JP3307919B2 - 流体配管用バルブ装置 - Google Patents

流体配管用バルブ装置

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JP3307919B2 JP2000560388A JP2000560388A JP3307919B2 JP 3307919 B2 JP3307919 B2 JP 3307919B2 JP 2000560388 A JP2000560388 A JP 2000560388A JP 2000560388 A JP2000560388 A JP 2000560388A JP 3307919 B2 JP3307919 B2 JP 3307919B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、流体配管
用バルブ装置に関し、より詳しくは、空気圧又は他の手
段を空気圧の代わりに用いて開閉可能とし、その開閉程
度を簡単で精度よく調節し流体流動を迅速かつ円滑にす
ることにより作動信頼性を向上させる流体配管用バルブ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】当業者にとって周知であるように、流体
を供給するために用いられる流体配管には、一以上のバ
ルブシステムが用いられており、当該パイプを通過する
流体流動を制御している。
【0003】図1及び図2は、流体配管用の従来の空気
圧バルブ装置の構造と作用を図示している。これら図面
に示されているように、従来のバルブ装置は、単一のバ
ルブハウジング10を構成する第1及び第2分割体1
1、12から成る本体を備えている。内部流体通路13
は、当該バルブハウジング10の中央軸に沿って長手方
向に形成されており、その通路13の両端に注入口及び
放出口13a、13bが設けられている。この装置の場
合、注入口13aは、第1分割体11に形成され、一
方、放出口13bは第2分割体に形成されている。凹面
状の環状案内溝13cは、放出口13bの内側の通路1
3上に形成されている。
【0004】軸方向の流体通路孔21を備えた円筒状バ
ルブ本体20は、当該通路13内に軸方向に移動可能に
ぴったり収まるように配設されており、このため、バル
ブ本体20は、予め定めた範囲においてバルブハウジン
グ10の軸方向に往復動可能となっている。上記バルブ
本体20は、このバルブ本体20が完全に図面右方向に
移動した場合、その第1端部22によって通路13を選
択的に閉鎖する。即ち、バルブ本体20の第1端部13
は、バルブ装置の通路13を開放又は閉鎖を行うための
通路制御手段としての役割を果たしている。フランジが
設けられている円筒状ディスク30は、その側壁に2つ
の流体通過孔31を備えている。このディスク30は、
案内溝13cの内側の位置において通路13に固定的に
挿入されている。往復動可能なバルブ本体20の第1端
部22は、バルブ本体20が完全に図面右側へ移動した
場合、ディスク30のフランジに選択的に接触し、通路
13を閉鎖する。
【0005】環状圧力作動フランジ25は、バルブ本体
20の外側に固定的に形成されている。上記フランジ2
5は、バルブハウジング10内において、空気圧力室1
5a、15bをそれらが対向して配置されるように形成
すると共に、2つの可変室15a、15bとの間の連絡
状態を密封している。第1室15aには第1空気噴射孔
16aが設けられており、気体圧力又は外部の空気圧力
が当該室15a内へ噴射されることにより、通路13が
開放されるようになっている。第2室15bには第2空
気噴射孔16bが設けられており、外部の空気圧力が当
該室15b内へ噴射されることにより、通路13が閉鎖
されるようになっている。
【0006】以下、上記バルブ装置の流体流動制御作用
を説明する。本バルブ装置の通路13の開放時には、外
部空気圧力が孔16aを通じて第1室15a内へ噴射さ
れ、圧力作動フランジ25の右側表面に作用する。この
ため、バルブ本体20は、流体注入口13aの方へ移動
し、バルブ本体20の第1端部22は、ディスク30か
ら離間する。従って、本装置の内部流体通路13は図1
に示されているように開放される。
【0007】上記のように通路13が開放されると、注
入口13aを通じて通路13内へ導入された流体は、バ
ルブ本体20とディスク30との間の間隙を通って溝1
3c内へと流入する。この流体は、その後、ディスク3
0の流体通過孔31を通過し、放出口13bを通じて通
路13から放出される。
【0008】本バルブ装置の通路13の閉鎖が必要とな
った場合には、外部空気圧力を孔16bを介して第2室
15b内へ噴射し、フランジ25の左側表面に作用させ
る。バルブ本体20は流体放出口13bの方へ移動し、
バルブ本体20の第1端部22がディスク30に密着す
る。これにより、本装置の内部流体通路13は、図2に
示されているように、完全に閉鎖される。
【0009】上述したように、通路13が閉鎖される
と、注入口13aを通じて通路13内へと導入された流
体の溝13c内への流入が阻止される。従って、本バル
ブ装置の通路13から配管内への放出口13bを通じた
放出は不可能となる。
【0010】しかし、上記のバルブ装置では、バルブ本
体20が空気圧のでのみ作動するように設計されている
点に問題点があり、精密な制御を達成することができな
