JP3315354B2 - 産業車両の簡易油圧ホースカバー - Google Patents
産業車両の簡易油圧ホースカバーInfo
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- JP3315354B2 JP3315354B2 JP27331897A JP27331897A JP3315354B2 JP 3315354 B2 JP3315354 B2 JP 3315354B2 JP 27331897 A JP27331897 A JP 27331897A JP 27331897 A JP27331897 A JP 27331897A JP 3315354 B2 JP3315354 B2 JP 3315354B2
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- hose
- hydraulic
- hydraulic hose
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は産業車両のプーリ
ー式マスト配管の油圧ゴムホースの保護に関するもので
ある。
ー式マスト配管の油圧ゴムホースの保護に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】フォークが地上位置から、揚高約５００
ｍｍ前後までの走行姿勢位置で、マスト配管の油圧ゴム
ホースのプーリーに案内される部分は、プーリーに接し
ながら、しかも曲げられるために屈曲頻度の一番多い部
分となっており、従来油圧ゴムホースの耐用寿命はゴム
ホース自体の強度に依存していた。なお油圧ゴムホース
を外装材で被覆する技術が実公平６−３６０５６号公報
により開示されているが、その目的はこの発明の目的の
耐用寿命延長とは異なるものである。
ｍｍ前後までの走行姿勢位置で、マスト配管の油圧ゴム
ホースのプーリーに案内される部分は、プーリーに接し
ながら、しかも曲げられるために屈曲頻度の一番多い部
分となっており、従来油圧ゴムホースの耐用寿命はゴム
ホース自体の強度に依存していた。なお油圧ゴムホース
を外装材で被覆する技術が実公平６−３６０５６号公報
により開示されているが、その目的はこの発明の目的の
耐用寿命延長とは異なるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従って上記従来の油圧
ゴムホースを使用したものにおいては、プーリーに接す
る頻度の高い部分は、油圧ゴムホース全長の中でも、最
も損傷を受けており、ホースクラックなどが集中して発
生しており、揚高の高い位置でプーリーと接する、フォ
ーク取付部近傍と比べた場合、油圧ゴムホースの耐用寿
命を伸ばす上で大きな課題となっていたが、従来は油圧
ゴムホース自体の強度の向上に注力していて、付加的な
被覆処理を行うようなものでは無かった。
ゴムホースを使用したものにおいては、プーリーに接す
る頻度の高い部分は、油圧ゴムホース全長の中でも、最
も損傷を受けており、ホースクラックなどが集中して発
生しており、揚高の高い位置でプーリーと接する、フォ
ーク取付部近傍と比べた場合、油圧ゴムホースの耐用寿
命を伸ばす上で大きな課題となっていたが、従来は油圧
ゴムホース自体の強度の向上に注力していて、付加的な
被覆処理を行うようなものでは無かった。
【０００４】
【課題が解決するための手段及び作用効果】この発明は
上記の課題に対処するためになされたもので、プーリー
式マスト配管の油圧ゴムホースにおいて、インナマスト
に取り付けられたプーリーに案内される油圧ホースの、
屈曲頻度の一番高い範囲のみ、油圧ホースのサイズに合
った口金部分が入る程度の内径寸法を有する、熱収縮チ
ューブを使用したホースカバーを、油圧ホースに、部分
的に、しっかり被覆可能としている。
上記の課題に対処するためになされたもので、プーリー
式マスト配管の油圧ゴムホースにおいて、インナマスト
に取り付けられたプーリーに案内される油圧ホースの、
屈曲頻度の一番高い範囲のみ、油圧ホースのサイズに合
った口金部分が入る程度の内径寸法を有する、熱収縮チ
ューブを使用したホースカバーを、油圧ホースに、部分
的に、しっかり被覆可能としている。
【０００５】上述の被覆したホースカバーは材質的な面
から強度は低く、傷み易いが、油圧ホース自体が耐用寿
命を全うするまで、被覆した部分については、被覆材が
痛んだ都度取り替えて、何度も被覆し直して行くことが
可能となり、油圧ホースの耐用寿命に対して、補佐的な
寿命延長に役立つことになる。
から強度は低く、傷み易いが、油圧ホース自体が耐用寿
命を全うするまで、被覆した部分については、被覆材が
痛んだ都度取り替えて、何度も被覆し直して行くことが
可能となり、油圧ホースの耐用寿命に対して、補佐的な
寿命延長に役立つことになる。
【０００６】油圧ホースは長いものを使用しているの
