JP2001239536A - プレス成型方法及び装置 - Google Patents

プレス成型方法及び装置

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JP2001239536A
JP2001239536A JP2000055700A JP2000055700A JP2001239536A JP 2001239536 A JP2001239536 A JP 2001239536A JP 2000055700 A JP2000055700 A JP 2000055700A JP 2000055700 A JP2000055700 A JP 2000055700A JP 2001239536 A JP2001239536 A JP 2001239536A
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lifter
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Abstract

(57)【要約】 【目的】PET製などの被加工物の加熱加圧成型にあっ
て、時間あたりの生産量を向上させたプレス成型方法お
よび装置を提供することを目的とする。 【構成】ホットプレス装置4で被加工物96を成型温度
で加熱加圧した後、結晶化温度付近まで除冷していくホ
ットプレスのサイクル工程A1に続き、コールドプレス
装置5で結晶化温度付近から冷却しながら加圧してコー
ルドプレスのサイクル工程B1を実行する。成型温度で
加熱加圧し結晶化温度付近まで除冷するホットプレス装
置4と、このホットプレス装置から被加工物96を受け
渡されて結晶化温度付近から低温へ冷却加圧していくコ
ールドプレス装置5とをタンデム配置して、プレス装置
システムを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばプラスティッ
ク製のICカードなどの被加工物を加熱しながら圧縮し
て成形するプレス成型方法および装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、プラスティク成形品、たとえばIC
カード(インテグレーテド・サーキット)を製造するに
は、コアシートの貫通孔にICとコイルを挿入し、この
コアシートとインナシートを表面、裏面の双方からオー
バーシートで挟んだ状態でプレス装置にて加熱・圧縮し
て成型した後、冷却することで、これらのシートを一体
成形していた。(たとえば、1989年7月10日、株
式会社電気書院発行、玉田丈夫、穐山晴臣、桑原正幸共
著の「ICカード しくみと広がる世界」第41頁図5
・4) この場合、プラスティックとしてはPVC(ポリ塩化ビ
ニル)を用い、ICカードを多数枚重ねてプレス装置で
加熱・圧縮して同時成型することで、多量生産してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PVC
は廃棄処分時に燃焼すると塩化水素ガスを発生するなど
環境上問題がある。また、ICカード等は厚さが約0.
76mm(ISO規格)と薄いのでカードがひずみ変形
しやすく、カードリーダ・ライタへの出し入れ不能とい
ったケースが発生することがある。特に、接触型のIC
カードに比べ非接触型ICカードや磁気カードの場合に
は、内部に配置する要素が増える結果、シート間の接合
面積が減少することから、ICカードがPVCでは剛性
不足で変形しやすくなる。そこで、PVCの代わりに環
境に優しく剛性も高いPET(ポリエチレンテレフタレ
ート)を用いることが考えられる。ところが、PETを
用いて成型する場合、加熱時にPETはひずみが大きく
なりやすく、また、PETは冷却方法によって剛性等も
大きく異なってくる。したがって、PET製のICカー
ド等の成型では、加熱、冷却方法が難しく、同時成型で
きる枚数はPVCに比べて少なくならざるをえず生産効
率がよくない。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、上記PETのよう加熱
圧縮して成型する材料を所望の形状にひずみなく成型す
る際、時間あたりの生産性を向上できるようにしたプレ
ス成型方法および装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプレス成形方法
では、被加工物の成型をホットプレスのプレスサイクル
とコールドプレスのプレスサイクルに分けて行うように
している。すなわち、まずホットプレス装置にて被加工
物を徐々に加熱していき成型温度で加熱加圧した後、結
晶化温度付近まで除冷していくホットプレス工程を実行
し、このホットプレスした被加工物を搬送手段によりコ
ールドプレス装置へ受け渡し、次にこの結晶化温度付近
の被加工物をこれにほぼ等しい温度で受け取った後、冷
却しながら加圧する工程を実行する。このプレスサイク
ルの分離により、プレス装置の温度調整幅が小さくて済
み、1台で全プレスサイクルを実行する場合に比べ短時
間で生産が可能となる。また、温度調整によるエネルギ
ロスも小さい。この方法は、特にPETでICカード等
を成型するときに最適である。
【0006】上記プレス成形方法にあっては、望ましく
は、上記ホットプレスのプレスサイクルと上記コールド
プレスのプレスサイクルとを同期させ、新規な被加工物
のホットプレスとこれに先行する被加工物のコールドプ
レスを同時に実行する。この結果、無駄な時間を省き流
れ作業による生産性の向上を図れると同時に、これら両
プレス装置への被加工物の搬入を1台の搬送手段だけで
可能にできる。
【0007】上記ホットプレスのプレスサイクル工程で
は、望ましくは、ホットプレス装置の熱盤を結晶化温度
付近から成型温度まで温度を上昇させて、被加工物の温
度を上昇させる。この間たとえば0.1〜0.2Kgと
いった低圧のタッチ圧で熱盤を被加工物に接触させてお
く。熱盤の温度を成型温度に保っていると、被加工物の
温度も成型温度に達し、成型可能な状態となる。この状
