JP3309405B2 - トランスファープレス装置 - Google Patents
トランスファープレス装置Info
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- JP3309405B2 JP3309405B2 JP31503891A JP31503891A JP3309405B2 JP 3309405 B2 JP3309405 B2 JP 3309405B2 JP 31503891 A JP31503891 A JP 31503891A JP 31503891 A JP31503891 A JP 31503891A JP 3309405 B2 JP3309405 B2 JP 3309405B2
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- Japan
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- metal plate
- temperature
- press
- mold
- heating
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D22/00—Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
- B21D22/02—Stamping using rigid devices or tools
- B21D22/022—Stamping using rigid devices or tools by heating the blank or stamping associated with heat treatment
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属板を移送しながら
連続的にプレスするトランスファープレス装置に関す
る。
連続的にプレスするトランスファープレス装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、この種のトランスファー
プレス装置は、たとえば自動車の車体をプレス成形する
際等に従来より広く用いられている。
プレス装置は、たとえば自動車の車体をプレス成形する
際等に従来より広く用いられている。
【０００３】ところで、この種のトランスファープレス
装置は、鋼板を成形対象として開発されたものである
が、近年においては鋼板以外の他の金属板、たとえばア
ルミニウム板を成形することも行なわれるようになって
きており、ときには鋼板と他の金属板とを交互に成形す
ることも行なわれている。
装置は、鋼板を成形対象として開発されたものである
が、近年においては鋼板以外の他の金属板、たとえばア
ルミニウム板を成形することも行なわれるようになって
きており、ときには鋼板と他の金属板とを交互に成形す
ることも行なわれている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アルミ
ニウム板は鋼板に比して成形性に劣ることから、鋼板用
に開発された従来のトランスファープレス装置をそのま
ま用いることでは高精度、かつ効率的なプレスを行なう
ことができるものではなく、たとえば金型をより高精度
のものに交換したり、さらに多段にプレスを繰り返す必
要がある、といった不具合が生じていた。このことはア
ルミニウム板に限らず、鋼板に比して成形性に劣る他の
金属板をプレス成形しようとする場合にも同様である。
ニウム板は鋼板に比して成形性に劣ることから、鋼板用
に開発された従来のトランスファープレス装置をそのま
ま用いることでは高精度、かつ効率的なプレスを行なう
ことができるものではなく、たとえば金型をより高精度
のものに交換したり、さらに多段にプレスを繰り返す必
要がある、といった不具合が生じていた。このことはア
ルミニウム板に限らず、鋼板に比して成形性に劣る他の
金属板をプレス成形しようとする場合にも同様である。
【０００５】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、アルミニウム板等の成形
性に劣る金属板に対しても精度良くかつ効率的にプレス
成形を行ない得るトランスファープレス装置を提供する
ことにある。
で、その目的とするところは、アルミニウム板等の成形
性に劣る金属板に対しても精度良くかつ効率的にプレス
成形を行ない得るトランスファープレス装置を提供する
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のトランスファー
プレス装置は、ワークである金属板を金型によりプレス
するためのプレス装置本体と、プレスするべき金属板を
保持して金型に移送するとともにプレスのなされた金属
板を金型から取り出すためのトランスファー装置と、前
記プレス装置本体の前段に設けられて金型に移送される
金属板を所定温度に加熱するための加熱装置と、前記金
属板の温度により前記金型の温度上昇を抑えるように前
記金型の温度を冷却することで一定に保持するための温
度制御手段とを具備したことを特徴とするものである。
プレス装置は、ワークである金属板を金型によりプレス
するためのプレス装置本体と、プレスするべき金属板を
保持して金型に移送するとともにプレスのなされた金属
板を金型から取り出すためのトランスファー装置と、前
記プレス装置本体の前段に設けられて金型に移送される
金属板を所定温度に加熱するための加熱装置と、前記金
属板の温度により前記金型の温度上昇を抑えるように前
記金型の温度を冷却することで一定に保持するための温
度制御手段とを具備したことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】金属板をプレスするに先立って加熱装置により
所定温度に加熱することにより成形性を向上させ得てプ
レス精度を向上させ得る。また、金型の温度は温度制御
手段により常に一定に保持されるので、金型の温度が上
昇して熱変形を生じるようなことが未然に防止される。
所定温度に加熱することにより成形性を向上させ得てプ
レス精度を向上させ得る。また、金型の温度は温度制御
手段により常に一定に保持されるので、金型の温度が上
昇して熱変形を生じるようなことが未然に防止される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１を参照して説明
する。図１は本実施例のトランスファープレス装置の概
