JP3314865B2 - 内蔵時計データのバックアップ方法およびその装置 - Google Patents

内蔵時計データのバックアップ方法およびその装置

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JP3314865B2 JP23614697A JP23614697A JP3314865B2 JP 3314865 B2 JP3314865 B2 JP 3314865B2 JP 23614697 A JP23614697 A JP 23614697A JP 23614697 A JP23614697 A JP 23614697A JP 3314865 B2 JP3314865 B2 JP 3314865B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計を内蔵した電
子機器などにおいて、たとえば、停電発生や機器の移動
時における電源プラグの引き抜きなど、一時的な電源供
給停止が生じたときにその内蔵時計データを正確に修正
するようにバックアップする場合の方法およびその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ、テレビ、オーデ
ィオ製品など、時計が内蔵されている電子機器は多い。
たとえば、ビデオカセットレコーダ(以下VCRとい
う)などは、ユーザが録画開始や終了の時刻をセットす
ることによって、機器に内蔵された時計(内蔵時計とい
う)の時刻データに基づいて、所望とするテレビ番組を
自動録画することができるようになっている。
【0003】このように、設定された時刻に基づいて何
らかの動作を自動的に行わせる、いわゆるタイマ機構は
多くの電子機器に採用されている。したがって、機器の
内蔵時計の時刻は、正確さが要求される。特に、テレビ
とVCRが一体となったVCR付きテレビ(以下TVC
Rという)の場合、時刻設定による番組録画を行うこと
が多く、時刻設定による番組録画を行う際、内蔵時計の
時刻が正確でないと、所望とする番組の冒頭や結末が録
画されないということにもなり、内蔵時計の正確さが一
層要求される。したがって、この種の機器の時計は、常
に正確な時刻となっていることが必要である。
【0004】また、この種の機器には、実公昭59−4
2716号公報や特公平7−27038号公報等に示さ
れるようなジャストクロック(just clock)機能が設け
られていることが多い。このジャストクロック機能は、
内蔵時計の時刻データを常に正確な時刻とするために、
内蔵時計の時刻のずれを補正する機能であり、一般に
は、公共放送の発する午前7時00分00秒、正午(1
2時00分00秒)、午後7時00分00秒の時報音信
号を検出して、この時報音信号の発せられた時刻に内蔵
時計の時刻を合わせる操作を行うものである。このよう
にして、内蔵時計の時刻は、正確な時刻に保持されてい
る。
【0005】しかし、停電が生じたり、電源プラグの引
き抜きによる電源供給停止が発生すると、一般的には、
その時点で時刻データが失われることになり、電源供給
が復旧したのち、時刻合わせを行うことが必要となって
くる。このようなときに、再度時刻合わせを行うことは
厄介であり、使用者にとっては好ましくない作業とな
る。このため、これに対処する簡易な手段として、小型
な機器の場合には、小容量のコンデンサを設け、内蔵時
計の電源をバックアップすることで、30秒程度の電源
供給停止に対しては、時刻データを失うことがないよう
にすることが行われている。
【0006】しかし、この方法では、30秒というごく
短い時間だけのバックアップであるため、瞬間的な電源
供給停止にしか対応できない。したがって、それ以上の
停電や、機器の設置場所を変えたりする際のプラグの引
き抜きには対応できず、その都度、時刻設定を行う必要
がある。特に、最近では、小型のTVCRなども普及し
てきており、この種の機器は、部屋から部屋へというよ
うに、頻繁に機器を移動することも多く、このような場
合には、30秒程度のバックアップでは対応できず、そ
の都度、時刻合わせを行う必要が生じるという問題があ
る。
【0007】また、据え置き型のVCRなどの大型の機
器においては、長時間外出するようなとき、所望のテレ
ビ番組を自動録画する場合、ユーザが外出する前に録画
時刻を設定しておくことが、ごく一般に行われる。この
ように自動録画の設定を行った後、ユーザの不在中に、
たとえば10分程度の比較的長い停電が発生すると、停
