JP3307365B2 - 情報表示装置および情報表示装置に利用されるデータ記録媒体 - Google Patents

情報表示装置および情報表示装置に利用されるデータ記録媒体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記録媒体に
記憶された情報を必要に応じて読出して表示するように
した情報表示装置およびその情報表示装置に利用される
データ記録媒体に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えばカーナビゲーシ
ョン装置などの情報表示装置においては、地図情報が記
憶されたCD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体
を装置により読み込んで表示することが行なわれてい
る。近年では、地図データのみならず、各種の案内情報
なども記録媒体に記憶されており、観光案内やドライブ
案内などを表示させることができるようになってきてい
る。
【0003】このようなカーナビゲーション装置は、例
えば複数の製造元が異なる表示態様を用いて独自に表示
動作を行なわせることが一般的に行なわれており、装置
の構成や仕様に合わせてそれぞれ対応した記録媒体が提
供されるようになっている。ところで、これらの装置で
用いられる地図データなどは普遍的なものであるから機
種毎にデータ形式が大きく変わるものではなく、むし
ろ、共通のデータを用いて記録される場合が多い。ま
た、案内情報などの内容についても基本的には複数の機
種間で共通するデータを扱う場合が多い。
【0004】しかしながら、従来では、複数の機種間で
初期表示画面が異なったり、表示項目が異なるなどして
内容的に差があるので、記録媒体に記録されるファイル
が異なったり、専用の記録データが記録されるなどで、
一つの機種に一つの記録媒体が専用で製作されて各々使
用されるというのが実情であった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、地図や案内などのデータを記憶する記
録媒体を機種が異なっても共通の記録媒体を用いること
ができるようにした情報表示装置および情報表示装置用
データ記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、機種判定手段により装置の種類が判定されると、環
境設定ファイル解析手段は、データ記録手段の環境設定
ファイルを取得して機種判定結果により判定された機種
に関連するデータを取り出すことを許容し、データ解析
手段は、環境設定ファイル解析手段により許容された特
定機種に関連する種々のデータを前記データ記録手段か
ら取り出すので、データ記録手段に機種毎に異なる機種
別データを複数種類記憶した構成としている場合でも、
機種に適合した必要な機種別データを確実に読出すこと
ができるようになる。
【0007】請求項2の発明によれば、機種判定手段
を、あらかじめ設定された機種判定情報に基づいて判定
動作を行なわせるように構成したので、機種に対応して
機種判定情報を設定しておくことで、機種毎に機種を判
別するための構成を設けることなく簡単な構成とするこ
とができる。
【0008】請求項3の発明によれば、機種判定手段
を、装置内の他の部分から入力される機種判定情報に基
づいて判定動作を行なわせるように構成したので、機種
に対応して機種別情報を設定するなどを行なう必要がな
く、機種を選ばず対象となる機種にはどれにでも設ける
ことができ、データ記録媒体の機種別データを読み込む
際には機種判定を行なうことにより対応するものを読み
込むことができるようになる。
【0009】請求項4の発明によれば、上述した情報表
示装置に利用されるデータ記録媒体は、その共通データ
部に、特定の機種に専用のデータも含めたデータの構成
で着脱可能な媒体構成とされているので、機種に固有の
階層から共通データの階層に遷移したときに、その機種
でのみ使うデータを共通データと同等の階層のデータと
して記憶させることで機種に固有のデータも記憶させて
利用することができるようになる。
【0010】請求項5の発明によれば、機種別データ部
を、初期画面表示データおよびこれに関連付けられる画
面表示データを階層的に設ける構成としているので、機
種毎に固有の画面表示をフレキシブルに行なうことがで
き、画面表示の設計の自由度を高めて共通に使用するこ
とによる制約を少なくすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
をカーナビゲーション装置に適用した場合の第1の実施
形態について図1ないし図8を参照しながら説明する。
図1はカーナビゲーション装置全体の電気的構成を示す
もので、制御回路1は、コンピュータとしての機能を有
するCPU2,RAM3,ROM4およびI/O回路や
データバスなどからなる構成とされており、あらかじめ
ナビゲーション用のプログラムが記憶されている。この
制御回路1は、後述するように機種判定手段および環境
設定ファイル解析手段の機能を有するものである。
【0012】この制御回路1には、位置検出器5,地図
