JP3309685B2 - 電気自動車の配電装置 - Google Patents

電気自動車の配電装置

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JP3309685B2
JP3309685B2 JP34446995A JP34446995A JP3309685B2 JP 3309685 B2 JP3309685 B2 JP 3309685B2 JP 34446995 A JP34446995 A JP 34446995A JP 34446995 A JP34446995 A JP 34446995A JP 3309685 B2 JP3309685 B2 JP 3309685B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L3/00Electric devices on electrically-propelled vehicles for safety purposes; Monitoring operating variables, e.g. speed, deceleration or energy consumption
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L2210/00Converter types
    • B60L2210/10DC to DC converters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主電池の電力を用
いてモータを回転させることにより走行する電気自動車
に関し、詳しくは主電池の電力を走行用モータやDC/
DCコンバータ等へ供給するための配電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の電気自動車の配電装置を
示す回路図である。図4は、従来の配電装置周辺の電気
系統を示すブロック図である。以下、これらの図面に基
づき説明する。
【0003】従来の配電装置60は、走行用モータ62
の駆動回路62Dと主電池64とを遮断又は接続するモ
ータ用接点62P,62Nと、DC/DCコンバータ6
6と主電池64とを遮断又は接続するコンバータ用接点
66P,66Nと、空調機68の駆動回路68Dと主電
池64とを遮断又は接続する空調用接点68P,68N
と、走行用モータ62の駆動回路62Dと主電池64と
を遮断又は抵抗器70Prを介して接続するプレ充電用
接点70P,70Nと、モータ用接点62P,62Nを
開閉するモータ用電磁コイル62Rと、コンバータ用接
点66P,66Nを開閉するコンバータ用電磁コイル6
6RP,66RNと、空調用接点68P,68Nを開閉
する空調用電磁コイル68RP,68RNと、プレ充電
用接点70P,70Nを開閉するプレ充電用電磁コイル
70RP,70RNと、モータ用電磁コイル62Rを制
御するためのモータ用制御端子62Cと、コンバータ用
電磁コイル66RP,66RNを制御するためのコンバ
ータ用制御端子66Cと、空調用電磁コイル68RP,
68RNを制御するための空調用制御端子68Cと、プ
レ充電用電磁コイル70RP,70RNを制御するため
のプレ充電用制御端子70Cとを備えている。
【0004】また、配電装置60は、充電器72から主
電池64へ充電するための充電用入力端子72IP,7
2INと、駆動回路62Dへ主電池64から給電するた
めのモータ用出力端子62OP,62ONと、DC/D
Cコンバータ66へ主電池64から給電するためのコン
バータ用出力端子66OP,66ONと、駆動回路68
Dへ主電池64から給電するための空調用出力端子68
OP,68ONと、主電池64から電力を導入するため
の主電源入力端子64IP,64INと、DC/DCコ
ンバータ66へ充電器72から給電するための充電制御
端子72Cと、補助電池74から電力を導入するための
補助電源入力端子74Iと、アース端子74Eと、補助
電池74から外部へ給電するための補助電源出力端子7
4Oと、補助電源入力端子74Iから各電磁コイル68
RN,…へ給電するための補助電源用接点74Pと、補
助電源用接点74Pを開閉するとともにコンバータ用制