電が終わっても内蔵時計の時刻データ失われたままとな
るため、所望とする番組の録画が行えなくなるという問
題が発生する。
【0008】このような比較的長い時間の電源供給停止
に対処するために、従来の大型の機器では、機器内部に
充電池や超高容量のコンデンサを設け、10分以上に渡
って電源供給が停止しても、内蔵時計を充電池やコンデ
ンサなどでバックアップすることで、内蔵時計の計時動
作を継続させるようにすることが行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、充電池
や超高容量のコンデンサを設けることは、重量の増加を
招き、機器に要求される小型軽量化に相反するものとな
る。また、充電池等の追加は、機器のコストアップにも
つながり、少しでも低コスト化を実現しようとする機器
にあっては、これらの部品はなるべく使わない方が望ま
しい。
【0010】そこで、本発明は、重量の増加を招くこと
なく、しかもコストアップせずに比較的長時間の電源供
給停止に対応できる内蔵時計データのバックアップ方法
及びその装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、機器が内蔵する時計(内蔵
時計という)の時刻を補正する内蔵時計データのバック
アップ方法において、時報信号が発せられる基準の時刻
に対し、その時刻よりも30分未満前の時刻をジャスト
クロック監視開始時刻として設定しておき、内蔵時計の
計時に基づいて順次求めたその時点での時刻を記憶手段
に更新しながら書き込み、この記憶手段に書き込まれて
いる内蔵時計の時刻がャストクロック監視開始時刻に
達した時点から基準となる時刻を知らせる上記時報信号
の検出動作を開始し、時報信号を検出した時点における
記憶手段に書き込み保存されている内蔵時計の時刻を、
時報信号が発せられる基準となる時刻に修正したのち、
記憶手段に更新して記憶することで、内蔵時計データの
バックアップ時間を実質的に延長可能としたことを特徴
としている。
【0012】そして、請求項2記載の発明は、請求項1
の内蔵時計データのバックアップ方法において、時報信
号が発せられる基準となる時刻は、分と秒を表す時刻デ
ータが00分00秒の時刻であって、記憶手段に書き込
まれている内蔵時計の時刻を、時報信号が発せられる基
準となる時刻に修正する処理は、記憶手段に書き込まれ
ている内蔵時計の時刻が、基準となる時刻に対して30
分未満の遅れの場合は、内蔵時計の時刻がジャストクロ
ック監視開始時刻に達し、かつ、基準となる時刻を知ら
せる時報信号が検出された時点で、内蔵時計の時間を表
す数値を「1」繰り上げ、分と秒を表す数値をそれぞれ
「00」にリセットし、記憶手段に書き込まれている内
蔵時計の時刻が、基準となる時刻に対して30分未満の
進みの場合は、内蔵時計の時刻が前記ジャストクロック
監視開始時刻に達し、かつ、基準となる時刻を知らせる
時報信号検出された時点で、内蔵時計の時間を表す数
値はそのままとし、分と秒を表す数値をそれぞれ「0
0」にリセットするようにしている。
【0013】また、請求項3記載の発明は、機器が内蔵
する時計(内蔵時計という)のデータをバックアップす
る内蔵時計データのバックアップ装置において、内蔵時
計の計時に基づいて所定単位ごとに時刻を加算してその
時点での時刻を順次求める加算手段と、加算手段で順次
求められる時刻をその時点の時刻として更新しながら順
次書き込まれる記憶手段と、時報信号が発せられる基準
となる時刻に対し、その時刻よりも30分未満前の時刻
がジャストクロック監視開始時刻として設定され、記憶
手段に記憶されている内蔵時計の時刻がジャストクロッ
ク監視開始時刻に達したか否かを監視するジャストクロ
ック監視開始時刻検出手段と、時報信号を検出する時報
信号検出手段と、内蔵時計の時刻が上記ジャストクロッ
ク監視開始時刻に達したことを示す信号をジャストクロ
ック監視開始時刻検出手段から受けたときから時報信号
の監視状態となり、この監視状態において時報信号検出
手段から報信号検出信号を受けた時点で、記憶手段に
書き込み保存されている内蔵時計の時刻を記憶手段から
読み出すとともに、この読み出した時刻を時報信号が発
せられた基準となる時刻に修正した上で記憶手段に更新
して記憶させる時刻合わせ制御手段とを有する構成とし
ている。
【0014】そして、請求項4記載の発明は、請求項3
記載の内蔵時計データのバックアップ装置において、時
報信号が発せられる基準となる時刻は、分と秒を表す時
