JP3310335B2 - 3次元グラフイック表示機能を有する数値制御装置 - Google Patents

3次元グラフイック表示機能を有する数値制御装置

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JP3310335B2
JP3310335B2 JP20070992A JP20070992A JP3310335B2 JP 3310335 B2 JP3310335 B2 JP 3310335B2 JP 20070992 A JP20070992 A JP 20070992A JP 20070992 A JP20070992 A JP 20070992A JP 3310335 B2 JP3310335 B2 JP 3310335B2
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    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/406Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by monitoring or safety
    • G05B19/4069Simulating machining process on screen
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/35Nc in input of data, input till input file format
    • G05B2219/353183-D display of workpiece, workspace, tool track

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラフィック表示機能
を有する数値制御装置に関し、特に、3次元空間で定義
された形状の加工を立体的にシミュレーションするため
の3次元グラフィック表示機能を有する数値制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】グラフィック表示機能を有する数値制御
装置(以下、NC装置と称する)においては、3次元空
間内で定義された被加工物形状/工具形状を用いて、3
次元空間内でも加工を立体的にシミュレーションする方
法が実用化されている。この3次元空間内での被加工物
形状/工具形状の定義の方法として、具体的には、以下
のようなものが存在する。
【0003】まず、図17に示すように3次元座標軸の
内、2軸を含む平面を同図(A)のように格子部分割
(2次元格子状に分割)し、同図(B)に示すように各
格子部毎に被加工物/工具の高さ情報を持たせ、このデ
ータに基づいて同図(C)のような被加工物形状/工具
形状の表示を構築する方法がある(特開昭60−189
011参照)。この方法においては、格子部分割した平
面と垂直の軸方向には、被加工物/工具とも形状の途切
れた部分がないという前提に基づいて、被加工物/工具
の形状データが扱われている。したがって、例えば、被
加工物を、格子部分割した平面と垂直の軸方向に256
段階に分割したとしても、この段数は最小8ビットで表
現できることになり、少ない記憶容量で被加工物/工具
の形状データを記憶できるという長所がある。
【0004】次に、図18に示すように、3次元空間を
同図(A)のように全て格子部分割(3次元格子状に分
割)し、同図(B)に示すように各格子部毎の2値情報
により、被加工物/工具の形状データを表現し、このデ
ータに基づいて同図(C)に示すような被加工物形状/
工具形状の表示を構築する方法がある。この方法におい
ては、全ての格子部において、任意に2値情報を持つこ
とができるため、任意の加工に対応した表示ができると
いう長所がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の3次元
グラフィック方法では、それぞれ長所があるものの以下
のような問題があった。前者の方法では、被加工物や工
具に途切れた部分がないという前提のために、格子部を
定義した平面に工具中心軸が含まれるような加工(多面
加工)に対応した表示ができないという問題が存在して
いた。そして後者の方法では、例えば、被加工物を何れ
かの軸方向に256段階に分割したとすると、この段数
を表現するには、少なくとも256ビットを要すること
になってしまう。即ち、極めて多くの記憶容量を必要と
するという問題があった。
【0006】また、何れの方法においても、全ての形状
情報が重み付け無しに扱われるため、既に加工が終了し
てしまった荒加工部分も、現在加工中の仕上加工部分
も、同様の精度で表現されることになってしまう。即
ち、特定部分の表示精度を上げようと思えば、その分だ
け全体の格子部の桝目を細かくとって、記憶容量を上げ
なければならないという問題があった。本発明は、上述
した事情より成されたものであり、本発明の目的は、任
意の加工に対応した表示が可能で、少ない記憶容量でワ
ークと工具の形状データを記憶でき、しかも、記憶容量
を増加させることなく必要部分の表示精度を上げること
のできる3次元グラフィック表示機能を有するNC装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、グラフィック
