JP3306942B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不揮発性半導体記憶装置
に関し、特にEPROM,フラッシュEEPROM等の
電気的に書換え可能な不揮発性半導体記憶装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の不揮発性半導体記憶装置
の一例を図4に示す。
【0003】この不揮発性半導体記憶装置は、ドレイン
電極をビット線BLにソース電極を接地電位点にそれぞ
れ接続し制御ゲート電極を対応するワード線(WL1〜
WL3…)にそれぞれ接続した浮遊ゲートを有するMO
Sトランジスタ型の複数のメモリセル(M1〜M3…)
を含むメモリセルアレイ1と、ドレイン電極に電源電圧
Vpを受けゲート電極にビット線選択信号Vbを受ける
Nチャネルエンハンスメント型の第1のMOSトランジ
スタQ1、及びドレイン前記をMOSトランジスタQ1
のソース電極にソース電極をビット線BLにそれぞれ接
続しゲート電極にビット線選択信号Vbを受けるNチャ
ネルエンハンスメント型の第2のMOSトランジスタQ
2を含む書込み回路2bとを備えた構成となっている。
【0004】次にこの不揮発性半導体記憶装置の書込み
動作について説明する。
【0005】まず、電源電圧Vp及びビット線選択信号
Vbの電圧を高電圧、例えば12.5Vにする。このと
きの節点N1の電圧・電流特性は図5(a)のN1とお
りとなる。
【0006】次に複数のメモリセル(M1〜M3…)の
うちの1つを選択するためにワード線(WL1〜WL3
…)のうちの1つ、例えばWL1を高電圧にする(他の
ワード線(WL2,WL3,…)は接地電位)。このと
きのメモリセルM1の電圧・電流特性は図5(a)のM
1のとおりとなる。従ってメモリセルM1のドレイン電
極には電圧V3が印加され、ドレイン電極近傍にインパ
クトイオニゼーションによる電子が発生し、この電子が
制御ゲート電極に引き寄せられる途中で浮遊ゲートに注
入,蓄積される。
【0007】時間経過と共に浮遊ゲート内の蓄積電子の
数が増し、この蓄積電子の影響を受けてメモリセルM1
の電流は少なくなり、上記電圧印加の最終時点で、メモ
リセルM1の電圧・電流特性は図5(b)のM1のとお
りとなり、電圧V4が各メモリセルM1〜M3のドレイ
ン電極に印加される。この図5(a),(b)のM1の
電流差が、未書込み状態,書込み状態として、2値デー
タの記憶に用いられる。
【0008】ここで、電圧V4が過度に高くなると、メ
モリセルM1以外のメモリセル(M2,M3,…)にお
いて、浮遊ゲート中にホールが注入され、例えば書込み
済のメモリセルの蓄積電子が消失して記憶データのレベ
ルが反転したり、未書込みのメモリセルではディプレッ
ション型となって常時導通状態になり他のメモリセルの
データが正常に読出せなくなるという障害が発生する。
以下、この点について詳細に説明する。
【0009】今、メモリセルM1を書込み状態とする場
合、他のメモリセル、例えばM2のドレイン電極には電
圧V4が印加され制御ゲート電極,ソース電極は接地さ
れた状態となる。ここで、メモリセルM2が書込み状
態、すなわち、浮遊ゲート中に電子が蓄積されている状
態とすると、図6(a)に示すように、ドレイン電極へ
の電圧V4印加により、ドレイン空乏層20内に高電界
が発生してインパクトイオニゼーションが生じ、これに
より発生する電子・ホール対のうちの一部のホールがド
レイン電極・浮遊ゲート間の電界により浮遊ゲート14
に注入される。その結果、メモリセルM2の浮遊ゲート
中に蓄積された電子は失われてしきい値が低下し、遂に
は未書込み状態に戻って、データレベルが反転してしま
う。
【0010】次に、メモリセルM2の浮遊ゲート中に電
子蓄積されていない場合、ドレイン電極に電圧V4が印
加されると、図6(b)に示すように、ドレイン電極と
浮遊ゲート14との間の容量カップリングにより、浮遊
ゲート14の電位が高くなってチャネル領域21が形成
される。このチャネル領域21中を電子が流れて、高電
界のドレイン空乏層20に流れ込み、ここでインパクト