い。即ち、バルブ本体20の開放の精密な制御を行うこ
とができない。
【0011】上記バルブ装置は、バルブ本体20を制御
するための他の手段を備えていない。この手段は、空気
圧力を利用することができないような緊急時にバルブ本
体20を作動させるものである。この問題点は、バルブ
装置の作動信頼性と市場での競争力を低下させる。
【0012】さらに、バルブ本体20は、その往復動の
間、通路13の表面と摩擦接触している。従って、バル
ブ本体20が通路13の内部において円滑に動くことが
困難となり、バルブ本体20の望ましい作動を達成する
ことができない。この問題点は、バルブ本体20のフラ
ンジ25を作動させる空気圧が基準値よりも低下した場
合、さらに悪化することになる。
【0013】上記バルブ装置に認められる他の問題点
は、通路13内での複数の流体流動間での流動速度が異
なるということである。即ち、経路13の内面に沿って
流れている外側の流体流動は、案内溝13c内へ比較的
早い速度で容易且つ円滑に導入される。しかし、通路1
3の軸に沿って流れている中央流体流動を、容易且つ円
滑に導入することはできない。これは、中央流体流動と
ディスク30との間に衝突が生じると共に、経路13の
中央位置から案内溝13cへと中央流体流動が移動しな
ければならないからである。従って、流体流動の速度は
他の流体流動の速度とは異なってしまうのである。この
ような流動速度の相違により、通路13における流体の
迅速且つ円滑な流動が不可能となるという問題点があっ
た。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】(発明の開示) したがって、本発明は従来技術の上記問題点に鑑み、空
気圧力又は空気圧力に代わる他の手段を用い容易且つ精
密に作動可能な流体配管用のバルブ装置を提供すること
を目的とする。
【0015】本発明の他の目的は、本装置の作動中にお
いて相対的に移動する部材間の摩擦力を効果的に減少
し、容易且つ円滑な作動を可能とする流体配管用のバル
ブ装置を提供することにある。
【0016】本発明のさらに他の目的は、流体が本装置
を円滑且つ迅速に通過できるような流体配管用バルブ装
置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は下記のような構成を有している。ディス
クと往復動バルブ本体は、共に、バルブハウジングの内
部流体通路内部に設けられており、この通路の両端には
流体注入口及び放出口が形成されている。このバルブ本
体は、二つの空気室の何れか一方への空気圧の噴射を利
用して、一般的に空気作用によって作動するように構成
されている。この空気室は、バルブ本体の圧力動作フラ
ンジの両側に設けられており、空気圧の噴射は、先行技
術と同様の方法により、バルブハウジングの第1又は第
2噴射孔を通じて行われる。バルブ本体は、空気圧力に
より、ディスクに密着するか、又は、ディスクから離間
することにより、当該通路の閉鎖又は開放を行う。本発
明のバルブ装置は、さらに、通路に導入される流体に遠
心力を与える回転体を備えている。流体案内ロッドは、
通路の中央に沿って軸方向に延在し、流体の流動を案内
している。当該ディスクは、また、様々な流体案内面を
有することができる流体案内手段を有している。流体
は、従って、より迅速且つ円滑にバルブ装置を通過する
ことができる。
【0018】さらに、このバルブ本体は、スプリングに
より付勢された複数のバルブ支持部材により移動可能且
つ同心的に支持されている。バルブ本体は、従って、バ
ルブ本体とバルブハウジングとの間の最小の摩擦力によ
り、通路の内部で移動可能となっている。
【0019】本発明のバルブ装置は、また、バルブ本体
を通路の流体注入口又は放出口の方向へ選択的に移動さ
せるための制御手段を有し、必要な場合には、空気圧力
を用いることなく通路の開放又は閉鎖ができるようにな
っている。
【0020】実施例において、このバルブ制御手段は、
バルブ本体の圧力動作フランジの円筒状の外側表面に形
成された環状案内溝と連係して作動するバルブ制御レバ
ーを備えている。このような場合、バルブ本体の線状移
動方向と移動距離は、当該レバーの回転方向と回転角度
により決定される。他の実施例において、このバルブ制
御手段は、空気圧力の変わりにバルブ装置を通過する流
体を用いてバルブ本体を作動させるように設計されてい
る。
【0021】本発明の上記及び他の目的、特徴及び他の
利点は、以下の添付図面を参照しつつ説明する詳細な説
明からより明らかに理解することできる。
【0022】
【発明の実施の形態】(発明の好適な実施) 図3ないし図4は、本発明の第1実施例の配管用バルブ
装置を示している。これら図面に示されているように、
本発明のバルブ装置は、単一のバルブハウジング10を
構成する第1及び第2分割体11、12を備えている。
内部流体通路13は、バルブハウジング10の中央軸に
沿って、長手方向に形成されており、通路13の両端に
注入口及び放出口13bが設けられている。本発明のバ
ルブ装置において、注入口13aは、第2分割体12に
形成されており、一方、放出口13bは、第1分割体1
1に形成されている。凹状表面を有する環状案内溝13
cは、放出口13b内側の位置において経路13に形成
されている。
【0023】軸状流体通過孔21を有する円筒状バルブ
本体20は、通路13内に軸方向に移動可能にぴったり
