JP3308546B2 - 複数の表面被覆を有する洗濯用添加剤粒子 - Google Patents

複数の表面被覆を有する洗濯用添加剤粒子

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、一般的には複数の表面被覆を有する洗濯用
添加剤粒子に関し、より詳しくは、複数の表面被覆を有
する、香料を装填したゼオライト粒子に関する。
発明の背景 ほとんどの消費者は、芳香のある洗濯製品を期待し、
洗濯した布地も快い香りを有することを期待する様にな
っている。香料添加剤は洗濯組成物を消費者にとって美
感的により好ましいものにし、場合により香料は、その
組成物で処理した布地に快い芳香を与える。しかし、水
性洗濯浴から布地へ持ち越される香料の量はほんの僅か
であることが多い。そのため、この業界では長年の間、
洗濯製品に使用するための、香料を効率的に放出し、長
時間持続する、貯蔵安定性のある芳香を製品に与えると
共に、洗濯した布地にも芳香を与える機構を研究してい
る。
組成物と混合した、または組成物上に噴霧した香料を
含む洗濯組成物および他の布地保護組成物は、商業的に
良く知られている。香料は揮発性化合物の組合せからな
るので、香料は、その香料を加えた簡単な溶液および乾
燥混合物から絶えず放出される。組成物が長期間にわた
って美感的に好ましい状態に維持される様に、組成物か
らの香料の放出を抑制または遅延させるための様々な技
術が開発されている。しかし今日まで、製品を長期間貯
蔵した後に布地に効果的に芳香を与えることができる方
法はほとんど無い。
さらに、洗濯浴から布地表面上に香料を効果的に、効
率的に移行させる方法および組成物も常に研究されてい
る。下記の説明から分かる様に、洗濯サイクルを通して
香料を保護し、布地上に香料を移す、様々な香料放出方
法が開発されている。米国特許第4,096,072号、Brock e
t al.、1978年6月20日公布、は、洗濯および乾燥サイ
クルを通して、脂肪第4級アンモニウム塩により、香料
を含む布地調整剤を放出する方法を開示している。米国
特許第4,402,856号、Schnoring et al.、1983年9月6
日公布、は、特定の温度でのみカプセルから香料を拡散
させるシェル材料の処方を含む、マイクロカプセル収容
技術を開示している。米国特許第4,152,272号、Young、
1979年5月1日公布、は、ワックス状粒子の中に香料を
取り入れ、乾燥組成物の貯蔵および洗濯工程の際に香料
を保護する方法を開示している。香料は乾燥機中で布地
上にワックスを通して拡散すると主張されている。米国
特許第5,066,419号、Walley et al.、1991年11月19日公
布、は、香料を水に不溶性の非重合体キャリヤー材料で
分散させ、水に不溶性の砕け易い被覆材料で被覆するこ
とにより保護シェルの中にカプセル収容する方法を開示
している。米国特許第5,094,761号、Trinh et al.、199
2年3月10日公布、は、少なくとも部分的に湿った布地
に香料の利点を与える。クレーで保護した香料/シクロ
デキストリン複合体を開示している。
洗濯サイクル中に香料を放出する別の方法では、米国
特許第4,209,417号、Whyte、1980年6月24日公布、米国
特許第4,339,356号、Whyte、1982年7月13日公布、およ
び米国特許第3,576,760号、Gould et al.、1971年4月2
7日公布、に記載されている様に、香料を乳化剤および
水溶性重合体と組み合わせ、混合物を粒子に成形し、そ
れらの粒子を洗濯組成物に添加する。しかし、業界のこ
の分野で多大の研究が成されているにも関わらず、洗濯
組成物と混合し、その洗濯製品で処理した布地に最初の
持続する香料特性を与えることができる、簡単で、より
効果的で、効率的な香料放出機構が依然として求められ
ている。
香料は、公開英国特許第2,066,839号、Bares et a
l.、1981年7月15日公開、に記載されている様に、重合
体材料の様な多孔質担体材料上に吸着させることもでき
る。香料は、クレーまたはゼオライト材料上にも吸着さ
れ、次いで粒子状洗剤組成物中に混合される。一般的
に、好ましいゼオライトは公称細孔径が約4オングスト
ローム単位であるタイプAまたは4Aのゼオライトであ
る。現在では、ゼオライトAまたは4Aでは、香料はゼオ
ライト表面上に吸着され、ゼオライトの細孔中に実際に
吸収される香料は比較的少ないと考えられている。ゼオ
ライトまたは重合体キャリヤー上への香料の吸着は、香
料をそのまま洗剤組成物と混合するよりも幾分効果的で
あろうが、この業界では、布地に与えられた芳香の強度
および量において、および処理した布地表面上の香りの
持続期間において、香料特性を失わずに洗濯組成物を貯
蔵できる期間を改良する研究がさらに行なわれている。
従って、使用の際および使用後は乾燥した布地から十
分な香料の匂いを与えるが、長期間の貯蔵特性を与え、
製品の臭気強度は少ない香料放出方式が必要とされてい
る。
背景技術 米国特許第4,539,135号、Ramachandran et al.、1985
年9月3日公布、は、香料を担持するクレーまたはゼオ
ライト材料を含む粒子状洗濯組成物を記載している。米
国特許第4,713,193号、Tai、1987年12月15日公布、は、
液体または油状の補助物質をゼオライト材料と共に含む
自由流動性の粒子状洗剤添加剤を開示している。日本国
特許第HEI 4[1992]−218583号、Nishishiro、1992
年8月10日公開、は、香料に加えてゼオライトを含む徐
放性材料を開示している。米国特許第4,304,675号、Cor
ey et al.、1981年12月8日公布、は、脱臭製品用のゼ
オライトを含む方法および組成物を記載している。東独
国特許公開第248,508号、1987年8月12日公開、東独国
特許公開第137,599号、1979年9月12日公開、Unilever
PLCによるヨーロッパ特許出願第535,942号、1993年4月
7日公開、および公開第536,942号、1993年4月14日公
開、米国特許第5,336,665号、1994年8月9日Garner−G
ray et al.に公布、国際第WO 94/28107号、1994年12月
8日公開、とちらもKamel et al.への米国特許第5,258,
132号、1993年11月2日公布および米国特許第5,230,822
号、1993年7月27日公布、米国特許第5,141,664号、199
2年8月25日公布、Corring et al.、および米国特許第
2,809,895号、1957年10月15日公布、Swisher。
発明の概要 この課題は、本発明の洗濯用添加剤粒子により解決さ
れる。この洗濯用添加剤粒子は、多くの有用な洗濯およ
びクリーニング剤を洗濯サイクルに、または洗濯サイク
ルを通して放出するのに使用できる。本発明の洗濯用添
加剤粒子は、粒子コアとしての多孔質担体材料、および
多孔質コア上の複数の表面被覆またはカプセル被覆を必
須成分として含む。本発明の洗濯用添加剤粒子は、洗濯
により香料成分を布地表面に付与するのに特に効果的で
ある。従来の香料放出機構では、揮発性香料が製品から
拡散する、ならびに洗濯液中に溶解するために、香料の
50%以上が「失われ」、布地の表面には届かない。本発
明では、複数の被覆がゼオライトコアの上または中に装
填された香料を効果的に閉じ込める。これによって香料
は洗濯液を通して、従来の香料放出機構よりも高い率で
布地表面に送られる。
本発明の第一の実施態様により、洗濯用添加剤粒子を
提供する。この洗濯用添加剤粒子は、 i)多孔質担体コア材料、 ii)コア材料上に塗布されて中間層を形成する第一カプ
セル材料(第一カプセル材料は、1種以上の、少なくと
も部分的に水溶性のヒドロキシル化合物に由来する、無
水の非可塑化ガラス転移温度Tgが少なくとも約0℃であ
るガラス質材料を含んでなる)、および iii)中間層上に塗布されて外側層を形成する第二カプ
セル材料(第二カプセル材料は、無水の非可塑化ガラス
転移温度Tgが少なくとも約130℃である炭水化物材料を
含んでなる) を含んでなり、吸湿値が約80%未満である。
好ましくは、多孔質担体コア材料は、無定形ケイ酸
塩、結晶性非層状ケイ酸塩、層状ケイ酸塩、炭酸カルシ
ウム、炭酸カルシウム/ナトリウム二重塩、炭酸ナトリ
ウム、クレー、ゼオライト、ソーダライト、アルカリ金
属リン酸塩、大細孔ゼオライト、キチンマイクロビー
ズ、カルボキシアルキルセルロース、カルボキシアルキ
ルデンプン、シクロデキストリン、多孔質デンプン、お
よびそれらの混合物からなる群から選択し、最も好まし
くは、ゼオライトX、ゼオライトY、およびそれらの混
合物からなる群から選択する。
洗濯用添加剤粒子は、多孔質担体コア中に含まれる
か、またはコア上に担持された洗濯剤またはクリーニン
グ剤をさらに含んでなる。洗濯剤またはクリーニング剤
は、香料、漂白剤、漂白促進剤、漂白活性剤、漂白触
媒、キレート化剤、スケール防止剤(antiscalant)、
染料移動防止剤、光漂白剤、酵素、触媒作用抗体、光沢