で、その価格も高価であり、一部分の傷みだけによって
使用できなくなることは問題であるが、この発明によれ
ば耐用寿命の延長が計られるので、資源の有効利用の面
で寄与するところが大きい。
で、その価格も高価であり、一部分の傷みだけによって
使用できなくなることは問題であるが、この発明によれ
ば耐用寿命の延長が計られるので、資源の有効利用の面
で寄与するところが大きい。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施例につい
て、図面により説明する。図１は産業車両のプーリー式
マスト配管の油圧ゴムホース部分の説明用斜視図、図２
は図１におけるＺ視方向による、プーリーと油圧ゴムホ
ースの関連図、図３は産業車両の全体図を示す。
て、図面により説明する。図１は産業車両のプーリー式
マスト配管の油圧ゴムホース部分の説明用斜視図、図２
は図１におけるＺ視方向による、プーリーと油圧ゴムホ
ースの関連図、図３は産業車両の全体図を示す。
【０００８】図１において、アウタマスト２を案内とし
て、インナマスト１が油圧シリンダ（図示せず）により
上昇・下降することにより、フォーク取付部１１がチェ
ーン１２とスプロケット１３を介して、上下する構造と
なっている。
て、インナマスト１が油圧シリンダ（図示せず）により
上昇・下降することにより、フォーク取付部１１がチェ
ーン１２とスプロケット１３を介して、上下する構造と
なっている。
【０００９】フォーク取付部１１には、荷役対象の種類
によって、フォーク１４を油圧駆動できる特殊アタッチ
メントを装着する場合があり、その時には油圧を本体側
からフォーク取付部１１へ供給する必要が生じてくる。
図１に示すプーリー３と油圧ホース４を使用した、プー
リー式マスト配管装置は、そのような特殊アタッチメン
トへの油圧供給の実施例である。
によって、フォーク１４を油圧駆動できる特殊アタッチ
メントを装着する場合があり、その時には油圧を本体側
からフォーク取付部１１へ供給する必要が生じてくる。
図１に示すプーリー３と油圧ホース４を使用した、プー
リー式マスト配管装置は、そのような特殊アタッチメン
トへの油圧供給の実施例である。
【００１０】この実施例では、フォーク取付部１１を、
インナマスト１やアウタマスト２に沿って、移動させる
チェーン１２とスプロケット１３の関係と、全く同様な
関係に、プーリー３と油圧ホース４を、並列に配置した
ものとなっている。
インナマスト１やアウタマスト２に沿って、移動させる
チェーン１２とスプロケット１３の関係と、全く同様な
関係に、プーリー３と油圧ホース４を、並列に配置した
ものとなっている。
【００１１】荷役作業において、産業車両のフォーク取
付部１１は、フォーク１４が最下降した地上位置から、
揚高が約５００ｍｍ程度の走行姿勢の位置になっている
ことが、頻度としては一番多くなっている。図１のプー
リー式マスト配管装置の構造の場合、図２に示すよう
に、油圧ホース４が、アウタマスト２の固定部１５か
ら、プーリー３を経てインナマスト１側へ向かって、揚
高に換算して、約５００ｍｍの位置に相当する範囲につ
いては、油圧ホース４がプーリー３に接し、かつ曲げら
れながら案内される、屈曲頻度の一番高い部分であり、
さらにプーリー３からの油圧ホース４の外れ止め１６が
設けられていて、それに当たったり、擦ったりして、油
圧ホース４が傷み易い条件が重なっている。
付部１１は、フォーク１４が最下降した地上位置から、
揚高が約５００ｍｍ程度の走行姿勢の位置になっている
ことが、頻度としては一番多くなっている。図１のプー
リー式マスト配管装置の構造の場合、図２に示すよう
に、油圧ホース４が、アウタマスト２の固定部１５か
ら、プーリー３を経てインナマスト１側へ向かって、揚
高に換算して、約５００ｍｍの位置に相当する範囲につ
いては、油圧ホース４がプーリー３に接し、かつ曲げら
れながら案内される、屈曲頻度の一番高い部分であり、
さらにプーリー３からの油圧ホース４の外れ止め１６が
設けられていて、それに当たったり、擦ったりして、油
圧ホース４が傷み易い条件が重なっている。
【００１２】この発明では、このような悪条件の緩和を
計り、油圧ホース３を保護して、耐用寿命を延長するた
めに屈曲頻度の一番多い範囲のみ、油圧ホース３のサイ
ズに合った、口金部分が入る程度の寸法の、熱収縮チュ
ーブを使用したホースカバー５を被覆材として、油圧ホ
ース４に部分的にしっかり被覆するようにしている。
計り、油圧ホース３を保護して、耐用寿命を延長するた
めに屈曲頻度の一番多い範囲のみ、油圧ホース３のサイ
ズに合った、口金部分が入る程度の寸法の、熱収縮チュ
ーブを使用したホースカバー５を被覆材として、油圧ホ
ース４に部分的にしっかり被覆するようにしている。
【００１３】このような、熱収縮チューブを使用したホ
ースカバー５自体は、材料強度的には強いものではない
が、傷んだ場合には、容易に取り替えて、被覆し直すこ