刻データが00分00秒の時刻であり、時刻合わせ制御
手段が行う時刻合わせ処理は、記憶手段に書き込まれて
いる内蔵時計の時刻が、基準となる時刻に対して30分
未満の遅れの場合は、内蔵時計の時刻がジャストクロッ
ク監視開始時刻に達し、かつ、基準となる時刻を知らせ
る時報信号を検出した時点で、内蔵時計の時間を表す数
値を「1」繰り上げ、分と秒を表す数値をそれぞれ「0
0」にリセットし、記憶手段に書き込まれている内蔵時
計の時刻が、基準となる時刻に対して30分未満の進み
の場合は、内蔵時計の時刻がジャストクロック監視開始
時刻に達し、かつ、基準となる時刻を知らせる時報信号
を検出した時点で、内蔵時計の時間を表すデータはその
ままとし、分と秒を表す時刻データをそれぞれ「00」
にリセットするようにしている。
【0015】さらに、請求項5記載の発明は、請求項3
または4記載の内蔵時計データのバックアップ装置にお
いて、時報信号は、テレビ放送の中の音声信号から構成
され少なくとも1日に3回放送される信号としている。
【0016】本発明は、時計を内蔵した電子機器などに
おいて、停電や機器の移動時における電源プラグの引き
抜きなど、一時的な電源供給停止によって内蔵時計に誤
差が生じても、電源供給が復旧した後に、自動的に時刻
データの補正を行い誤差を無くすことにより、内蔵時計
データのバックアップ時間を実質的に延長させたもので
ある。
【0017】具体的には、たとえば、午前7時00分0
0秒、正午(12時00分00秒)、午後7時00分0
0秒の時報信号を入力し、これらの時報信号に対して、
±30分未満の補正を可能とし、実質的にバックアップ
時間を30分間まで延長している。
【0018】つまり、内蔵時計の時刻が基準となる時刻
に対して30分未満の遅れとなった場合は、内蔵時計の
時刻が予め設定されたジャストクロック監視開始時刻に
達したのち、時報信号が検出されると同時に、内蔵時計
の時間を表す数値を「1」繰り上げ、分と秒を表す数値
をそれぞれ「00」にリセットする。また、基準となる
時刻に対して30分未満の進みの場合は、内蔵時計の時
刻が予め設定されたジャストクロック監視設定時間に達
したのち、時報信号が検出されると同時に、内蔵時計の
時間を表す数値はそのままとし、分と秒を表す数値をそ
れぞれ「00」にリセットするようにしている。
【0019】これによって、停電や電源プラグの引き抜
きによる電源供給停止が生じても、その電源供給停止時
間が30分未満であれば、時報信号受信時にジャストク
ロック機能が働いて、時報と同じ時刻に時刻合わせがな
される。すなわち、充電池等を用いることなく、バック
アップ時間が実質的に30分間まで延長されることとな
る。なお、何らかの原因で、30分未満の進みが生じた
場合も同様に、時報信号受信時にジャストクロック機能
が働いて、時報と同じ時刻に時刻合わせを行えるという
効果も発生する。
【0020】このように、本発明では、充電池や超高容
量のコンデンサ等特別な部材を用いずに、30分近い比
較的長時間の電源供給停止に対しても時刻データのバッ
クアップを行えることとなる。加えて、通常の時刻の遅
れあるいは進みに対しても補正を行うことが可能とな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図1から図3に基づき説明する。
【0022】図1は、本発明の内蔵時計データのバック
アップ装置の構成を示すブロック図である。この装置
は、1秒ごとの時刻を加算して行く時刻データ加算部1
と、時刻データ加算部1で加算された時刻データがその
時点の時刻データとして書き込まれるメモリ2と、時報
信号となる時報音が発せられる基準となる時刻に対し、
その時刻よりも最大30分未満前の時刻がジャストクロ
ック監視開始時刻として設定可能であり、機器の内蔵時
計の時刻がその設定されたジャストクロック監視開始時
刻に達したか否かを監視するジャストクロック監視開始
時刻検出部3と、時報音信号を検出する時報信号検出部
4と、内蔵時計の時刻がジャストクロック監視開始時刻
に達したことを示す信号を、ジャストクロック監視開始
時刻検出部3から受け、かつ、時報信号検出部4からの
時報音信号検出信号を受けると、その時点におけるメモ
リ2に書き込まれている内蔵時計の時刻を読み出して、
読み出された時刻を、時報音が発せられる時刻に設定す
る時刻合わせ制御部5を有した構成となっている。
【0023】なお、このような構成の内蔵時計データの
バックアップ装置は、たとえば、TVCRなどの機器に