剤、布地直接染料、抗菌剤、殺菌剤、殺虫剤、汚れ放出
重合体、布地軟化剤、染料固定剤、pH飛躍系、およびそ
れらの混合物からなる群から選択され、好ましくはゼオ
ライト中に含まれる香料である。
第一カプセル材料は、デキストロース当量DEが約75以
下である炭水化物材料であり、好ましくは水素化デンプ
ン加水分解物である。第二カプセル材料は、デキストロ
ース当量DEが約7.5以下である炭水化物材料であり、好
ましくはデンプンまたは変性デンプンまたはマルトデキ
ストリンである。第二カプセル材料は、炭水化物と組み
合わせて、可塑剤、凝集防止剤、およびそれらの混合物
からなる群から選択された成分をさらに含むことができ
る。さらに、洗濯用添加剤粒子は吸湿値が約30%未満で
ある。
本発明の第二の実施態様では、洗濯またはクリーニン
グ用洗剤組成物を提供する。この洗濯またはクリーニン
グ用組成物は、組成物の約0.001〜約50重量%の上記の
洗濯用添加剤粒子、および組成物の約50〜約99.999重量
%の、洗浄界面活性剤、ビルダー、漂白剤、酵素、汚れ
放出重合体、染料移動防止剤、充填材、およびそれらの
混合物からなる群から選択された洗濯成分を含んでな
る。好ましくは、この組成物は少なくとも1種の洗浄界
面活性剤および少なくとも1種のビルダーを含む。
そこで、本発明の目的は、複数の表面被覆を有する洗
濯用添加剤粒子を提供することである。本発明のもう一
つの目的は、複数の表面被覆を有する洗濯用添加剤粒子
を含む洗濯およびクリーニング組成物を提供することで
ある。最後に、布地の芳香特性を改良し、貯蔵寿命を長
くし、製品臭気の強度を下げることができる洗濯用添加
剤粒子を提供することも本発明の目的である。本発明の
これらの、および他の目的、特徴および利点は、下記の
説明および付随する請求項から、当業者には明らかであ
る。
他に指示がない限り、百分率、比率および割合はすべ
て重量で表示する。ここに引用する文書はすべてここに
参考として含める。
発明を実施するための最良の形態 本発明は、洗濯用添加剤粒子および洗濯用添加剤粒子
を使用した洗濯およびクリーニング組成物に関する。洗
濯およびクリーニング組成物としては、伝統的な粒状洗
濯洗剤並びに粒状漂白剤、自動皿洗い、硬質表面クリー
ニングおよび布帛柔軟化組成物が挙げられる。本発明の
洗濯用添加剤粒子は、優秀なスルー・ザ・ウォッシュ香
料送達能力を与え並びに発生揮発性香料成分による製品
臭を最小限にする。理論によって限定しようとするもの
ではないが、本発明の粒子の多重被覆物は、粒子の安定
性も増大すると考えられる。
本発明の洗濯粒子は、多孔性担体である芯物質を具備
する。この多孔性担体芯は、次いで、第一カプセル化物
質で被覆して中間層を形成する。次いで、中間層は、粒
子上の外層を形成する第二カプセル化物質で被覆する。
このように、洗濯用粒子は、第一物質の中間層および第
二物質の中間層上の外層を有する芯からなる。
本発明の洗濯用粒子は、約80%以下の吸湿値を有す
る。ここで使用する「吸湿値」は、下記の試験法下で粒
子の重量の増大率によって測定するようなガラス状粒子
による水分の取込量を意味する。本発明のガラス状粒子
に必要とされる吸湿値は、粒子2g(約500μmの大きさ
の粒子;水分バリヤー被覆物を有していない)を90゜F
および相対湿度80%の条件下で開放容器ペトリ皿に4週
間入れることによって測定する。この時間の終りに粒子
の重量の増大率は、ここで使用する粒子の吸湿値であ
る。本発明の好ましい粒子は、吸湿値約50%以下、より
好ましくは約30%以下を有する。
本発明の洗濯用添加剤粒子は、典型的には、カプセル
化物質約10%〜約95%、好ましくは約20%〜約90%、よ
り好ましくは約20%〜約75%を含む。第一カプセル化物
質対第二カプセル化物質の典型的な比率は、約1:1から
約10:1、好ましくは約5:1から約2:1である。また、本発
明の粒状組成物は、典型的には、洗濯またはクリーニン
グ組成物に有用な薬剤約0%〜約90%、好ましくは約10
%〜約80%、より好ましくは約25%〜約80%を含む。
多孔性担体芯物質 ここで使用する「多孔性担体コア物質」は、洗濯剤、
クリーニング剤などの配送可能な薬剤を支持できる物質
(例えば、表面上への吸収または細孔中への吸着によっ
て)を意味する。このような物質としては、無定形シリ
ケート、結晶性非層シリケート、層シリケート、炭酸カ
ルシウム、炭酸カルシウム/炭酸ナトリウム複塩、炭酸
ナトリウム、粘土、ゼオライト、ソーダライト、アルカ
リ金属リン酸塩、マクロ多孔性ゼオライト、キチンミク
ロビーズ、カルボキシアルキルセルロース、カルボキシ
アルキルデンプン、シクロデキストリン、多孔性デンプ
ンおよびそれらの混合物からなる群から選ばれる多孔性
固体が挙げられる。
好ましい多孔性担体物質は、ゼオライトX、ゼオライ
トYおよびそれらの混合物である。ここで使用する「ゼ
オライト」なる用語は、結晶性アルミノシリケート物質
を意味する。ゼオライトの構造式は、結晶単位セル、 Mm/n〔(AlO2)m(SiO2)y〕・xH2O (式中、nは陽イオンMの原子価であり、xは単位セル
当たりの水分子の数であり、mおよびyは単位セル当た
りのテトラヘドラの合計数であり、y/mは1〜100であ
る) で表わされる構造の最小単位をベースとする。最も好ま
しくは、y/mは1〜5である。陽イオンMは、第I A族お
よび第II A族元素、例えば、ナトリウム、カリウム、マ
グネシウム、およびカルシウムであることができる。
ここで有用なゼオライトは、公称孔径約8オングスト
ローム単位、典型的には約7.4〜約10オングストローム
単位を有するX型ゼオライトまたはY型ゼオライトを含
めてフォージャサイト型ゼオライトである。
本発明の実施で有用なアルミノシリケートゼオライト
物質は、市販されている。XおよびY型ゼオライトの製
法は、周知であり且つ標準テキストで入手できる。ここ
で有用な好ましい合成結晶性アルミノシリケート物質
は、呼称X型またはY型で入手できる。
例示の目的で、限定せずに、好ましい態様において
は、結晶性アルミノシリケート物質は、X型であり且つ
下記のものから選ばれる: (I) Na86〔AlO286・(SiO2106〕・xH2O (II) K86〔AlO286・(SiO2106〕・xH2O (III) Ca40Na6〔AlO286・(SiO2106〕・xH2O (IV) Sr21Ba22〔AlO286・(SiO2106〕・xH2O およびそれらの混合物(式中、xは約0〜約276であ
る)。式(I)および(II)のゼオライトは、公称孔径
または開口部8.4オングストローム単位を有する。式(I
II)および(IV)のゼオライトは、公称孔径または開口
部8.0オングストローム単位を有する。
別の好ましい態様においては、結晶性アルミノシリケ
ート物質は、Y型であり且つ下記のものから選ばれる: (V) Na56〔AlO256・(SiO2136〕・xH2O (VI) K56〔AlO256・(SiO2136〕・xH2O およびそれらの混合物(式中、xは約0〜約276であ
る)。式(V)および(VI)のゼオライトは、公称孔径
または開口部8.0オングストローム単位を有する。
本発明で使用するゼオライトは、標準粒径分析技術に
よって測定した時の平均粒径約0.5μm〜約120μm、好
ましくは約0.5μm〜約30μmを有する粒子形である。
ゼオライト粒子の大きさは、接触する布帛に搭載する
ことを可能にする。一旦布帛表面上で確立されたら(被
覆物マトリックスは洗濯プロセス時に洗い流される)、
ゼオライトは、特に熱または湿気のある条件に付す時
に、配合された洗濯剤を放出し始めることができる。
第一カプセル化物質 本発明の第一カプセル化物質は、1種以上の少なくと
も部分的に水溶性のヒドロキシル化合物に由来するガラ
ス状物質である。ここで有用な少なくとも部分的に水溶
性のヒドロキシル化合物は、好ましくは、下記の種類の
物質から選ばれる。
1. (i)単純な糖類(または単糖類)、(ii)オリゴ
糖類(2〜35個の単糖分子からなる炭水化物鎖と定
義)、(iii)多糖類(少なくとも35個の単糖分子から
なる炭水化物鎖と定義)、および(iv)変性デンプンお
よびデンプン水解物を含めたデンプン、および(v)
(i)(ii)(iii)および(iv)の水素添加物のいず
れかまたは混合物であることができる炭水化物。
線状炭水化物鎖と分枝炭水化物鎖との両方とも使用し
てもよい。加えて、化学変性デンプンおよび多糖類/オ
リゴ糖類は、使用してもよい。典型的な変性としては、
若干の表面活性を化合物に付与するために界面活性剤で
見出されるものと同一のアルキル、アリールなどの形の
疎水部分の付加が挙げられる。好ましい炭水化物物質
は、水素添加物および特に水素添加デンプン水解物であ
る。デキストロース当量(DE)45未満を有する炭水化物
に由来し且つ典型的にはDE45未満を有するデンプン水解
物の水素添加によって製造される水素添加デンプン水解
物が、最も好ましい。水素添加デンプン水解物の好適な
例としては、アイオワ州ケオクックのロケット・アメリ
カから商品名ポリソーブ(POLYSORB)およびリカジン
