JP3314218B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP3314218B2
JP3314218B2 JP34776693A JP34776693A JP3314218B2 JP 3314218 B2 JP3314218 B2 JP 3314218B2 JP 34776693 A JP34776693 A JP 34776693A JP 34776693 A JP34776693 A JP 34776693A JP 3314218 B2 JP3314218 B2 JP 3314218B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
support shaft
toner
photosensitive drum
image carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34776693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07181865A (ja
Inventor
純一 浜田
潔 上田
丈信 木村
慎一 束村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP34776693A priority Critical patent/JP3314218B2/ja
Publication of JPH07181865A publication Critical patent/JPH07181865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3314218B2 publication Critical patent/JP3314218B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子複写機の像担持
体である感光体ドラムの表面をブレードを用いてクリー
ニングすることが可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機の感光体ドラムの表面に形成
されるトナー像は転写紙に完全には転写されず未転写の
トナーが残留する。連続して複写作業を行なうために
は、この残留トナーを剥離して、清掃する必要がある。
従来のクリーニング装置には、クリーニング部材として
のブレードを感光体ドラムに当接し、そのエッジで残留
トナーを掻き落し清掃する構成が多数利用され、ブレー
ドにはポリウレタン等の弾性体が用いられている。これ
は感光体ドラム上に残留したトナーを清掃するために、
ある程度以上の荷重を加えることが必要となるが、これ
によりブレードが徐々に永久的に変形してくる。そのた
め、従来のクリーニング装置ではブレードをコピー動作
中は感光体ドラムに当接し、コピー動作終了後は離隔し
て以後荷重を完全に解除する制御を行っていた。
【0003】また、ブレードは、エッジ損耗によるクリ
ーニング不良を防止するために、定期的な交換を必要と
していた。このブレード交換は通常保守作業員が行なう
が、ブレード一枚毎に交換作業を行なうと交換サイクル
が短くなりすぎるため、従来のクリーニング装置には、
例えば特開昭51−32335号公報、特開昭58−6
8776号公報、特開昭61−103180号公報、実
開昭55−12241号公報、実開昭60−68571
号公報等に記載されるように複数のブレードを備えるも
のが提案されていた。これらのクリーニング装置は、複
数のブレードを固着するブレード支持軸を所定作業時や
所定時間毎に回転して他のブレードに交換する構成を採
用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コピー動作
終了後は離隔して以後荷重を完全に解除するものでは、
コピー動作終了時、ブレードの感光体ドラムへの当接
面、即ちブレードのエッジの上流側にはかなり多くのト
ナーが溜っている。この中には、多くの紙粉も混在して
いる。従って、コピー動作終了後、離隔してブレードの
完全解除を行う場合、次のコピー動作時に感光体ドラム
に当接する際に、ブレードに付着したあるいは感光体ド
ラム上に残った紙粉をブレードのエッジではさみ込んで
しまうことがある。このように、紙粉をはさみ込んだ部
分は、ブレードが感光体ドラムに密着しないため、トナ
ーを清掃することができずクリーニング不良となる。
【0005】また、感光体ドラムに対し、ブレードが当
接する位置とブレードが離隔した位置との間に移動可能
であり、ブレードが離隔した位置にある時に使用済とな
ったブレードと、新規ブレードを交換するものがある
が、ブレードと感光体ドラムの当接点にはかなりの量の
トナーが存在し、このトナーの中には転写を行う時に感
光体ドラムに付着した紙粉も多く混在している。このた
め、使用済みのブレードと新規ブレードの交換動作を行
う場合、ブレードが離隔した位置にある時に、新しいブ
レードに交換して感光体ドラムに当接する際に、感光体
ドラム上に残ったトナー中に混在する紙粉をはさみ込ん
でしまうことがある。このように、紙粉をはさみ込んだ
部分は、ブレードが感光体ドラムに密着しないため、ト
ナーを清掃することができずクリーニング不良となる。
【0006】また、ブレードの交換を行うブレード交換
手段が、ブレード支持軸を回転してブレードの交換を行
うものでは、ブレード支持軸が回転方向にガタを有する
ことがあるが、この場合にブレード支持軸の回転方向と