搭載される。
【0024】次に、これら各構成要素の具体的な機能な
どについて説明する。
【0025】時刻データ加算部1は、機器内部で得られ
る時刻データ(1秒ごとの時刻データ)を入力して、現
時刻に1秒を加算して行くものである。たとえば、現時
刻が9時59分55秒であれば、9時59分56秒、9
時59分57秒というように、1秒ごとに現時刻が更新
されて行く。
【0026】この時刻データ加算部1で得られる1秒ご
との現時刻は、メモリ2に書き込まれる。つまり、メモ
リ2には1秒ごとに時刻データが上書きされ、その時点
における内蔵時計の最新の時刻データが書き込まれるこ
とになる。なお、このメモリ2は、この種の機器がもと
もと持っているメモリ(RAM)の記憶領域の一部を使
用することができ、この発明を実現するために特に設け
る必要はない。
【0027】ジャストクロック監視開始時刻検出部3
は、内蔵時計の時刻が、日本の公共放送から発せられる
午前7時00分、正午(12時00分)、午後7時00
分の時報音信号を発生させる時刻となっているか否かを
監視するものとなっている。そして、この実施の形態で
は、内蔵時計の時刻が、午前7時00分、正午(12時
00分)、午後7時00分のそれぞれ20分前、つま
り、内蔵時計の時刻が午前8時40分、午前11時40
分、午後6時40分となったか否かを監視する。なお、
この午前8時40分、午前11時40分、午後6時40
分の時刻を、ここではジャストクロック監視開始時刻と
する。そして、これらの時刻は予め設定しておく。
【0028】時報信号検出部4は、公共放送から発せら
れる午前7時00分、正午(12時00分)、午後7時
00分の時報音信号を検出するものである。これらの時
報音信号は、「プップップッ ポーン」という時報であ
り、「プップップッ」の部分が440Hz、「ポーン」
の部分が880Hzとなっている。そして、最後の「ポ
ーン」の部分で、丁度、午前7時00分、正午(12時
00分)、午後7時00分となる。
【0029】したがって、この時報信号検出部4は、図
1では示されていないが、例えば時報音信号のうち44
0Hzの信号を通過させる第1のバンドパスフィルタ
と、880Hzの信号を通過させる第2のバンドパスフ
ィルタを有し、これら第1、第2のバンドパスフィルタ
を設けて両信号を検出したり、両信号を波形整形して取
り出した後マイコンに周波数やその信号間隔等を判断検
出させて、前述の午前7時00分、正午(12時00
分)、午後7時00分のいずれかの時刻の到来を検出す
る。ただし、時報音信号中には、いつの時刻の時報音か
を示す信号は含まれていないので、この時報信号検出部
4では、「プップップッ ポーン」という信号を検出す
るのみとなっている。
【0030】時刻合わせ制御部5は、内蔵時計の時刻
が、午前7時00分、正午(12時00分)、午後7時
00分のそれぞれ20分前、つまり、午前8時40分、
午前11時40分、午後6時40分の時刻となったこと
を示すジャストクロック監視開始時刻検出部3からの信
号を受けると、前述の時報信号検出部4からの時報音信
号検出信号を待って、時報音信号検出信号の到来と同時
に、内蔵時計の時刻を、時報音が発せられた時刻と同じ
時刻にする。すなわち、その時点での「00」分「0
0」秒とする。
【0031】このような構成において、次に具体的な動
作を図2のタイムチャートを参照しながら説明する。図
2(A)は実際の時刻、(B)は内蔵時計の時刻を示す
ものである。なお、ここでは、停電が発生して内蔵時計
の計時動作がその時点で停止し、その後、停電が終了し
て、電源供給が復帰した場合の内蔵時計の遅れ補正を行
う例について説明する。
【0032】現時点における実際の時刻が、9時59分
55秒であり、このとき、内蔵時計の時刻も9時59分
55秒であるとする。この時刻から、1秒ごとに時刻が
経過し、9時59分56秒、9時59分57秒、9時5
9分58秒、・・・となって、やがて、10時00分0
0秒で停電が発生したとする。これにより、内蔵時計
は、10時00分00秒の時点で計時動作を停止するこ
とになる。一方、実際の時刻は、止まることなく経過し
て行く。
【0033】そして、実際の時刻が10時19分59秒
となったとき、停電が終了し、再び、内蔵時計が動作を
始めたとする。これにより、内蔵時計はその時点から、
再び1秒刻みの計時を行う。つまり、図2からもわかる
ように、実際の時刻が10時20分00秒のとき、内蔵
時計は10時00分01秒となる。したがって、この時