御端子66C及び充電制御端子72Cによって制御され
る補助電源用電磁コイル74Rとを備えている。補助電
源用電磁コイル74Rとコンバータ用制御端子66C及
び充電制御端子72Cとの間には、それぞれ逆流防止用
のダイオード66d2,72d2が介挿されている。
【0005】モータ用接点62P,62N及びモータ用
電磁コイル62Rは、コンタクタと呼ばれる大電流用で
ある。そのため、モータ用電磁コイル62Rは前段に設
けられたリレー62R2によって駆動される。各電磁コ
イル68RN,…には、フライホイールダイオード68
d,…、駆動用トランジスタ68t,…、ベース用抵抗
器68r,…等が設けられている。コンバータ用制御端
子66Cには、始動スイッチ76が接続されている。充
電制御端子72C、モータ用制御端子62C、プレ充電
用制御端子70C、空調用制御端子68C、充電器72
及び駆動回路62D,68Dは、メインコントローラ7
8に接続されている。
【0006】次に、配電装置60の動作を説明する。
【0007】始動スイッチ76を閉路すると、コンバー
タ用制御端子66Cに12Vが印加されることにより、補
助電源用電磁コイル74R及びコンバータ用電磁コイル
66RP,66RNが励磁され、コンバータ用接点66
P,66N及び補助電源用接点74Pが閉路する。これ
により、DC/DCコンバータ66が作動する。続い
て、メインコントローラ78からプレ充電用制御端子7
0Cへ動作開始信号が出力されると、プレ充電用電磁コ
イル70RP,70RNが励磁され、プレ充電用接点7
0P,70Nが閉路する。すると、プレ充電用接点70
P,70N及び抵抗器70Prを介して、主電池64か
らコンデンサ70へ充電電流が流れる。続いて、メイン
コントローラ78からモータ用制御端子62Cへ動作開
始信号が出力されると、モータ用電磁コイル62Rが励
磁され、モータ用接点62P,62Nが閉路する。これ
により、モータ用接点62P,62Nを介して、主電池
64から駆動回路62Dへ給電される。また、メインコ
ントローラ78から空調用制御端子68Cへ動作開始信
号が出力されると、空調用電磁コイル68RP,68R
Nが励磁され、空調用接点68P,68Nが閉路する。
これにより、空調用接点68P,68Nを介して、主電
池64から駆動回路68Dへ給電される。
【0008】始動スイッチ76が開路されているとき
に、充電器72が充電用入力端子72IP,72INに
接続されると、充電器72からメインコントローラ78
へ接続信号が出力される。すると、メインコントローラ
78から充電制御端子72Cへ動作開始信号が出力さ
れ、補助電源用電磁コイル74R及びコンバータ用電磁
コイル66RP,66RNが励磁され、コンバータ用接
点66P,66N及び補助電源用接点74Pが閉路す
る。これにより、DC/DCコンバータ66が作動す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
配電装置60では、次のような問題があった。
【0010】.近年、配電装置60に多くの機能が付
加されるようになり、それに伴い接点及び電磁コイル等
のスイッチ手段及び開閉手段の個数が極めて多くなって
いた。そのため、構造が複雑で大型化するとともに、価
格も高くなっていた。
【0011】.モータ用接点62P,62Nを介して
主電池64からコンデンサ70へ急激に電流が流れる
と、モータ用接点62P,62Nが損傷する。そのた
め、予め、プレ充電用接点70P,70N及び抵抗器7
0Prを介して、コンデンサ70を充電していた。とこ
ろが、モータ用接点62P,62Nを開路して駆動回路
62Dと主電池64とを切り離しても、コンデンサ70
は充電されたままであるので、この充電電圧により駆動
回路62Dの不要な動作を招くおそれがあった。また、
電気自動車の修理の際に、作業者はコンデンサ70に残
った充電電圧に注意する必要があったので、作業性が低
下していた。
【0012】.充電用入力端子72IP,72INに
は、充電器72が接続されていないときでも、常に主電
池64の出力電圧が印加されていた。
【0013】
【発明の目的】そこで、本発明の第一の目的は、機能を
維持したままスイッチ手段及び開閉手段の個数を削減す
