JP3311629B2 - アクロレイン放出性コポリマー、その製法、これを含有する殺生用の水含有系及び物質の保存法 - Google Patents

アクロレイン放出性コポリマー、その製法、これを含有する殺生用の水含有系及び物質の保存法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクロレイン放出
性のコポリマー、その製法及び殺生剤としてのその使用
に関する。
【0002】
【従来の技術】アクロレインモノマー(2-プロペナー
ル)は、不所望の藻類及び植物成長を抑制するために水
路を処理する際の有効な殺生剤(Biozid)として使用す
ることは公知である。同様に、これは、石油汚染の際の
硫酸塩還元性細菌を防除するために使用できる。
【0003】アクロレインモノマーの殺生作用のための
他の用途は、従来は、その高い反応性に基づき開拓され
ていなかった。研究は、アクロレインは、例えば水和又
は重合に基づき、水性系中のpH-値との関連で迅速に変
化することを示した(図1参照)。従って、従来は、ア
クロレインを長時間持続作用を有する保存物質として使
用する可能性もなかった。適切でない処置の際の自然の
及び場合によっては爆発的に重合する傾向に基づき、こ
れは、特別な安全措置の下でのみ取り扱うことができ
る。これは、呼吸器及び眼への強い刺激作用を有する。
安定化された形でもアクロレインは限定されてのみ保存
可能である。
【0004】塩基性触媒の存在下で、アクロレインとホ
ルムアルデヒドとの1:1〜1:10のモル比での縮合
により製造されたアクロレインとホルムアルデヒドとの
コポリマーを、水性系用の殺生剤として使用することは
公知である(DE−B3205484)。アクロレイン
とホルムアルデヒドとの公知コポリマーは、約15%の
遊離の、反応されなかったホルムアルデヒドを含有する
欠点を有する。
【0005】アクロレインのホモポリマーを殺生剤とし
て使用することは公知である(EP−A033904
4)。この重合は、主としてラジカル的に実施される。
ここで生じるポリアルデヒド構造が、殺生作用の担体で
あるらしい(グルタールアルデヒドとの構造的類似
性)。遊離のアクロレインの形成は、記載されていな
い。ラジカル的に得られたアクロレインのホモポリマー
は、不利に、有機媒体中に又は水中に不溶性であり、水
性懸濁液の形で非常に低い生物学的活性を示すのみであ
る。
【0006】ドイツ特許出願P4404404号明細書
中に記載のポリアクロレインの製造は、アクロレインと
NaOHとの水性系中での反応の際の収率がポリマー材
料の75〜80%にすぎないので、問題がある。即ち、
有機物質を含有し、従って経費をかけて廃棄処理をしな
ければならない母液及び洗浄水も生じる。リサイクル
は、ポリマー特性に対する負の影響に基づき不可能であ
る。このポリマーは殆ど水中に不溶である。
【0007】従来、アクロレイン徐放物質(Acroleinde
potstoff)として役立つアクロレインポリマー又はコポ
リマーは文献に記載されていない。適当な条件下で連続
的に少量づつ放出されるモノマーのアクロレインは、長
時間にわたりポリマー又はコポリマーから後に形成され
る殺生作用物質として作用するはずである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
生成物を開発し、かつその製造のための技術的に簡単な
方法を提示する課題を有した。
【0009】従って、良好な殺生作用を有し、容易に取
り扱い可能であるアクロレインポリマーを製造する課題
が存在した。
【0010】本発明の目的物は、アクロレインと1種以
上の多価のアルコールとから製造されたアクロレイン放
出性コポリマーであり、これは次の特徴を有する:有利
に>7のpH-値を有する水性系中でのアクロレインモノ
マーの放出及びこれにより可能とされた微生物上への長
時間持続性の作用。
【0011】発明のもう一つの目的は、アクロレイン放
出性コポリマーの製法であり、これは、アクロレイン
を、共重合に必要な触媒を溶解含有している重合可能な
反応媒体に添加し、この反応媒体の温度を50℃より上
には上昇させないことを特徴とする。
【0012】アクロレインと触媒との割合は、1:0.
