JP3311870B2 - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JP3311870B2
JP3311870B2 JP22358894A JP22358894A JP3311870B2 JP 3311870 B2 JP3311870 B2 JP 3311870B2 JP 22358894 A JP22358894 A JP 22358894A JP 22358894 A JP22358894 A JP 22358894A JP 3311870 B2 JP3311870 B2 JP 3311870B2
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篤 今村
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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランプ装置に関し、
特に、アイボルトの回転をモータ駆動とし、遠隔操作を
行うための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の建設分野
におけるクレーンを使用する時のクランプ装置として
は、アイボルトが一般に採用され、このアイボルトは、
吊り上げようとする部材にねじ込みによって接続するよ
うにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のクランプ装置
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、アイボルトを部材に直接手
でねじ込み固定し、使用後は、そのアイボルトを再び手
で除去するようにしていたため、部材が高所に吊り上げ
られた後にアイボルトを除去する場合は、高所に作業者
が登り、手で除去することになり、そのため、この作業
は極めて危険であり、かつ、除去作業にも多大の時間が
かかっていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、アイボルトの回転をモータ
駆動とし、遠隔操作を行うようにしたクランプ装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるクランプ装
置は、本体に回転自在に設けられ、リング部を有するア
イボルトと、前記本体内に回転自在に設けられ前記アイ
ボルトのギヤ部と噛合するウォームホイールと、前記ウ
ォームホイールに接続されたスリップクラッチと、前記
スリップクラッチに接続されたモータとを備え、前記ア
イボルトを前記モータで駆動すると共に、前記リング部
は、前記本体外に位置している構成である。
【0006】さらに詳細には、前記本体には、前記モー
タを正逆転させるための操作スイッチが設けられている
構成である。
【0007】さらに詳細には、前記本体には、接続コー
ドを介して遠隔操作部が接続され、前記遠隔操作部に設
けられたバッテリーにより電源を前記本体に供給すると
共に前記遠隔操作部により前記モータの正逆回転を行う
ようにした構成である。
【0008】さらに詳細には、前記本体には、前記アイ
ボルトのねじ部に並設して位置決め突部が設けられてい
る構成である。
【0009】
【作用】本発明によるクランプ装置においては、クレー
ンで吊り上げようとする部材上に本体を位置決めし、操
作スイッチをオンとしてモータを正転駆動すると、アイ
ボルトが回転してねじ部が部材のねじ孔内に螺入され
る。この状態で、クレーンのフックをこのアイボルトの
リング部に係止させ、クレーンを操作すると、部材は吊
り上げられて所定の場所に位置決めされる。次に、遠隔
操作部でモータを逆回転駆動すると、アイボルトが回転
してねじ部が部材のねじ孔から除去される。除去された
アイボルトは、本体と共に接続コードを介して作業者の
元へ戻すことができ、高所の部材からアイボルトを除去
した場合でも、確実にアイボルトと本体を回収すること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるクランプ装置
の好適な実施例について詳細に説明する。図1から図3
において符号1で示されるものは、全体形状が長手でか
つ箱状をなす本体であり、この本体1のほぼ中央部に
は、リング部2を本体1外に有するアイボルト3が回転
自在に設けられている。前記本体1の一端にはモータ4
が設けられていると共に、この本体1の前記アイボルト
3の近傍位置には前記モータ4の正逆回転を行うための
操作スイッチ5が設けられている。また、この本体1の
前記モータ4側と反対の側の端部には、前記モータ4に
電源を供給するための接続コード6が接続されている。
【0011】前記本体1に設けられたアイボルト3のね
じ孔3aは、前記本体1の下面1aを貫通して下方に突
出して露出しており、このねじ部3aは、後述の吊り上
げ用の部材10のねじ孔10aに螺合させる構成であ
る。また、この本体1の下面には、前記ねじ部3aと並
設した状態で位置決め突部1Aが一体に形成されてい
る。
【0012】前記モータ4の駆動軸4aに設けられた駆
動ギヤ11は、前記本体1内の1対の軸受12,13に
回転自在に設けられたウォームホイール14の軸14a
