JP2959218B2 - 鋳造システム - Google Patents

鋳造システム

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JP2959218B2 JP3203860A JP20386091A JP2959218B2 JP 2959218 B2 JP2959218 B2 JP 2959218B2 JP 3203860 A JP3203860 A JP 3203860A JP 20386091 A JP20386091 A JP 20386091A JP 2959218 B2 JP2959218 B2 JP 2959218B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鋳造システムに関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】公知のように鋳造後の鋳
物からは、それに付着している砂を落とされるが、従来
これは人為的に、例えばエヤーハンマーによる衝撃によ
り行なうにせよ、振動機にのせて、この振動による衝撃
で、その鋳物から砂を落とすにせよ、落下した砂は所定
の粒度以下の砂と、それ以上の粒度の砂玉や異物とをふ
るい分け、このふるい下を再び鋳造に利用する上質の砂
としており、ふるい上の砂玉などは不良の鋳物砂であ
り、これは異物と共に捨てていた。然るにこの異物の中
に鋳物の破片が含まれており、これは異物の材質によっ
ては回収する価値のあるものがあり、例えばアルミニウ
ム鋳物であればアルミニウム片や、鉄鋳物であれば鉄片
が含まれている。このような異物もごみとして捨ててい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、鋳物から落とされた砂の中で所定の粒
度以下の良質の砂は再び鋳物砂として使用することは勿
論のこと、ふるい上の砂玉と混在している異物としての
アルミニウム片や鉄片等も再利用、すなわち分離回収
し、リサイクルする鋳造システムを提供することを目的
とする。
【0004】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は鋳造後の
鋳物から鋳物砂を落とすためのシェイクアウトマシーン
と、該シェイクアウトマシーンから落下する鋳物砂を所
定の粒度以下の砂と、これより粒径の大きい砂だまや異
物とにふるい分けるふるい装置と、該ふるい装置のふる
い上を受け、異物の中の少なくともアルミニウム片を分
離させるための磁気分離装置とから成る鋳造システム、
によって達成される。
【0005】
【作用】公知の鋳造工程では鋳物には多量の鋳物砂が付
着しているのであるが、本発明によればシェイクアウト
マシーンにのせられ、振動を受け、その衝撃力で鋳物か
ら砂を落とす。落下した鋳物砂は、ふるい装置において
所定の粒度以下の砂と、これより粒径の大きい砂玉や異
物を含むふるい上とに分けられる。ふるい下の砂は良質
の鋳物砂として、そのまま再利用される。一方ふるい上
は磁気分離装置に供給され、砂玉とアルミニウム片もし
くは砂玉とアルミ片と鉄片とに、磁気的に分離され、ア
ルミニウム片や鉄片は公知のようにして再び再利用する
ことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照して
説明する。
【0007】図1は本鋳造システムの全体を示すもので
あるが、この工程の上流側からシェイクアウトマシーン
装置1、落下砂供給装置2、振動ふるい装置3、金属片
分離装置4及び鋳物砂搬送コンベヤ5とからなってい
る。
【0008】先ずシェイクアウトマシーン装置1につい
て図2乃至図5を参照して説明する。
【0009】図2及び図3は本実施例のシェイクアウト
マシーン装置の全体を示すが、1で示され、鋳物Mは右
方から左方へと搬送されるのであるが、主として鋳物搬
入用振動コンベヤT1 、これに近接して配設されるシェ
イクアウトマシーン本体S、またこれに近接して配設さ
れる鋳物搬出用振動コンベヤT2 からなっている。鋳物
搬入用振動コンベヤT1 は公知の構造を有し、長いトラ
フt1 はカウンター・ウエイト7と複数の傾斜板ばね6
により結合されており、その全体は防振ばね8により地
上に支持されている。カウンター・ウエイト7上には電
