JP3310392B2 - 部材の切断装置 - Google Patents

部材の切断装置

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護 舟崎
充 中村
一八 古賀
正志 魚住
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株式会社長谷工コーポレーション
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被切断部材例えばセメ
ント系板材を切断するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の壁板として用いられるセメント系
板材としては押出し成形金型により押出し成形されるプ
レキャストコンクリート板が知られている。この種の板
材の切断加工方法は、まず押出し成形金型から押出し成
形された直後のまだ固まらない帯状の板材をわずかの隙
間、例えば数ミリの間隔で順次並べられたパレット上に
乗せた状態で、パレット同士の隙間のところで例えばウ
ォータージェットにより所定の長さに切断するものであ
る。切断された板材に必要に応じて切り欠きやくり抜き
等の特殊加工をする場合には、板材を硬化させた後、別
の切断台に移動させてそこで加工をしているのが実状で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例によると、一般
の切断加工と特殊加工とをそれぞれ別々に切断装置を用
いて行うので、個々の切断加工設備を必要とする分だけ
設備を必要とするから、コストがかかり、切断加工と特
殊加工とが連続して行えないために作業効率が悪いこと
は明らかである。本発明の目的は、従来例に比較して切
断加工設備のコストを低く押えると共に切断作業の効率
を高めることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来別々に行
っていた一般の切断加工と、特殊切断加工とを同一切断
工程で行えるようにしている。このために本発明におい
ては、部材切断用の噴射ノズルと水受とを対向して設
け、この対向間に部材搬送手段を配置し、水受の下方に
はパレット移送手段を設け、このパレット移送手段によ
って移動される切断部材用パレットを水受の下方に設け
た切断部材用パレットで切断加工された部材を運搬する
ものである。
【0005】
【作用】部材切断用の噴射ノズルからの噴射水によって
部材は必要な切断加工、例えば一般の切断加工とこれに
続く特殊加工がされて、切断加工された後は各切断部材
は部材搬送手段によって搬送され、さらに切断部材用パ
レットに乗って移送される。噴射水は水受に納められ
る。
【0006】
【実施例】以下本発明に実施例を図面を参照して説明す
る。図1及び図2において、架台1の幅方向の側方には
切断用ロボット2を配置してある。ロボット2は水平方
向に延びているアーム2aが伸縮かつ旋回可能であっ
て、アーム先端に下向きに部材切断用の噴射ノズル2b
を設けてあり、この噴射ノズルから架台1上のセメント
系板材6に向けてウォータージェットが噴射される。
【0007】架台1の受板1a上には、噴射ノズル2b
に対向して水受である水受パン3を載置してある。水受
パン3は、図3に示すようにほぼ中央部に金網3aを張
ってあり、この金網上にステンレスたわし状のデミスタ
ー3bを敷き並べてある。デミスター3bは、噴射ノズ
ル2bから噴射され、ジェット噴射水の力を緩衡させる
ためのものであり、デミスター3b内を通過した噴射水
は金網3aを通じてスムーズに水受パン3内に落下され
貯水される。
【0008】そして、噴射ノズル2bと水受パン3との
間には架台1の上端に支持された部材搬送手段であるロ
ーラコンベヤ4を配置してある。ローラコンベヤ4は、
本体を構成する駆動ローラ群4aの他に、両側にフリー
ローラ(自由回転ローラ)群4b,4cを設けているも
のである。フリーローラ群4b,4cのフリーローラ4
b1,4c1には、その回転数を計測するための回転計
が接続されている。フリーローラ群4bにおける回転計
12,12a,12bにおいて、図1に示すように回転
計12はフリーローラ4b1の回転数を計測して、その
回転数に応じて駆動ローラ群4aの各駆動ローラ4a1
の回転数が調整される。回転計12aはローラコンベヤ
4とロボット2とを同期させるものである。回転計12
bは、板材6の最終端が通過した旨を検知するものであ
る。フリーローラ4c1に接続されている回転計(図示
せず。)は切断加工された板材6aの最終端が通過した
旨を検知するためのものである。
【0009】ローラコンベヤ4の後端側(図2左端側)
には、押出し成形金型5を設けてある。押出し成形金型
5から押出された帯状の板材6は、ローラコンベヤ4上
