JP3313632B2 - ナビゲーション装置の操作装置 - Google Patents
ナビゲーション装置の操作装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車載ナビゲーション
装置におけるリモコンのジョイスティックまたはトラッ
クボール等の操作装置に関するものである。
装置におけるリモコンのジョイスティックまたはトラッ
クボール等の操作装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】以下図面を参照しながら従来のナビゲー
ション装置の操作装置について説明する。図９は従来の
ナビゲーション装置の操作装置であるリモコンの外観構
造を示す正面図及び側面図、図１０は従来のナビゲーシ
ョン装置の操作装置であるリモコンのジョイスティック
部分の要部を示す斜視図、図１１は従来のナビゲーショ
ン装置の操作装置であるリモコンのトラックボール部分
の要部を示す部分側面図である。各図において、１はリ
モコン本体、２はジョイスティック、３は操作スイッ
チ、４はトラックボールである。図９から図１０に示す
ジョイスティック２を用いたリモコンにおいては、ジョ
イスティック２を前後左右、または斜め方向の８つの方
向へ傾ける操作によってディスプレイに表示された地図
画面を傾けた方向にスクロールさせるもので、ジョイス
ティックをある方向に傾けた場合、傾けた方向のスイッ
チが押されることによってその方向を検出し、ゆっくり
地図をスクロールさせ、そのまま一定方向に傾け続ける
ことによって高速で地図をスクロールさせるものであっ
た。また、図１１に示すトラックボール４を用いたもの
は、ジョイスティック２の部分を球状のボールに置き換
えたもので、このボールを指先にて前後左右または斜め
方向へ自在にころがすことで、ジョイスティックと同等
の機能をもたせた操作装置である。
ション装置の操作装置について説明する。図９は従来の
ナビゲーション装置の操作装置であるリモコンの外観構
造を示す正面図及び側面図、図１０は従来のナビゲーシ
ョン装置の操作装置であるリモコンのジョイスティック
部分の要部を示す斜視図、図１１は従来のナビゲーショ
ン装置の操作装置であるリモコンのトラックボール部分
の要部を示す部分側面図である。各図において、１はリ
モコン本体、２はジョイスティック、３は操作スイッ
チ、４はトラックボールである。図９から図１０に示す
ジョイスティック２を用いたリモコンにおいては、ジョ
イスティック２を前後左右、または斜め方向の８つの方
向へ傾ける操作によってディスプレイに表示された地図
画面を傾けた方向にスクロールさせるもので、ジョイス
ティックをある方向に傾けた場合、傾けた方向のスイッ
チが押されることによってその方向を検出し、ゆっくり
地図をスクロールさせ、そのまま一定方向に傾け続ける
ことによって高速で地図をスクロールさせるものであっ
た。また、図１１に示すトラックボール４を用いたもの
は、ジョイスティック２の部分を球状のボールに置き換
えたもので、このボールを指先にて前後左右または斜め
方向へ自在にころがすことで、ジョイスティックと同等
の機能をもたせた操作装置である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、ゆっくり連続して地図をスクロールさせ
るには、例えばジョイスティックの場合、これをスクロ
ールさせる方向に何度も繰り返し操作しなければなら
ず、また、逆に高速スクロール時には、そのスクロール
速度に人間の目がついていけず地図上の地名や街道名、
交差点名等の文字がにじんだり、流れたように見えてし
まうことがあり使用者は大変見難い。更に、この従来技
術においては８方向に設置されたスイッチによりジョイ
スティックの操作方向を検出するようにしているため、
ジョイスティックで地図画面をスクロールさせる速度を
可変させることができず、所定時間内での地図スクロー
ル速度は常に一定であり、状況に応じた速度での地図ス
クロールは行えなかった。また高速で地図スクロールさ
せた場合は地図画面の文字の流れや、にじみ等を起こす
等、種々の問題点があった。
うな構成では、ゆっくり連続して地図をスクロールさせ
るには、例えばジョイスティックの場合、これをスクロ
ールさせる方向に何度も繰り返し操作しなければなら
ず、また、逆に高速スクロール時には、そのスクロール
速度に人間の目がついていけず地図上の地名や街道名、
交差点名等の文字がにじんだり、流れたように見えてし
まうことがあり使用者は大変見難い。更に、この従来技
術においては８方向に設置されたスイッチによりジョイ