態を保ちながら、たとえば20トンといった高圧で加圧
して所定時間経過したら、熱盤の温度を下げて被加工物
を結晶温度付近まで除冷していく。この間、被加工物の
厚みとこれに作用する全圧力を同時コントロールするこ
とで所望の形状に成型可能となる。
【0008】上記ホットプレスのプレスサイクル工程で
は、望ましくは、ホットプレス装置の遮蔽板で被加工物
を密閉し脱気する。したがって被加工物の中に残留して
いる空気を取り除くことで良好な成型性を確保できる。
【0009】上記コールドプレスのコールドプレス工程
では、望ましくは、コールドプレス装置の冷却盤が、ホ
ットプレス装置から搬入された被加工物を急冷させて結
晶化を阻害しないように、受け渡し時に結晶温度付近ま
で加熱されており、被加工物の結晶化を促進する。この
後、冷却盤の温度を低温まで下げ、低温を保つことで高
圧、たとえば25トンの加圧と相まって、結晶化した被
加工物にひずみやそりが発生するのを防ぐとともに被加
工物に光沢を出させる。したがって、被加工物に高い剛
性を持たせ、かつ精度よい成型が可能となる。
【0010】上記ホットプレスのプレスサイクル工程と
上記コールドプレスのプレスサイクル工程では、望まし
くは、リフタで被加工物を支持しながら被加工物と熱盤
間の隙間、被加工物と冷却盤間の隙間がほぼ等しくなる
ように、これらの間隔を変えていくよう制御する。した
がって、被加工物の局部あるいは一方の面が他の部分よ
り加熱されてひずみが生じる、といった不具合が解消さ
れる。ここで、被加工物と熱盤間の隙間、被加工物と冷
却盤間の隙間がほぼ等しくなるとは、これらの隙間がま
ったく同じである必要はなく、また両熱盤が被加工物に
まったく同時に接触する必要もないのであって、実質的
に被加工物の両面からの加熱で一方面側が他方面より温
度が高くなってひずみが生じるような不具合が起こらな
ければよい程度の隙間の関係を意味する。
【0011】また、本発明のプレス成型方法および装置
では、望ましくは、搬入された新規な被加工物をホット
プレス装置の上方定盤の熱盤と下方定盤の熱盤で挟み込
み、成型可能な温度まで加熱・圧縮して成型すると同時
に、ホットプレス装置での成型が終了した先行の被加工
物を下流に配置したコールドプレス装置の上方定盤の冷
却盤と下方定盤の冷却盤とで挟み込み、結晶化温度で冷
却・圧縮する。したがって、PETのように加熱、冷却
が難しい素材であっても、ホットプレスの工程とコール
ドプレスの工程を分けてこれらを連続して成型すること
が可能なので、1台のプレス装置で加熱・圧縮した後さ
らに冷却圧縮する場合に比べ熱盤や冷却盤への加熱、冷
却時間が短くて済み、時間あたりの生産枚数を多くする
ことが可能になる。したがって、このプレス装置システ
ムは、特にPETでICカード等を成型するのに最適で
ある。
【0012】上記リフタは、望ましくは、被加工物を支
持し、昇降機構によりこの被加工物を上方定盤の熱調整
盤(熱盤あるいは冷却盤)、下方定盤の熱調整盤(熱盤
あるいは冷却盤)がこれらと被加工物との隙間をほぼ等
しく保ちながら被加工物の上下面から近づいていくよう
に構成する。したがって、被加工物は、この上下面の一
方側のみが熱盤(あるいは冷却盤)に急に接触したり、
あるいは一面側のみが熱盤(あるいは冷却盤)により偏
って加熱されたりするおそれがない。この結果、被加工
物にひずみが発生するのを抑えることができる。また、
リフタが無い場合は、プレス装置内に被加工物が入った
ときに高温となった一方の熱盤等に直接ふれることにな
り、熱でひずみを生じてしまう。この不具合を避けるに
は、あらかじめ熱盤等の温度をひずみが生じない温度ま
で下げておき、両熱盤が被加工物に接触してから温度を
上げる必要があり、逆に被加工物が搬出されたら次の被
加工物が入ってくるまでに冷却しておかねばならない。
これでは成型に時間がかかってしまうことになるが、本
願のリフタがあれば搬入の当初から被加工物を両熱盤等
から離しておけるので、熱盤等の最低温度を高くしてお
くことが可能となり、成型時間の短縮、エネルギロスの
低減が可能となる。
【0013】また上記リフタの昇降機構は、望ましく
は、ロータリアクチュエータに一体のピニオンと、これ
と噛み合い昇降プレートを取り付けたラックにて構成
し、ロータリアクチュエータを回転制御してピニオン、
ラックにより昇降プレートを上下動する。したがって、
この昇降プレートにて搬送ベルト等との被加工物の受け
渡しが可能となるとともに、被加工物と前記両熱盤との
間隔制御が可能となる。
【0014】好ましくは、上記下方定盤を固定定盤と
し、上方定盤と荷重が小さいリフタとを下方定盤に向け
て下降制御するようにすると、すべてが可動するものよ
り構造をシンプルにでき修理補修が簡単になる。また、
場合によっては、リフタが上方定盤により押圧されなが
ら一体的に下降するようにしてもよい。この場合も上記
同様、実質的に隙間関係が同じ(被加工物の一面側のみ
の加熱によりひずみが生じない程度)となるようにする
ことが可能である。
【0015】好ましくは、上記熱盤と被加工物とを遮蔽
壁内に密封して真空ユニットにて脱気するように構成す
る。この結果、被加工物の加工穴など隙間に存在してい
た空気を取り除くことができ、良好な成型性を得ること
が可能となる。
【0016】上記ホットプレス装置とコールドプレス装
置は、望ましくは、ベルト等の搬送要素で被加工物を移
動させる搬送手段を有しており、この搬送手段により、
新規の被加工物をホットプレス装置に搬入すると同時
に、このホットプレス装置で先行してホットプレスした
被加工物をホットプレス装置からコールドプレス装置へ
搬入する。この場合、ホットプレス装置までの搬入距離
とコールドプレス装置への搬入距離を同じにするのが望
ましい。したがって、これらの搬入によりホットプレス
装置によるホットプレスとコールドプレス装置によるコ
ールドプレスとは同期して実行することが可能となり、
時間あたりの生産性を向上できる。また、両搬入には搬
送装置1台だけで済む。
【0017】この場合、搬送手段は、望ましくは、被加
工物を移動可能な搬送要素間の間隔を狭めた搬送位置
