JP3308373B2 - 視力計 - Google Patents

視力計

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JP3308373B2
JP3308373B2 JP00121494A JP121494A JP3308373B2 JP 3308373 B2 JP3308373 B2 JP 3308373B2 JP 00121494 A JP00121494 A JP 00121494A JP 121494 A JP121494 A JP 121494A JP 3308373 B2 JP3308373 B2 JP 3308373B2
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    • A61B3/028Subjective types, i.e. testing apparatus requiring the active assistance of the patient for testing visual acuity; for determination of refraction, e.g. phoropters
    • A61B3/032Devices for presenting test symbols or characters, e.g. test chart projectors

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、視力計本体の覗窓に提示される
視標を被検者に読ませて、その正誤により被検者の視力
を測定するようにした視力計に係り、特に、コンパクト
で且つ簡略な構造をもって、視力計本体の覗窓に、より
多くの視標を提示し得るようにした視力計に関するもの
である。
【0002】
【背景技術】一般に、被検者の視力を測定する際に用い
られる視力計は、視標、例えばランドルト氏環等が円周
上に複数付されてなる視標付回転板が、視標提示のため
の覗窓を有する視力計本体の内部に回転可能に配置さ
れ、回転せしめられることによって、該本体の覗窓に所
定の視標が提示され得るようになっている。
【0003】ところで、そのような視力計においては、
測定値の正確性及び信頼性を高める上で、より多くの視
標が提示され得るように構成される必要があるが、単
に、視標付回転板の円周上に配列された指標の数を増や
すだけでは、視標付回転板のサイズが大きくなり、視力
計自体が大型化してしまうといった問題が惹起されるこ
ととなる。
【0004】このため、従来より、上述の如き構造を有
する視力計においては、そのような問題が惹起せしめら
れることなく、より多くの視標が提示され得るように、
種々の工夫や提案が為されている。例えば、図5に示さ
れる如く、円周上に、様々な大きさと方向とを有する多
数の視標11が同心円を描くように付された視標付回転
板28を用い、図には明示されてはいないが、かかる視
標付回転板28と視力計本体との間に、該視標付回転板
28の略全面を覆い得る大きさを有し、且つ該視標付回
転板28の視標11により描かれる同心円に対応する位
置に複数の開口部がそれぞれ設けられたスペーサ円板
を、該視標付回転板28と視力計本体との間に回転可能
に配置し、視力計本体の覗窓に対して、該スペーサ円板
の複数の開口部のうちの何れか1つを選択的に対応させ
た状態で、視標付回転板28を回転せしめることによっ
て、該覗窓に所定の視標11を提示し得るようにしたも
のがある。かくの如き視力計においては、視標付回転板
28の一方の面の全面に、多数の視標11が無駄なく付
設され得て、単に、視標11を同一円周上に1列に付し
てなる従来のものよりも、視標付回転板28が小さく構
成され得、以て視力計自体の大型化が抑制され得るよう
になっているのである。
【0005】また、特公昭53−3598号公報には、
図6に示される如く、各々大きさの異なった視標11が
付された複数の円形ディスク52を視標付回転板28の
同一円周上に回転可能に取り付け、それら視標付回転板
28と円形ディスク52とをそれぞれ別個のモータ5
4,56にて、リミットスイッチ58により制御しつ
つ、チェーン60,62を介して回転させることによ
り、視力計本体の覗窓(図示せず)に、各視標11をそ
れぞれ多方向に提示し得るようにした視力計が提案され
ている。かくの如き構造によれば、視標付回転板28に
同じ大きさの視標11を複数付す必要がなく、視標11