収まるように配設されており、このため、バルブ本体2
0は、予め定めた範囲においてバルブハウジング10の
軸方向に往復動可能となっている。上記バルブ本体20
は、バルブ本体20の圧力動作フランジ25の片側への
外部空気圧力により、通路13の左側又は右側へ移動す
る。この外部空気圧力は、第1及び第2空気噴射孔16
a、16bを通じて、フランジ25の両側においてバル
ブハウジング10に形成されている二つの空気室15a
と15bの何れか一方に導入される。フランジが形成さ
れた円筒状のディスク30は、その側壁上に二つの流体
通過孔31を有し、案内溝13cの内側に位置する通路
13に固定的に挿入されている。バルブ本体20が図面
左方向へ完全に移動すると、バルブ本体20の端部がデ
ィスク30に選択的に接触し、バルブ装置の通路13を
閉鎖する。一方、バルブ本体20がディスク30から離
間すると、バルブ本体20は通路13を開放する。
【0024】本発明のバルブ装置には、流体注入口13
a側の通路13に多数の羽根42を有する回転体40が
設けられている。案内ロッド45は、この回転体40か
らディスク30へかけての通路13に軸方向に延在して
いる。
【0025】バルブ本体20の空気圧力動作フランジ2
5は、その円周上の外側表面上に環状案内溝24を有し
ている。空気圧を用いる代わりに選択的にバルブ本体2
0を手動で移動させるバルブ制御手段が、本バルブ装置
に設けられている。第1実施例において、このバルブ制
御手段は、第1分割体11の側壁に放射方向に取付けら
れているバルブ制御レバー50を備えている。バルブ制
御ボルト52は、レバー50の偏心位置においてその内
側端部に軸設されている。レバー50がバルブハウジン
グ50に設けられている場合、この制御ボルトはフラン
ジ25の環状案内溝24に移動可能に係合している。こ
の制御ボルト52は、レバー50が手動で回転された
際、バルブ本体20を何れかの方向へ線状に移動する。
このような場合、バルブ本体20の移動方向はレバー5
0の回転方向により決定され、また、バルブ本体20の
移動距離はレバー50の回転角度により決定される。
【0026】制御レバー50の内部側には、制御ボルト
52の近傍に位置すると共に制御ボルト52よりも短い
レバー支持ボルト53が設けられている。このレバー支
持ボルト53は、その端部がフランジ25の外側表面に
常にスライド可能に当接するように設けられており、制
御レバー50の回転作動の際のレバー50の遊動を防止
している。
【0027】上記バルブ装置の断面図である図7におい
て、当該装置のバルブ支持手段がより詳細に開示されて
いる。図面に示されているように、このバルブ支持手段
は、バルブハウジング10に等間隔の位置に設けた複数
のスプリング付勢支持ユニット26を備えている。各支
持ユニット26は、中空のボルト型のケーシング28を
備えている。外側端面に調整ボルト29を有する各ケー
シング28は、バルブハウジング10の外側からバルブ
ハウジング10の側壁内へ放射状に螺合されている。複
数のバルブ支持プラグ23は、それぞれケーシング28
の開口部に挿入されている。各プラグ23は、開閉作動
弁20の外側表面に向かって、コイルスプリング27に
より、通常、付勢されている。このスプリング付勢プラ
グ23によるバルブ本体20の支持により、バルブハウ
ジング10の内部でのバルブ本体20の移動を可能とし
ている。バルブ支持ユニット26により、バルブハウジ
ング10とバルブ本体20との間に間隙が形成されるも
のの、バルブ本体20はバルブハウジング10の内部の
同心的位置に維持される。各バルブ支持ユニット26に
おいて、コイルスプリング27の弾発力は、調整ボルト
29により調整することができる。
【0028】一例として具体的に設計されている流体案
内部材33は、ディスク30の流体の受入端側におい
て、ディスク30に設けられている。本発明において、
この流体案内部材33は、ディスク30と一体に作るこ
とができる。尚、選択的に、ディスク30と流体案内部
材33は別体に作ることも可能である。第1実施例の第
1乃至第4の変形例として、この流体案内部材33は、
図8aに示す凹状型34a、図8bに示す平面型34
b、図8c又は図8dに示す凸状型34c、34dの表
面形態を有することが可能である。
【0029】通路13、バルブ本体20及びディスク3
0の内部壁面の流動流体との接触面には、望ましくない
酸化を防止するためのテフロンコーティング層を形成す
ることが好ましい。
【0030】尚、図面中の符号4は締結部材、5はパッ
キング部材、6はテフロンリングを示している。
【0031】以下、上記バルブ装置の流体流動制御の作
用を説明する。本バルブ装置の通路13を開放するため
には、外部からの空気圧を孔16aを通じて空気室15
aへ噴射し、圧力動作フランジ25の左側面を押圧す
る。そして、バルブ本体20は、図3に示すように、流
体注入口13a側に移動する。この際、円筒状バルブ本
体20は、バルブ支持ユニット26のスプリング付勢プ
ラグ23により移動可能に支持され、一方、図7に示す
ようにバルブハウジング10の内壁から離間される。し
たがって、移動時においてバルブ本体20とバルブハウ
ジング10との間の摩擦は最小となり、空気圧によるバ
ルブ本体20の移動が円滑に行われる。
【0032】各バルブ支持ユニット26において、調節
