JP3572072B2 - 整形外科用の足首用装具 - Google Patents
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Description
この発明は、一般に整形外科用の治療装置、詳しくは足首用装具(ancle brace)に関し、さらに詳しくは、足首関節領域全体に圧迫と固定との双方を与える、柔軟な足首用装具に関する。
発明の背景
足首関節における軟組織や骨格の損傷を治療する際、足首関節や足首関節領域の足部および脚部を固定させることが好ましい。まず、損傷の状態が緊急のリハビリテーションを要する段階にある場合、足首関節を固定させるために、一般的には足首関節を圧迫してその動きをきびしく制限する必要がある。これによって腫れがひき治癒しやすいからである。治療が進み、損傷の状態が元のように動かすことのできる段階に入るにしたがって、足首関節の動きを制限する必要性は少なくなるものの、足首関節の動きを固定させるためには、依然として足首関節の動きをいくらかきびしく制限する必要がある。
従来、緊急のリハビリテーションの段階では、損傷部分を固定させるために、足首関節を流し込み型(casting)により固定する必要があった。また、元のように動かすことができるその後の治療段階では、損傷部分を固定させるための取り外し可能な足首用装具が使用されるようになった。一旦、足首関節が完全に回復すると、予防策として、着脱可能な足首用装具を健全な足首関節に装着し、活動中に再び損傷が生じるおそれを最小限に抑えることもできた。より最近では、損傷が緊急のリハビリテーションの段階にある場合に流し込み型の代わりに用いられる、取り外し可能な足首用装具が開発された。
損傷の段階に応じて足首用装具に要求される性能が異なっていることは明らかである。現在利用可能な足首用装具は損傷の特定段階に対する有用性を有するが、足首関節の損傷治療中だけでなく足首関節の完全な回復後においても有用である、用途の十分に広い足首用装具は開発されていなかった。このため、公知の足首用装具は、次のような諸欠点のうちの少なくとも1つを有することが分かっている。すなわち、圧迫の不足、損傷に対する不完全な保護、靴と併用した場合の不快感、活動中に装着する場合の煩わしさなどである。このように、足首用装具においては、上記の諸欠点を克服し、治療中あるいは活動中に足首関節を効果的に固定させることが必要である。
この発明の1つの目的は、用途が十分に広く、損傷の状態が緊急の治療を要する段階にある場合と元のように動かすことのできる段階にある場合とに用いることができ、かつ健全な足首関節にも予防的に用いることができる整形外科用の足首用装具を提供することである。この発明の別の目的は、足首関節に圧迫を加えることができる一方、損傷の状態が緊急の治療を要する段階にある場合に足首関節の動きを適度に制限することができる足首用装具を提供することである。この発明のさらに別の目的は、不快感を伴わずに靴の中に装着することができ、かつ活動中に装着する場合の煩わしさを感じない足首用装具を提供することである。
発明の概要
この発明は、足首関節や足首関節領域の足部および脚部を固定させる整形外科用の足首用装具に関する。この装具は、骨や軟組織の損傷を含む足首関節の損傷の治療に対する特定の有用性を有している。この装具は、損傷が生じた直後の緊急のリハビリテーションを要する段階、あるいはその後の、元のように動かすことのできる段階において、特に効果的である。また、この装具は、健全な足首関節に予防的に用いることにより、活動中に新たな損傷が生じたり以前の損傷が再発したりすることを防止できる。したがって、この装具について、その有効な使用環境において、かつこの装具が配されそれが影響を及ぼす身体の諸部分に言及しながら、以下に説明を行う。
この発明の装具は柔軟なブーツを備えている。このブーツは、足首関節の外郭をくるんでそれに適合し、実質的に足首関節を取り囲む。ブーツは近位部分と遠位部分とを有する。近位部分は、それが足首関節の周囲で適所に位置するとき、垂直に延びかつ脛骨の遠位部分における足首関節のすぐ上に位置する下脚を取り巻く。遠位部分は、水平に延びかつ足底を円蓋部分における足首関節のすぐ下に位置する足を取り巻く。これらの近位部分と遠位部分とは足首関節で交わり、一体のブーツが提供される。