データ入力器6,操作スイッチ群7,外部メモリ8,表
示器9,リモコンセンサ10および送受信機11が接続
されている。位置検出器5は、地磁気センサ,ジャイロ
スコープ,距離センサあるいは衛星からの電波に基づい
て車両の位置を検出するGPS受信器などからなるもの
で、位置検出信号を制御回路1に出力するようになって
いる。
【0013】地図データ入力器6は、後述するデータ構
成を有するデータ記録媒体(データ記録手段)としての
CD−ROMあるいはDVD−ROMなどのディスク1
2が装着されると、これに光学磁気的な記録方式で記録
されている情報を光学磁気的手段で読み取って制御回路
1に出力するものである。ディスク12は、通常は、地
図データ,写真,イラストなどを含む各種データが記録
されると共に、後述するように、機種に対応した表示デ
ータが記録されている。
【0014】表示器9は、例えばカラー液晶表示パネル
により形成されており、運転席近傍の所定位置に配設さ
れるようになっている。この表示器9の表示領域の外周
部に操作スイッチ群7が配設されており、各種の操作入
力を制御回路1に与えるように設けられている。操作入
力は、この他に、リモコン14から送信される赤外線の
操作信号をリモコンセンサ10により受信して制御回路
1に入力する方法がある。また、表示器9にタッチパネ
ルを設ける構成とした場合には、表示画面中に配置した
スイッチを手指で接触することにより操作入力として受
け付けることができるようになる。
【0015】送受信機11はFM多重信号を受信した
り、あるいはVICS(Vehicle Infomation & Communi
cation System )センサ13による光ビーコンや電波ビ
ーコンの検知信号に基づいて、そのビーコンから信号を
受信してこれを制御回路1に送信するもので、得られた
情報は走行中に各拠点から送信される情報を受信して走
行の案内情報として表示器9に表示させたり、あるいは
走行経路の変更をする場合の判断材料に利用される。
【0016】図2は、制御回路1の内部構成を、本発明
に関連する部分について機能ブロック構成として示した
もので、機種判定手段としての機種判定部1a、環境設
定ファイル解析手段としての環境設定ファイル解析部1
b、データ入力部1c、データ解析手段としてのデータ
解析部1dおよび描画部1eから構成されている。デー
タ入力部1cは、前述の地図データ入力器6からディス
ク12に記憶されている地図データなどの各種データが
入力される部分である。
【0017】機種判定部1aは、あらかじめ記憶されて
いる機種判定データあるいは装置特有の信号や信号レベ
ルあるいは電圧レベルなどを検出するセンサから信号を
受けて自己の機種がどの種類であるかを判定する部分で
あり、環境設定ファイル解析部1bに判定結果を出力す
る。環境設定ファイル解析部1bは、データ入力部1c
を介してディスク12から入力した環境設定ファイルを
解析して、自己の機種に対応する環境設定条件をブロッ
ク情報として認識し、この認識結果をデータ入力部1c
を介してデータ解析部1dに出力する。つまり、環境設
定ファイル解析部1bは、データ解析部1dに所定デー
タを読み込むことを許容する。データ解析部1dは、こ
の解析結果に基づいて、自己の機種に適合した地図デー
タや各種データをディスク12から読み込み、描画部1
eを介して表示器9に表示させるようになっている。
【0018】次に、ディスク12の内部に記録されたデ
ータの構造について図3ないし7を参照して説明する。
図3は、ディスク12のデータ構造を、本発明に関係す
る部分を抽出して概略的に示したもので、大きく分ける
と、設定部Pとデータ部Dとを設けた構成とされてい
る。設定部Pは、この発明に関する部分としては、環境
設定ファイルPaが記録されている。また、データ部D
には、機種別データ部Daと共通データ部Dbが記録さ
れている。
【0019】次に、設定部P、データ部Dのそれぞれに
ついて詳細に説明する。いま、このディスク12が、例
えば、3つの異なる機種に対応して製作されたものであ
ると仮定する。3つの機種は、例えば、Aタイプ,Bタ
イプおよびCタイプとしてそれぞれ異なる製造元によっ
て製造されて提供されるもので、各機種毎に独自に初期
画面が設定されているものとする。また、初期画面で提
供するメニューについても、例えば、Aタイプでは図6
に示すように、メニュー1,2,3を設けており、Bタ
イプにおいては図7に示すように、メニュー1,2,4
を設けるように設定されているとする。
【0020】各メニュー1〜4は、それぞれそのメニュ
ー内で複数の分岐が行なわれ、選択された分岐メニュー
内でもさらに細かく分岐していくように設定されてい
る。このような各タイプにおいて異なるメニューに対応
して、ディスク12のデータ部Dには、それら各タイプ
で設定されているメニュー1〜4のすべてについて内部
に記憶されている。
【0021】図4は環境設定ファイルPaの構成を概略
的に示すもので、上述したように、3タイプの表示態様
に対応してそれぞれの表示動作を行なうためのファイル
の設定条件を決めたグループとして、ブロック[1],
[2],[3],…,[n]が設定されている。これら
各グループは、「ブロック名」,「表示文字」,「ファ