の数が必要最小限度に抑えられ得て、該視標付回転板2
8、ひいては視力計自体の小型化が有利に実現され得る
こととなるのである。
【0006】ところが、それらの視力計は、何れも、そ
の構造において、種々なる問題を内在するものであっ
た。即ち、種々の大きさと方向とを有する多数の視標1
1が同心円を描くように付された視標付回転板28を用
いてなる視力計においては、視標付回転板28に付され
る視標11の配列が工夫されているに過ぎないのであっ
て、その数量が何等減少せしめられるものでないことか
ら、測定値の正確さ等をより一層高めるためには更に多
くの視標11を付設することが必要となり、そうする
と、視標付回転板28のサイズが必然的に大きくなっ
て、結局、視力計自体が大型化してしまうこととなるの
である。また、上記公報に開示の視力計にあっても、視
標付回転板28に対して、視標11に対応する数だけ円
形ディスク52が取り付けられ、更にそれら視標付回転
板28と円形デイスク52とが各々別個のモータ54,
56にて回転せしめられるように構成されているが故
に、その構造が複雑化してしまうことが避けられなかっ
たのである。
【0007】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
に鑑みて為されたものであって、その解決課題とすると
ころは、視標付回転板に付される視標の数を必要最小限
度に抑えると共に、部品点数を減少せしめることによ
り、コンパクトで且つ簡略な構造をもって、より多くの
視標が提示され得るように為した視力計を提供すること
にある。
【0008】
【解決手段】そして、かくの如き課題を解決するため
に、本発明にあっては、複数の視標が円周上に付されて
なる視標付回転板を視標表示のための覗窓を有する視力
計本体の内部に回転可能に配置し、該視標付回転板を回
転せしめることによって、該視力計本体の覗窓に所定の
視標が提示され得るようにした視力計において、(a)
前記視力計本体の覗窓の視標提示中心軸に対して互いに
平行となるように、前記視標付回転板の回転軸が回転可
能に取り付けられる、該視標提示中心軸回りに回転可能
に設けられた駆動円板と、(b)該駆動円板を回転駆動
せしめる駆動手段と、(c)前記駆動円板に対して同軸
的に位置するように位置固定に設けられた、前記視標付
回転板の回転軸に係合して、前記駆動円板の回転に従っ
て、該視標付回転板を回転せしめる固定円板とを具備せ
しめたことを、その特徴とするものである。
【0009】また、本発明に従う視力計にあっては、有
利には、前記視標付回転板の回転軸に第一のギヤ部が設
けられる一方、前記固定円板の外周縁部に第二のギヤ部
が設けられ、それら第一及び第二のギヤ部が相互に噛合
せしめられることにより、該視標付回転板が該固定円板
の周りを公転しつつ自転せしめられるように構成される
こととなる。
【0010】さらに、本発明においては、好ましくは、
前記駆動手段の回転駆動軸が、ギヤ機構によって前記駆
動円板の外周縁部に係合せしめられ、該回転駆動軸の回
転駆動によって該駆動円板が回転せしめられるように構
成され、また前記覗窓が、前記視力計本体の略中央部に
設けられることとなる。
【0011】更にまた、本発明の視力計にあっては、有
利には、前記視力計本体内に、円筒状の固定筒体が、前
記視標提示中心軸に対して同軸的に配置され、該固定筒
体の外周部に、前記駆動円板が回転可能に、且つ前記固
定円板が固定的に、それぞれ取り付けられるように構成
され、また望ましくは、かかる固定筒体の内部に光源が
設けられ、前記視標付回転板の前記覗窓部位に位置する
部分が背後から照明されることとなるのである。
【0012】
【作用・効果】すなわち、本発明に従う視力計にあって
は、一軸回りに回転する視標付回転板の回転軸が、視力
計本体の覗窓の視標提示中心軸回りに回転可能に設けら
れた駆動円板に対して、該視標提示中心軸に平行となる
ように取り付けられていると共に、該駆動円板に対して
同軸的に固定された固定円板に係合せしめられて、駆動
手段による駆動円板の回転に従って、視標付回転板が回
転させられるようになっているところから、かかる視標
付回転板が、駆動円板の回転に応じて、該視標提示中心
軸の周りを公転せしめられつつ、該回転軸回りに自転せ
しめられることとなり、それにより、該視標付回転板の
公転に伴って、視標付回転板の円周上に付された視標
が、視力計本体の覗窓に次々と提示され得るようになっ
ていると共に、その自転によって、該視力計本体の覗窓
に提示される視標の方向を変化させることが出来るよう
