JP2007294109A - メモリ素子およびデータ読出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】単一ビットおよびデュアルビット構造メモリセルの適切な読出しを可能にし、かつ減じられた電源電圧で動作する改良されたメモリ素子を提供する。
【解決手段】メモリ素子は、ノード(A)と電気通信するメモリセル(202)を有し、第1の電圧がメモリセルに印加されたとき、読出し動作中にメモリセルに記憶されたデータと関連した2進値を示すように動作する。メモリ素子は、ノードと電源電圧との間に接続された昇圧器(220)を含み、昇圧器は読出し動作中に昇圧された電圧をノードに与え、この昇圧された電圧は電源電圧よりも高い。メモリセルに記憶されたデータを読出すための方法は、メモリセルと電気通信するノード(A)に昇圧された電圧を印加することを含み、この昇圧された電圧は電源電圧よりも高く、この方法はさらに、読出し動作中にメモリセルに記憶されたデータと関連した2進値を示すためにメモリセルと関連した電流を検知することを含む。
【選択図】図4

Description

この発明は、一般的に、集積回路に関し、特にメモリ読出し動作を行なう際にビット線を昇圧するための方法および装置に関する。
フラッシュおよび他の種類の電子メモリ素子は、個々にデータを記憶し、データにアクセスできるようにされている、何千または何百万というメモリセルで構成されている。典型的なメモリセルは、2つの可能な状態のうちの1つを有するビットと呼ばれる単一の2進情報を記憶する。セルは、一般的に、8個のセルを含むバイトおよび16個またはそれ以上のセルを含み得るワードといった、通常8の倍数単位で構成される、複数のセル単位に組織される。そのようなメモリ素子構造におけるデータの記憶は、特定の1組のメモリセルに書込むことによって行なわれ、このことはセルをプログラムすると呼ばれることもある。セルからのデータの検索は読出し動作の中で達成される。プログラムおよび読出し動作に加えて、メモリ素子におけるセルのグループを消去することができ、グループにおける各セルが既知の状態にプログラムされる。
個々のセルは、バイトまたはワードといった、個々にアドレス指定可能な単位またはグループに組織され、アドレス指定可能な単位またはグループは、アドレスデコード回路を通して読出し、プログラム、または消去の動作のためにアクセスされ、このような動作は特定のバイトまたはワード内のセルに対して行なわれるかもしれない。個々のメモリセルは、典型的に、1ビットのデータを記憶するようにされた半導体構造からなる。たとえば、多くの従来のメモリセルは、2進情報が保持され得るトランジスタといった金属酸化物半導体(MOS)素子を含む。メモリ素子は、所望の動作を達成するために、バイトまたはワードをアドレス指定する適切なデコーディングおよびグループ選択回路とともに対象となるセルに電圧を与える回路を含む。
消去、プログラムおよび読出し動作は、一般的にセルMOS素子のある端子に適切な電圧を印加することによって行なわれる。消去またはプログラム動作において、電圧が印加され、メモリセルに電荷が蓄えられる。読出し動作において、適切な電圧を印加して、セルに電流を流し、そのような電流の量はセルに記憶されたデータ値を示す。メモリ素子は、セルに記憶されたデータを決定するために、結果として生じるセル電流を検知する適切な回路を含み、データは次に、メモリ素子が使用されるシステム中の他の素子にアクセスするための素子のデータバス端子に与えられる。
フラッシュメモリは、その内容の書き換えおよび電力なしの保持が可能な電子記憶媒体の一種である。フラッシュメモリ素子の寿命は、一般的に、100キロから1メガ書込みサイクルである。単一バイトを消去できるダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)メモリチップおよびスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)メモリチップと異なり、フラッシュメモリは典型的に、定まった複数ビットブロックまたはセクタ単位で消去され書込まれる。従来のフラッシュメモリは、単一ビットの情報が各フラッシュメモリセルに記憶されるセル構造で構成される。このような単一ビットメモリ構造において、各セルは典型的に、基板またはPウェルにおけるソース、ドレインおよびチャネルを有するMOSトランジスタ構造とともに、チャネルの上部に設けられた積層ゲート構造を含む。積層ゲートは、Pウェルの表面上に形成された薄いゲート誘電体層(トンネル酸化物と呼ばれることもある)をさらに含むかもしれない。積層ゲートはまた、トンネル酸化物の上部に設けられたポリシリコンフローティングゲートと、フローティングゲートの上部に設けられた中間誘電体層とを含む。中間誘電体層は、1つの窒化物層を挟む2つの酸化
物層を有する酸化物−窒化物−酸化物(ONO)層のような多層絶縁体であることが多い。最後に、ポリシリコン制御ゲートは中間誘電体層の上部に設けられている。