ることにより、構造を簡素で小型にした配電装置を提供
することにある。第二の目的は、走行用モータの駆動回
路内のコンデンサの充電電圧による駆動回路の不要な動
作等を防いだ配電装置を提供することにある。第三の目
的は、充電器が充電用入力端子に接続されていないと
き、充電用入力端子に主電池の出力電圧が印加されない
ようにした配電装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の配電装置
は、充電器を接続するための充電用入力端子と、この充
電用入力端子、空調機の駆動回路及びDC/DCコンバ
ータを主電池に対して遮断又は接続する第一及び第二の
コンバータ用スイッチ手段と、これらの第一及び第二の
コンバータ用スイッチ手段をそれぞれ開閉する第一及び
第二のコンバータ用開閉手段と、これらの第一及び第二
のコンバータ用開閉手段を制御するコン バータ用制御端
子と、走行用モータの駆動回路を主電池に対して遮断又
は抵抗器を介して接続する第一及び第二のプレ充電用ス
イッチ手段と、これらの第一及び第二のプレ充電用スイ
ッチ手段をそれぞれ開閉する第一及び第二のプレ充電用
開閉手段と、これらの第一及び第二のプレ充電用開閉手
段を制御するプレ充電用制御端子とを備え、前記第一の
コンバータ用スイッチ手段と前記第一のプレ充電用スイ
ッチ手段とが共用化され、前記第一のコンバータ用開閉
手段と前記第一のプレ充電用開閉手段とが共用化された
ものである。
【0015】動作の一例を説明する。コンバータ用制御
端子に動作開始信号が加えられると、コンバータ用開閉
手段はコンバータ用スイッチ手段を閉路する。これによ
り、充電用入力端子、空調機の駆動回路及びDC/DC
コンバータと主電池とが接続され、主電池から駆動回路
及びDC/DCコンバータへの給電が始まるとともに、
充電器から主電池への充電が可能となる。また、コンバ
ータ用制御端子に動作停止信号が加えられると、コンバ
ータ用開閉手段はコンバータ用スイッチ手段を開路す
る。これにより、空調機の駆動回路及びDC/DCコン
バータと主電池とが遮断され、主電池から駆動回路及び
DC/DCコンバータへの給電が終わる。したがって、
従来、空調機の駆動回路用として設けていた、スイッチ
手段及び開閉手段が不要となる。また、コンバータ用制
御端子に動作停止信号を加えることにより、充電用入力
端子と主電池とが遮断されるので、充電用入力端子には
主電池の出力電圧が印加されない。
【0016】一方、プレ充電用制御端子に動作開始信号
が加えられると、プレ充電用開閉手段はプレ充電用スイ
ッチ手段を閉路する。これにより、走行用モータの駆動
回路と主電池とが抵抗器を介して接続され、駆動回路の
コンデンサへ充電電流が流れる。プレ充電用制御端子に
動作停止信号が加えられると、これと反対に動作する。
また、プレ充電用スイッチ手段とコンバータ用スイッチ
手段とは、一方の極側が共用化されているので、その分
簡素化される。
【0017】請求項2記載の配電装置は、請求項1記載
の配電装置において、前記プレ充電用スイッチ手段の前
走行用モータの駆動回路側に設けられるとともに当該
駆動回路の両極を遮断又は抵抗器を介して接続する放電
用スイッチ手段と、この放電用スイッチ手段を開閉する
放電用開閉手段と、この放電用開閉手段を制御する放電
用制御端子とを備えたものである。
【0018】動作の一例を説明する。放電用制御端子に
動作開始信号が加えられると、放電用開閉手段は放電用
スイッチ手段を閉路する。これにより、駆動回路の両極
が抵抗器を介して接続され、駆動回路のコンデンサから
放電電流が抵抗器に流れる。放電用制御端子に動作停止
信号が加えられると、これと反対に動作する。
【0019】請求項3記載の配電装置は、請求項2記載
の配電装置において、前記コンバータ用制御端子と前記
放電用制御端子とが共用化され、これらのコンバータ用
制御端子及び放電用制御端子に第一の信号が加えられる
と、前記第一及び第二のコンバータ用開閉手段が前記第
一及び第二のコンバータ用スイッチ手段を閉路するとと
もに前記放電用開閉手段が前記放電用スイッチ手段を開
路し、これらのコンバータ用制御端子及び放電用制御端
子に第二の信号が加えられると、前記第一及び第二のコ
ンバータ用開閉手段が前記第一及び第二のコンバータ用