点においては、実際の時刻に対して、内蔵時計の時刻
は、19分59秒の遅れが生じていることになる。
【0034】この19分59秒遅れのまま、内蔵時計は
1秒ごとに時刻を刻むことになる。以上の動作におい
て、メモリ2には、その時点における最新の時刻データ
が書き込まれる。つまり、メモリ2内の時刻データは、
9時59分56秒、9時59分57秒、9時59分58
秒、・・・、10時00分00というように、1秒ごと
に更新され、10時00分00秒にて停電となり、その
10時00分00秒が19分59秒間保持された後、停
電が終了すると、その時点から、再び、10時00分0
1秒、10時00分02秒、・・・というように、時刻
データが更新されて行く。
【0035】そして、内蔵時計の時刻が11時40分0
0秒(ジャストクロック監視開始時刻)となると、ジャ
ストクロック監視開始検出部3がそれを検出し、時刻合
わせ制御部5が時刻合わせ動作の準備に入る。
【0036】内蔵時計の時刻が11時40分00秒とな
ったときは、実際の時刻は、11時59分59秒であ
る。そして、実際の時刻が12時00分00秒となる
と、時報信号検出部4が、時報音信号を検出する。そし
て、時刻合わせ制御部5は、時報信号検出部4からの検
出信号に基づいて、内蔵時計の時刻における時間を表す
数値を1繰り上げて「12」とし、分と秒を表す数値を
ともに「00」にリセットする。すなわち、内蔵時計の
時刻を12時00分00秒とする。これによって、内蔵
時計の時刻は、実際の時刻と同じ時刻(この場合、12
時00分00秒)とすることができる。
【0037】これまでの動作は、内蔵時計が遅れを生じ
ている場合であり、本発明の実施の形態では、20分未
満(19分59秒)までの遅れに対応できるようになっ
ている。
【0038】このように、20分未満の遅れの場合は、
時報音信号が入力された時点で、内蔵時計の時刻の分を
表す数値が40分を過ぎていれば、ジャストクロックを
行う際、時間を表す数値は「1」を繰り上げ、分と秒を
表す数値はともに「00」にリセットする。たとえば、
時報音の発せられる12時00分00秒の時刻に対して
内蔵時計の時刻が11時40分1秒であれば、時間を表
すデータは「1」を繰り上げ、分と秒を表す数値は「0
0」とし、12時00分00秒とする。
【0039】一方、内蔵時計が何らかの原因で、実際の
時刻よりも大幅に進んでしまうこともある。このような
場合、この実施の形態では、20分未満の進みに対して
は時刻補正を行うことが可能である。ただし、この場合
は、時報信号が入力された時点で、機器の時計の時刻の
分を表すデータが20分に達していなければ、ジャスト
クロックを行う際、時間を表す数値はそのままとし、分
と秒を表す数値をともに「00」にリセットする。
【0040】たとえば、内蔵時計の時刻が実際の時刻に
対して19分59秒進んでいるとすると、内蔵時計の時
刻が11時40分となったとき、実際の時刻は、11時
21分1秒である。内蔵時計が11時40分となった時
点で、時刻合わせ制御部5は、内蔵時計の時刻が、午前
11時40分となったことを示すジャストクロック監視
開始時刻検出部3からの信号を受け、前述の時報信号検
出部4からの時報音信号検出信号を待つ動作に入る。そ
して、実際の時刻が12時00分00秒となると(この
とき、内蔵時計の時刻は、12時19分59秒)、時間
を表すデータはそのままとし、分と秒を表す数値は「0
0」にリセットして、12時00分00秒とする。
【0041】このように、本発明の実施の形態では、±
20分未満の補正(20分未満の遅れ、あるいは進みの
補正)を可能としている。ただし、実際には、最大で±
30分未満(±29分59秒)の補正が可能である。
【0042】図3は、以上の動作を示すフローチャート
である。図3において、内蔵時計が1秒経過したか否か
を判断し(ステップs1)、1秒経過ごとに、現時刻に
1秒を加算し(ステップs2)、その時点の時刻データ
をメモリに書き込む(ステップs3)。そして、内蔵時
計の時刻がジャストクロック監視開始時刻に達したか否
かを判断し(ステップs4)、ジャストクロック監視開
始時刻に達していなければ、ステップs1に戻り、前述
同様の処理を行う。
【0043】ステップs4において、ジャストクロック
設定時刻に達していれば、時報音信号が入力されたか否
かを判断し(ステップs5)、時報音信号が入力されれ
ば、内蔵時計の時刻を時報の発せられた時刻とする(ス
テップs6)。
【0044】以上の動作は、いわゆるジャストクロック