と、搬送要素間の間隔を広げた待機位置とに変更可能な
移動機構を有する。搬送位置にて搬送要素が被加工物を
プレス装置まで運び、上記リフタの上昇にて被加工物を
受け渡す。この後、搬送要素が待機位置に拡幅すること
で、一方の定盤が他方の定盤に近づき熱盤同士または冷
却盤同士による被加工物の加圧時、熱盤等と搬送要素と
が干渉しないようにしている。
【0018】また、この場合、望ましくは、搬送要素が
ベルトであり、上記移動機構がロータリアクチュエータ
と、このアクチュエータと一体回転する回転リンクと、
回転リンクの回動によりベルトのローラを支持する支持
部材を幅方向に移動させるロッドとを有する。プレス装
置への被加工物の搬入時には、ベルト間距離が前記被加
工物の幅より狭くかつ前記リフタを内側に挟む搬送位置
にくるようにしてある。搬入後、ロータリアクチュエー
タを回転駆動してこれと一体の回転リンクを一方向に回
転させる。この結果、回転リンクの両端側に連結され幅
方向に伸ばされたロッドが、幅方向に移動してベルトの
ローラ支持部材をベルトとともにこれら間の間隔が大き
くなる待機位置まで移動させる。この結果、熱盤等によ
る加圧時に両ベルトを前記ホットプレス装置の前記遮蔽
壁より外側になる位置に移動させ、これらの遮蔽壁との
干渉を防ぐ。加圧後は、定盤同士を離間し、ロータリア
クチュエータを逆転させ、ロッドを逆方向に移動させる
ことでベルトのローラ支持部材をベルトとともにこれら
間の間隔が小さくなる搬送位置まで移動させる。この状
態でリフタを下降させれば、プレス装置から被加工物を
搬出できる。
【0019】
【実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1に基づき
説明する。まず、プレス装置システムの全体を図1に示
す。同図において、被加工物の流れ順に装置類を説明し
ていくと、1は被加工物を最初にセットする挿入セット
コンベアであり、この後流に挿入バッファコンベア2を
設置する。この挿入バッファコンベアの後にはプレス内
コンベア3を設置して、このプレス内コンベアをホット
プレス装置4、コールドプレス装置5内をそれぞれ貫通
させ、これらのプレス装置で順次成型加工できるように
している。ホットプレス装置4,コールドプレス装置5
には、それぞれパイプ86、87、88、89を介して
ホットプレス用加熱冷却ユニット6、コールドプレス用
加熱冷却ユニット7を接続し、それぞれ高温油、低温油
を循環供給可能にする。プレス内コンベア3の下流には
搬出クロスコンベア10を設けることで、被加工物をプ
レス内コンベア3から受け入れた後90度方向変換し、
これに続く搬出横送りコンベア11に受け渡す。この搬
出横送りコンベア11の下流には被加工物の移動方向を
再度90度変える回流クロスコンベア12を設置し、こ
の後、回流コンベア13を介してクロスコンベア14へ
と受け渡し、ここで90度方向変換させて操作者の方へ
向ける。クロスコンベア14は、操作者の手前にあるコ
ンベア15へと続く。なお、挿入バッファコンベア2で
の被加工物受け入れ位置からホットプレス装置4での成
型位置までのピッチL1と、このホットプレス装置の成
形位置からコールドプレス装置5の成型位置までのピッ
チL2とは同一に設定しておく。
【0020】次に、図2に基づき、ホットプレス装置4
の詳細につき説明する。ホットプレス装置4は、幅方向
に離間配置した両支柱16a、16b間の上下をアーチ
17、ベース18によりそれぞれ連結して構成したフレ
ーム19を有する。このアーチ17には上方位置からみ
て方形位置にそれぞれシリンダ20、21、22、23
を合計4本固定配置する。これらのシリンダ内にはねじ
軸24、25、26、27を貫通させ、ねじ軸の外周面
とシリンダ20〜23内に配置した固定シリンダ20a
〜23aの内周面とに螺旋のボール溝を形成してボール
を介在させて、ボールねじを構成することでねじ軸がシ
リンダ20〜23に対し回転しながら上下動可能とす
る。ねじ軸24〜27は、これらの上方部分を軸受で上
台28に支持するとともに、その上端部分に歯付きベル
ト車29、30、31、33を連結する。各ベルト車2
9〜33は歯付きベルト34にかみ合わせる。上記ベル
ト車29〜33のうちの1個を上台28に取り付けた電
気モータ35にて回転駆動可能とし、このベルト車を回
転駆動することによりベルト34を介して全ベルト車、
したがってねじ軸24〜27を同じ回転方向・同じ回転
量だけ同時駆動するようにしている。なお、電気モータ
35にはエンコーダ103を取り付けてある。ねじ軸2
4〜27の下側部分は、上方定盤としての可動定盤36
に軸受で回転可能かつ軸方向一体に取り付ける。可動定
盤36の下方には断熱材37を介して熱盤38を取り付
けて、この熱盤にパイプ86を介してホットプレス用加
熱冷却システム6から温度調節した高温油を循環供給可
能とする。ベース18側には下方定盤としての固定定盤
39を配置し、この上方に断熱材40を介して熱盤41
を取り付け、この熱盤にパイプ86を介して同じくホッ
トプレス用加熱冷却システム6から温度調節した高温油
を循環供給可能とする。これらの熱盤38、41の表面
には、セラミックコーティングを施してある。
【0021】上記固定定盤39には、被加工物を上下動
可能にするリフタ42を設ける。このリフタ42は、図
3(a)、(b)に拡大して示すように被加工物を支持
する2枚の昇降プレート43、44を有し、この中央部
分からそれぞれ下方に伸ばしたラック45、46にピニ
オン47、48をかみ合わせる。これら両ピニオン4
7、48は、固定定盤39を貫通するシャフト50の両
端に取り付け、一方のピニオン46をロータリアクチュ
エータ49で駆動制御することで昇降プレート43、4
4の上下動を可能とする。このロータリアクチュエータ
49は、コントローラ104にて制御する。昇降プレー
ト同士43、44の離間幅を熱盤38、41より大きく
設定するとともに、それぞれの昇降プレート43、44
の前後端に上方に突出する突出部43a、43b、44
a、44bを形成する。昇降プレート43、44は、こ