スイッチ手段を開路するとともに前記放電用開閉手段が
前記放電用スイッチ手段を閉路するものである。
【0020】動作の一例を説明する。コンバータ用兼放
電用制御端子に第一の信号(コンバータ用制御端子にと
っては動作開始信号、放電用制御端子にとっては動作停
止信号)が加えられると、コンバータ用開閉手段はコン
バータ用スイッチ手段を閉路し、放電用開閉手段は放電
用スイッチ手段を開路する。コンバータ用兼放電用制御
端子に第二の信号(コンバータ用制御端子にとっては動
作停止信号、放電用制御端子にとっては動作開始信号)
が加えられると、コンバータ用開閉手段はコンバータ用
スイッチ手段を開路し、放電用開閉手段は放電用スイッ
チ手段を閉路する。
【0021】本発明における「スイッチ手段」とは、例
えば、有接点リレーであれば接点であり、無接点リレー
であれば導通部である。「開閉手段」とは、例えば、有
接点リレーであれば電磁コイルであり、無接点リレーで
あれば制御部である。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る配電装置の
一実施形態を示す回路図である。図2は、本発明に係る
配電装置周辺の電気系統を示すブロック図である。以
下、これらの図面に基づき説明する。ただし、図3及び
図4と同一部分は同一符号を付して重複説明を省略す
る。
【0023】本発明に係る配電装置10は、空調機68
の駆動回路68D、充電用入力端子72IP,72IN
及びDC/DCコンバータ66と主電池64とを遮断又
は接続するコンバータ用接点12P,12Nと、コンバ
ータ用接点12P,12Nを開閉するコンバータ用電磁
コイル12RP,12RNと、コンバータ用電磁コイル
12RP,12RNを制御するコンバータ用制御端子1
2Cと、コンバータ用接点12P,12Nの一方の極側
を共用するとともに走行用モータ62の駆動回路62D
と主電池64とを遮断又は抵抗器70Prを介して接続
するプレ充電用接点70P,12Nと、プレ充電用接点
70P,12Nを開閉するプレ充電用電磁コイル70R
P,12RNと、プレ充電用電磁コイル70RP,12
RNを制御するプレ充電用制御端子70Cと、プレ充電
用接点70P,12Nの駆動回路62D側に設けられる
とともに駆動回路62Dの両極を遮断又は抵抗器14r
を介して接続する放電用接点14と、放電用接点14を
開閉する放電用電磁コイル14Rと、放電用電磁コイル
14Rを制御する放電用制御端子12Cとを備えてい
る。
【0024】ここで、コンバータ用接点12Nとプレ充
電用接点12Nとは、同一であるので、以下「コンバー
タ用兼プレ充電用接点12N」と言い換える。コンバー
タ用電磁コイル12RNとプレ充電用電磁コイル12R
Nとは、同一であるので、以下「コンバータ用兼プレ充
電用電磁コイル12RN」と言い換える。コンバータ用
制御端子12Cと放電用制御端子12Cとは、同一であ
るので、以下「コンバータ用兼放電用制御端子12C」
と言い換える。
【0025】コンバータ用兼プレ充電用電磁コイル12
RN及びコンバータ用電磁コイル12RPには、それぞ
れフライホイールダイオード12Pd,12Nd、駆動
用トランジスタ12Pt,12Nt、ベース用抵抗器1
2Pr,12Nr等が設けられている。コンバータ用兼
放電用制御端子12Cでコンバータ用兼プレ充電用電磁
コイル12RN及びコンバータ用電磁コイル12RPを
制御し、プレ充電用制御端子70Cでプレ充電用電磁コ
イル70RP及びコンバータ用兼プレ充電用電磁コイル
12RNを制御するために、逆流防止用のダイオード1
2d1,12d2が介挿されている。
【0026】次に、配電装置10の動作を説明する。
【0027】初期状態では、モータ用接点62P,62
N、コンバータ用接点12P、コンバータ用兼プレ充電
用接点12N及びプレ充電用接点70Pが開路してい
る。そのため、充電用入力端子72IP,72IN、走
行用モータ62の駆動回路62D、DC/DCコンバー
タ66及び空調機68の駆動回路68は、主電池64か
ら遮断されている。したがって、充電用入力端子72I
P,72INには、主電池64の出力電圧は印加されて
いない。一方、常閉接点である放電用接点14は閉路し