感光体ドラムの回転方向を同一方向とすると、感光体ド
ラムの回転の開始や停止時にブレード支持軸が動き、ブ
レードの当接点や当接角が変化する。
【0007】このブレードの当接点や当接角が変化する
ことで、紙粉がブレードと感光体ドラムの間に入り込み
易くなり、紙粉をはさみ込んだ部分は、ブレードが感光
体ドラムに密着しないため、トナーを清掃することがで
きずクリーニング不良となる。
【0008】また、ブレード支持軸の回転により、使用
済みのブレードと新規ブレードの交換を行うものでは、
交換のために予め取り付けられている新規ブレードには
トナーが付着していることが考えられ、交換のためにブ
レード支持軸を回転すると、新規ブレードに付着してい
るトナーが飛散することがある。
【0009】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、請求項1記載の発明は、使用済みのブレードと新
規ブレードの交換動作を行う際、像担持体に付着するト
ナー中の紙粉を除去し、新規ブレードがトナーの上に当
接しても、紙粉をはさみ込むこと防ぎクリーニング不良
を防止する画像形成装置を提供することを目的としてい
る。
【0010】また、請求項2記載の発明は、像担持体の
回転開始や停止時にブレード支持軸のガタが影響しない
ようにしてブレードが紙粉をはさみ込むことを防ぎクリ
ーニング不良を防止する画像形成装置を提供することを
目的としている。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、像担持体を回転する駆動手
段と、前記像担持体にトナーを付着する現像ユニット
と、転写後の前記像担持体周面に残留するトナーを掻き
落とす交換可能なブレードと、このブレードを前記像担
持体に対しブレード圧接位置とブレード交換位置との間
に移動し得るブレード移動手段とを備える画像形成装置
において、使用済みの前記ブレードを新規ブレードに交
換する時、交換動作前に前記現像ユニットを制御してブ
レード当接面にトナーを送り込み、その後前記ブレード
移動手段を制御して前記使用済みのブレードを前記ブレ
ード圧接位置からブレード交換位置に移動して新規ブレ
ードに交換し、この新規ブレードを前記ブレード圧接位
置に移動する制御手段を備えることを特徴としている。
【0015】請求項2記載の発明は、像担持体を回転す
る駆動手段と、前記像担持体にトナーを付着する現像ユ
ニットと、転写後の前記像担持体周面に残留するトナー
を掻き落とす交換可能なブレードと、このブレードを前
記像担持体に対しブレード圧接位置とブレード交換位置
との間に移動し得るブレード移動手段とを備える画像形
成装置において、前記ブレードを支持するブレード支持
軸が回転可能であり、ブレード交換時に前記ブレード支
持軸を回転させる弾性エネルギーチャージ手段を有し、
このブレード支持軸の回転方向を前記像担持体の回転方
向と逆向きにしたブレード交換手段を備えることを特徴
としている。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【作用】請求項1記載の発明では、ブレード交換動作前
に、現像ユニットを動作し、ブレード当接位置にある程
度のトナーを送り込むことにより、それまで像担持体に
付着していた紙粉を多く含むトナーを押し出す。このた
め、像担持体上に残ったトナーは、現像ユニットから転
写プロセスなどの影響を受けずに運ばれたトナーである
ため像担持体上に紙粉が存在しなくなる。このように、
トナーを使用済みのブレードで掻き取った後、ブレード
交換動作を行い、新規ブレードを像担持体に当接するた
め、ブレードと像担持体の間に紙粉をはさみ込むことを
防ぐことができ、クリーニング不良を防止することがで
きる。
【0020】請求項2記載の発明では、ブレード交換手
段のブレード支持軸の回転方向が像担持体の回転方向と
逆向きにしてあるため、ブレード支持軸の回転方向のガ
タは片側に寄せられ、ブレード支持軸に力を加えても、
ブレード支持軸はドラム回転方向と同じ方向にしか動か
なくなる。これにより、像担持体の回転開始や停止時に
ブレード支持軸のガタが影響しないようになり、ブレー
ドが紙粉をはさみ込むことを防ぎクリーニング不良を防
止することができる。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【実施例】次に、この発明の画像形成装置の一実施例を
添付図面に基づき説明する。図1は画像形成装置の概略
構成図、図2は画像形成装置のコピー処理部の概略構成
図、図3はクリーニングユニットの正面断面図、図4は
図3のIV−IV線に沿う断面を示す断面図、図5はブレー
ド待機位置の断面を示す断面図、図6はクリーニングユ
ニットの右側側面図である。
【0025】この実施例では画像形成装置として複写機
101を示しており、この複写機101は本体部102
とこれに接続する給紙ユニット部103とを有してい
る。給紙ユニット103内及び本体部102内には、複
数の給紙段104が設けられ、それぞれに転写紙105
を収容する。各給紙段104の転写紙105の上面に
は、それぞれ給紙ローラ106が配置され転写紙105
を間欠的に送り出す。各給紙ローラ106には重送防止
手段107が併設されており、転写紙105を1枚づつ
次工程に送り出している。各給紙段104より送り出さ
れる転写紙105はそれぞれガイド板108に導かれ
て、本体部102に内蔵される第二給紙部109に搬入
される。この第二給紙部109はコピー処理部1の直前
に配置されるものでループローラ110とレジストロー