(LYCASIN)で入手できるもの、およびニュージャージ
ー州フェアローンのロンザから商品名ハイスター(HYST
AR)で入手できるものが挙げられる。
2. すべての天然または合成ゴム、例えば、アルギン酸
エステル、カラギーナン、寒天、ペクチン酸、および天
然ゴム、例えば、アラビアゴム、トラガカントゴムおよ
びカラヤゴム。
3. キチンおよびキトサン。
4. セルロースおよびセルロース誘導体。例としては、
(i)酢酸セルロースおよび酢酸フタル酸セルロース
(CAP)、(ii)ヒドロキシプロピルメチルセルロース
(HPMC)、(iii)カルボキシメチルセルロース(CM
C)、(iv)すべて腸溶/アクアテリック(aquateric)
被覆物およびそれらの混合物が挙げられる。
5. シリケート、ホスフェートおよびボレート。
6. ポリビニルアルコール(PVA)。
7. ポリエチレングリコール(PEG)。
8. 可塑剤。
少なくとも部分的に水溶性ではなく且つ約0℃の下限
以下のガラス転移温度Tgを有するこれらの種類内の物質
は、製造されるガラス状粒子が所要の吸湿値約80%以下
を有するように所要の高いTgを有するここで有用なヒド
ロキシル化合物とこのような量で混合する時にのみここ
で有用である。
ガラス転移温度(通常「Tg」と略称)は、ガラス状物
質の周知の容易に測定される性質である。この転移は、
Tg領域を通しての加熱時に、ガラス状態の物質が液体状
態のものに液化することに等価であると記載される。そ
れは、溶融、蒸発、昇華などの相転移ではない(ウイリ
アム・ピー・ブレナン、「「Tgとは何か」、ガラス転移
の走査熱量測定のレビュー」、Thermal Analysis Appli
cation Study #7、パーキン−エルマー・コーポレー
ション、1973年3月参照)。Tgの測定は、示差交差熱量
計を使用することによって容易に得られる。
本発明の目的で、ヒドロキシル化合物のTgは、可塑剤
(ヒドロキシル化合物のTg測定値に影響を及ぼすであろ
う)を含有しない無水化合物の場合に得られる。ガラス
転移温度は、P.ペイサー、「重合体のガラス転移温
度」、Polymer Handbook、第3版、J.ブランドラップお
よびE.H.イマーグート(ウイリー−インターサイエン
ス、1989年、第VI/209頁〜第VI/277頁にも詳細に記載さ
れている。
本発明のガラス状粒子で有用なヒドロキシル化合物の
少なくとも1つは、無水非可塑化Tg少なくとも0℃、水
分バリヤー被覆物を有していない粒子の場合には少なく
とも約20℃、好ましくは少なくとも約40℃、より好まし
くは少なくとも60℃、最も好ましくは少なくとも約100
℃を有していなければならない。また、これらの化合物
は、低温で加工でき、好ましくは約50℃〜約200℃の範
囲内、より好ましくは約60℃〜約180℃の範囲内で加工
できることが好ましい。
好ましくは、ヒドロキシル化合物は、デキストロース
当量DE約75以下、より好ましくは約65以下、最も好まし
くは約7.5〜約45を有する炭水化物物質である。ここで
使用する「デキストロース当量」なる用語および略称
「DE」は、全乾燥物質の%として計算される、存在する
デキストロースと表現される還元糖の合計量を意味す
る。量は、0〜100のスケールで測定し、100は純粋な糖
に存在する量である。デキストロース当量の通常の測定
技術は、容量アルカリ性銅法である。デキストロース当
量とデキストロース当量の測定法との両方とも、特に食
品およびシロップ工業で、技術上周知である。本発明の
第一カプセル化物質の好ましい炭水化物物質としては、
スクロース、水素添加デンプン水解物、グルコース、ラ
クトース、およびデンプン水解物、例えば、コーンシロ
ップが挙げられる。
第二カプセル化物質 外層を形成する本発明に係る第二カプセル化物質は、
無水非可塑化ガラス転移温度Tg少なくとも約130℃、よ
り好ましくは少なくとも約150℃、最も好ましくは約175
℃を有する炭水化物物質である。
第二カプセル化物質の炭水化物は、(i)単純な糖類
(または単糖類)、(ii)オリゴ糖類(2〜35個の単糖
分子からなる炭水化物鎖と定義)、(iii)多糖類(少
なくとも35個の単糖分子からなる炭水化物鎖と定義)、
および(iv)変性デンプンを含めたデンプン、および
(v)(i)(ii)(iii)および(iv)の水素添加物
のいずれかまたは混合物であることができる。
線状炭水化物鎖と分枝炭水化物鎖との両方とも使用し
てもよい。加えて、化学変性デンプンおよび多糖類/オ
リゴ糖類は、使用してもよい。典型的な変性としては、
若干の表面活性を化合物に付与するために界面活性剤で
見出されるものと同一のアルキル、アリールなどの形の
疎水部分の付加が挙げられる。
第二カプセル化物質の炭水化物は、好ましくは、デキ
ストロース当量DE約7.5以下、より好ましくは約5以下
を有する。好ましくは、第二カプセル化物質の炭水化物
は、前記のようなデンプンまたは変性デンプン、マルト
デキストリン、または水素添加デンプン水解物である。
好適なマルトデキストリンとしては、グレイン・プロダ
クツ・プロセッシングから市販されているマルトリン
(Maltrin)M040TMが挙げられ且つ好適なデンプンまた
は変性デンプンとしては、それぞれナショナル・スター
チ・ケミカル・カンパニーおよびアメリカン・メイズ・
カンパニーから市販されているキャプスル(Capsul)E
TMおよびアミオゴム(Amiogum)23TMが挙げられる。
第二カプセル化物質としては、任意の添加剤成分、例
えば、可塑剤、凝集防止剤、およびそれらの混合物が挙
げてもよい。任意の可塑剤としては、ソルビトール、ポ
リエチレングリコール、プロピレングリコール、低分子
量炭水化物などが挙げられ、ソルビトールとポリエチレ
ングリコールと低分子量ポリオールとの混合物が最も好
ましい。可塑剤は、約0.01%〜約5%の量で使用され
る。本発明に係る凝集防止剤は、好ましくは、界面活性
剤であり且つ第二カプセル化物質の1%未満の少量で配
合する。本発明で使用するのに好適な界面活性剤として
は、インペリアル・ケミカルズ・インコーポレーテッド
(ICI)から市販されているトゥイーン(TWEEN)80TM
挙げられる。
洗濯剤およびクリーニング剤 洗濯剤およびクリーニング剤は、本発明の粒子に配合
する。薬剤は、前記のような多孔性担体芯物質上に担持
するか含有する。本発明で有用な薬剤は、香料、漂白
剤、漂白促進剤、漂白活性化剤、漂白触媒、キレート化
剤、スケール防止剤、しきい値抑制剤、染料移動抑制
剤、光漂白剤、酵素、触媒抗体、増白剤、布帛直接染
料、殺真菌剤、抗菌剤、防虫剤、防汚重合体、布帛柔軟
剤、染色固着剤、pHジャンプ系、およびそれらの混合物
からなる群から選ばれる。本発明の場合に認識できるよ
うに、本発明の粒子に配合するこれらの薬剤は、粒子を
含有する洗濯およびクリーニング組成物の残部を処方す
るために使用される薬剤と同じであってもよく、または
異なっていてもよい。例えば、粒子は、香料剤を含んで
もよく且つ同じか異なる香料は、香料含有粒子と一緒に
最終組成物にブレンドしてもよい(例えば、スプレーオ
ン技術によって)。これらの薬剤は、粒状洗濯洗剤組成
物、粒状自動皿洗い組成物、硬質表面クリーナーなどの
処方すべき組成物の種類に所望のように選ばれる。
本発明で有用な各種の薬剤は、以下に記載する。本発
明の洗濯用粒子は、勿論、他の成分を含有してもよい組
成物に配合してもよい。洗濯用添加剤粒子を含有する組
成物は、場合によって、1種以上の他の洗剤補助物質ま
たはクリーニング性能、クリーニングすべき基体の処理
を助長するか高めるか洗剤組成物の美観を修正するため
の他の物質(例えば、香料、着色剤、染料など)を包含
できる。
香料 本発明による、好ましい洗濯またはクリーニング剤
は、香料材料を含む。ここで用語「香料」は、水性浴お
よび/または布帛と接触した後に、水性浴中および/ま
たは布帛上に放出するいかなる芳香物質指し示すものと
して用いられる。香料は、もっとも頻繁には室温で液体
であろう。アルデヒド、ケトン、アルコールおよびエス
テルなどを含め各種の化学物質が、香料用として知られ
ている。より通常には、天然起源の植物および動物油お
よび滲出物は、様々な化学成分の複雑混合物は香料とし
て知られている。本発明の香料は、それらの組成物のな
かで比較的単純なものであってもよく、または天然およ
び合成化学成分の高度に洗練された複雑混合物であって
もよく、すべての所望の臭いを与えるように選ばれる。
典型的な香料は例えばサンダルウッド、麝香およびパチ
ョリなどウッディー/アーシーベースの外国産の物質を
含むことができる。この香料は、軽いフローラル芳香、
例えばバラ抽出物、バイオレット抽出物およびライラッ
クであることができる。この香料は、また、所望の果物
臭、例えばライム、レモンおよびオレンジを与えるよう
に形成することができる。心地よいまたは所望の臭いを
滲出するいかなる化学的に相溶性の物質は本発明の香料
組成物に用いることができる。
香料は芳香前駆体、例えばアセタールプロフレグラン
ス、ケタールプロフレグランス、エステルプロフレグラ