に乗ってコンベヤ先端側に搬送される。水受パン3の下
方にはローラコンベヤ4に沿ってパレット移送手段であ
るパレット移送用ローラコンベヤ7を設けてある。ロー
ラコンベヤ7の各駆動ローラ7aは駆動モータ8(図
4)によって回転駆動される。ローラコンベヤ7の一端
(図2右端)は、上記ローラコンベヤ4の先端を越えて
いる。ローラコンベヤ7上にはパレット9が載置され
る。切断部材用パレット9は受板1aとローラコンベヤ
7との間に設けられたパレット収納室10内に納められ
ている。
【0010】パレット収納室10は一側方(図4下方)
が開口となっており、パレット9はこの開口よりパレッ
ト9を収納室内へ差込み可能である。またパレット収納
室10の一端(図2右端)が開口となっており、パレッ
ト9はローラコンベヤ4,7の先端間の間隙11から架
台1外へ移送される。パレット9は、加工された板材6
aが乗り終わると同時に、押出し成形金型5の押出しス
ピードよりも速く前方に送り出される構成となってお
り、これは次の加工済み板材との癒着を防止するためで
ある。
【0011】次に切断加工について説明する。押出し直
後のまだ固まらない板材6は、まず回転計12が取付け
られたフリーローラ4b上に乗る。その後回転計12に
よって測定された回転数を元に、板材6がたわまない程
度に回転調整された駆動ローラ4a1に乗って、予め決
められた切断位置まで移動して達したところで、ロボッ
ト2に制御された噴射ノズル2bから噴射されるウォー
タージェットによってまず所定の長さに切断加工され、
ついで図1に示すようにその切断位置で切り欠き、くり
抜き等の加工が行われる。加工が完了した後、切断加工
された板材6aを駆動ローラ群4aの駆動ローラ4a1
を駆動させてローラコンベヤ4の先端側に搬送して、ロ
ーラコンベヤ7により移送されるパレット9に乗せて架
台1外に送り出す。切断時には、切断位置の直下に設置
してある水受パン3のデミスター3bが切断後のジェッ
ト噴射水の力を緩衝させて、周囲への噴射水の飛散を防
ぐ。
【0012】水受は上例に示す水受パン3に限られるも
のではなく、また部材もセメント系板材に限定されない
ものである。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、部材に対する所定の長
さの切断と切り欠き等の加工とを連続して行えるから作
業効率が良く、また切断と加工を別々の設備を設けて行
う必要がないから設備コストを低く押えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概観斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の要部を示す正面図である。
【図3】水受パンの拡大断面図である。
【図4】部材搬送手段であるローラコンベヤの一部切欠
平面図である。
【符号の説明】
1 架台 2 ロボット 2b 噴射ノズル 3 水受(水受パン) 4 部材搬送手段(ローラコンベヤ) 4a 駆動ローラ群 4a1 駆動ローラ 4b フリーローラ群 4b1 フリーローラ 4c フリーローラ群 4c1 フリーローラ 5 押出し成形金型 6 部材(セメント系板材) 6a 部材(切断加工された板材) 7 パレット移送手段(ローラコンベヤ) 9 切断部材用パレット 10 パレット収納室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 魚住 正志 東京都港区芝2丁目32番1号 株式会社 長谷工コーポレーション内 (56)参考文献 特開 平1−271200(JP,A) 特開 平3−223011(JP,A) 実開 平4−29400(JP,U) 実開 平3−1763(JP,U) 実開 昭62−136600(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26F 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部材切断用の噴射ノズルと水受とを対向
    して設け、この対向間に部材搬送手段を配置し、上記水
    受の下方にパレット移送手段を設け、このパレット移送
    手段によって部材の搬送方向に移送される切断部材用パ
    レットを設けてあることを特徴とする部材の切断装置。
JP14841693A 1993-05-28 1993-05-28 部材の切断装置 Expired - Fee Related JP3310392B2 (ja)

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JPH06335899A JPH06335899A (ja) 1994-12-06
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