JP3310699B2 - コンクリート廃材の選別装置 - Google Patents

コンクリート廃材の選別装置

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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Maeda Road Construction Co Ltd
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリート廃材の処理
プラントにおいて、コンクリート廃材に混入している磁
性物を排除するコンクリート廃材の選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来から知られているコンクリー
ト廃材の処理プラントにおける処理工程の概略をを示
す。
【0003】図4に示すように、11は廃材運搬車であ
って、コンクリート廃材を処理プラント内に運搬してく
る。12はコンクリート廃材の粗いふるい分けを行うた
めのグリズリフィダー、13はコンクリートの粗割りを
行うジョークラッシャーであり、ジョークラッシャー1
3の次工程には磁選機14が装着されたベルトコンベア
15が配設されている。そして、ベルトコンベア15の
次には粗割りされた廃材のふるい分けのための振動ふる
い16が配設され、隣接して二次クラッシャーのインパ
クトクラッシャー17が配設されている。
【0004】而して、廃材運搬車11によって運搬され
てきた大塊のコンクリート廃材はグリズリフィダー12
で粗いふるい分けが行われた後、ジョークラッシャー1
3で粗割りされてベルトコンベア15に搬送される。こ
こで、磁選機14によってコンクリート廃材に混入され
ている鉄筋材が排除され、更に、ベルトコンベア15に
よって搬送されたコンクリート廃材は振動ふるい16に
よってふるい分けがなされ、インパクトクラッシャー1
7にて適当な大きさに砕かれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、コン
クリート廃材の処理プラントにあって、コンクリート廃
材に混入している鉄筋材などの磁性物の排除は、従来、
ベルトコンベア15に装着された磁選機14によって行
われていた。ところが、ベルトコンベア15上に磁選機
14をただ単に装着するだけでは、磁性物の排除を確実
に行うことはできなかった。
【0006】コンクリート廃材に混入している鉄筋材な
どの磁性物を確実に排除できないと、コンクリート骨材
としての再利用が困難となり、コスト的に不利益なもの
となってしまうという問題があった。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するもの
であって、コンクリート廃材に混入している磁性物を確
実に排除することのできるコンクリート廃材の選別装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のコンクリート廃材の選別装置は、コンクリ
ート廃材の処理作業で、該コンクリート廃材に混入して
いる磁性物を排除するコンクリート廃材の選別装置にお
いて、コンクリート廃材が搬送される選別傾斜板を所定
角度に配置し、該選別傾斜板の上方に複数の磁選機を配
設すると共に、該複数の磁選機をそれぞれが前記コンク
リート廃材の搬送方向に交差するように配設したことを
特徴とするものである。
【0009】
【作用】コンクリート廃材が搬送される選別傾斜板の上
方に複数の磁選機を配設すると共に、この複数の磁選機
をそれぞれがコンクリート廃材の搬送方向に交差するよ
うに配設したことで、複数の磁選機が選別傾斜板の搬送
ライン上をすべてカバーすることができ、その搬送ライ
ン上を搬送されるコンクリート廃材から磁性物が確実に
排除される。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0011】図1に本発明の一実施例に係るコンクリー
ト廃材の選別装置の斜視概略、図2に磁選機の作用を表
す正面視概略、図3にコンクリート廃材の処理プラント
における処理工程の概略を示す。なお、従来と同様の機
能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は
省略する。
【0012】図3に示すように、廃材運搬車11の搬出
位置に隣接してグリズリフィダー12及びジョークラッ
シャー13が設置され、ジョークラッシャー13の次工
程には振動ふるい16が配設され、隣接して本実施例の
コンクリート廃材の選別装置21が配設されている。そ
して、この選別装置21の次にはインパクトクラッシャ
ー17が配設され、更に、磁選機14が装着されたベル
トコンベア15が配設されている。
【0013】選別装置21は、図1に示すように、所定
の角度に配置された傾斜板22と、この傾斜板22の上
方に吊り下げられた2つの磁選機23,24、及び選別
された廃材をそれぞれ受け止めるホッパ25,26,2
7とを有している。そして、磁選機23,24は傾斜板
22上におけるコンクリート廃材の搬送ラインを横切
り、且つ、その搬送ライン方向に互いに重なるように配
置されている。即ち、本実施例では、磁選機23,24
が上方視で「入」の形になるように配置されている。
【0014】なお、磁選機23,24はコンクリート廃
材に混入している鉄筋材などの磁性物のみを排除するも
のであって、図2に示すように、吊り下げられた本体3
1の前後にプーリ32,33が回転自在に取付けられ、
両プーリ32,33にベルト34が掛け回されると共に
一方のプーリ32に駆動モータ35が駆動連結され、更
に、本体31にベルト34の内側に位置してマグネット
36が取付けられて構成されている。従って、駆動モー
タ35が駆動すると、プーリ32,33が回転してベル
ト34が移動し、このとき、コンクリート廃材41の中
から鉄筋材などの磁性物42(図中、黒塗りで図示)の