ンス(例えば、ジゲラニルスクシネート、)加水分解性
無機−有機プロフレグランス、およびその混合物を含
む。このようなプロフレグランスは、単純な加水分解の
結果、香料物質を放出してもよく、またはpH変化誘因プ
ロフレグランス(例えばpH降下)または酵素的に放出可
能なプロフレグランスであってもよい。
ここで好ましい香料は以下の通りである。
本発明の目的において、洗濯法において水性媒体にさ
らされる組成物は、香料分子のいくつかの特性パラメー
タは特定し定義するうえで重要である:それらの最長お
よび最広の測定;断面領域;分子体積;および分子表面
領域。この値は個別の香料分子ごとにCHEMXプログラム
(ケミカル設計株式会社より)を用いて測定でき、最小
エネルギーコンフォメーションの分子中には、定義され
たように標準ジェオメトリー最適化CHEMXおよび標準分
子ファンデルワールス半径を用いる。パラメータの定義
は以下の通りである。
最長の:ファンデルワールス半径によって増大された
分子中の原子間の最大の距離(オングストロームで)。
「最も広い」:ファンデルワールス半径によって増大
された分子中の原子間の最大の距離(オングストローム
で)の「最長」の軸に垂直の平面上の飛び出し量。
「断面領域」:最長の軸に対して垂直の平面の分子の
突出によって満たされた、領域(平方オングストローム
単位で)。
「分子体積」:最小エネルギー配置の分子によって満
たされた体積(立方オングストローム単位で)。
「分子表面領域」:平方オングストロームとしての中
間単位(計算目的で、分子メチルベータナフチルケトン
ベンジルサルチレート、およびカンフルガム表面領域そ
れぞれ128±3、163.5±3および122.5±3単位) 混和に対して分子形状も重要である。例えば、ゼオラ
イト経路に含めるのに十分小さい球状の完全に対称な分
子は、好ましい方向がなく、どのような接近方向からも
入れることができる。しかしながら、孔の次元を超える
長さを有する分子、は、入れる際の好ましい「接近軸」
がある。分子体積/表面領域比の計算はここでは分子に
対する「形状インデックス」を用いる。
本発明の目的においては、香料は好ましいゼオライト
担体の孔への混入のその能力によって階級化でき、した
がって、その成分としての有用性は、水性環境を通じて
好ましいゼオライト担体への供給によって階級化でき
る。これらの薬剤の体積/表面領域比対断面領域平面
は、薬剤の簡便なグループへの階級分けを許す。特に、
本発明のゼオライトAおよびY担体は、以下の式で定義
される線(「混入ライン」として示す)の下であれば薬
剤が混入される。
y=−0.01068x+1.497 (式中、xは断面領域およびyは体積/表面積比であ
る)混入ラインの下の薬剤は、ここで「供給可能な薬剤
(deliverable agents)」と称し、この線の上の薬剤
は「供給できない薬剤」と称する。
洗濯中の包含については、供給可能な薬剤は、担体へ
の新和性機能としてゼオライト担体内に保持され、競争
担体に比較する。新和性は分子サイズ、親水性、機能
性、揮発性などによって影響され、ゼオライト担体内の
供給可能な薬剤間での相互作用へ影響を与えられる。こ
のような相互作用は混入された供給可能な薬剤の改善さ
れた洗濯中包含を許す。特に、本発明においては、ゼオ
ライト担体孔の次元にきっちりと適合した少なくとも1
つの次元を有する供給可能な薬剤の使用は、水性洗浄環
境中の他の供給可能な薬剤の損失を示す。この方法で機
能付けられる供給可能な薬剤は、「ブロッカー剤」と称
し、体積/表面積比対断面積平面として「混入線」(前
に定義の通り)下の供給可能な薬剤であるが、下記の式
(以下、「ブロッカーライン」と称する)より上の分子
と定義される。
y=−0.01325x+1.46 ここで、xは断面積であり、yは容量/表面積比であ
る。
ゼオライトXおよびYを担体として使用する本発明の
組成物のためには、上記の「取り込み線」の下のすべて
の供給可能な薬剤が本発明の組成物から分配されそして
解放され得る。好ましい材料は、「ブロッカー線(bloc
ker line)」の下に含まれるものである。また、ブロッ
カー剤と他の供給可能な薬剤の混合物も好ましい。本発
明の洗濯用粒子に有用な洗濯用香料剤混合物は、好まし
くは、洗濯用剤混合物の約5〜約10重量%(好ましくは
約25〜約100%、さらに好ましくは約50〜約100%)の供
給可能な薬剤を含み、さらに、好ましくは、約0.1〜約1
00重量%(好ましくは約0.1〜約100%)のブロッカー剤
を含んでなる。
明らかに本発明の組成物は、該組成物によって香料剤
が分配されるので、その利点が消費者に理解されるため
に五感による知覚が要請される。本発明の香料組成物に
とって、最も好ましいここで有用な香料剤は、10ppbに
等しいかあるいはそれ以下の識別の閾値(後で詳しく述
べるような注意深く制御されたGC条件下での匂い検知閾
値(ODT)での測定による)を有する。ODTが10ppbから1
ppmの間の剤はさほど好ましいものではない。ODTが1ppm
を超える剤は好ましくは避けられる。本発明の洗濯用粒
子に有用な洗濯用剤香料混合物は、好ましくは、約0%
から約80%のODT10ppb〜1ppmの供給可能な薬剤、および
約20%〜100%(好ましくは約30%〜約100%、さらに好
ましくは約50%〜約100%)の供給可能な薬剤であって1
0ppbに等しいかあるいはそれ以下のODTを有するものを
含んでなる。
また、香料は、洗濯工程の間保持され、かつ、その
後、乾燥布帛の周囲の空気(たとえば収納される間の布
帛の周囲の空間)に解放されるものが好ましい。このこ
とは、香料がゼオライトの孔の外に引き続く区画ととも
に布帛の周囲の空気に移動することを要請する。好まし
い香料剤は、したがってその揮発性に基づいてさらに決
定される。ここでは揮発性の測定として沸点が使用さ
れ、好ましい物質は、300℃未満の沸点を有する。本発
明の洗濯用粒子に有用な洗濯剤香料混合物は、沸点300
℃未満の供給可能な薬剤を少なくとも約50%(好ましく
は少なくとも約60%、さらに好ましくは少なくとも70
%)含んでなる。加えて、ここで好ましい洗濯用粒子
は、少なくとも約80%、より好ましくは少なくとも約90
%、の供給可能な薬剤が約1.0を超える「ClogP値」を有
するものである組成物を含んでなる。ClogP値は下記に
従って得られる。
ClogPの計算 これら芳香成分は、それらのオクタノール/水の分配
係数Pにより特徴づけられる。この芳香成分のオクタノ
ール/水分配係数は、オクタノール中の芳香成分の平衡
濃度と水中の平衡濃度との比である。最も芳香性のある
成分の分配係数は大きいので、より好都合なことに、常
用対数logPの形で得られる。
多くの芳香成分のlogPが報告されている。たとえば、
Daylight Chemical Information System,Inc.(Dayligh
t CIS)より入手可能なPomona92データベースは、原文
献への引用と共に、多くのものを含んでいる。
しかしながら、logP値は、非常に好都合なことに、Da
ylight CISより同様に入手可能な「CLOGP」プログラム
により計算される。このプログラムはまた、Pomona92デ
ータベースで入手可能であれば、logP実験値の一覧表も
作る。「logP計算値」(ClogP)は、HanschとLeoの部分
的取組み(cf.,A.Leo,In Comprehensive Medicinal Che
mistry,Vol.4,C.Hansch,P.G.Sammens,J.B.Taylor and
C.A.Ramsden,Eds.,p.295,Pergamon Press,1990)により
決定される。この部分的取組みは、各芳香成分の化学構
造に基づき、原子の数および種類、原子結合、ならびに
化学結合を考慮に入れる。このClogP値は、最も信頼で
き、かつ広く用いられているこの物理化学的性質の評価
であり、芳香成分の選択の際に、logP実験値の代りに使
用されることができる。
臭気検出限界の測定 ガスクロマトグラフは、既知の濃度および鎖長分布の
炭化水素標準物を用いて、注射器により導入した材料の
正確な体積、正確なスプリット比、および炭化水素の応
答、を測定することに特徴がある。気体の流速を正確に
測定し、人による吸入時間を最後の0.2分間と仮定し
て、試料体積を計算する。時間内のいずれの点において
も検出器での正確な濃度が既知であるので、吸入された
体積当りの質量がわかり、従って、材料の濃度がわか
る。材料の限界が10ppb未満であるかどうかを測定する
ために、溶液を逆算した濃度でスニフ口(sniff port)
へ運ぶ。検査者が、GC流出物に臭いを嗅ぎ、臭気が認め
られると、滞留時間が明らかになる。全検出者の平均か
ら、顕著な臭気検出限界が測定される。
検出器での濃度が10ppbになるように、必要量の分析
物をカラムに導入する。臭気検出限界測定用の典型的な
ガスクロマトグラフパラメーターを以下に列挙する。