表示機能を有するNC装置に関するものであり、本発明
の上記目的は、被加工物素材の形状データを3次元座標
系で入力する第1の入力手段と、工具の形状データを3
次元座標系で入力する第2の入力手段と、前記第1,第
2の入力手段により入力された被加工物及び工具の形状
データを、3次元座標上で、オペレータにより予め設定
された大きさの格子部の2値情報に変換するとともに、
前記3次元座標の座標軸の中の1軸方向における格子部
座標値と、この格子部座標値に対応する、残る2軸を含
む平面上での前記格子部2値情報とを組合せて格子部平
面情報として生成し、前記格子部平面情報の記憶領域で
の記憶箇所を示す物理的順序番号と、同一の格子部平面
情報が前記軸方向へ連続していることを示す連続数情報
と、前記軸方向での格子部座標値上で前記格子部平面情
報の次の格子部座標値の格子部平面情報の記憶箇所を示
すリンク情報とを格子部平面連続情報として生成する格
子部平面情報生成手段と、前記軸方向での格子部座標値
に沿って、前記被加工物又は工具の格子部平面情報が変
位する毎に、前記被加工物の格子部平面情報と前記工具
の格子部平面情報との干渉部分を数値的演算により求
め、前記干渉部分を被加工物の格子部平面情報から減じ
て前記被加工物の格子部平面情報内容を変更する格子部
平面情報変更手段と、前記軸方向での格子部座標値に
て、工具の格子部平面情報の変位している位置で被加工
物の格子部平面情報が変位していない場合、既存の被加
工物における格子部平面情報の記憶領域内の使用可能な
記憶領域に新たに格子部平面情報を追加するとともに、
追加に対応して前記リンク情報を変更する格子部平面情
報追加手段と、被加工物の格子部平面情報の変更に対応
して、前記格子部平面連続情報を変更する格子部平面連
続情報変更手段と、前記被加工物及び工具の格子部平面
情報と格子部平面連続情報に基づいて画像データを生成
し、被加工物形状及び工具形状をグラフィック表示装置
上に表示する表示手段とを備えることにより達成され
る。
【0008】
【作用】本発明にあっては、ワークと工具の形状データ
を記憶する際、3次元空間を格子部分割し、3次元座標
軸の中のX,Y軸を含む平面の格子部情報について同一
のものがZ軸方向へ連続している場合、すなわち同一形
状が連続している場合は、それらの格子部情報を1つの
格子部平面情報と連続数で記憶し、さらに、格子部平面
情報を連結リストの形で記憶するようにしているので、
少ない記憶容量でワークと工具の形状データが記憶で
き、記憶容量を増加させることなく必要部分の表示精度
を上げることができる。
【0009】
【実施例】本発明の3次元グラフィック機能を有するN
C装置の一例を、図1のブロック図と図2〜図6のフロ
ーチャートに従って説明する。なお、本実施例における
「格子部平面情報」とは、3次元空間を格子部分割し、
各子点毎の2値情報により素材及び工具の形状データを
表現する際の、3次元座標の座標軸の中の1軸方法にお
ける格子部座標値と、この格子部座標値に対応する残る
2軸を含む平面上での上記2値情報を組合わせた情報を
言う。また、「格子部平面連続情報」とは、格子部平面
情報の記憶領域での記憶箇所を示す物理的順序番号と、
同一の格子部平面情報が上記軸方向へ連続する場合の連
続数を示す連続情報と、上記軸方向での格子部座標値上
で格子部平面情報の次の格子部座標値の格子部平面情報
の記憶箇所を示すリンク情報とから成る情報を言う。さ
らに、「直前の格子部平面情報」,「直後の格子部平面
情報」とは、或る格子部平面情報に対して、リンク情報
において直前及び直後に存在する格子部平面情報を表す
ものである。
【0010】まず、オペレータの直接入力等により、格
子部情報入力部15から、格子部の大きさ及び、素材と
工具の各々における格子部平面情報の最大値を格子部情
報GIDとして入力する(ステップS1、ステップS
2)。次に、素材データ入力部13から、素材の形状デ
ータWFDと位置データWPDを入力する(ステップS
3)。そして、これらの格子部情報GID,素材の形状
データWFD及び位置データWPDを基に、格子部平面
情報生成部16において、素材の形状データを格子部平
面情報及び格子部平面連続情報に変換する。これが、ス
テップS4からステップS12の内容であり、以下に詳
細を説明する。
【0011】格子部平面情報生成部16は、格子部平面
情報への変換が終了しておらず、且つ、最小のZ座標値
を持つX−Y平面に平行な1平面の素材形状データを格
子部平面情報に変換する(ステップS4)。そして、変
換された格子部平面情報が、その直前に変換された格子
部平面情報と一致するか否かを判定し(ステップS
5)、一致するのでれば同一の格子部平面情報が連続し
て存在していると判断して、格子部平面情報に付随する
格子部平面連続情報内の連続数をカウントアップし(ス
テップS6)、ステップS12に進む。ステップS5に
おいて、直前の格子部平面情報と一致しない場合は、新
たな格子部平面情報が現れたと判断して、格子部平面情
報数を1つカウントアップする(ステップS7)。な
お、素材の格子部平面情報数は、システム内部にてカウ
ントされるものであり、素材形状データ登録開始時点で
は、その数は0である。
【0012】次に、この格子部平面情報数が、予め設定
された格子部平面情報数の最大値を越えたか否かを判定