イオニゼーションが生じて発生した電子・ホール対のう
ちの一部のホールがドレイン・制御ゲート電極間の電界
により引き寄せられて浮遊ゲート14に注入され、その
結果メモリセルM2のしきい値は低下して、遂にはディ
プレッション型、すなわち、ノーマリーオンのトランジ
スタとなる。
【0011】メモリセルM2がディプレッション型にな
ると、メモリセルM1,M3のデータを正常に読み出す
ことができなくなる。通常メモリセルのデータを読み出
すには、複数のワード線(WL1〜WL3,…)のうち
一本を選択して所定の電圧を印加し(その他は接地電位
に固定)また複数のビット線のうち一本(図4では、一
本のみ表示)を選択して所定の電圧を印加して、一つの
メモリセルにアクセスする。そしてビット線に電流が流
れるか否かで、未書込み状態(データ1)か書込み状態
(データ0)かを識別している。図4において、メモリ
セルM1或いはM3のデータを読み出す時、メモリセル
M2がディプレッション型になっていると、メモリセル
M1,M3のデータとは無関係に、ビット線BLに電流
が流れてしまう。
【0012】従来の書込み回路2bにおいては、上述し
た「書込みモードでのホール注入による弊害」を防ぐた
めに、電圧V4が必要以上に大きくならない様に書込み
回路2bのパラメータが設定されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の不揮発
性半導体記憶装置では、製造ばらつきにより、メモリセ
ルのゲート長が短く出来上がったり、基板・浮遊ゲート
間の絶縁膜厚が薄く出来上がった場合、所定のメモリセ
ルへの書込み時、他のメモリセルのデータを破壊した
り、ディプレッション型にしてしまうなどの「書込みモ
ードでのホール注入による弊害」が生じ易いという欠点
がある。
【0014】図7(a),(b)は、当社で得られた、
未書込みセルにおけるドレイン電極への電圧印加時間を
10秒とした時、しきい値が0V以下すなわちディプレ
ッショントランジスタになってしまう限界印加電圧とゲ
ート長(図7(a))及び基板・浮遊ゲート間絶縁膜厚
(図7(b))の関係を示したものである。
【0015】図7から、ゲート長が短くなるとともに、
或いは絶縁膜が薄くなるとともに、限界印加電圧が下が
ることがわかる。言い換えると、同じ電圧をドレイン電
極に印加すると、ゲート長が短く基板・浮遊ゲート絶縁
膜が薄くなることより過電圧な状態となるのである。
【0016】この理由は図8に示すモデルで理解でき
る。ここでLはゲート長、C1は基板・浮遊ゲート間容
量、C2は浮遊ゲート・制御ゲート間容量、C3はドレ
イン/ソース・浮遊ゲート間容量である。電圧V4がド
レイン電極に印加された時、浮遊ゲート電極の電位Vf
は、 Vf=V4・C3/(C1+C2+2C3)=V4・C
3/Ctotal で表される。Lが小さくなる程C3の全体に対する割合
は大きくなるから、Vfも大きくなり、ホール注入が生
じ易くなることがわかる。これを防ぐためには、電圧V
4をあらかじめ小さくしておけばよいけれども、その場
合、ゲート長が長めに出来上がった時、書込み速度が遅
くなってしまう。
【0017】すなわち従来の不揮発性半導体記憶装置で
は、製造時のメモリセルの出来上りゲート長のばらつき
を見込んでの適切な負荷曲線を設定することは困難であ
った。また基板・浮遊ゲート間絶縁膜が薄い方にばらつ
いた場合に対応できる適切な負荷曲線を設定することは
困難であった。
【0018】本発明の目的は、メモリセルのゲート長や
基板・浮遊ゲート間絶縁膜厚の製造ばらつきが生じて
も、所定のメモリセルへの書込み時、他のメモリセルの
データ破壊やディプレッション型への移行を防止できる
不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
記憶装置は、ドレイン電極をビット線にソース電極を基
準電位点にそれぞれ接続し制御ゲート電極を対応するワ
ード線にそれぞれ接続した浮遊ゲートを有するMOSト
ランジスタで形成された複数のメモリセルを含むメモリ
セルアレイと、ソース電極,ドレイン電極のうちの一方