になっているのである。
【0013】それ故に、視標付回転板における公転回数
に対する自転回数の比を種々変更することによって、視
力計本体の覗窓に対して、所定の視標を多方向に提示せ
しめることが可能となるのであり、その結果、視標付回
転板に同じ大きさの視標を複数付す必要が全くなくなっ
て、視標付回転板に対する視標の付設数が必要最小限度
に効果的に抑制され得るのである。
【0014】しかも、かかる視力計においては、視標が
視標付回転板に直接に付されるようになっていると共
に、1つの駆動手段により駆動円板を回転せしめるだけ
で、かかる視標付回転板の自転及び公転が行なわれ得る
ようになっていることから、そのような視標付回転板の
回転に要される部品乃至は部材の点数が、従来のものに
比して、有利に減少せしめられ得るのである。
【0015】従って、本発明に係る視力計にあっては、
視標付回転板の大きさばかりでなく、視力計本体内の各
部品乃至は部材の設置スペースも効果的に小さく為され
得て、従来の視力計に比して、よりコンパクトに構成さ
れ得るのであり、また部品乃至は部材点数が減少せしめ
られるが故に、その構造が有利に簡略化され得、それに
よって、コンパクトで、簡略且つ安価な構造をもって、
視力計本体の覗窓により多くの視標が提示せしめられ得
ることとなるのである。
【0016】また、かかる視力計において、視標付回転
板の回転軸に第一のギヤ部が、固定円板の外周縁部に第
二のギヤ部が、それぞれ設けられ、それら第一及び第二
のギヤ部が相互に噛合せしめられて、該視標付回転板が
該固定円板の周りを公転しつつ、自転せしめられるよう
にすることによって、駆動手段による駆動円板の回転に
伴う視標付回転板の公転及び自転がより確実に行なわれ
得、以て視力計本体の覗窓に視標を提示するための視標
付回転板の回転機構における確実性が有利に高められ得
ることとなるのである。
【0017】さらに、本発明に係る視力計において、駆
動手段の回転駆動軸が、ギヤ機構によって駆動円板の外
周縁部に係合せしめられ、該回転駆動軸の回転駆動によ
って該駆動円板が回転せしめられるようにすることによ
り、該駆動手段による該駆動円板の回転における確実性
が向上され得ると共に、それら駆動手段と駆動円板との
配置間隔が有利に小さくせしめられ得て、より一層のコ
ンパクト化が計られ得るのである。
【0018】更にまた、かかる視力計において、覗窓を
視力計本体の略中央部に設けることにより、被検者の、
覗窓を通じて視認される以外の視界が遮断され得て、視
力計本体が取り付けられる周囲の壁等と覗窓との明暗の
差による影響が有効に減少され得、その結果、視標の見
易さが有利に高められ得て、測定精度の向上が効果的に
図られ得るのである。しかも、本発明に係る視力計にあ
っては、前述の如く、視標が付される視標付回転板の公
転軸が覗窓の視標提示中心軸となることから、該覗窓の
視標提示中心軸に対して、該視標付回転板の公転軸が偏
心せしめられてなる従来の視力計とは異なり、覗窓を視
力計本体の略中央部に設けることによって、該視力計本
体が大型化してしまうといったようなことが効果的に回
避され得るのである。
【0019】また、かかる視力計において、その本体内
に円筒状の固定筒体が前記視標提示中心軸に対して同軸
的に配置され、かかる固定筒体の外周部に駆動円板と固
定円板がそれぞれ回転可能に若しくは固定的に取り付け
られる一方、その内部に光源が設けられて、視標付回転
板の覗窓部位に位置する部分が背後から照明されるよう
にすることによって、そのような光源の配置設計が容易
となるのであり、しかも該光源を設置するためのスペー
スを別個に設ける必要がなくなって、より小型化され得
ることとなるのである。
【0020】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の代表的な実施例について、図面を参照し
つつ、詳細に説明することとする。
【0021】先ず、図1及び図2には、本発明に従う構
造とされた視力計を具体的に説明するための概略図が示
されている。それらの図において、10は視力計本体で
あって、全体として、筐体形状を呈しており、その正面
の略中央部には、視標11が提示される円形の覗窓12
が設けられている。
【0022】また、かかる本体10の内部には、略円筒
状の固定筒体14が、該本体10の覗窓12の視標提示
中心軸16に対して同軸的に配置、固定されている。そ
して、この固定筒体14の内孔内にはランプ39が取り