機能と呼ばれているものである。つまり、内蔵時計の計
時動作に遅れや進みが生じた場合、それを時報音信号を
用いて補正するための処理である。たとえば、内蔵時計
に徐々に遅れが生じ、仮に5分の遅れが生じたとする
と、内蔵時計の時刻がたとえば、11時40分00秒と
なったときに、ジャストクロック機能が働いて、時報音
信号の入力を待ち、12時00分00秒のときの時報音
信号が入力されると(このとき、機器の時計の時刻は1
1時55分00秒である)、時間を表す数値を「1」繰
り上げて「12時」とし、分と秒を表すデータともに、
「00」にリセットする。これにより、内蔵時計の時刻
は、「12時00分00秒」に設定され、遅れが補正で
きる。逆に、内蔵時計がたとえば進んでいる場合(最大
で30分未満の進み)にも同様に補正できる。
【0045】なお、ステップs7は、内蔵時計の時刻が
正確な時刻に補正された以降の処理であり、メモリ2に
書き込まれた補正後の時刻を読み出して、以降は、ステ
ップs1に処理が戻る。
【0046】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、内蔵時計のその時点における時刻を記憶手段に書
き込んでおくことで、停電した場合、停電した時点の時
刻データを保存でき、たとえば、10分間の停電であれ
ば、内蔵時計は10分遅れた状態で再動作させることが
できる。したがって、ジャストクロック機能を用いて遅
れを補正することができる。具体的には、公共放送から
発せられる午前7時00分00秒、正午(12時00分
00秒)、午後7時00分00秒の時報音信号を入力
し、これらの時報信号に対して、±20分の補正を可能
としている。
【0047】たとえば、停電などにより、内蔵時計が1
9分59秒遅れたとすれば、ジャストクロック監視開始
時刻(時報の20分前)に到達すると、自動的に、時報
音信号を検出する動作に入り、時報データ入力と同時
に、時間を表すデータを「1」繰り上げるとともに、分
と秒を表すデータをともに「00」にリセットする。こ
れによって、停電や電源プラグの引き抜きによる電源供
給停止時間が20分未満であれば、時報音信号受信時に
ジャストクロック機能が働いて、時報の時刻と同じ時刻
に時刻合わせがなされる。
【0048】なお、上述の実施の形態は、本発明の好適
な実施の形態の例であるが、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変
形実施可能である。たとえば、前述の実施の形態では、
基準となる時刻を日本の公共放送の時報音信号とした
が、これは、公共放送の時報音信号に限られるものでは
なく、時報として入力できるものであれば他の時報信号
を利用することができる。また、時刻も午前7時00分
00秒、正午(12時00分00秒)、午後7時00分
00秒に限られるものではない。
【0049】また、前述の実施の形態では、±20分未
満の補正を可能とする例について説明したが、前にも述
べたように、±30分未満までの補正は本発明をそのま
ま適用することで可能となる。なお、30分以上の補正
に対しては本発明をそのまま適用することでは対応でき
ない。これは、日本の公共放送から発信されている現在
の時報音信号は、それを「ピッピッピッ ポーン」を表
す周波数データのみを用いて判断しているので、それが
どの時刻であるかを機器側では知ることができず、時報
データを受信した時点で、機器の時刻の時間を表すデー
タを繰り上げるのか、あるいは、繰り下げするのかの基
準がわからなくなるからである。
【0050】なお、30分以上の補正を行わせたい場
合、一旦時刻合わせした内蔵時計による次のジャストク
ロック監視時間内に時報音信号が検出されない場合、T
VCRに時刻が合っていない旨の表示をさせて使用者に
修正させるようにしても良い。または、一旦「時」を繰
り下げまたは繰り上げた後に、時報音信号を検出しない
ときは、逆に自動的に繰り下げまたは繰り上げるように
したり、この動作をその時刻の両側へ繰り返すことによ
り修正させるようにしても良い。
【0051】また、本発明は、TVCRだけでなく、時
計を内蔵した機器であって時報信号の受信が可能な機器
であれば広く適用できるものである。また、本発明のバ
ックアップ装置を従来の小容量のコンデンサによるバッ
クアップ(時間は30秒程度)と併せて設けるようにし
たり、従来のバックアップを設けずに本発明によるバッ
クアップだけとしても良い。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の内
