JP3312449B2 - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JP3312449B2
JP3312449B2 JP31501693A JP31501693A JP3312449B2 JP 3312449 B2 JP3312449 B2 JP 3312449B2 JP 31501693 A JP31501693 A JP 31501693A JP 31501693 A JP31501693 A JP 31501693A JP 3312449 B2 JP3312449 B2 JP 3312449B2
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    • F02M26/53Systems for actuating EGR valves using electric actuators, e.g. solenoids
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  • Valve Housings (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁弁に係り、特にハウ
ジングの取り付け孔に嵌合する軸受保持部材をかしめ加
工して軸受を保持するよう構成した電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ソレノイドの電磁力により弁体
が開閉動作するよう構成された電磁弁が使用されてい
る。この種の電磁弁には、弁体の弁軸を軸承する軸受が
かしめ加工により軸受保持部材に保持される構成のもの
がある。
【0003】例えば自動車用エンジンでは、排気ガス中
に含まれる窒素酸化物(NOx)を低減させるため、排
気ガスの一部を排気系路から取り出し、この取り出され
た排気ガスの温度,時期,流量等を制御して吸気系路に
再循環させる排気ガス再循環システム(Exhaust Gas Re
circultion System ) が採用されている。
【0004】この排気ガス再循環システムには、上記の
ような軸受保持部材を有する電磁弁が排気ガスの一部を
吸気系路に再循環させる排気ガス再循環バルブ(以下
「EGRバルブ」と称す)として使用されている。従っ
て、EGRバルブは、ソレノイドにより駆動される弁軸
の端部に設けられた弁体を弁座から離間させることによ
り開弁し、弁軸は軸受保持部材に保持されたカーボン製
(耐熱性を有する)の軸受を貫通して摺動自在に支承さ
れている。
【0005】このような、排気ガス再循環システムに用
いられるEGRバルブでは、高温の排気ガスが電磁弁の
内部を流れるため、ソレノイドに排気ガスの熱が伝導す
るこを防止する必要がある。そのため、EGRバルブ
は、排気ガスが流れる流路が形成されたハウジングとソ
レノイドとの間に上記軸受を保持する軸受保持部材を介
在させ、且つ軸受保持部材に冷却水が流れる冷却水用流
路を設けて軸受保持部材を冷却するようになっている。
【0006】そして、軸受は、排気ガスの漏れを防止す
るため軸受保持部材をかしめ加工してガスケット及びワ
ッシャを係止するとともに、このワッシャを介して軸受
保持部材に保持される。
【0007】従来のEGRバルブに組み込まれている軸
受保持部材は、冷却水供給用のステンレスパイプが固着
されたアルミ合金製の冷却用本体と、上記軸受を保持す
る快削鋼製の保持部とに分割されており、冷却用本体の
取付穴に保持部をかしめ加工により固定して一体化され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来はEG
Rバルブの軸受保持部材が2部材よりなるため、部品点
数が多く、しかもカバーが所定の形状となるようにカバ
ーの全体を切削加工する必要があり、製造コストがかな
り高価になるといった課題がある。
【0009】そこで、上記冷却用本体と保持部とをアル
ミダイキャストにより一体成形することが考えられてい
る。ところが、上記ガスケット及びワッシャを係止する
軸受保持部材の内周にかしめ加工が施される周囲の壁部
の厚さが快削鋼の強度に基づいて決められているので、
快削鋼より剛性の低いアルミダイキャストにより一体成
形する場合、上記かしめ加工される部分が強度不足とな
る。
【0010】このような軸受保持部材の強度不足は、か
しめ加工が施される周囲の壁部の厚さを十分に厚くする
ことにより解消されるが、その場合、ハウジングの嵌合
部分も大径となり、電磁弁全体が大型化してしまうこと
になる。
【0011】そのため、電磁弁が大型化しないように従
来と同じ形状のままアルミダイキャストで一体成形する
と、かしめ加工の際、上記強度不足の部分で軸受保持部
材の外周面が外側に膨らむように変形してしまい、その
結果軸受保持部材がEGRバルブのバルブ本体の取付部
に挿入することができなくなる。
【0012】そこで、本発明は上記課題に鑑み、軸受保
持部材をアルミダイキャストで一体成形するとともに、