ラ111とを有している。
【0026】一方、コピー処理部1を構成する像担持体
としての感光体ドラム2では、帯電用電極3により一様
の帯電が付与され、光源112が原稿載置ガラス113
上の原稿114を照射して得た反射光をミラー115、
レンズ機構116を経由して、感光体ドラム2の周面に
照射し、静電潜像を形成する。この静電潜像は現像ユニ
ット5により現像され、トナー像を形成する。感光体ド
ラム2の回転に同期してレジストローラ111を駆動
し、転写紙105を転写用電極7、分離用電極8に送り
込みトナー像を転写する。その後、分離爪9により感光
体ドラム2から転写紙105を分離し、搬送ユニット1
17に上載して次工程の定着ユニット118に搬送す
る。又、感光体ドラム2の周囲には、分離爪9の下流側
にクリーニングユニット11が配設され、転写後の感光
体ドラム2の表面を清掃し、次の像形成のために再度帯
電用電極3で帯電する。
【0027】定着ユニット118内で加熱、加圧された
転写紙105はトナー像を定着し、片面転写の場合は搬
送ローラ119に挟持され図示しない排紙トレイに送ら
れる。又両面転写を実施する場合には、搬送ローラ11
9より転写済の転写紙105を一時退避させるスタッカ
120に接続する退避搬送路121に送り込まれる。ス
タッカ120内に一時退避した転写紙105は再度送り
出され、水平搬送路122を介して第二給紙部109に
搬入される。
【0028】次にコピー処理部1の詳細を図2に基づき
説明する。この複写機のコピー処理部1は像担持体を構
成する感光体ドラム2の周辺に、帯電用電極3、帯電消
去部(CEL)4、現像ユニット5、転写前露光部(P
TL)6、転写用電極7、分離用電極8、分離爪9、ク
リーニング前除電部(PCC)10、クリーニングユニ
ット11、そして帯電前露光部(PCL)12を順番に
配設する。これらは複写機101の本体部102に内蔵
される制御手段13に連結し、一連の動作を制御してコ
ピー処理を連続して行なう。
【0029】コピー処理部1では、感光体ドラム2の表
面に帯電用電極3の作用により一様の+電荷を付与し、
次いで図示しない光源が原稿を照射して得た反射光をミ
ラー115等を介して感光体ドラム2の周面に照射し、
原稿の濃淡に対応する除電を行い静電潜像を形成する。
この+電荷でできた静電潜像は現像ユニット5内の−電
荷を持ったトナーにより現像され、感光体ドラム2表面
にトナー像を形成する。この現像プロセスで非画像部に
トナーが付着しないように、現像ユニット5の上流に配
置される帯電消去部4では紙サイズに応じた光を照射
し、感光体ドラム2の非画像部の表面電位を予め消去し
ている。
【0030】形成されたトナー像に転写前露光部6は光
を照射し、潜像の電位を低下させ潜像がトナーを引きつ
ける力を低下させる。感光体ドラム2の回転に同期して
ガイド板108に沿って送り込まれる転写紙105の裏
面に転写用電極7により+電荷を付与すると感光体ドラ
ム2周面上のトナーは転写紙105に転写される。この
トナー像を転写された転写紙105は分離用電極8の放
電により除電されると感光体ドラム2との吸着力が減少
し、やがて自重により自然剥離しながら分離爪9に導か
れて分離が完了し、定着ユニット118に送り込まれ
る。
【0031】一方分離爪9を通過する感光体ドラム2に
は、転写されないトナーが残留しているので、この残留
トナーに対してクリーニング前除電部10が分離用電極
8と同様に放電を行い、トナー及び感光体ドラム2の電
荷を消去する。電荷を消去された残留トナーはクリーニ
ングユニット11で掻き落とされ、清掃された感光体ド
ラム2は帯電前露光部12で一様の光を受け残留電位を
消去、均一にし、次の帯電に備える。
【0032】次に、クリーニングユニット11の構成を
図3乃至図6に基づき詳細に説明する。クリーニングユ
ニット11は、ハウジング14の内外にクリーニング手
段15とスポンジローラ16とトナー搬送手段17とを
有し、クリーニング手段15に備えられるブレード18
を感光体ドラム2の周面に押圧接触させて残留トナーを
掻き落とし、これをスポンジローラ16に乗せてトナー
搬送手段17の送りネジ17aに落とし込む。送りネジ
17aはトナーを図示しない経路を経て再度現像ユニッ
ト5に送り出すか又は図示しない回収ボックスに集めて
廃棄する。
【0033】クリーニング手段15は、複数のブレード
18を固着するブレード支持軸19と、このブレード支
持軸19を所定方向に回転する支持軸回転手段20と、
ブレード支持軸19を感光体ドラム2に対して接触又は
離隔する支持軸移動手段21とを有している。
【0034】ブレード18はポリウレタン等の弾性体で
形成され、このブレード18は2枚の断面L型金具より
構成されるブレードホルダ18aにより挟持固定されて
おり、支持ピン18bを用いてブレード支持軸19に回
動可能に取り付けられている。この実施例では2枚のブ
レード18がブレード支持軸19の対称な位置に取り付
けられているが、この発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0035】ブレード支持軸19は支持軸移動手段21
の一部を構成する軸ホルダ22の2枚のホルダ側板22
a,22aに回転可能に支持されている。軸ホルダ22
は、ホルダ側板22aに連続するホルダ天板22bとホ
ルダ背面板22cとを有し、ホルダ天板22bからは両
側部に2本の圧着解除軸23,23が突設する。この圧
着解除軸23,23はハウジング14の両側板14a,
14aに回動可能に支持されている。又ホルダ背面板2