このブーツは、下脚がブーツに入る近位開口と、足がブーツから出る遠位開口とを有する。また、ブーツの基部には後方開口が設けられ、装具が足首関節の周囲で適所に位置するとき、この後方開口を経て踵骨の隆起が突出し、装具に対して踵をロックする。第1実施例では、装具は、さらに、ブーツの縦方向に延びる前方開口を有し、この前方開口により、足首関節の上であって脚部と足部との近傍に装具を取り付けることが可能になる。
第1実施例における前方開口を越えて一対のフラップが設けられている。これらのフラップは、ブーツの一方側部から対向する他方側部に延びているとともに、各フラップにおける解除可能な締め具により解除可能に締め付けることができるようにされている。第1フラップはブーツの近位部分に配され、第2フラップはその下方の遠位部分に配されている。これらのフラップの締め付けを解除すると、ブーツを足首関節に容易に取り付け、あるいは取り外しすることができ、一方、フラップを締め付けると、ブーツを足首関節に固定することができる。この解除可能な締め具はさらに、締め付けたフラップの張力を調整することができ、それによってブーツが足首関節の周囲に加える圧迫力を調整することができる。
ブーツの材料よりも硬い材料で形成された補強部材が、近位部分の各側部と一体に設けられている。この補強部材は、近位部分の縦方向に沿って垂直に延びかつ足首関節におけるくるぶしの上方で終了する細長い要素である。この補強部材により、柔軟なブーツ材料よりも高い剛性が近位部分の側部に付与される。
さらに、柔軟なブーツと補強部材との中間の硬さを有する保持部材が、近位部分の各側部と一体に設けられている。この保持部材は、遠位部分との交差部においてブーツの近位部分の最も遠位位置で各補強部材に接して配置されている。この位置において、保持部材には、装着感がよくなるように、くるぶしに沿ってくるぶしの周りに装着されかつ補強部材からくるぶしを隔離するくるぶしポケットが形成されている。
ブーツには、適所に位置してこの装具の足首関節における固定性を高める一対の張力ストラップが付いている。第1張力ストラップは、第2張力ストラップに対して前方の位置関係にあり、張力を変えて足の前方部分の反転を制御したり、この反転制御の場合よりも程度は劣るが内部回転を制御したりすることができる。この第1張力ストラップすなわち前方張力ストラップは2つの端部を備え、各端部はその端部をブーツに取り付ける取付手段を備えている。さらに詳しくは、前方張力ストラップの一方端部はブーツの一方側部における遠位部分に取り付けられ、前方張力ストラップの他方端部はブーツの対向する他方側部における近位部分に取り付けられている。
上記の構成において、前方張力ストラップは、足底の円蓋に接するブーツの遠位部分における取付箇所から、遠位部分の底部を取り巻いてブーツの対向側部の近位部分における取付箇所まで延びている。ブーツに対する前記延張ストラップの位置関係を維持するために、ブーツと一体にガイドが設けられてもよい。さらに、少なくとも1つの取付手段によりトラップ端部を取り外し可能に取り付けることができ、それによってストラップの端部に沿って取付箇所を変更することでストラップの張力を変えることができる。
第2張力ストラップ、すなわち後方張力ストラップは、張力を変えて足の後方部分の反転を制御することができる。後方張力ストラップは、前方張力ストラップと同様に、2つの端部を備え、各端部はその端部をブーツに取り付ける取付手段を備えている。後方張力ストラップの2つの端部は、近位部分の同じ側部に取り付けられている。後方張力ストラップは、近位部分の第1取付箇所からアキレス腱に接して近位部分の後ろを取り巻き、遠位部分まで延びている。後方張力ストラップは、さらに延びて後ろで踵骨に接して遠位部分の底部を取り巻き、近位部分における同じ側の第2取付箇所に至る。
前方張力ストラップの場合と同様に、ブーツに対する後方延張ストラップの位置関係を維持するために、ブーツと一体にガイドが設けられてもよい。さらに、少なくとも1つの取付手段によりストラップ端部を取り外し可能に取り付けることができ、それによってストラップの端部に沿って取付箇所を変更することでストラップの張力を変えることができる。