し(ステップS8)、超えたのであれば後述するステッ
プS31からステップS46の処理のように、何れかの
部分で格子部平面情報を統合してもよいのであるが、こ
こでは、表示装置112上に、入力エラーであることの
表示と素材形状データの再入力を要求する表示をし(ス
テップS9)、ステップS3に戻る。ステップS8にお
いて、格子部平面情報が最大値を超えていない場合は、
今回変換した格子部平面情報WLDを、ワーク格子部情
報登録部18に登録する。
【0013】即ち、今回変換した格子部平面情報WLD
を、今回の直前に変換して登録した格子部平面情報に対
応する格子部平面連続情報内のリンク情報が示す物理ア
ドレスに記憶する(ステップS10)。そして、今回登
録する格子部平面情報に対応する格子部平面連続情報W
LCDを、ワーク格子部情報登録部18に登録する。即
ち、素材の格子部平面情報格納領域の内、今回登録する
格子部平面情報が入る領域の次の空き領域の物理アドレ
スを、今回登録する格子部平面情報に対応するリンク情
報として記憶し、連続数を1とする(ステップS1
1)。
【0014】次に、素材の形状データWFDが全て格子
部平面情報へ変換されたか否かを判定し(ステップS1
2)、変換されていなければ、X−Y平面に平行な次の
1平面の素材形状データを、格子部平面情報に変換する
必要があるため、ステップS4に戻る。即ち、素材デー
タ入力部13から入力された図8に示すような素材の形
状データを、格子部平面情報による素材形状データに変
換する際には、ステップS4からステップS12のよう
なアルゴリズムにより、例えば図9の表に示すようなメ
モリ記憶内容とする。
【0015】次に、数値制御情報解釈部11において、
一定タイミング毎に、工具の位置データや加工情報を読
込み(図3のステップS13)、その内容の内、工具交
換に関する情報TCDを工具データ変換指令部12に送
出し、工具の位置データに関する情報TPDを位置デー
タ演算部17に送出する。なお、以降のステップにおい
て、素材は加工中の場合も有り得るため、素材とは呼ば
ず、“ワーク”と呼ぶことにする。そして、数値制御情
報解釈部11は、加工終了であるか否かを判定し(ステ
ップS14)、加工終了であれば、位置データ演算部1
7において、工具が現在存在している位置からの移動が
格子部1マス以上か否かを判定する(ステップS1
5)。格子部1マス以上でなければ、格子部平面情報に
変化が生じないのであるから、ステップS13に戻る。
工具の移動が格子部1マス以上であれば、位置データ演
算部17は、さらに、Z方向のみに加工方向(工具の移
動方向)が継続しているか否かを判定する(ステップS
16)。Z方向のみに加工方向が継続しているのでれ
ば、特殊処理のため、ステップS60以下に進む。
【0016】以下ステップS60〜ステップS64は、
特定加工工具格子部平面情報生成部113にて実施す
る。特定加工工具格子部平面情報生成部113は、ステ
ップS61からステップS63で行なわれるような格子
部平面連続情報の特定作業が、既に行なわれているか否
かを判定する(ステップS60)。格子部平面連続情報
の特定作業が既に行なわれているのであれば、再度特定
作業を行なう必要はないためステップS64に進む。特
定作業が行なわれていなければ、後述のステップS18
以下の処理により、X−Y平面に平行な平面上に展開さ
れた工具の格子部平面情報の論理和を求める(ステップ
S61)。
【0017】次に、加工を進めていく方向に最も近いZ
座標値に対応する格子部平面情報から順次、ステップS
61で求めた論理和と各格子部平面情報とを比較してい
き、最初に一致する格子部平面情報を検索する。即ち、
Z方向に見て工具の一番太い部分の格子部平面情報を検
索する(ステップS62)。次に、ステップS62で検
索された格子部平面情報に対応する格子部平面連続情報
を特定する(ステップS63)。そして、特定された格
子部平面連続情報内の連続数情報を、本タイミングにお
ける格子部移動数だけカウントアップする(ステップS
64)。このようにして、格子部平面情報TLD,格子
部平面連続情報TLCDを変更する。
【0018】以上、ステップS60からステップS64
の特殊処理は、Z方向へのドリル加工等、毎回素材の格
子部平面情報を操作していると、同一内容を有する格子
部平面情報が増加し過ぎてしまう場合の回避手段として
用いられるものである。具体的には、図10に示すよう
に、工具データをZ方向に長く伸ばす形とする。なお、
本実施例においては、工具形状が回転体であり、ステッ
プS61で求めた論理和と一致し得る格子部平面情報が
必ず存在することを前提としているが、回転体として形
状登録し得ない工具については、ステップS16及びス
テップS60からステップS64の特殊処理を実施しな
ければ良い。このようにして、格子部平面情報TLD,
格子部平面連続情報TLCDを変更する。
【0019】次に、図3のステップS16において、加
工方向がZ方向のみに継続しているのでなければ、工具
データ変換指令部12は、工具交換に関する情報TCD
に基づいて、工具交換が指令されているか否かを監視す
る(ステップS17)。工具交換が指令されていなけれ
ばステップS28に進む。工具交換が指令されていれば
新たに工具形状データを格子部平面情報に変換する必要
があるため、工具データ入力部14を介して工具の形状