2cにはウエイト板24が係止されており、軸ホルダ2
2及びブレード支持軸19に圧着解除軸23を中心とす
る回転モーメントを与え、ブレード18の先端部が感光
体ドラム2の表面に一定の圧力を持って接触するように
調整している。
【0036】圧着解除軸23の一方の端部は側板14a
を挿通し、支持軸移動手段21の一部を構成するカム機
構25に接続している。このカム機構25は、圧着解除
軸23の端部に固着し従動子を構成するアーム26と、
このアーム26を上下動して圧着解除軸23を回動する
カム27と、軸27aを介してカム27に回転力を伝え
る従動ギヤ28と、アイドルギヤ29を介して従動ギヤ
28に連結する駆動ギヤ30と、この駆動ギヤ30に所
定方向の回転力を伝達する駆動モータ31とを有してい
る。駆動モータ31はブレード移動手段Kを構成してお
り、この駆動モータ31は複写機に内蔵される制御手段
13の制御を受けて、これら一連の支持軸移動手段21
を駆動しており、支持軸移動手段21及びブレード18
をブレード圧接位置、ブレード待機位置、ブレード交換
位置の3段階で選択的に移動している。ブレード圧接位
置は、ブレード18を弾性変形させて感光体ドラム2に
圧接する位置であり、ブレード待機位置は、ブレード1
8の弾性変形を一部もしくは殆ど全て解除して感光体ド
ラム2と接する位置である。
【0037】ブレード待機位置でのブレード18にかか
る荷重が、好ましくはブレード圧接位置の荷重に対し1
0%〜90%の範囲であり、10%以下の場合にはブレ
ード等の部材の加工交差や組付交差等によってブレード
18が像担持体から離れるおそれがあり、90%以上の
場合にはブレード18が永久変形して、ブレード18が
像担持体から離れるおそれがあり、さらに好ましくはブ
レード圧接位置の荷重に対し10%〜90%の範囲であ
る。
【0038】例えば、図4に示すように、ブレード18
の厚さdが2mm、自由長さtが9mmであると、ブレ
ード18のたわみ量yは荷重100%で1.5mm、8
0%で1.2mm、60%で0.9mm、40%で0.
6mm、20%で0.3mm、0%で0mmとなる。こ
のブレード18の永久変形量は、放置条件によって異な
り、0.1mm〜0.4mmの範囲である。また、この
ブレード18の永久変形量は、50℃で、1週間、ブレ
ード圧接位置の荷重に対し100%の荷重をかけたとき
の最悪の条件でブレード18の永久変形量が0.4mm
になる。ブレード18の永久変形量が0.4mmになる
と、ブレード待機位置でブレード18が感光体ドラム2
から離れるおそれがあり、永久変形してもブレード待機
位置でブレード18が感光体ドラム2から離れないため
には、好ましくはブレード圧接位置の荷重に対し10%
〜90%、さらに好ましくは30%〜70%の範囲であ
る。
【0039】コピー動作時、ブレード18は図4に示す
ようにブレード圧接位置にあり、このブレード圧接位置
では荷重がかかった状態で弾性変形させて感光体ドラム
2に圧接している。コピー動作終了後、ブレード18は
図5に示すように感光体ドラム2から離れる方向に移動
し、感光体ドラム2から離れる寸前の位置で止まってい
る。次のコピー動作時には、再び荷重がかかる状態で感
光体ドラム2に当接する。このように、コピー時にブレ
ード18をブレード圧接位置にし、ブレード18を弾性
変形させて感光体ドラム2に圧接してクリーニングし、
コピー動作終了時にブレード18をブレード待機位置に
移動する。このコピー動作終了後ブレード18を感光体
ドラム2から完全に解除しないで、感光体ドラム2に当
接したままで、荷重が余りかからない位置まで移動し、
ブレード18のエッジ18cが感光体ドラム2に常に接
していることから、紙粉をはさみ込むことを防ぐことが
でき、またブレード18に加わる荷重を抑えることでブ
レード18の永久変形も防ぐことができる。
【0040】又図2に示すように制御手段13に内蔵さ
れるブレード交換時動作回路13aは、支持軸移動手段
21がブレード交換位置に到達する時に、感光体ドラム
2の図示しない駆動源、帯電用電極3、帯電消去部(C
EL)4、現像ユニット5、転写前露光部(PTL)
6、クリーニングユニット11、そして帯電前露光部
(PCL)12をそれぞれブレード交換用に作動する。
【0041】即ち、制御手段13に内蔵されるブレード
交換時動作回路13aは、使用済みのブレード18を新
規ブレード18に交換する時、交換動作前に現像ユニッ
ト5を制御してブレード当接面にトナーを送り込み、そ
の後ブレード移動手段Kを制御して使用済みのブレード
18をブレード圧接位置からブレード交換位置に移動し
て新規ブレード18に交換し、この新規ブレード18を
ブレード圧接位置に移動する。このように、ブレード交
換動作前に、現像ユニット5を動作し、ブレード圧接位
置にある程度のトナーを送り込むことにより、それまで
像担持体である感光体ドラム2に付着していた紙粉を多
く含むトナーを押し出す。このため、感光体ドラム2上
に残ったトナーは、現像ユニット5から転写プロセスな
どの影響を受けずに運ばれたトナーであるため感光体ド
ラム2上に紙粉が存在しなくなる。このように、トナー
を使用済みのブレードで掻き取った後、ブレード交換動
作を行い、新規ブレード18を感光体ドラム2に当接す
るため、新規ブレード18と感光体ドラム2の間に紙粉
をはさみ込むことを防ぐことができ、クリーニング不良
を防止することができる。
【0042】図6に示すように、カム27のカム面には
アーム26を少し押し上げるA点と、アーム26を最高
点まで押し上げるC点と、A点とC点とを滑らかに結ぶ