を電源電圧供給点に他方を前記ビット線にそれぞれ接続
したエンハンスメント型のトランジスタ、一端を制御電
圧供給点に他端を前記トランジスタのゲート電極にそれ
ぞれ接続した抵抗、及びドレイン電極を前記抵抗の他端
にソース電極を前記基準電位点にそれぞれ接続し制御ゲ
ート電極に基準電圧を受け前記メモリセルを形成するM
OSトランジスタと同種かつ同一製造工程で形成されて
浮遊ゲートを有するMOSトランジスタによるリファレ
ンストランジスタを備えた書込み回路とを含み、抵抗と
リファレンストランジスタのドレイン電極との接続点と
トランジスタのゲート電極との間に、入力端を前記接続
点に出力端を前記ゲート電極にそれぞれ接続した電圧増
幅器を設けて構成される。
【0020】また、ドレイン電極をビット線にソース電
極を基準電位点にそれぞれ接続し制御ゲート電極を対応
するワード線にそれぞれ接続した浮遊ゲートを有するM
OSトランジスタで形成された複数のメモリセルを含む
メモリセルアレイと、ソース電極,ドレイン電極のうち
の一方を電源電圧供給点に他方を前記ビット線にそれぞ
れ接続したエンハンスメント型のトランジスタ、一端を
制御電圧供給点に他端を前記トランジスタのゲート電極
にそれぞれ接続した抵抗、及びドレイン電極を前記抵抗
の他端にソース電極を前記基準電位点にそれぞれ接続し
制御ゲート電極に基準電圧を受け前記メモリセルを形成
するMOSトランジスタと同種かつ同一製造工程で形成
されて浮遊ゲートを有するMOSトランジスタによるリ
ファレンストランジスタを備えた書込み回路とを含み、
トランジスタのゲート電極と基準電位点との間に、電圧
クランプ用のダイオードを設けて構成される。
【0021】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0022】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。
【0023】この実施例のメモリセルアレイ1は図4に
示された従来例と同一である。
【0024】この実施例の書込み回路2は、ドレイン電
極を電源電圧Vp供給点にソース電極をビット線BLに
それぞれ接続したNチャネルエンハンスメント型のトラ
ンジスタQ1と、一端をビット線選択信号Vbの電圧供
給点に他端をトランジスタQ1のゲート電極にそれぞれ
接続した抵抗R1と、ドレイン電極を抵抗R1の他端に
ソース電極を基準電位点(接地電位点)にそれぞれ接続
し制御ゲート電極に基準電圧Vrを受けメモリセル(M
1〜M3…)を形成するMOSトランジスタと同種,同
一構造,同種かつ同一製造工程で形成されて浮遊ゲート
を有するMOSトランジスタによるリファレンストラン
ジスタQrとを備えた構成となっている。すなわち、リ
ファレンストランジスタQrとメモリセル(M1〜M3
…)のMOSトランジスタのゲート長、基板・浮遊ゲー
ト間絶縁膜厚等は、同一のマスクによるリソグラフィー
及びエッチング工程で規定される。
【0025】次にこの実施例の動作について説明する。
【0026】まず書込み動作時には、電源電圧Vp及び
ビット線選択信号Vbの電圧を高電圧、例えば12.5
Vにする。また基準電圧Vrは例えば5Vにする。この
結果、リファレンストランジスタQrはオン状態となり
定電流Iがそのドレイン電極・ソース電極間及び抵抗R
1に流れトランジスタQ1のゲート電極の電位は(1
2.5−R1・I)で与えられる。この電位によるトラ
ンジスタQ1の負荷特性で決まる電圧が節点N1(ビッ
ト線BL)すなわち、メモリセル(M1,M2,M3,
…)のドレインに供給される。図2には接点N1の電圧
電流特性を示す。
【0027】次に、メモリセル(M1,M2,M3,
…)のゲート長が製造ばらつきにより、短くなった場合
を考える。メモリセル(M1〜M3,…)及びリファレ
ンストランジスタQrのゲート長は同一のマスクによる
リソグラフィー及びエッチング工程で規定されるのでリ
ファレンストランジスタQrのゲート長も同様に短くな
る。従ってリファレンストランジスタQrのオン電流I
が増加しトランジスタQ1のゲート電極の電位はより低
くなる。その結果として、節点N1での電圧電流特性