データTFDを入力する(ステップS18)。次に、格
子部平面情報生成部16は、この工具形状データTFD
と位置データ演算部17から入力した工具の位置データ
に関する情報TPDを基に、工具の形状データを格子部
平面情報に変換する。これが、ステップS19からステ
ップS27の内容であり、以下に詳細を説明する。
【0020】格子部平面情報生成部16は、格子部平面
情報への変換が終了しておらず、且つ、最小のZ座標値
を持つX−Y平面に平行な1平面の工具形状データを、
格子部平面情報に変換する(ステップS19)。そし
て、変換された格子部平面情報が、その直前に変換され
た格子部平面情報と一致するか否かを判定する(ステッ
プS20)。一致するのであれば、同一の格子部平面情
報が連続して存在していると判断して、格子部平面情報
に付随する格子部平面連続情報内の連続数をカウントア
ップし(ステップS21)、ステップS27に進む。ス
テップS20において、直前の格子部平面連続情報と一
致しない場合は、新たな格子部平面情報が現れたと判断
して、格子部平面情報数を1つカウントアップする(ス
テップS22)。
【0021】なお、工具の格子部平面情報数は、システ
ム内部にてカウントされるものであり、工具形状データ
登録開始時点では、その数は0である。次に、この格子
部平面情報数が、予め設定された格子部平面情報数の最
大値を超えたか否かを判定し(ステップS23)、超え
たのであれば、後述するステップS31からステップS
46の処理のように、何れかの部分で格子部平面情報を
統合してもよいのであるが、ここでは、表示装置112
上に、入力エラーであることの表示と工具形状データの
再入力を要求する表示をし(ステップS24)、ステッ
プS18に戻る。
【0022】ステップS23において格子部平面情報数
が最大値を超えていない場合は、今回変換した格子部平
面情報TLDを、工具格子部情報登録部19に登録す
る。即ち、今回変換した格子部平面情報TLDを、今回
の直前に変換して登録した格子部平面情報に対応する格
子部平面連続情報内のリンク情報が示す物理アドレスに
記憶する(ステップS25)。そして、今回登録する格
子部平面情報に対応する格子部平面連続情報TLCD
を、工具格子部情報登録部19に登録する。即ち、工具
の格子部平面情報の格納領域の内、今回登録する格子部
平面情報が入る領域の次の空き領域の物理アドレスを、
今回登録する格子部平面情報に対応するリンク情報とし
て記憶し、連続数を1とする(ステップS26)。
【0023】次に、工具の形状データTFDが全て格子
部平面情報へ変換されたか否かを判定し(ステップS2
7)、変換されたのであれば、ステップS28以下に進
む。変換が終了していなければ、X−Y平面に平行な次
の1平面の工具形状データを格子部平面情報に変換する
必要があるため、ステップS19に戻る。以上のよう
な、工具の形状データの格子部平面情報への変換動作に
ついても、図9の素材の場合と全く同様である。
【0024】次に、格子部情報変更部110において
は、登録されているワークや工具の格子部平面情報WL
D,TLDから、ワーク,工具各々のX,Y,Z各方向
における最大値と最小値を求め、この最大値と最小値に
よって囲まれた直方体領域をワークの存在領域,工具の
存在領域と定めて、ワークの存在領域と工具の存在領域
が干渉するか否かを判定する(ステップS28)。ワー
クの存在領域と工具の存在領域が干渉するのであれば、
加工が行なわれている可能性があるため、ステップS2
9以下に進む。そうでなければ、加工が行なわれて、ワ
ークの格子部平面情報WLD、格子部平面連続情報WL
CDに変化が生じる可能性がないため、ステップS13
に戻る。
【0025】格子部情報変更部110は、図8のように
Z方向で工具とワークが重複している部分の内、工具の
格子部平面情報が変位していて、ワークの格子部平面情
報が変位していない箇所の数をカウントする(ステップ
S29)。ただし、工具やワークのZ方向における先端
部分も変位箇所と数えるものとする。例えば、図11の
ような場合には、工具のみの格子部平面情報が変位して
いる点は、一箇所のみである。
【0026】次に、現在のワークの格子部平面情報数に
カウント値を加えた値が、予め設定した格子部平面情報
数の最大値を超えるか否かを判定し(ステップS3
0)、最大値を超えないのであれば、加工による格子部
平面情報の増加分を加味しても、格子部平面情報数の最
大値を超えることはなく、現存する格子部平面情報数の
数を削減する必要がないため、以下、格子部平面情報追
加部115で処理を行なうのが適当とみなしてステップ
S47に進む。最大値を超える場合は、まず、格子部平
面情報削除部116で処理を行なうのが必要とみなして
ステップS31に進み、ワークの格子部平面情報数を減
じるためのループカウンタNに対して、現在のワークの
格子部平面情報数にカウント値を加えた値が格子部平面
情報数の最大値を超えた超過数をセットする。以下、図
4のステップS31から図5のステップS46までは、
全て格子部平面情報削除部116において実施するもの
である。
【0027】次に、ワークの格子部平面連続情報の中で
最も連続数が少ない格子部平面連続情報に対応する格子
部平面情報をピックアップし(ステップS32)、ピッ
クアップされた格子部平面情報が複数あるか単数かを判