曲面上のB点とがあり、このB点に対向するAC間のD
点は、アーム26と非接触の半径を有している。ブレー
ド18を感光体ドラム2周面に圧接し、ブレード18を
弾性変形させている時、即ちブレード圧接位置にある時
には、アーム26に対向するカム面はD点であり従って
アーム26とカム27とは接触しない。ブレード18を
感光体ドラム2周面に当接し、ブレード18の弾性変形
を解除して感光体ドラム2と接している時、即ちブレー
ド待機位置にある時には、アーム26に対向するカム面
はA点であり従ってアーム26とカム27とは接触して
いる。
【0043】ブレード18を感光体ドラム2から離隔す
る時、カム面のB,Cのいずれかの点がアーム26に接
触している。この内A点がブレード待機位置、C点がブ
レード交換位置に該当し、これらの位置検出は、軸27
aと同軸上に設けたセンサSにて行う。
【0044】カム27は駆動モータ31の回転により所
定角度まで回転するが、オーバーランによりアーム26
と非接触の状態(ブレード圧接位置)から直接最高点
(C点)にまでアーム26を押し上げる回転をすると、
負荷が過大になり駆動モータ31が損傷する虞れがあ
る。逆にC点即ちブレード交換位置から直接ブレード圧
接位置に移行すると今度はブレード18が感光体ドラム
2に衝突することになり、ブレード18及び感光体ドラ
ム2が損傷する可能性もある。これらのオーバーランを
防止するためにカム27の側面には突起状のロック部2
7bを形成し、ハウジング14の側板14aの外面には
このロック部27bに当接する高さのリブ14bを突設
する。カム27がいずれの方向に回転しても移動規制部
材であるリブ14bとロック部27bとが当接すること
で、カム27のオーバーランを防止する。
【0045】次に、ブレード支持軸19を所定方向に回
転してブレードを交換する支持軸回転手段20の構成に
ついて説明する。軸ホルダ22のホルダ側板22aから
ハウジング14の側板14a内面に向かって突出するブ
レード支持軸19の一端部にはブレード交換バネ33が
巻着し、その先端部にはブレード支持軸19の回転を制
御するラチェット34を固設する。
【0046】このラチェット34の構成の詳細を図7に
基づき説明する。ラチェット34にはブレード18の数
と同数の切欠部が形成されており、この実施例では2枚
のブレード18に対応する2箇所の切欠部34a,34
bが設けられる。ラチェット34の外形はほぼ同一円上
にあるが、一方の切欠部34aには顎部34cが形成さ
れており、この円周上から突出している。又軸ホルダ2
2のホルダ側板22aには、切欠部34a,34bに嵌
合する大きさの円筒ピン部材35aを備えるラチェット
爪35が付設される。このラチェット爪35は、ホルダ
側板22aに回動自在に軸支される軸35bと、この軸
35bに巻着して一定方向のトルクを付勢するラチェッ
トバネ35cと、軸35bの端部にその中心部を固設し
上記円筒ピン部材35aをその一端部に突設するL字状
板部材35dとを有する。ラチェットバネ35cの弾性
により円筒ピン部材35aはラチェット34の切欠部3
4aに押し込まれており、ブレード交換バネ33の弾性
でブレード支持軸19が不用意に回転することを防止し
ている。
【0047】L字状板部材35dの他端部には、ハウジ
ング14の側板14a側にピン部材35eを突設し、側
板14aにはピン部材35eの上方にストッパ35fを
突設する。このストッパ35fは、軸ホルダ22と共に
回動するラチェット爪35のピン部材35eを押圧して
停止し、更に回動しようとするラチェット爪35を軸3
5bを中心として回動させ、円筒ピン部材35aを切欠
部34aより外す役割を果たす。
【0048】円筒ピン部材35aが切欠部34aより離
れたラチェット34はブレード交換バネ33の弾性によ
りブレード支持軸19と共に所定の矢印方向に回動す
る。この回動はラチェット34の顎部34cがホルダ側
板22aより突設する突起35gに当接して停止する。
突起35gはラチェット34の外部で顎部34cのみに
当接する位置に配設される。このラチェット34及びラ
チェット爪35の存在により、支持軸移動手段21がブ
レード交換位置に達した時にのみブレード支持軸19を
回転させることが可能になる。
【0049】ブレード交換バネ33は、2枚のブレード
18を固着するブレード支持軸19を回動し得る弾性が
必要であるが、その弾性力は外力によりチャージされ、
このブレード交換バネ33がブレード交換時にブレード
支持軸19を回転させる弾性エネルギーチャージ手段L
を構成している。例えば、この実施例のように、ブレー
ド支持軸19の一端部にワイヤ36等を巻き付け、この
ワイヤ36を引き出すことでチャージを行なう。
【0050】この弾性エネルギーチャージ手段Lを有す
るブレード交換手段Mは、図7に示すように、ブレード
支持軸19の回転方向を感光体ドラム2の回転方向と逆
向きにしている。このように、ブレード交換手段Mのブ
レード支持軸19の回転方向が感光体ドラム2の回転方
向と逆向きにしてあるため、ブレード支持軸19の回転
方向のガタxは片側に寄せられ、ブレード支持軸19に
力を加えても、ブレード支持軸19はドラム回転方向と
同じ方向にしか動かなくなる。従って、感光体ドラム2
の回転開始や停止時にブレード支持軸19のガタが影響
しないようになり、ブレード19が紙粉をはさみ込むこ
とを防ぎクリーニング不良を防止することができる。
【0051】一方、図9に示すように、ブレード交換手
段Mのブレード支持軸19の回転方向が感光体ドラム2