に、周知のスリップクラッチ15を介して噛合して接続
されており、このウォームホイール14は前記アイボル
ト3のギヤ部3Aに噛合して結合している。
【0013】前記接続コード6には、前記操作スイッチ
5と同じ作用をなす遠隔用操作スイッチ5Aを有すると
共に、バッテリー(図示せず)を有する遠隔操作部20
が接続されており、この遠隔操作部20によって接続コ
ード6を介して離れた場所から前記モータ4を正逆回転
させることができるものである。なお、このバッテリー
により電源が本体1に送られるように構成されている。
【0014】次に、前述の構成において、実際に作動さ
せる場合について説明する。まず、図6に示されるよう
に、作業者は、本体1を部材10のねじ孔10a上に位
置させ、ねじ部3aをねじ孔10aに対応して当接させ
た状態で、本体1の操作スイッチ5によってモータ4を
正転させると、スリップクラッチ15及びギヤ部3Aを
介してアイボルト3が回転され、ねじ部3aがねじ孔1
0aに螺合される。
【0015】このねじ孔10aへのねじ部3aのねじ込
みが完了すると、スリップクラッチ15がスリップする
ためモータ4への過負荷が防止される。従って、前述の
ようにして、アイボルト3と部材10との結合が完了す
ると、図示しないクレーンによってクレーンのフック
(図示せず)がリング部2に係止される。なお、この場
合、位置決め突部1Aが部材10と接して位置決めがな
される。
【0016】次に、前記クレーンを上方へ持ち上げる
と、このアイボルト3を介して部材10が吊り上げら
れ、この部材10が建物の所定の位置に接続された段階
で、遠隔操作部20及び接続コード6を介し、かつ、遠
隔用操作スイッチ5Aを操作すると、モータ4が逆転
し、アイボルト3が逆回転して部材10から除去され
る。
【0017】除去後のアイボルト3及び本体1は、接続
コード6を介して作業者の元に回収されるか、又は、ク
レーンのフックにリング部2が係止された状態として回
収することもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明によるクランプ装置は、以上のよ
うに構成されているため、次のような効果を得ることが
できる。すなわち、本体に回転自在に設けられたアイボ
ルトを、モータ、スリップクラッチ、ウォームホイール
及びギヤ部を介して正逆回転するように構成しているた
め、部材を吊り上げた後のアイボルトの除去を、作業者
が当該位置まで登ることなく、遠隔操作で行うことがで
き、安全かつ迅速に作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクランプ装置を示す正面図であ
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】図1の断面図である。
【図5】図2の断面図である。
【図6】使用状態を示す要部の断面図である。
【図7】遠隔操作部を示す平面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 リング部 3 アイボルト 1A 位置決め突部 3A ギヤ部 3a ねじ部 4 モータ 5 操作スイッチ 6 接続コード 14 ウォームホイール 15 スリップクラッチ 20 遠隔操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 1/66

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1)に回転自在に設けられ、リング
    部(2)を有するアイボルト(3)と、前記本体(1)内に回転
    自在に設けられ前記アイボルト(3)のギヤ部(3A)と噛合
    するウォームホイール(14)と、前記ウォームホイール(1
    4)に接続されたスリップクラッチ(15)と、前記スリップ
    クラッチ(15)に接続されたモータ(4)とを備え、前記ア
    イボルト(3)を前記モータ(4)で駆動すると共に、前記リ
    ング部(2)は、前記本体(1)外に位置している構成よりな
    ることを特徴とするクランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記本体(1)には、前記モータ(4)を正逆
    転させるための操作スイッチ(5)が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載のクランプ装置。
  3. 【請求項3】 前記本体(1)には、接続コード(6)を介し
    て遠隔操作部(20)が接続され、前記遠隔操作部(20)に設
    けられたバッテリーにより電源を前記本体(1)に供給す
    ると共に前記遠隔操作部(20)により前記モータ(4)の正
    逆回転を行うように構成したことを特徴とする請求項1
    又は2記載のクランプ装置。
  4. 【請求項4】 前記本体(1)には、前記アイボルト(3)の
    ねじ部(3a)に並設して位置決め突部(1A)が突出して設け
    られていることを特徴とする請求項1ないし3の何れか
    に記載のクランプ装置。
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