JP3313797B2 - 圧電型変換器を具備する装置 - Google Patents

圧電型変換器を具備する装置

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JP3313797B2
JP3313797B2 JP00920593A JP920593A JP3313797B2 JP 3313797 B2 JP3313797 B2 JP 3313797B2 JP 00920593 A JP00920593 A JP 00920593A JP 920593 A JP920593 A JP 920593A JP 3313797 B2 JP3313797 B2 JP 3313797B2
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
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    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電型変換器、第1の電
圧を発生する電力供給源、および制御信号の第1の状態
に応答して該変換器に制御電圧を印加し、該制御信号の
第2の状態に応答して、該変換器を短絡するための制御
手段とを具備する装置に関し、上記制御手段は、電圧増
加手段であって上記第1の電圧に応答して上記制御電圧
を発生させ上記供給電源の端子間にコイル,ダイオー
ド,およびキャパシタがその順序に直列接続されるも
の、および前記ダイオードと前記キャパシタにより形成
される回路の端子間における短絡の発生と解消を交互に
行わせる手段を具備する。本発明はマイクロポンプや高
精度切削装置用工具保持部などの制御に用いられる。
【0002】圧電型変換器は機械的要素を、制御信号に
応答し、短い適切に規定された距離だけ運動させるため
に非常にしばしば用いられる。
【0003】このように運動させられることができる機
械的要素すべてをここに挙げることは可能ではない。限
定のためでない例として、患者に極めて少量の正確に設
定された速度で薬を注射することを意図するマイクロポ
ンプの隔膜、または大なる精度で加工片を加工すること
が意図される工作機械の工具保持具、を挙げることで十
分であろう。
【0004】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】圧
電型変換器は圧電材料の物体上に付着された2個の電極
を有し、該圧電材料の物体は、該電極間への制御電圧の
印加に応答して変形させられ該圧電変換器に結合する機
械的要素を運動させる。
【0005】圧電型材料の物体の形状と寸法、該物体上
の電極の配置、および該電極配置は運動させられるべき
機械的要素に結合される態様は、変換器の使用法に依存
ししたがって広汎に変化する可能性があるから、ここで
は説明されない。
【0006】これらの変換器を作動させるためすなわち
圧電材料の物体を要求される態様で変形させるために印
加されねばならぬ制御電圧は、一般に50ボルトより
大、および極めて多くの場合に100ボルトより大、で
ある。
【0007】さて、このような変換器が取付けられた携
帯可能の装置は、明らかに、一次電池又は再充電可能な
蓄電池のみからなることが可能な自律的な電源により電
力供給されねばならぬ。多くの場合において、このよう
な装置における利用可能な空間は極めて限定されている
からこの電源が1つの単一の1次電池又は再充電可能な
電池だけから成っている可能性がある。
【0008】したがって、大多数の場合に、圧電型変換
器を備えた携帯可能の装置の電源から供給される電圧
は、変換器を付勢するには余りにも低すぎる。したがっ
てこれらの携帯可能の装置は変換器の動作に必要な高電
圧を電源により発生させられる低電圧から発生させ、変
換器の動作が必要なときこの高電圧を変換器に印加する
ことができる制御装置を包含する。
【0009】図2は、このような携帯可能な装置におい
て用いられる知られている装置を線図的に図解する。
【0010】参照番号1で一般的に表わされるこの装置
は、圧電型変換器2、例えば約1.5Vの電圧を供給す
る1次電池からなる電力供給電源3、この比較的低電圧
から変換器2の動作用に必要な高い制御電圧を供給する
ための電圧増加回路4、および該制御電圧を変換器2に
印加し又は変換器が変形される必要があるか否かによっ
て変換器2を短絡するためのスイッチング回路5とを具
備している。
【0011】電池3の正端子と負端子とはそれぞれ3a
と3bの番号を付けられ、この明細書の残金の部分にお
いては端子3bの電位は装置1の基準電圧であると想定