001〜1:0.05の範囲であってよい。
【0013】アクロレインの完全な導入の後に保持すべ
き後撹拌時間は、0.5〜3時間、有利に1〜2時間で
あってよい。場合によっては、少量のアクロレインモノ
マーの残量(変換率>99.5%)を、短時間の真空の
設定により除去することができる。反応溶液を、酸添加
により中和させる。
【0014】本発明の目的は、水溶性の又は乳化剤の存
在下で水溶性の、又は水分散性になる、水性媒体中でア
クロレインモノマーを放出するアクロレインポリマーで
あり、これは、アクロレインと多価のアルコールとが反
応してポリマーに変換し、この使用多価アルコールが少
なくとも使用割合に応じてポリマー骨格中に組み込まれ
ていることを特徴とする。
【0015】反応媒体は、実質的に無水である。共重合
に好適な反応媒体としては、1種以上の多価のアルコー
ル、例えば1,2−エタンジオール、1,3−プロパン
ジオール、1,2−プロパンジオール、1,4−ブタン
ジオール、グリセリン、シクロヘキサンジオール及び/
又はポリエチレングリコールを使用することができる。
脂肪族系の2価のアルコールを使用するのが有利であ
る。特にエチレングリコール又は1,2−プロパンジオ
ール中での反応が有利である。
【0016】触媒としては、塩基性無機化合物のアルカ
リ金属−及び/又はアルカリ土類金属亜硫酸水素塩の群
からの化合物を使用することができる。塩基性触媒とし
ては、アルカリ金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウ
ム、アルカリ金属アルコレート又は有機塩基、例えばピ
ペリジン、グアニジン、ピペラジン等を使用することが
できる。
【0017】意外にも、この共重合は、弱酸性媒体中
で、触媒としてのアルカリ−及び/又はアルカリ土類金
属の亜硫酸水素塩、MeHSO(Me=Li、Na、
、NH 、Rb、Cs)を用いても実施できる。こ
こでは、完全に無色のポリマーが得られる。
【0018】この反応で形成された無色の又は淡黄色の
粘稠性溶液は、遊離のアクロレインをもはや殆ど含有し
ない。これは、アクロレインと溶剤とのコポリマーであ
る。
【0019】GPC−MALLS−分析(Muti A
ngle Laser LightScatterin
g:多角レーザー光線拡散(MALLS)、Wyatt
MiniDAWN 及びSDV−5μー100Å−相で
のテトラヒドロフランを用いるクロマトグラフィによる
RI−検査)を用いて、1000〜10000g/モ
ルの範囲内の生成物の平均分子量3000〜6000g
/モルを測定する(例4参照)。アルコール及び水含有
率は、反応実施により変動性に調節することができ、合
計約40〜50%である。
【0020】1,2−プロピレングリコールとアクロレ
インとからのコポリマーの場合には、13C−NMR−
スペクトル(125MHz、DMSO−d/303
K)中で、タイプR−CH=CHの二重結合及びアル
デヒド官能性が広い信号として、非常に僅かな程度で検
出される:δ117(=CH)、δ136(−CH
=)及びδ200(−CHO)。それと共に、スペクト
ルは、次の構造データを含有する:δ16.7/20.1
(−CH)、δ63−77(OCH及びOCH基)
及びδ90−100(アセタール)。H、C−COSY
−関連実験は、実際に、二重結合を介して重合されてい
るポリアクロレインに関して予想されるように脂肪族基
CH−に関する信号強度を示さない(δ43で弱い信
号)。
【0021】全体的に、スペクトル分光分析データは、
次の構造のポリアクロレインと一致している(y>x≧
1):
【0022】
【化1】
【0023】得られるコポリマーは水と限られてのみ混
ざりうる(約1:1)。強い希釈の場合には、乳液状の
エマルジヨンが形成され、これから、放置時にコポリマ
ーの一部が、べたついた粘性液体として沈殿する。この