スティックの操作方向を検出するようにしているため、
ジョイスティックで地図画面をスクロールさせる速度を
可変させることができず、所定時間内での地図スクロー
ル速度は常に一定であり、状況に応じた速度での地図ス
クロールは行えなかった。また高速で地図スクロールさ
せた場合は地図画面の文字の流れや、にじみ等を起こす
等、種々の問題点があった。
【０００４】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、ジョイスティックまたはトラックボール等の操
作装置の操作のみで多くの操作を可能とし、かつ使用者
の操作性の向上と認識性の高い地図スクロールが可能な
ナビゲーション装置の操作装置を提供することを目的と
する。
であり、ジョイスティックまたはトラックボール等の操
作装置の操作のみで多くの操作を可能とし、かつ使用者
の操作性の向上と認識性の高い地図スクロールが可能な
ナビゲーション装置の操作装置を提供することを目的と
する。
【０００５】
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の操作装置は、操
作装置の操作速度を検出する操作速度検出手段と、前記
操作速度検出手段で検出された操作速度に応じてスクロ
ールの速度を変化させるスクロール手段を備え、前記ス
クロール手段が前記検出された操作速度に応じて、鳥瞰
図表示と俯瞰図表示とを切り替える構成を有している。
この構成により、切り替えボタンなどを操作することな
く、スクロール手段によって鳥瞰図表示と俯瞰図表示と
を切り替えることができるので、操作性を向上させるこ
とができる。
作装置の操作速度を検出する操作速度検出手段と、前記
操作速度検出手段で検出された操作速度に応じてスクロ
ールの速度を変化させるスクロール手段を備え、前記ス
クロール手段が前記検出された操作速度に応じて、鳥瞰
図表示と俯瞰図表示とを切り替える構成を有している。
この構成により、切り替えボタンなどを操作することな
く、スクロール手段によって鳥瞰図表示と俯瞰図表示と
を切り替えることができるので、操作性を向上させるこ
とができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、前記従来のもの
と同一の部分については同一の符号を用いるものとす
る。図１は本発明のナビゲーション装置の操作装置の一
実施の形態における車載ナビゲーション装置全体の構成
を示すブロック図であり、図中、１１はリモコン、１２
はリモコン１１からの赤外線データをパルスデータに変
換するための受光部、１３は受光部１２からのリモコン
データを決まったフォーマットに変化するサブＣＰＵ、
１４はサブＣＰＵ１３とのデータの送受信等を行なうＣ
ＰＵ、１５は通信インターフェイス、１６はディスプレ
イ、１７はＣＤ−ＲＯＭドライブ、１８はＣＤ−ＲＯ
Ｍ、１９はＧＰＳレシーバ、２０は画像プロセッサ、２
１は漢字ＲＯＭ、２２はＶＲＡＭ、２３はＲＧＢ変換回
路、２４は装置本体を示す。
て図面を参照しながら説明する。なお、前記従来のもの
と同一の部分については同一の符号を用いるものとす
る。図１は本発明のナビゲーション装置の操作装置の一
実施の形態における車載ナビゲーション装置全体の構成
を示すブロック図であり、図中、１１はリモコン、１２
はリモコン１１からの赤外線データをパルスデータに変
換するための受光部、１３は受光部１２からのリモコン
データを決まったフォーマットに変化するサブＣＰＵ、
１４はサブＣＰＵ１３とのデータの送受信等を行なうＣ
ＰＵ、１５は通信インターフェイス、１６はディスプレ
イ、１７はＣＤ−ＲＯＭドライブ、１８はＣＤ−ＲＯ
Ｍ、１９はＧＰＳレシーバ、２０は画像プロセッサ、２
１は漢字ＲＯＭ、２２はＶＲＡＭ、２３はＲＧＢ変換回
路、２４は装置本体を示す。
【０００８】このような構成において、リモコン１１を
使用し、自車位置の表示されたディスプレイ１６の地図
画面のスクロール移動や表示地図の縮尺の変更、また、
テレビ、ラジオ、音楽ＣＤ等の視聴のための操作を行
う。受光部１２はリモコン１１からの赤外線データをパ
ルスデータに変換しており、サブＣＰＵ１３は受光部１
２からのリモコンデータを決まったフォーマットに変化
してＣＰＵ１４に送信している。ＣＰＵ１４はサブＣＰ
Ｕ１３とのデータの送受信、ＧＰＳレシーバ１９からの
位置情報やＣＤ−ＲＯＭドライブ１７からの地図データ
等を画像プロセッサ２０に送り、画像プロセッサ２０は
地図データや現在位置データから表示画像を形成する。
ＶＲＭＡ２２はディスプレイ１６に表示させる画像を記
