JP3308274B2 - 距骨関節保護帯付シューズ及び整形外科用ストッキング - Google Patents

距骨関節保護帯付シューズ及び整形外科用ストッキング

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JP3308274B2
JP3308274B2 JP52154295A JP52154295A JP3308274B2 JP 3308274 B2 JP3308274 B2 JP 3308274B2 JP 52154295 A JP52154295 A JP 52154295A JP 52154295 A JP52154295 A JP 52154295A JP 3308274 B2 JP3308274 B2 JP 3308274B2
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    • A61F5/01Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は,距骨関節下方の足を部分的に或いは完全に
包み,足の片側面或いは両側面上距腿関節上方にまで達
している補強材の装備された距骨関節保護帯付シュー
ズ,特にスポーツシューズ及び整形外科用ストッキング
に関する。該補強材は,足の距骨関節下方部を少なくと
も部分的に包囲した湾曲帯及び距腿関節上方の下腿を少
なくとも部分的に包囲した脚帯とから成っている。その
場合,脚帯は足の内側面及び(又は)外側面上でそれぞ
れ関節接合部を通じて湾曲帯と結合していて,少なくと
も湾曲帯と脚帯間の引張力を伝達する役割をしている。
このような特徴を有するスキーシューズはEP 0416437
B1により公知である。安全なスキー滑走ができるよう
に,脚帯は側面高く引き上げられた後方踵材と関節接合
部を通じて結合している。その結果,距骨関節の負担を
軽減しながら而もスキー滑走力を維持したまま力を下腿
へ移行させることができる。両関節接合部は同じ高さy
で,踝の高さに略等しく,シューズ後部末端からの距離
xも等しい(図6)。従って,両関節接合部を結ぶ結合
ラインはシューズの長手方向の軸線に対して垂直なシュ
ーズの横手方向に沿っている。両関節接合部はスキーの
際に必要である伸張性及び撓み性を与えている。
踝までしか達していない脚帯がそれ相応に低い位置の
関節接合部を通じてシューズの外側面及び内側面でシュ
ーズ底湾曲部と結合しているスキーシューズがDE 88 07
537 U1により知られている。このシューズは,スキー
の基本動作に十分な撓み性及び伸張性を確保するのと同
時に,滑走技術上踝部の側面方向への動きに対して十分
な安定性を与えることを配慮したものである。
本発明の目的は,特に距腿関節の踝障害から身を護る
ためのシューズを提供することにある。
この目的は,シューズの外側面接合部を距腿関節の外
踝と内踝の中間点よりもシューズの長手方向前方にずら
すか,或いはシューズの内側面接合部をシューズの長手
方向後方へずらすことにより解決される。
即ち,本発明の第1の特徴によれば,距骨関節下方の
足を部分的に或いは完全に包囲して足の距腿関節上方に
達する補強材を有し,該補強材は距骨関節下方の足を少
なくとも部分的に包囲した湾曲帯と距腿関節上方の下腿
を少なくとも部分的に包囲した脚帯構成体とより成り,
該脚帯構成体は足の内側及び外側でそれぞれ関節接合部
を介して湾曲帯と結合し,少なくとも湾曲帯と脚帯構成
体間の引張力を転移する働きをするシューズであって,
前記外側関節接合部は距腿関節の外踝及び内踝間の中間
点に対してシューズの長手方向前方にずれており,前記
内側関節接合部は前記中間点に対してシューズの長手方
向後方にずれている。
また本発明の第2の特徴によれば,距骨関節下方の足
を部分的に或いは完全に包囲して足の距腿関節上方に達
する補強材を有し,該補強材は距骨関節下方の足を少な
くとも部分的に包囲した湾曲帯と距腿関節上方の下腿を
少なくとも部分的に包囲した脚帯構成体とより成り,該
脚帯構成体は足の外側で外側関節接合部を介して湾曲帯
と結合し,少なくとも湾曲帯と脚帯構成体間の引張力を
転移する働きをするシューズであって,前記外側関節接
合部は距腿関節の外踝及び内踝間の中間点に対してシュ
ーズの長手方向前方にずれている。
さらに本発明の第3の特徴によれば,距骨関節下方の
足を部分的に或いは完全に包囲して足の距腿関節上方に
達する補強材を有し,該補強材は距骨関節下方の足を少
なくとも部分的に包囲した湾曲帯と距腿関節上方の下腿
を少なくとも部分的に包囲した脚帯構成体とより成り,
該脚帯構成体は足の内側で内側関節接合部を介して湾曲
帯と結合し,少なくとも湾曲帯と脚帯構成体間の引張力
を転移する働きをするシューズであって,前記内側関節
接合部は距腿関節の外踝及び内踝間の中間点に対してシ
ューズの長手方向後方にずれている。
現技術水準では,シューズの外側及び内側の接合部
は,たいていその中間点を通る横手方向の軸線(シュー
ズの長手方向に垂直)上にあるが,本発明では外側の接
合部は前に,内側の接合部は後方にずれている。そうす
ることによって,足の回外,特に内転の場合,足底から
接合部を通じて脚帯,つまり下腿の方へ力の移行が進
み,更なる回外,内転の抑制,緩和に繋がる。そのため
回外障害,特に靱帯亀裂(腓骨靱帯,特に距骨腓骨靱
帯)及び骨の負傷(特に踝骨折)でさえ効果的に回避で
きる。同様に足内側の関節接合部を後ろにずらすことに
よって回内及び外転障害,特に外踝の骨折が減少する。
本発明による足外側接合部と内側接合部間の横手方向軸
線に沿った結合ラインの位置は,距腿関節下方の足根の
動きを特徴づけるHenke軸の位置とは相対する関係にあ
る。Henke軸は側面後部下方から中央前部上方へ斜めに
