JP3311480B2 - 管状部材の形成方法 - Google Patents

管状部材の形成方法

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JP3311480B2 JP08037594A JP8037594A JP3311480B2 JP 3311480 B2 JP3311480 B2 JP 3311480B2 JP 08037594 A JP08037594 A JP 08037594A JP 8037594 A JP8037594 A JP 8037594A JP 3311480 B2 JP3311480 B2 JP 3311480B2
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    • B21D26/00Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces
    • B21D26/02Shaping without cutting otherwise than using rigid devices or tools or yieldable or resilient pads, i.e. applying fluid pressure or magnetic forces by applying fluid pressure
    • B21D26/033Deforming tubular bodies
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液圧内部圧力を利用して
所定形状の管状部材を形成する方法、及びこれに使用す
るダイス組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】管状素材をダイス内に配置し、管状素材
の内部に流体圧力を加えて管状素材をダイスキャビティ
に相当する形状まで膨張させるような液圧形成方法によ
り管状部材の横断面輪郭を形成することは既知である。
このような液圧形成方法は、市販の円形断面チューブを
自動車のボディやシャシーの製造に有効な細長いボック
ス形状の管状フレーム部材へと変形するのに特に有用で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法において
は、管状素材の円周膨張率は、容易に入手できる市販級
の管状スチールチューブを使用した場合(チューブを大
幅に肉薄化しない限り)、たかだか2−5%であること
が判明している。従って、管状素材の円周長がボックス
形状の最終製品の円周長よりたった約2−5%程度小さ
いものしか使用できない。それ以上小さな円周長の管状
素材を使用すると、液圧形成ダイスを閉じて円形管状素
材をボックス形状のキャビティ内に閉じ込めたときに、
四角な穴へ丸い棒を押し込んだ際に生じるようなよく知
られた問題(すなわち、押し込まれた棒が穴を完全に埋
めることができず、棒を完全に四角な形状に形成できな
いという問題)が発生してしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段並びに作用効果】本発明の
管状部材形成方法の特徴とするところは、第1ダイス及
び第2ダイスであって、これらのダイスが、これらのダ
イス間への管状素材の配置を許容する開位置と管状部材
の横断面に実質上相当する横断面を有するキャビティ部
分をダイス間に画定する閉位置とを有し、第1ダイスが
管状部材の所望深さより大きな全体深さを有するキャビ
ティを備え、このキャビティが、形成すべき管状部材の
幅に等しく管状素材の直径より小さな幅、及び、管状部
材の深さに等しい深さを有する形成部分と、管状部材の
幅より大きな幅で離間し、形成部分の幅まで傾斜して収
斂する壁を有する入口部分とを備えている第1ダイス及
び第2ダイスを準備する工程と;入口部分内へ管状素材
を位置決めする工程と;第1及び第2ダイスを開位置か
ら閉位置へ相対的に移動させることにより、管状素材
キャビティ部分内へ押し込む際に、入口部分の壁が管状
素材に係合して管状素材を案内し収縮させる工程と;第
1及び第2ダイスが閉位置にある状態で、収縮した管状