されている。したがって、以下に指摘される電圧はすべ
て端子3bを基準として測定される電圧である。
【0012】電圧増加回路4は、電池3の正の端子3a
と負の端子3bにそれぞれ接続される2つの供給端子4
aと4b、キャパシタ6、およびキャパシタ6を充電す
る回路7を有する。
【0013】充電回路7は、端子4aとキャパシタ6の
端子の一方との間に、コイルとダイオードの順に直列接
続されたコイル8とダイオード9とを具え、キャパシタ
6の他の端子は、端子4bに接続されている。
【0014】充電回路7はまたそのソースとドレインが
電源端子4bと、コイル8とダイオード9の間の接続点
Aにそれぞれ接続されているMOSトランジスタ10を
具備する。トランジスタ10のチャンネルはしたがって
ダイオード9とキャパシタ6により形成される回路に並
列接続されている。
【0015】トランジスタ10のゲートは電池3から供
給される発振器回路11の出力11aに接続され、その
機能が以下に説明される制御入力11bを有している。
【0016】制御入力11bは、キャパシタ6と並列接
続の分圧器を形成する2個の直列接続の抵抗12と13
の共通点Bに接続されている。
【0017】発振器回路11は基準電圧源を具備し、該
基準電圧源は分離的に示されておらず、電圧Urを供給
し、発振器回路11の入力11bが電圧Urより小なる
電圧であるとき、出力11aはトランジスタ11bを交
互に導通および非導通にする周期的信号を発出し、入力
11bが電圧Urより大なる電圧であるとき、出力11
aは永久的にトランジスタ10を永久的に導通阻止する
連続的な信号を発出する。発振器回路11は当業者によ
く知られておりここでは詳細には説明されない。
【0018】抵抗器12と13の値は、点Bの電圧U
b、これはまた発振器11の入力電圧11bでもある、
はキャパシタ6の両端子の電圧Uc、これはまた回路4
によりその出力4aに供給される電圧でもある、が変換
器2の動作に必要な制御電圧Utに等しいと、Ubが上
記基準電圧Urに等しいように選択されるものである。
【0019】したがって、電圧Ucが制御電圧Utより
小である限り、電圧Ubは基準電圧Urより小であり、
トランジスタ10は、発振器11の出力11aから供給
される信号により、交互に導通状態と非導通状態とにな
る。
【0020】トランジスタ10が導通している限り、ト
ランジスタ10はコイル8を介して電池3の端子3aか
ら端子3bに電流を通過せしめる。
【0021】トランジスタ10が非導通になる度に、こ
の電流はダイオード9を通ってキャパシタ6へ方向を転
じキャパシタ6を充電するが、これはA点の電圧は電圧
Ucの値より大きな値に達するまでそれから増加すると
いう事実に由るものである。
【0022】電圧Ucは電圧Utを超えて、その結果電
圧Ubが電圧Urより大きくなるまで電圧Ucは漸次増
加する。発振器11はそれから作動的であることを停止
し、トランジスタ10は非導通となる。
【0023】この状況は、キャパシタ6が放電するまで
不変であり、電圧Ucは降下して電圧Utより小さな値
に戻り、その結果、電圧Ubは再び電圧Urより小とな
る。
【0024】発振器11はそれから再び作動状態を開始
し、キャパシタ6は再び上記の如く充電される。
【0025】電圧Ucはしたがって制御電圧Utに連続
的に実質的に等しくなり、回路4の種々の構成要素の特
性、特に発振器が動作している時、周期信号の周波数は
発振器11の出力11aから出ることになり、発振器1
1において電圧Ubを基準電圧Urに比較する回路のヒ
ステリシスは、電圧UcとUtの間の差が常に小さくな
るように選択されるものである。
【0026】今説明した方式で電圧増加回路4から生ず
る電圧Ucを変換器2に印加することを目的とするスイ
ッチング回路5は、そのソースが電池3の負端子3bに
接続され、そのドレインが抵抗15を介して電圧増加回
路の出力4cに接続されているMOSトランジスタ14
を具備している。トランジスタ14のゲートは以下に説
明する制御信号を受信するための端子5aに接続されて
いる。
【0027】回路5はそのドレインが回路4の出力4c
に直接接続され、そのソースが最初はダイオード17を
介してトランジスタ14のドレインに接続され、次いで
抵抗器18を介して出力端子5bに接続されている別の
MOSトランジスタ16を具備している。トランジスタ
16のゲートはトランジスタ14のドレインに接続され
ている。
【0028】参照番号2aのトランジスタ2の電極の1
つは、上記出力端子5bに接続され、番号2bのトラン
ジスタ2の他の電極は第2の出力端子5cに接続され、
この出力端子5cはそれ自身電池3の負の端子3bに接