みをマグネット36によって吸引し、ベルト34の移動
によってホッパ26,27に搬送することができる。
【0015】而して、図3に示すように、廃材運搬車1
1によって運搬されてきた大塊のコンクリート廃材はグ
リズリフィダー12で粗いふるい分けが行われた後、ジ
ョークラッシャー13で粗割りされて振動ふるい16に
よってふるい分けがなされ、選別装置21に搬送され
る。ここで、図1及び図2に示すように、各磁選機2
3,24のマグネット36によってコンクリート廃材4
1の中から鉄筋材などの磁性物42(図中、黒塗りで図
示)のみを吸引する。そして、ベルト34の移動によっ
て吸引している磁性物42をコンクリート廃材41の搬
送ラインから側方に排除し、ホッパ26,27に送り込
まれる。一方、鉄筋材などの磁性物42が排除されたコ
ンクリート廃材43(図中、白抜きで図示)はホッパ2
5に送り込まれる。
【0016】その後、図3に示すように、選別装置21
で選別されたことで鉄筋材などの磁性物42が排除され
たコンクリート廃材43はホッパ25からインパクトク
ラッシャー17に搬送され、ここで細かく砕かれ、ベル
トコンベア15に搬送される。そして、排除できなかっ
た鉄筋材が磁選機14によってコンクリート廃材43の
中から再度排除され、鉄筋材などの磁性物が完全に排除
されたコンクリート廃材の選別が完了する。
【0017】このようにコンクリート廃材の処理プラン
トにおける処理工程に本実施例のコンクリート廃材の選
別装置21を設けたことで、コンクリート廃材の中から
に鉄筋材などの磁性物を自動的、且つ、経済的に排除す
ることができる。また、コンクリート廃材の処理工程に
おいて、従来はコンクリートの粗割りを行うジョークラ
ッシャーの次工程にベルトコンベア15が配設されてい
たため、廃材中に鉄筋材があるとベルトコンベア15を
損傷してしまうことがあったが、本実施例では、ジョー
クラッシャー13の後に振動ふるい16を配設し、更
に、選別装置21を配設したので、ベルトコンベア15
には鉄筋材が除去された廃材が搬送されることとなり、
ベルトコンベア15の損傷が防止されて保守面で有利と
なった。
【0018】なお、上述のコンクリート廃材の選別装置
21において、磁選機23,24を上方視で「入」の形
になるように配置したが、配置の形はこれに限定される
ものではなく、2つの磁選機23,24が傾斜板22上
におけるコンクリート廃材の搬送ラインを横切り、且
つ、その搬送ライン方向に互いに重なるように配置され
ればよく、例えば、「人」形でもよい。また、磁選機の
配置数も2つでなくて複数であってもよいものである。
【0019】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明のコンクリート廃材の選別装置によれば、コ
ンクリート廃材が搬送される選別傾斜板を所定角度に配
置し、この選別傾斜板の上方に複数の磁選機を配設する
と共に、この複数の磁選機をそれぞれがコンクリート廃
材の搬送方向に交差するように配設したので、複数の磁
選機が選別傾斜板の搬送ライン上をすべてカバーするこ
とができ、その搬送ライン上を搬送されるコンクリート
廃材から混入している磁性物を確実に排除することがで
きるる。その結果、コンクリート廃材を骨材として再利
用でき、産業上極めて有益な物とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコンクリート廃材の選
別装置の斜視概略図である。
【図2】磁選機の作用を表す正面視概略図である。
【図3】コンクリート廃材の処理プラントにおける処理
工程の概略図である。
【図4】従来から知られているコンクリート廃材の処理
プラントにおける処理工程の概略図である。
【符号の説明】
11 廃材運搬車 12 グリズリフィダー 13 ジョークラッシャー 14 磁選機 15 ベルトコンベア 16 振動ふるい 17 インパクトクラッシャー 21 選別装置 22 傾斜板 23,24 磁選機 25,26,27 ホッパ 41 磁性物が混入したコンクリート廃材 42 鉄筋材などの磁性物 43 磁性物が排除されたコンクリート廃材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 納見 誠一 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前田建設工業株式会社内 (72)発明者 塩入 敏彦 東京都千代田区富士見二丁目10番26号 前田建設工業株式会社内 (72)発明者 中野 衛 東京都品川区上大崎三丁目14番12号 前 田道路株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−8680(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B03C 1/00 - 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート廃材の処理作業で、該コン
    クリート廃材に混入している磁性物を排除するコンクリ
    ート廃材の選別装置において、コンクリート廃材が搬送
    される選別傾斜板を所定角度に配置し、該選別傾斜板の
    上方に複数の磁選機を配設すると共に、該複数の磁選機
    をそれぞれが前記コンクリート廃材の搬送方向に交差す
    るように配設したことを特徴とするコンクリート廃材の
    選別装置。
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JP4951561B2 (ja) * 2008-03-21 2012-06-13 寿産業株式会社 磁気選別装置
JP5753139B2 (ja) * 2012-08-29 2015-07-22 前田道路株式会社 舗装用材料およびその製造方法

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