JP3307296B2 - 車両の格納ミラー制御装置 - Google Patents

車両の格納ミラー制御装置

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JP3307296B2 JP26389597A JP26389597A JP3307296B2 JP 3307296 B2 JP3307296 B2 JP 3307296B2 JP 26389597 A JP26389597 A JP 26389597A JP 26389597 A JP26389597 A JP 26389597A JP 3307296 B2 JP3307296 B2 JP 3307296B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミラーを格納位置
/展開位置に駆動する車両の格納ミラー制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車(車両)の装備されているドアミ
ラーは、車体から車幅方向へ大きく張り出ているため
に、狭い場所に駐車するときなどでは邪魔になることが
ある。これを解消するために格納ミラーが装備されるよ
うになった。
【0003】格納ミラーは、ミラー本体を車体の前後方
向の向きに畳める構造にしておき、遠隔操作で、ミラー
本体を車体前後の向きに格納したり、車体幅方向の向き
に展開できるようにした装置である。
【0004】ところで、格納ミラーは、格納したミラー
本体が気付きにくいために、展開するのを忘れて走行し
てしまうことがある。そこで、展開忘れがないよう、ミ
ラー本体が格納されたまま所定の車速以上で走行する
と、格納していたミラー本体を自動的に展開させるよう
制御するミラー制御装置が提案されている(実公平3−
12593号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このミラー制御装置に
よると、確かにミラーの展開忘れはなくなる。しかし、
同制御装置は、運転者がミラーを格納したまま走行した
い意志があっても、自動車の車速が所定値以上になれば
自動的に展開してしまう。
【0006】このため、ミラーを格納したままで走行し
たいときは、車速が所定値以上になる都度、同制御装置
に付いているミラースイッチ(ミラー操作部)を操作
(マニュアル)して格納するという煩わしい操作が必要
となっていた。
【0007】特に格納ミラーを格納/展開させるモータ
(アクチュエータ)は、数多い格納動作が負担となっ
て、耐久性が損なわれることもあり、格納の点の改善が
要望されている。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、車速による自動展開機能
を損なわず、かつ煩わしい操作を必要せずに、ミラーを
格納したままでの走行を可能とした車両の格納ミラー制
御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の格納ミラー制御装置では、イグニシ
ョンスイッチのオン操作後、ミラー操作部から信号が出
力されると、車速による自動展開機能をキャンセルする
ようにして、イグニションスイッチのオン操作後、ミラ
ーの格納操作を行うだけで、ミラーを格納したままの走
行が行えるようにしたことにある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図4に
示す一実施形態にもとづいて説明する。図1は、例えば
自動車(車両)に装備された格納ミラー制御装置の概略
構成を示し、図中1はECUである。
【0011】ECU1は、イグニションスイッチ2、例
えば一操作毎に出力されるパルス信号で展開信号/格納
信号を指示するミラースイッチ3(例えばモーメンタリ
スイッチで構成されるもので、操作部に相当)、車速セ
ンサ4が接続してある。さらにECU1には、車体(図
示しない)の車幅方向両側に据え付けた電動格納式のミ
ラー5(格納ミラー)を正/逆転動作により格納位置
(車体前後の向き)/展開位置(車幅方向の向き)に駆
動するモータ6(アクチュエータ)が接続されている。
【0012】またECU1には、例えばモータ6の正/
逆転をなす復帰/格納リレー7と、ミラー5の格納/展
開を制御するマイクロコンピュータ8とが一緒に内蔵さ
れている。
【0013】そして、このマイクロコンピュータ8に、
ミラー展開忘れ防止をなす制御と、展開せずに走行を許
す制御とが設定されている。具体的には、マイクロコン
ピュータ8は、イグニションスイッチ2のオフからオン
への操作を検知する機能、このオンオフ操作後、ミラー
スイッチ3から信号が出力された否かを検知する機能、
ミラー5が格納状態か展開状態かを検知する機能、車速
が所定値、例えば30km/h以上か否かを検知する機
能が設定してある。なお、ミラー状態を検知する機能に
は、前回、作動した復帰リレーあるいは格納リレーの出
力を記憶してモータ6の通電方向が復帰側か格納側かを
検知したり、位置センサを用いて同位置センサの出力か
らミラーが復帰側か格納側かを検知したりすればよい。
【0014】さらにマイクロコンピュータ8には、ミラ
ー5の格納状態を初期値とした上で、イグニションスイ
ッチ2のオフからオンへの操作後、ミラースイッチ3か
らの信号出力がなく、ミラー5の格納状態が継続したま
ま、車速が30km/h以上になると、復帰リレーを用
いて、ミラー展開に必要な時間(所定時間)だけモータ
6を展開側に作動させる機能が定めてある。
【0015】これにより、自動的にミラー6を展開させ
る機能(自動展開機能)をもたらし、ミラー展開忘れを
起きにくくしている(展開忘れ防止機能)。またマイク
ロコンピュータ8には、イグニションスイッチ2のオフ
からオンへの操作後、ミラースイッチ3から初回、信号
出力があると、自動展開機能をキャンセルする機能が設
定されていて、イグニションスイッチ2のオフからオン
への操作後、ミラースイッチ3を操作(例えば押操作)
すれば、ミラー制御装置の自動展開機能はキャンセルさ
れる。
【0016】むろんマイクロコンピュータ8には、マニ
ュアル操作でミラー5の格納/展開が行える機能も設定
されている。これにより、同一のミラースイッチ3から
出力される信号により、自動展開をキャンセルするだけ