続されている。この第2の出力端子5cは実際上はなし
で済ませられるものであり、変換器2の第2の電極2b
はその時、例えば電池3の端子3bに直接接続されてい
る。
【0029】上記制御信号をスイッチング回路5の端子
5aに印加する回路は、その構造がそのデバイス1が部
分を形成する装置の性質に依存するので図示されなかっ
た。その構造がどのようなものであっても、上記制御信
号がトランジスタ14を非導通にさせる第1の状態と、
トランジスタ14を導通状態にする第2の状態を取り上
げるようにその回路が設計されていることに注意すれば
十分である。
【0030】図2の例において、制御信号はその第1の
状態にある時は電池3の負の端子3bと同じ電位を有し
得るし、第2の状態にある時は電池3の正の端子3aと
同じ電位を有し得る。
【0031】この制御信号がその第1の状態にあり、ト
ランジスタ14を阻止するとトランジスタ16は導通状
態になることが容易に知られよう。電圧増加回路4から
生ずる電圧Ucはしたがって変換器2の電極端2aと2
bに印加され、それによって変換器2の圧電材料より構
成される変換器本体の所望の変形と、それに接続された
機械的要素の変位とをひき起こす。
【0032】スイッチング回路5の入力5aに印加され
た制御信号がその第2の状態にあり、トランジスタ14
が導通状態にある場合に、トランジスタ16は阻止され
る。したがって変換器2は電圧増加回路4から断線さ
れ、その電極2aと2bとは実用上短絡される。変換器
2はしたがって静止状態にある。
【0033】ダイオード17は変換器14が導通状態の
ときトランジスタ16の導通阻止を改良することにのみ
役立ち、抵抗器18はトランジスタ16が導通状態にな
った時点においてトランジスタ16を通って流れ、また
トランジスタ14が導通状態になった時点においてトラ
ンジスタ14を通って流れる電流を制限するに役立つ。
【0034】電圧増加回路4のキャパシタ6は一般に数
マイクロファラッドのオーダーの極めて大きな容量を有
する。それに加えて、キャパシタ6はまたもちろん回路
4により発生させられる高い電圧に耐えることができね
ばならぬ。その結果として、この装置が携帯可能であり
極めて小寸法であらねばならぬとき、キャパシタ6は装
置1を包含する装置のなかに収容することは困難であり
時には不可能であるかさばる部品であることになる。更
にキャパシタ6は高価な部品であり、キャパシタの価格
は図2のデバイス1のような知られている装置の原価に
不利な影響を与える。
【0035】その上、トランジスタ14と16とはまた
回路4から生ずる高電圧に耐えることが可能でなければ
ならず、したがってまた図2の装置のように知られてい
る装置の原価に不利な影響を与える高価な部品である。
【0036】また、抵抗器12と13により形成される
分圧器は、回路4により生ずる高電圧が一定に印加され
るので、まことに大量の電力を消費する。
【0037】この分圧器により消費される電力は、勿論
電池3により供給されねばならぬが、該電池の寿命には
損害が与えられる。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの目的は、
図2を参照して前述された知られている装置と同じ機能
を遂行するが、その欠点をもたない装置、すなわち他の
すべてのことは等しいとして、この知られている装置よ
り、小なる寸法、価格および電力消費を有する装置、を
提供することにある。
【0039】この目的は、本発明による装置は、圧電型
変換器(22)、第1の電圧を発生させる電力供給源
(23)、および制御電圧を上記変換器(22)に印加
するための制御信号(Sc)の第1の状態と上記変換器
(22)を短絡する上記制御信号(Sc)の第2の状態
に応答する制御手段とを具備し、上記制御手段は、上記
制御電圧を発生させる上記第1の電圧に応答し、上記供
給電源(23)の端子(23a,23b)の端子間にそ
の順序に直列に接続されるコイル(25)、ダイオード
(26)およびキャパシタを備える電圧増加手段と、上
記ダイオード(26)と上記キャパシタとにより形成さ
れる回路の端子間で短絡の発生と解消を交互に行う手段
(27,28)を具備する装置が、上記キャパシタは上
記変換器(22)により構成され、上記電圧増加手段は
上記制御信号(Sc)の上記第1の状態に更に応答して
上記制御電圧を発生させることを特徴とするという事実
により達成される。
【0040】該電圧増加手段の一部を形成するキャパシ
タは実際の変換器により構成されるから、本発明による
装置の容積と原価は図2を参照して前述された知られて
いる装置よりも小であり、その理由は、知られている装