走り,距腿関節の略横に走る軸とで一種の多相自在関節
を形成している。少なくとも比較的大きな内転や外転の
場合には,足はHenke軸の周りも回転するが,(位置関
係の異なる)シューズ関節接合部間の結合ラインの周り
は回転しない。足とシューズの可動軸の位置関係が異な
るにも拘わらず,シューズの基本的弾性のために当初は
足の内転及び外転が起こり得る。しかし,この動きはシ
ューズによって抑制されていく。
内転運動に於ける前距月非靱帯の保護には,本発明に
よるシューズが非常に効果的である。それは,この靱帯
がシューズの縦方向に見て外踝の前に,即ち本発明によ
れば,対応の引張力を直接吸収し,前距月非靱帯の負担
を緩和させる外側関節接合部のあるところと略同位置に
くるからである。本発明によるシューズでは,できる限
り足の負傷をなくすために,内部の完全な可動性は意識
的に求めなかった。それでもシューズにはある程度の屈
曲性及び弾力性があるので,基本的可動性は十分であこ
とが判った。しかし,足の内転や外転の動きを効果的に
制限するには,湾曲帯にしろ脚帯にしろ張力が十分に安
定していなければならない。負担軽減力は,距腿関節及
び距踵舟関節を巡りながら,下腿から脚帯,関節接合部
及び湾曲帯を通って足底へ移行する。その場合,最後の
力の移行には問題がない。体重は湾曲帯にかかるが,そ
の湾曲帯は少なくとも部分的には足を包んでおり,場合
によってはシューズ底と一体になっているからである。
本発明の特に推奨される実施例に基づき,湾曲帯が足
を完全に包み込み,足の外側接合部と内側接合部を通じ
て,下腿に伸びる脚帯と結合していれば,足底の瞬時の
偏向は起こらない。この構成は,回内及び回外障害から
身を護るという点でも優れている。本発明による両関節
接合部間の結合ラインの斜位,即ち外側が前へ内側が後
方にずれていることが自然歩行を容易にすることが判っ
た。
本発明は特に二重構造のシューズの内側のシューズに
適用可能であり,その場合,湾曲帯,脚帯構成体及び関
節接合部が該内側のシューズに配置され,これにより,
補強材をできる限り足に接近した部分に設けることがで
きる。シューズ内の特別な動きを排除するためである。
本発明によるシューズ補強した二重構造のシューズの例
としては,スノーボードシューズ,登山シューズ,スキ
ーシューズ等がある。
本発明による補強材は単体構造のシューズにも適用可
能であり,その場合,湾曲帯,脚帯構成体及び関節接合
部が該単体構造のシューズの外側に配置される。前記単
体構造のシューズとしては,例えば,長距離ランニング
シューズ,旅行シューズ,パラグライディングシュー
ズ,クロスカントリーシューズ,整形外科用シューズ及
びバスケットシューズである。
更に,本発明による補強材は場合によっては二重構造
のシューズの外側のシューズへの適用可能であり,その
場合,特に密着した外側のシューズが対象になり,該外
側のシューズの内側または外側に湾曲帯,脚帯構成体及
び関節接合部が配置される。硬い外皮を持ち,回外問題
の起こらない二重構造のシューズ(スキーシューズ)の
場合でも,斜めに走る結合ラインは自然走行を容易にす
るので利点になることがある。
踝とシューズの関節接合部とがしっくり調和するよう
に,また通常の動作に於けるシューズの可動性を改善す
るために,外側の整合部を距腿関節の外踝に対して下方
にずらすか,又は内側接合部を距腿関節の内踝に対して
下方にずらすことが提案される。
胴部と湾曲帯とが足の内側面でも外側面でもそれぞれ
接合部を通じて関節結合している場合,例えば,前記第
1の特徴において,両接合部間の結合ラインをシューズ
長手方向に垂直な横手方向軸線を含む水平面へ投影した
線とシューズ横手方向軸線との角度を10゜〜30゜,好ま
しくは約20゜とすることによって,基本可動性を十分に
維持しながら内外転を抑制し,関節の負傷を確実に減少
させることができる。同様の効果は,前記第2の特徴に
おいて,前記外側関節接合部と距腿関節の外踝及び内踝
間の中間点との間の結合ラインを,シューズの長手方向
に垂直なシューズ横手方向軸線を含む水平面へ投影した
線と,シューズの横手方向軸線との角度が10゜〜30゜と
することにより,また前記第3の特徴において,前記内
側関節接合部と距腿関節の外踝及び内踝間の中間点との
間の結合ラインを,シューズの長手方向に垂直なシュー
ズ横手方向軸線を含む水平面へ投影した線と,シューズ
の横手方向軸線との角度が10゜〜30゜とすることによ
り,得られる。
本発明の更なる展開に於いて,胴部と湾曲帯とが足の
内側面でも外側面でもそれぞれ接合部を通じて関節結合
している場合,両接合部間の結合ラインをシューズ長手
方向に垂直な横手方向軸線を含む垂直面へ投影した線と
シューズ横手方向軸線との角度を5゜〜15゜,好ましく
は約10゜とすることが提案される。
このように傾斜した結合ラインを有するシューズは着
用が非常に快適で,関節障害を防止することが明らかに
なった。
踝と内外接合部との,或いは湾曲帯上端との不調和
は,内側接合部及び(又は)外側接合部の高さを,内底
の上面から距腿関節の外踝の位置又は内踝の位置までの
高さの半分にすることによって解消する。
湾曲帯及び脚帯は多様な形態が可能である。脚帯構成
体は下腿を包囲して主にベルトで締め付ける部分及び脚
帯とそれぞれの接合部とを結びつける舌の形をした引張
安定な結合部としての舌帯から成るのが通例である。こ
の舌帯は,引張力の転移を通して接合部の負担軽減に役
立っている。舌帯と湾曲帯とは耐圧性であることが特に
求められる。足の外側及び内側に於ける引張力,圧力と
しての力は,このようにして接合部から解放されて足裏
と下腿間に移行させることができる。
この場合,撓曲性のある素材でつくられた舌帯をプラ
スチックプレートで補強することが特に考慮される。望