動機により駆動されるクランク駆動部9が設けられてお
り、これからの出力である直線振動力は、ロッド10に
よりトラフt1 に伝達される。これによりトラフt1
矢印aで示す方向に振動する。
【0010】シェイクアウトマシーン本体Sは図4にも
示されるように左右で各対となった補強板12a、12
bと、この上縁部に、例えば溶接により固定された一対
のへの字形状の受板11a、11bとにより図4に示す
ような鋳物Mの収容部Tを構成する。すなわち収容板1
1a、11bは、ほぼV字形状を呈し、その両端部は相
離隔しており、砂落とし用の開口として形成されるが、
補強板12a、12bの下端部はこの間に落下する砂を
通過させる間隔15を形成している。また補強板12
a、12bの下縁部は平板13に固定され、図4に示す
ように、これにより鋳物Mから落とした砂sを外部に導
出するための通路14を形成する。なお図において受板
11a、11b、平板13は、鋳物搬出用振動コンベヤ
4に向って数度下向きに傾斜しているものとする。従っ
て通路14に落下した砂は徐々に図2及び図3において
左方へと移送される。
【0011】平板13の下面には駆動部取付フレーム1
8が固定されており、この一側方に一対の電動機19
a、19bが地上に配設されている。この回転軸にはユ
ニバーサルジョイント21a、21bが結合されてお
り、これを介して駆動軸22a、22bが結合されてお
り、その両端部はフレーム18の側壁部に設けられた軸
受20により回転可能に支持されている。駆動軸22
a、22bには軸受20の両側においてアンバランス・
ウエイトWが固定されており、モータ19a、19bの
回転駆動により、回転して円形の加振力を発生させる。
【0012】また平板13は前後左右で対となった支柱
17に、ばね16を介して地上に振動可能に支持されて
いる。
【0013】鋳物搬出用振動コンベヤT2 も鋳物搬入用
振動コンベヤT1 と同様に構成されており、公知の構造
を有し、長いトラフt2 は下方のカウンター・ウエイト
31と複数の傾斜板ばね32により結合されており、そ
の全体は防振ばね35により地上に支持されている。カ
ウンター・ウエイト31上にはモータを含むクランク駆
動部33が取付けられており、この直線的な出力は駆動
ロッド34によりトラフ30に伝達されている。
【0014】また、コンベヤT1 とシェイクアウトマシ
ーン本体Sとの間、及びシェイクアウトマシーン本体S
とコンベヤT2 との間には上下動するシャッター40、
41が配設され、これらはエヤシリンダ42、43によ
り所定のタイミングで駆動される。
【0015】本発明の実施例によるシェイクアウトマシ
ーン装置は以上のように構成されるが、次に落下砂供給
装置2について説明する。
【0016】本装置2においては上流側のシェイクアウ
トマシーン装置1から落下する砂を受けるベルトコンベ
ヤ60と、このベルトコンベヤ60の排出端直下方に配
設されたホッパ61及びこの排出口下に接続された振動
フィーダ62とからなっている。ベルトコンベヤ60は
公知の構成を有し、モータmによりその駆動ローラがベ
ルト60aの上方走行部が矢印aで示す方向に駆動す
る。ホッパ61は砂を受けこの排出口下に配設された電
磁振動フィーダ62は公知のように切出し用である。
【0017】次に振動ふるいコンベヤ3について説明す
る。これは公知の構成を有し、直方形状のトラフ70に
は再利用すべき鋳物砂の粒径に対応する開口度を有する
ふるい網75が張架されて、このトラフ70がカウンタ
ー・ウエイト71と傾斜配設した板ばね73により結合
されておりカウンター・ウエイト71の上にはモータで
駆動されるクランク駆動部74が取付けられており、こ
の駆動軸74aがトラフ70を矢印bの方向に振動させ
る。またカウンター・ウエイト71は防振ばね72によ
り地上に支持されている。
【0018】次に金属片分離装置4について図5を参照
して説明する。
【0019】図5は金属片分離装置4としてのアルミニ
ウム分離ベルトコンベヤを示すものであるが、このベル
トコンベヤが全体として4で示され、このベルト10’
は一端部で駆動ローラ11’に、他端部で非金属性でな
る(例えばプラスチックでなる)筒体60’に巻装され
ている。駆動ローラ11’は電動機14’によりベルト
15’を介して所定の回転速度で矢印方向に駆動され