蔵時計データのバックアップ方法では、停電した場合等
において、内蔵時計のその時点における時刻を記憶手段
に書き込んで保存しておき、停電が復旧したときに、記
憶手段に保存していた時刻から計時動作を確実に再起動
して、その時刻がジャストクロック監視開始時刻に達し
た時点から時報音信号の監視を開始するので、ジャスト
クロック機能を用いて時刻を確実、且つ正確に修正する
ことができ、特別な部材を付加することなくバックアッ
プ時間を実質的に延長することが可能となる。
【0053】また、請求項2記載の発明によれば、内蔵
時計の時刻が、基準となる時刻に対して30分未満の遅
れの場合は、基準となる時刻を知らせる時報信号が検出
されると、内蔵時計の時間を表す数値を「1」繰り上
げ、分と秒を表す数値をそれぞれ「00」にリセット
し、内蔵時計の時刻が、基準となる時刻に対して30分
未満の進みの場合は、内蔵時計の時間を表す数値はその
ままとし、分と秒を表す数値をそれぞれ「00」にリセ
ットするようにしたので、時計データのバックアップ時
間を30分間に延長できると共に内蔵時計の遅れあるい
は進みの範囲が30分であれば、時報信号の発せられる
時刻において、その時刻に自動的に補正することができ
る。
【0054】また、請求項3記載の発明では、時計デー
タのバックアップ時間の延長を、特に高価な構成要素を
必要としないで実現することができる。例えば、機器内
のCPUの機能の一部を利用することで、時計データの
バックアップ時間の延長を達成できる。これによって、
重量アップやコストアップが生じることなく、バックア
ップ時間を30分間まで延長できる。しかも、30分未
満の遅れあるいは進みに対して、時報信号の発せられる
時刻において、内蔵時計の時刻を補正することができ
る。
【0055】また、請求項4記載の発明によれば、内蔵
時計の時刻が、基準となる時刻に対して30分未満の遅
れの場合は、基準となる時刻を知らせる時報信号が検出
されると、内蔵時計の時間を表す数値を「1」繰り上
げ、分と秒を表す数値をそれぞれ「00」にリセット
し、内蔵時計の時刻が、基準となる時刻に対して30分
未満の進みの場合は、内蔵時計の時間を表す数値はその
ままとし、分と秒を表す数値をそれぞれ「00」にリセ
ットするようにしたので、時刻が00分00秒となる時
点で、その時刻に自動的に補正することで、バックアッ
プが実質的に保証される。
【0056】さらに、請求項5記載の発明では、時報信
号がテレビ放送の中の音声信号としたので、テレビ放送
を受信できる一般の受信機器を利用することにより時報
信号を検出でき、バックアップ時間の延長を行う装置を
簡単に構成することができる。また、時報信号が少なく
とも1日に3回放送される時報信号を利用しているの
で、通常の充電池等を使用したバックアップと実質的に
遜色ないものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を説明するブロック
図である。
【図2】本発明の実施の形態の動作を説明するタイムチ
ャート図である。
【図3】本発明の実施の形態の処理手順を説明するフロ
ーチャート図である。
【符号の説明】
1 時刻データ加算部 2 メモリ 3 ジャストクロック監視開始時刻検出部 4 時報信号検出部 5 時刻合わせ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04G 5/00 G04G 1/00 G04G 3/00 G04G 7/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器が内蔵する時計(内蔵時計という)
    の時刻を補正する内蔵時計データのバックアップ方法に
    おいて、 時報信号が発せられる基準の時刻に対し、その時刻より
    も30分未満前の時刻をジャストクロック監視開始時刻
    として設定しておき、 上記内蔵時計の計時に基づいて順次求めたその時点での
    時刻を記憶手段に更新しながら書き込み、この記憶手段
    に書き込まれている上記内蔵時計の時刻が上記ジャスト
    クロック監視開始時刻に達した時点から上記基準となる
    時刻を知らせる上記時報信号の検出動作を開始し、上記
    時報信号を検出した時点における上記記憶手段に書き込
    み保存されている上記内蔵時計の時刻を、上記時報信号
    が発せられる基準となる時刻に修正したのち、上記記憶