定する(ステップS33)。単数であれば、この格子部
平面情報が削除すべき格子部平面情報であると特定でき
るため、ステップS39に進む。複数ならば、さらに削
除すべき格子部平面情報を絞込むため、ピックアップさ
れた格子部平面情報とその上段に存在する格子部平面情
報とのワークの存在する格子部数の差と、ピックアップ
された格子部平面情報とその下段に存在する格子部平面
情報とのワークの存在する格子部数の差とを、全てのピ
ックアップされた格子部平面情報について求め、それら
のうちで最も差の少ない格子部平面情報をピックアップ
する(ステップS34)。
【0028】そして、ピックアップされた格子部平面情
報が複数あるか単数かを判定し(ステップS35)、単
数であれば、この格子部平面情報が削除すべき格子部平
面情報であると特定できるため、ステップS39に進
む。複数ならば、さらに削除すべき格子部平面情報を絞
込むため、ピックアップされた格子部平面情報の中で、
最も格子部数が少ないものをピックアップする(ステッ
プS36)。そして、ピックアップされた格子部平面情
報が複数あるか単数かを判定し(ステップS37)、単
数であれば、この格子部平面情報が削除すべき格子部平
面情報であると特定できるため、ステップS39に進
む。
【0029】複数ならば、さらに削除すべき格子部平面
情報を絞込むため、ピックアップされた格子部平面情報
の内、Z方向に最も大きい値を持つ格子部平面情報をピ
ックアップする(ステップS38)。そして、ピックア
ップされた格子部平面情報の直前の格子部平面情報に対
応するリンク情報を、ピックアップされた格子部平面情
報の直後の格子部平面情報の物理アドレスに変更する。
即ち、ピックアップされた格子部平面情報を取除く(ス
テップS39)。そして、ピックアップされた格子部平
面情報のリンク情報を、再使用可能であることを示す値
に変更する。即ち、加工による格子部平面情報の増加に
対応できるようにする(ステップS40)。ステップS
39及びステップS40で変更した格子部平面情報WL
D′は、ワーク格子部情報登録部18に再登録する。
【0030】次に、削除された格子部平面情報の直前及
び直後に位置していた格子部平面情報の内、削除された
格子部平面情報との格子部数の差が少ない方をピックア
ップし(ステップS41)、ピックアップされた格子部
平面情報が複数あるか単数かを判定する(ステップS4
2)。単数であれば、この格子部平面情報が削除すべき
格子部平面情報であると特定できるため、スプッテS4
4に進む。複数ならば、さらに削除すべき格子部平面情
報を絞込むため、ピックアップされた格子部平面情報の
内、Z方向に最も大きい座標値を持つ格子部平面情報を
ピックアップする(ステップS43)。そして、ピック
アップされた格子部平面情報に対応する格子部平面連続
情報内の連続数情報を1つカウントアップする(ステッ
プS44)。
【0031】ステップS44で変更した格子部平面連続
情報WLCD′は、ワーク格子部情報登録部18に再登
録する。そして、最大値を超える格子部平面情報が1つ
削除されたため、ループカウンタNを1減じ(ステップ
S45)、ループカウンタNが0より大きいか否かを判
定する(ステップS46)。ループカウンタNが0より
大きい間は、削除すべき格子部平面情報が存在すること
になるため、ステップS32に戻る。ループカウンタN
が0以下であれば、削除すべき格子部平面情報が無くな
ったことになるため、ステップS47以下に進む。
【0032】以上ステップS30からステップS46に
よって、ワーク形状に与える変化を最小限度に留めて、
削除が必要な格子部平面情報の削除処理が終了する。な
お、格子部平面情報削除部116は、格子部平面情報の
削除に伴なう格子部平面連続情報の変更も行なうもので
ある。例えば、図12(A)のようなワークが存在して
おり、格子部平面情報数を1つ減らさなければならない
ときには、ステップS32(ワークの格子部平面連続情
報の中で最も連続数が少ない格子部平面連続情報に対応
する格子部平面情報のピックアップ)により、A,B,
C,Dをピックアップする。
【0033】次に、ステップS34(ピックアップされ
た格子部平面情報とその上段と下段に存在する格子部平
面情報とのワークの存在する格子部数の差の少ない格子
部平面情報のピックアップ)により、B,C,Dをピッ
クアップする。さらに、ステップS36(ピックアップ
された格子部平面情報の中で、最も格子部数が少ないも
ののピックアップ)により、Bをピックアップして、削
除すべき格子部平面情報のピックアップを終了する。そ
して、ステップS41からステップS44により、Cの
連続数を1増やして、図12(B)のようにする。ま
た、このとき、連続数情報とリンク情報は、図13のよ
うに変更される。
【0034】削除すべき格子部平面情報が無くなると、
次に、加工後のワーク形状を生成するためのループカウ
ンタLに、工具におけるZ最小値をセットする(ステッ
プS47)。以下、図5のステップS47からステップ
S57までは、全て格子部平面情報追加部115におい
て実施するものである。そして、工具をワークとの干渉
部分を抽出するため、Z=Lの時のワークと工具の格子
部平面情報の論理積をとり(ステップS48)、工具と
ワークとの干渉部分をワーク形状から減じて、加工後の
ワーク形状を生成する(ステップS49)。次に、Z=
