JP3313817B2 - 光学装置 - Google Patents

光学装置

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JP3313817B2
JP3313817B2 JP12087593A JP12087593A JP3313817B2 JP 3313817 B2 JP3313817 B2 JP 3313817B2 JP 12087593 A JP12087593 A JP 12087593A JP 12087593 A JP12087593 A JP 12087593A JP 3313817 B2 JP3313817 B2 JP 3313817B2
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  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の画像形成装
置の光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置の光学装
置においては、図6に示すような変倍機構を備えた複写
機等の画像形成装置の光学装置が知られている。
【0003】光学装置101は、原稿ガラス102上の
原稿画像を感光体ドラム103上へ投影するための光源
ランプ104、この光源ランプ104からの光を原稿面
へ照射する反射笠群105、原稿画像をスキャンし感光
体ドラム103まで導く移動ミラー107,108,1
09、および固定ミラー110,111,112、そし
て、感光体ドラム103面上へ原稿画像を結像するレン
ズ106で構成されている。
【0004】レンズ106はズームレンズであり、変倍
率に応じて、その位置を移動しつつ焦点距離を変化させ
る。
【0005】図6においては、106aは拡大倍率の場
合、106bは縮小倍率の場合となる。
【0006】ここで、レンズ106から感光体ドラム1
03までの光路は、原稿投影光以外の外乱光が入り込ま
ないよう、レンズカバー113およびミラーカバー11
4によって全体をカバーされている。
【0007】しかしながら、移動ミラー107,10
8,109の動作域等により、レンズカバー113によ
って遮蔽される範囲は制限されることになる。
【0008】そこで、レンズ106とレンズカバー11
3との間に生じる隙間をシート状の可動性の遮光材11
5,116等を取付けることで、外乱光の入射を防止し
ている。
【0009】図7(a),(b)は、それぞれ図6の光
学装置の側面図および平面図である。
【0010】レンズ106にはレンズ側面部を遮光する
ための屈曲自在の帯状の遮光材117,118が設置さ
れ、レンズ106の移動に追従して、側面部から原稿画
像光路内への外乱光の入射を防止している。図中のクロ
スハッチング部は等倍時の原稿画像光路域であり、斜め
ハッチング部は拡大(200%)時の原稿画像光路域で
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光学装置では、遮光材117,118が、前述のような
状態で、レンズ106をガイドするレンズレール119
や、レンズ106を変倍させるズームカム121をガイ
ドされるカム溝120等、種々の突起物のある領域を移
動しなければならず、遮光材117,118がレンズレ
ール119やカム溝120等に引っかかり、遮光材11
7,118がひずみ、隙間ができ遮光が不十分となった
り、レンズ106の動作を妨害することが起きる。
【0012】また、この遮光材117,118の素材は
遮光性を維持するため、その形状を保持するだけの適度
な剛性と、レンズ106の移動に抵抗なく追従できるた
めの適度な柔軟性とを有することが要求されるため、素
材の選択、および取付け精度等、製造上困難な点が多
い。
【0013】さらに、遮光材117,118が前述の突
起物に接触した際の騒音が避けられず、これが、レンズ
106が移動するごとに生じるというような問題点があ
る。
【0014】本発明は上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、外乱
光が原稿画像光路域に入らない光学装置を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光学装置は原稿を照明する照明手段と、
原稿からの反射光を結像面に結像するためのレンズを有
するレンズ部と、該レンズ部を移動させて結像倍率を変
更する倍率変更手段と、レンズ部を覆い外光の入射を防
止するレンズカバー部材と、倍率変更に伴うレンズカバ
ー部材に対するレンズ部の移動によりレンズ部とレンズ
カバー部材との間に、外光の侵入する隙間が発生するの
を防止する遮光手段とを有し、遮光手段が、レンズ部側
に付勢して設けられた板状の可動式遮光部材を有し、レ
ンズ部がレンズカバー部材内部から可動式遮光部材側に
移動した際に、レンズ部側に付勢状態にある可動式遮光
部材がレンズ部に押圧されて移動してレンズ部とレンズ
カバー部材との間に外光の入射する隙間が発生しないよ
うに構成されていることを特徴とする。
【0016】
【作用】而して、本発明の光学装置によれば、レンズが
レンズカバー部材の外部に移動する際の所定範囲で、レ
ンズの位置に連動して投影画像光路への外光の入射を防
止するように動作する可動式遮光部材を備えたので、所
定範囲でのみ可動式遮光部材が動作することになり、通
常状態では動作せず静音化される。
【0017】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0018】(第1実施例)図1〜図4は、本発明の第
1実施例である光学装置を示している。
【0019】図4において、光学装置1は、原稿ガラス
2上の原稿画像を感光体ドラム3上へ投影するための光
源ランプ4、この光源ランプ4からの光を原稿面へ照射
する反射笠群5、原稿画像をスキャンし感光体ドラム3
まで導く移動ミラー7,8,9、および固定ミラー1
0,11,12、そして、感光体ドラム3面上へ原稿画
像を結像するレンズ6で構成されている。
【0020】レンズ6はズームレンズであり、変倍率に
応じて、その位置を移動しつつ焦点距離を変化させる。
【0021】この図においては、6aは拡大倍率の場
合、6bは縮小倍率の場合となる。
【0022】ここで、レンズ6から感光体ドラム3まで
の光路は、原稿投影光以外の外乱光が入り込まないよ