付けられており、またその軸方向略中央部には、駆動円
板としての歯車20がベアリング18を介して外挿され
て、回転可能に取り付けられている。
【0023】一方、そのような固定筒体14の側方に
は、駆動手段としてのモータ22が固定的に配されてい
る。そして、このモータ22にあっては、その回転駆動
軸24にギヤ26が取り付けられていると共に、該ギヤ
26が前記歯車20に対して噛合せしめられている。こ
れによって、歯車20が、モータ22の駆動に従って、
前記本体10の覗窓12における視標提示中心軸16回
りに回転駆動せしめられるようになっているのである。
【0024】さらに、本体10の内部において、かかる
歯車20が取り付けられる固定筒体14と本体10の覗
窓12との間には、大径の円板形状を呈し、該覗窓12
側の面に複数の視標11が付された視標付回転板28が
配されている(図3参照)。また、この視標付回転板2
8にあっては、固定筒体14側の面の中心に、連結軸3
0が、本体10の覗窓12の視標提示中心軸16に対し
て所定距離を隔てて互いに平行となるように、且つ歯車
20に向かって所定寸法延び出すように固定されてお
り、更にかかる連結軸30の先端部が歯車20の厚肉の
内周部に対して回転可能に取り付けられている。
【0025】また、そのような連結軸30の軸方向中間
部には、小型固定円板32が固定されている一方、該連
結軸30に対して平行に配置せしめられる固定筒体14
には、その軸方向における視標付回転板28側の端部
に、大型固定円板34が固定されている。そして、それ
ら2つの固定円板32,34にあっては、その各外周縁
部に、それぞれギヤ部36,38が形成され、それらの
ギヤ部36,38が相互に噛合せしめられており、それ
によって、モータ22にて歯車20が視標提示中心軸1
6回りに回転駆動せしめられるに従って、視標付回転板
28が該視標提示中心軸16の周りを公転せしめられつ
つ、連結軸30回りに自転せしめられるようになってい
る。
【0026】さらに、視力計本体20の内部において、
固定筒体14が固定される側には、歯車20の厚肉の内
周部の所定位置に取り付けられた遮光板42と、該遮光
板42を跨ぐようにして配された発光部・受光部を有す
るフォトインターラプタ44が設けられており、また、
このフォトインターラプタ44は、後述する視標付回転
板28の原位置に対応する歯車20の回転位置が検出さ
れるようになっている。一方、かかる歯車20を回転駆
動せしめるモータ22には、図示しない所定の制御装置
からの入力パルスの数に比例して回転駆動軸24が駆動
せしめられるステッピングモータが採用されている。
【0027】これによって、本実施例にあっては、先
ず、視力測定のスタート時において、フォトインターラ
プタ44により視標付回転板28の原位置が検出され、
次いで図示しない所定の制御装置から予め設定されたパ
ルス数がモータ22に入力せしめられることによって、
視標付回転板28が、かかる原位置から、その入力パル
ス数に応じた量だけ、視標提示中心軸16の周りに公転
せしめられつつ、連結軸30回りに自転せしめられるよ
うになっているのであり、以て視力計本体10の覗窓1
2に対して、所定の視標11が提示され得るようになっ
ているのである。また、かくして提示される視標11に
あっては、前記固定筒体14の内孔内に取り付けられた
ランプ39にて背後から照明されて、明確に視認され得
ることとなる。
【0028】ところで、図3からも明らかなように、本
実施例においては、そのような複数の視標11が、基準
視標としての兎11aとそれぞれ大、中、小の大きさを
有する3つのランドルト氏環11b,11c,11dの
4つの図形により構成されており、またそれらが、視標
付回転板28の一方の面の同一円周上の所定位置におい
て、それぞれ所定方向をもって付設されている。
【0029】より詳細には、それらの視標11にあって
は、視標付回転板28の同一円周上において、各視標1
1a,11b,11c,11dの中心と視標付回転板2
8の中心とを結ぶ中心線40a,40b,40c,40
dが互いに直交するように、それぞれ位置せしめられて
おり、また、基準視標たる兎11aが、視標付回転板2
8の中心を上にして、即ち脚部を下にして、その中心線
40aを軸に、真っ直ぐに座った状態で配されている一
方、3つのランドルト氏環11b,11c,11dが、
各々の中心線40b,40c,40dと兎11aの中心
線40aとで、それぞれ左回りになす角の角度を、前記
小型固定円板32の直径に対する前記大型円板の直径の