み通りの耐圧性を得るために,脚帯全体を着用快適で,
撓曲性良好な素材,例えば皮でつくり,舌の部分だけプ
ラスチックプレートで補強することができる。
両接合部と連結する湾曲帯は,場合によっては独立し
て構成することができる。しかし,特に接合部が外側の
シューズにあるような場合では,湾曲帯とシューズ底と
を一体化することも可能である。単構造シューズや或い
は二重構造でも外側のシューズに接合部がある場合で
は,通常湾曲帯の構成に於いては専ら後部の踵材を接合
部にまで脇へ引っ張り上げることが当初から予定されて
いる。そうすることで,低い製造コストでしかも十分な
安定性が得られる。
上記の対策に加えて,或いはそれとは別に,二つの関
節接合部のうち少なくとも一つを主に垂直に動くように
構成することができる。
当初は比較的大きな回外,回内運動が何ら妨げなく可
能であるが,但しそれも関節接合部の動きの範囲内に限
られる。それを越えると力は接合部を出て,足裏から下
腿にまで転移するので,関節及び靱帯の負担はそれに応
じて軽減される。
接合部の形状としては多様なものが可能である。例え
ば,湾曲帯及び(又は)脚帯に構成された穴,場合によ
っては接合部垂直運動のための縦穴にはめた接合部ボル
トを介して湾曲帯を脚帯と結合させることができる。ま
た,少なくとも一方の接合部を切り込みによるくびれ等
で構成することも可能である。更には,少なくとも一方
の接合部を襞付材等で構成することもできる。
特に,接合部を例えば被膜状の切り込みくびれで,或
いは,折り目と折り目の間の帯部分は略シューズの長手
方向に延びている襞付材で構成することにより,脚帯と
湾曲帯を一体化することが可能である。それにより,本
発明によるシューズの製造コストは引き下げられる。当
関節接合部はいずれも汚れた際にも完全な機能を維持し
ている。
少なくとも一方の関節接合部が前記襞付材で構成され
ている場合,折り目と折り目の間の帯部分は略シューズ
の長手方向に延びており,後方又は前方に行くに従って
広がっているのが通例である。それにより,距腿関節の
外側及び内踝に対応する外側及び内側接合部を本発明通
りに指定位置に定めることが十分に可能である。しか
も,脚帯,湾曲帯間の関節接合は,場合によっては襞付
材が当初のある一定限度の延伸を越えても,即ち関節垂
直運動に入った後でも十分な引張強度が保証される。
脚帯は湾曲帯から取り外しできるように構成すること
が可能である。これとの関連で特に垂直方向の寸法が異
なる脚帯を少なくとも二種類用意するのが好ましい。そ
れらの脚帯を,シューズ着用者に合わせて,及び(又
は)シューズの使用目的に合わせて選択し,湾曲帯と接
合させるものとする。この措置により,製作するシュー
ズの種類を減らすことができ,従ってまた製造コストの
引き下げに繋がる。使用者側にしても必要に応じてシュ
ーズを使用目的に合わせることができるので,その結果
シューズは使用者にとって高い応用価値を持つことにな
る。上記の脚帯取り外し可能性及び異なった脚帯の装着
可能性は,本発明による補強材が二重構造のシューズの
外側のシューズに,或いは単構造のシューズに取り付け
られる場合特に有効に働く。
脚帯は湾曲帯との兼ね合いで高さの調節ができるよう
にすることも可能である。この措置により,着用者の足
への適合及び(又は)使用目的への適合が可能であり,
上記の利点が得られる。
本発明による距骨関節補強材は,整形外科用ストッキ
ングやそれに類する繊維製サポーターにも有効に応用で
きるものであり,即ち,本発明の第4の特徴によれば,
距骨関節下方の足を完全に包み,足の両側面上距腿関節
上方にまで達している補強材を有し,該補強材は距骨関
節下方の足を包囲した湾曲帯と距腿関節上方の下腿を包
囲した脚帯構成体とから成り,その脚帯構成体が足の内
側及び外側でそれぞれ関節接合部を通じて湾曲帯と結合
し,湾曲帯と脚帯構成体間の引張力を転移する働きして
なる整形外科用ストッキングであって,前記外側関節接
合部は距腿関節の外踝と内踝間の中間点に対してストッ
キングの長手方向前方にずれており,前記内側関節接合
部は前記中間点に対してストッキングの長手方向後方に
ずれている。
求める保護効果に必要な足底と湾曲帯間の力の結合
は,必要時に,つまり足を地に着けた時点で達成され
る。そのときには足と体が突然突っ張るので瞬間的に大
きな力が湾曲帯に掛かり,瞬時に摩擦力の結合が生じる
のである。
従って簡易化のため湾曲帯は脚帯と同様引張安定なベ
ルトで構成することもできる。脚帯の場合は,下腿を巻
いて締めるベルトと足の外側,内側に亘る舌の形をした
結合部としての舌帯から構成することが可能である。
以下に本発明を代表的な実施例について図面を基に説
明する。
図1は本発明による補強材を持つ二重構造のスノーボ
ードシューズの内側のシューズ(波線がその輪郭)の透
視図, 図2は図1に基づく内側のシューズの内側部分の側面
図(図1のIIの方向からの図), 図3は図1及び図2に基づく内側のシューズの外側部
分の側面図(図1のIIIの方向からの図), 図4は本発明による補強のなされた整形外科用ストッ
キングの透視図, 図5は本発明によるシューズで,図1の内側のシュー
ズに相当する別な実施形態のものの透視図, 図6は本発明によるシューズで,図1の内側のシュー
ズに相当する更に別な実施形態のものの透視図, 図7は本発明によるシューズで,図3の部分に於ける
更に別な実施形態のものの側面図, 図8は図7に示された外側接合部を形成する襞付材の
VIII a−VIII a又はVIII b−VIII bラインの切断面の部
分図a)及びb)。
図1〜3に示される通り,足底12及び舌帯16を含む胴
部14から成る内側のシューズには20で示された補強材全
体の一部として脚帯18が装備されている。脚帯18はシュ
ーズ着用者の外側及び内踝(図にそれぞれ円24及び26で