れらの突出部間43a〜43b、44a〜44bの溝部
43c、44にてICカード等の被加工物を支持可能で
ある。
【0022】図2に戻って、可動定盤36、固定定盤3
9側のベース18には、それぞれ遮蔽壁55、56を設
けてこれらの下端開口縁、上端開口縁にシール58、5
9を取り付け、可動定盤36が固定定盤39に所定距離
まで近づくと遮蔽壁55、56のシール58、59同士
が圧接して遮蔽壁55、56内をこの室外から遮断する
ことにより空気の出入りを不能とする。この遮蔽壁5
5、56内は、エアホース60に連結してあり、密閉し
た遮蔽壁内の空気を真空ユニット105にて吸引し脱気
することが可能である。なお、遮蔽壁55、56の大き
さは、リフタ42の昇降プレート43、44や熱盤3
8、39を収納でき、かつプレス内コンベア3のベルト
位置が後述する拡幅する待機位置にあるとき両ベルト6
1、62間に収まるように設定してある。
【0023】また、固定定盤39は、この下面の前後方
向2カ所でベース18に設けたピン101、102にて
位置決めするとともに、下面の4カ所とベース18との
間にロードセル97、98、99、100を配置し、こ
れらのロードセルが受ける荷重を検出する。これらの検
出信号はコントローラ104に入力する。
【0024】コールドプレス装置5の構成は、図4に示
すように基本的にはホットプレス装置4とほぼ同じであ
る。ただ、ホットプレス装置4と構成上異なるのは、コ
ールドプレス装置5では真空室が不要なので遮蔽壁およ
びシールを備えていない点、また熱盤の代わりに冷却盤
8、9を用いこれをパイプ87を介してコールドプレス
用の加熱冷却ユニット7に接続して低い温度の油を供給
する点である。他は、ホットプレス装置と実質的に同一
なので、その説明を省略する。なお、図3ではホットプ
レス装置に実質的に対応する構成要素にはこれと同一の
番号の後にAを付けて示してある。
【0025】本プレス装置システムに使われている搬送
装置としてのコンベアは通常のベルトコンベアであるの
でその詳細な説明を省略する。ただプレス内コンベア
は、本願プレス装置との関係で重要なので、図5〜図7
に基づき説明する。図5はコンベアを上方から見た図、
図6はこのコンベアに設けた上流側のリンク機構、図7
は同じくこのコンベアに設けた下流側のリンク機構をそ
れぞれ示す。同図において、61と62は被加工物を上
に載せて搬送する搬送要素としてのベルトであり、それ
ぞれコンベアの前後方向両端に設けたプーリ63、6
4、65、66に巻き掛けしてある。これらプーリのう
ち下流側のプーリ64、66同士はシャフト67で連結
し、サーボ68にて回転・停止制御する。またプーリの
各支持部材69、70、71、72は、それぞれコンベ
アフレーム73に対し幅方向にスライド可能であり、リ
ンク機構74,75により幅方向へ移動可能である。す
なわち、下流側のリンク機構75にあっては、図7に示
すように幅方向に位置する一方の支持部材70が、この
下端部に回動可能に一端部をジョイント結合したロッド
76、このロッドの他端部がジョイント結合する回転リ
ンク77、この回転リンクに一端部がジョイント結合し
たロッド78を介して他方の支持部材72に連結され
る。上記回転リンク77は、図5に示すようにコンベア
フレーム73にベルト方向に沿って配置、かつ軸支した
シャフト79の下流端に連結する。このシャフト79の
上流端は、ロータリアクチュエータ80により駆動され
る。このロータリアクチュエータの上流側にもシャフト
79と同軸位置の別のシャフト81を配置して、このシ
ャフト81の下流側端にクランク82を介して上記ロー
タリアクチュエータ80を連結する。したがって、ロー
タリアクチュエータ80は、シャフト79とともにシャ
フト81も回転駆動し、リンク機構74を介して上流側
支持部材69、71をスライド可能である。この上流側
のリンク機構74の構成も、図6に示すように上記下流
側のリンク機構75と同様に一方の支持部材69側のロ
ッド83、回転リンク84、他方の支持部材71側のロ
ッド85にて構成する。この結果、ロータリアクチュエ
ータ80の回転駆動によりシャフト79、81、回転リ
ンク77、84、各ロッド76、78、83、85を介
して各支持部材69〜72を幅方向へ移動させ、両ベル
ト61、62の間幅を狭くした搬送位置(図6(b)
に、また図2、図4に実線にて示す)と、広くした待機
位置(図6(a)に、また図2、図4に点線にて示す)
と変更できる。このベルト間のすきま幅は、狭くした搬
送位置ではリフタ42の昇降プレート43、44がベル
ト61、62間にあって上下動可能な幅に、また広くし
た待機位置ではホットプレス装置4の可動定盤36が降
下してきたとき遮蔽壁56、57が入ることができる大
きさに設定する。なお、上記リンク機構74、75やロ
ータリアクチュエータ80等は、ベルトの移動機構を構
成する。
【0026】上記プレス成形方法および上記プレス装置
による被加工物の成形工程につき、以下に説明する。ま
ず、操作者は図外の操作制御盤を操作してシステム稼働
の状態にする。図8に示すように、下からクッション紙
91a、片鏡面板92a、組み立て前のICカード93
a、両鏡面板94a、ICカード93b、…、ICカー
ド93e、片鏡面板92b、クッション紙91bと重ね
合わせた被加工物96を、図1に示す挿入セットクロス
コンベア1に乗せ、挿入バッファコンベア2へ受け渡
す。プレス内コンベア3は、挿入バッファコンベア2の
受け渡し位置からベルト61、62でL1だけ移動して
ホットプレス装置4の固定定盤39上でに停止させる。
この間、プレス内コンベア3のベルト61、62は、こ
れらのすきま幅が最小となる搬送位置にある。
【0027】この後、リフタ42を上昇させ被加工物を
ベルト61,62から持ち上げる。すなわち、ロータリ
アクチュエータ49によりピニオン47、48を回転さ
せ、これらとかみ合うラック45、46によりこれらと
一体の昇降プレート43、44上昇させるが、このとき
リフタの昇降プレート43、44の溝部43c、44c