GC:FID検出器(5890シリーズII) 7673オートサンプラー カラム:J&W Scientific DB−1 長さ30メートルID0.25mm膜厚1ミクロン 方法: スプリットインジェクション:17/1 スプリット比 オートサンプラー:1.13ミリリットル/インジェクシ
ョン カラム流量:1.10mL/分 気体流量:345mL/分 入口温度 245℃ 検出器温度 285℃ 温度情報 初期温度:50℃ 速度:5C/分 最終温度:280℃ 最終時間:6分 主要仮定(leading assumptions):0.02/スニフ GC気体を試料希釈溶液に加える。
芳香固定剤 必要に応じて、芳香成分は、芳香固定剤(Perfume Fi
xative)と組合わせることができる。本発明で用いられ
る芳香固定剤の材料は、本発明の実施に特に適したもの
とする種々の基準により特徴づられる。分散性であっ
て、毒物学的に許容可能な非皮膚炎症性で、芳香成分に
不活性であり、分解性でおよび/または継続的な供給源
から入手可能である、比較的臭気のない添加剤が使用さ
れる。芳香固定剤は、芳香成分のさらに揮発性の構成成
分の蒸発を遅らせると考えられる。
好適な固定剤の例は、ジエチルフタレート、ムスク、
およびそれらの混合物、からなる群から選択されるもの
が包含される。使用する場合には、芳香固定剤は、約10
重量%〜約50重量%、好ましくは約20重量%〜約40重量
%の芳香成分を含む。
好適なゼオライト担体における芳香成分の導入 本発明に好適な担体として使用すべきX型またはY型
のゼオライトは、好ましくは約15%未満、さらに好まし
くは約8%未満、最も好ましくは約5%未満、の脱着水
(desorbable water)を含む。そのような材料は、先
ず、約150〜350℃に加熱することによって活性化/脱水
させ、必要に応じて低圧(約0.001〜約20Torr)にする
ことより、得ることができる。活性化後、該薬剤を、活
性化したゼオライトとゆっくりと完全に混合させ、必要
に応じて約60℃または約2時間まで加熱して、ゼオライ
ト粒子内の吸着平衡を促進させる。次いで、芳香成分/
ゼオライト混合物を室温まで冷却し、自由流動性粉末の
形態にする。
ゼオライト担体中に導入される洗濯剤の量は、投入さ
れた粒子の、約20重量%未満、典型的には18.5重量%未
満であり、ゼオライトの気孔体積を制限する。しかしな
がら、本発明の粒子は、洗濯剤のこの粒子重量レベルを
超えることがあると解されるべきであるが、分配可能な
薬剤のみを使用する場合であっても、過剰レベルの洗濯
剤は、ゼオライトに導入されないと解すべきである。従
って、本発明の粒子は、20重量%の洗濯剤を含む。過剰
な洗濯剤(ならびに非分配性の薬剤も存在する)はいず
れも、ゼオライトの孔に導入されることはなく、これら
の物質は、直ちに、水性洗浄媒体と接触する洗浄溶液に
放出されことになろう。
ゼオライト粒子中に芳香成分を含み/保護する機能に
加えて、炭水化物材料もまた、多芳香性ゼオライト粒子
を、全粒子径が、200〜1000ミクロン、好ましくは400〜
600ミクロン、の範囲の集塊に凝集させるのに役立つ。
このことは、粉末状物を減少させる。さらに、そのこと
は、より小さい個々の芳香性ゼオライトが、粒状洗剤で
満たされた容器底部にふるい分けによって落ちる傾向を
少なくする。それら自体、典型的には200〜1000ミクロ
ンの範囲の粒子径を有する。
洗濯またはクリーニングの補助成分 本発明による洗濯またはクリーニング組成物におい
て、またはそれとともに使用するための補助成分は、界
面活性剤、香料、漂白剤、漂白促進剤、漂白剤活性化
剤、漂白触媒、キレート化剤、スケール防止剤、限界イ
ンヒビター、染料移動阻止剤、光漂白剤、酵素、触媒抗
体、増白剤、布帛直接染料、抗真菌剤、抗菌剤、昆虫忌
避剤、汚れ解放ポリマー、布帛柔軟剤、染料固定剤、pH
ジャンプ系、およびそれらの混合物から成る群より選択
される。本発明について理解されるように、本発明の粒
状組成物の中に混入される洗濯またはクリーニング組成
物に有用であるこれらの物質は、本発明の方法により製
造される粒状組成物を含有する洗濯およびクリーニング
組成物の残部を配合するために使用される物質同一であ
るか、あるいは異なることができる。例えば、粒状組成
物は香料を含んでなることができ、そして、また、同一
であるか、あるいは異なる物質を香料含有粒状組成物と
一緒に最終組成物の中にブレンドすることができる。こ
れらの物質は、必要に応じて配合される組成物のタイプ
について選択され、これらのタイプは粒状洗濯洗剤組成
物、粒状自動皿洗浄組成物、または硬質表面のクリーナ
ーである。
洗濯およびクリーニング組成物において有用な種々の
タイプの物質を後述する。粒状組成物を含有する組成物
は、必要に応じて、1またはそれ以上の他の洗剤補助物
質、あるいはクリーニング性能、クリーニングすべき支
持体の処理を促進または増強するか、あるいは洗剤組成
物の美感を変更する他の物質を含むことができる。
洗浄性界面活性剤 粒子および/または凝集物は前述のレベルで界面活性
剤を含む。洗浄性界面活性剤は、アニオン界面活性剤、
非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、双性イオン
界面活性剤およびそれらの混合物から選択することがで
きる。本発明において有用な界面活性剤の非限定的例は
次の通りである:慣用のC11−C18アルキルベンゼンスル
ホン酸塩(「LAS」)および第一級分枝鎖状およびラン
ダムC10−C20アルキル硫酸塩(「AS」)、下記式のC10
−C18第二級(2,3)アルキル硫酸塩、CH3(CH2(CH
OSO3 -M+)CH3およびCH3(CH2(CHOSO3 -M+)CH2C
H3、式中xおよび(y+1)は少なくとも約7、好まし
くは少なくとも約9の整数であり、そしてMは水可溶化
カチオン、特にナトリウムである、不飽和硫酸塩、例え
ば、オレイル硫酸塩、C10−C18アルキルアルコキシ硫酸
塩(「AExS」;特にEO1〜7エトキシ硫酸塩)、C10−C
18アルキルアルコキシカルボン酸塩(特にEO1〜5エト
キシカルボン酸塩)、C10−C18グリセロールエーテル、
C10−C18アルキルポリグルコシドおよびそれらの対応す
る硫酸化ポリグリコシド、およびC12−C18アルファ−ス
ルホン化脂肪酸エステル。必要に応じて、慣用の非イオ
ン界面活性剤および両性界面活性剤、例えば、C12−C18
アルキルエトキシレート(「AE」)(いわゆる狭いピー
クのアルキルエトキシレートを包含する)およびC6−C
12アルキルフェノールアルコキシレート(特にエトキシ
レートおよび混合エトキシ/プロポキシ)、C12−C18
タインおよびスルホベタイン(「スルタイン」)、C10
−C18アミンオキシド、およびその他を、また、全体の
組成物の中に含めることができる。C10−C18N−アルキ
ルポリヒドロキシ脂肪酸アミドを使用することもでき
る。典型的な例は、C12−C18N−メチルグルカミドを包
含する。WO9,206,154明細書を参照のこと。他の糖由来
の界面活性剤は、N−アルコキシポリヒドロキシ脂肪酸
アミド、例えば、C10−C18N−(3−メトキシプロピ
ル)グルカミドを包含する。泡立ちを低下するために、
N−プロピル〜N−ヘキシルC12−C18グルカミドを使用
することができる。C10−C20慣用セッケンを使用するこ
ともできる。高い泡立ちを望む場合、分枝鎖状C10−C16
セッケンを使用することができる。他の慣用の有用な界
面活性剤は標準的テキストの中に列挙されている。
C10−C18アルキルアルコキシ硫酸塩(「AExS」;特に
EO1〜7エトキシ硫酸塩)およびC12−C18アルキルエト
キシレート(「AE」)は、本明細書において記載するセ
ルロースを含有する洗剤について最も好ましい。
洗浄ビルダー 粒子および/または凝集物は前述のレベルでビルダー
を含む。その目的で、無機ビルダーならびに有機ビルダ
ーを使用することができる。また、結晶質ビルダーなら
びに非晶質ビルダーを使用することができる。ビルダー
は典型的には布帛の洗濯組成物において使用して粒状汚
れの除去を促進し、かつ水硬度を排除する。
無機またはPを含有する洗剤ビルダーは、下記のもの
を包含するが、これらに限定されない:アルカリ金属、
アンモニウムおよびアルカノールアンモニウムのポリリ
ン酸塩(例えば、トリポリリン酸塩、ピロリン酸塩、お
よびガラス状ポリマーのメタリン酸塩)、ホスホネー
ト、フィチン酸、ケイ酸塩、炭酸塩(重炭酸塩またはセ
スキ炭酸塩を包含する)、硫酸塩、およびアルミノケイ
酸塩。しかしながら、非リン酸塩のビルダーはある地域
において要求される。重要なことには、本発明における
組成物は驚くべきことにはいわゆる「弱い」ビルダー
(リン酸塩と比較したとき)、例えば、クエン酸塩の存
在下に、またはゼオライトまたは層状ケイ酸塩のビルダ
ーを使用して起こることがあるいわゆる「アンダービル
ト(underbuilt)」の状況においてさえよく機能する。
ケイ酸塩ビルダーの例は、アルカリ金属ケイ酸塩、特
に1.6:1〜3.2:1の範囲のSiO2:Na2O比を有するものおよ
び層状ケイ酸塩、例えば、米国特許第4,664,839号(H.