最後に、下脚と近位部分とを包み2本の張力ストラップと近位フラップとをその位置で保持する一対の保持ストラップが設けられている。第1保持ストラップは、遠位に位置する第2保持ストラップよりも上方である近位部分の近位に位置する。この第1保持ストラップすなわち近位保持ストラップは、この箇所においてブーツの周囲を取り巻き、ブーツを下脚に固定する。また、この近位保持ストラップは、2本の張力ストラップにおいて隣り合う近位端部と近位フラップとにかぶさり、ブーツに対するそれらの取付を確実にする。
第2保持ストラップすなわち遠位保持ストラップは、ブーツの周囲を取り巻くが、張力ストラップにおいて隣り合う近位端部にはかぶさらない。その代わり、遠位保持ストラップは、近位部分の後ろを取り巻いて延びるとき、近位張力ストラップにかぶさり、それを所望の方向に保持する。しかし、補助ストラップが、張力ストラップにおいて隣り合う近位端部にかぶさる遠位保持ストラップとともに設けられる。この補助ストラップは、遠位保持ストラップに取り外し可能に取り付けることができ、ブーツに対して張力ストラップを付加的に取り付けることを確実にする。
この発明の別の1つの実施例では、ブーツが足首関節に圧迫を加える手段を除いて上記記載の実施例と実質的に同一であり、さらに保持ストラップの構成が変化している。この別の実施例では、特に前方開口が省略され、ブーツが前部でつながるようになっている。2本の垂直フラップがブーツの互いに対向する辺において平行に配設され、これらのフラップには互いに平行なひも孔の列が形成されている。ブーツの前方を横切ってひも孔の列を後方および前方へ交互に通るひもが備えられ、それによってひもを締めてその端部で結ぶと足首関節にブーツの圧迫を調整可能に加える手段が提供される。
この別の実施例では、ただ1本の保持ストラップが近位部分の周囲を取り巻き、ブーツが下脚に固定される。しかし、この保持ストラップは、前方張力ストラップと後方張力ストラップとの隣り合う近位端部にかぶさるとともに、近位部分を取り巻いて延びる後方張力ストラップにかぶさるという点で前述の実施例とは異なる。このように、1本の保持ストラップが前方張力ストラップおよび後方張力ストラップのブーツに対する取付を確実にし、後方張力ストラップを所望の方向に保持する。
以上の記載から明白なように、この足首用装具は特別な利点を有する。この発明の足首用装具は、緊急のリハビリテーション用装置として、外傷後の腫れがひいている場合にも足首関節全体に圧迫と固定とを加えることができる。さらに、この装置は、装具とともに靴を装着しなくても、圧迫と固定とを所望の程度だけ得ることができる。
また、この発明の装置は、損傷の状態が元のように動かすことのできる段階においても利点を有する。この装具は上に靴を履いても容易に適合するため、装具を装着した状態で、動きを伴う活動に携わることができる。この装具は、十分に柔軟であるため上に靴を履いても不快さを感じない一方、十分に硬質であるため足首関節が効果的に保護され固定する。最後に、この装置は、予防的に用いるときには装着や取り外しが容易であり、かつ上に靴を履く場合にも靴を脱がずに張力の調整ができる点で、従来の足首テーピングよりも好ましい。
この発明について、さらに、構成と操作に関して図面を参照しながら説明する。ただし、類似した番号は類似した部分を表す。
【図面の簡単な説明】
図1は、使用者の足首に取り付けられた、この発明の足首用装具の中央斜視図である。
図2は、図1に示された足首用装具の側面斜視図である。
図3は、図1に示された足首用装具の後方正面図である。
図4は、この発明の足首用装具の分解側面斜視図である。
図5は、使用者の足首に取り付けられた、この発明の足首用装具の別の実施例の中央斜視図である。
図6は、図5に示された足首用装具の側面斜視図である。
好適な実施例の詳細な説明
この発明の足首用装具(ankle brace)の第1実施例を、まず図1を参照して以下に説明する。ただし、ここでは左の足首用装具を示し、それを統括的に10で表す。以下の左足首用装具10の説明は、左足首用装具10の要素を、当業者であればここに与えられた開示から容易に判断できるように置き換えるだけで、右足首用装具にも適用できることが分かる。