素材に内部圧力を加えて、収縮した管状素材を第1及び
第2ダイス間に画定された横断面形状まで膨張させる工
程と;を有することである。
【0005】本発明は、所望の最終製品の幅より大きな
直径を有する円形管状素材を液圧形成ダイス組立体内に
配置し、ダイス組立体を閉じて管状素材を所定形状のキ
ャビティ部分内へ押し込み、押し込まれて収縮した管状
素材内へ流体圧力を導入して、収縮した管状素材をキャ
ビティ部分に相当する形状まで膨張させるような改善し
た液圧形成ダイス組立体及び管状部材形成方法を提供す
る。
【0006】本発明はまた、安価に製造でき、メンテナ
ンス費が安いダイス組立体を提供する。
【0007】本発明の方法においては、第1及び第2ダ
イスがその閉じ運動時に共働して管状素材を形成部分内
へ下方に押し込み、その間、入口部分の傾斜した壁が管
状素材を案内して、ダイス間へ管状素材を挟むことなく
管状素材を収縮させる。好ましくは、第1ダイスはその
側壁と底壁との間に丸い隅部を備え、管状部材に丸い隅
部を形成させる。しかし、上方ダイスの蓋壁の縁部を形
成部分の側壁から離れる方向へ丸くしてダイスの製造を
容易にしてもよく、この場合、(管状素材の内部へ作用
させる)内部流体圧力の大きさを側壁、底壁、蓋壁及び
下方隅部に当接させるように管状素材を適正に膨張させ
るには十分であるが、ダイスキャビティの丸い上方隅部
内へ管状素材を完全に押し込むほどには大きくないレベ
ルに制御することにより、管状部材の丸い隅部が形成さ
れる。
【0008】
【実施例】図1には、液圧形成した自動車のための管状
部材10を示す。管状部材10は実質上U字形を呈して
おり、図2に示すような横断面輪郭を有する。
【0009】図2に示すように、管状部材10は頂壁1
6と、底壁18と、これらを連結する離間した側壁2
0、22とを有する。
【0010】頂壁16は丸い隅部24、26により側壁
20、22に連結している。底壁18は丸い隅部28、
30により側壁20、22に連結している。図2に示す
横断面は全体幅wと深さhとを有する。従って、管状部
材10は、普通の正方形や矩形の如き四辺形管状横断
面、または図2に示す横断面の如き一層複雑な四辺形又
は多角形横断面を有する。円形又は楕円形の横断面によ
り提供される湾曲表面とは異なり、四辺形形状は平坦な
表面を提供し、これらの平坦表面にブラケット等を溶着
できる。
【0011】図3は管状部材10を製造すべき円形断面
の管状素材36を示す。円形断面の管状素材36は直径
dと肉厚tとを有する。図3の円形断面の管状素材36
と図2の液圧形成部材とを比較すると、管状素材36の
直径dは管状部材10の幅wより大きくなっている。図
2における横断面の周長は図3の管状素材36の周長よ
り約5%大きい。これについては後述する。円形断面の
管状素材36は普通のチューブ曲げ技術を使用して図1
の実質上U字形状に折り曲げられる。
【0012】図4を参照すると、下方(第1)ダイス4
0はこのダイスの長手方向に沿って延びるキャビティ4
4を有し、このキャビティは下方ダイス40の頂面46
から下方にダイス内に延びている。キャビティ44は入
口開口50を形成する傾斜した漏斗状の壁52、54を
介して頂面46で開口している。キャビティ44は底壁
58と、側壁60、62、63とを有する。凹状の丸い
隅部64は底壁58と側壁60とを滑らかに接続する。
同様に、凹状の丸い隅部66は底壁58と側壁62とを
滑らかに接続する。側壁60、63は角度的に約1度だ
け相互に離れるように僅かに傾斜し、キャビティ44か
らの液圧形成したチューブの最終取り出しを容易にす
る。従って、図4に示すように、下方ダイス40のキャ
ビティ44の全体深さは管状部材の所望の高さhより大
きく、最下方の形成部分と、入口開口50の漏斗状の傾
斜壁52、54により画定される最上方の入口部分とを
有する。
【0013】図4に示すように、キャビティ44の側壁
60は頂点70において漏斗状の壁52と交わる。同様
に、キャビティの側壁63は頂点72において漏斗状の
壁54と交わる。
【0014】図4はまた、下方ダイス40の入口開口5
0内に位置した管状素材36をも示す。管状素材36の
直径dが形成キャビティ44の形成部分の幅即ち図2の