憶するメモリであり、その出力データはＲＧＢ変換回路
２３により色信号に変換され、ディスプレイ１６に地図
として表示される。
使用し、自車位置の表示されたディスプレイ１６の地図
画面のスクロール移動や表示地図の縮尺の変更、また、
テレビ、ラジオ、音楽ＣＤ等の視聴のための操作を行
う。受光部１２はリモコン１１からの赤外線データをパ
ルスデータに変換しており、サブＣＰＵ１３は受光部１
２からのリモコンデータを決まったフォーマットに変化
してＣＰＵ１４に送信している。ＣＰＵ１４はサブＣＰ
Ｕ１３とのデータの送受信、ＧＰＳレシーバ１９からの
位置情報やＣＤ−ＲＯＭドライブ１７からの地図データ
等を画像プロセッサ２０に送り、画像プロセッサ２０は
地図データや現在位置データから表示画像を形成する。
ＶＲＭＡ２２はディスプレイ１６に表示させる画像を記
憶するメモリであり、その出力データはＲＧＢ変換回路
２３により色信号に変換され、ディスプレイ１６に地図
として表示される。
【０００９】本発明の骨子は、リモコンのジョイスティ
ックまたはトラックボールを操作する角度や速度を検出
できるようにして、使用者の操作性の向上と認識性の高
い地図スクロールが可能なナビゲーション装置の操作装
置を提供する点にあり、以下図面を参照して説明する。
なお、ここで用いられるリモコンのジョイスティックま
たはトラックボールの外観構造については、前記図９，
図１１に示した従来のものと同様であるので、必要に応
じてこれらの図面も引用するものとし、また、ジョイス
ティックを傾ける角度とトラックボールの回転角度とは
同義であるから両者共通に操作装置の操作角度と表現す
るものとする。
ックまたはトラックボールを操作する角度や速度を検出
できるようにして、使用者の操作性の向上と認識性の高
い地図スクロールが可能なナビゲーション装置の操作装
置を提供する点にあり、以下図面を参照して説明する。
なお、ここで用いられるリモコンのジョイスティックま
たはトラックボールの外観構造については、前記図９，
図１１に示した従来のものと同様であるので、必要に応
じてこれらの図面も引用するものとし、また、ジョイス
ティックを傾ける角度とトラックボールの回転角度とは
同義であるから両者共通に操作装置の操作角度と表現す
るものとする。
【００１０】図２は本発明のナビゲーション装置の操作
装置の一実施の形態における多段式ジョイスティックリ
モコンの説明図である。図２において、Ｘは無操作時の
ジョイスティック２の位置であり、Ａは操作角度θが小
さい場合、ＢとＣは操作角度θが中間の場合、Ｄは操作
角度θが大きい場合である。図３は本発明のナビゲーシ
ョン装置の操作装置の一実施の形態における多段式ジョ
イスティックリモコンの送信コードの一例を示すコード
表であり、上下左右をそれぞれ４段階に分け、その１つ
１つに数値（ＨＥＸ）を割り当て、リモコン１のジョイ
スティック２を操作したときの位置を検出し図１の各セ
ル位置のとき、そのセル内に書かれている数値（ＨＥ
Ｘ）をデータコードとして装置本体２４のサブＣＰＵ１
３に送るものである。このように、ジョイスティック２
の位置に応じた指令がサブＣＰＵ１３に送られ、位置検
出されて次のような地図スクロールが行なわれる。
装置の一実施の形態における多段式ジョイスティックリ
モコンの説明図である。図２において、Ｘは無操作時の
ジョイスティック２の位置であり、Ａは操作角度θが小
さい場合、ＢとＣは操作角度θが中間の場合、Ｄは操作
角度θが大きい場合である。図３は本発明のナビゲーシ
ョン装置の操作装置の一実施の形態における多段式ジョ
イスティックリモコンの送信コードの一例を示すコード
表であり、上下左右をそれぞれ４段階に分け、その１つ
１つに数値（ＨＥＸ）を割り当て、リモコン１のジョイ
スティック２を操作したときの位置を検出し図１の各セ
ル位置のとき、そのセル内に書かれている数値（ＨＥ
Ｘ）をデータコードとして装置本体２４のサブＣＰＵ１
３に送るものである。このように、ジョイスティック２
の位置に応じた指令がサブＣＰＵ１３に送られ、位置検
出されて次のような地図スクロールが行なわれる。
【００１１】図４は本発明のナビゲーション装置の操作
装置の一実施の形態におけるアナログ式ジョイスティッ
クまたはアナログ式トラックボールの操作角度θと地図
スクロール速度との関係を表したグラフであり、操作角
度θがａ−ｂ−ｃと増すことに応じて地図スクロールの
速度が連続的に速くなることを示している。
装置の一実施の形態におけるアナログ式ジョイスティッ
クまたはアナログ式トラックボールの操作角度θと地図
スクロール速度との関係を表したグラフであり、操作角