置におけるキャパシタ6に類似するキャパシタを具備し
ないからである。更に電圧増加手段は制御信号の第1の
状態に応答して該変換器用の制御電圧を発生させるか
ら、この電圧は連続的に発生させられているものでな
く、それにより以下に説明されるように上記手段に設け
られた分圧器による電力消費を減少させるのであり、該
分圧器は図2の回路4の抵抗器12と13により形成さ
れる分圧器に類似するものである。
【0041】本発明による装置のその他の目的と利点は
添付図面を参照して説明される1つの実施例の説明から
明らかになるであろう。
【0042】
【実施例】図1に線図的に、非限定的な例示として示さ
れる本発明による装置は一般的に21と符号される。
【0043】装置21は圧電材料で作られた物体を有す
る変換器22を具備し、該物体は線図的にのみ表示さ
れ、本体に取付けられた1対の電極22aと22bの間
で、以後電圧Utと呼ばれるセットの電圧の印加に応答
して予め定められた態様でそれ自身を変形させることが
意味されるものである。
【0044】圧電材料で作られる変換器の物体の変形
は、機械的要素を短くかつ良好に規定される距離にわた
り運動させることが意図されている。この機械的要素お
よびそれの変換器物体への接続は図示されていない。
【0045】装置21は、例えばほぼ1.5Vの電圧を
供給する1次電池よりなる電力供給源23を更に具備す
る。この明細書において、この電圧の値はこの発明にお
いては実際上役割を演じないこと、およびこの電圧は任
意の値をとりうることは後述において明瞭にされるであ
ろう。
【0046】電源23の正及び負の端子は、23a,2
3bと符号を付され、端子23bの電位は以下において
装置21の基準電位とみなされ、以下において述べられ
る電圧はすべて端子23bを基準として測定される電圧
である。
【0047】装置21は変換器22を制御する回路24
を更に具備し、この回路は、電源23の端子23aおよ
び23bに接続される供給端子24aおよび24bの
対、電極22aおよび22bに接続される出力端子24
cおよび24dの対、およびその機能が以下に説明され
る入力端子24eを有する。
【0048】この実施例では供給端子24bに接続され
る出力端子24dは、実際、なしですまされることが可
能であり、変換器22の電極22bに、次いで電源23
の端子23bに直接に接続されている。
【0049】制御回路24は、n型MOSトランジスタ
27と同様に端子24aと24cの両端でその順序に直
列に接続のコイル25とダイオード26とを具備し、n
型MOSトランジスタ27はそのソースとドレインが供
給端子24bと、コイル25とダイオード26の間のC
で表わされる接続点に夫々接続されている。
【0050】トランジスタ27のゲートは電源23から
供給され、その機能は更に続いて説明する予定の一対の
制御入力28bと28cを有する発振回路28の出力2
8aに接続されている。
【0051】発振器28の制御入力28bは端子24c
と24dの両端で相互に直列に接続されている一対の抵
抗器29および30の共通点Dに接続され、したがって
変換器22に並列に接続される分圧器が形成される。
【0052】発振器28の制御入力28cは回路24の
端子24eとその出力がn型MOSトランジスタ32の
ゲートに接続されているインバータ31の入力に接続さ
れている。トランジスタ32のソースとドレインは抵抗
器33を介して、夫々端子24dと端子24cに接続さ
れている。トランジスタと抵抗33のチャンネルにより
形成される回路はしたがってまた変換器22に並列に接
続されている。
【0053】装置21の動作の以下の説明において、ま
た一般的に承認されている慣例に従い、論議される種々
の信号は、信号の電圧が0に近い又は少なくとも0に近
いか、又は端子24aの電圧に近い、即ち電源23によ
り供給される電圧に近いかによって、論理状態ロウ(lo
w) 又は論理状態ハイ(high)と呼ばれる。
【0054】トランジスタ27と32とはn型でありそ
れらのソースは回路24の端子24bに接続されている
ので、これらはゲートに印加されている信号がロウ又は
ハイのいずれかであることに依存して非導電型又は導電
型のいずれかであることは明らかであろう。
【0055】図2の回路11と同様に、発振器回路28
はまた電圧Urと称される一定電圧を供給する、個別に
は図示されていない基準電圧源を具備している。発振器
回路28は、以後信号28aと称されるその出力28a
から出る信号が、その入力28bの電圧が上に規定した
電圧Urより小であるとき、および同時にその入力28
cがハイであるとき交互にロウおよびハイになるよう配