P.Rieck、1987年5月12日発行)に記載されている層状
ケイ酸ナトリウムである。NaSKS−6はヘキスト(Hoech
st)により市販されている結晶質層状ケイ酸塩について
の商品名である(本明細書において普通に「SKS−6」
と略す)。ゼオライトビルダーと異なり、NaSKS−6ケ
イ酸塩ビルダーはアルミニウムを含有しない。NaSKS−
6は層状ケイ酸塩のデルタ−Na2SiO5の形態学的形態を
有する。それはドイツ国特許(DE−A)第3,417,649号
およびドイツ国特許(DE−A)第3,742,043号に記載さ
れているような方法により製造することができる。SKS
−6は本発明において使用するために高度に好ましい層
状ケイ酸塩であるが、他の層状ケイ酸塩、例えば、下記
一般式を有するものを本発明において使用することがで
きる: NaMSixO2x+1・yH2O 式中Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4の
数、好ましくは2であり、そしてyは0〜20の数、好ま
しくは0である。ヘキストから種々の他の層状ケイ酸塩
は、NaSKS−5、NaSKS−7およびNaSKS−11をアルフ
ァ、ベータおよびガンマ型として包含する。前述したよ
うに、デルタ−Na2SiO5(NaSKS−6型)は本発明におい
て使用するために最も好ましい。また、他のケイ酸塩、
例えば、ケイ酸マグネシウムが有用であることがあり、
これらは粒状配合において分散剤として、酸素漂白剤の
ための安定剤として、そして泡抑制系の1成分として働
くことができる。
炭酸塩ビルダーの例は、ドイツ国特許出願第2,321,00
1号(1973年11月15日発行)に開示されているようなア
ルカリ土類金属およびアルカリ金属の炭酸塩である。前
述したように、アルミノケイ酸塩のビルダーは本発明に
おいて有用である。アルミノケイ酸塩ビルダーは、大部
分の現在市販されている強力粒状洗剤組成物において大
きい重要性を有し、そして、また、液状洗剤配合物にお
ける意味のあるビルダーであることができる。アルミノ
ケイ酸塩ビルダーは、下記の実験式を有する: Mz(zAlO2]・xH2O 式中zおよびyは少なくとも6の整数であり、z/yのモ
ル比は1.0〜0.5であり、そしてxは約15〜約264であ
る。
有用なアルミノシリケートのイオン交換物質は商業的
に入手可能である。これらのアルミノケイ酸塩は構造が
結晶質または非晶質であり、そして天然に見出されるア
ルミノケイ酸塩であるか、または合成的に誘導される。
アルミノシリケートのイオン交換物質の製造方法は米国
特許第3,985,669号(Krummel、et al.、1976年10月12日
発行)に開示されている。本発明において有用な好まし
い合成結晶質アルミノシリケートのイオン交換物質は、
表示ゼオライト(Zeolite)A、ゼオライトP(B)、
ゼオライトMAPおよびゼオライトXで入手可能である。
特に好ましい態様において、結晶質アルミノシリケート
のイオン交換物質は下記式を有する: Na12[(AlO212(SiO212]・xH2O 式中xは20〜30、特に27である。この物質はゼオライト
Aとして知られている。脱水したゼオライト(x=0〜
10)を本発明において使用することもできる。好ましく
は、アルミノケイ酸塩は直径0.1〜10ミクロンの粒度を
有する。
本発明の目的に適当な有機洗剤ビルダーは、広範な種
類のポリカルボキシレート化合物を包含するが、これら
に限定されない。本明細書において使用するとき、「ポ
リカルボキシレート」は複数のカルボキシレート基、少
なくとも3つのカルボキシレートを有する化合物を意味
する。ポリカルボキシレートビルダーは一般に組成物に
酸の形態で添加することができるが、また、中和された
塩の形態で添加することができる。塩の形態で利用する
とき、アルカリ金属、例えば、ナトリウム、カリウム、
およびリチウム、アルカノールアンモニウムの塩は好ま
しい。
ポリカルボキシレートビルダーには、種々のカテゴリ
ーの有用な物質が包含される。ポリカルボキシレートビ
ルダーの1つの重要なカテゴリーは、下記のものを包含
する:エーテルポリカルボキシレート、例えば、下記の
文献に開示されているようなオキシジスクシネート:米
国特許第3,128,287号(Berg、1964年4月7日発行)お
よび米国特許第3,635,830号(Lamberti et al.、1972年
1月18日発行)。また、米国特許第4,663,071号(Bush
et al.、1987年5月5日発行)の「TMS/TDS」ビルダー
を参照のこと。適当なエーテルポリカルボキシレート
は、また、環状化合物、特に脂環族化合物、例えば、米
国特許第3,923,679号、米国特許第3,835,163号、米国特
許第4,158,635号、米国特許第4,120,874号および米国特
許第4,102,903号に記載されているものを包含する。
他の有用な洗浄ビルダーは、エーテルヒドロキシポリ
カルボキシレート、無水マレイン酸とエチレンまたはビ
ニルメチルエーテルとのコポリマー、1,3,5−トリヒド
ロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、およびカル
ボキシメチルオキシコハク酸、ポリ酢酸、例えば、エチ
レンジアミンテトラ酢酸およびニトリロトリ酢酸の種々
のアルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニウム
の塩、ならびにポリカルボキシレート、例えば、メリチ
ン酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、
ベンゼン1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオ
キシコハク酸、およびそれらの可溶性塩を包含する。
クエン酸塩のビルダー、例えば、クエン酸およびそれ
らの可溶性塩(特にナトリウム塩)は、更新可能な源お
よびそれらの生物分解性のために強力液状洗剤配合物の
ために特に重要性を有するポリカルボキシレートビルダ
ーである。クエン酸塩は、また、粒状組成物において、
特にゼオライトおよび/または層状ケイ酸塩のビルダー
と組み合わせて、使用することができる。オキシジスク
シネートは、また、このような組成物および組み合わせ
において特に有用である。
また、3,3−ジカルボキシ−4−オキサ−1,6−ヘキサ
ンジオエートおよび関係する化合物[米国特許第4,566,
984号(Bush、1986年1月28日発行)に開示されてい
る]は本発明の洗剤組成物において適当である。有用な
コハク酸ビルダーは、C5−C20アルキルおよびアルケニ
ルコハク酸およびそれらの塩を包含する。この型の特に
好ましい化合物はドデセニルコハク酸である。スクシネ
ートの特定の例は、ラウリルスクシネート、ミリスチル
スクシネート、パルミチルスクシネート、2−ドデセニ
ルスクシネート(好ましい)、2−ペンタデセニルスク
シネートなどである。ラウリルスクシネートはこのグル
ープの好ましいビルダーであり、そして欧州特許出願第
86200690.5/0,200,263号(1986年11月5日発行)に記載
されている。
他の適当なポリカルボキシレートは、米国特許第4,14
4,226号(Crutchfield et al.、1979年3月13日発行)
および米国特許第3,308,067号(Diehl、1967年3月7日
発行)に開示されている。また、米国特許第3,723,322
号(Diehl)を参照のこと。
脂肪酸、例えば、C12−C18モノカルボン酸は、また、
組成物の中に単独で、または前述のビルダー、特にクエ
ン酸塩および/またはスクシネートのビルダーと組み合
わせて混入して、追加のビルダー活性を提供することが
できる。脂肪酸のこのような使用は、配合者が考慮すべ
き、泡立ちの減少を一般に生ずるであろう。
リンに基づくビルダーを使用できる状況において、特
に手による洗濯作業に使用するバーの配合物において、
種々のアルカリ金属リン酸塩、例えば、よく知られたト
リポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウムおよび
オルトリン酸ナトリウムを使用することができる。ホス
ホネートのビルダー、例えば、エタン−1−ヒドロキシ
−1,1−ジホスホネートおよび他の既知のホスホネート
(例えば、米国特許第3,159,581号、米国特許第3,213,0
30号、米国特許第3,422,021号、米国特許第3,400,148号
および米国特許第3,422,137号を参照のこと)を使用す
ることもできる。
他の補助成分 本発明の組成物は、また、酵素、安定剤、増白剤、ポ
リマーの分散剤(すなわち、ポリアクリレート)、担
体、ハイドロトロープ、泡増強剤または抑制剤、汚れ解
放剤、染料移動阻止剤、およびプロセシング助剤を含む
ことができる。
粒状組成物 本発明の洗濯およびクリーニング組成物は、低い密度
(500g/l以下)および高い密度の双方の粒状組成物にお
いて使用することができ、ここで粒子の密度は少なくと
も550g/lである。粒状組成物は典型的には約7.5〜約11.