比(ここでは4)で除して得られる値の角度(具体的に
は、それぞれ22.5°,45°,67.5°)だけ、
各々の中心線40b,40c,40dから、左回りに傾
斜して開口する状態で、配されている。そして、上述の
如き状態で、基準視標たる兎11aが、視力計本体10
の覗窓12に提示される位置が、視標付回転板28の原
位置とされているのである。
【0030】ここにおいて、前述したように、視標付回
転板28は、視標提示中心軸16の周りを公転させられ
るに伴って、該視標提示中心軸16と同軸的に設けられ
た固定筒体14に固定的に取り付けられる大型固定円板
34と、連結軸30に固定される小型固定円板32とが
噛合して、連結軸30回りに自転せしめられるようにな
っている。それ故、そのような小型固定円板32の直径
に対する大型固定円板34の直径の比をもって、視標付
回転板28の公転回数に対する自転回数の比が表される
こととなる。つまり、小型固定円板32の直径をM、大
型固定円板の直径をLとすると、視標付回転板28は、
1回公転する間にL/M回自転するようになっているの
であり、換言すれば、視標付回転板28の1回の公転に
より、各視標11a,11b,11c,11dが、視力
計本体10の覗窓12にそれぞれL/M回提示されるこ
ととなるのである。
【0031】従って、4つの視標11a,11b,11
c,11dをそれぞれ上述の如き状態で視標付回転板2
8上に付設すれば、視標付回転板28が、図3に示され
る如き原位置の状態から視標提示中心軸16の周りを1
回公転せしめられる間に、連結軸30回りに4回自転せ
しめられることとなるのであり、またそれに伴って、基
準視標たる兎11aの視力計本体10の覗窓12に提示
される方向が、1回目の自転の際には脚部を下に、2回
目の自転においては脚部を左に、更に3回目は上に、ま
た4回目は右にと、順次、変化され得るようになってい
ると共に、3つのランドルト氏環11b,11c,11
dが、視標付回転板28の自転回数に応じて、兎11a
の提示方向に対応する、上下左右の4方向の開口方向を
もって、視力計本体10の覗窓12にそれぞれ提示され
ることとなる。
【0032】このように、本実施例に係る視力計にあっ
ては、単に、4つの視標11a,11b,11c,11
dが直接に付設されてなる視標付回転板28を、1つの
モータ22にて、視標提示中心軸16の周りを公転せし
めつつ、連結軸30回りに自転せしめることによって、
視力計本体10の覗窓12に、それら4つの視標11
a,11b,11c,11dを、上下左右の4方向に提
示させ得るのであり、それによって、少ない部品点数か
らなる、コンパクトで簡略且つ安価な構造をもって、4
つの視標11で16種類のものを表示させることが可能
となっているのである。
【0033】しかも、本実施例においては、小型固定円
板32の直径に対する大型固定円板34の直径の比によ
って、視標付回転板28の公転回数に対する自転回数の
比が、ひいては視力計本体10の覗窓12に提示される
複数の視標11の提示方向の数が決定され得るようにな
っていることから、かかる小型固定円板32の直径に対
する大型固定円板34の直径の比をより大きな値とする
ことによって、より多くの種類の視標11を表示させる
ことが出来るのである。
【0034】また、本実施例においては、そのような視
標付回転板28の公転及び自転の回転量が効果的に制御
され得るようになっていることから、視力計10の覗窓
12に対して、4つの視標11a,11b,11c,1
1dのうちの任意のものを、上下左右の4方向のうちの
任意の方向に提示させることも可能となっているのであ
る。
【0035】さらに、本実施例にあっては、モータ22
の回転駆動軸24にギヤ26が取り付けられて、該ギヤ
26と歯車20とが噛合されると共に、視標付回転板2
8の自転軸たる連結軸30に固定された小型固定円板3
2のギヤ部36と、その公転軸たる視標提示中心軸16
に対して同軸的に取り付けられた大型固定円板のギヤ部
38とが、相互に噛合せしめられて、歯車20がモータ
22にて視標提示中心軸24回りに回転駆動せしめられ
るに従って、視標付回転板28が該視標提示中心軸24
の周りを公転せしめられつつ、連結軸30回りに自転せ
しめられるようになっていることから、そのような視標
付回転板28における公転及び自転がより確実に行なわ
れ得るばかりでなく、モータ22と歯車20とが近接さ
れた状態で位置せしめられ得て、より一層小型化され得
るのである。