にて被加工物のを支え、ベルト61、62よりも所定量
高い位置まで上昇してその位置を保持する。リフタへ4
2による被加工物の受け取り後、プレス内コンベア3の
ロータリアクチュエータ80を作動させ、回転リンク7
7、83を回転してロッド76、78、82、84の押
し引きにより支持部材69、71と支持部材70、72
とを離間させてベルト61、62の間幅を広げて待機位
置に移動する。この結果、ベルト61、62の隙間幅
は、遮蔽壁56、57が収納可能な大きさとなる。
【0028】この状態でコントローラ104にて電気モ
ータ35を回転させると、歯付きベルト34により4つ
のベルト車29〜33が同じ回転方向、同じ回転量だけ
回転する。このベルト車の回転により、これらと一体の
ねじ軸24〜27も回転しボールねじ55により上台2
8、電気モータ35ともども下方へ移動していく。ねじ
軸24〜27の下降にしたがって、これに軸受で連結し
た可動定盤36も下降していき、遮蔽壁56を遮蔽壁5
7に押しつけ、これら間のシール58、59を圧着す
る。この密閉後、遮蔽壁内の空気を真空ユニット105
でエアホース60を介して吸引し始め、被加工物96の
隙間等に存在する空気を抜き取る。
【0029】一方、上記可動定盤36の下降に伴ってリ
フタ42も、ロータリアクチュエータ49によりピニオ
ン47、48、ラック45、46を介して下降してい
く。このリフタ42の下降は、下降中、被加工物96お
よび可動定盤36側の熱盤38間の隙間と、被加工物9
6および固定定盤39側の熱盤41間の隙間とがほぼ等
しくなるように制御する。この結果、被加工物96の上
下面が両熱盤38、41から受ける熱がほぼ同じにな
る。また、この下降中、熱盤38、41の表面がセラミ
ックコーティングされているので、遠赤外線による輻射
熱で被加工物96が熱盤38、41と接触する前から徐
々に全体が加熱されていき、局所的に高温となってひず
みが生じるといった不具合を回避しながら素早く被加工
物を加熱できる。下降の最終段階では、可動定盤36側
の熱盤38と固定定盤39側の熱盤41とが被加工物9
6の上下面に同時に接触する。熱盤38、41により後
述するホットプレスのプレスサイクルにて被加工物96
を加熱・圧縮して成型する。このときの圧縮は、エンコ
ーダ103で位置を検出することにより被加工物の厚み
制御を行うとともに、ロードセル97〜100によりプ
レスの全荷重を検出して荷重制御を行う。すなわち、こ
れらプレス全荷重とモータ回転位置の検出値にしたがっ
て、コントローラ104が電気モータ35を目標値にな
るように制御する。
【0030】上記ホットプレス工程が終了したら、可動
定盤36とリフタ42を上記下降制御とは逆に上昇させ
る。すなわち、電気モータ35で可動定盤36を上昇さ
せ、ロータリアクチュエータ49を駆動させて被加工物
96をリフタ42で持ち上げ所定位置で停止させる。こ
の上昇後、サーボ68を駆動してリンク機構74、75
によりベルト61、62の間隔を搬送位置まで狭め、こ
れらのベルトを被加工物96の下方に位置させる。次い
でリフタ42を下降させてベルト61、62上へホット
プレスした被加工物96を受け渡す。
【0031】上記受け渡しが終了したら、プレス内コン
ベア3のベルト61、62を回転駆動する。このベルト
搬送により、上記ホットプレスが終了した被加工物96
をコールドプレス装置5の固定定盤39A上(コールド
プレス位置)まで移動すると同時に、上流側の挿入バッ
ファコンベア2に待機していたホットプレス予定の次の
被加工物をホットプレス装置4の固定定盤39上(ホッ
トプレス位置)まで移動させる。これらの両移動が同期
した同一ピッチL1、L2にて実行されることは前述の
とおりである。この移動後、ホットプレス装置4は上記
で説明した作動を再度繰り返し続ける。一方、コールド
プレス装置5も、ベルト61、62の待機位置での拡幅
後、ホットプレス装置と同様にリフタ42Aが上記ホッ
トプレス済みの被加工物を持ち上げ、続いて可動定盤3
6Aとリフタ42Aが稼働定盤36A側の冷却盤8およ
び被加工物間の隙間と、固定定盤39A側の冷却盤9お
よび被加工物間の隙間とがほぼ等しくなるように、その
位置と速度の制御をしながら下降する。ただし、コール
ドプレス装置においては、遮蔽壁による密閉、真空引き
は行われない。可動定盤36Aと固定定盤39Aとの冷
却盤8、9同士が被加工物に接すると、後述するコール
ドプレスのプレスサイクルにて冷却・圧縮する。上記ホ
ットプレス工程とコールドプレス工程とは、タンデム配
置したホットプレス装置4とコールドプレス装置5と
で、同じサイクルかつ同期して次々と実行される。これ
らのプレスが終了したら、両プレス装置4、5の可動定
盤36、36Aとリフタ42、42Aが上昇し、ベルト
61、62が幅を狭めた搬送位置へ移動した後、リフタ
42、42Aが下降してコールドプレス済みの被加工物
とこれに続くホットプレス済みの被加工物をベルト6
1、62へ受け渡す。続いて前者を搬出クロスコンベア
10へ、また後者をコールドプレス位置へ、また新しい
被加工物を搬入バッファコンベア2からホットプレス位
置へと同時に移動させる。以後、これらの工程が繰り返
される。
【0032】次に、ホットプレスとコールドプレスの各
プレスサイクルの内容につき、図9に基づきより詳細に
説明する。同図は、上半部がホットプレスのプレスサイ
クルを、下半部がコールドプレスのプレスサイクルを示
す。図では縦軸に温度、横軸に時間をとっており、上半
部に3つの連続するホットプレスの各サイクルA1、A
2、A3を、また下半部に3つの連続するコールドプレ
スの各サイクルB0、B1、B2を記載している。被加
工物96は、まずホットプレス装置4で加熱・圧縮した
後、プレス内コンベアにてコールドプレス装置5へ移動
させ、ここで冷却・圧縮するので、図ではA1でホット
プレスした被加工物は次工程のコールドプレスB1へと
進み、このコールドプレスの終了後、搬出クロスコンベ
アへ受け渡されることになる。A1→B1と被加工物が
進行するのと同様に、次の被加工物もA2→B2、…と
進んでいくが、A1とB0、A2とB1、A3とB2、