示したところ)の上方の下腿部分に於いてベルト状締め
具で締め付け可能なようになっている。ベルトは毬付の
ものでもよい。
上記の補強材20は,両距骨関節の下方の足をくるむ湾
曲帯構成体28と脚帯18を包含する脚帯構成体30とから成
っており,両構成体28及び30は,それぞれ外側の接合部
32及び内側の接合部34を通じて結合している。
表示した実施例の湾曲帯28は,シューズの縦方向Aに
垂直な切断面で見ると略全体に亘りU字形を成してい
る。U字形の中央部28は,図に示されたように,例えば
プラスチック製のシューズ底12(内側のシューズ10)の
表面,即ち,底革或いは敷皮の直下(図示せず)に位置
させることができる。そうすれば着用者の足裏と略直接
接するようになる。U字形の両側部28b及び28cはそれぞ
れそれらの開放上端で関節接合部34,32を支えている。
両接合部はそれぞれ内側のシューズ10の脚帯18から下方
に張り出している脚帯構成体20の一部としての舌帯36又
38の末端と重なり合っている。舌帯の末端及びU字形の
上端は両側の接合部で,好ましくは鋲40,42形態のボル
トで固定される。
衝撃を制限しながら湾曲帯28と脚帯20間の相対可動性
を保持するために,関節接合部32及び34の一方に,或い
は好ましくは両方に垂直方向の動きを確保する手段を設
けることができる。これは図3にあるように,例えばU
字形側部28b,28cの上端に略垂直な方向に縦穴40を構成
し,そこへ鋲40の軸40aを通す(図3では見やすいよう
に,鋲40の外側のヘッドを省き,内側のヘッド40cだけ
を波線で示した)ことによって達成できる。この措置に
より,脚帯30と湾曲帯28間の動きがアンバランスになる
のが抑制され,それに応じて下腿に対する足の回外,回
内運動も制限されるので,踝の負傷が避けられる。
これとは別に,或いは両措置を併用するのが最適なの
だが,両接合部32及び34をシューズの横手方向軸線方向
B(長手方向Aに垂直な水平面E上)に一直線に並べる
のではなく,互いに長手方向にずらすことによって負傷
が防止できる。足の外側に当たるほうの接合部32は長手
方向A前方にずらし,内側の接合部34はそれに相対する
ように長手方向後方にずらす。
図1にある通り,ずらし幅は両接合部32と34の結合線
Gを,横手方向軸線Bを含む水平面Eへ投影した線と横
手方向軸線Bとで囲む角度αで表すことができる。
シューズ着用者の足との関連で言えば,外側の接合部
32は両踝(円24及び26)を結ぶ線Hの中間点Mより前方
にずらし,それに相対して内側接合部34は後方にずらす
ことになる。
角度αは10゜〜30゜とするが,約20゜が好ましい。
両接合部32及び34は更に踝(円24及び26)に対して下
方にもずれている。即ち,踝の約半分の高さにまで下が
っている。この場合,内側の接合部34は,特に図2から
明らかなように,外側の接合部の位置より低くする。図
1のβで表した結合線Gと水平面Eとの角度は5゜〜15
゜とするが,約10゜が好ましい。
接合部32と34とその位置関係により,関節の回内,回
外障害の危険から着用者の足を効果的に保護することが
できる。しかも可動性は十分に保たれたままである。
接合部32及び34が角度αに応じて前後にずれているた
め,回外又は内転運動が強まると舌帯38,接合部32及び
U字形側面28cの引張荷重が増大することとなる。これ
は,回外又は内転運動が進むと足が段々Henke軸のほう
を廻るようになるためである。Henke軸は両接合部32,34
を結ぶ結合線Gとは逆で外側が後方に,内側が前方にず
れている。そのずれに応じて接合部32には引張荷重が,
接合部34には圧荷重がかかるため,それ以上の回外,内
転運動は抑制される。
もともと非常に損傷しやすい前距月非靱帯は外踝(円
24)や舌帯38,接合部32,U字形側面28cの前に位置するこ
とになるので,当関節靱帯は本発明による補強材によっ
て過剰な引張負荷から直接護られている。
回内又は外転運動の場合は,逆に接合部32に圧荷重
が,接合部34に引張荷重がかかり,それに応じて関節負
担が軽減される。引張力を両接合部を通じて足裏と下腿
間に転移させる目的のために補強材を取り付けただけで
既に負傷防護の効果がある。
補強材によるその他の改良点は,当該表面で圧力が吸
収され,転送されるところである。脚帯構成部30にはそ
の目的のため,それに応じた補強がなされている。着用
上の理由から耐圧性の脚帯を避けたい場合は,例えば,
下地としての舌帯36又は38と縫い合わせた,或いは脚帯
中相応の大きさにつくられたポケットに差し込んだ,図
2に示されたような特製プラスチックプレート補強材を
使用することができる。プラスチックプレート46は接合
部34からベルト22にまで達していて,圧力を転送する働
きをする。接合部34や32自体も(場合によっては上記関
節運動用穴部分も含めて),それに続くU字形側面28b
及び28cも耐圧性があるので,圧力は踝を巡りながら補
強材を通じて足裏と大腿との間に転送させることができ
る。
上で説明した内側のシューズは十分な可動性を保ちな
がら高い負傷防止性のある点が優れている。本発明によ
る補強は大きな素材コスト,製造コストをかけずに実現
できる。
本発明による補強を整形外科用ストッキングに適用し
たのが図4である。本例は足指用に穴を空けた整形外科
用ストッキング110に補強120を施したものである。補強
120は脚帯構成体130,足内側接合部134,外側接合部132及
び湾曲帯128から成っている。脚帯構成体130は耐引張性
ベルト122及び耐引張性舌帯136及び138から成ってい
る。耐引張性ベルトで構成することのできる舌帯136及
び138はその上端がわな150になっていて,そこに締め付
けベルト122(毬付ベルトでもよい)が通される。舌帯1