かしめ加工による変形を防止することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記請求項1の発明は、
流体が流れる流路途中に弁座を有するハウジングと、該
ハウジングに固定されるソレノイドと、該ソレノイドに
より軸方向に摺動する弁軸と、該弁軸の端部に設けられ
該ソレノイドの励磁,消磁により前記弁座を開閉する弁
体と、該弁軸を摺動自在に軸承する軸受と、該ハウジン
グの取り付け孔に嵌合しかしめ加工されて該軸受を保持
する軸受保持部材とを有する電磁弁において、前記軸受
保持部材のかしめ加工部の外周に前記ハウジングの取り
付け孔との間に隙間を形成する段部を設けてなることを
特徴とする。
【0014】又、請求項2の発明は、流体が流れる流路
途中に弁座を有するハウジングと、該ハウジングに固定
されるソレノイドと、該ソレノイドにより軸方向に摺動
する弁軸と、該弁軸の端部に設けられ該ソレノイドの励
磁,消磁により前記弁座を開閉する弁体と、該弁軸を摺
動自在に軸承する軸受と、該ハウジングの取り付け孔に
嵌合しかしめ加工されて該軸受を保持する軸受保持部材
とを有する電磁弁において、前記ハウジングの取り付け
孔に嵌合する前記軸受保持部材の嵌合部を補強する補強
部材を前記嵌合部の外周近傍に結合させてなることを特
徴とする。
【0015】又、請求項3の発明は、流体が流れる流路
途中に弁座を有するハウジングと、該ハウジングに固定
されるソレノイドと、該ソレノイドにより軸方向に摺動
する弁軸と、該弁軸の端部に設けられ該ソレノイドの励
磁,消磁により前記弁座を開閉する弁体と、該弁軸を摺
動自在に軸承する軸受と、該ハウジングの取り付け孔に
嵌合しかしめ加工されて該軸受を保持する軸受保持部材
とを有する電磁弁において、前記かしめ加工用治具によ
り加工される前記軸受保持部材の加工部分の外側に溝を
設けてなることを特徴とする。
【0016】
【作用】上記請求項1の発明によれば、軸受保持部材
かしめ加工部の外周に前記ハウジングの取り付け孔との
間に隙間を形成する段部を設けることにより、かしめ加
工により軸受保持部材の外周が膨らんでも、この変形部
分がハウジングの取り付け孔に当接することを防止す
る。
【0017】又、請求項2の発明によれば、ハウジング
の取り付け孔に嵌合する軸受保持部材の嵌合部を補強す
る補強部材を前記嵌合部の外周近傍に結合させることに
より、かしめ加工により軸受保持部材の外周が変形する
ことを防止する。
【0018】又、請求項3の発明によれば、かしめ加工
用治具により加工される軸受保持部材の被加工部の外側
に溝を設けることにより、かしめ加工により軸受保持部
材の外周が変形することを防止する。
【0019】
【実施例】図1乃至図3に本発明になる電磁弁の第1実
施例を示す。
【0020】各図中、排気ガス再循環バルブとして使用
される電磁弁1は、ハウジング2に軸受保持部材3を組
付け、さらに軸受保持部材3の上面にソレノイド部4を
組付けてなり、ボルト5によりハウジング2,軸受保持
部材3及びソレノイド部4が締結される。ハウジング2
には、排気ガスが流入する流入路6と排気ガスが流出す
る流出路7とが穿設されており、流入路6と流出路7と
は弁座8を介して連通している。この弁座8は、弁体9
が上下方向に移動して離着座することにより開閉され
る。又、弁座8の上方には、後述するように軸受保持部
材3が嵌合するための取り付け孔10が開口している。
【0021】即ち、弁体9を支持する弁軸11の上端
は、ソレノイド部4に挿通されたプランジャ12に連結
されており、このプランジャ12はソレノイド部4のコ
イル13が励磁されていないときは、バネ14の押圧力
により下方に移動している。つまり、弁体9はコイル1
3に通電されたときの電磁力により上動して弁座8から
離間し、コイル13が消磁されるとバネ14の押圧力に
より下動して弁座8に当接する。
【0022】軸受保持部材3は、アルミダイキャストに
より一体成形されており、冷却用パイプ15aから供給
された冷却水が流れる冷却通路15と、弁軸11の外周
から漏れた微量の排気ガスを外部に逃がすための排気ガ
ス逃がし通路16とを有している。尚、冷却用パイプ1
5aは、パイプ材を加工して形成し、これを軸受保持部
材3の冷却通路15の開口部に嵌合させても良いし、あ
るいはアルミダイキャストにより軸受保持部材3と一体
成形しても良い。
【0023】又、軸受保持部材3の中央孔17の第1段
部17aには、弁軸11を摺動自在に軸承するカーボン
製の軸受18及び弁軸11の表面に付着した煤を掻き落
とすための煤除去部材19が嵌合しており、中央孔17
の第2段部17bには、排気ガスの漏れを防止するガス
ケット20及び軸受18を係止するワッシャ21が嵌合
している。尚、ガスケット20及びワッシャ21は、外
側が上記第2段部17bに嵌合し、内側が軸受18の段
部18aに嵌合する。
【0024】中央孔17の第3段部17cは、かしめ用
治具22(図3中、一点鎖線で示す)により上方からプ
レスされる加工面であり、かしめ用治具22により押圧