列されている。発振器回路28は入力28bの電圧が電
圧Urより大であるとき、又はその入力28cがロウで
あるときに信号28aが連続的にロウに維持されるよう
配列される。発振器回路28については、多種多様であ
りうる構造が当業者に困難を生じさせることがないであ
ろうから、ここでは詳細な説明は行なわれない。
【0056】抵抗器29と30の値は、今後Udと称す
るそれらの共通点Dの電圧が、今後Usと称する抵抗2
9と30の形成する分圧器の端子両端の電圧が上に規定
した電圧Utに等しい場合に、上記電圧Urに等しくな
るように選択される。電圧UdとUsとは明らかに夫々
発振器28の入力28bと変換器22の電極22aと2
2bに印加される電圧である。
【0057】回路24の入力24eは、制御信号Scを
印加し、かつ信号Scが、変換器22が電圧Utになら
ねばならぬかどうかに依存してハイ又はロウであるよう
に配列されている制御回路に接続されている。この回路
は、その構造が装置21が部分を形成する装置の性質に
依存するので図示されていない。
【0058】信号Scがロウであれば、そのゲートがそ
の時ハイであるトランジスタ32は導電状態になること
は容易に理解される。したがって電圧Usは0で、変換
器22は変形されない状態にある。
【0059】したがって電圧Udはまた0となり、上記
規定された電圧Urより小となる。しかし、信号Scは
ロウであるから、信号28aは連続的にロウを維持す
る。トランジスタ27はしたがって阻止される。
【0060】信号Scがハイになる時、そのゲートはそ
れからロウになるのでトランジスタ32は非導通状態に
なる。
【0061】更に、その瞬間に電圧Udは尚0であり、
したがって電圧Urより小であるから、および信号Sc
はハイであるから、信号28aはロウとハイの間で発振
を開始する。
【0062】信号28aがハイである時、トランジスタ
27は導通状態になり、コイル25を介して電池23の
端子23aから端子23bへ電流を通させる。
【0063】信号28aがロウである時、トランジスタ
27は非導通状態になり上記電流はダイオード26を通
って変換器22に向けられる。
【0064】変換器22は、そのプレートが電極22a
と22bにより形成され、その誘電体部分が圧電材料の
変換器22の本体により形成されるキャパシタを形成す
る。
【0065】このキャパシタはトランジスタ27が非導
通状態になる度にダイオード26を通過する電流により
充電され、その結果電圧Usは増加を開始する。
【0066】信号28aの数周期の後に、電圧Usは電
圧値Utに達し、この値を超え、変換器22は変形され
る。同時に、電圧Udは電圧Urに達しこの電圧Urを
越え、信号28aはロウになり、それによってトランジ
スタ27を阻止する。
【0067】電圧Usが電圧値Ut以下に降下するま
で、および電圧Udが電圧Utより小である状態に復帰
するまで、この状態は不変状態を維持する。
【0068】それから続いて、信号28aはハイとロウ
を交互に再びとり、電圧Usは増加を開始して再び前と
同じ結果になる。
【0069】回路21の種々の部品の特性、特に発振器
28において電圧Udを電圧Urと比較する回路のヒス
テリシスおよび後者(発振器28)がロウとハイの間で
発振している時の信号28aの周波数は、一旦これらの
電圧(Us,Ut)がはじめて等しくなると、電圧Us
とUt間の差は常に小の状態を維持するように明らかに
選定される。
【0070】信号24eがハイである限り、変換器22
は実質的に電圧Utに等しい電圧を受けその変形された
状態にある。
【0071】信号24eが再びロウになると、信号28
aはまたロウになり、トランジスタ32は再び導通状態
になる。変換器22により形成されるキャパシタが短絡
される時に電圧Usは再び0に降下する。変換器22は
したがってその変形されない状態に復帰する。
【0072】変換器22により形成されるキャパシタの
容量値は一般に非常に小さい。したがって、信号24e
が一方の論理状態から他方の論理状態へ移る時に電圧U
sの変化が極めて迅速であるように、回路24の種々の
部品の特性を選択することは容易である。装置21の反
作用時間、即ち信号24eの状態における各変化と変換
器22の状態における対応する変化の間の経過する時間
は、装置21において変換器22の動作に必要な高電圧
は連続的に生成されないという事実があるにも拘らず、
図2に示される知られている装置のそれと同程度に短い
ものとなる。
【0073】本発明による装置は図2の装置1のように
知られている装置より明らかに簡略化されている。その
理由は該装置が図2のキャパシタ6のように高キャパシ