36及び138は整形外科用ストッキング110に縫い合わせ
る。波線はその縫い目148を示している。縫いつけの位
置はストッキング本体の外面とするのが好ましい。締め
付けベルト122はストッキング着用者の外側,内側の踝
(円24及び26)上方の下腿部分に巻き付ける。両距骨関
節下方で足を支える湾曲帯128はストッキング110外面に
縫い付けた耐引張性ベルト(縫い目148')としても構成
できる。その上方開放末端では舌帯136又は138の下方末
端と共に関節接合部132及び134を形成している。つま
り,そこでは湾曲帯128と舌帯136又は138の下方末端と
が重なり合っている。湾曲帯128の上方末端と舌帯136及
び138の下方末端とは主として鋲140,142で関節状に結合
させる。
図1〜3について説明した本発明による内側のシュー
ズの補強材と全く同じように,両接合部132及び134はス
トッキングの長手方向に互いに逆向きにずれている。外
側の接合部132は長手方向A'前方に,内側の接合部134は
後方にずれている。ストッキング着用者の足に於ける位
置関係で言えば,外側接合部132は両踝(円24及び26)
を結ぶ直線の中間点より前方に,内側接合部134はその
中間点より後方にずれている。
更に,接合部132及び134の位置は踝(円24及び26)に
対して下方にもずれており,踝の約半分の高さになって
いる。その場合,内側接合部134は外側接合部132より低
い位置にある。接合部132及び134の踝(円24及び26)に
対するずれ或いは相手接合部に対するずれは,図1〜3
の内側のシューズの場合と同様角度α及びβ(図4には
角度は表示されていない)で表すことができる。長手方
向A'のずれの角度αは10゜〜30゜,好ましくは約20゜と
する。接合部132及び134の高さのずれの角度βは5゜〜
15゜,好ましくは約10゜とする。
接合部132と134の位置関係から,足関節の回内,回外
障害を効果的に防止することができる。この防止には引
張強度の足裏,下腿間への転移で十分だからである。同
時に十分な可動性も保証される。
上記の整形外科用ストッキングは,十分な可動性を維
持しながら高い障害防止性を示し,しかも距骨関節の安
定化治療に大きな効果を持っているところが優れてい
る。本発明による補強は大きな素材コスト,製造コスト
をかけずに実現可能である。
以下図5〜8を参照し,基本的構造が図1〜3の内側
のシューズに対応する本発明のシューズの別な実施例に
ついて説明する。各構成要素の機能は最初に示した実施
例(図1〜3)と同じである。それぞれの構成要素には
図1〜3に準じて参照番号を付したが,各実施例間で番
号が100ずつ異なっている。以下,各実施例間の相違点
のみに触れることとする。その他については上述の実施
例を参照するものとする。
図5は脚帯218を含む脚帯構成体320及び舌帯236,238
を湾曲帯228から取外し可能なシューズを示したもので
ある。内側の鋲240と外側の鋲242は湾曲帯228のU字形
側面228b又は228cにある接合部形成に用いる穴250又は2
52から,及び内側舌帯236又は外側舌帯238にある接合部
形成に用いる穴から取外しも,再度差し込むこともでき
る。舌帯236及び238はそれぞれ三つずつ上下に並んだ穴
254a,b,c又は256a,b,cを持っている。それにより,湾曲
帯228との接合の際に脚帯構成体230の高さを簡単に調節
することができる。
鋲240及び242はそれぞれ軸240a,242a,外側ヘッド240
b,242b及び内側ヘッド240c,242cを有している。内側ヘ
ッド240c,242cの直径は対応する外側ヘッドの直径より
かなり小さくなっているので,弾力性のある内側ヘッド
を押さえつけて小さくしながら,また弾力性のある穴を
それぞれ広げながら通すことができる。つまり,湾曲帯
228の穴を通過して内側又は外側の舌帯236又は238の穴
へと内側ヘッドを通すことができる。従って,脚帯構成
体230と湾曲帯228の関節結合が,またそれの解除が可能
なのである。結合させた湾曲帯と脚帯構成体とが意に反
して外れることのないように,鋲240c又は242cはシュー
ズ内側で留めてあり,無理矢理にでも力をかけないと外
れないようになっている。
シューズを着用者にできるだけフィットするように,
或いは使用目的にできるだけ適合するように,脚帯構成
体を含めシューズ上部には特に寸法面で様々な工夫を施
すことが可能である。例えば,シューズの深さ調整のた
めに舌帯の長さを変えることもできる。その例として図
5に示したのは,脚帯構成体230の舌帯236又は238より
短かめの舌帯236'又は238'を持つ脚帯構成体230'である
が,これも鋲240,242により湾曲帯238と結合させること
ができる。
本発明によるシューズの更に別な実施例を示したのが
図6である。この場合の補強材320は脚帯構成体330と湾
曲帯328とが一体になったものである。内側接合部334及
び外側接合部332はそれぞれ素材を切り込んだくびれに
なっている。従って,湾曲帯328のU字形側面328b及び3
28cはそれぞれ舌帯336又は338の一部分である。関節部
形成のためにそれぞれ当該部分では舌帯336及び338のシ
ューズ長手方向の幅は極端に細くしてある。それぞれ前
側334a及び332aと後ろ側334b及び332bに切り込みがあ
る。それぞれ舌帯336,338の下端とU字形側面328b,328c
の上端間に残された連結部334c及び332cは屈曲性がある
ので脚帯構成体330と湾曲帯328間の関節部を構成してい
る。連結部334c及び332cは非常に高い負荷に備えて屈曲
性のある適当な補強材,例えば針金等で強化することが
できる。
図7及び8には本発明によるシューズのまた別な実施