足首用装具10は、足首関節14を実質的に取り囲むブーツ12を備えている。ブーツ12は、足首関節14に隣接して下脚18を含む近位部分16と、足首関節14に隣接して足22を包む遠心部分20とを有する。ブーツ12は、緊急の使用の場合には、好ましくは弾性を有して足首関節14の軟組織とその周囲の下脚18および足22に圧迫を加える柔軟な材料から形成される。好適な弾性材料は、ウェットスーツにおける使用でよく知られているような、弾性を付与されたナイロン織物とネオプレンとのラミネートである。圧迫が必要でない予防的な使用の場合には、ブーツ12に用いる柔軟な材料は、織物あるいは合成皮革のような非弾性材料であってもよい。図1に示すように、ブーツ12は一片の材料から作成するのが好ましい。この材料を、パターンにしたがってシートから切り出し、基部で互いに縫い合わせて管状にする。
近位部分16には近位開口24が設けられており、この近位開口24を経て下脚18がブーツ12に入る。さらに遠位開口26が設けられており、この遠位開口26を経て足22がブーツ12から出る。またブーツ12には、近位部分16と遠位部分20との交差部に後方開口28が設けられており、この後方開口28を経て踵骨30の隆起が突出して、ブーツ12を適所にロックし下脚18あるいは足22に沿ってブーツ12が移動するのを防止する。
ブーツ12にはその長さ方向に延びる前方開口32が設けられている。図1に示されるように、ブーツ12が足首関節14を取り巻いて適所で固定されている場合、この前方開口32は、足首関節14における被覆されない小部分を除いて実質的に閉塞されている。前方開口32を閉塞するのは、近位部分16の側面36から延びそれと一体である近位フラップ34である。従来のフック・ループ型締め付け具38、通称ベルクロ(VELCRO)が、近位部分16の近位フラップ34上および中央面40上に縫い付けられているため、近位フラップ34を前方開口32に渡って引っ張ると、近位フラップ34を中央面40に解除可能かつ調整可能に締め付けることができる。
前方開口32をその遠位において閉塞するのは、遠位部分20の側面36から延びそれと一体である遠位フラップ42である。近位フラップ34と近位部分16の場合と同様に、従来のフック・ループ型締め付け具44、通称ベルクロが、遠位部分20の遠位フラップ42上および中央面40上に縫い付けられているため、遠位フラップ42を前方開口32に渡って引っ張ると、遠位フラップ42を中央面40に解除可能かつ調整可能に締め付けることができる。
足首用装具10は、さらに、非弾性ナイロン織物のような、柔軟でありながら比較的非弾性の材料から作成された一対の前方張力ストラップ46と後方張力ストラップ48とを備えている。この第1張力ストラップすなわち前方張力ストラップ46の呼称は、第2張力ストラップすなわち後方張力ストラップ48に対してその前方に位置するためである。前方張力ストラップ46は、その中央端部50において中央縫い付け部52で遠位部分20に固定状に取り付けられ、足底の円蓋54に沿って遠位部分20の下を通り、図示されていない他方の端部において下記のようにブーツ12の側面36に接続される。
後方張力ストラップ48も同様に2つの端部(図示せず)を有し、以下に記載のように、それらの端部によりブーツ12の側面36に接続されている。後方張力ストラップ48は、踵骨56に沿って遠位部分20を通り、アキレス腱58に隣接して遠位部分20の後ろを通る。中央ガイドスリーブ60が遠位部分20に縫い付けられてそれと一体に設けられ、この中央ガイドスリーブ60を介して、後方張力ストラップ48が足首関節14に対して所望の方向に滑動可能に保持される。ガイドスリーブ60は、合成皮革あるいは非弾性ナイロン織物のような、柔軟でありながら比較的非弾性の材料で作成されている。