略構成図であって、図中符号１はプレス装置本体、２は
トランスファー装置、３は加熱装置、４は洗浄装置であ
る。
する。図１は本実施例のトランスファープレス装置の概
略構成図であって、図中符号１はプレス装置本体、２は
トランスファー装置、３は加熱装置、４は洗浄装置であ
る。
【０００９】プレス装置本体１は、クラウン５、アップ
ライト６、スライド７、ベッド８を主要構成要素とする
ものであって、スライド７の下面とベッド８の上面には
ライン方向に沿って複数対（図示例のものでは４対）の
金型９が設けられ、それらの金型９によりワークである
金属板１０に対して一連のプレス成形を順次行なうよう
になっている。
ライト６、スライド７、ベッド８を主要構成要素とする
ものであって、スライド７の下面とベッド８の上面には
ライン方向に沿って複数対（図示例のものでは４対）の
金型９が設けられ、それらの金型９によりワークである
金属板１０に対して一連のプレス成形を順次行なうよう
になっている。
【００１０】トランスファー装置２は、プレス装置本体
１の作動に連動して金属板１０を順次前方（図１におい
て右方）に移送するためのもので、本実施例では、吸盤
１１（バキュームカップ）により金属板１０を着脱自在
に吸着して保持するとともに、ガイドレール１２に沿っ
て前後に往復移動するように構成されている。
１の作動に連動して金属板１０を順次前方（図１におい
て右方）に移送するためのもので、本実施例では、吸盤
１１（バキュームカップ）により金属板１０を着脱自在
に吸着して保持するとともに、ガイドレール１２に沿っ
て前後に往復移動するように構成されている。
【００１１】加熱装置３は、金属板１０をプレス装置本
体１に移送するに先立ってたとえば２００〜３００℃程
度に加熱するためのものである。この加熱装置３として
は、たとえば、高周波加熱方式によるもの、高温材料を
金属板１０に対して接触させることで加熱するもの、炎
や高温ガスを金属板１０に対して直接的に吹き付けて加
熱するもの等、種々の形式のものを適宜採用し得る。ま
た、金属板１０の全面に対して加熱を行なうものでも良
いし、局部的に加熱するものでも良い。さらに、金属板
１０の上面と下面のいずれか一方のみを加熱するもので
も、上下両面を同時に加熱するものでも良い。
体１に移送するに先立ってたとえば２００〜３００℃程
度に加熱するためのものである。この加熱装置３として
は、たとえば、高周波加熱方式によるもの、高温材料を
金属板１０に対して接触させることで加熱するもの、炎
や高温ガスを金属板１０に対して直接的に吹き付けて加
熱するもの等、種々の形式のものを適宜採用し得る。ま
た、金属板１０の全面に対して加熱を行なうものでも良
いし、局部的に加熱するものでも良い。さらに、金属板
１０の上面と下面のいずれか一方のみを加熱するもので
も、上下両面を同時に加熱するものでも良い。
【００１２】また、上記の金型９は、図示を略した温度
制御手段により常に一定の温度に保持されるようになっ
ている。その温度制御手段は、たとえば、金型９を冷却
することで常温程度の一定温度に保持するものであって
も良いし、あるいは、金型９を加熱して上記の加熱装置
３により加熱される金属板１０の温度と同等の温度に保
持するものであっても良いが、いずれにしても、金型９
の温度を一定に保持することでその熱変形を防止するた
めのものである。
制御手段により常に一定の温度に保持されるようになっ
ている。その温度制御手段は、たとえば、金型９を冷却
することで常温程度の一定温度に保持するものであって
も良いし、あるいは、金型９を加熱して上記の加熱装置
３により加熱される金属板１０の温度と同等の温度に保
持するものであっても良いが、いずれにしても、金型９
の温度を一定に保持することでその熱変形を防止するた
めのものである。
【００１３】なお、洗浄装置４は金属板１０を加熱する
に先立って洗浄するためのものであるが、これは不要で
あれば省略しても良い。
に先立って洗浄するためのものであるが、これは不要で
あれば省略しても良い。
【００１４】上記構成のトランスファープレス装置で
は、ワークである金属板１０が鋼板に比して成形性の劣
るものたとえばアルミニウム板である場合には、その金
属板１０をプレスするに先立って加熱装置３により所望
温度に加熱することにより、その成形性を鋼板と同等程
度にまで向上させることができる。その結果、従来にお
いては成形性の点でこの種のプレス装置では成形するこ
とが困難であった金属板に対してもプレス成形を行なう
ことが可能となるし、より一層複雑な形状のプレス成形
を高精度で行なうことが可能となる。また、たとえばア
ルミニウム板を成形する場合においても、鋼板をプレス
する場合と金型９を兼用することが可能となるし、プレ
スの所要回数も鋼板の場合と同等程度とすることも可能
となる。
は、ワークである金属板１０が鋼板に比して成形性の劣
るものたとえばアルミニウム板である場合には、その金
属板１０をプレスするに先立って加熱装置３により所望
温度に加熱することにより、その成形性を鋼板と同等程
度にまで向上させることができる。その結果、従来にお
いては成形性の点でこの種のプレス装置では成形するこ
とが困難であった金属板に対してもプレス成形を行なう
ことが可能となるし、より一層複雑な形状のプレス成形
を高精度で行なうことが可能となる。また、たとえばア
ルミニウム板を成形する場合においても、鋼板をプレス
する場合と金型９を兼用することが可能となるし、プレ
スの所要回数も鋼板の場合と同等程度とすることも可能
となる。
【００１５】そして、上記のように金属板１０を加熱し
てからプレスを行なう場合、高温の金属板１０が金型９
に接触することになるから、そのままでは金型９の温度
が上昇して熱変形を生じる恐れもあるが、上記の装置で
は金型９の温度が温度制御手段により常に一定温度に保
持されるので金型９の温度上昇とその熱変形を未然に防
止でき、したがって、高精度のプレスを連続的に長時間
にわたって行なうことができる。
てからプレスを行なう場合、高温の金属板１０が金型９
に接触することになるから、そのままでは金型９の温度
が上昇して熱変形を生じる恐れもあるが、上記の装置で
は金型９の温度が温度制御手段により常に一定温度に保
持されるので金型９の温度上昇とその熱変形を未然に防
止でき、したがって、高精度のプレスを連続的に長時間
にわたって行なうことができる。
【００１６】なお、金属板１０の加熱温度は、金属板１
０の種類に応じて最適な成形性が得られるように適宜設
定すれば良いことは言うまでもない。また、鋼板等の成
形性に優れる金属板を成形する場合のように加熱が不要