イル名」,「画像の種類」を変数として設定するもの
で、機種に応じた設定条件が記述されている。
【0022】ここでは、例えば、ブロック[1]では
「ブロック名」が「a_block 」、「表示文字」が「観光
ガイド」、「ファイル名」が「ABC_TOP.HTM 」、「画像
の種類」が「GIF」であり、以下、同様にして、図示
しているように、各タイプの設定に対応した名前がグル
ープ単位で規定されている。
【0023】図5は、データ部Dの機種別データDaお
よび共通データDbを階層的に示しており、この図にお
いては、Aタイプ,Bタイプ,Cタイプなどの複数のタ
イプの異なる機種に対して機種別データDaが階層L
1,L2,…というように形成され、各機種に共通に利
用される共通データDbが階層M1,M2,…というよ
うに形成され、各階層別に記憶されている。
【0024】例えば、Aタイプでは1階層のみの初期メ
ニュー画面で選択可能なメニューが「○○○」,「△△
△」,「□□□」の3とおりであり、Bタイプも1階層
のみの初期メニュー画面で選択可能なメニューが「○○
○」,「△△△」,「◇◇◇」の3とおりである。Cタ
イプは第1番目の階層L1では「×××」,「◆◆◆」
の2とおりが設定され、第2番目の階層L2では「××
×」に対応して「○○○」,「△△△」の2とおりと、
「◆◆◆」に対応して3とおりの設定がなされている。
【0025】そして、共通データ部Dbでは、上記した
それぞれの設定に対応するように、多数のメニュー画面
が第1の階層M1に設定されている。そして、第2の階
層M2には、それらのメニュー画面のそれぞれに対応し
て、分岐した各内容に応じた表示画面のデータが記憶さ
れている。例えば、階層M1のメニュー1 の画面では、
4つの選択メニューa,b,c,dが設けられており、
これに対して階層M2ではそれぞれに対応して4つの表
示画面が設けられている。同様にして、メニュー2〜4
の画面についても、それぞれ対応する表示画面が階層M
2に設けられている。
【0026】次に本実施形態の作用について、図8のフ
ローチャートを参照して説明する。なお、ここでは、本
発明にかかる部分の動作を主として説明し、一般的なカ
ーナビゲーション機能で本発明の機能に関係のない部分
の動作については説明を省略する。
【0027】まず、電源がオンされると、制御回路1
は、図8に示した制御プログラムを開始し、機種判定部
1aにおいて、機種判定処理を実行し(ステップS
1)、判定結果を環境設定ファイル解析部1bに与え
る。機種判定処理は、例えば、制御プログラム上に埋め
込むように機種を認識させる記述を行うことにより判定
したり、地図データ上にあらかじめ登録しておくなどの
ソフト的な判定方法を用いるか、あるいはポート入力や
AD電圧値などを検出することにより判定するハード的
な判定方法を用いるなどして行うことができる。
【0028】次に、制御回路1の環境設定ファイル解析
部1bにおいて、ディスク12からデータ入力部1cお
よび地図データ入力器6を介して環境設定ファイルを読
みこみ(ステップS2)、上述した機種判定部1aにて
判定された結果に対応付けてファイルの解析を行い、機
種別データ部Daの自己の機種に対応した機種別データ
および共通データ部Dbの共通データを読み出すように
データ解析部1dに指示を与えるようになる。
【0029】これにより、例えば、「ブロック名」が
「a_block 」であった場合には(ステップS3)、デー
タ解析部1dは、ブロック[1]に対応して、「ファイ
ル名」が「ABC_TOP.HTM 」のファイルを読み出し(ステ
ップS4)、そのファイルデータに基づいてそのファイ
ルABDの表示画面の画像を描画部1eを介して表示部
9に表示させるようになる(ステップS5)。
【0030】また、同様に、「ブロック名」が「b_bloc
k 」である場合には(ステップS6)、ブロック[2]
に対応して「ファイル名」が「DEF_TOP.HTM 」のファイ
ルを読み出し(ステップS7)、そのファイルDEFの
表示画面の画像を表示させる(ステップS8)。さら
に、「ブロック名」が「c_block 」である場合には(ス
テップS9)、ブロック[3]に対応して「ファイル
名」が「GHI_TOP.HTM 」のファイルを読み出し(ステッ
プS10)、そのファイルGHIの表示画面の画像を表
示させる(ステップS11)。
【0031】そして、同様にして、以上の判断ステップ
をブロックの数だけ繰り返し、最後のブロック[n]に
対応している場合には(ステップS12) 、「ファイ
ル名」が「NOP_TOP.HTM 」のファイルを読み出し(ステ
ップS13)、そのファイルNOPの表示画面の画像を
表示させる(ステップS14)。なお、該当するファイ
ル名が存在しない場合には(ステップS12)、該当な
しとしてその旨を表示させる(ステップS15)。
【0032】以上の処理を実行することにより、異なる
機種に対応して設けられたディスク12を用いても、A
タイプ,Bタイプ,Cタイプの各機種に対応した機種別
データDaを適切に表示させることができると共に、そ
れらの機種別データDaの階層L1,L2などの表示状
態からその下層の共通データDbに移行して、メニュー