度θがａ−ｂ−ｃと増すことに応じて地図スクロールの
速度が連続的に速くなることを示している。
【００１２】図５は本発明のナビゲーション装置の操作
装置の一実施の形態におけるアナログ式ジョイスティッ
クまたはアナログ式トラックボールの動作説明図であ
り、図５（ａ）の状態は地図スクロールを行う前の地図
画面である。図５（ａ），（ｂ）のＡ点を基準としたジ
ョイスティックまたはトラックボールの操作角度θを図
４のａとすると、図５（ａ）のＡ点の位置が図５（ｂ）
のＢ点に移動した場合、図５（ｂ）のＡからＢに移動し
たときの速度は操作角度θが図４のａに相当するスクロ
ール速度（Δｌ／Δｔ）となり、図５（ａ）のＡ点から
Ｂ点へ移動するスクロール速度（Δｌ／Δｔ）は操作角
度θが図４のｂそしてｃと大きく変化するに従いその操
作角度θに応じたスクロール速度へ変化する。
装置の一実施の形態におけるアナログ式ジョイスティッ
クまたはアナログ式トラックボールの動作説明図であ
り、図５（ａ）の状態は地図スクロールを行う前の地図
画面である。図５（ａ），（ｂ）のＡ点を基準としたジ
ョイスティックまたはトラックボールの操作角度θを図
４のａとすると、図５（ａ）のＡ点の位置が図５（ｂ）
のＢ点に移動した場合、図５（ｂ）のＡからＢに移動し
たときの速度は操作角度θが図４のａに相当するスクロ
ール速度（Δｌ／Δｔ）となり、図５（ａ）のＡ点から
Ｂ点へ移動するスクロール速度（Δｌ／Δｔ）は操作角
度θが図４のｂそしてｃと大きく変化するに従いその操
作角度θに応じたスクロール速度へ変化する。
【００１３】図６は本発明のナビゲーション装置の操作
装置の一実施の形態における多段式ジョイスティックま
たは多段式トラックボールの他の動作説明図であり、図
６のＡ１からＡ２までの間においてジョイスティックま
たはトラックボールの操作角度θが増した場合、その操
作角度θを検出しその角度に応じた速度で地図をスムー
ズにスクロールさせ、Ａ２以上の操作角度θにおいては
地図スクロール速度に人間の目がついていけず地図上の
文字等がにじんだり、流れてしまうように見える場合が
あるため、高速で地図をスクロールさせず、ある一定の
画面ドット単位でジャンプさせ地図をコマ送りのように
次々表示させることで高速スクロール時の地図の認識性
を向上させるようにしてある。
装置の一実施の形態における多段式ジョイスティックま
たは多段式トラックボールの他の動作説明図であり、図
６のＡ１からＡ２までの間においてジョイスティックま
たはトラックボールの操作角度θが増した場合、その操
作角度θを検出しその角度に応じた速度で地図をスムー
ズにスクロールさせ、Ａ２以上の操作角度θにおいては
地図スクロール速度に人間の目がついていけず地図上の
文字等がにじんだり、流れてしまうように見える場合が
あるため、高速で地図をスクロールさせず、ある一定の
画面ドット単位でジャンプさせ地図をコマ送りのように
次々表示させることで高速スクロール時の地図の認識性
を向上させるようにしてある。
【００１４】図７は本発明のナビゲーション装置の操作
装置の一実施の形態における多段式ジョイスティックま
たは多段式トラックボールの更に他の動作説明図であ
り、多段式ジョイスティックまたは多段式トラックボー
ルの操作角度θが大きい場合において、地図をある一定
の画面ドット単位でコマ送りで表示するようにしたもの
である。すなわち、図７のＢ１の状態からＢ２へ、その
間の地図は表示せず地図を一定の画面ドット飛ばしで表
示させるものであり、図７のＤのドットずつ地図をジャ
ンプさせて表示する。
装置の一実施の形態における多段式ジョイスティックま
たは多段式トラックボールの更に他の動作説明図であ
り、多段式ジョイスティックまたは多段式トラックボー
ルの操作角度θが大きい場合において、地図をある一定
の画面ドット単位でコマ送りで表示するようにしたもの
である。すなわち、図７のＢ１の状態からＢ２へ、その
間の地図は表示せず地図を一定の画面ドット飛ばしで表
示させるものであり、図７のＤのドットずつ地図をジャ
ンプさせて表示する。
【００１５】図８は本発明のナビゲーション装置の操作
装置の一実施の形態における多段式ジョイスティックま
たは多段式トラックボールの操作速度に応じた地図スク
ロールの他の例を示す説明図であり、図８（ａ）の鳥瞰
図表示での地図スクロールと、図８（ｂ）の俯瞰図表示
での地図スクロールを切り換えるようにしたものであ
る。鳥瞰図表示は視点を自車上方から前方を見下ろすよ
うに地図を表示するもので、これにより目印となる建物
や施設などを広い範囲で地図表示でき、また、俯瞰図表
示は自車上方から自車周辺を表示するもので、これによ