ているので、コンデンサ70に残っている充電電圧で駆
動回路62Dが動作することはない。また、放電用接点
14は常閉接点であることから、放電するための電力は
不要である。
【0028】始動スイッチ76を閉路すると、コンバー
タ用制御端子12Cに12Vが印加されることにより、補
助電源用電磁コイル74R、放電用電磁コイル14R、
コンバータ用兼プレ充電用電磁コイル12RN及びコン
バータ用電磁コイル12RPが励磁され、コンバータ用
接点12P、コンバータ用兼プレ充電用接点12N及び
補助電源用接点74Pが閉路し、放電用接点14が開路
する。これにより、DC/DCコンバータ66及び空調
機68の駆動回路68Dへ主電池64から給電され、駆
動回路68Dはメインコントローラ78からの制御信号
に従って動作する。続いて、メインコントローラ78か
らプレ充電用制御端子70Cへ動作開始信号が出力され
ると、プレ充電用電磁コイル70RPが励磁され、プレ
充電用接点70Pが閉路する。すると、プレ充電用接点
70P、コンバータ用兼プレ充電用接点12N及び抵抗
器70Prを介して、主電池64からコンデンサ70へ
充電電流が流れる。続いて、メインコントローラ78か
らモータ用制御端子62Cへ動作開始信号が出力される
と、モータ用電磁コイル62Rが励磁され、モータ用接
点62P,62Nが閉路する。これにより、モータ用接
点62P,62Nを介して、主電池64から駆動回路6
2Dへ給電される。
【0029】始動スイッチ76が開路されているとき
に、充電器72が充電用入力端子72IP,72INに
接続されると、充電器72からメインコントローラ78
へ接続信号が出力される。すると、メインコントローラ
78から充電制御端子72Cへ動作開始信号が出力さ
れ、補助電源用電磁コイル74R、放電用電磁コイル1
4R、コンバータ用兼プレ充電用電磁コイル12RN及
びコンバータ用電磁コイル12RPが励磁され、コンバ
ータ用接点12P、コンバータ用兼プレ充電用接点12
N及び補助電源用接点74Pが閉路し、放電用接点14
が開路する。これにより、充電用入力端子72IP,7
2INと主電池64とが接続され、充電器72から主電
池64へ充電される。
【0030】なお、本発明は、いうまでもなく、上記実
施形態に限定されるものではない。例えば、コンバータ
用出力端子66OP,66ON等を設けずに、DC/D
Cコンバータ66等をコンバータ用接点12P、コンバ
ータ用兼プレ充電用接点12N等に直接接続するように
してもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明に係る配電装置によれば、コンバ
ータ用スイッチ手段がDC/DCコンバータのみならず
充電用入力端子及び空調機の駆動回路も主電池と遮断又
は接続するようにしたので、空調機の駆動回路用として
設けていたスイッチ手段及び開閉手段を不要にできる。
したがって、従来の機能を維持したままスイッチ手段及
び開閉手段の個数を削減でき、これにより簡素化、小型
化及び低価格化を達成できる。
【0032】しかも、プレ充電用スイッチ手段とコンバ
ータ用スイッチ手段との一方の極側を共用化することに
より、スイッチ手段を簡素化できるので、スイッチ手段
を開閉する開閉手段も簡素化できる。したがって、従来
の機能を維持したままスイッチ手段及び開閉手段を簡素
化でき、小型化及び低価格化を達成できる。
【0033】これに加え、コンバータ用制御端子によっ
て充電用入力端子と主電池とを遮断できるので、充電器
が充電用入力端子に接続されていないときに、充電用入
力端子に主電池の出力電圧が印加されることを防止でき
る。
【0034】請求項2記載の配電装置によれば、プレ充
電用スイッチ手段の駆動回路側に設けられた放電用スイ
ッチ手段を閉路することにより、駆動回路の両極を抵抗
器を介して接続できるので、駆動回路内のコンデンサを
放電できる。したがって、コンデンサに残っている充電
電圧による駆動回路の不要な動作を防止できる。しか
も、電気自動車の修理の際に、作業者はコンデンサの充
電電圧に注意する必要がないので、作業性を向上でき
る。
【0035】請求項3記載の配電装置によれば、コンバ
ータ用制御端子と放電用制御端子とが共用化され、これ
に加える信号によってコンバータ用スイッチ手段及び放