る。従って従動ローラである筒体60’は矢印A’で示
す方向に所定の回転速度で回転する。筒体60’にはこ
れに同心的に希土類磁石回転子7’を内蔵しており、こ
れはその外周縁部で交互にS極43’、N極43’’と
図示するように磁化されており、これは回転軸46’の
まわりに電動機44’によりベルト45’を介して矢印
B’方向に所定の回転速度で回転するように構成されて
いる。なお筒体60’と希土類磁石回転子7’とは同軸
であるが、軸46’とは分離した軸のまわりに回転駆動
されるようになっている。なお、駆動ローラ11’、す
なわち筒体60’の回転速度よりは回転子7’の回転速
度の方が十分に大きくなるように設定されている。
【0020】筒体60’の下方には分別されて排出され
る鋳物砂収容器Vが配設され、これは隔壁23’、2
4’を備えているが、この鋳物砂を分別して回収するた
めの隔壁25’、26’を備えている。従って図におい
て右方からアルミニウム片回収空間C、砂玉回収空間D
及び鉄片回収空間Eを画成している。本実施例の金属片
分離装置は以上のように構成される。
【0021】鋳物砂搬送装置5は振動ふるいコンベヤ3
からふるい下を受け、通常のベルトコンベヤからなって
いるが矢印cで示すようにこれから所定のルートを通っ
て鋳造場へと搬送される。
【0022】本発明の実施例による鋳造システムは以上
のように構成されるが、次にこの作用について説明す
る。
【0023】図示せずとも鋳物鋳造工程後の鋳物Mは常
時、駆動されてる搬入用振動コンベヤT1 により図2で
矢印Aで示す方向にトラフt1上を移送される。この時
シェイクアウトマシーン本体Sの両側に配設されている
シャッター40、41のうち41は閉じているが40は
開放されており、従って鋳物搬入用振動コンベヤT1
ら鋳物Mはシェイクアウトマシーン本体Sの収容部Tへ
と供給される。鋳物Mを収容するための収容板11a、
11bは下向きに数度傾斜していることと、また既にモ
ータ19a、19bの駆動により、ほぼ垂直方向に高加
速度(最大20〜40g)の振動を行なっていることと
により、図2において左方へと徐々に移送されるのであ
るが、この時高加速度の振動により、鋳物Mは収容板1
1a、11bと周期的に衝突し、付着している砂sを下
方へと落下させる。砂sは図4に示すように収容板11
a、11bの斜面を滑走して間隔15を通って平板13
上に落下する。あるいは鋳物Mから直接、平板13上に
落下する。あるいは鋳物Mから直接、平板13上に落下
する。この砂sは平板13上に形成される通路14を通
り、図2において左方へと移送され、例えば図2で示す
開口部Qに近接して接続されるベルトコンベヤ60によ
り所定の位置に搬送される。なお、開口部Qから排出す
るために収容板11a、11bの垂直部に壁板70a、
70bを固定してもよい。
【0024】所定時間例えば、2〜3分、高加速度の振
動力を受けて砂落としをされた鋳物Mは、この時上方へ
と開放しているシャッター41には阻止されることなく
鋳物搬出用振動コンベヤT2 によりトラフt2 上を左方
へと移送される。
【0025】次いでシャッター41が閉じられ、シャッ
ター40(鋳物Mを収容部Tに収容後、閉じていた)が
開放されて鋳物搬入用振動コンベヤT1 により次の鋳物
Mが、シェイクアウトマシーン本体Sに供給される。収
容部Yの鋳物Mは上述と同様に所定時間、高加速度の振
動力を受け、砂落としされる。次いでシャッター41が
開放されて鋳物搬出用振動コンベヤT2 に供給され所定
の位置へと搬送される。
【0026】以上のようにして本実施例によれば鋳物の
砂落としは人手を要することなく、完全に自動的に行な
うことができる。
【0027】ベルトコンベヤ60では上方のシェイクア
ウトマシーン本体Sから落下している鋳物砂を受け、ホ
ッパ61へ排出する電磁振動フィーダ62の駆動で鋳物
砂が切り出され、振動ふるいコンベヤ3のトラフ70内
に供給され、ふるい網75で良質の鋳物砂と異物を含む
砂玉とにふるい分けられる。ふるい上は金属片分離装置
4に供給される。ふるい下はベルトコンベヤ5に供給さ
れ、所定の鋳造場へと搬送される。図5において鋳物砂
がベルト10’の一端部の上方から供給されたものとす
る。これらは更に高密度で存在するのであるが、図にお
いては散在的に示す。すなわちベルト10’の上方走行