【0036】更にまた、本実施例においては、視標付回
転板28が視力計本体10の覗窓12の視標提示中心軸
16の周りを公転せしめられることによって、該覗窓1
2に所定の視標11が提示され得るようになっているこ
とから、視力計本体10を大型化せしめることなく、覗
窓12を該視力計本体10の略中央部に設けることが可
能となっており、またそれによって、覗窓を通じて視認
される以外の視界が遮断され得て、測定時における被検
者への周囲からの影響が有利に低減され得、以て測定精
度の向上が有効に図られ得るのである。
【0037】また、本実施例にあっては、視力計本体1
0の覗窓12に提示される視標11を照明して、被検者
が該視標11を明確に視認し得るようにするためのラン
プ39が、該視力計本体10の内部に固定された固定筒
体14の内孔内に取り付けられていることから、そのよ
うなランプ39の配置設計が容易となるのであり、しか
も該ランプ39を設置するためのスペースを別個に設け
る必要がなくなって、コンパクト化が更に効果的に図ら
れる得ることとなるのである。
【0038】以上、本発明の代表的な実施例について詳
述してきたが、これは文字通りの例示であって、本発明
は、それら例示のものにのみ限定して解釈されるもので
はない。
【0039】例えば、前記実施例では、フォトインター
ラプタ44により視標付回転板28の原位置が検出され
るようになっていると共に、モータ22としてステッピ
ングモータが採用されて、視標付回転板28の公転及び
自転が制御され得るようになっていたが、そのような視
標付回転板の回転制御に係る部材は、その他の公知のも
のが適宜に採用され得るのであり、例えば視標付回転板
の原位置を検出するものとして、ロータリーエンコーダ
等も用いられ得るのである。なお、本発明において、そ
のような視標付回転板の原位置検出手段は必須のもので
はない。
【0040】また、前記実施例では、視標付回転板28
上に付される複数の視標11が、基準視標としての兎1
1aと3つのランドルト氏環11b,11c,11dと
によって構成されていたが、そのような複数の視標の数
量や形状は、視標付回転板の大きさや形状等によって適
宜に変更され得るものであり、更に基準視標を、必ずし
も他の視標と異なる形状のものとする必要はない。
【0041】さらに、前記実施例では、小型固定円板3
2の直径に対する前記大型円板34の直径の比、即ち視
標付回転板28の公転回数に対する自転回数の比が4と
され、それによって、4つの視標11a,11b,11
c,11dが、視力計本体10の覗窓12に対して、上
下左右の4方向に提示され得るようなっていたが、その
ような小型固定円板の直径に対する前記大型円板の直径
の比は、何等これに限定されるものではなく、視力計本
体の覗窓に提示しようとする視標の方向の数に応じて、
適宜に変更され得るものである。
【0042】更にまた、前記実施例では、複数の視標1
1が、視標付回転板28の円周上において、周方向に等
角度隔てた位置に、それぞれ所定の角度の倍数となる傾
斜角度をもって付されていたが、そのような視標の視標
付回転板上における配置形態は、決してこれに限定され
るものではない。即ち、例えば、図4に示されているよ
うに、複数(ここでは12個)の視標48a〜48lを
周方向に種々異なる角度分だけ隔てた位置に付すように
しても良いのであり、またその際には、有利にはそれら
の角度に応じて、それぞれの中心線50a〜50lに対
して、各々所定の角度だけ傾斜せしめられて配置される
こととなるのである。
【0043】また、前記実施例では、駆動円板としての
歯車20に回転可能に取り付けられた連結軸30に対し
て、大径の円板形状を呈し、厚さ方向の一方の面上に複
数の視標48が付された1枚の視標付回転板28が固定
されていたが、そのような視標付回転板を複数枚用い、
それらを連結軸に取り付けるようにすることも可能であ
る。即ち、例えば、図4に示される如く、複数の視標4
8が付設されると共に、円周上の一部に切欠き部51が
設けられた視標付回転板28の複数枚を、図2に示され
る如き連結軸30に対して、その軸方向にそれぞれ所定
距離をおいて同軸的に且つ各々独立して回転可能に設け
るようにしても良いのである。これによって、それら複
数の視標付回転板28上にそれぞれ付された複数の視標
48のうち、視力計本体10の覗窓12に最も近接する
1段目の視標付回転板28に付設された各視標48が、
該1段目の視標付回転板28を回転させることにより、
該覗窓12にそれぞれ提示され得る一方、該1段目の視