されると、破線で示すように内周側に突出するかしめ部
23が形成される。上記ワッシャ21は、このかしめ部
23により係止され、同時にガスケット20及び軸受1
8もワッシャ21を介して軸受保持部材3の中央孔17
に保持される。尚、ガスケット20及びワッシャ21は
かしめ部23をかしめ加工する際のクッションになるた
め、かしめ加工時の衝撃を緩和することができる。
【0025】又、軸受保持部材3の外周には、ハウジン
グ2の取り付け孔10の嵌合する大径部24(半径R
b)と小径部25(半径Rc)とを有し、大径部24と
小径部25との境界にはテーパ状の段部26(Rb−R
c)が設けられている。この大径部24はハウジング2
の取り付け孔10(半径Ra)より若干小径であるが、
小径部25はハウジング2の取り付け孔10(半径R
a)より十分小径である(Ra>Rb>Rc)。
【0026】尚、上記取り付け孔10の内径は従来と同
じである。
【0027】上記大径部24は軸受保持部材3の外周の
上部(寸法Laの範囲)に形成され、小径部25は大径
部24より下方(寸法Lb−Laの範囲)に形成されて
いる。従って、小径部25は、前述した中央孔17の第
3段部17cの外側に位置しており、ハウジング2の取
り付け孔10との間に隙間S(≒Rb−Rc)を形成す
る。前述したように小径部25の肉厚が比較的薄くアル
ミダイキャスト製のため強度不足であり、上記軸受保持
部材3の第3段部17cがかしめ加工されたとき、小径
部25の外周が図3中破線で示すように外側に膨れる。
【0028】しかるに、上記の如く、軸受保持部材3の
小径部25とハウジング2の取り付け孔10との間に
は、隙間Sが介在するため、小径部25の外周にかしめ
加工による膨出部27が突出しても、この膨出部27が
取り付け孔10の内壁に当接することが防止される。そ
のため、軸受保持部材3はハウジング2の取り付け孔1
0に支障なく嵌合され、かしめ加工による膨出部27の
影響を受けない。
【0029】このように、軸受保持部材3の外周にハウ
ジング2の取り付け孔10との間に隙間Sを形成する段
部26を設けたため、かしめ加工により軸受保持部材3
の外周が膨らんでも、ハウジング2の寸法を変更するこ
となくこの変形部分がハウジング2の取り付け孔10の
内壁に当接することを防止することができ、軸受保持部
材3をアルミダイキャストの成形用金型を使用して一体
成形することが可能になり、製造コストを安価に抑える
ことができる。
【0030】図4に本発明の第2実施例を示す。
【0031】同図中、軸受保持部材3の取り付け孔10
に嵌合する嵌合部30の外周31には、筒状に形成され
た鉄製の補強部材32が嵌合し一体的に固着されてい
る。この補強部材32はアルミダイキャスト製の軸受保
持部材3よりも剛性を有する鉄製であるので、前述した
ように中央孔17の第3段部17cをかしめ用治具22
によりプレスしてかしめ加工した場合、軸受保持部材3
の外周31が外側に膨れることを防止する。
【0032】尚、補強部材32の外径は、前述した大径
部24の外径と同径であり、ハウジング2の取り付け孔
10も従来と同じである。
【0033】図5に本発明の第3実施例を示す。
【0034】同図中、軸受保持部材3の取り付け孔10
に嵌合する嵌合部30の内部には、筒状に形成された鉄
製の補強部材33がインサート成形されている。補強部
材33はアルミダイキャスト製の軸受保持部材3よりも
剛性を有する鉄製であるので、前述したように中央孔1
7の第3段部17cをかしめ用治具22によりプレスし
てかしめ加工した場合、嵌合部30の外周が外側に膨れ
ることを防止する。
【0035】尚、嵌合部30の外径は、前述した大径部
24の外径と同径であり、ハウジング2の取り付け孔1
0も従来と同じである。
【0036】又、補強部材33はインサート成形でな
く、例えば嵌合部30に環状の溝34を設けておき、軸
受保持部材3が成形された後、この溝34に補強部材3
3を挿入して固着するようにしても良い。
【0037】図6に本発明の第4実施例を示す。
【0038】同図中、軸受保持部材3の取り付け孔10
に嵌合する嵌合部30と上記のようにかしめ加工される
中央孔17の第3段部17cとの間の全周に溝35が設
けられている。このように、第3段部17cの外側に溝
35が設けられているので、第3段部17cをかしめ用
治具22によりプレスしてかしめ加工した場合、かしめ
部23が図6中、破線で示すように第3段部17cの内
側及び外側に突出するように変形する。
【0039】そのため、第3段部17cがかしめ用治具
22によりかしめ加工されたとき、その加工時の応力が
上記溝35により嵌合部30に伝播することが阻止さ
れ、嵌合部30の外周が外側に膨れることが防止され
る。
【0040】尚、上記実施例では、排気ガス再循環シス
テムに組み込まれるEGRバルブを一例として挙げた
が、これに限らず、これ以外の装置に組み込まれる電磁
弁にも本発明が適用できるのは勿論である。
【0041】又、上記実施例では、軸受保持部材3をア
ルミダイキャスト製として一体成形したが、これに限ら