は、図2中に破線で示すように、電圧の低い方にシフト
する。すなわち本発明によれば、製造ばらつきによりメ
モリセルのゲート長が短くなって従来例のように「書込
みモードでのホール注入による弊害」が生じ易くなって
も、これに応じてメモリセルのドレイン電極に印加され
る電圧が減少するので、前述のメモリセルの記憶データ
の破壊やディプレッション型への移行を防止することが
できる。
【0028】この実施例において、抵抗R1の値、リフ
ァレンストランジスタQrのチャネル幅等を適切に設定
することにより、図2における電圧V1,V2を最適に
設定することができる。また、電圧V1が低電圧方向に
シフトした場合、メモリセルの書込みスピードの低下が
懸念されるが、メモリセルのゲート長も短くなっている
ので、その分書込みスピードが速くなり、結果として相
殺されるため問題はない。
【0029】同様のことが、基板・浮遊ゲート間絶縁膜
厚についても言える。
【0030】図3は本発明の第2の実施例の書込み回路
の部分の回路図である。
【0031】この実施例が図1に示された第1の実施例
と相違する点は、抵抗R1とリファレンストランジスタ
Qrのドレイン電極との接続点とトランジスタQ1のゲ
ート電極との間に、入力端を前記接続点に出力端をトラ
ンジスタQ1のゲート電極にそれぞれ接続した電圧増幅
器A1を設け、トランジスタQ1のゲート電極と基準電
位点との間に電圧クランプ用のクランプダイオードD1
を設けた点にある。
【0032】この実施例においては、電圧増幅率Aを適
切に設定することにより、抵抗R1とリファレンストラ
ンジスタQrのドレイン電極との接続点での電位変化に
応じたトランジスタQ1のゲート電極の電位変化率を任
意に設定することでき、電圧V1,V2の最適な設定が
より容易に行える。また、トランジスタQ1のゲート電
極に電圧クランプ用のクランプダイオードD1が接続さ
れているので、これにより、製造ばらつきでメモリセル
(M1〜M3…)のゲート長が長く出来上がった場合に
も、トランジスタQ1の電位をクランプダイオードD1
の逆耐圧で決まる電位以上に上がらないようにできるの
で、メモリセルのドレイン電極に印加される電圧の上限
を設定することができる。このためメモリセルのゲート
長が長く出来上った場合にメモリセルのドレイン電極に
過電圧がかかるのを有効に防止できる。
【0033】上述の第1,第2の実施例においては、リ
ファレンストランジスタQrの浮遊ゲートが、メモリセ
ル(M1〜M3…)と同様に、電気的に絶縁されている
ものとして説明してきたが、このリファレンストランジ
スタQrの浮遊ゲートと制御ゲート電極とを電気的に短
絡させてもよい。この場合、浮遊ゲート・制御ゲート間
絶縁膜厚の依存性がなくなるので、ゲート長及び基板・
浮遊ゲート間絶縁膜厚以外のばらつき要因が少なくな
り、より確実にメモリセル(M1〜M3…)の印加電圧
を制御できる。
【0034】本発明においては、メモリセルのゲート長
や基板・浮遊ゲート間絶縁膜厚の許容製造範囲が広げら
れ、また負荷曲線の設定に際しメモリセルが細くなった
場合や基板・浮遊ゲート間絶縁膜厚が薄くなった場合を
見込んだマーシンをとる必要がなくなるので、負荷曲線
の回路パラメータの許容範囲も広げることが可能とな
る。従って、従来よりも歩留りの高い不揮発性半導体記
憶装置が得られ、また、書込み動作の信頼性も向上させ
ることができる。例えば、抵抗R1の値を約30KΩ、
リファレンストランジスタQ1のチャネル幅をメモリセ
ルと同じに設定した時、従来例と比較してメモリセルの
ゲート長の許容製造範囲を約50%広げることができ
た。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、メモリセ
ルに書込み用の電圧を供給するトランジスタのゲート電
極の電位を、一端を制御電圧供給端に接続した抵抗と、
ドレイン電極を前記抵抗の他端にソース電極を基準電位
点に接続し制御ゲート電極に基準電圧を受けメモリセル
と同種かつ同一製造工程で形成されて浮遊ゲートを有す
るMOSトランジスタとの接続点の電位で制御する構成
とすることにより、上記MOSトランジスタ及びメモリ