ボルト29を操作することによりコイルスプリング27
の弾発力を容易に制御することができる。したがって、
ユニット26のバルブ支持力を制御することができる。
空気圧によるバルブ本体20の動きやすさを容易且つ精
密に制御することができる。
【0033】即ち、コイルスプリング27の弾発力を基
準値よりも低くした場合には、バルブ本体20はフラン
ジ25へ加えられる空気圧に対しより動きやすくなる。
この場合、バルブ本体20は、スプリングの弾発力が強
い場合よりも円滑により長い距離を移動する。
【0034】上述したようにバルブ本体20が流体注入
口13a側に移動すると、バルブ本体20の先端の第1
端22がディスク30と離隔する。これにより、本装置
の内部流体通路13が開放される。
【0035】上記のように通路13が開放されると、注
入口13aを通じて通路13に導入された流体は、バル
ブ本体20とディスク30との間の間隙を通じて案内溝
13cへ流入する。その後、流体はディスク30の孔3
1を通りぬけ、放出口13bを通じて通路13から放出
される。
【0036】流体が注入口13aを通じて通路13内へ
導入されると、流体は回転体40の羽根42を通過し、
流体には遠心力と放射方向外側への付勢が生じる。さら
に、中央流体流動は、流体案内ロッド45により、通路
13の内壁側へ案内される。流体は、したがって、円滑
且つ迅速に通路13を通過する。
【0037】ディスク30の端部に受け入れられた流体
は、案内部材33の流体案内面を越えるように流入す
る。そして、ディスク30により流体に及ぼされる摩擦
抵抗は最小化される。このことは、溝13c内への流体
の円滑且つ迅速な流入を可能とする。
【0038】したがって、ディスク30の回転体40、
流体案内ロッド45及び流体案内部材33により注入口
13aを通じて通路13内へと導入された流体は、より
円滑且つ迅速に放出口13bを通じて通路13から排出
される。
【0039】流体案内部材33の輪郭形態は、図8aの
凹状案内面34a、図8bの平面状案内面34b、図8
c又は図8dの凸状案内面から、本バルブ装置の流動量
に応じて自由に選択することができる。図9は、4つの
ディスクの開口率別の流動係数を示すグラフ図であり、
それぞれ案内面34a、34b、34c及び34dを伴
う4つの流体案内部材を有している。
【0040】図9のグラフに示されているように、ディ
スク30が50%の開口率を備えている場合、凹状表面
34aは80%の流動係数を達成する。ディスク30の
開口率が同様である場合、平面表面34bと凸状表面3
4c及び34dは、それぞれ約50%、35%、20%
の流動係数を達成する。したがって、本バルブ装置の流
動速度は、凸状表面の部材33の方が他の凹状表面の部
材33よりも顕著に増大する。このデータを本バルブ装
置の設計に用いらることが好ましい。
【0041】バルブ装置の通路13を閉鎖することが必
要な場合、外部空気圧力を孔16bを通じて第2室15
b内へ噴射し、フランジ25の右側面に働かせる。バル
ブ本体20は、したがって、図4に示されているよう
に、流体放出口13bの方向へ移動する。
【0042】このような場合、バルブ本体は、すでに述
べたバルブの開放の場合と同様に、バルブ支持ユニット
26によりバルブ本体20とバルブハウジング10との
間の最小化された摩擦力を伴って、より円滑に安定して
移動する。
【0043】流体放出口13bの方向へバルブ本体が移
動した際、バルブ本体の第1端22は、ディスク30に
密着する。本装置の内部流体通路13は、したがって、
バルブ本体20により完全に閉鎖される。
【0044】上述したように通路13が閉鎖されると、
注入口13aを通じて通路13内へと導入された流体
は、溝13c内への流入が阻止される。したがって、放
出口13bを通じて通路13から配管への流体の放出が
不可能となる。
【0045】バルブ本体20の精密な制御が必要な場
合、また、本バルブ装置用の外部空気圧力を得ることが
不可能な場合には、バルブ本体20は、図6a及び図6
bに図示されるように、バルブ制御レバー50により手
動で制御される。
【0046】さらに詳しく説明すると、レバー50をバ
ルブ装置の通路13を開放又は閉鎖する方向へ回転した
際、バルブ制御ボルト52は、同じ方向へ回転される。
【0047】この場合、バルブ制御ボルト52は、バル
ブ本体20の環状案内溝24の案内にしたがって回転さ
れ、このため、希望する方向へバルブ本体が線状に移動
する。即ち、バルブ本体20は、注入口13a又は放出
口13bの方へ移動し、通路13を開放又は閉鎖する。
【0048】このようなバルブ制御レバー50の回転動
作中では、通路13内でのバルブ本体20の線状移動距
離は、バルブ制御ボルト52の回転角度により正確に制
御される。したがって、ディスク30とバルブ本体20
の第1端22との間の間隙の開口率は、レバー50の回
転角度を制御することにより、正確に制御することが可
能となる。このことは、本バルブ装置の流体流動速度を
正確に制御することを可能とする。
【0049】制御ボルト52に隣接した位置において、
レバー50の内側端へ取付けられたレバー支持ボルト5
3は、フランジ25の内面にその端部を常にスライド可
能に接触している。従って、レバー50の回転動作中、
レバー50が望ましくない動作(遊動)を行うことを完
全に防止する。故に、精密で安全性のあるレバー50の
制御が可能となる。
【0050】本発明において、上記レバー50は、一般
的なレバー又は一般的な増速装置付手動ハンドルと同様
の構造を有することにより、手動制御されるように設計
することができる。しかしながら、レバー50のより精
密な制御が必要な場合には、レバー50は、一般的なポ
ジショナー(positioner)、一般的なリミットスイッ
チ、又は、一般的な近接センサを使用するように設計す
ることもできる。
【0051】図10a及び図10bは平面図であり、本
発明の第2実施例に関するバルブ制御手段の作用を示し
ている。図11は平面図であり、本発明の第3実施例に
関するバルブ制御手段の作用を示している。
【0052】図10a及び図10bの第2実施例では、
バルブ制御手段は、バルブハウジング10の側壁上に軸
方向に形成されている長手案内孔18を備えている。バ
ルブ制御ボルト62は、バルブ本体20の環状案内溝2
4にボルト62がスライド可能に係合するまで、案内孔
18に挿入されている。この制御ボルト62は、また、
バルブ制御レバー60の一端に軸設されており、レバー
60の他端は回転シャフト63に固定されている。バル
ブ制御レバー60は、回転シャフト63の回転によっ
て、本バルブ装置の通路13を開放又は閉鎖するように
反対方向に回転可能となっている。即ち、レバー60が
シャフト63によって一方向に回転されると、バルブ制
御ボルト62は、長手孔18の案内にしたがい、同方向
へ線状に移動し、同時にバルブ本体20も同方向へ線状
に移動する。このため、バルブ本体20は通路13を開
放又は閉鎖する。
【0053】このようなバルブ制御レバー60の回転動
作の間、通路13内のバルブ本体20の線状移動距離
は、レバー60の回転角度によって精密に制御される。
したがって、レバー60の回転角度の制御によって、デ
ィスク30とバルブ本体20の第1端22との間の間隙
の開口率を精密に制御することができる。このことは、
バルブ装置の流体流動速度を精密に制御することを可能
にする。
【0054】図11に示す第3実施例において、バルブ
制御手段は、空気圧力又は上記レバー50、60の代わ
りにバルブ装置を通過する流体を用いてバルブ本体20
を作動させるように設計されている。
【0055】詳細に説明すると、2つの流体圧力ライン
P1とP2は、それぞれバルブハウジング10の第1及
び第2空気噴射孔16a、16bに連結されている。第
1及び第2圧力ラインP1、P2は、3分枝バルブVを
介して主圧力ラインPに共通して接続されている。主圧
力ラインPは、バルブハウジング10の流体注入口13
aへ延長されている。通路13を開放する必要がある場
合、3分枝バルブVは第1圧力ラインP1を開放し、ラ
インPから孔16aを通じて圧力室15a内へと流体を
噴射する。これにより、バルブ本体20は通路13を開
放する方向へ移動する。
【0056】通路13を閉鎖する必要が生じた場合は、
3分枝バルブVは第2圧力ラインP2を開放し、ライン
Pから孔16bを通じて圧力室15b内へと流体を噴射
する。これにより、バルブ本体20は、通路13を閉鎖
する方向へ移動する。図11に示すバルブ制御手段は、
配管の流体を利用することにより、別途設けられた圧力
や機構を用いることなく、より簡素にバルブ本体20を
移動する。
【0057】さらに、流体圧力は、空気圧力を使用する
場合よりもバルブ本体20をより効率的且つ円滑に制御
し、また、図11のバルブ制御手段は、バルブ本体20
をより精密に制御する。
【0058】図12乃至図15は、本発明の第4及び第
5実施例に関する流体配管用バルブ装置を示している。
【0059】図12に示す第4実施例において、バルブ
装置は、回転体40と流体案内ロッド45を持たない簡
素な構造を有し、この点で図3及び図4に示す第1実施
例と異なる。本バルブ装置の操作上の効果は、第1実施
例のために述べたものと同様であり、さらなる説明が必
要ではないと考える。
【0060】図13a乃至図15に示す第5実施例にお
いて、ディスク30を伴うバルブ本体20の流体流動制
御作用を行うように設計されたバルブ装置であり、これ
は、図3及び図4に示されている第1実施例とは異なる
2つの段階を通じて安定的に機能するものである。
【0061】詳細に説明すると、バルブ本体20の第1
端には段差があり、段差端部22’が形成されている。
バルブ本体20の段差の形状に合致するように、ディス
ク30は段差端部22’に対応する面において段差があ
り、段差面36を有している。
【0062】外側に傾斜した複数の螺旋状孔211と一
つの支持孔212を有している支持部材210は、円筒
状バルブ本体20内部へねじ込まれている。この螺旋状
孔211は、支持部材210の外側部分に形成され、同
時に、互いに等間隔で規則的、角度的に離間されてい
る。支持孔212は部材210の中央に形成されてい
る。その第1端でバルブ装置に移動可能に保持されてい
る作動ロッド45’は、通路13の中央に沿って軸状に
延在し、同時に、部材210の支持孔212内に移動可
能に取付けられている。作動ロッド45’は、また、第
2端においてディスク30に螺子型の螺合手段により係
合している。バルブ本体20に固定されて設けられてい
る支持部材210は、ディスク30に沿った通路13内
部において軸方向に移動可能となっている。作動ロッド
45’は、その中間部分においてストッパー455を有
している。支持部材210は、したがって、バルブ本体
20の線状の往復動の間、ストッパー455に接触する
ようになっており、ストッパー455は、作動ロッド4
5’のバルブ本体20に沿った移動を可能にしている。
【0063】図面において、参照番号451は、作動ロ
ッド45’上に設けられている軸案内ピンである。軸案
内ピン451は、支持部材210の案内孔213内に移
動可能にぴったりと取付けられている。
【0064】本発明の第5実施例に係るバルブ装置は、
以下のような作用を有する。通路13を開放する場合、
空気圧力は孔16aを介して空気室15a内へ噴射さ
れ、バルブ本体20は、最初に、流体注入口13aの方
へに移動する。流体注入口13aの方向へバルブ本体2
0が最初の移動を行った際、バルブ本体20の段差がつ
いた第1端22’はディスク30の段差表面36から離
間する。これが通路13の開口の第1段階である。
【0065】この場合において、作動ロッド45’の案
内ピン451は、支持部材210の案内孔213を通過
するため、ロッド45’が通路13内部において望まし
くない回転を行うことが防止される。さらに、バルブハ
ウジング10の流体放出口13bがディスク30により
未だ閉鎖されているため、流体は通路13から放出され
ない。
【0066】バルブ本体20が同じ方向にさらに移動す
ると、支持部材210は作動ロッド45’のストッパー
455に接触するようになる。このため、作動ロッド4
5’は、バルブ本体20に沿って同じ方向へ移動を開始
する。この作動ロッド45’の移動により、ディスク3
0は流体放出口13bから離間し、それにより、流体放
出口13bは開口する。これが通路13を開口する第2
段階である。流体は、したがって、流体放出口13bを
通じて通路13から放出される。
【0067】通路13を通じて流体が流動し、放出口1
3bを通じて通路13から放出されると、流体は、最初
に、回転体40の羽根42を通過し、次に、支持部材2
10の外側に傾斜した螺旋状孔211を通過する。この
流体は、したがって、通路13内において遠心力が与え
られ、より迅速に通路13を流出する。流体に遠心力が
与えられるため、流体とディスク30の流体案内部材3
3との間の摩擦力を最小化することができ、容易且つ円
滑に流体を環状案内溝13cに導入することができる。
この流体は、したがってより効率的且つ迅速に、放出口
13bを通じて通路13から放出される。
【0068】通路13を閉鎖する必要があるときは、空
気圧力を孔16bを通じて第2空気室15bに噴射し、
最初に、バルブ本体20を流体放出口13bの方へ移動
させる。バルブ本体20が流体放出口13bの方へ最初
の移動を行った際、バルブ本体20の段差がついた第1
端22’は、ディスク30の段差表面36に密着する。
これが、通路13の閉鎖の第1段階である。
【0069】このような場合において、ディスク30は
バルブ本体20によりわずかに押されているので、ディ
スク30がバルブ本体20と接触するに至る際のバルブ
本体20による望ましくない衝撃から、ディスク30は
ほとんど完全に開放される。バルブ本体20が上述した
ようにディスク30と密着するようになるとき、流体は
通路13から環状案内溝13cへ流入しない。
【0070】バルブ本体20がさらに同じ方向へ移動す
ると、ディスク30は放出口13bを閉鎖する。これ
は、放出口13bを閉鎖する第2段階である。
【0071】上記バルブ装置において、通路13は2つ
の段階を経て開放され又は閉鎖される。このため、バル
ブ本体20のディスク30との関係における密閉効果が
改善される。さらに、このバルブ装置は、作動中におい
て、バルブ本体20からディスク30へ加えられる衝撃
を効果的に減少し、ディスク30への損傷をほぼ完全に
防止する。バルブ本体20とディスク30の当接部分に
小さな破損が生じた場合さえも、ディスク30は放出口
13bと密着するため放出口13bはディスク30によ
って完全に閉鎖される。したがって、バルブ装置の作動
が達成される。
【0072】言うまでも無く、第5実施例のバルブ装置
は、必要な場合には圧力空気に代えてバルブ制御レバー
50、60により作動させることができると理解しなけ
ればならない。
【0073】図16は、本発明の複数のバルブ装置が流
体配管Dに設置された状態を示す説明図である。図面に
示されているように、複数のバルブ装置が流体配管Dに
装着されている場合、一つのバルブ装置の制御レバー5
0又は回転シャフト63の回転方向と回転角度を検出す
ることが可能であり、当該検出結果に応じて、液圧又は
空気圧アクチュエータにより他のバルブ装置の制御をす
ることができる。したがって、一つの流体配管Dの複数
のバルブ装置を同じ開口率に制御することが可能とな
る。
【0074】
【発明の効果】(産業上の利用可能性) 上述したように、本発明は流体配管用のバルブ装置を提
供するものである。このバルブ装置は、空気圧又はバル
ブ制御レバーや液圧のような空気圧に代わる他の手段を
用いて制御可能に設計されているものであり、容易且つ
精密な制御ができるものである。このバルブ装置は、し
たがって、様々な工業的分野に自由に使用することがで
きる。
【0075】本発明のバルブ装置は、また、本装置の作
動中、相対的に移動する部材間の摩擦力を効果的に減少
し、容易且つ円滑な本装置の作動を可能にする。また、
本バルブ装置は、流体が円滑且つ迅速に本装置を通過す
ることを可能とする。これは、バルブ装置の作動信頼性
と市場競争力を向上させる。
【0076】本発明の好適な実施例は、説明として開示
されたものであり、当該技術分野の専門家であれば、請
求の範囲に開示された発明の範囲及び精神から離れるこ
となく、様々な変形、付加、及び、置換が可能である。 [図面の簡単な説明]
【図1】従来の流体配管用の空気圧バルブ装置を示す縦
断面図であって、バルブが開放位置の状態を示してい
る。
【図2】従来の流体配管用の空気圧バルブ装置を示す縦
断面図であって、バルブが閉鎖位置の状態を示してい
る。
【図3】本発明に係る流体配管用バルブ装置の第1実施
例を示す縦断面図であって、バルブが開放位置の状態を
示している。
【図4】本発明に係る流体配管用バルブ装置の第1実施
例を示す縦断面図であって、バルブが閉鎖位置の状態を
示している。
【図5】図3及び図4に示すバルブ装置の部分分解図で
ある。
【図6】図6a及び図6bは、それぞれ、図3及び図4
に示すバルブ装置のバルブ制御手段として用いられるバ
ルブ制御レバーの作動状態を示す平面図である。
【図7】図3及び図4に示すバルブ装置の断面図であ
り、当該装置のバルブ支持手段をより詳細に示してい
る。
【図8】図8aないし図8dは、ディスク用の4つの流
体案内部材の形態をそれぞれ示しており、本発明の第1
実施例の4つの変形例を示している。
【図9】図8aないし図8dに示す4つの流体案内部材
をそれぞれ有している4つのディスクの開口率別の流動
係数を示すグラフ図である。
【図10】図10a及び図10bは、それぞれ、本発明
の第2実施例のバルブ制御手段の作動を示す平面図であ
る。
【図11】本発明の第3実施例のバルブ制御手段の作動
を示す平面図である。
【図12】本発明の第3実施例の流体配管用のバルブ装
置の縦断面図である。
【図13】図13a及び図13bは、それぞれ、本発明
の第5実施例の流体配管用のバルブ装置を示す縦断面図
であり、図13aは装置の開放位置の状態を示し、ま
た、図13bは装置の閉鎖位置の状態を示している。
【図14】図13のバルブ装置の分解断面図である。
【図15】図13のバルブ装置の断面図であり、バルブ
装置のバルブ支持手段をさらに詳細に示している。
【図16】本発明のバルブ装置を流体配管上に複数設置
した状態を示す説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 501020958 Suite 103, 5RA−301, S hiwha−kongdan, 672, Sungkok−dong, Ans an−Si, Kyungkido 425−110 (KR) (72)発明者 ドゥ、 ユン ギー 大韓民国 429−450 キュンキドゥ、シ ヘウン−シ、ジュンワン−ドン、ブロッ ク ナンバー 64−2−11、ドンウォン アパートメント 902−106 (56)参考文献 特開 昭51−90028(JP,A) 特開 平3−234988(JP,A) 実開 昭63−187789(JP,U) 米国特許2833508(US,A) 米国特許2130614(US,A) 英国特許出願公開1162996(GB,A) 仏国特許出願公開1324371(FR,A 1) 仏国特許出願公開1312087(FR,A 1) 仏国特許出願公開2255523(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 1/00 F16K 31/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体配管用バルブ装置であって、 両端部に流体注入口及び放出口を有し、該流体放出口の
    内側に位置し凹状表面を有する環状案内溝を備えた内部
    流体通路が中心軸に沿って形成されている単一のバルブ
    ハウジングを構成する二つの分割体と、 内部に軸状流体通過孔と外周面上に圧力動作フランジを
    有し、前記内部流体通路内に軸方向に移動可能に設置さ
    れ、バルブハウジングの第1及び第2空気噴射孔の何れ
    か一方を通じて導入される外部空気圧力が圧力動作フラ
    ンジの何れかの一側に作用することにより、バルブハウ
    ジングの軸方向の予め定められている範囲内で往復動可
    能である円筒状のバルブ本体と、 環状案内溝の内側に位置し内部流体通路の内部に設けら
    れ、バルブ本体が選択的に密着又は離隔して前記内部流
    体通路を開閉させるディスクと、 複数の羽根を有し、流体注入口の内部の内部流体通路内
    に設けられた回転体と、 前記回転体から前記ディスクまでの内部流体通路の中央
    に軸方向に延在された案内ロッドと、 必要な場合、空気圧を使用することなく前記内部流体通
    路の注入口孔又は放出口側にバルブ本体を選択的に移動
    させ内部流体通路を開閉させるバルブ制御手段とを備え
    ていることを特徴とする流体配管用バルブ装置。
  2. 【請求項2】 前記バルブハウジング上であって規則的
    且つ角度的に離間した位置に設けられ、前記バルブ本体
    を前記内部流体通路内で同心的に支持している複数のス
    プリング付勢バルブ支持ユニットをさらに備え、 該各スプリング付勢バルブ支持ユニットは、 バルブハウジングの側壁内へ放射状に螺合されその側壁
    に保持されている中空のボルト型ケーシングと、 前記バルブ本体の外側表面の方向へ圧縮コイルスプリン