の回転方向と同じ向きにすると、ブレード支持軸19が
回転方向にガタを有することになり、感光体ドラムの回
転の開始や停止時にブレード支持軸19が動き、ブレー
ドの当接点や当接角が変化する。このように、ブレード
の当接点や当接角が変化することで、紙粉がブレードと
感光体ドラムの間に入り込み易くなり、紙粉をはさみ込
んだ部分は、ブレードが感光体ドラムに密着しないた
め、トナーを清掃することができずクリーニング不良と
なる。
【0052】また、ブレード交換手段Mは、複数のブレ
ード18を支持するブレード支持軸19が回転可能であ
り、図4に示すように、交換ブレード交換時にブレード
支持軸19を回転により使用済みのブレード18と新規
ブレード18の交換を可能に構成し、このブレード支持
軸19の回転方向を新規ブレード18が下方に向かう方
向にしている。このように、ブレード交換手段Mのブレ
ード支持軸19の回転方向が新規ブレード18が下方に
向かう方向にしているため、ブレード交換時に新規ブレ
ード上に付着したトナーが飛散しにくくなり、ブレード
18が紙粉をはさみ込むことを防ぎクリーニング不良を
防止することができる。
【0053】次にクリーニングユニット11の作用を説
明する。先ず支持軸移動手段21の作用を図10及び図
11に基づき説明する。図10はカム機構25の作用を
説明する説明図、図11はカム機構25に連動して回動
する軸ホルダ22及びブレード支持軸19の作用を説明
する説明図である。図10(a)及び図11(a)は支
持軸移動手段21がブレード圧接位置にある時、図10
(b)及び図11(b)はブレード待機位置にある時、
図10(c)及び図11(c)はブレード交換位置にあ
る時を示している。
【0054】複写機の電源をONにしてコピーボタンを
押すと、制御手段13が作動し駆動モータ31を駆動さ
せて、アーム26とカム27とを非接触状態にし、ブレ
ード18を感光体ドラム2に圧着するブレード圧着位置
にする。コピーが完了して所定時間経過すると、制御手
段13はカム27を回転しA点をアーム26に接触させ
る。アーム26に固着する圧着解除軸23とこれに接続
する軸ホルダ22は、アーム26の回転角度に対応して
回動し、図11(b)に示すようにブレード18が余り
弾性変形しないで感光体ドラム2に接するブレード待機
位置にする。この実施例では、ブレード待機位置での回
転角度は約7度としている。
【0055】クリーニング手段15はブレード待機位置
とブレード圧接位置とを通常往復動しているが、ブレー
ド18の交換時期に達すると制御手段13がカム27を
更に回転させてアーム26との接触点をA点からB点を
通過してC点まで移動し、ブレード交換位置に移行す
る。この場合の回転角度は約20度としている。ブレー
ド交換後にはカム27は逆方向即ちC→B→Aと回転し
て再度ブレード待機位置まで戻り、次のクリーニング時
には交換後のブレード18をブレード圧接位置に移動し
て感光体ドラム2に圧着する。
【0056】このブレード交換位置で支持軸回転手段2
0を作動しブレード支持軸19を所定方向に回転して新
規ブレード18に交換するが、同時にブレード交換時動
作回路13aは、感光体ドラム2の図示しない駆動源、
帯電用電極3、帯電消去部(CEL)4、現像ユニット
5、転写前露光部(PTL)6、クリーニングユニット
11、そして帯電前露光部(PCL)12をそれぞれブ
レード交換用に作動する。
【0057】即ち、ブレード交換時動作回路13aは、
使用済みのブレード18を新規ブレード18に交換する
時、交換動作前に現像ユニット5を制御してブレード当
接面にトナーを送り込み、その後ブレード移動手段Kを
制御して使用済みのブレード18をブレード待機位置か
らブレード交換位置に移動して新規ブレード18に交換
し、この新規ブレード18をブレード待機位置に移動す
る。
【0058】次に、ブレード交換動作を図12に示すタ
イムチャートに基づき説明する。支持軸移動手段21が
ブレード圧接位置に移行すると、感光体ドラム2を回転
させると共に、帯電前露光部(PCL)12をONにし
残留電位を消去・均一にし、続いて帯電用電極3により
一様の+電荷を付与する。帯電消去部(CEL)4では
ブレード18に送り込むトナーを現像する部分では光を
消し、その他では光を照射して感光体ドラム2の非画像
部の表面電位を予め消去する。その後+電荷を付与され
た感光体ドラム2の周面には、駆動する現像ユニット5
内で撹拌され摩擦帯電により−電荷を持ったトナーが付
着する。この時現像バイアスもONとしバックグラウン
ドの電界を消去する。続いて転写前露光部(PTL)6
が光を照射して電位を低下させトナーの付着力を低下さ
せる。
【0059】このようにして感光体ドラム2の周面にト
ナーを付着させてブレードに送り込み、次に支持軸移動
手段21をブレード交換位置に移行すると共に、支持軸
回転手段20をONにし新規ブレード18に交換する。
続いて支持軸移動手段21はブレード圧接位置に移行し
新規ブレード18を感光体ドラム2に圧着する。この状
態で感光体ドラム2を再度駆動し、新規ブレード18に
トナーを付着させる。感光体ドラム2を1回転以上回転
した後、支持軸移動手段21をブレード待機位置に戻
し、ブレード交換時動作を終了する。
【0060】次に上記の作用を示す支持軸移動手段21
に連動する支持軸回転手段20の作用を図13に基づき
説明する。図13は支持軸回転手段20の作用を説明す
る説明図である。図13(a)は支持軸回転手段20が
ブレード圧接位置にある時、図13(b)はブレード待
機位置にある時、図13(c)はブレード交換位置にあ