横断面の幅wより大きいので、管状素材36は入口開口
50内に位置し、実質上頂点70、72において漏斗状
の壁52、54に支持される。
【0015】図4はまた上方(第2)ダイス42をも示
し、このダイスは底面76と、この底面76に沿って長
手方向に延び、下方ダイス40の入口開口50に整合し
て底面から下方へ突出するラム78とを有する。ラム7
8は蓋壁82と、傾斜したラム壁84、86とを有す
る。ダイス40、42の閉じた位置においては、蓋壁8
2は形成部分の壁58、60、62、64内にキャビテ
ィ部分を画定し、このキャビティ部分は管状部材10の
横断面と実質上同じ横断面形状及び寸法を有する。
【0016】図5は下方ダイス40の方へ降下している
上方ダイス42を示す。図5に示すように、上方ダイス
42の蓋壁82は下降せしめられて管状素材36の頂部
と係合し、次いで管状素材36を下方へ押圧して形成キ
ャビティ44の形成部分内へ押し込む。蓋壁82のこの
下降運動期間中、傾斜して収斂した漏斗状の壁52、5
4は管状素材36に対して靴べらのように作用し、その
直径dを形成部分の幅wまで減少させる。
【0017】図6は下方ダイス40上に完全に下降した
上方ダイス42を示し、この位置においては、管状素材
36は上方ダイスと下方ダイスとの間に挟まれることな
く形成キャビティ44の形成部分内に完全に押し込まれ
てしまっている。
【0018】上方ダイス42の蓋壁82は下方ダイス4
0の底壁58及び側壁60、62、63と共働して、管
状素材36を補足するボックス形状(キャビティ部分)
を画定する。図6に示すように、下方ダイス40の形成
キャビティ44のボックス形状の形成部分内への管状素
材36の押し込み運動期間中、管状素材36は幾分押し
つぶされ、不規則な状態で内方へ収縮する。
【0019】図7は、図2に示す最終形状となるように
管状素材36を外側へ強制膨張させるために管状素材の
内部へ流体圧力を加えた状態を示す。この外側への膨張
期間中、管状素材36の周長は元の管状素材36の周長
を約5%越える程度に膨張する。管状素材の内部に流体
圧力を加えると、底壁18及び側壁20、22が押圧さ
れて下方ダイス40の対応する底壁58及び側壁60、
62、63に係合する。同様に、管状素材36の壁が流
体圧力により押圧されて下方ダイス40の丸い隅部6
4、66内へ押し込まれ、丸い隅部28、30を形成す
る。
【0020】図7に示すように、頂壁16は上方へ膨張
して上方ダイス42の蓋壁82に係合する。図7、8
は、蓋壁82とラム壁84、86との間の交点における
上方ダイス42の隅部が円滑な丸い隅部88、90とな
っているような上方ダイス42の好ましい構成を示す。
これらの丸い隅部88、90は上方ダイス42の製造及
びメンテナンスを容易にする点で望ましい。しかし、図
7に示すように、管状部材10を最終形状へ完全に膨張
させてしまった後にも、隅部間隙92、94が残ってし
まう。
【0021】従って、管状部材10の丸い上方隅部2
4、26は、隅部間隙92、94内へのチューブの強制
膨張ではなく、膨張に対するチューブの抵抗により形成
される。従って、上方隅部のこの丸みづけは、下方ダイ
ス40の壁に完全に接触するように管状素材36を強制
膨張させるに十分大きいが管状素材を隅部間隙92、9
4内へ膨張させる程には大きくない内部流体圧力を加え
ることにより行われる。
【0022】図8は好ましい上方ダイス42の拡大部分
断面図であり、製造及びメンテナンスを容易にする凸状
に湾曲した丸い隅部88、90を示す。これとは逆に、
図9は別の上方ダイス95を示し、このダイスにおいて
は、上方ダイス95の蓋壁96は図7に示す隅部間隙9
2、94内へ突出できる尖った隅部98、100を有す
る。従って、図9の上方ダイス95を使用した場合は、
管状部材10の最終液圧形成形状は、尖った隅部98、
100の凹状曲面102、104への管状素材の接触に
より管状部材10の丸い隅部24、26を形成するよう
に管状素材を蓋壁96に膨張接触させることにより、得
られる。
【0023】図8と図9とを比較すると、図8のダイス
形状は図9の一層複雑なダイス形状よりも製造及びメン
テナンスが実質上一層容易である。
【0024】従って、本発明は、液圧形成で管状部材を