タンスのキャパシタを具備しないからであり、また図2
の装置においてトランジスタ16、ダイオード17と抵
抗器15により形成される回路のように、その動作に必
要な高電圧を変換器に印加するための回路を具備しない
からである。
【0074】これらの部品特に高価な部品であるキャパ
シタとトランジスタが無く、他のすべてのことが等しい
と、本発明による装置の原価は知られている装置の原価
より明らかに小である。
【0075】更に、かなり容積の大きな部品である図2
のキャパシタ6のようなキャパシタが無く、他のすべて
のことが等しいと、本発明による装置は知られている装
置より小なる空間を占める。
【0076】更に、本発明による装置においては、変換
器を作動させる必要な高電圧は、変換器が変形されるこ
とが必要であるときのみ発生させられる。
【0077】したがって、図1の実施例において抵抗器
29と30により形成される分圧器により消費される電
力は、知られている装置における対応する分圧器、即ち
図2の例における抵抗器12と13により形成される分
圧器、により消費される電力より明瞭に少ない。
【0078】他のすべてのことが等しいとき、本発明に
よる装置へ電力供給する電池の寿命は知られている装置
へ電力供給する電池の寿命より明瞭に長いということが
導き出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の実施例のブロック図であ
る。
【図2】従来の装置のブロック図である。
【符号の説明】
21…装置 22…変換器 22a,22b…電極 23…電源 23a,23b…正負の端子 24…回路 24a,24b,24c,24d,24e…端子 25…コイル 26…ダイオード 27…n型MOSトランジスタ 28…発振回路 28a…出力 28b,28c…入力 29,30…抵抗 32…n型MOSトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02N 2/00 H04R 3/00 330 H01L 41/09

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電型変換器(22)、第1の電圧を発
    生させる電力供給源(23)、および制御電圧を上記変
    換器(22)に印加するための制御信号(Sc)の第1
    の状態と上記変換器(22)を短絡する上記制御信号
    (Sc)の第2の状態に応答する制御手段とを具備し、
    上記制御手段は、上記制御電圧を発生させる上記第1の
    電圧に応答し、上記供給電源(23)の端子(23a,
    23b)の端子間にその順序に直列に接続されるコイル
    (25)、ダイオード(26)およびキャパシタを備え
    る電圧増加手段と、上記ダイオード(26)と上記キャ
    パシタにより形成される回路の端子間で短絡の発生と解
    消を交互に行う手段(27,28)を具備する装置であ
    って、上記キャパシタは上記変換器(22)により構成
    され、上記電圧増加手段は上記制御信号(Sc)の上記
    第1の状態に更に応答して上記制御電圧を発生させるこ
    とを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 該電圧増加手段は、該制御信号(Sc)
    および該制御電圧に応答して出力信号を発生させる発振
    手段(28)であって、該出力信号は、該制御信号(S
    c)が第1の状態にあり該制御電圧が基準電圧より小で
    あるとき交互する第1と第2の状態を有し、該制御電圧
    (Sc)が第2の状態にあるかまたは該制御電圧が該基
    準電圧より大であるとき第2の状態に永久に維持させる
    もの、およびトランジスタ(27)であって、該ダイオ
    ード(26)および該キャパシタで形成される該回路に
    並列に接続されるチャンネルを有し、該出力信号の該第
    1の状態に応答して該短絡回路を形成させ該出力信号の
    該第2の状態に応答して該短絡回路を解消させるもの、
    をさらに包含する請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 該制御手段はトランジスタ(32)を包
    含し、該トランジスタは、該トランジスタ(22)に並
    列に接続されるチャンネルを有し、該制御信号の該第2
    の状態に応答して該トランジスタ(22)を短絡する、
    請求項1記載の装置。
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