…とこれらのホットプレスとコールドプレスとは、ホッ
トプレス装置4とコールドプレス装置5とにより同期し
たサイクルで実行される。
【0033】上記ホットプレス装置4内にホットプレス
でのプレスサイクルは、A1に示すように、被加工物か
ら離間された位置にある可動定盤36の熱盤38と固定
定盤39の熱盤41との温度Taは、プレスサイクル
中、最低の温度である約80℃に保っておく。ホットプ
レス装置4に時点t0に搬入完了された被加工物の温度
Tbは、雰囲気温度(図では約30℃)である。時点t
0から時点t1の間、可動定盤36を降下させていく
と、遮蔽壁56と遮蔽壁57とがシール58、59を圧
着する。この状態で密閉室内をエアホース60で真空引
きする。この真空圧力を図中Paで示す。ただし、シー
ル58、59同士が接触するまでは、被加工物は加圧し
ないようにしておく。一方、熱盤38、41の温度Ta
も搬入完了のt0の時点になったら約80℃から約14
0℃に向けて上げていく。上記時点t1の少し後の時点
t2から電気モータ35を駆動してプレス圧力Pbが軽
くさわる程度のタッチ圧(0.1〜0.2Kg程度)とな
るようにしてこの圧を保つ。このタッチ圧と上記熱盤温
度Taにより被加工物の温度Tbも上昇していき、柔ら
かくなってくる。熱盤温度Taをそのまま約140℃に
保っておき、被加工物の温度Tbが成型に最適な約14
0℃になる時点(t3)から電気モータ35をさらに駆
動して被加工物に高圧(20トン程度)をかけ、この加
熱・加圧を下記の要領で制御する。時間t3から所定時
間経過した時間t4になったら、熱盤38、41の温度
を約80℃に向けて下げ始める。この熱板温度Taの温
度降下制御は、途中の時間t5まではやや緩やかに、そ
の後はこれよりやや急に温度降下させていく。この結
果、被加工物の温度Tbもやや遅れて温度低下してい
く。そして、被加工物が約100℃程度になる時点t6
にて被加工物のホットプレス成型完了と見なし、電気モ
ータ35を逆転して可動定盤36を上昇させプレス圧を
解除するとともに、遮蔽壁内も大気解放する。可動定盤
36の上昇が終了した時点t7でホットプレス完了信号
が出力される。時点t7後の所定時間Δt1では、さら
に電気モータ35を回し続け上方熱盤38を上昇させ、
被加工物から離す。この後の期間Δt2は、プレス内コ
ンベア3を稼働し被加工物を移動させる。以上が、ホッ
トプレスのプレスサイクルだが、上記t0〜t7、Δt
1、Δt2、Pb等は、あらかじめ実験により最適値を
決めておく。なお、上記加圧制御はロードセル97〜1
00での検出値をフィードバックして、またICカード
の厚みはエンコーダ103からの信号によりコントロー
ラ104にて制御する。
【0034】次に、コールドサイクルのプレスサイクル
につき、図9の下半部に基づき説明する。ホットプレス
装置4からの受け渡し時にあっては、受け渡される被加
工物の温度Tbは約100℃程度である。この温度付近
まで低下させないと、被加工物であるICカードの結晶
化を進行できず剥がれてしまい、また急激に低下しすぎ
ると十分な結晶化ができず剛性も低下してしまう。そこ
で、この受け渡し時にあっては、冷却盤8、9の温度T
cを最高の約80℃に上げておく。この結果、被加工物
の温度Tbは結晶化温度を所定時間保たれる。次いで、
電気モータ35Aを駆動して可動定盤36Aの冷却盤8
と冷却盤9とで被加工物に高圧Pc(たとえば25ト
ン)をかけるとともに冷却盤8、9の温度Tcを約80
℃から20℃程度まで低下させ、この温度と上記高圧を
所定時間続ける。被加工物は、冷却盤8、9の温度降下
制御後もしばらくは結晶化温度を保ち、その後、徐々に
温度が低下していく。上記t3の時点になったら、電気
モータ35Aを逆転させプレス圧を解除する。この後の
コールドプレス装置5からの排出時にあっても、被加工
物温度Tbは、50℃程度あり、以後はコンベア搬送時
に冷却させていく。なお、図中ΔTは、被加工物の移載
時間である。以上がコールドプレスのプレスサイクルで
あり、このプレスサイクルは上記ホットプレスのプレス
サイクルと同期させて実行する。
【0035】上記実施態様においては、ICカードなど
の被加工物の成型にあってこの成型加工の工程を二分
し、被加工物を成型可能な高温まで加熱加圧した後、結
晶化温度付近まで除冷するホットプレス装置4と、この
結晶化温度付近の被加工物をホットプレス装置4から受
け渡され、冷却加熱して結晶化していくコールドプレス
装置5とをタンデム配置して、被加工物をこの順に流し
相次いで搬入される被加工物を上記ホットプレス装置4
とコールドプレス装置5とで同期させて成型するように
したので、ホットプレス装置4の熱盤38、41の温度
調整範囲を約80℃から約140℃の間で、またコール
ドプレス装置4の冷却盤8、9の温度調整を約80℃か
ら約20℃の間で調整すればよくこの温度上昇下降に要
する時間が短縮できる結果、時間あたりの生産量を増や
すことができる。また、1台のプレス装置で上記ホット
プレスとコールドプレスの両サイクルを実行する場合、
約140℃から20℃まで各被加工物ごとに調整する必
要があり、途中で大量の熱を捨てねばならず生産コスト
高となるのに対し、本実施態様のものでは、途中で捨て
る熱量が少なくて済み、経済的である。また、本実施態
様にあっては、リフタ42、42Aにて被加工物を支持
し、可動定盤36、36Aとともに下降させるが、これ
らの下降を被加工物96および可動定盤36、36Aの
熱盤38(あるいは冷却盤8)間の隙間と、被加工物9
6および固定定盤39、39Aの熱盤418あるいは冷
却盤9)と間の隙間とがほぼ等しくなるように制御して
いるので、被加工物が局所的に加熱されてひずむといっ
た不具合を解消できる。さらにホットプレス装置4で
は、遮蔽壁56、57にて被加工物を密閉して真空引き
するようにしたので、被加工物の隙間に存在していた空
気を取り除くことができ、良好な成型性を確保できる。
【0036】なお、上記実施態様にあっては、上方定盤
を可動定盤、下方定盤を固定定盤とし、リフタが被加工