の階層M1やその下層の階層M2〜などの表示を行なう
ことができるようになる。
【0033】このような本実施形態によれば、機種によ
って独自の表示形態を有する場合でも、各機種毎に機種
判別機能を持たせた構成とすることにより、共通のディ
スク12を用いて、機種毎の異なる表示動作を行なうこ
とができると共に、共通データについてはそのまま共通
に用いることができるので、ディスク12を機種別に製
作する必要がなくなり、製作コストの低減を図ることが
できるようになる。
【0034】(第2の実施形態)図9は、本発明の第2
の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるとこ
ろは、ディスク12に記憶する機種別データDaや共通
データDbが異なる構成として設けるようにしたところ
である。すなわち、例えば、A,B,Cの各タイプによ
り異なる機種が提供されている場合で、共通データDb
の利用については、Aタイプでは「あ」,「い」,
「う」のメニューを準備しており、Bタイプでは
「あ」,「い」,「え」のメニューを準備しており、C
タイプではメニュー表示は行なわず直接「え」のメニュ
ーを準備している場合である。
【0035】この場合には、前述同様にしてAタイプ,
Bタイプは機種別データ部Daにそれぞれの機種に対応
した表示画面のデータが記憶されているが、Cタイプの
ものについては機種別データ部Daには特に対応する機
種別データを設けない構成である。そして、環境設定フ
ァイルPaでは、Cタイプの機種を判定した場合には、
機種別データDaを用いないで直接共通データ部Dbの
「え」のメニューデータを読み込むように設定されてい
る。
【0036】上述の場合、例えば、「あ」のメニューで
は、観光ガイドが設定されており、このメニューを選択
すると、共通データDbの内容では、地域別の観光ガイ
ド情報が表示されるようになっており、その共通データ
の表示画面で所望する観光地を指定すると、さらに下層
の表示画面では選択された観光地に関する詳しいガイド
情報が表示される。
【0037】また、「い」のメニューでは、ドライブコ
ースが設定されており、このメニューを選択すると、共
通データDbの内容では、目的別にドライブコースが表
示されたり、あるいは地域別にドライブコースが表示さ
れるなど、多数のドライブコースが示され、所望するド
ライブコースを選択すると、さらに下層の表示画面では
選択されたドライブコースの所用時間や距離あるいは経
由する観光地などの詳しいデータや写真,イラスト,地
図などが表示される。
【0038】「う」のメニューでは、「××セレクト」
と称してAタイプ独自のメニューが準備されており、こ
れが選択されると、共通データDbの内容では、「×
×」に関する詳しい情報が階層的に表示される。例え
ば、「温泉」,「ゴルフ場」,「旅行」…など種々のオ
リジナルメニューを準備することができる。
【0039】「え」のメニューでは、「○○百科」と称
してBタイプあるいはCタイプの2タイプに共通のメニ
ューが準備されており、これが選択されると、共通デー
タDbの内容では、「○○」に関する詳しい情報が階層
的に表示される。例えば、「ドライブ」、「アミューズ
メントパーク」…など種々のオリジナルメニューを準備
することができる。
【0040】このような第2の実施形態によっても、第
1の実施形態と同様の作用効果を得ることができると共
に、機種別データを持たない構成の機種にも、環境設定
ファイルを対応付けて記憶させることにより、機種に対
応した柔軟な表示動作を行なわせることができる。
【0041】(第3の実施形態)図10は本発明の第3
の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるとこ
ろは、異なる機種間のみならず、同一機種内でも、異な
る機能として設定されているボタンや画面状態から同じ
ディスク12にアクセスして異なる情報を共通データD
bから読出す構成を採用したところである。
【0042】この場合には、例えばある製造元の装置で
は、前述同様の機能として通常のカーナビゲーション機
能を実行する場合の機種別データと共通データの利用を
行なう他に、例えば「ヘルプメニュー」を実行して装置
の操作や内部情報について調べようとする場合について
も同一のディスク12からデータを呼び出して利用する
ものである。
【0043】例えば、「ヘルプメニュー」においては、
「○×△」,「◇◆◇」のメニューに加えて、「ナビの
使い方」というメニューが設けられ、そのナビの使い方
に関する内容が共通データDbとしてディスク12内に
記憶されているものである。これにより、装置の内部に
固定的に記憶する場合と異なり、ナビゲーション装置の
使い方についてもディスク12内に記憶した情報に基づ
いて表示させることができるので、変更や新しい使い方
などが盛り込まれた場合でも、これに柔軟に対応して表
示内容を変更設定することができるようになる。また、
これによって、すべての使用方法に関するデータを内部
のメモリに記憶させる必要がなくなり、メモリの利用効
率も高めることができるようになる。
【0044】なお、上記実施形態におけるデータ記録媒