    手段に更新して記憶することで、内蔵時計データのバッ
    クアップ時間を実質的に延長可能としたことを特徴とす
    る内蔵時計データのバックアップ方法。
  2. 【請求項2】 前記時報信号が発せられる基準となる時
    刻は、分と秒を表す時刻データが00分00秒の時刻で
    あって、前記記憶手段に書き込まれている前記内蔵時計
    の時刻を、前記時報信号が発せられる基準となる時刻に
    修正する処理は、 前記記憶手段に書き込まれている前記内蔵時計の時刻
    が、基準となる時刻に対して30分未満の遅れの場合
    は、前記内蔵時計の時刻が前記ジャストクロック監視開
    始時刻に達し、かつ、前記基準となる時刻を知らせる前
    記時報信号が検出された時点で、前記内蔵時計の時間を
    表す数値を「1」繰り上げ、分と秒を表す数値をそれぞ
    れ「00」にリセットし、 前記記憶手段に書き込まれている前記内蔵時計の時刻
    が、前記基準となる時刻に対して30分未満の進みの場
    合は、前記内蔵時計の時刻が前記ジャストクロック監視
    開始時刻に達し、かつ、基準となる時刻を知らせる前記
    時報信号検出された時点で、前記内蔵時計の時間を表
    す数値はそのままとし、分と秒を表す数値をそれぞれ
    「00」にリセットすることを特徴とする請求項1記載
    の内蔵時計データのバックアップ方法
  3. 【請求項3】 機器が内蔵する時計(内蔵時計という)
    のデータをバックアップする内蔵時計データのバックア
    ップ装置において、 上記内蔵時計の計時に基づいて所定単位ごとに時刻を加
    算してその時点での時刻を順次求める加算手段と、 前記加算手段で順次求められた時刻がその時点の時刻と
    して更新しながら順次書き込まれる記憶手段と、 時報信号が発せられる基準となる時刻に対し、その時刻
    よりも30分未満前の時刻がジャストクロック監視開始
    時刻として設定され、上記記憶手段に記憶されている上
    記内蔵時計の時刻が上記ジャストクロック監視開始時刻
    に達したか否かを監視するジャストクロック監視開始時
    刻検出手段と、 上記時報信号を検出する時報信号検出手段と、 上記内蔵時計の時刻が上記ジャストクロック監視開始時
    刻に達したことを示す信号を記ジャストクロック監視
    開始時刻検出手段から受けたときから上記時報信号の監
    視状態となり、この監視状態において上記時報信号検出
    手段から報信号検出信号を受けた時点で、上記記憶手
    段に書き込み保存されている上記内蔵時計の時刻を上記
    記憶手段から読み出すとともに、この読み出した時刻を
    記時報信号が発せられた基準となる時刻に修正した上
    で上記記憶手段に更新して記憶させる時刻合わせ制御手
    段と、 を有することを特徴とする内蔵時計データのバックアッ
    プ装置。
  4. 【請求項4】 前記時報信号が発せられる基準となる時
    刻は、分と秒を表す時刻データが00分00秒の時刻で
    あり、前記時刻合わせ制御手段が行う時刻合わせ処理
    は、 前記記憶手段に書き込まれている前記内蔵時計の時刻
    が、前記基準となる時刻に対して30分未満の遅れの場
    合は、前記内蔵時計の時刻が前記ジャストクロック監視
    開始時刻に達し、かつ、前記基準となる時刻を知らせる
    前記時報信号を検出した時点で、前記内蔵時計の時間を
    表す数値を「1」繰り上げ、分と秒を表す数値をそれぞ
    れ「00」にリセットし、 前記記憶手段に書き込まれている前記内蔵時計の時刻
    が、前記基準となる時刻に対して30分未満の進みの場
    合は、前記内蔵時計の時刻が前記ジャストクロック監視
    開始時刻に達し、かつ、前記基準となる時刻を知らせる
    前記時報信号を検出した時点で、前記内蔵時計の時間を
    表すデータはそのままとし、分と秒を表す時刻データを
    それぞれ「00」にリセットすることを特徴とする請求
    項3記載の内蔵時計データのバックアップ装置。
  5. 【請求項5】 前記時報信号は、テレビ放送の中の音声
    信号から構成され、少なくとも1日に3回放送される信
    号としたことを特徴とする請求項3または4記載の内蔵
    時計データのバックアップ装置。
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