物を上下動可能な構成としている。この構成が安価で制
御も簡単であるが、本発明はこれに限られるものではな
く、上方定盤を固定定盤、下方定盤を可動定盤とし、下
方定盤が固定の上方定盤近づくにしたがってリフタを上
昇させていくように構成することも可能である。あるい
は、リフタをプレス内コンベアから被加工物を受け取っ
た後に所定位置に固定し、上方定盤、下方定盤がともに
可動定盤としてリフタに向かって同時に近づくように制
御することも可能である。また、図3に示すように、昇
降プレート43、44の各突出部43、43a、44、
44aに上下方向に突出量を調整可能なストップピン5
1、52、53、54を取り付け、上方定盤の下降時、
この下方定盤を上記ストップピン51、52、53、5
4にあてて一体的になってリフタを押し下げるようにし
てもよい。この場合、被加工物および上方熱盤の隙間、
被加工物と下方熱盤の隙間は全く同じとはならず、また
被加工物と上記両熱盤との接触も上下面で同時とはなら
ないものの、被加工物の一方の面のみ加熱が強すぎてひ
ずみが生じるといった不具合が生じることがない隙間関
係(実質的に同じ隙間関係)、下降速度関係にしてある
ので、素早くひずみない成型が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施態様のプレス装置システム全体を示す図
である。
【図2】本実施態様によるホットプレス装置を示す図で
ある。
【図3】(a)、(b)とも図2のホットプレス装置の
リフタを拡大して示す図であり、(a)はリフタの側面
図、(b)はリフタの正面図である。
【図4】本実施態様によるコールドプレス装置を示す図
である。
【図5】本実施態様による搬入装置としてのコンベアを
上方からみた図である。
【図6】図5のコンベアに設けた上流側のリンク機構を
示す図である。(a)は待機位置の状態、(b)は搬送
位置の状態を示す。
【図7】図5のコンベアに設けた下流側のリンク機構を
示す図である。
【図8】上記ホットプレス装置及び上記コールドプレス
装置に搬入する際の被加工物を示す図である。
【図9】ホットプレスとコールドプレスとのプレスサイ
クルを示す図である。
【符号の説明】
3 プレス内コンベア 4 ホットプレス装置 5 コールドプレス装置 6 ホットプレス用加熱冷却システム 7 コールドプレス用加熱冷却システム 8、9 冷却盤(熱調整盤) 19、19A フレーム 35、35A 電気モータ 36、36A 可動定盤(上方定盤) 38、41 熱盤(熱調整盤) 39、39A 固定定盤(下方定盤) 42、42A リフタ 43、43A、44、44A 昇降プレート 45、45A、46、46A ラック 47、47A、48、48A ピニオン 49、49A ロータリアクチュエータ 61、62 ベルト(搬送要素) 74、75 リンク機構(移動機構) 80 ロータリアクチュエータ(移動機
構) 93a〜93e ICカード 96 被加工物 97〜100 ロードセル 103 エンコーダ 104 コントローラ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホットプレス装置にて被加工物を徐々に加
    熱していき成型温度で加熱加圧した後、結晶化温度付近
    まで除冷加圧していくホットプレスのプレスサイクル工
    程と、搬送装置により結晶化温度付近の該加工物をコー
    ルドプレス装置へ受け渡す搬送工程と、コールドプレス
    装置にて前記被加工物を結晶化温度付近から冷却しなが
    ら加圧していくコールドプレスのプレスサイクル工程と
    を有するプレス成形方法。
  2. 【請求項2】前記ホットプレスのプレスサイクル工程と
    前記コールドプレスのプレスサイクル工程とを、同期さ
    せたことを特徴とする請求項1に記載のプレス成形方
    法。
  3. 【請求項3】前記ホットプレス装置での加熱は、該ホッ
    トプレス装置の熱盤を結晶化温度付近から成型温度まで
    温度を上昇させ、この温度を所定時間保持した後、結晶
    化温度付近まで除冷していき、前記ホットプレス装置に
    よる被加工物の加圧は、前記被加工物の温度が成型温度
    に達するまでは低圧のタッチ圧に維持し、成型温度到達
    後は前記被加工物のホットプレス成形完了まで高圧を維
    持することを特徴とする請求項1または2に記載のプレ
    ス成形方法。
  4. 【請求項4】前記ホットプレスのプレスサイクル工程
    が、脱気状態下にて行われることを特徴とする請求項1
    から3のいずれか一項に記載のプレス成形方法。
  5. 【請求項5】前記コールドプレスのプレスサイクル工程
    では、前記コールドプレス装置の冷却盤を前記被加工物
    の受け渡しの際、結晶化温度付近まで加熱し、その後、
    低温に保つようにすることを特徴とする請求項1から4
    のいずれか一項に記載のプレス成形方法。
  6. 【請求項6】前記ホットプレスのプレスサイクル工程と
    前記コールドプレスのプレスサイクル工程は、前記ホッ
    トプレス装置および前記コールドプレス装置にそれぞれ
    設けたリフタにより被加工物を支持し、該被加工物を前
    記熱盤間および前記冷却盤に対してほぼ等しい隙間を保
    ちながら間隔を狭めていく工程を有することを特徴とす
    る請求項1から5のいずれか一項に記載のプレス成形方
    法。
  7. 【請求項7】それぞれ熱盤を有する上方定盤と下方定盤
    とを備え、該両定盤を相対的に近づけることで、搬入さ
    れた新規の被加工物を前記両熱盤により成形温度で加熱
    しながら圧縮するホットプレス装置と、このホットプレ
    ス装置の下流に位置してそれぞれ冷却盤を有する上方定
    盤と下方定盤とを備え、該両定盤を相対的に近づけるこ
    とで前記ホットプレス装置から送られてきた被加工物を
    前記両冷却盤により結晶化温度付近から徐々に冷却しな
    がら圧縮するコールドプレス装置とを備えたことを特徴