5、より好ましくは約9.5〜約10.5のpHを洗浄溶液の中に
提供する設計される低い密度の組成物は、標準的噴霧乾
燥法により製造することができる。高い密度の組成物を
製造するための種々の手段および装置が入手可能であ
る。この分野における現在の商業的実施において、約50
0g/lより低い密度を有する組成物の製造に噴霧乾燥塔が
使用されている。したがって、全体の方法の一部分とし
て噴霧乾燥を使用する場合、生ずる噴霧乾燥粒子は、後
述する手段および装置を使用してさらに高密化しなくて
はならない。別法において、配合者は商業的に入手可能
であり混合、高密化および造粒装置を使用することによ
って、噴霧乾燥を排除することができる。本発明におい
て使用するために適当なこのような装置の非限定的説明
は、次の通りである。
本発明による高い密度(すなわち、約550g/lより大き
い、好ましくは約650g/lより大きい)、高度に溶解度
の、自由流動性の、粒状洗剤組成物を製造するために、
種々の手段および装置が入手可能である。この分野にお
ける現在の商業的実施において、約500g/lより低い密度
をしばしば有する粒状洗濯組成物の製造に噴霧乾燥塔が
使用されている。この手法において、最終洗剤組成物中
の種々の熱安定性成分の水性スラリーを、慣用技術を使
用して約175℃〜約225℃の温度において噴霧乾燥塔に通
過させることによって、均質な粒子に形成する。しかし
ながら、全体の方法の一部分として噴霧乾燥を使用する
場合、現代のコンパクトな低い用量の洗剤製品により要
求されるレベルの密度(すなわち、>650g/l)を得るた
めに、後述するような追加の工程を使用しなくてはなら
ない。
例えば、塔からの噴霧乾燥された粒子を、液体、例え
ば、水または非イオン界面活性剤を粒子の孔の中に装入
し、および/または粒子を1またはそれ以上の高速ミキ
サー/デンシファイアーにかけることによって、高密化
することができる。この目的に適当な高速ミキサー/デ
ンシファイアーは、商品名「Ldige CB 30」または
「Ldige CB 30 Recycler」で販売されており、こ
れらは混合/切断ブレードをもつ中央の回転シャフトを
有する静止シリンダー状混合ドラムからなる。使用にお
いて、洗剤組成物の成分をドラムの中に導入し、シャフ
ト/ブレードのアセンブリーを100〜2500rpmの範囲の速
度で回転させて混合/高密化を提供する。米国特許第5,
149,455号(Jacobs et al.、1992年922日発行)を参照
のこと。高速ミキサー/デンシファイアー中の好ましい
滞留時間は約1〜60秒である。他のこのような装置は、
商品名「Shugi Granulator」および商品名「Drais K
−TTP 80」で販売されているもおを包含する。
噴霧乾燥粒子をさらに高密化するために使用できる他
の工程は、中速度ミキサー/デンシファイアー中で噴霧
乾燥粒子を粉砕および凝集または変形して、より低い中
間粒子多孔度を有する粒子を得ることを包含する。商品
名「Ldige KM」(シリーズ300または600)または
「Ldige Ploughshare」ミキサー/デンシファイア
ーのような装置はこの工程に適当である。典型的には、
このような装置は40〜160rpmで作動する。中速度ミキサ
ー/デンシファイアー中の滞留時間は、約0.1〜12分で
ある。他の有用な装置は、商品名「Drais K−T 16
0」で販売されているもおを包含する。中速度ミキサー
/デンシファイアー(例えば、Ldige KM)を使用す
るこの工程は、それ自体で使用するか、あるいは前述の
高速ミキサー/デンシファイアー(例えば、Ldige
CB)と順次に使用して所望の密度を達成することができ
る。本発明において有用な粒子製造装置の他の型は、米
国特許第2,306,898号(G.L.Heller、1942年12月29日発
行)に開示されている装置を包含する。
高速ミキサー/デンシファイアー、次いで低速ミキサ
ー/デンシファイアーを使用することがいっそう適当で
あることがあるが、また、本発明において逆の順序のミ
キサー/デンシファイアーの配置が考えられる。ミキサ
ー/デンシファイアー中の滞留時間、装置の作動温度、
粒子の温度および組成、補助成分、例えば、液状結合剤
および流れ助剤を包含する種々のパラメーターの1つま
たは組合わせを使用して、本発明の方法における噴霧乾
燥粒子の高密化を最適化することができる。例えば、下
記の文献を参照のこと:米国特許第5,133,924号(Appel
et al.、1992年7月28日発行)(粒子を変形可能な状
態にした後、高密化する);米国特許第4,637,891号(D
elwel et al.、1987年1月20日発行)(噴霧乾燥粒子を
液状結合剤およびアルミノケイ酸塩で造粒する);およ
び米国特許第5,160,657号(Bortolotti et al.、1992年
11月3日発行)(高密化された粒子を液状結合剤および
アルミノケイ酸塩でコーティングする)。特に熱感受性
または高度に揮発性の洗剤成分を最終洗剤組成物の中に
混入する状況において、噴霧乾燥塔を含まない方法が好
ましい。配合者は、連続的またはバッチ式モードにおい
て、出発洗剤成分を商業的に入手可能なミキサー/高密
化装置の中に直接的に供給することによって、噴霧乾燥
工程を排除することができる。1つの特に好ましい態様
は、界面活性剤のペーストおよび無水ビルダー物質を高
速ミキサー/デンシファイアー(例えば、Ldige C
B)の中に入れ、次いで中速度ミキサー/デンシファイ
アー(例えば、Ldige KM)の中に供給して高密度の
洗剤凝集物を形成する。米国特許第5,366,652号(Capec
i et al.、1994年11月22日発行)および米国特許第5,48
6,303号(Capeci et al.、1996年1月23日発行)を参照
のこと。必要に応じて、このような方法における出発洗
剤成分の液体/固体の比は、より自由流動性のさくさく
した高密度の凝集物を得るように選択することができ
る。
必要に応じて、この方法はこの方法により製造され、
それ以上の凝集または増成のためにミキサー/デンシフ
ァイアーに供給し戻される、望ましくない粒子の1また
はそれ以上のリサイクル流を含むことができる。この方
法により製造された過大粒子を粉砕装置に送り、次いで
混合物/高密化装置に供給し戻すことができる。これら
のリサイクル法の工程は、所望の粒度(400〜700ミクロ
ン)および密度(>550g/l)の均一な分布を有する仕上
げられた組成物を生ずる出発洗剤成分の増成凝集を促進
することができる。米国特許第5,516,448号(Capeci e
t al.、1996年5月14日発行)および米国特許第5,489,
392号(Capeci et al.、1996年2月6日発行)を参照
のこと。噴霧乾燥塔の使用を必要としない他の適当な方
法は、下記の特許に記載されている;米国特許第4,828,
721号(Bollier et al.、1989年5月9日発行)、米
国特許第5,108,646号(Beese et al.、1992年4月28
日発行);および米国特許第5,178,798号(Jolicoeur、
1993年1月12日発行)に記載されている。
なお他の態様において、本発明の高密度洗剤組成物は
流動床ミキサーを使用して製造することができる。この
方法において、仕上げられた組成物の種々の成分を水性
スラリー(典型的には80%の固形分)中で一緒にし、次
いで流動床の中にスプレーして仕上げられた洗剤粒子を
形成する。流動床の前に、この方法は必要に応じて前述
のLdige CBミキサー/デンシファイアーまたは「Fl
exomix 160」ミキサー/デンシファイアー(Shugiから
入手可能である)を使用してスラリーを混合する工程を
含むことができる。このような方法において、流動床お
よび商品名「Escher Wyss」で入手可能な型の動くベッ
ドを使用することができる。
本発明において使用することができる他の適当な方法
は、アニオン界面活性剤の液状酸前駆体、アルカリ性無
機物質(例えば、炭酸ナトリウム)および必要に応じて
他の洗剤成分を高速ミキサー/デンシファイアー(滞留
時間、5〜30秒)の中に供給して、部分的または完全に
中和されたアニオン界面活性剤の塩および他の出発洗剤
成分を含有する凝集物を形成することを包含する。必要
に応じて、高速ミキサー/デンシファイアーの内容物を
中速度ミキサー/デンシファイアー(例えば、Ldige
KM)に送ってさらに凝集して、仕上げられた高密度洗
剤組成物を製造する。米国特許第5,164,108号(Appel e
t al.、1992年11月17日発行)を参照のこと。
必要に応じて、本発明による高密度洗剤組成物は、本
明細書において論ずる方法の1つまたは組合わせにより
製造された洗剤凝集物と慣用のまたは高密化噴霧乾燥洗
剤粒子と種々の比率(例えば、60:40の重量比の粒子/
凝集物)でブレンドすることによって製造することがで
きる。追加の補助成分、例えば、酵素、香料、増白剤お
よびその他を、本明細書において論ずる方法により製造
された凝集物、粒子またはそれらの混合物とともにスプ
レーするか、あるいは混合することができる。粒子の形
態の漂白組成物は、典型的には、貯蔵安定性を最良とす
るために、制限された水分、例えば、約7%より少ない
遊離水を有する。
布帛表面の中への香料の付着 布帛を洗濯しかつ香料をそれに付着する方法は、少な
くとも約100ppmの慣用の前述の洗剤成分、ならびに少な
くとも約0.1ppmの前述の洗濯用添加剤粒子を含んでなる
洗濯液と前記布帛を接触させることからなる。好ましく
は、前記水性液は約500ppm〜約20,000ppmの慣用の洗剤
成分と、約10ppm〜約200ppmの洗濯用添加剤粒子とを含
んでなる。
洗濯用添加剤粒子はすべての環境において働くが、特
に貯蔵、乾燥またはアイロンがけの間に布帛に臭い効果
を提供するために有用である。この方法は、少なくとも
約100ppmの慣用の洗剤成分と、少なくとも約0.1ppmの洗
濯用添加剤粒子とを含んでなる水性液を布帛と接触さ
せ、こうして香料添加されたゼオライト粒子を布帛上に
連行させ、少なくとも20%の湿度の周囲条件下にライン
乾燥された布帛を貯蔵し、慣用の自動乾燥器中で布帛を
乾燥するか、あるいはライン乾燥されたか、あるいは低
い熱(約50℃より低い)で機械乾燥された布帛に、慣用
のアイロンがけ手段(好ましくは水蒸気または前湿潤を
使用する)により加熱する。
下記の実施例により、本発明の範囲内において使用す
るパラメーターおよび組成物を例示する。特記しない限
り、すべての百分率、部および比は重量による。
実施例1 本発明による洗濯添加剤粒子を下記の方法により製造
する。75%の固体状炭水化物物質(水素化澱粉加水分解
物−POLYSORB RA−1000、Roquette America)および
残部の水の溶液を、撹拌した混合容器中で、1.5重量%
のTiO2粉末(Kerr McGree Chemical Corporationから
商品名Tronoxで商業的に入手可能である)とプレミック
スして、炭水化物のカプセル封入流体溶液を形成する。
炭水化物流体をLuwaTMワイプド・フィルム・エバポレー
ター(Wiped Film Evaporator(「WFE」)中で約2.0
%の湿分に乾燥する。その後、流体および16重量%の香
料を付加したゼオライトX(「PLZ」)を12バレルのWer
ner & PfleudererTMZSK30二軸スクリュー押出機
(「TSE」)(拘束ダイプレートを含まない)の中に投
入して凝集物を形成する。TSEのバレル1〜4を80℃の
温度に維持すると同時にバレル5および6を90℃の温度
に維持し、バレル7および8を130℃の温度に維持し、
バレル9および10を135℃の温度に維持し、そしてバレ
ル11および12を130℃の温度に維持する。炭水化物の流
体を160℃の温度でバレル7中のTSEに供給すると同時に
PLZをバレル11の中に添加し、炭水化物の流体と均質に
混合した後、145℃の排出温度を有する押出物として、5
00g/分の速度でTSEを去る。生成物を室温に冷却して自
由流動性の粒子を形成し、これらの粒子をFitz MillTM
(Fitzpatrick Companyから商業的に入手可能である)
中で粉砕し、スクリーニングにより選別して150ミクロ
ン〜1180ミクロンの大きさ範囲の粒子を得る。次いで選
別された粒子をウルスター(Wurster)流動床コーター
に送り、ここで22.5%のグレイン・プロセシング・コー
ポレーション(Grain Processing Corporation)から
商業的に入手可能であるMaltrin 040TM(5のデキスト
ロース当量を有する)、1.0%のJ.T.ベイカー(Baker)
から商業的に入手可能であるD−SorbitolTM、1.0%の
ポリエチレングリコール(CarbowaxTMPEG600、ユニオン
・カーバイドから商業的に入手可能である)、および0.