であるときには、加熱装置３の作動を停止させておく
か、加熱装置３をバイパスさせて金属板をプレス装置本
体１に送れば良い。勿論、プレス装置本体やトランスフ
ァー装置の構成は上記実施例に限定されるものではな
い。
０の種類に応じて最適な成形性が得られるように適宜設
定すれば良いことは言うまでもない。また、鋼板等の成
形性に優れる金属板を成形する場合のように加熱が不要
であるときには、加熱装置３の作動を停止させておく
か、加熱装置３をバイパスさせて金属板をプレス装置本
体１に送れば良い。勿論、プレス装置本体やトランスフ
ァー装置の構成は上記実施例に限定されるものではな
い。
【００１７】
【発明の効果】以上で詳細に説明したように、本発明の
トランスファープレス装置は、プレス装置本体の前段に
ワークである金属板を所定温度に加熱するための加熱装
置を設けて、その加熱装置によりプレスに先立って金属
板を加熱するように構成したので、成形性に劣る金属板
に対しても高精度の成形を行なうことが可能となる。ま
た、金属板の温度により金型の温度上昇を抑えるように
金型の温度を冷却することで一定に保持するための温度
制御手段を備えたので、金型の温度が上昇してしまって
熱変形を生じるようなことを未然に防止でき、長時間に
わたって高精度の成形を連続的に行ない得る。
トランスファープレス装置は、プレス装置本体の前段に
ワークである金属板を所定温度に加熱するための加熱装
置を設けて、その加熱装置によりプレスに先立って金属
板を加熱するように構成したので、成形性に劣る金属板
に対しても高精度の成形を行なうことが可能となる。ま
た、金属板の温度により金型の温度上昇を抑えるように
金型の温度を冷却することで一定に保持するための温度
制御手段を備えたので、金型の温度が上昇してしまって
熱変形を生じるようなことを未然に防止でき、長時間に
わたって高精度の成形を連続的に行ない得る。
【図１】本発明の実施例であるトランスファープレス装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
１ プレス装置本体 ２ トランスファー装置 ３ 加熱装置 ９ 金型 １０ 金属板（ワーク）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B30B 13/00 B21D 37/16 B21J 1/06 B30B 15/34
Claims (1)
- 【請求項１】 ワークである金属板を金型によりプレス
するためのプレス装置本体と、プレスするべき金属板を
保持して金型に移送するとともにプレスのなされた金属
板を金型から取り出すためのトランスファー装置と、前
記プレス装置本体の前段に設けられて金型に移送される
金属板を所定温度に加熱するための加熱装置と、前記金
属板の温度により前記金型の温度上昇を抑えるように前
記金型の温度を冷却することで一定に保持するための温
度制御手段とを具備したことを特徴とするトランスファ
ープレス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31503891A JP3309405B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | トランスファープレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31503891A JP3309405B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | トランスファープレス装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05146897A JPH05146897A (ja) | 1993-06-15 |
| JP3309405B2 true JP3309405B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=18060679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31503891A Expired - Fee Related JP3309405B2 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | トランスファープレス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3309405B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003048026A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-18 | Niigata Prefecture | マグネシウム合金の塑性加工方法及びその装置 |
| JP2003053437A (ja) * | 2001-08-10 | 2003-02-26 | Niigata Prefecture | マグネシウム合金の連続プレス加工装置 |
| JP4608420B2 (ja) * | 2005-11-22 | 2011-01-12 | 新日本製鐵株式会社 | トランスファープレス装置 |
| JP5487474B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2014-05-07 | 昭和電工株式会社 | 熱間鍛造による鍛造方法 |
| FR3021565B1 (fr) * | 2014-06-02 | 2017-01-13 | Centre Technique Des Ind Mec | Procede et installation de transformation progressive de materiau metallique en bande |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP31503891A patent/JP3309405B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05146897A (ja) | 1993-06-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020423 |
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