Lの時の工具の格子部平面情報に変位があるか否かを判
定し(ステップS50)、変位があれば、この工具によ
って加工されるワークの格子部平面情報にも変化が現れ
る可能性があるため、新たな格子部平面情報を登録すべ
くステップS52以下に進む。
【0035】変位がなければ、ワークの格子部平面情報
は、加工後も同一のものが連続するため、格子部平面情
報の連続数をカウントアップする。既に登録されている
格子部平面情報についても、加工された部分について
は、格子部平面連続情報が変わってくるのであるから、
再度カウントアップし(ステップS51)、ステップS
56以下に進む。ステップS50において、Z=Lの時
の工具の格子部平面情報に変位がある場合は、新たな格
子部平面情報を登録することになるため、格子部平面情
報数をカウントアップし(ステップS52)、再使用可
能な格納領域に新たな格子部平面情報を入れる(ステッ
プS53)。
【0036】そして、直前の格子部平面情報に対応する
リンク情報を、新たな格子部平面情報を格納した物理ア
ドレスとし、直前の格子部平面情報に対応する格子部平
面連続情報内の連続数情報を、それまでカウントした値
とする(ステップS54)。さらに、新たな格子部平面
情報に対応するリンク情報を、直後に位置する格子部平
面情報の物理アドレスとする(ステップS55)。以上
ステップS52からステップS55により、加工に伴う
新たな格子部平面情報の挿入が実施される。
【0037】そして、Z=Lの時の加工後のワーク形状
の生成が終了したため、ループカウンタLに1を加え
(ステップS56)、ループカウンタLが、ワークのZ
最大値よりも大きいか否かを判定する(ステップS5
7)。ループカウンタLが、ワークのZ最大値よりも大
きいならば、加工後のワーク形状の生成が完了したこと
になるため、ステップS58以下に進む。最大値以下で
あれば、次のZ値におけるワーク形状を生成するため、
ステップS48に戻る。以上のステップS47からステ
ップS57によって変更及び挿入される加工後のワーク
形状は、全てワーク格子部情報登録部18に登録される
ものである。
【0038】なお、格子部平面情報追加部115は、格
子部平面情報の追加に伴なう格子部平面連続情報の変更
も行なうものである。例えば、図9のような形状に対し
て、図14に示すような加工を行なうとすると、加工途
中における格子部平面情報は、図15のようになる。こ
のように、Z座標において途中に存在する格子部平面情
報を加工しても、他の格子部平面情報には影響を与えな
いため、任意方向からの加工に対応可能なのである。次
に、画像データ生成部111においては、ワーク格子部
情報登録部18から得られるワークの格子部平面情報W
LD,格子部平面連続情報WLCDと、工具格子部情報
登録部19から得られる工具の格子部平面情報TLD,
格子部平面連続情報TLCDとから、ワーク形状及び工
具形状の画像データGODを生成する(ステップS5
8)。そして、この画像データGODを表示装置112
上に出力し(ステップS59)、図3のステップS13
に戻り、ステップS14において加工終了であれば全て
の処理を終了する。
【0039】なお、本実施例では、加工情報で工具交換
が指令されるたびに工具形状データを読込むアルゴリズ
ムを示したが、工具形状データの読込みは、予め一括し
て行なっても差し支えない。さらに言えば、一定期間、
移動する工具の格子部平面情報の論理和を取っておき、
この論理和を工具の格子部平面情報にすり替えて、これ
をワークの格子部平面情報から除くことによって加工後
のワーク形状のデータを得ることもできる。また、削除
すべき格子部平面情報のピックアップのためステップS
32,S34,S36,S38のような判定条件を用い
ているが、これらの内、一部を用いても差し支えない。
【0040】ところで、以上の処理を行なっていくと、
同一格子部平面情報が隣接してしまい、メモリの使用効
率が低下する可能性があるため、工程単位等一定タイミ
ング毎に、ワークの形状データを圧縮すると、上記問題
を回避できる。この圧縮方法の一例を図7のフローチャ
ートに従って説明する。格子部平面情報圧縮部114に
おいて、以下のステップS101からステップS107
を実行する。まず、ワークの格子部平面情報WLDの中
で、最もリンク情報の若い格子部平面情報をピックアッ
プする(ステップS101)。次に、ワークの格子部平
面情報の最終値までチェックを終えたか否かを判定し
(ステップS102)、終えたのであれば、処理を終了
する。
【0041】チェックが終っていない場合、ワークの格
子部平面情報の圧縮が行なえる可能性があるため、これ
までにピックアップされていた格子部平面情報の直後に
存在している格子部平面情報をピックアップする(ステ
ップS103)。そして、新たにピックアップされた格
子部平面情報が直前の格子部平面情報と一致するか否か
を判定し(ステップS104)、一致しなければ、新た
にピックアップされた格子部平面情報は圧縮できる可能
性がないため、次の格子部平面情報をピックアップする
ためにステップS102に戻る。一致する場合は、ワー
クの格子部平面情報の圧縮ができるので、新たにピック
アップされた格子部平面情報の直前の格子部平面情報に
対応する格子部平面連続情報内の連続数情報に、新たに
ピックアップされた格子部平面情報に対応する連続数情