体(データ記録手段)としては、CD−ROMかDVD
−ROMなどの他に、ハードディスク(固定ディスク)
であっても良い。この場合、ハードディスクに所定デー
タが格納された後に本発明の環境設定ファイルの解析を
行なう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す電気的構成図
【図2】制御回路の機能ブロック図
【図3】ディスク内のデータ構成を説明する図
【図4】環境設定ファイルの構成を説明する図
【図5】データ部の構成を説明する図
【図6】Aタイプのメニューの階層構成図
【図7】Bタイプの図6相当図
【図8】機種判定プログラムのフローチャート
【図9】本発明の第2の実施形態を示す画面遷移図
【図10】図9相当図
【符号の説明】
1は制御回路(機種判定手段、環境設定ファイル解析手
段、データ解析手段)、2はCPU、3はRAM、4は
ROM、5は位置検出器、6は地図データ入力器、7は
操作スイッチ群、8は外部メモリ、9は表示器、10は
リモコンセンサ、11は送受信機、13はVICSセン
サ、14はリモコンである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−64841(JP,A) 特開 平6−103238(JP,A) 特開 平10−103970(JP,A) 特開 平9−53948(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 G06F 12/00 G09G 5/36

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ記録手段に記憶されたデータを必
    要に応じて読出して表示するようにした情報表示装置に
    おいて、 前記データ記録手段は、適用可能な複数種類の装置のそ
    れぞれについて記述された表示データを有する機種別デ
    ータ部と、この機種別データ部の表示データと関連付け
    られたデータを有する共通データ部と、これらデータ部
    のデータと前記装置の種類とを関連付ける環境設定ファ
    イルとを有する構成とされ、 装置の種類を判定する機種判定手段と、 前記データ記録手段の環境設定ファイルを取得して前記
    機種判定手段により判定された機種に関連するデータを
    取り出すことを許容する環境設定ファイル解析手段と、 この環境設定ファイル解析手段により許容された特定機
    種に関連する種々のデータを前記データ記録手段から取
    り出すデータ解析手段とを備えたことを特徴とする情報
    表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報表示装置におい
    て、 前記機種判定手段は、あらかじめ設定された機種判定情
    報に基づいて前記判定動作を行なうことを特徴とする情
    報表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報表示装置におい
    て、 前記機種判定手段は、装置内の他の部分から入力される
    機種判定情報に基づいて前記判定動作を行なうことを特
    徴とする情報表示装置。
  4. 【請求項4】 前記データ記録手段は、その前記共通デ
    ータ部が、特定の機種に専用のデータも含めた構成とさ
    れ、着脱可能な媒体構成とされていることを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の情報表示装置に利
    用されるデータ記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の情報表示装置に利用さ
    れるデータ記録媒体において、 前記機種別データ部は、初期画面表示データおよびこれ
    に関連付けられる画面表示データが階層的に設けられて
    いることを特徴とする情報表示装置に利用されるデータ
    記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の情報表示装置
    に利用されるデータ記録媒体において、 前記共通データ部は、表示画面間で関連付けられた階層
    的なデータとして構成され、地図,写真,イラストなど
    の表示データが記憶されていることを特徴とする情報表
    示装置に利用されるデータ記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の情報表示装置に利用さ
    れるデータ記録媒体において、 前記共通データ部は、ドライブ情報が地域別に階層的な
    データとして記憶されていることを特徴とする情報表示
    装置に利用されるデータ記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし3のいずれかに記載の情
    報表示装置において、 当該情報表示装置はカーナビゲーション装置に適用され
    ることを特徴とする情報表示装置。
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