る時を示している。支持軸移動手段21が圧着解除軸2
3を所定角度まで回動させると、ハウジング14の側板
14aに突設するストッパ35fが、圧着解除軸23及
び軸ホルダ22と共に回動するラチェット爪35のピン
部材35eと押圧接触するようになる(図10
(b))。その後更に圧着解除軸23を回動させるとラ
チェット爪35は軸35bを中心として回動するように
なり、ついには円筒ピン部材35aが切欠部34aより
離れる。この時ラチェット34はブレード交換バネ33
の弾性によりブレード支持軸19と共に所定方向に回動
する。この回動によりブレード18の交換がなされる
が、回動するラチェット34は顎部34cがホルダ側板
22aより突設する突起35gに当接して停止する(図
13(c))。その後支持軸移動手段21が圧着解除軸
23を逆方向に回動してブレード待機位置まで戻ると、
ラチェットバネ35cの弾性により軸35bを一定方向
に回転して円筒ピン部材35aをラチェット34の切欠
部34bに嵌合し、ブレード18の位置決めを完了す
る。
【0061】又、支持軸移動手段21をブレード交換位
置からブレード圧接位置まで戻す時、制御手段13はブ
レード交換により舞い上がったトナーをクリーニングユ
ニット11で鎮静化させるのに要する所定時間をカウン
トする。このタイムチャートを図14に示す。この実施
例ではブレード交換位置に待機する時間を8秒間として
いる。この待機時間によりブレード支持軸19が回転し
た時に舞い上がったトナーは鎮静化し、支持軸移動手段
21をブレード圧接位置まで戻しても、舞い上がったト
ナーがクリーニングユニット11の外部に飛散する虞れ
がなくなる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、ブレード交換動作前に、現像ユニットを動作し、
ブレード当接位置にある程度のトナーを送り込むことに
より、それまで像担持体に付着していた紙粉を多く含む
トナーを押し出すため、像担持体上に残ったトナーは、
現像ユニットから転写プロセスなどの影響を受けずに運
ばれたトナーであるため像担持体上に紙粉が存在しなく
なる。このように、トナーを使用済みのブレードで掻き
取った後、ブレード交換動作を行い、新規ブレードを像
担持体に当接するため、ブレードと像担持体の間に紙粉
をはさみ込むことを防ぐことができ、クリーニング不良
を防止することができる。
【0063】請求項2記載の発明では、ブレード交換機
構のブレード支持軸の回転方向が像担持体の回転方向と
逆向きにしたから、ブレード支持軸の回転方向のガタは
片側に寄せられ、レード支持軸に力を加えても、ブレー
ド支持軸はドラム回転方向と同じ方向にしか動かなくな
るため、像担持体の回転開始や停止時にブレード支持軸
のガタが影響しないようになり、ブレードが紙粉をはさ
み込むことを防ぎクリーニング不良を防止することがで
きる。
【0064】
【0065】
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の概略構成図である。
【図2】画像形成装置のコピー処理部の概略構成図であ
る。
【図3】クリーニングユニットの正面断面図である。
【図4】図3のIV-IV線に沿うブレード圧接位置の断面
を示す断面図である。
【図5】ブレード待機位置の断面を示す断面図である。
【図6】クリーニングユニットの右側側面図である。
【図7】図3のVII-VII線に沿う断面を示す断面図であ
る。
【図8】ブレード支持軸の回転方向が像担持体の回転方
向と逆方向の説明図である。
【図9】ブレード支持軸の回転方向が像担持体の回転方
向と同方向の説明図である。
【図10】カム機構の作用を説明する説明図である。
【図11】カム機構に連動して回動するブレード支持軸
等の作用を説明する説明図である。
【図12】ブレード交換時のタイムチャートである。
【図13】支持軸回転手段の作用を説明する説明図であ
る。
【図14】支持軸移動手段のタイムチャートである。
【符号の説明】
2 感光体ドラム 5 現像ユニット 13 制御手段 18 ブレード 19 ブレード支持軸 20 支持軸回転手段 21 支持軸移動手段 25 カム機構 31 駆動モータ K ブレード移動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 束村 慎一 東京都八王子市石川町2970 コニカ株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭56−11478(JP,A) 特開 昭58−173780(JP,A) 特開 平4−122976(JP,A) 特開 平5−165270(JP,A) 実開 昭61−153068(JP,U) 実開 平3−62378(JP,U) 実開 昭59−79867(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/10 - 21/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体を回転する駆動手段と、前記像担
    持体にトナーを付着する現像ユニットと、転写後の前記
    像担持体周面に残留するトナーを掻き落とす交換可能な
    ブレードと、このブレードを前記像担持体に対しブレー
    ド圧接位置とブレード交換位置との間に移動し得るブレ
    ード移動手段とを備える画像形成装置において、 使用済みの前記ブレードを新規ブレードに交換する時、
    交換動作前に前記現像ユニットを制御してブレード当接