    グにより通常付勢されることでバルブ本体を移動可能且
    つ同心的に支持すると共にバルブハウジングとバルブ本
    体間に間隙を形成するバルブ支持プラグと、 前記ボルト型ケーシングの外側端面内に移動可能に螺合
    されると共に必要に応じて前記圧縮コイルスプリングの
    付勢力を調整する調整ボルトとを備えていることを特徴
    とする請求の範囲第1項記載の流体配管用バルブ装置。
  3. 【請求項3】 前記バルブ制御手段は、 前記バルブ本体の圧力動作フランジの外周面に形成され
    た環状案内溝と、 前記バルブハウジングの側壁に放射状に取付けられたバ
    ルブ制御レバーと、 前記バルブ制御レバーの内側端面の偏心位置に軸方向に
    装着されると共に前記圧力動作フランジの前記環状案内
    溝と移動可能に係合され、バルブ制御レバーが回転され
    ると、前記内部流体通路の流体流入口又は放出口側に線
    状に移動させて内部流体通路を開閉するようになし、前
    記バルブ本体の両線状移動の方向と移動距離はバルブ制
    御レバーの回転方向と回転角により決定されるように構
    成されたバルブ制御ボルトとを備えていることを特徴と
    する請求の範囲第1項記載の流体配管用バルブ装置。
  4. 【請求項4】 前記バルブ制御手段は、 前記バルブ本体の圧力動作フランジの外周面に形成され
    た環状案内溝と、 前記バルブハウジングの側壁に軸方向に形成された長手
    案内孔と、 前記バルブ本体の環状案内溝にスライド可能に係合する
    まで長手案内孔に移動可能に挿入されたバルブ制御ボル
    トと、 前記バルブ制御ボルトの第1端に軸設されたバルブ制御
    レバーと、 前記バルブハウジングの側壁に回転可能に設けられると
    共に前記バルブ制御レバーの第2端に固定され、前記バ
    ルブ制御レバーを選択的に何れかの一方の方向に回転さ
    せながら前記長手案内孔の案内により前記バルブ制御ボ
    ルトを同一方向に線状に移動させ、よって前記内部流体
    通路内でバルブ本体を線状に移動させて内部流体通路を
    開閉させ、前記バルブ本体の線状の移動方向と移動距離
    は前記バルブ制御レバーの回転方向及び回転角により決
    定されるように構成された回転シャフトとを備えている
    ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の流体配管用バ
    ルブ装置。
  5. 【請求項5】 前記バルブ制御手段はバルブ装置を通過
    する流体を使用してバルブ本体を作動させるものであ
    り、 前記バルブ制御手段は、 前記内部流体通路の流体注入口の主圧力ラインから、そ
    れぞれ、バルブハウジングの第1及び第2空気噴射孔ま
    で延長される第1及び第2流体圧力ラインから構成さ
    れ、三つの流体圧力ライン間の連結部には3分枝バルブ
    が設けられ、前記第1及び第2流体圧力ラインは前記3
    分枝バルブの制御により選択的に開放され、よって主圧
    力ラインからの流体圧力がバルブ本体の圧力動作フラン
    ジの一側に作用してバルブ本体を内部流体通路内で移動
    させるようにしたことを特徴とする請求の範囲第1項記
    載の流体配管用バルブ装置。
  6. 【請求項6】 両端部に流体注入口及び放出口を有し、
    該流体放出口の内側に位置し凹状表面を有する環状案内
    溝を備えた内部流体通路が中心軸に沿って形成されてい
    る単一のバルブハウジングを構成する二つの分割体と、 内部に軸状流体通過孔と外周面上に圧力動作フランジを
    有し、前記内部流体通路内に軸方向に移動可能に設置さ
    れ、バルブハウジングの第1及び第2空気噴射孔の何れ
    か一方を通じて導入される外部空気圧力が圧力動作フラ
    ンジの何れかの一側に作用することにより、バルブハウ
    ジングの軸方向の予め定められている範囲内で往復動可
    能である円筒状のバルブ本体と、 環状案内溝の内側に位置し内部流体通路の内部に設けら
    れ、バルブ本体が選択的に密着する又は離隔して前記内
    部流体通路を開閉させるディスクと、 前記バルブ本体の前記流体通過孔内に螺合され、外側に
    傾斜した複数の螺旋状孔が規則的に外側部分に形成され
    ると共に互いに角度的に離間され、中心に一つの支持孔
    が形成されている支持部材と、 前記内部流体通路の中心に沿って軸方向に移動可能に延
    在されると共に前記支持部材の支持孔内に移動可能に取
    付けられており、一端で前記ディスクと固定して内部流
    体通路内でディスクと伴に軸方向に移動する作動ロッド
    と、 前記作動ロッドの中間部分に形成され、前記バルブ本体
    の線状移動中に前記支持部材と選択的に接触して作動ロ
    ッドがバルブ本体とともに移動できるようにするストッ
    パーとを備えた流体配管用バルブ装置であって、 前記ディスクは前記内部流体通路の流体放出口の開閉中
    に第1及び第2段階を経てバルブ本体とともに動作する
    ことを特徴とする流体配管用バルブ装置。
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