ず、アルミ以外の金属を使用して一体成形しても良いの
は言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】上述の如く、上記請求項1の発明によれ
ば、軸受保持部材のかしめ加工部の外周に前記ハウジン
グの取り付け孔との間に隙間を形成する段部を設けたた
め、かしめ加工により軸受保持部材の外周が膨らんで
も、ハウジングの寸法を変更することなくこの変形部分
がハウジングの取り付け孔に当接することを防止するこ
とができ、軸受保持部材を成形用金型を使用して一体成
形することが可能になり、製造コストを安価に抑えるこ
とができる。
【0043】又、請求項2の発明によれば、ハウジング
の取り付け孔に嵌合する軸受保持部材の嵌合部を補強す
る補強部材を前記嵌合部の外周近傍に結合させるため、
かしめ加工により軸受保持部材の外周が変形することを
防止することができ、上記請求項1と同様な効果が得ら
れる。
【0044】又、請求項3の発明によれば、かしめ加工
用治具により加工される軸受保持部材の加工部分の外側
に溝を設けてなるため、かしめ加工により軸受保持部材
の外周が変形することを防止することができ、上記請求
項1と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる電磁弁の第1実施例の縦断面図で
ある。
【図2】軸受保持部材とハウジングとの構成を説明する
ための縦断面図である。
【図3】本発明の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図4】本発明の第2実施例の縦断面図である。
【図5】本発明の第3実施例の縦断面図である。
【図6】本発明の第4実施例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 電磁弁 2 ハウジング 3 軸受保持部材 4 ソレノイド部 10 取り付け孔 17 中央孔 18 軸受 20 ガスケット 21 ワッシャ 22 かしめ用治具 23 かしめ部 24 大径部 25 小径部 26 段部 27 膨出部 30 嵌合部 32,33 補強部材 35 溝
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−106520(JP,A) 特開 平4−151080(JP,A) 特開 平6−94154(JP,A) 実開 平3−127874(JP,U) 実開 平3−127875(JP,U) 実開 平1−71282(JP,U) 実開 平1−73584(JP,U) 実開 平3−118373(JP,U) 実開 平4−134972(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/00 - 31/11 F16K 27/00 - 27/12 F02M 25/07

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が流れる流路途中に弁座を有するハ
    ウジングと、該ハウジングに固定されるソレノイドと、
    該ソレノイドにより軸方向に摺動する弁軸と、該弁軸の
    端部に設けられ該ソレノイドの励磁,消磁により前記弁
    座を開閉する弁体と、該弁軸を摺動自在に軸承する軸受
    と、該ハウジングの取り付け孔に嵌合しかしめ加工され
    て該軸受を保持する軸受保持部材とを有する電磁弁にお
    いて、前記軸受保持部材のかしめ加工部の外周に前記ハ
    ウジングの取り付け孔との間に隙間を形成する段部を設
    けてなることを特徴とする電磁弁。
  2. 【請求項2】 流体が流れる流路途中に弁座を有するハ
    ウジングと、該ハウジングに固定されるソレノイドと、
    該ソレノイドにより軸方向に摺動する弁軸と、該弁軸の
    端部に設けられ該ソレノイドの励磁,消磁により前記弁
    座を開閉する弁体と、該弁軸を摺動自在に軸承する軸受
    と、該ハウジングの取り付け孔に嵌合しかしめ加工され
    て該軸受を保持する軸受保持部材とを有する電磁弁にお
    いて、前記ハウジングの取り付け孔に嵌合する前記軸受
    保持部材の嵌合部を補強する補強部材を前記嵌合部の外
    周近傍に結合させてなることを特徴とする電磁弁。
  3. 【請求項3】 流体が流れる流路途中に弁座を有するハ
    ウジングと、該ハウジングに固定されるソレノイドと、
    該ソレノイドにより軸方向に摺動する弁軸と、該弁軸の
    端部に設けられ該ソレノイドの励磁,消磁により前記弁
    座を開閉する弁体と、該弁軸を摺動自在に軸承する軸受
    と、該ハウジングの取り付け孔に嵌合しかしめ加工され
    て該軸受を保持する軸受保持部材とを有する電磁弁にお
    いて、前記かしめ加工用治具により加工される前記軸受
    保持部材の加工部分の外側に溝を設けてなることを特徴
    とする電磁弁。
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