現象は、例えば容器を簡単な水での洗浄により浄化する
ことができないので、本発明のコポリマーの取り扱いを
困難にする。意外にも、乳化剤の添加により、このコポ
リマーの完全な水混和性が得られ、特に強い希釈によっ
ても濁りやチンダル効果を示さず、物理的に真の溶液を
生じることが判明した。この乳化剤は、通常はコポリマ
ー溶液の全重量に対して0.5〜2%、有利に0.75〜
1%の量で使用される。
【0024】使用乳化剤は、一般式:
【0025】
【化2】
【0026】[式中R=アルキルであり、C>6であ
る]のスルホコハク酸エステルのアルカリ金属塩である
のが有利である。特に、ジエチルヘキシルエーテルが有
利である。
【0027】添加は、共重合の間又はその後に行うこと
ができる。
【0028】アルコール:アクロレインの比は、広範囲
で変動でき、しばしば増加性アクロレイン濃度に伴い高
粘性になる溶液の取り扱い性により限定される。エチレ
ングリコール又は1,2−プロパンジオールに関して
は、重量比1:1、即ち重合されたアクロレインの50
重量%溶液が製造できる。より高い濃度は、流動性を限
定するのみである。約1:0.4〜1:0.7の多価アル
コールとアクロレインとの比で反応を実施するのが有利
である。生成物の粘度を低めるために、アクロレインの
添加の間に、アクロレインポリマーの沈殿を起こすこと
なしに、この系中に水を導入することができる。
【0029】本発明によるアクロレインポリマーは、水
性系中での、有利に7より大きいpH-値での、アクロレ
インを長時間にわたり放出させるその能力に基づき、有
効な保存剤である。
【0030】本発明のもう一つの目的は、物質の保存法
であり、これは、本発明のアクロレインコポリマーをア
クロレインモノマーを放出する物質として水性系又は水
性分散液又は懸濁液に添加することを特徴とする。
【0031】例えば、次の物質が本発明によるアクロレ
インコポリマーを用いて保存することができる:プラス
チック分散液、壁塗料、塗料ペースト及びペースト、封
止剤、水性塗料、木材保護ラッカー、接着剤エマルジヨ
ン、皮革用膠、骨膠、でんぷん膠、カゼイン膠、デキス
トリン−接着剤、塩皮、塩漬液、乾燥皮、皮なめし液、
しめったクロム皮革、完成皮革、紡糸浴、ワックスエマ
ルジヨン、洗剤原料、繊維材料仕上げ、繊維材料装置、
紙/厚紙、PVC−被覆、ボーリング−及び切削油(希
釈された)、ボーリング−及び切削油(濃縮された)、
木材保存、セルロース繊維(赤色化防止)、接合セメン
ト、船舶塗料、液体清浄剤。
【0032】この際、本発明によるアクロレインコポリ
マーは、0.01〜0.3%の量で物質に添加されうる。
特別に有利な本発明の実施形は、アクロレイン及びエチ
レングリコール又は1,2−プロパンジオールからのコ
ポリマーである。
【0033】前者は、その良好な殺藻作用に基づき、冷
却循環系中での藻類成長を防除するためにも使用するこ
とができる。更に、これは、高級の水生有害植物をも防
除する。この作用は、本発明によるコポリマーが水性相
中でアクロレインを離脱することによる。この離脱は、
水溶液のpH-値及び使用ポリアルコールに依存する。図
2中に、9のpH-値におけるアクロレイン放出と時間の
関係を図示する。
【0034】
【実施例】
例1 エチレングリコール270ml及び1N−NaOH
2.5mlを予め装入する。冷却しながら、5〜25℃
(最終温度)でアクロレイン237mlを添加する。室
温で1時間後攪拌し、1N−HCl 2.5mlで中和
する。
【0035】収量:殆ど無色の淡黄色の粘性液体500
g。
【0036】反応しなかったエチレングリコールの含有
率は35%である(95ml)。
【0037】遊離のアクロレイン0.025%が見いだ
された。
【0038】例2 例1の記載と同様であるが、触媒としてピペラジンを使
用することで相違して実施する。遊離のアクロレイン