5%の界面活性剤(TWEEN 80TM、インペリアル・ケミカ
ルズ・インコーポレーテッド(ICI)から商業的に入手
可能である)水性混合物を添加する。コーティングされ
た粒子を乾燥して、洗濯用添加剤組成物として使用する
ために極めて適する粒状組成物を製造する。形成された
粒子は、予期せざることにより、よりすぐれた「純粋な
製品の臭い」(「NPO」)を有し、そして十分に有意な
数のパネリストの等級づける人々により観測されたベー
スの製品の臭いを越えた最小の検出可能な臭いのみを放
射する。これは担体粒子からの香料の変位の欠如の強い
証拠を提供する。
実施例II 実施例Iにおいて製造された香料粒子を混入された、
本発明に従い製造されかつ特に上部装入型洗濯機のため
の、いくつかの洗剤組成物を下記に例示する。
実施例III 本発明による実施例Iからの香料粒子を含有する下記
の洗剤組成物は、前装入型洗濯機のために特に適する。
実施例IV 本発明による下記の洗剤組成物は、小さい洗濯体積の
上部装入型洗濯機に適する。
実施例V 本発明による下記の洗剤組成物は機械および手による
洗濯作業に適する。ベース粒子を慣用の噴霧乾燥法によ
り製造し、ここで出発成分をスラリーに形成し、熱空気
(200〜400℃)の向流を有する噴霧乾燥塔に通過させ
て、多孔質粒子を形成する。残りの補助洗剤成分をスプ
レーするか、あるいは乾式添加する。
実施例VI 本発明による下記の洗剤組成物は洗濯用バーの形態で
あり、このバーは手による洗濯に特に適する。
本発明を詳細に記載したが、本発明の範囲から逸脱し
ないで種々の変化が可能であり、そして本発明はこの明
細書に記載されているものに限定されると考慮すべきで
ないことは当業者にとって明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル、ジュード、レブランク アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナ チ、ラビン、ストリート、ナンバー1、 2216 (56)参考文献 特開 平3−111497(JP,A) 国際公開94/28107(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 1/00 - 17/06

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】i)ゼオライトからなる多孔性担体コア材
    料、 ii)前記コア材料上に被覆されて中間層を形成する第1
    カプセル化材料(ただし、この第1カプセル化材料は1
    または2以上の少なくとも部分的に水溶性の、無水で、
    非可塑化された、ガラス転移温度Tgが少なくとも0℃で
    あるヒドロキシル化合物から誘導されたガラス状材料か
    らなる)、および iii)前記中間層の上に被覆されて外層を形成する第2
    カプセル化材料(ただし、この第2カプセル化材料は、
    無水で、非可塑化された、ガラス転移温度Tgが少なくと
    も130℃である炭水化物材料からなる)、 を含んでなる洗濯用添加剤粒子であって、該洗濯用添加
    剤粒子が、80%未満の吸湿性値を有することを特徴とす
    る、洗濯用添加剤粒子。
  2. 【請求項2】前記第1カプセル化材料が、炭水化物、天
    然または合成ゴム、セルロースおよびセルロース誘導
    体、シリケート、ホスフェート、ボレート、ポリビニル
    アルコール、ポリエチレングリコール、可塑剤およびそ
    れらの混合物からなる群より選ばれるものである、請求
    項1に記載の粒子。
  3. 【請求項3】前記第1カプセル化材料を構成する前記ヒ
    ドロキシル化合物が、デキストロース当量DEが75以下を
    有する炭水化物材料である、請求項1に記載の粒子。
  4. 【請求項4】前記第2カプセル化材料が、デキストロー
    ス当量DEが20以下を有する炭水化物材料である、請求項
    1に記載の粒子。
  5. 【請求項5】前記第2カプセル化材料が、デンプンまた
    は改質デンプンである、請求項4に記載の粒子。
  6. 【請求項6】前記第2カプセル化材料が、麦芽デキスト
    リンである、請求項5に記載の粒子。
  7. 【請求項7】前記粒子が、30%未満の吸湿性値を有す
    る、請求項1に記載の洗濯用添加剤粒子。
  8. 【請求項8】i)多孔性担体コア材料、前記材料は、無
    定形シリケート、結晶性非層シリケート、層シリケート
    およびそれらの混合物からなる群より選ばれるものであ
    り、 ii)前記コア材料上に被覆されて中間層を形成する第1
    カプセル化材料(ただし、前記第1カプセル化材料は、
    1または2以上の少なくとも部分的に水溶性の、無水
    で、非可塑化された、ガラス転移温度Tgが少なくとも0
    ℃であるヒドロキシル化合物から誘導されたガラス状材
    料からなる)、および iii)前記中間層の上に被覆されて外層を形成する第2
    カプセル化材料(ただし、この第2カプセル化材料は、
    無水で、非可塑化された、ガラス転移温度Tgが少なくと
    も130℃である炭水化物材料からなる)、 を含んでなる洗濯用添加剤粒子であって、該洗濯用添加
    剤粒子が、80%未満の吸湿性値を有することを特徴とす
    る、洗濯用添加剤粒子。
  9. 【請求項9】前記第1カプセル化材料が、炭水化物、天
    然または合成ゴム、セルロースおよびセルロース誘導
    体、シリケート、ホスフェート、ボレート、ポリビニル
    アルコール、ポリエチレングリコール、可塑剤およびそ
    れらの混合物からなる群より選ばれるものである、請求
    項8に記載の粒子。
  10. 【請求項10】前記第2カプセル化材料が、デキストロ
    ース当量DEが20以下を有する炭水化物材料である、請求
    項8に記載の粒子。
  11. 【請求項11】i)多孔性担体コア材料(ただし、前記
    担体コア材料は、ゼオライトソーダライト、キチンミク
    ロビーズ、多孔性デンプン、マクロ多孔性ゼオライト無
    定型シリケート、結晶性非層シリケート、層シリケート
    およびそれらの混合物からなる群より選ばれるものであ
    る)、前記コア材料上に被覆されて中間層を形成する第
    1カプセル化材料(ただし、この第1カプセル化材料は
    1または2以上の少なくとも部分的に水溶性の、無水
    で、非可塑化された、ガラス転移温度Tgが少なくとも0
    ℃であるヒドロキシル化合物から誘導されたガラス状材
    料からなる)、および前記中間層の上に被覆されて外層
    を形成する第2カプセル化材料(ただし、この第2カプ
    セル化材料は、無水で、非可塑化された、ガラス転移温
    度Tgが少なくとも130℃である)、を含んでなる洗濯用
    添加剤粒子であって、80%未満の吸湿性値を有する洗濯
    用添加剤粒子を組成物の0.001〜50重量%、および ii)洗浄性界面活性剤、ビルダー、漂白剤、酵素、汚れ
    解放性ポリマー、染料転移防止剤、フィラーおよびこれ
    らの混合物からなる群より選ばれる洗濯用成分1または
    2以上を組成物の5〜99.999重量%、 を含んでなることを特徴とする、洗濯用またはクリーニ
    ング組成物。
  12. 【請求項12】前記洗剤組成物が、さらに前記多孔性担
    体コア上に支持されているか前記多孔性担体中に含まれ
    た洗濯用またはクリーニング用剤を含み、前記洗濯用ま
    たはクリーニング用剤が、香料、漂白剤、漂白促進剤、
    漂白活性剤、漂白触媒、キレート、耐スケール剤、閾値
    抑制剤、染料転移防止剤、光学漂白剤、酵素、触媒性抗
    体、光沢剤、布帛直接染料、抗菌剤、抗微生物剤、昆虫
    忌避剤、汚れ解放性ポリマー、布帛柔軟化剤、染料固定
    剤、pH上昇系、およびこれらの混合物からなる群から選
    択されたものである、請求項11に記載の組成物。
  13. 【請求項13】前記洗濯用またはクリーニング用剤が、
    香料物質である、請求項12に記載の組成物。
  14. 【請求項14】前記多孔性担体が、ゼオライトX、ゼオ
    ライトY、およびこれらの混合物からなる群から選ばれ
    たゼオライトである、請求項11に記載の組成物。
  15. 【請求項15】前記ゼオライトが、香料物質をその中に
    有する、請求項14に記載の組成物。
  16. 【請求項16】前記第1カプセル化材料が、炭水化物、
    天然または合成ゴム、セルロースおよびセルロース誘導
    体、シリケート、ホスフェート、ボレート、ポリビニル
    アルコール、ポリエチレングリコール、可塑剤およびそ
    れらの混合物からなる群より選ばれるものである、請求
    項11に記載の組成物。
  17. 【請求項17】前記第1カプセル化材料を構成する前記
    ヒドロキシル化合物が、デキストロース当量DEが75以下
    を有する炭水化物材料である、請求項11に記載の組成
    物。
  18. 【請求項18】前記第2カプセル化材料が、デキストロ
    ース当量DEが20以下を有する炭水化物材料である、請求
    項11に記載の組成物。
  19. 【請求項19】前記第2カプセル化材料が、デンプンま
    たは改質デンプンである、請求項18に記載の組成物。
  20. 【請求項20】前記粒子が、30%未満の吸湿性値を有す
    る、請求項11に記載の組成物。
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