部においては、例えばアルミニウム片m’、鉄片f、砂
玉gが図において右方へと移送され、これが筒体60’
の最上方に至ると、これに内蔵する回転磁石7’の高速
回転により、その外周縁部に設けたN極、S極がベルト
10’に対して相対的にN極、S極の位置を高速に変化
させるので交流磁界が発生し、これがアルミニウム片
m’に渦電流を誘起し、この渦電流による磁束と高速で
回転する回転子7’の磁極N、Sの磁束によりアルミニ
ウム片m’は反撥力を受けて筒体60’のほぼ最上端部
より軌跡c’を描いて、アルミニウム片収容空間Cへと
放物線を描いて排出される。
【0028】又砂玉gは高速で回転する回転体7’の磁
束の影響をなんら受けることなく筒体60’に巻回され
るベルト10’より自由落下して、dの軌跡を経て砂玉
収容空間Dへと排出される。次に鉄片fは回転磁石7’
の磁極43’又は43’’に強く吸引されながらベルト
10’に吸着して最もベルト10’上での滞留時間が長
く、eで示す軌跡を経て鉄片回収空間Eへと排出され
る。
【0029】以上のようにして鋳物砂からアルミニウム
片、非金属性の砂玉及び鉄片が回収されることになる。
【0030】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0031】例えば以上の実施例では振動ふるいコンベ
ヤ3からふるい上が供給された金属片分離装置4によ
り、アルミニウム片と鉄片及び砂玉とを分離するように
したが、これに代えて図6に示すようなアルミセパレー
タを用いてもよい。
【0032】図7においてアルミセパレータは全体とし
て100で示され、落下砂供給シュート101とアルミ
セパレータ本体102からなっている。アルミセパレー
タ本体102はトラフ103を有し、これに階段上の移
送路104が形成され、明示せずとも、この移送路10
4の下面には、この移送路104の上の砂の移送方向に
対し垂直方向に周期的に磁極の極性が変化するリニアパ
ルスモータが付けられている。又トラフ103の下方に
は三角形状の一対の取付板を介して一対の振動モータ1
06a、106aが取り付けられている。又トラフ10
3の先端部には仕切板108が設けられている。
【0033】このようなアルミセパレータは公知である
が、シュート101から供給される従来は不良砂として
捨てられていた鋳物砂が供給され、トラフ103は振動
電動機106a、106aにより矢印c方向に振動して
いるのであるが、振動によりトラフ103の移送面10
4上の砂は矢印d方向に移送される。この移送途上トラ
フ103に固定されているリニアパルスモータにより移
送面104上の非鉄金属としてのアルミニウム(場合に
よっては銅を含んでもよい)には渦電流が形成され、リ
ニアパルスモータの極性が移送面104の砂移送方向に
対し垂直方向に変化するので、これにより矢印eで示す
方向にバイアスされる。
【0034】この時アルミニウム片が塊状であれば転動
して容易にこの方向に移送される。
【0035】移送面104上の移送中はこのような作用
を受けて、仕切板108のところに至ると、ほぼ完全に
アルミニウム片と、これを除去した砂部とに分離され、
それぞれ矢印Q及びR方向に排出される。Q方向に排出
されたアルミニウム片は公知の処理を受けて再利用され
る。
【0036】図7はシェイクアウトマシーン装置の変形
例を示す。すなわち本変形例によれば平板13’の下方
にはフレーム52が固定されているが、それに一対の振
動電動機54a、54bが取付けられている。一方の振
動電動機54bは紙面に対しフレーム52の裏側に固定
されている。またこれら振動電動機54a、54bは各
回転軸は水平線に対し一定の角度、例えば50度傾斜し
て固定されている。従って、これら振動電動機54a、
54bに電源を接続すると公知のように、これらに同期
化力が働き、dに示す方向に直線振動を行なう。これに
よっても収容部T’には高加速度の振動力を与えること
ができるのであるが、本実施例によれば平板13’は水
平に配設されている。落下した砂s及び収容部T’で収
容されている鋳物Mは図7において振動による移送力を
受け、図7において左方に徐々に移送される。しかしな
がらゲート41が閉じているので、ここに当接すると、
これ以上は左方へと移送されることはない。本変形例に
よっても上記実施例と同様にして鋳物の砂落としが自動