足首用装具10は、さらに、張力ストラップ46、48とほぼ同一の材料から作成された一対の保持ストラップ62、64を備えている。この第1保持ストラップすなわち近位保持ストラップ62の呼称は、第2保持ストラップすなわち遠位保持ストラップ64に対してその前方に位置するためである。近位保持ストラップ62は、その一方端部66で近位フラップ34に縫い付けられて固定状に取り付けられ、下脚18に沿って近位部分16を取り巻いて延びる。近位保持ストラップ62は、硬質ループ72に通して対向端部68を反転させた後、フック・ループ型締め付け具70によって対向端部68で重なるように解除可能かつ調整可能に締め付けられている。近位保持ストラップ62は、近位フラップ34の閉じた状態を保持し、近位部分16に渡って下脚18に圧迫を加える。この近位保持ストラップ62の他の機能を以下に記載する。
遠位保持ストラップ64もまた、その一方端部74で近位フラップ34に縫い付けられて固定状に取り付けられ、下脚18に沿って近位部分16を取り巻いて、近位保持ストラップ62の下方を延びる。遠位保持ストラップ64は、硬質ループ80に通して対向端部76を反転させた後、フック・ループ型締め付け具78によって対向端部76で重なるように解除可能かつ調整可能に締め付けられている。遠位保持ストラップ64は、近位フラップ34の閉じた状態を保持し、近位部分16に渡って下脚18に圧迫を加える。最後に、より小さい補助保持ストラップ82が遠位保持ストラップ64上に配され、その一方端部84は遠位保持ストラップ64に固定状に取り付けられ、他方端部(図示せず)は取り外し可能に取り付けられている。この補助保持ストラップ82は、以下に記載のように、遠位保持ストラップ64と連携して機能する。
さらに、図1に示すように、くるぶしポケット86aと補強ポケット88aとが設けられている。これらは、近位部分16の中央面40に一体に縫い込まれた、合成皮革や非弾性ナイロン織物のような柔軟な非弾性材料から形成された覆いである。くるぶしポケット86aは保持部材を有し、補強ポケット88aは補強部材を有する。これらの部材については、以下に記載する。これらのポケット86a、88aと実質的に同一の部分が、近位部分16の側面36に設けられている。
さて、図2は装具10の側面36を示す。図に示すように、前方張力ストラップ46および後方張力ストラップ48は、遠位部分20からブーツ12の側面36を上方へ延びている。前方張力ストラップ46の側端部90と後方張力ストラップ48の第1側端部92とが、遠位部分16の側面36で互いに隣接して位置するように、補強ポケット88bに部分的に装着されたフック・ループ型締め付け具によって、解除可能かつ調整可能に締め付けられている。
近位保持ストラップ62は、前方張力ストラップ46と後方張力ストラップ48とにかぶさり、側端部90と第1側端部92とを近位部分16にしっかりと取り付けている。遠位保持ストラップ64は、前方張力ストラップ46および後方張力ストラップ48の下面を通る。一方、補助保持ストラップ82は、前方張力ストラップ46と後方張力ストラップ48とにかぶさり、遠位保持ストラップ64に取り外し可能に取り付けられる端部96(端部84の対向端部)を有し、さらにストラップ46、48を固定する。最後に、中央ガイドスリーブ60に類似した側部ガイドスリーブ98、100が設けられており、張力ストラップ46、48を足首関節14に対して所望の方向に滑動可能に保持している。
図3は、後方張力ストラップ48の配設方向と、これと遠位保持ストラップ64との連携をより明らかに示す。後方張力ストラップ48は、遠位保持ストラップ64の下に位置した近位部分16に固定状に取り付けられた第2側端部102を有する。後方張力ストラップ48がアキレス腱58に沿って近位部分16を取り巻いて後方へ延びるとき、かぶさった遠位保持ストラップ64は、ストラップ48を足首関節14に対して所望の方向に保持する。
さて、図4に示すように、補強部材104a、104bおよび保持部材106a、106bは、それぞれ、くるぶしポケット86a、86bおよび補強ポケット88a、88bの外側に位置する。各補強部材104は、十分な負荷が加わると弾性によって撓むことのできる高強度プラスチックのような半硬質材料からなる実質的に平坦なシートである。補強部材104は、アーチ形の保持部材106の形状に適合するように湾曲された遠位端部108を除いて本質的に長方形である。保持部材106は、アーチ形の輪郭を有し、補強部材104よりも厚い。保持部材106を形成する材料は、補強部材104よりも柔軟であるが、ブーツ12よりは硬質である。好ましい材料は、フェルトあるいはフォームである。