とが可能であり、その費用も十分に安価である。従って
消耗品として準備しておき、こまめに点検補修すること
で、元の油圧ホース４を十分に保護し、補佐的に耐用寿
命の延長を計ることができる。
ースカバー５自体は、材料強度的には強いものではない
が、傷んだ場合には、容易に取り替えて、被覆し直すこ
とが可能であり、その費用も十分に安価である。従って
消耗品として準備しておき、こまめに点検補修すること
で、元の油圧ホース４を十分に保護し、補佐的に耐用寿
命の延長を計ることができる。
【００１４】一般に油圧ホース４は長いものを使用して
いるので、その価格は高価であり、一部分の傷みによっ
て、使用できなくなることは、資源の無駄使いとなって
問題であるが、この発明によれば耐用寿命の延長が計ら
れることは、資源の有効活用の面から大きな寄与をする
こととなる。
いるので、その価格は高価であり、一部分の傷みによっ
て、使用できなくなることは、資源の無駄使いとなって
問題であるが、この発明によれば耐用寿命の延長が計ら
れることは、資源の有効活用の面から大きな寄与をする
こととなる。
【図１】プーリー式マスト配管の油圧ホース部分の説明
斜視図である。
斜視図である。
【図２】プーリーと油圧ゴムホースの関連図である。
【図３】産業車両の全体図である。
１ インナマスト ３ プーリー ４ 油圧ホース ５ ホースカバー
Claims (1)
- 【請求項１】 プーリー式マスト配管の油圧ゴムホース
において、インナマスト(1)に取り付けられたプーリー
(3)に案内される油圧ホース(4)の屈曲頻度の一番高い範
囲のみ、油圧ホースのサイズに見合った口金部分が入る
内径寸法を有する熱収縮チューブを使用したホースカバ
ー(5)を、油圧ホース(4)に、部分的にしっかり被覆可能
としたことを特徴とする、産業車両の簡易油圧ホースカ
バー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27331897A JP3315354B2 (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 産業車両の簡易油圧ホースカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27331897A JP3315354B2 (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 産業車両の簡易油圧ホースカバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1192092A JPH1192092A (ja) | 1999-04-06 |
| JP3315354B2 true JP3315354B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=17526221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27331897A Expired - Fee Related JP3315354B2 (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 産業車両の簡易油圧ホースカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3315354B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6017653B1 (ja) * | 2015-09-03 | 2016-11-02 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | プーリー装置、及びフォークリフト |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP27331897A patent/JP3315354B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1192092A (ja) | 1999-04-06 |
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Legal Events
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080607 Year of fee payment: 6 |
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| S531 | Written request for registration of change of domicile |
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