報を加える(ステップS105)。
【0042】そして、新たにピックアップされた格子部
平面情報の直前の格子部平面情報に対応するリンク情報
を、新たにピックアップされた格子部平面情報の直後に
存在する格子部平面情報の物理アドレスに変更する。即
ち、ピックアップされた格子部平面情報を取除く(ステ
ップS106)。さらに、ピックアップされた格子部平
面情報のリンク情報を、再使用可能であることを示す値
に変更する。即ち、加工による格子部平面情報の増加に
対応できるようにする(ステップS107)。
【0043】以上、ステップS105からステップS1
07により、ワークの格子部平面情報の圧縮が行なわ
れ、その圧縮結果WLD′,WLCD′は、ワーク格子
部情報登録部18に再登録される。このようにステップ
S101からステップS107の処理により、ワークの
格子部平面情報の圧縮が完了する。なお、格子部精度を
2倍に上げた場合、従来の方法では、当然格子部平面情
報数は、2倍に増加してしまうが、本発明装置における
方法では、図16に示すように、Z方向の格子部平面情
報は、2倍まで増加しないため、表示精度が高まる割合
ほど、記憶容量が大きくならないことがわかる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明の3次元グラフィッ
ク表示機能を有するNC装置によれば、ワーク上面から
の加工のみならず、ワーク側面からのドリル加工等任意
の加工に対応した表示が可能で、少ない記憶容量でワー
クと工具の形状データを記憶でき、しかも、記憶容量を
増加させることなく必要部分の表示精度を上げることが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3次元グラフィック表示機能を有する
NC装置の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明装置を説明するフローチャートである。
【図3】図2の分図1である。
【図4】図2の分図2である。
【図5】図2の分図3である。
【図6】図2の分図4である。
【図7】本発明装置による形状データの圧縮方法の一例
を示すフローチャートである。
【図8】本発明装置による形状データの格子部情報への
展開例を示す斜視図である。
【図9】本発明装置による形状データ記憶方法の一例を
示す図である。
【図10】本発明装置による工具形状データの論理和の
取り方の一例を示す図である。
【図11】本発明装置による格子部平面情報の変位点の
取り方の一例を示す図である。
【図12】本発明装置による格子部平面情報削除の一例
を示す図である。
【図13】本発明装置による格子部平面情報削除の際の
格子部平面連続情報の状態の一例を示す図である。
【図14】本発明装置による格子部平面情報追加の一例
を示す図である。
【図15】本発明装置による格子部平面情報追加の際の
形状データ記憶方法の一例を示す図である。
【図16】本発明装置により表示精度を高める場合の一
例を示す図である。
【図17】従来の3次元グラフィック表示機能を有する
NC装置の第1の例を説明する図である。
【図18】従来の3次元グラフィック表示機能を有する
NC装置の第2の例を説明する図である。
【符号の説明】
13 素材データ入力部 14 工具データ入力部 15 格子部情報入力部 16 格子部平面情報生成部 17 位置データ演算部 18 ワーク格子部情報登録部 19 工具格子部情報登録部 110 格子部情報変更部 111 画像データ生成部 113 特定加工工具格子部平面情報生成部 114 格子部平面情報圧縮部 115 格子部平面情報追加部 116 格子部平面情報削除部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/18 - 19/46 B23Q 15/00 - 15/28 G06F 17/50

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物素材の形状データを3次元座標
    系で入力する第1の入力手段と、工具の形状データを3
    次元座標系で入力する第2の入力手段と、前記第1,第
    2の入力手段により入力された被加工物及び工具の形状
    データを、3次元座標上で、オペレータにより予め設定
    された大きさの格子部の2値情報に変換するとともに、
    前記3次元座標の座標軸の中の1軸方向における格子部
    座標値と、この格子部座標値に対応する、残る2軸を含
    む平面上での前記格子部2値情報とを組合せて格子部平
    面情報として生成し、前記格子部平面情報の記憶領域で
    の記憶箇所を示す物理的順序番号と、同一の格子部平面
    情報が前記軸方向へ連続していることを示す連続数情報
    と、前記軸方向での格子部座標値上で前記格子部平面情
    報の次の格子部座標値の格子部平面情報の記憶箇所を示
    すリンク情報とを格子部平面連続情報として生成する格
    子部平面情報生成手段と、前記軸方向での格子部座標値
    に沿って、前記被加工物又は工具の格子部平面情報が変
    位する毎に、前記被加工物の格子部平面情報と前記工具
    の格子部平面情報との干渉部分を数値的演算により求
    め、前記干渉部分を被加工物の格子部平面情報から減じ