補強部材104a、104bおよび保持部材106a、106bは、適切な材料で作成された当て片112の3辺、すなわち前方辺110a、遠位辺110b、後方辺110cを各々、対応する面に縫い付け、近位辺110dは縫い付けずにおくことによって、近位部分16の側面36および中央面40に一体化される。当て片112の遠位辺110bはくるぶしポケット86との境界を定め、前方辺110a、後方辺110cは補強ポケット88との境界を定める。保持部材106は、くるぶしポケット86に挿入され、くるぶしの上端を囲むように下方に向けて湾曲させられる。次に、保持部材106は縫目114でこの固定位置に縫い込まれる。その後、補強部材104は補強ポケット88に挿入され、その遠位端部108が保持部材106の頭部116に載るようにされる。最後に、近位辺110dを縫い閉じて、補強部材104が補強ポケット88に保持されるようにする。
ブーツ12をこのように組み立てると、補強部材104により、ストラップ46、48、62、64がブーツ12と連携するための安定したベースが得られる。保持部材106により、補強部材104が下に沈みすぎたりくるぶしをこすったりするのが防止される。したがって、使用者は装具10を装着していても不快感を感じず、補強部材104a、104bは最も効果的な位置に保持される。
この発明の足首用装具の別の実施例を図5および図6を参照して以下に記載する。別の足首用装具を図5において総括的に210で表す。足首用装具210は、そのブーツ212に前方開口がなく、したがって近位フラップ、遠位フラップが足首用装具210にないことを除けば、図1〜4の足首用装具10と実質的に同じである。足首関節14に圧迫を加えるため、ブーツ212は足首関節14を取り巻いて連なり、前方部分402と後方部分404とがブーツ212に一体に設けられている。
前方部分402と後方部分404とは、弾性を付与されたナイロン織物のような弾性材料から作成される。ブーツ212のその他の部分は、同様に弾性材料から作成される場合、あるいは、合成皮革や非弾性ナイロン織物のような比較的非弾性の材料から作成される場合がある。前方部分402における互いに対向する辺を縁どるのは、平行に配設された2本の垂直フラップ406、408であり、これらのフラップ406、408には平行なひも孔の列410、412が形成されている。ひも414を、前方部分402においてひも孔の列410、412に交互に通しそれらの列を介して締め上げてひも端部416a、416bを結ぶと、足首関節全体にブーツ212の圧迫が調整可能に加わる。
前述の実施例と同様に、足首用装具210は、図5および図6の前方張力ストラップ246、後方張力ストラップ248により足首関節14を固定させる。さらに、前述の実施例と同様に、補強部材および保持部材(図示せず)を含ませたくるぶしポケット286および補強ポケット288を設け、前方張力ストラップ246、後方張力ストラップ248と連携させて、反転抵抗および内部回転抵抗を生じさせる。
この足首用装具210は、さらに、1本の保持ストラップ264しか備えていない点で前述の実施例とは異なる。保持ストラップ264は、ブーツ212の周囲を取り巻いてそれを下脚18に固定する一方、前方張力ストラップ246と後方張力ストラップ248とに横向きにかぶさり、同時に、後方で後方張力ストラップ248にかぶさる。このように、保持ストラップ264は、ブーツ212に対して前方張力ストラップ246と後方張力ストラップ248とを横向きに取り付けて固定し、後方張力ストラップ248を後方て所望の方向に固定する。
上記に詳述したこの足首用装具は、上記の目的および利益を完全に充足するものであるが、これは単なる例示であってこれによってこの発明が限定されるものではなく、この発明の範囲内で他の実施例も可能であることを理解されたい。
Claims (21)
- 前部、後部、第1側部および第2側部で区画され、足首関節の上方で下脚を包むための近位部分および足首関節の下方で足を包むための遠位部分を有するブーツ、