形成すべき管状素材の直径の全体幅より小さな幅を有す
る管状部材を形成するのに特に適した新規で改善した液
圧形成方法及びこれに使用するダイス組立体を提供す
る。
【0025】更に、本発明は、所望の最終製品の形状に
近いU字形状又はその他の形状に折り曲げられた管状素
材を液圧形成するのに特に適した新規で改善した液圧形
成ダイス組立体を提供する。特に、図1のU字状管状部
材10を形成するための管状素材36は正確に折り曲げ
られていて、図4に明示するように、管状素材36の周
辺部が頂点70、72において下方ダイス40上に載置
されるように、形成キャビティ44上に置かれる。しか
し、従来のチューブ曲げ技術においては、若干の変化が
あり、管状素材36は一層精度が悪い状態で形成キャビ
ティ44に整合し、その結果、長手方向に沿った種々の
地点で、管状素材が頂点70、72以外の漏斗状の壁5
2又は54の1以上の部分上に載置されてしまうことが
ある。このような場合、傾斜した漏斗状の壁52、54
は、管状素材上への上方ダイス42の下降運動期間中、
形成キャビティ44に対して適正に整合させるように管
状素材36を案内する機能を果たす。更に、漏斗状の壁
52、54は挟みのない方法で形成キャビティ44内へ
管状素材を案内するが、あるレベルの圧力(例えば、6
90−6900kPa(100−1000psi)程度
の圧力の流体で管状素材36を予め満たし、上方ダイス
42が図6の完全に閉じた位置に達したときに生じるよ
うな管状素材36の著しい収縮に対して液圧流体が抵抗
するようにするとよい。
【0026】また、本発明はキャビティを持たないラム
を有する上方ダイスに限定されない。例えば、所望の最
終製品の形状にとって適する場合には、図4の平坦な蓋
壁82を機械加工して凹状のくぼみを形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により製造したU字状のエンジン架台フ
レーム部材たる管状部材の斜視図である。
【図2】管状部材の実質上ボックス形状の輪郭を示す図
1の管状部材の横断面図である。
【図3】図1の管状部材を製造するための円形管状素材
の横断面図である。
【図4】下方ダイスに関して開いた位置での上方ダイス
を示し、下方ダイス上に載置した図3の円形管状素材を
も示すダイス組立体の横断面図である。
【図5】図4と同様の図であるが、上方ダイスが下方ダ
イスに関する閉位置の方へ下降し、下方ダイスのボック
ス形状キャビティ内へ管状素材を押し込んでいる状態を
示す横断面である。
【図6】図5と同様の図であるが、上方ダイスが完全に
閉じてしまった状態を示す横断面図である。
【図7】図6と同様の図であるが、内部流体圧力の付加
により図2の最終横断面へと膨張してしまった管状部材
を示す横断面図である。
【図8】上方ダイスの拡大部分断面図である。
【図9】図8と同様の図であるが、本発明の別の実施例
に係る上方ダイスの構成を示す拡大部分断面図である。
【符号の説明】
10 管状部材 36 管状素材 40 下方ダイス 42 上方ダイス 44 キャビティ 52、54 漏斗状の壁 58 底壁 60、62、63 側壁 64、66 丸い隅部 78 ラム 82 蓋壁 92、94 隅部間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ハリー・ロヴェル アメリカ合衆国ミシガン州48367,レナ ード,リーナ・ヒル・トライブ 260 (56)参考文献 特開 平3−204116(JP,A) 特開 平3−106528(JP,A) 特開 昭60−33832(JP,A) 特開 昭53−220929(JP,A) 実開 昭56−71314(JP,U) 実開 昭56−1730(JP,U) 特公 昭49−3619(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21C 37/00 - 43/04 B21D 22/02 B21D 26/02 B30B 15/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質上円形横断面を有する管状素材(3
    6)から多角形横断面を有する管状部材(10)を形成