    面にトナーを送り込み、その後前記ブレード移動手段を
    制御して前記使用済みのブレードを前記ブレード圧接位
    置からブレード交換位置に移動して新規ブレードに交換
    し、この新規ブレードを前記ブレード圧接位置に移動す
    る制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】像担持体を回転する駆動手段と、前記像担
    持体にトナーを付着する現像ユニットと、転写後の前記
    像担持体周面に残留するトナーを掻き落とす交換可能な
    ブレードと、このブレードを前記像担持体に対しブレー
    ド圧接位置とブレード交換位置との間に移動し得るブレ
    ード移動手段とを備える画像形成装置において、 前記ブレードを支持するブレード支持軸が回転可能であ
    り、ブレード交換時に前記ブレード支持軸を回転させる
    弾性エネルギーチャージ手段を有し、このブレード支持
    軸の回転方向を前記像担持体の回転方向と逆向きにした
    ブレード交換手段を備えることを特徴とする画像形成装
    置。
JP34776693A 1993-12-24 1993-12-24 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3314218B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34776693A JP3314218B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34776693A JP3314218B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07181865A JPH07181865A (ja) 1995-07-21
JP3314218B2 true JP3314218B2 (ja) 2002-08-12

Family

ID=18392435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34776693A Expired - Fee Related JP3314218B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3314218B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5504815B2 (ja) * 2009-10-15 2014-05-28 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07181865A (ja) 1995-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3410275B2 (ja) 画像形成装置
JPH08278707A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JPH02165182A (ja) 電子写真装置のクリーニング装置
JP3171405B2 (ja) 電子写真式印刷機及び複式作動清掃ブレード
US6760554B2 (en) Drop seal actuator
JP5504815B2 (ja) 画像形成装置
JP3314218B2 (ja) 画像形成装置
JPH08234643A (ja) 画像形成機
US4516850A (en) Toner cleaning device for electrophotographic copying machine
JP3254498B2 (ja) クリーニング装置
JP3254497B2 (ja) クリーニング装置
JP3247833B2 (ja) 転写装置
JPH1115239A (ja) 画像形成装置
JPH0683166A (ja) 帯電装置
JPH0635384A (ja) クリーニング装置
JP2000155514A (ja) 画像形成装置
JPH0695448A (ja) 画像形成装置
JP3248112B2 (ja) クリーニング装置
JPH06161288A (ja) 転写ベルトのクリーニング装置
JP3918771B2 (ja) 画像形成装置
JP3222693B2 (ja) 定着装置のクリーニング装置
JPH06148974A (ja) 画像形成装置
JPH0745089Y2 (ja) 電子写真式記録装置の定着装置
JPH04170572A (ja) 画像形成装置
JPH0821495A (ja) 駆動伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080607

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090607

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100607

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110607

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110607

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120607

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees