.4はコンピュータ表示用の同
期速度で表示部1.5を駆動しているので、本実施例に
おいては、OSD制御部1.93からの読み出し時に同
じ画素が4回読み出され、水平方向に4倍に拡大される
ことは上述した通りである。
【0141】以上説明した様に本実施例によれば、コン
ポジットビデオ信号やコンピュータCRT信号といった
解像度、表示速度(同期速度)の異なる各表示状態にお
いて、各種調整操作を容易とするOSDデータの表示を
適切に行うことが可能となる。
【0142】また、コンポジットビデオ信号やコンピュ
ータCRT信号といった各種の表示毎にOSDデータを
保持し、夫々の表示状態に応じてOSDデータを選択し
て表示するので、使用状態に応じた適切なOSDを得る
ことができ操作性が向上する。
【0143】また、ビデオ信号表示、コンピュータ信号
表示の回路をOSDに用いるので、OSD専用の表示処
理回路を設ける必要がなく、回路構成のコンパクト化が
図れる。
【0144】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0145】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、画
像解像度およびドットクロックが異なる表示状態の夫々
に対応してOSDを適切に表示することが可能となる。
【0146】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる表示制御装置10のブロック
図である。
【図2】同期信号測定部の詳細な制御構成を表すブロッ
ク図である。
【図3】同期信号測定部内のFIFOメモリにおけるデ
ータの格納状態を表す図である。
【図4】同期信号測定部のレジスタのデータ格納状態を
表す図である。
【図5】本実施例における表示モードの判定手順を表す
フローチャートである。
【図6】クロック発生部1.04の構成を示すブロック
図である。
【図7】分周器内のカウンタの構成を表すブロック図で
ある。
【図8】1/2分周出力レベル切替器3.15の動作タ
イミングチャートを示す図である。
【図9】本実施例における補間処理方法を説明する図で
ある。
【図10】本実施例における補間処理方法を説明する図
である。
【図11】本実施例における補間処理方法を説明する図
である。
【図12】入力された有効表示画像データを垂直補間し
ドットマトリクスディスプレイに拡大表示を行う垂直補
間部1.05の詳細ブロック図である。
【図13】図12で示した補間処理部4.06と補間制
御部4.07の詳細を説明するブロック図である。
【図14】入力された画像データの演算部4.06.03
の構成を表わすブロック図である。
【図15】指数演算部4.06.03.01の詳細ブロッ
ク図である。
【図16】本実施例のOSD表示例を示す図である。
【図17】本実施例のOSD表示例を示す図である。
【図18】本実施例のOSD表示例を示す図である。
【図19】本実施例のOSD表示例を示す図である。
【図20】OSD表示におけるフォントサイズの制御を
説明する図である。
【図21】ビデオ信号表示時およびコンピュータ信号表
示時におけるOSD表示項目の一覧を示す図である。
【図22】本実施例におけるキー入力処理を説明するフ
ローチャートである。
【図23】本実施例におけるキー入力処理を説明するフ
ローチャートである。
【図24】本実施例におけるキー入力処理を説明するフ
ローチャートである。
【図25】本実施例におけるキー入力処理を説明するフ
ローチャートである。
【図26】本実施例におけるキー操作パネルの概観を表
す図である。
【図27】本実施例におけるデジタル処理部の構成を表
すブロック図である。
【図28】γ=2.2,8ビット入力,8ビット出力の
場合のγの補正処理を説明する図である。
【図29】本実施例における階調調整処理を説明する図
である。
【図30】本実施例におけるOSD制御の構成を表すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 表示制御装置 1.1 コンピュータ画像信号処理部 1.2 コンポジットビデオ信号処理部 1.3 スイッチ部 1.4 ディジタル処理部 1.5 表示部 1.7 音声処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 H04N 5/46

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる解像度及びドットクロックに対応
    する複数種類の画像信号を表示するための複数種類の表
    示モードを有する表示制御装置であって、 表示中の画像信号の表示モードを判定する判定手段と、前記表示モードに対応したフォントサイズのOSDデー
    タを記憶する記憶手段と、 前記判定手段で判定された表示モードに基づいて表示す
    べきOSDデータを前記記憶手段に記憶されているOS
    Dデータから選択する選択手段と、 前記選択手段で選択されたOSDデータを現在表示中の
    画像信号と切り換えて入力する入力手段と、 前記入力手段で入力されたOSDデータを前記画像信号
    の表示モードにて出力する出力手段とを備え前記記憶手段には、各表示モードにおけるドットクロッ
    クスピードと、各表示モードにおいて画像信号に対して
    施される拡大処理とに基づいて決定されたフォントサイ
    ズ及び形状のデータが記憶されている ことを特徴とする
    表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記OSDデータは各表示モードに対応
    した表示内容を有し、前記選択手段は、各表示モードに
    適切な表示内容を有するOSDデータを選択することを
    特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記複数種類の表示モードは、少なくと
    もコンポジットビデオ信号を表示するための第1表示モ
    ードとコンピュータCRT信号を表示するための第2表
    示モードとを含むことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第1表示モードにおいてOSDデー
    タを表示する場合、前記出力手段は、入力されたOSD
    データに対して解像度変換処理を施して出力することを
    特徴とする請求項に記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項のいずれかに記載
    の表示制御装置により出力される信号に基づいて画像表
    示を行うことを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 前記画像表示はドットマトリックスディ
    スプレイに行われることを特徴とする請求項に記載の
    表示装置。
  7. 【請求項7】 異なる解像度及びドットクロックに対応
    する複数種類の画像信号を表示するための複数種類の表
    示モードにて表示を行う表示制御方法であって、 表示中の画像信号の表示モードを判定する判定工程と、 前記判定工程で判定された表示モードに基づいて表示す
    べきOSDデータを、前記表示モードに対応したフォン
    トサイズのOSDデータを記憶する記憶手段に記憶され
    ているOSDデータから選択する選択工程と、 前記選択工程で選択されたOSDデータを現在表示中の
    画像信号と切り換えて入力する入力工程と、 前記入力工程で入力されたOSDデータを前記画像信号
    の表示モードにて出力する出力工程とを備え前記記憶手段には、各表示モードにおけるドットクロッ
    クスピードと、各表示モードにおいて画像信号に対して
    施される拡大処理とに基づいて決定されたフォントサイ
    ズ及び形状のデータが記憶されている ことを特徴とする
    表示制御方法。
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