う、レンズカバー13およびミラーカバー14によって
全体をカバーされている。
【0023】しかし、従来同様、移動ミラー7,8,9
の動作域等により、レンズカバー13によって遮蔽され
る範囲は制限されることになる。
【0024】そこで、図1に示すようにレンズ6とレン
ズカバー13との間に生じる隙間を可動式遮光部材であ
る遮光シャッター22,23等を取付けることで、外乱
光の入射を防止している。
【0025】この遮光シャッター22,23は、レンズ
カバー13の両側に設けられた支持部材24,25によ
って回転自在に支持されている。
【0026】図2に詳細形状を示す。
【0027】26は遮光シャッター本体であり、図中右
側に回転軸27を有し、レンズカバー13の支持部材2
5a,25bに回転自在に保持され、レンズ6が出入り
するレンズカバー13の開口部13aの所定範囲を遮
蔽、解放できる。
【0028】28は遮光シートで、光を透過しない黒色
のPETシート等から成り、遮光シャッター本体26が
回転した際できる上面の開口部を遮蔽する。
【0029】そして、遮光シャッター本体26はバネ部
材29によって常時図中矢印A方向へ軽く付勢されてい
る。
【0030】図3にレンズ6の形状を示す。
【0031】30はレンズ6本体の周囲をカバーする鏡
筒カバーで、その一部に、原稿画像のスリット光線の光
量分布を適正にする補正板部31、および、外乱光の入
射を防ぐ遮光板部32a,32bを形成している。
【0032】次に動作を説明する。
【0033】図1において、レンズ6は変倍動作により
図示B方向に往復移動する。レンズ6が拡大側へ変倍す
る際には、図中左側へレンズ6は移動し、ある倍率を越
えるとレンズ6はレンズカバー13から出ていく。この
時、鏡筒カバー30の一部が、遮光シャッター22,2
3を押し開けていく。
【0034】このようにレンズ6がレンズカバー13の
外へ移動した状態でも遮光シャッター22,23および
鏡筒カバー30の遮光板部32により外乱光がレンズカ
バー13内へ入り込むことはできない。
【0035】(第2実施例)図5は、本発明の第2実施
例である光学装置の斜視図である。
【0036】レンズカバー13の開口部13aの両端部
に遮光シャッター33がスライド溝34と固定ピン37
a,37bにより図示矢印方向にスライド自在に支持さ
れている。遮光シャッター33は3面の遮光板35,3
6,37から成り、バネ部材29により常時開口部13
aを閉じる位置に付勢されている。
【0037】ここで、前述の実施例と同様、レンズ6が
拡大側へ移動し、レンズカバー13より外へ出る際、レ
ンズ6の遮光板32がこの遮光シャッター33と当接
し、レンズ6の動きに連動してスライド移動する。この
際、遮光シャッター33の遮光板35,36,37によ
って外乱光のレンズカバー13の内部への入射は防止さ
れる。
【0038】
【発明の効果】本発明は、上記の構成および作用を有す
るもので、従来のように遮光材が突起に引っかかるとい
うことがないため、外光の遮蔽がより確実になると共
に、繰り返し動作に対する信頼性が向上する。
【0039】また、可動式遮光部材はレンズがレンズカ
バーの外部へ移動する際の限られた倍率範囲でのみ動作
するため、通常の使用状態では静音化することができ
る。
【0040】さらに、可動式遮光部材の構成は単純なた
め、製造、組立が容易になる等、さまざまな効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例である光学装置の平
面図である。
【図2】図2は本発明の第1実施例である光学装置の要
部斜視図である。
【図3】図3は本発明の第1実施例である光学装置のレ
ンズ6周辺の斜視図である。
【図4】図4は本発明の第1実施例である光学装置が適
用される画像形成装置の概略側面図である。
【図5】図5は本発明の第2実施例である光学装置の斜
視図である。
【図6】図6は従来の光学装置が適用される画像形成装
置の概略図である。
【図7】図7(a)は従来の光学装置の側面図、図7
(b)は従来の光学装置の平面図である。
【符号の説明】
1,101 光学装置 3,103 感光体ドラム 6,6a,6b,106,106a,106b レンズ 7,8,9,107,108,109 移動ミラー 13,113 レンズカバー 14,114 ミラーカバー 22,23 遮光シャッター(可動式遮光部材) 24,25 支持部材 26 遮光シャッター本体 30 鏡筒カバー 31 補正板部 32 遮光板 32a,32b 遮光板部 33 遮光シャッター 34 スライド溝 35,36,37 遮光板 37a,37b 固定ピン 115,116 遮光材 117,118 帯状の遮光材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を照明する照明手段と、 前記原稿からの反射光を結像面に結像するためのレンズ
    を有するレンズ部と、 該レンズ部を移動させて結像倍率を変更する倍率変更手
    段と、 前記レンズ部を覆い外光の入射を防止するレンズカバー
    部材と、 倍率変更に伴う前記レンズカバー部材に対する前記レン
    ズ部の移動により前記レンズ部と前記レンズカバー部材
    との間に、外光の侵入する隙間が発生するのを防止する
    遮光手段とを有し、 前記遮光手段が、前記レンズ部側に付勢して設けられた
    板状の可動式遮光部材を有し、 前記レンズ部が前記レンズカバー部材内部から前記可動
    式遮光部材側に移動した際に、前記レンズ部側に付勢状
    態にある前記可動式遮光部材が前記レンズ部に押圧され
    て移動して前記レンズ部とレンズカバー部材との間に外
    光の入射する隙間が発生しないように構成されている
    とを特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】 前記可動式遮光部材が前記レンズカバー
    部材に対して回動可能に支持されることを特徴とする請
    求項1記載の光学装置。
  3. 【請求項3】 前記可動式遮光部材が前記レンズ部の移
    動する方向にスライド可能に設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の光学装置。
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