例を示した。この場合では外側の関節接合部432と図に
はないが内側の関節接合部とがアコーディオン状襞付材
で構成されている。襞付部分は湾曲帯428及び脚帯構成
体430と一体として,或いは別個のものとして構成する
ことができる。
特に図8a及び8bから明らかなように,襞付材はジグザ
グ状に動くので垂直方向へ弾力的に伸縮できる。例え
ば,襞付材の前方部(足指に近いほう)を圧縮し,後方
部(踵に近いほう)を広げるかその逆にすることによっ
て脚帯構成体430に湾曲帯428に対する回転運動又は揺れ
運動を引き起こすことができる。そのようにして襞付材
は本発明の本質である関節機能を果たしている。
襞付材は延伸性があるので,原則として垂直方向に独
特の関節運動をすることができる。襞付材の折り目460
と折り目の間の帯部分462はシューズの略長手方向に延
びており,後方に行くに従って広がっている。そのよう
にしてあるのは,襞付材の前方部で関節接合点の位置を
定めるためである。このような構成になっているので,
襞付材の後方部は前方部よりも伸縮性が大きい。従って
延伸した場合の脚帯構成体と湾曲帯との距離変化は,襞
付材の前方部では後方部より小さい。このことから関節
接合点は襞付材の前方部に定めることとなる。
図7に示した構造を持つ襞付材の場合,折り目間の帯
部分の幅が一定な襞付材に比べて−伸張に対する全体の
総引張強度が同じとすると−脚帯構成体と湾曲帯間の回
転及び揺れ運動に対する襞付材の抵抗は小さい。
関節部の垂直方向の動きは,本発明による補強材の前
縁に於ける襞付材の垂直方向の寸法bや折り目間の帯46
2の幅と関係している。b即ち前縁に於ける折り目間の
帯462の幅が殆どゼロ,つまりすべての折り目が一点に
集束するという極端な場合では,もはや関節部の垂直方
向の動きはあり得ず,関節接合点はこの折り目460集束
点と一致する。従って,この場合では襞付材で構成され
た関節部接合点の位置を正確に定めることができる。
図7の実施例ではそのような関節接合点の位置設定は
なされていないが,関節接合点の位置は比較的狭い範囲
に限定できる。厳密な位置設定ができなくても本発明の
保護機能を損なうものではない。身体の動き自体一本の
決まった軸では表されないからである。足の回転軸は,
撓曲度に応じて変化し,狭い範囲内で移動する。従っ
て,襞付材の関節接合点は大体上記の範囲内で定まって
いれば十分である。シューズの関節接合点はこのように
屈撓運動の際にある程度移動することがあるが,防護機
能及び履き心地を損なうことはない。
要約すれば,補強材が距骨関節下方の足を部分的に或
いは完全に包囲した湾曲帯と距腿関節上方の足(下腿部
分)の片側又は両側を少なくとも部分的に包囲した脚帯
構成体とから成り,その脚帯構成体が足の内側及び(又
は)外側でそれぞれ関節接合部を通じて湾曲帯と結合
し,少なくとも湾曲帯と脚帯構成体間の引張力を転移す
る働きをしているという補強材の装備されたシューズ,
特にスポーツシューズの場合,外側関節接合部は距腿関
節の外踝と内踝間の中間点に対してシューズの長手方向
前方にずらすように,また,内側関節接合部はその中間
点に対してシューズの長手方向後方にずらすようにすべ
きである。そうすることによって,十分な可動性を保持
しながら確実な障害防止効果が得られる。本発明の補強
材は,距骨関節保護のための整形外科用ストッキングや
それに類する繊維製サポーターにも応用できる。
フロントページの続き (56)参考文献 米国特許5242379(US,A) 米国特許5454173(US,A) 西独国実用新案公開9307688(DE, A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A43B 1/00 - 23/30 A61F 5/02

Claims (40)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】距骨関節下方の足を部分的に或いは完全に
    包囲して足の距腿関節上方に達する補強材(20)を有
    し,該補強材(20)は距骨関節下方の足を少なくとも部
    分的に包囲した湾曲帯(28)と距腿関節上方の下腿を少
    なくとも部分的に包囲した脚帯構成体(30)とより成
    り,該脚帯構成体(30)は足の内側及び外側でそれぞれ
    関節接合部(32,34)を介して湾曲帯(28)と結合し,
    少なくとも湾曲帯(28)と脚帯構成体(30)間の引張力
    を転移する働きをするシューズであって, 前記外側関節接合部(32)は距腿関節の外踝(24)及び
    内踝(26)間の中間点(M)に対してシューズの長手方
    向(A)前方にずれており,前記内側関節接合部(34)
    は前記中間点(M)に対してシューズの長手方向(A)
    後方にずれていることを特徴とするシューズ。
  2. 【請求項2】前記外側及び内側関節接合部(32,34)間
    の結合ライン(G)をシューズの長手方向(A)に垂直
    なシューズ横手方向軸線(B)を含む水平面(E)へ投
    影した線(P)とシューズの横手方向軸線(B)との角
    度(α)が10゜〜30゜であることを特徴とする,請求項
    1に記載のシューズ。
  3. 【請求項3】前記外側及び内側関節接合部(32,34)間
    の結合ライン(G)をシューズの長手方向(A)に垂直
    なシューズ横手方向軸線(B)を含む垂直平面へ投影し
    た線(P)とシューズの横手方向軸線(B)との角度
    (β)が5゜〜15゜であることを特徴とする,請求項1
    又は2に記載のシューズ。
  4. 【請求項4】距骨関節下方の足を部分的に或いは完全に
    包囲して足の距腿関節上方に達する補強材(20)を有