    て前記被加工物の格子部平面情報内容を変更する格子部
    平面情報変更手段と、前記軸方向での格子部座標値に
    て、工具の格子部平面情報の変位している位置で被加工
    物の格子部平面情報が変位していない場合、既存の被加
    工物における格子部平面情報の記憶領域内の使用可能な
    記憶領域に新たに格子部平面情報を追加するとともに、
    追加に対応して前記リンク情報を変更する格子部平面情
    報追加手段と、被加工物の格子部平面情報の変更に対応
    して、前記格子部平面連続情報を変更する格子部平面連
    続情報変更手段と、前記被加工物及び工具の格子部平面
    情報と格子部平面連続情報に基づいて画像データを生成
    し、被加工物形状及び工具形状をグラフィック表示装置
    上に表示する表示手段とを備えたことを特徴とする3次
    元グラフィック表示機能を有する数値制御装置。
  2. 【請求項2】 前記格子部平面情報を構成する平面に垂
    直な方向のみに工具が移動する場合に、前記工具の格子
    部平面情報全ての論理和を求め、前記工具の格子部平面
    情報が前記論理和と一致するか否かを加工方向から順次
    判定し、加工方向から見て、最初に前記論理和と一致す
    る格子部平面情報に対応する前記格子部平面連続情報内
    の連続数情報を、工具移動量に相応する格子部数分増加
    させる特定加工工具格子部平面情報生成手段を備えるよ
    うにした請求項1に記載の3次元グラフィック表示機能
    を有する数値制御装置。
  3. 【請求項3】 隣接する前記被加工物の格子部平面情報
    が同一か否かを判定し、同一の場合、隣接する格子部平
    面情報の内の一方の記憶領域を再使用可能な記憶領域と
    して登録し、前記一方の格子部平面情報の直前に位置す
    る格子部平面情報に対応する前記格子部平面連続情報内
    のリンク情報を、前記一方の格子部平面情報の直後に位
    置する格子部平面情報の物理的順序番号とし、前記一方
    の格子部平面情報と同一である、もう一方の格子部平面
    情報に対応する格子部平面連続情報内の連続情報に対し
    て、前記一方の格子部平面情報内の連続情報を加える格
    子部平面情報圧縮手段を備えるようにした請求項1に記
    載の3次元グラフィック表示機能を有する数値制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記被加工物の格子部平面情報の最大数
    を予め設定し、加工に伴なう被加工物の格子部平面情報
    の増加数を計数し、加工に伴なって、前記被加工物の格
    子部平面情報の総数が前記最大数を超える場合、超過数
    分の格子部平面情報の記憶領域を再使用可能な記憶領域
    として登録し、前記超過数分の格子部平面情報の直前に
    位置する格子部平面情報に対応する格子部平面連続情報
    内のリンク情報を、前記超過数分の格子部平面情報の直
    後に位置する格子部平面情報の物理的順序番号とし、前
    記超過数分の格子部平面情報に隣接する格子部平面情報
    に対応する格子部平面連続情報内の連続数情報に対し
    て、前記超過数分の格子部平面情報内の連続数情報を加
    える格子部平面情報削除手段を備えるようにした請求項
    1に記載の3次元グラフィック表示機能を有する数値制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記格子部平面情報削除手段において、
    前記超過数分の格子部平面情報の記憶領域を再使用可能
    な記憶領域に変更するに当たり、同一格子部平面情報内
    の連続数情報が最も少ない格子部平面情報を、前記再使
    用可能な記憶領域の候補として抽出するようにした請求
    項4に記載の3次元グラフィック表示機能を有する数値
    制御装置。
  6. 【請求項6】 前記格子部平面情報での被加工物が存在
    する格子部数を計数し、複数の格子部平面情報間の前記
    格子部数の差を求め、同一格子部平面情報内の連続数情
    報の最も少ない格子部平面情報の中で、前記軸方向にお
    ける格子部平面情報上で、前記同一格子部平面情報の連
    続数の最も少ない格子部平面情報に隣接する格子部平面
    情報との格子部数の差が最も小さいものを、前記再使用
    可能な記憶領域の候補として抽出するようにした請求項
    4又は5に記載の3次元グラフィック機能を有する数値
    制御装置。
  7. 【請求項7】 前記抽出された再使用可能な記憶領域の
    候補の内、素材又は工具形状が存在する格子部数の最も
    少ないものを、再使用可能な記憶領域の候補として抽出
    するようにした請求項5又は6に記載の3次元グラフィ
    ック表示機能を有する数値制御装置。
  8. 【請求項8】 前記抽出された再使用可能な記憶領域の
    候補の内、前記軸方向における最大の座標値を持つもの
    を前記再使用可能な記憶領域と判定するようにした請求
    項5、6又は7に記載の3次元グラフィック表示機能を
    有する数値制御装置。
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