的に行なわれることは明らかである。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明の鋳造システム
によれば鋳物片としての例えばアルミニウム片、鉄片、
銅片等は鋳造後の鋳物から落とされた砂から効率よく分
離されて再利用され、資源を有効に利用することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による鋳造システム全体を示す
正面図である。
【図2】本発明の実施例によるシェイクアウトマシーン
装置の部分破断側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】図3における[4]−[4]線方向から見た正
面図である。
【図5】図1における金属片分離装置の正面図である。
【図6】磁気分離装置としての変形例を示すアルミセパ
レータの斜視図である。
【図7】シェイクアウトマシーン装置の変形例を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 シェイクアウトマシーン装置 2 落下砂供給装置 3 振動ふるい装置 4 金属片分離装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B22C 5/06 B22C 5/06 (56)参考文献 特開 平4−13438(JP,A) 特開 平5−23832(JP,A) 特開 昭61−273238(JP,A) 特開 昭58−128248(JP,A) 特開 平4−55038(JP,A) 特開 昭57−209743(JP,A) 特開 昭59−163047(JP,A) 特開 平4−89172(JP,A) 特開 昭64−107959(JP,A) 実開 平4−60356(JP,U) 実開 平3−36358(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 29/00 B03C 1/00 B03C 1/10 B22C 5/00 B22C 5/04 B22C 5/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳造後の鋳物から鋳物砂を落とすための
    シェイクアウトマシーンと、該シェイクアウトマシーン
    から落下する鋳物砂を所定の粒度以下の砂と、これより
    粒径の大きい砂だまや異物とにふるい分けるふるい装置
    と、該ふるい装置のふるい上を受け、異物の中の少なく
    ともアルミニウム片を分離させるための磁気分離装置と
    から成る鋳造システム。
  2. 【請求項2】 前記シェイクアウトマシーンは鋳物を受
    ける略V字形状の収容部と、該収容部を高加速度で振動
    させる加振部と、前記収容部で収容されている鋳物から
    落下する砂を外部に導出するための砂導出手段とを備え
    ている請求項1に記載の鋳造システム。
  3. 【請求項3】 前記磁気分離装置は、一端部で駆動ロー
    ラに、他端部で非金属性の筒体に巻回されるベルトと前
    記筒体内に内蔵され、周縁部が交互にN極とS極とに磁
    化されている回転磁石とから成り、前記回転磁石を前記
    筒体の回転速度より大きい回転速度で同方向に回転させ
    るようにして、前記ベルトの他端部より非磁性金属のご
    み成分を他成分のごみ成分とは異なった軌跡で排出させ
    るようにして分離する非磁性金属分離ベルトコンベヤで
    ある請求項1に記載の鋳造システム。
  4. 【請求項4】 前記磁気分離装置は、振動トラフの上方
    又は下方に配設され、該振動トラフの振動による移送方
    向に対し横方向に移動磁界を発生するリニアモータを備
    え、非鉄金属片を含む鋳物砂を振動トラフ内で振動によ
    り搬送しながら、前記リニアモータの移動磁界により非
    鉄金属片は横方向に偏倚するようにして前記振動トラフ
    の第1排出口から外部に排出し、該非鉄金属片以外の鋳
    物砂は第2排出口から外部に排出するようにした非鉄金
    属回収振動装置である請求項1に記載の鋳造システム。
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