    とするプレス成型装置。
  8. 【請求項8】前記ホットプレス装置およびコールドプレ
    ス装置は、前記被加工物を支持するリフタをそれぞれ備
    え、該リフタと前記上方定盤と前記下方定盤とのうちの
    少なくとも2つが、残りの1つに対して前記両熱盤ある
    いは前記冷却盤から等距離づつ離れた位置に前記被加工
    物を保持しながら近づいていくことを特徴とする請求項
    7に記載のプレス成型装置。
  9. 【請求項9】前記リフタは、前記熱盤の両脇に位置させ
    た昇降プレートと、該昇降プレートに設けられたラック
    と、該ラックと噛み合うピニオンと、該ピニオンを回転
    制御するロータリアクチュエータとを有することを特徴
    とする請求項8に記載のプレス成型装置。
  10. 【請求項10】前記下方定盤を固定定盤としたことを特
    徴とする請求7項から9のいずれか一項に記載のプレス
    成型装置。
  11. 【請求項11】前記リフタは、前記上方定盤により押圧
    されて該上方定盤とともに下降するようにしたことを特
    徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載のプレ
    ス成型装置。
  12. 【請求項12】前記ホットプレス装置は、前記熱盤およ
    び前記被加工物を内部に収納して該内部を脱気状態に保
    つことが可能な遮蔽壁を有することを特徴とする請求項
    7から11のいずれか一項に記載のプレス成型装置。
  13. 【請求項13】前記ホットプレス装置への新規被加工物
    の搬入と、この新規被加工物に先行してホットプレス装
    置で加熱加圧した先行被加工物のコールドプレス装置へ
    の搬入とを、同期した同一ピッチの移動にて実行する搬
    送手段を備えていることを特徴とする請求項7から12
    のいずれか一項に記載のプレス成型装置。
  14. 【請求項14】前記搬送手段は、幅方向に互いに離間し
    て前記被加工物を支持しながら移動させる搬送要素と、
    該搬送要素が前記被加工物の幅より狭くかつ前記リフタ
    が前記搬送要素間の内側に入る搬送位置と、前記ホット
    プレス装置の前記遮蔽壁より外側になる待機位置との間
    で幅方向へ離間・接近移動させる移動機構と、を有する
    ことを特徴とする請求項13に記載のプレス成型装置。
  15. 【請求項15】前記搬送手段は、前記搬送要素がベルト
    であり、前記移動機構が、ロータリアクチュエータと、
    該ロータリアクチュエータと一体回転する回転リンク
    と、前記離間方向に伸びて前記回転リンクの端部側と前
    記両ベルトのローラ支持部材との間を連結して該ローラ
    支持部材の幅方向間隔を変更するロッドとを有すること
    を特徴とする請求項14に記載のプレス成型装置。
  16. 【請求項16】フレームと、該フレームにより支持され
    加熱あるいは冷却可能な熱調整盤を有する上方定盤と、
    前記フレームに支持され加熱あるいは冷却が可能な熱調
    整盤を有する下方定盤と、被加工物を前記両熱盤間位置
    で支持可能なリフタと、該リフタと前記上方定盤と前記
    下方定盤とのうちの少なくとも二つを残りの一つに向け
    てそれぞれ上下方向に変位させ前記両熱調整盤間で前記
    被加工物を加圧可能なアクチュエータと、前記リフタと
    前記上方定盤と前記下方定盤とのうち前記変位するもの
    を、前記リフタが支持する前記被加工物および前記一方
    の熱調整盤間の隙間と前記被加工物および前記他方の熱
    調整盤間の隙間とがほぼ同一になるように前記アクチュ
    エータを制御するコントローラ、とを備えたプレス装
    置。
  17. 【請求項17】前記下方定盤が固定定盤であり、前記リ
    フタが前記下方定盤の両脇に位置して前記被加工物を支
    持する昇降プレートと、該昇降プレートを前記下方定盤
    に対して上下動させる昇降機構と、を有する請求項16
    に記載のプレス装置。
  18. 【請求項18】前記昇降機構は、ロータリアクチュエー
    タにより駆動されるピニオンと、該ピニオンに噛み合い
    前記昇降プレートを取り付けたラックであることを特徴
    とする請求項17に記載のプレス装置。
  19. 【請求項19】前記リフタは、前記上方定盤により押圧
    されて該上方定盤とともに下降されるようにしたことを
    特徴とする請求項16から18のいずれかに記載のプレ
    ス装置。
  20. 【請求項20】前記定盤には、前記被加工物を密閉状態
    に囲む遮蔽壁を設け、該遮蔽壁内部を真空ユニットに接
    続することを特徴とする請求項16から19のいずれか
    一項に記載のプレス装置。
  21. 【請求項21】前記プレス装置は、該プレス装置の前記
    熱調整盤間へ被加工物を搬入・搬出する搬送手段を備
    え、該搬送手段が、幅方向に互いに離間して前記被加工
    物を支持しながら移動する一対の搬送要素と、該搬送要
    素を、前記被加工物の幅より狭くかつ前記リフタが前記
    搬送要素間の内側にある搬送位置と、前記被加工物の幅
    より広くなる待機位置との間で、幅方向へ離間・近接移
    動させる移動機構と、を備えたことを特徴とする請求項
    16から20のいずれか一項に記載のプレス装置。
  22. 【請求項22】前記移動機構は、各搬送要素を幅方向位
    置でそれぞれ支持する支持部材と、ロータリアクチュエ
    ータと、該ロータリアクチュエータと一体の回転リンク
    と、前記両支持部材と回転リンク連結するロッドとを有
    し、前記ロータリアクチュエータの回転により前記両支
    持部材の幅方向間隔を変更するように構成したことを特
    徴とする請求項21に記載のプレス装置。
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