り自車周辺の施設や交差点までの実際の距離などを正確
に把握できる地図表示である。
装置の一実施の形態における多段式ジョイスティックま
たは多段式トラックボールの操作速度に応じた地図スク
ロールの他の例を示す説明図であり、図８（ａ）の鳥瞰
図表示での地図スクロールと、図８（ｂ）の俯瞰図表示
での地図スクロールを切り換えるようにしたものであ
る。鳥瞰図表示は視点を自車上方から前方を見下ろすよ
うに地図を表示するもので、これにより目印となる建物
や施設などを広い範囲で地図表示でき、また、俯瞰図表
示は自車上方から自車周辺を表示するもので、これによ
り自車周辺の施設や交差点までの実際の距離などを正確
に把握できる地図表示である。
【００１６】以上のような構成及び動作に基づく本発明
の実施例としては次のようなものがある。なお、その実
現手段については前記の一実施の形態において説明した
内容及びその応用により容易に実現可能である。
の実施例としては次のようなものがある。なお、その実
現手段については前記の一実施の形態において説明した
内容及びその応用により容易に実現可能である。
【００１７】
【実施例】（実施例１）本実施例は、リモコンのジョイ
スティックまたはトラックボールの操作角度θを多段的
に、いくつかの段階に区分けしてその角度を検出するも
ので、ジョイスティックまたはトラックボールの操作角
度θが小さい場合は、地図画面の最小ドット単位で地図
を細かくスクロールさせ、ジョイスティックまたはトラ
ックボールの操作角度θが大きくなるにしたがって、そ
の傾けた段階の角度に応じた速度により地図スクロール
速度を上げ、かつスムーズに地図スクロールさせる。さ
らにジョイスティックまたはトラックボールの操作角度
θが大きい場合は、さらに数倍速く地図スクロールさせ
るか、ある一定の画面ドット単位で地図画面を高速コマ
送りで地図スクロールさせるため、ディスプレイに表示
された地図や文字などのにじみや流れ等を抑え地図の認
識性を向上させることができる。
スティックまたはトラックボールの操作角度θを多段的
に、いくつかの段階に区分けしてその角度を検出するも
ので、ジョイスティックまたはトラックボールの操作角
度θが小さい場合は、地図画面の最小ドット単位で地図
を細かくスクロールさせ、ジョイスティックまたはトラ
ックボールの操作角度θが大きくなるにしたがって、そ
の傾けた段階の角度に応じた速度により地図スクロール
速度を上げ、かつスムーズに地図スクロールさせる。さ
らにジョイスティックまたはトラックボールの操作角度
θが大きい場合は、さらに数倍速く地図スクロールさせ
るか、ある一定の画面ドット単位で地図画面を高速コマ
送りで地図スクロールさせるため、ディスプレイに表示
された地図や文字などのにじみや流れ等を抑え地図の認
識性を向上させることができる。
【００１８】（実施例２）本実施例は、リモコンのジョ
イスティックまたはトラックボールの操作角度θを検出
し、その角度の大きさに応じた適切なスピードで地図画
面を連続的にスクロールさせることにより、現在の自車
位置から近い位置への地図スクロールではゆっくりした
細やかな地図スクロールが可能であり、また現在の自車
位置から離れた位置への地図スクロールでは速い地図ス
クロールで目的の位置を素早く探し出すことができる。
イスティックまたはトラックボールの操作角度θを検出
し、その角度の大きさに応じた適切なスピードで地図画
面を連続的にスクロールさせることにより、現在の自車
位置から近い位置への地図スクロールではゆっくりした
細やかな地図スクロールが可能であり、また現在の自車
位置から離れた位置への地図スクロールでは速い地図ス
クロールで目的の位置を素早く探し出すことができる。
【００１９】（実施例３）本実施例は、リモコンのジョ
イスティックまたはトラックボールを操作する速度と操
作角度θを検出し、その操作速度と操作角度θに応じた
適切な速度で連続的に地図スクロール速度を可変させる
もので、ジョイスティックにおいては、その操作角度θ
が小さい場合から徐々に大きく変化させた場合、最小ド
ット単位での細かな地図スクロールから最高速での地図
スクロールまで連続的にスクロール速度を可変させ、ト
ラックボールにおいては、ボールをころがす速度に応じ
て地図スクロールの速度を連続的に可変する。このよう
にすると、自車位置の周辺ではジョイスティックまたは
トラックボールをゆっくり細かく操作することでゆっく
りとした細やかなスクロール、また自車位置から離れた
地点には、ジョイスティックまたはトラックボールを速
く大きく操作することで高速スクロールでき、使用者の