2つの端部を有する第1張力ストラップであって、この第1張力ストラップの第1端部をブーツに取り付けるための第1取付手段と、第1張力ストラップの第2端部をブーツに取り付けるための第2取付手段とを備え、第1張力ストラップが前記遠位部分の底部を取り巻いて遠位部分の前記第1側部から前記近位部分の第2側部まで延び、さらに、前記第1取付手段および前記第2取付手段のうちの少なくとも1つが第1張力ストラップを取り外し可能に取り付け、それによって第1張力ストラップの張力を調整することができる第1張力ストラップ、および
2つの端部を有する第2張力ストラップであって、この第2張力ストラップの第1端部をブーツに取り付けるための第3取付手段と、第2張力ストラップの第2端部をブーツに取り付けるための第4取付手段とを備え、第2張力ストラップが前記近位部分の後部を取り巻いて前記近位部分から前記遠位部分に至り、かつ遠位部分の底部を取り巻いて近位部分まで延び、さらに、前記第3取付手段および前記第4取付手段のうちの少なくとも1つが第2張力ストラップを取り外し可能に取り付け、それによって第2張力ストラップの張力を調整することができる第2張力ストラップ
を備えてなる足首用装具。 - 第1張力ストラップが、足底の円蓋に対応した箇所で、前記遠位部分の底部を取り巻いて延びている請求項1に記載の足首用装具。
- 第2張力ストラップが、下脚のアキレス腱に対応した箇所で、前記近位部分の後部を取り巻いて延びている請求項1に記載の足首用装具。
- 第2張力ストラップが、足の踵骨に対応した箇所で、前記遠位部分の底部を取り巻いて延びている請求項1に記載の足首用装具。
- 第1張力ストラップが、第2張力ストラップが前記遠位部分の底部を取り巻いて延びる箇所よりも前方の箇所で、前記遠位部分の底部を取り巻いて延びている請求項1に記載の足首用装具。
- 第2張力ストラップが、前記近位部分の第2側部から延び、近位部分の後部を取り巻いて前記遠位部分の第1側部に至り、さらに遠位部分の底部を取り巻いて遠位部分の第2側部に沿って近位部分の第2側部まで延びている請求項1に記載の足首用装具。
- 第1取付手段が前記遠位部分の第1側部に位置している請求項1に記載の足首用装具。
- 第2取付手段が前記遠位部分の第2側部に位置している請求項1に記載の足首用装具。
- 第3取付手段が前記近位部分の第2側部に位置している請求項1に記載の足首用装具。
- 第4取付手段が前記近位部分の第2側部に位置している請求項1に記載の足首用装具。
- ブーツが柔軟な材料から作成されている請求項1に記載の足首用装具。
- ブーツが弾性材料から作成されている請求項1に記載の足首用装具。
- ブーツが非弾性材料から作成されている請求項1に記載の足首用装具。
- 前方開口が前記近位部分の前部を越えて延び、さらに、前方開口の幅を調整するために、第1フラップが、前方開口を越えて近位部分の第1側部あるいは第2側部に取り外し可能に締め付けられている請求項1に記載の足首用装具。
- 前方開口が前記遠位部分の前部を越えて延び、さらに、前方開口の幅を調整するために、第2フラップが、前方開口を越えて遠位部分の第1側部あるいは第2側部に取り外し可能に締め付けられている請求項14に記載の足首用装具。
- さらに、前記近位部分の第1側部および第2側部にそれぞれ取り付けられた一対の第1および第2補強部材を備え、これらの第1および第2補強部材は前記の柔軟な材料よりも実質的に硬いものである請求項11に記載の足首用装具。
- さらに、前記近位部分の第1側部および第2側部にそれぞれ取り付けられた一対の第1および第2保持部材を備え、これらの第1および第2保持部材が足首関節のくるぶしの上部に適合して接するように配されている請求項1に記載の足首用装具。
- さらに、前記近位部分を含み後方で第2張力ストラップにかぶさる保持ストラップを備えている請求項1に記載の足首用装具
- さらに、ブーツの互いに対向する側部において実質的に垂直に形成された第1のひも孔の列および第2のひも孔の列と、これらの第1のひも孔の列および第2のひも孔の列に挿通可能なひもとを備え、それによって足首関節の周囲でブーツの張力を調整するための手段が得られる請求項1に記載の足首用装具。