    し,該補強材(20)は距骨関節下方の足を少なくとも部
    分的に包囲した湾曲帯(28)と距腿関節上方の下腿を少
    なくとも部分的に包囲した脚帯構成体(30)とより成
    り,該脚帯構成体(30)は足の外側で外側関節接合部
    (32)を介して湾曲帯(28)と結合し,少なくとも湾曲
    帯(28)と脚帯構成体(30)間の引張力を転移する働き
    をするシューズであって, 前記外側関節接合部(32)は距腿関節の外踝(24)及び
    内踝(26)間の中間点(M)に対してシューズの長手方
    向(A)前方にずれていることを特徴とするシューズ。
  5. 【請求項5】前記外側関節接合部(32)と距腿関節の外
    踝(24)及び内踝(26)間の中間点(M)との間の結合
    ラインを,シューズの長手方向(A)に垂直なシューズ
    横手方向軸線(B)を含む水平面(E)へ投影した線
    (P)と,シューズの横手方向軸線(B)との角度
    (α)が10゜〜30゜であることを特徴とする,請求項4
    に記載のシューズ。
  6. 【請求項6】距骨関節下方の足を部分的に或いは完全に
    包囲して足の距腿関節上方に達する補強材(20)を有
    し,該補強材(20)は距骨関節下方の足を少なくとも部
    分的に包囲した湾曲帯(28)と距腿関節上方の下腿を少
    なくとも部分的に包囲した脚帯構成体(30)とより成
    り,該脚帯構成体(30)は足の内側で内側関節接合部
    (34)を介して湾曲帯(28)と結合し,少なくとも湾曲
    帯(28)と脚帯構成体(30)間の引張力を転移する働き
    をするシューズであって, 前記内側関節接合部(34)は距腿関節の外踝(24)及び
    内踝(26)間の中間点(M)に対してシューズの長手方
    向(A)後方にずれていることを特徴とするシューズ。
  7. 【請求項7】前記内側関節接合部(34)と距腿関節の外
    踝(24)及び内踝(26)間の中間点(M)との間の結合
    ラインを,シューズの長手方向(A)に垂直なシューズ
    横手方向軸線(B)を含む水平面(E)へ投影した線
    (P)と,シューズの横手方向軸線(B)との角度
    (α)が10゜〜30゜であることを特徴とする,請求項6
    に記載のシューズ。
  8. 【請求項8】前記外側関節接合部(32)は距腿関節の外
    踝(24)より下方の位置にずれていることを特徴とす
    る,請求項1〜5の何れかに記載のシューズ。
  9. 【請求項9】前記外側関節接合部(32)の位置が,シュ
    ーズ内底の上面から距腿関節の外踝(24)の位置までの
    約半分の高さであることを特徴とする,請求項1〜5の
    何れかに記載のシューズ。
  10. 【請求項10】前記内側関節接合部(34)は距腿関節の
    内踝(26)より下方の位置にずれていることを特徴とす
    る,請求項1〜3,6,7の何れかに記載のシューズ。
  11. 【請求項11】前記内側関節接合部(34)の位置が,シ
    ューズ内底の上面から距腿関節の内踝(26)の位置まで
    の約半分の高さであることを特徴とする,請求項1〜3,
    6,7の何れかに記載のシューズ。
  12. 【請求項12】前記シューズは単体構造であることを特
    徴とする,請求項1〜11の何れかに記載のシューズ。
  13. 【請求項13】前記シューズは二重構造であることを特
    徴とする,請求項1〜11の何れかに記載のシューズ。
  14. 【請求項14】前記二重構造のシューズの内側のシュー
    ズに湾曲帯(28),脚帯構成体(30)及び関節接合部
    (32,34)が配置されていることを特徴とする,請求項1
    3に記載のシューズ。
  15. 【請求項15】前記二重構造のシューズの外側のシュー
    ズの内側に湾曲帯(28),脚帯構成体(30)及び関節接
    合部(32,34)が配置されていることを特徴とする,請
    求項13に記載のシューズ。
  16. 【請求項16】前記二重構造のシューズの外側のシュー
    ズの外側に湾曲帯(28),脚帯構成体(30)及び関節接
    合部(32,34)が配置されていることを特徴とする,請
    求項13に記載のシューズ。
  17. 【請求項17】前記シューズの外側に湾曲帯(28),脚
    帯構成体(30)及び関節接合部(32,34)が配置されて
    いることを特徴とする,請求項12に記載のシューズ。
  18. 【請求項18】前記脚帯構成体(30)はシューズの胴部
    (14)を構成していることを特徴とする,請求項1〜17
    の何れかに記載のシューズ。
  19. 【請求項19】前記脚帯構成体(30)は,下腿を包囲し
    て主にベルト(22)で締め付ける脚帯部分(18)と,該
    脚帯部分(18)に関節接合部(32,34)を連結する舌の
    形をした引張安定な結合部としての舌帯(36,38)とか
    ら成ることを特徴とする,請求項1〜18の何れかに記載
    のシューズ。
  20. 【請求項20】前記舌帯(36,38)及び湾曲帯(28)は
    耐圧性に構成されていることを特徴とする,請求項19に
    記載のシューズ。
  21. 【請求項21】前記舌帯(36,38)は撓曲性のある素材
    で作られ,プラスチックプレート(46)で補強されたこ
    とを特徴とする,請求項20に記載のシューズ。
  22. 【請求項22】前記湾曲帯(28)は二つの関節接合部
    (32,34)を結びつける,独立した部分として構成され
    ていることを特徴とする,請求項1〜21の何れかに記載
    のシューズ。