0.08%を有する淡黄色の液体が得られる。
【0039】例3 エチレングリコール207mlをNaHSO 1.0
gと一緒に予め装入する。20〜40℃で、アクロレイ
ン200mlを添加する。3時間後撹拌する。コポリマ
ーが粘性の完全に水澄明の溶液として得られる。
【0040】例4 1,2−プロピレングリコール725ml及び1N−N
aOH 10mlをフラスコ中に予め装入し、10℃で
冷却下に、アクロレイン610mlを添加する。35℃
までの温度範囲で保持し、なお、40℃で約1時間後撹
拌する。塩酸の添加により、粘性の黄色溶液を中和す
る。未反応のアクロレインの残留含有率は、約0.01
%である。
【0041】製造された製剤の殺微生物作用を、いわゆ
る時間−殺生物−試験で(TKT)で測定する。米国石
油研究所の勧告(API、RP38 2nd ed.,
Dec.1965)に従がい実施される試験で、高い濃
度の細菌懸濁液(細菌数10〜10)に所望の量の
殺生剤を添加し、25℃で24時間培養する。引き続き
失活させ、6までの幾何学的希釈率列を実施する;各1
mlを栄養寒天10mlとプレート上で混合し、37℃
で48時間培養する。コロニーの計数から殺生率を計算
する。殺生剤の濃度はアクロレイン含分に対している。
【0042】評価: 2つの値(二重測定)からの算術平均を出す。TKTで
の単位時間(24時間)当たりの細菌減少率KR (評
価数とも称される)は、次の計算式で計算される:KR =logKBE(対照)−logKBE(D) KBE(対照)=製剤の作用なしでのKBE数/ml
(0−試料でもある) KBE(D) =製剤の作用の後のKBE数/ml 。
【0043】良好な作用に関しては、少なくとも5のl
og−段階の減少を得るべきである。
【0044】
【表1】
【0045】保存剤としての本発明によるコポリマーの
作用は、決定的に保存負荷試験で立証できる。
【0046】保存負荷試験 100mlのポリエチレンビーカー中に、保存剤不含の
新製分散塗料50gを加える。その後、試験すべき物質
を秤量導入し、均質に分散させる。対照として、保存剤
不含の塗料見本を用いる。
【0047】試料ビーカーを、保留時間の間、25℃及
び65%相対湿度で冷孵卵器中で貯蔵する。
【0048】保存剤の添加後3日に、試料に、アルカリ
ゲネス デニトリフィカンス(Alcaligenes denitrific
ans)、E.コリ−、クレブシエラ プネオモニアエ(K
lebsiella pneumoniae)、プロテウス ミラビリス(Pr
oteus mirabiris)、プロテウス ブルガリス(Proteus
vulgaris)、シュードモナス アエルギノサ(Pseudom
onas aeruginosa)、シュードモナス プチダ(Pseudo
monas putida)、セタリア マルセセンス(Setaria ma
rcescens)、スタフィロコッカス アウレウス(Staphy
lococcus aureus)からなる混合細菌0.5mlを接種
し、スパーテルで撹拌する。この接種を1週間隔で合計
7回実施する。試料ビーカーの充分な混合の後に、3日
又は7日後にCASO−寒天上で塗抹標本を完成させ
る。25〜30℃で孵卵器中での3日間恒温保持の後
に、塗抹標本の読みとりを行う。負の塗抹標本を安全性
のために、更に2日観察し、再度評価する。
【0049】成長を次の尺度で評価する: 0 細菌なし 0−1 細菌10まで/KBE 1 細菌30まで/KBE 2 細菌100まで/KBE 3 細菌250まで/KBE 3−4 細菌500まで/KBE 4 細菌1000まで/KBE 5 塗抹標本は85%まで成長 6 塗抹標本は100%まで成長、密生 KBE=細菌形成単位 。
【0050】
【表2】
【0051】0.1%を加えた分散塗料中で、5カ月後
に、高圧液体クロマトグラフィを用いて遊離のアクロレ
イン6ppmを検出できる。