標付回転板28を、その切欠き部51が該覗窓12に対
応する回転位置に停止させた状態で、2段目の視標付回
転板28を回転せしめることによって、そこに付設され
た各視標48が、1段目の視標付回転板28の切欠き部
51を通して、視力計本体10の覗窓12に提示され得
るのであり、更に同様して、3段目以降の視標付回転板
28に付設された各視標48も該覗窓12に提示され
得、以て視標付回転板28、ひいては視力計自体を大型
化させることなく、視力計本体の覗窓に対して、より多
くの視標48を提示させることが出来るのである。
【0044】その他、一々列挙はしないが、本発明が、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う視力計の一例を示す正面説明図で
ある。
【図2】図1におけるA−A断面説明図である。
【図3】図1に示された視力計に用いられる視標付回転
板の一例を示す正面説明図である。
【図4】図1に示された視力計に用いられる視標付回転
板の別の例を示す図3に対応する図である。
【図5】従来の視力計に用いられている視標付回転板の
一例を示す図3に対応する図である。
【図6】従来の別の視力計における内部構造を概略的に
説明するための図である。
【符号の説明】
10 視力計本体 11 視標 12 覗窓 14 固定筒体 16 視標提示中心軸 20 歯車 22 モータ 24 回転駆動
軸 26 ギヤ 28 視標付回
転板 30 連結軸 32 小型固定
円板 34 大型固定円板 36,38 ギ
ヤ部 39 ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−183739(JP,A) 特開 昭50−78186(JP,A) 特開 昭50−78184(JP,A) 実開 昭51−161797(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 3/02 - 3/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の視標が円周上に付されてなる視標
    付回転板を、視標提示のための覗窓を有する視力計本体
    の内部に回転可能に配置し、該視標付回転板を回転せし
    めることによって、該視力計本体の覗窓に所定の視標が
    提示され得るようにした視力計において、 前記視力計本体の覗窓の視標提示中心軸に対して互いに
    平行となるように、前記視標付回転板の回転軸が回転可
    能に取り付けられる、該視標提示中心軸回りに回転可能
    に設けられた駆動円板と、 該駆動円板を回転駆動せしめる駆動手段と、 前記駆動円板に対して同軸的に位置するように位置固定
    に設けられた、前記視標付回転板の回転軸に係合して、
    前記駆動円板の回転に従って、該視標付回転板を回転せ
    しめる固定円板とを、 備えたことを特徴とする視力計。
  2. 【請求項2】 前記視標付回転板の回転軸に第一のギヤ
    部を設ける一方、前記固定円板の外周縁部に第二のギヤ
    部を設け、それら第一及び第二のギヤ部を相互に噛合せ
    しめることにより、該視標付回転板が該固定円板の周り
    を公転しつつ自転せしめられるようにした請求項1に記
    載の視力計。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段の回転駆動軸が、ギヤ機構
    によって前記駆動円板の外周縁部に係合せしめられ、該
    回転駆動軸の回転駆動によって該駆動円板が回転せしめ
    られる請求項1または請求項2に記載の視力計。
  4. 【請求項4】 前記覗窓が、前記視力計本体の略中央部
    に設けられている請求項1乃至3の何れかに記載の視力
    計。
  5. 【請求項5】 前記視力計本体内に、円筒状の固定筒体
    が、前記視標提示中心軸に対して同軸的に配置され、該
    固定筒体の外周部に、前記駆動円板が回転可能に、且つ
    前記固定円板が固定的に、それぞれ取り付けられている
    請求項1乃至4の何れかに記載の視力計。
  6. 【請求項6】 前記固定筒体の内部に光源が設けられ、
    前記視標付回転板の前記覗窓部位に位置する部分を背後
    から照明するようにした請求項1乃至5の何れかに記載
    の視力計。
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