  23. 【請求項23】前記湾曲帯(28)はシューズ底(12)と
    一体化していることを特徴とする,請求項1〜21の何れ
    かに記載のシューズ。
  24. 【請求項24】前記湾曲帯(28)の構成のため,後部の
    踵材を関節接合部にまで脇へ引っ張り上げたことを特徴
    とする,請求項1〜21の何れかに記載のシューズ。
  25. 【請求項25】前記湾曲帯(28,228)と脚帯構成体(3
    0,230,230')とが,湾曲帯(28,228)及び脚帯構成体
    (30,230,230')の少なくとも一方に設けられた穴(25
    0,252,254,256,254',256')にはめた接合用ボルト(40,
    42,240,242)を介して関節接合していることを特徴とす
    る,請求項1〜24の何れかに記載のシューズ。
  26. 【請求項26】前記関節接合部の少なくとも1つは構成
    素材の切り込みによるくびれ(332,334)で構成されて
    いることを特徴とする,請求項1〜25の何れかに記載の
    シューズ。
  27. 【請求項27】前記両関節接合部(32,34,432)の少な
    くとも一方は略垂直に関節運動ができるように構成され
    ていることを特徴とする,請求項1〜26の何れかに記載
    のシューズ。
  28. 【請求項28】前記湾曲帯(28)と脚帯構成体(30)と
    が,湾曲帯(28)及び脚帯構成体(30)の少なくとも一
    方に設けられた縦穴(44)に通した接合用ボルト(40,4
    2)を介して関節接合していることを特徴とする,請求
    項27に記載のシューズ。
  29. 【請求項29】前記関節接合部の少なくとも1つは,折
    り目(460)と折り目(460)との間の帯部分(462)が
    シューズの略長手方向に延びるように襞が付されていて
    垂直方向に弾力的に伸縮可能である襞付材(432)で構
    成されていることを特徴とする,請求項1〜28の何れか
    に記載のシューズ。
  30. 【請求項30】前記襞付材(432)の折り目(460)と折
    り目(460)との間の帯部分(462)が,後方又は前方に
    向かって広がっていることを特徴とする,請求項29に記
    載のシューズ。
  31. 【請求項31】前記脚帯構成体(230,230')は湾曲帯
    (228)から取外し可能なことを特徴とする,請求項1
    〜30の何れかに記載のシューズ。
  32. 【請求項32】前記脚帯構成体(230)は前記湾曲帯(2
    28)との兼ね合いで高さの調節が可能なことを特徴とす
    る,請求項1〜31の何れかに記載のシューズ。
  33. 【請求項33】垂直方向の寸法が異なる少なくとも二種
    類の脚帯構成体(230,230')が用意されており,シュー
    ズ着用者に合わせて,或いはシューズの使用目的に合わ
    せて選択したものを湾曲帯(228)に接合することを特
    徴とする,請求項31又は32に記載のシューズ。
  34. 【請求項34】前記脚帯構成体(330)と前記湾曲帯(3
    28)が一体になっていることを特徴とする,請求項1〜
    30の何れかに記載のシューズ。
  35. 【請求項35】前記シューズはスポーツシューズである
    ことを特徴とする,請求項1〜34の何れかに記載のシュ
    ーズ。
  36. 【請求項36】距骨関節下方の足を完全に包み,足の両
    側面上距腿関節上方にまで達している補強材(120)を
    有し,該補強材(120)は距骨関節下方の足を包囲した
    湾曲帯(128)と距腿関節上方の下腿を包囲した脚帯構
    成体(130)とから成り,その脚帯構成体(130)が足の
    内側及び外側でそれぞれ関節接合部(132,134)を通じ
    て湾曲帯(128)と結合し,湾曲帯(128)と脚帯構成体
    (130)間の引張力を転移する働きしてなる整形外科用
    ストッキングであって, 前記外側関節接合部(132)は距腿関節の外踝(24)と
    内踝(26)間の中間点に対してストッキングの長手方向
    (A')前方にずれており,前記内側関節接合部(134)
    は前記中間点に対してストッキングの長手方向(A')後
    方にずれていることを特徴とする整形外科用ストッキン
    グ。
  37. 【請求項37】前記外側及び内側関節接合部(132,13
    4)間の結合ライン(G)をストッキングの長手方向
    (A')に垂直なストッキング横手方向軸線を含む水平面
    へ投影した線とストッキングの横手方向軸線との角度
    (α)が10゜〜30゜であることを特徴とする,請求項36
    に記載の整形外科用ストッキング。
  38. 【請求項38】前記湾曲帯(128)は耐引張性のあるベ
    ルトで構成されていることを特徴とする,請求項36又は
    37に記載の整形外科用ストッキング。
  39. 【請求項39】前記脚帯構成体(130)は,下腿を包囲
    する耐引張性のある締め付けベルト(122)と,足の内
    側,外側で前記締め付けベルト(122)に関節接合部(1
    32,134)を連結する舌の形をした引張安定な結合部とし
    ての舌帯(136,138)とより成ることを特徴とする,請
    求項36〜38の何れかに記載の整形外科用ストッキング。
  40. 【請求項40】前記舌帯(136,138)は耐引張性のある
    ベルトで構成されていることを特徴とする,請求項39に
    記載の整形外科用ストッキング。
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