【0052】pH9での緩衝液中の例1及び4による生成
物からのアクロレイン−離脱 使用溶液 例1:Fa.Merk社の緩衝液(pH9)中の2%ポリ
マー 例4:Fa.Merk社の緩衝液(pH9)中の2%ポリ
マー
【0053】
【表3】
【0054】これらの値を、図2にグラフ表示する。
【図面の簡単な説明】
【図1】種々のpH-値における水性溶液中のアクロレイ
ン状態を示す図。
【図2】pH 9における2%コポリマー溶液からのアク
ロレイン離脱の状態を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルティン トラゲザー ドイツ連邦共和国 ゲルンハウゼン シ ュールシュトラーセ 1 アー (72)発明者 フランツ−ルードルフ クンツ ドイツ連邦共和国 エルレンゼー ロー デンバッハー シュトラーセ 5 (56)参考文献 特開 平6−202316(JP,A) 特開 昭61−171707(JP,A) 特開 平7−242710(JP,A) 特開 昭58−148808(JP,A) 特開 平7−278396(JP,A) 特開 平9−118643(JP,A) 特開 平6−329740(JP,A) 特公 昭45−33418(JP,B1) 特公 昭42−15621(JP,B1) 特公 昭44−20457(JP,B1) 特表 平5−501750(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 2/00 - 16/06 C08F 16/00 - 16/38 C08L 61/00 - 61/34 C08L 29/00 - 29/14 WPI/L(QUESTEL)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクロレイン及び1種以上の多価アルコ
    ールから製造されたアクロレイン放出性のコポリマーに
    おいて、これは、塩基性触媒の存在下に又は弱酸性媒体
    中で、多価アルコール対アクロレインの重量比1:0.
    4〜1:1での多価アルコールとアクロレインとの重合
    により製造され、アクロレインと多価アルコールとが反
    応してポリマーに変換して、この使用多価アルコールが
    少なくとも使用割合に応じてポリマー骨格中に組み込ま
    れており、この際、アクロレイン単位は二重結合を介し
    て相互に重合されておらず、ポリマー中には、式: 【化1】 の部分構造少なくとも1個が存在し、平均分子量100
    0〜10000g/モルを有し、7より大きいpH−値
    の水性系中でアクロレインモノマーの放出能及びこれに
    より可能とされた長時間持続性の微生物に対する作用を
    有することを特徴とする、アクロレイン放出性コポリマ
    ー。
  2. 【請求項2】 塩基性触媒の存在下に又は弱酸性媒体中
    で、多価アルコールとアクロレインとを多価アルコール
    対アクロレインの重量比1:0.4〜1:1で、50℃
    を越えない温度で重合させることを特徴とする、請求項
    1に記載のアクロレイン放出性コポリマーの製法。
  3. 【請求項3】 アクロレイン放出化合物として請求項1
    に記載のアクロレイン放出性コポリマーを含有すること
    を特徴とする、水性殺生剤。
  4. 【請求項4】 物質に請求項1に記載のアクロレイン放
    出性コポリマーを殺生剤として添加することを特徴とす
    る、物質の保存法。
JP03416697A 1996-02-22 1997-02-19 アクロレイン放出性コポリマー、その製法、これを含有する殺生用の水含有系及び物質の保存法 Expired - Fee Related JP3311629B2 (ja)

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