意志どおりに地図スクロールさせることが可能となる。
イスティックまたはトラックボールを操作する速度と操
作角度θを検出し、その操作速度と操作角度θに応じた
適切な速度で連続的に地図スクロール速度を可変させる
もので、ジョイスティックにおいては、その操作角度θ
が小さい場合から徐々に大きく変化させた場合、最小ド
ット単位での細かな地図スクロールから最高速での地図
スクロールまで連続的にスクロール速度を可変させ、ト
ラックボールにおいては、ボールをころがす速度に応じ
て地図スクロールの速度を連続的に可変する。このよう
にすると、自車位置の周辺ではジョイスティックまたは
トラックボールをゆっくり細かく操作することでゆっく
りとした細やかなスクロール、また自車位置から離れた
地点には、ジョイスティックまたはトラックボールを速
く大きく操作することで高速スクロールでき、使用者の
意志どおりに地図スクロールさせることが可能となる。
【００２０】（実施例４）本実施例は、リモコンのジョ
イスティックまたはトラックボールを操作する速度を検
出し、ジョイスティックまたはトラックボールの操作速
度に応じて鳥瞰図表示での地図スクロールと、俯瞰図表
示での地図スクロールとを切り替えるものであり、これ
により広い範囲をみることができる鳥瞰図表示のままの
地図スクロールと、距離感を把握しやすい俯瞰図表示の
ままの地図スクロールを、地図切り替えボタンのような
操作ボタンを操作することなく行えるものであり、従来
のリモコンと比較して操作ボタンを省略することがで
き、かつ使用者の操作性の向上を図ることができる。
イスティックまたはトラックボールを操作する速度を検
出し、ジョイスティックまたはトラックボールの操作速
度に応じて鳥瞰図表示での地図スクロールと、俯瞰図表
示での地図スクロールとを切り替えるものであり、これ
により広い範囲をみることができる鳥瞰図表示のままの
地図スクロールと、距離感を把握しやすい俯瞰図表示の
ままの地図スクロールを、地図切り替えボタンのような
操作ボタンを操作することなく行えるものであり、従来
のリモコンと比較して操作ボタンを省略することがで
き、かつ使用者の操作性の向上を図ることができる。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ジョイス
ティックまたはトラックボール等の操作装置の操作性の
向上を図ることが可能であり、認識性の高い地図スクロ
ールができるという有利な効果が得られる。
ティックまたはトラックボール等の操作装置の操作性の
向上を図ることが可能であり、認識性の高い地図スクロ
ールができるという有利な効果が得られる。
【図１】本発明のナビゲーション装置の操作装置の一実
施の形態における車載ナビゲーション装置全体の構成を
示すブロック図
施の形態における車載ナビゲーション装置全体の構成を
示すブロック図
【図２】本発明のナビゲーション装置の操作装置の一実
施の形態における多段式ジョイスティックリモコンの説
明図
施の形態における多段式ジョイスティックリモコンの説
明図
【図３】本発明のナビゲーション装置の操作装置の一実
施の形態における多段式ジョイスティックリモコンの送
信コードの一例を示すコード表
施の形態における多段式ジョイスティックリモコンの送
信コードの一例を示すコード表
【図４】本発明のナビゲーション装置の操作装置の一実
施の形態におけるアナログ式ジョイスティックまたはア
ナログ式トラックボールの操作角度θと地図スクロール
速度との関係を表したグラフ
施の形態におけるアナログ式ジョイスティックまたはア
ナログ式トラックボールの操作角度θと地図スクロール
速度との関係を表したグラフ
【図５】本発明のナビゲーション装置の操作装置の一実
施の形態におけるアナログ式ジョイスティックまたはア
ナログ式トラックボールの動作説明図
施の形態におけるアナログ式ジョイスティックまたはア
ナログ式トラックボールの動作説明図
【図６】本発明のナビゲーション装置の操作装置の一実
施の形態における多段式ジョイスティックまたは多段式
トラックボールの他の動作説明図
施の形態における多段式ジョイスティックまたは多段式
トラックボールの他の動作説明図
【図７】本発明のナビゲーション装置の操作装置の一実
施の形態における多段式ジョイスティックまたは多段式
トラックボールの更に他の動作説明図
施の形態における多段式ジョイスティックまたは多段式
トラックボールの更に他の動作説明図
【図８】本発明のナビゲーション装置の操作装置の一実
施の形態における多段式ジョイスティックまたは多段式
トラックボールの操作速度に応じた地図スクロールの他
の例を示す説明図