セルに対する製造ばらつきの相関関係により、メモリセ
ルのゲート長や基板・浮遊ゲート間絶縁膜の製造ばらつ
きが生じても、所定のメモリセルへの書込み時、他のメ
モリセルの記憶データ破壊やディプレッション型への移
行を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示された実施例の動作及び効果を説明す
るための所定の接点の電圧電流特性図である。
【図3】本発明の第2の実施例の書込み回路の回路図で
ある。
【図4】従来の不揮発性半導体記憶装置の一例を示す回
路図である。
【図5】図4に示された不揮発性半導体記憶装置の動作
を説明するためのメモリセル及び所定の接点の電圧電流
特性図である。
【図6】図4に示された不揮発性半導体記憶装置の動作
及び課題を説明するためのメモリセルの断面模式図であ
る。
【図7】図4に示された不揮発性半導体記憶装置の動作
及び課題を説明するためのメモリセルの限界印加電圧特
性図である。
【図8】図4に示された不揮発性半導体記憶装置の課題
を説明するためのメモリセルの模式図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2,2a,2b 書込み回路 11 基板 12 ソース領域 13 ドレイン領域 14 浮遊ゲート 15 制御ゲート電極 20 ドレイン空乏層 21 チャネル領域 A1 電圧増幅器 BL ビット線 D1 クランプダイオード M1〜M3 メモリセル Q1 トランジスタ Qr リファレンストランジスタ R1 抵抗 WL1〜WL3 ワード線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレイン電極をビット線にソース電極を
    基準電位点にそれぞれ接続し制御ゲート電極を対応する
    ワード線にそれぞれ接続した浮遊ゲートを有するMOS
    トランジスタで形成された複数のメモリセルを含むメモ
    リセルアレイと、ソース電極,ドレイン電極のうちの一
    方を電源電圧供給点に他方を前記ビット線にそれぞれ接
    続したエンハンスメント型のトランジスタ、一端を制御
    電圧供給点に他端を前記トランジスタのゲート電極にそ
    れぞれ接続した抵抗、及びドレイン電極を前記抵抗の他
    端にソース電極を前記基準電位点にそれぞれ接続し制御
    ゲート電極に基準電圧を受け前記メモリセルを形成する
    MOSトランジスタと同種かつ同一製造工程で形成され
    て浮遊ゲートを有するMOSトランジスタによるリファ
    レンストランジスタを備えた書込み回路とを含み、抵抗
    とリファレンストランジスタのドレイン電極との接続点
    とトランジスタのゲート電極との間に、入力端を前記接
    続点に出力端を前記ゲート電極にそれぞれ接続した電圧
    増幅器を設けた
  2. 【請求項2】 ドレイン電極をビット線にソース電極を
    基準電位点にそれぞれ接続し制御ゲート電極を対応する
    ワード線にそれぞれ接続した浮遊ゲートを有するMOS
    トランジスタで形成された複数のメモリセルを含むメモ
    リセルアレイと、ソース電極,ドレイン電極のうちの一
    方を電源電圧供給点に他方を前記ビット線にそれぞれ接
    続したエンハンスメント型のトランジスタ、一端を制御
    電圧供給点に他端を前記トランジスタのゲート電極にそ
    れぞれ接続した抵抗、及びドレイン電極を前記抵抗の他
    端にソース電極を前記基準電位点にそれぞれ接続し制御
    ゲート電極に基準電圧を受け前記メモリセルを形成する
    MOSトランジスタと同種かつ同一製造工程で形成され
    て浮遊ゲートを有するMOSトランジスタによるリファ
    レンストランジスタを備えた書込み回路とを含み、トラ
    ンジスタのゲート電極と基準電位点との間に、電圧クラ
    ンプ用のダイオードを設けたことを特徴とする不揮発性
    半導体記憶装置。
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