- 柔軟な材料から形成され、前部、後部、第1側部および第2側部で区画され、足首関節の上方で下脚を包むための近位部分および足首関節の下方で足を包むための遠位部分を有するブーツ、
2つの端部を有する第1張力ストラップであって、この第1張力ストラップの第1端部をブーツに取り付けるための第1取付手段と、第1張力ストラップの第2端部をブーツに取り付けるための第2取付手段とを備え、第1張力ストラップが前記遠位部分の底部を取り巻いて遠位部分の前記第1側部から前記近位部分の第2側部まで延び、さらに、前記第1取付手段および前記第2取付手段のうちの少なくとも1つが第1張力ストラップを取り外し可能に取り付け、それによって第1張力ストラップの張力を調整することができる第1張力ストラップ、
2つの端部を有する第2張力ストラップであって、この第2張力ストラップの第1端部をブーツに取り付けるための第3取付手段と、第2張力ストラップの第2端部をブーツに取り付けるための第4取付手段とを備え、第2張力ストラップが前記近位部分の後部を取り巻いて前記近位部分から前記遠位部分に至り、かつ遠位部分の底部を取り巻いて近位部分まで延び、さらに、前記第3取付手段および前記第4取付手段のうちの少なくとも1つが第2張力ストラップを取り外し可能に取り付け、それによって第2張力ストラップの張力を調整することができる第2張力ストラップ、
前記近位部分の第1側部および第2側部のそれぞれ取り付けられた一対の第1および第2補強部材であって、くるぶしの上方で下脚に適合して接するように配されかつ前記の柔軟な材料よりも実質的に硬いものである一対の第1および第2補強部材、および
前記近位部分の第1側部および第2側部にそれぞれ取り付けられ一対の第1および第2保持部材であって、くるぶしと前記補強部材との間でくるぶしの上部に適合して接するように配された一対の第1および第2保持部材
を備えてなる足首用装具。 - 柔軟な材料から形成され、前部、後部、第1側部および第2側部で区画され、足首関節の上方で下脚を包むための近位部分および足首関節の下方で足を包むための遠位部分を有するブーツ、
2つの端部を有する第1張力ストラップであって、この第1張力ストラップの第1端部をブーツに取り付けるための第1取付手段と、第1張力ストラップの第2端部をブーツに取り付けるための第2取付手段とを備え、第1張力ストラップが前記遠位部分の底部を取り巻いて遠位部分の前記第1側部から前記近位部分の第2側部まで延び、さらに、前記第1取付手段および前記第2取付手段のうちの少なくとも1つが第1張力ストラップを取り外し可能に取り付け、それによって第1張力ストラップの張力を調整することができる第1張力ストラップ、
2つの端部を有する第2張力ストラップであって、この第2張力ストラップの第1端部をブーツに取り付けるための第3取付手段と、第2張力ストラップの第2端部をブーツに取り付けるための第4取付手段とを備え、第2張力ストラップが前記近位部分の後部を取り巻いて前記近位部分から前記遠位部分に至り、かつ遠位部分の底部を取り巻いて近位部分まで延び、さらに、前記第3取付手段および前記第4取付手段のうちの少なくとも1つが第2張力ストラップを取り外し可能に取り付け、それによって第2張力ストラップの張力を調整することができる第2張力ストラップ、
前記近位部分の第1側部および第2側部のそれぞれ取り付けられた一対の第1および第2補強部材であって、くるぶしの上方で下脚に適合して接するように配されかつ前記の柔軟な材料よりも実質的に硬いものである一対の第1および第2補強部材、
前記近位部分の第1側部および第2側部にそれぞれ取り付けられ一対の第1および第2保持部材であって、くるぶしと前記補強部材との間でくるぶしの上部に適合して接するように配された一対の第1および第2保持部材、および
足首関節の周囲でブーツの張力を調整するための手段を得るために、ブーツの互いに対向する側部において実質的に垂直に形成された第1のひも孔の列および第2のひも孔の列と、これらの第1のひも孔の列および第2のひも孔の列に挿通可能なひもと
を備えてなる足首用装具。
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