施の形態における多段式ジョイスティックまたは多段式
トラックボールの操作速度に応じた地図スクロールの他
の例を示す説明図
【図９】従来のナビゲーション装置の操作装置であるリ
モコンの外観構造を示す正面図及び側面図
モコンの外観構造を示す正面図及び側面図
【図１０】従来のナビゲーション装置の操作装置である
リモコンのジョイスティック部分の要部を示す斜視図
リモコンのジョイスティック部分の要部を示す斜視図
【図１１】従来のナビゲーション装置の操作装置である
リモコンのトラックボール部分の要部を示す部分側面図
リモコンのトラックボール部分の要部を示す部分側面図
１ リモコン本体 ２ ジョイスティック ３ 操作スイッチ ４ トラックボール １１ リモコン １２ リモコン受光部 １３ サブＣＰＵ １４ ＣＰＵ １５ 通信インターフェイス １６ ディスプレイ １７ ＣＤ−ＲＯＭドライブ １８ ＣＤ−ＲＯＭ １９ ＧＰＳレシーバ ２０ 画像プロセッサ ２１ 漢字ＲＯＭ ２２ ＶＲＡＭ ２３ ＲＧＢ変換回路 ２４ 装置本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01C 21/00 G06F 3/00 G08G 1/0969 G09B 29/00 - 29/10
Claims (2)
- 【請求項１】 操作装置の操作速度を検出する操作速度
検出手段と、前記操作速度検出手段で検出された操作速
度に応じてスクロールの速度を変化させるスクロール手
段を備え、前記スクロール手段が前記検出された操作速
度に応じて、鳥瞰図表示と俯瞰図表示とを切り替えるこ
とを特徴とする操作装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の操作装置を備えたことを
特徴とするナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31726297A JP3313632B2 (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | ナビゲーション装置の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31726297A JP3313632B2 (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | ナビゲーション装置の操作装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11153441A JPH11153441A (ja) | 1999-06-08 |
| JP3313632B2 true JP3313632B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=18086287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31726297A Expired - Fee Related JP3313632B2 (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | ナビゲーション装置の操作装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3313632B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
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| JP2007292834A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Xanavi Informatics Corp | 地図表示装置およびナビゲーション装置 |
| JP2014228703A (ja) * | 2013-05-22 | 2014-12-08 | トヨタ自動車株式会社 | 地図表示制御装置 |
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-
1997
- 1997-11-18 JP JP31726297A patent/JP3313632B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH11153441A (ja) | 1999-06-08 |
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