でなく、任意にミラー5の格納/展開操作が行えるよう
にしてある。
【0017】こうした機能にて、車速による自動展開機
能を損なわずに、ミラー5を格納したままでの走行を可
能としている。この格納ミラー制御装置の自動展開/格
納の制御が、図2のフローチャートと図4のタイムチャ
ートに示されている。なお、図3はマニュアル操作で任
意な展開/格納を行うときのフローチャートを示してあ
る。
【0018】つぎに、格納ミラー制御装置の作用を図2
および図3にしたがい説明する。今、例えば路上に駐車
している自動車のエンジン(図示しない)を始動させて
走行させるとする。
【0019】ここで、運転者は、格納されているミラー
5に気付かず、ミラー5が格納されたまま自動車を発進
させたとする。このときには、イグニションスイッチ6
がオフからオンへ変化し、そのイグニッションスイッチ
6がオン状態を継続しているから、マイクロコンピュー
タ8はステップS1のイグニッションスイッチ6の変化
判定、ステップS2のイグニションスイッチ6の継続判
定を経て、ステップS3のミラー状態の判定に進む。
【0020】ミラー5の初期状態は、格納状態であるか
ら、ステップS3からステップS4に進む。自動車が、
格納されている気付かずに次第に速度を上げ、30km
/h(所定車速値)以上にまで上昇したとする。
【0021】すると、ステップS4に進み、マイクロコ
ンピュータ8は、復帰リレーを作動させ、モータ6を展
開側に駆動して、図4(a)のタイムチャートに示され
るように格納位置にあるミラー5を展開位置にまで駆動
する。
【0022】これにより、格納のままのミラー5は自動
的に展開され、ミラー5の展開忘れが防止されていく。
なお、制御のしきい値となる30km/hは、車庫から
出すときや狭い路地などを走行するときなどの際、ミラ
ー5が周囲の物体などと接触することがないようにとの
配慮から定めた値である。
【0023】一方、運転者がミラー5を格納したいまま
走行したいときは、イグニションスイッチ2をオフから
オンへ変化させた後、ミラースイッチ3を押操作する。
ここで、図3のフローチャートに示されるようにミラー
スイッチ3のマニュアル操作は、ステップS10、ステ
ップS12、ステップS13,S14に示すようにミラ
ー5が格納状態であれば展開させ、ミラー5が展開状態
であれば格納させるようにしてある。
【0024】イグニションスイッチ2をオフからオンへ
変化させた後、このミラースイッチ5の初回の信号を受
けると、マイクロコンピュータ8は、ステップS3
らステップS1に戻り、上記展開忘れ防止機能をキャン
セルしていく。
【0025】これにより、図4(b)のタイムチャート
に示されるようにミラー5は格納状態のままとなる。つ
まり、運転者の意志の通り、ミラー5を格納したままの
走行が行えるようになる。
【0026】但し、展開忘れ防止機能はキャンセルされ
ているので、その後のミラー5の格納/展開はミラース
イッチ3によって行われる。したがって、イグニション
スイッチ2のオン操作後、ミラー5の格納操作を行うだ
けで、ミラー5を格納したままの走行ができる。
【0027】しかも、自動車を停止させてエンジン停止
(イグニションスイッチ2のオフ)をすれば、再び車速
による自動展開機能が復帰するので、自動展開機能(展
開忘れ防止機能)を損なわず、さらには煩わしい操作を
必要せずに、ミラー5を格納したままでの走行が実現で
きる。
【0028】そのうえ、ミラー5の格納回数の負担が軽
くなるので、ミラー5を格納/展開するモータ(アクチ
ュエータ)6の耐久性の向上も図れる。なお、一実施形
態では、ミラーの格納/展開を行うミラースイッチにモ
ーメンタリスイッチを用いた例を挙げたが、それ以外の
スイッチをミラースイッチに用いてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、イグニションスイッチのオン操作後、ミラ
ーの格納操作を行うと、自動展開機能(展開忘れ機能)
がキャンセルされるので、ミラーを格納したままの走行
が行えるようになる。
【0030】この結果、かなり使用頻度が少なくとも、
車速による自動展開機能を損なわず、かつ煩わしい操作
を必要せずに、運転者の意志の通り、ミラーを格納した
ままでの走行が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の格納ミラー制御装置の概
略構成を説明するための図。
【図2】同装置のミラー展開忘れ機能および同機能をキ
ャンセルする機能を説明するためのフローチャート。
【図3】同装置のマニュアルによるミラーの格納/展開
の機能を説明するためのフローチャート。
【図4】同装置のミラー展開忘れ機能および同機能をキ
ャンセルする機能を説明するためのタイムチャート。
【符号の説明】
2…イグニションスイッチ 3…ミラースイッチ(操作部) 4…車速センサ 5…ミラー(格納ミラー) 6…モータ 7…復帰/格納リレー 8…マイクロコンピュータ(展開キャンセル機能)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−108799(JP,A) 特開 平7−266983(JP,A) 特開 昭62−295742(JP,A) 実開 平5−37581(JP,U) 実開 平4−50538(JP,U) 実開 平4−23540(JP,U) 実公 平3−12593(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 展開動作と格納動作が可能な格納式のミ
    ラー(5)と、 マニュアル操作による信号の出力により前記ミラーの展
    開および格納の指示を行なう ミラー操作部(3)と、 車両のイグニションスイッチをオン操作して、車両が、
    前記 ミラーが格納された状態のまま所定値以上の車速で
    走行すると、前記ミラーを自動的に展開させる自動展開
    手段(8)と、 前記車両のイグニションスイッチのオン操作後、前記ミ
    ラー操作部から信号を受けると、前記車速によるミラー
    の自動展開機能をキャンセルする展開キャンセル手段
    (8)とを具備することを特徴とする車両の格納ミラー
    制御装置。
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