電用スイッチ手段を同時に開閉できるので、機能を維持
したまま制御端子及び制御方法を簡素化でき、小型化及
び低価格化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配電装置の一実施形態を示す回路
図である。
【図2】本発明に係る配電装置周辺の電気系統を示すブ
ロック図である。
【図3】従来の電気自動車の配電装置を示す回路図であ
る。
【図4】従来の配電装置周辺の電気系統を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10 配電装置 12P コンバータ用接点(コンバータ用スイッチ手
段) 12N コンバータ用兼プレ充電用接点(コンバータ用
スイッチ手段、プレ充電用スイッチ手段) 12RP コンバータ用電磁コイル(コンバータ用開閉
手段) 12RN コンバータ用兼プレ充電用電磁コイル(コン
バータ用開閉手段、プレ充電用開閉手段) 12C コンバータ用兼放電用制御端子(コンバータ用
制御端子、放電用制御端子) 14 放電用接点(放電用スイッチ手段) 14R 放電用電磁コイル(放電用開閉手段) 62 走行用モータ 62D 走行用モータの駆動回路 64 主電池 66 DC/DCコンバータ 68 空調機 68D 空調機の駆動回路 70P プレ充電用接点(プレ充電用スイッチ手段) 70RP プレ充電用電磁コイル(プレ充電用開閉手
段) 70C プレ充電用制御端子 72IP,72IN 充電用入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 11/18 B60L 3/00 H01M 10/48 H02J 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電器を接続するための充電用入力端子
    と、この充電用入力端子、空調機の駆動回路及びDC/
    DCコンバータを主電池に対して遮断又は接続する第一
    及び第二のコンバータ用スイッチ手段と、これらの第一
    及び第二のコンバータ用スイッチ手段をそれぞれ開閉す
    る第一及び第二のコンバータ用開閉手段と、これらの第
    一及び第二のコンバータ用開閉手段を制御するコンバー
    タ用制御端子と、走行用モータの駆動回路を主電池に対
    して遮断又は抵抗器を介して接続する第一及び第二のプ
    レ充電用スイッチ手段と、これらの第一及び第二のプレ
    充電用スイッチ手段をそれぞれ開閉する第一及び第二の
    プレ充電用開閉手段と、これらの第一及び第二のプレ充
    電用開閉手段を制御するプレ充電用制御端子とを備え、 前記第一のコンバータ用スイッチ手段と前記第一のプレ
    充電用スイッチ手段とが共用化され、前記第一のコンバ
    ータ用開閉手段と前記第一のプレ充電用開閉手段とが共
    用化された 、 電気自動車の配電装置。
  2. 【請求項2】 前記プレ充電用スイッチ手段の前記走行
    用モータの駆動回路側に設けられるとともに当該駆動回
    路の両極を遮断又は抵抗器を介して接続する放電用スイ
    ッチ手段と、この放電用スイッチ手段を開閉する放電用
    開閉手段と、この放電用開閉手段を制御する放電用制御
    端子とを備えた、請求項1記載の 電気自動車の配電装置。
  3. 【請求項3】 前記コンバータ用制御端子と前記放電用
    制御端子とが共用化され、 これらのコンバータ用制御端子及び放電用制御端子に第
    一の信号が加えられると、前記第一及び第二のコンバー
    タ用開閉手段が前記第一及び第二のコンバータ用スイッ
    チ手段を閉路するとともに前記放電用開閉手段が前記放
    電用スイッチ手段を開路し、 これらのコンバータ用制御端子及び放電用制御端子に第
    二の信号が加えられる と、前記第一及び第二のコンバー
    タ用開閉手段が前記第一及び第二のコンバータ用スイッ
    チ手段を開路するとともに前記放電用開閉手段が前記放
    電用スイッチ手段を閉路する、 請求項2記載の電気自動車の配電装置。
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