    する方法において、 第1ダイス(40)及び第2ダイス(42)であって、
    これらのダイスが、これらのダイス間への管状素材の配
    置を許容する開位置と管状部材の横断面に実質上相当す
    る横断面を有するキャビティ部分をこれらダイス間に画
    定する閉位置とを有し、第1ダイスが前記管状部材の所
    望深さ(h)より大きな全体深さを有するキャビティ
    (44)を備え、このキャビティが、形成すべき前記管
    状部材の幅(w)に等しく前記管状素材の直径より小さ
    な幅、及び、同管状部材の深さに等しい深さを有する形
    成部分と、同管状部材の幅より大きな幅で離間し、前記
    形成部分の幅まで傾斜して収斂する壁(52、54)を
    有する入口部分とを備えている第1ダイス及び第2ダイ
    スを準備する工程と; 前記入口部分内へ前記管状素材を位置決めする工程と; 前記第1及び第2ダイスを前記開位置から前記閉位置へ
    相対的に移動させることにより、前記管状素材を前記キ
    ャビティ部分内へ押し込む際に、前記入口部分の壁が前
    記管状素材と係合して同管状素材を案内し収縮させる工
    程と; 前記第1及び第2ダイスが前記閉位置にある状態で、収
    縮した管状素材に内部圧力を加えて、同収縮した管状素
    材を当該第1及び第2ダイス間に画定された横断面形状
    まで膨張させる工程と; を有することを特徴とする管状部材形成方法。
  2. 【請求項2】 前記第2ダイス(42)が、前記閉位置
    において前記第1ダイス(40)のキャビティ(44)
    の形成部分と共働して前記キャビティ部分を画定する蓋
    壁(82)を有し、当該第1及び第2ダイスの閉じ運動
    期間中に、この蓋壁が前記管状素材(36)に係合して
    前記形成部分内へ同管状素材を押し込むことを特徴とす
    る請求項1の管状部材形成方法。
  3. 【請求項3】 前記内部圧力を加える工程が、前記閉位
    置における前記第1ダイス(40)及び第2ダイス(4
    2)間の横断面形状を画定する壁に、収縮した管状素材
    (36)を完全に接触させるほどまでには同管状素材を
    強制膨張させないような所定の圧力レベルで行われるこ
    とを特徴とする請求項1又は2の管状部材形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の管
    状部材形成方法に使用するダイス組立体において、 第1ダイス(40)と、これと共働する第2ダイス(4
    2)とを備え、前記第1ダイスが、ダイス組立体内で形
    成すべき管状部材(10)の所望深さ(h)より大きな
    全体深さを有するキャビティ(44)を備え、このキャ
    ビティが、形成すべき管状部材の幅(w)に等しく同管
    状部材として形成するための管状素材(36)の直径よ
    り小さな幅、及び、当該管状部材の所望深さ(h)に等
    しい深さを有する形成部分と、該管状部材の幅より大き
    な幅で離間し、前記形成部分の幅まで傾斜して収斂する
    壁(52、54)を有する入口部分とを備えていること
    を特徴とするダイス組立体。
  5. 【請求項5】 前記第2ダイス(42)が蓋壁(82)
    を具備したラム(78)を有し、当該蓋壁は、前記第1
    及び第2ダイス(40、42)がその閉位置へ一緒に移
    動するときに、前記管状部材(10)の所望の横断面と
    実質上同じ横断面を有するキャビティ部分を、前記形成
    部分と共働して画定することを特徴とする請求項4のダ
    イス組立体。
  6. 【請求項6】 前記第1ダイス(40)のキャビティ
    (44)の形成部分が丸い隅部(64、66)により側
    壁(60、62、63)に連結した底壁(58)を有
    し;前記閉位置において、前記蓋壁(82)が前記側壁
    と共働して、管状部材(10)の形成時に間隙を残す隅
    部(92、94)を形成することを特徴とする請求項5
    のダイス組立体。
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