制御ゲートは、そのようなセルの行に対応したワード線に接続され、典型的なNOR構成でそのようなセルのセクタを形成する。加えて、セルのドレイン領域は、伝導ビット線によってともに接続される。セルのチャネルは、積層ゲート構造によってチャネルにおいて発生した電界に従ってソースとドレインとの間で電流を伝導する。NOR構成において、単一の列内のトランジスタの各ドレイン端子は同じビット線に接続される。加えて、所与のビット線に対応した各フラッシュセルは異なるワード線に結合した積層ゲート端子を有する一方、アレイ中のすべてのフラッシュセルは共通のソース端子に結合されたソース端子を有する。動作中、個々のフラッシュセルは、プログラム(書込み)、読出し、または消去機能のための周辺デコーダおよび制御回路を用いて、それぞれのビット線およびワード線を介してアドレス指定される。
そのような単一ビットの積層ゲートフラッシュメモリセルは、比較的高い電圧を制御ゲートに印加し、ソースをグラウンドに、かつドレインをソースより高い予め定められた電位に接続することによってプログラムされる。結果として生じるトンネル酸化物の高電界は「ファウラ−ノルドハイム」トンネリングと呼ばれる現象につながる。このプロセスの間、コアセルチャネル領域中の電子はゲート酸化物を通ってフローティングゲートへとトンネリングし、フローティングゲートは中間誘電体層およびトンネル酸化物によって囲まれているために、フローティングゲート中で捕えられる。電子が捕えられた結果、セルのしきい値電圧が上昇する。捕えられた電子によって生じたセルのしきい値電圧(およびそれによるチャネルコンダクタンス)における変化によって、セルがプログラムされる。
典型的な単一ビットの積層ゲートフラッシュメモリセルを消去するためには、比較的高い電圧がソースに印加され、コントロールゲートは負の電位で保持される一方、ドレインをフローティング状態にする。これらの状況下で、強い電界がフローティングゲートとソースとの間のトンネル酸化物を通して発生する。フローティングゲートに捕えられた電子は、ソース領域の上部に設けられたフローティングゲートの部分へ向かって流れ、そこで密集し、トンネル酸化物を通したファウラ−ノルドハイムトンネリングによってフローティングゲートからソース領域に抜き出される。電子がフローティングゲートから取除かれると、セルは消去される。
読出し動作のために、ある電圧バイアスがセルトランジスタのドレイン−ソース間に印加される。セルのドレインはビット線であり、このビット線はバイトまたはワードグループの他のセルのドレインに接続され得る。従来の積層ゲートメモリセルにおけるドレインの電圧は、読出し動作において、典型的には0.5から1.0ボルトの間で与えられる。次に、電圧は、メモリセルトランジスタのゲート(たとえばワード線)に印加され、ドレインからソースに電流を流す。読出し動作のゲートの電圧は、典型的に、プログラムされたしきい値電圧(VT)とプログラムされていないしきい値電圧との間のレベルで印加される。結果として生じる電流が計測され、それによってセルに記憶されたデータ値に関する決定が下される。
より最近では、デュアルビットフラッシュメモリセルが導入され、このデュアルビットフラッシュメモリセルは、単一のメモリセルに2ビットの情報を記憶することが可能である。デュアルビットメモリセルを読出すために必要なビット線電圧は、デュアルビットセルの物理的構造のため、典型的に、単一ビットの積層ゲート構造のメモリセルよりも高い。たとえば、デュアルビットメモリセル構造の中には、読出し動作において、そのような
セルのビット線またはドレインに適切にバイアスを与えるのに1.5ボルトから2.0ボルトの間の電圧を必要とするものもある。メモリセルのビット線またはドレインに印加される電圧は、メモリ素子の電源電圧(Vcc)から出ているため、電源電圧が下限定格レベルまたはそれに近い場合、新しいデュアルビットメモリセルを読出すのに必要とされるより高いビット線電圧を供給する能力が減じられるかもしれない。加えて、携帯電話、ラップトップコンピュータ等のメモリ素子への低電力応用は、利用可能な電源電圧をさらに減じる可能性がある。したがって、単一ビットおよびデュアルビット構造メモリセルの適切な読出しを可能にし、かつ減じられた電源電圧で動作する改良されたメモリ素子の必要性がある。
以下では、この発明のいくつかの局面について基本的な理解を与えるために、この発明の簡単な概要を提示する。この概要はこの発明の広範囲な概要ではない。この発明の重要なまたは決定的な要素を明らかにすることや、この発明の範囲を描写することは意図されていない。その唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明の前置きとして、簡単な形態で発明のいくつかの概念を提示することである。この発明は、メモリ読出し動作中に適切な電圧レベルをメモリセルのビット線に印加し得る昇圧回路および方法を提供する。この発明の局面は、単一ビットセルよりも高いビット線読出し電圧を必要とするデュアルビットメモリセルを含む素子であり、低い電源電圧の印加で使用されるメモリ素子と関連する素子に応用を見出している。
ノードと電気通信するメモリセルを有し、第1の電圧がメモリセルに印加されたとき、読出し動作中に、メモリセルに記憶されたデータに関連した2進値を示すように動作するメモリ素子が開示される。メモリ素子はノードと電源電圧との間に接続された昇圧器を含み、この昇圧器は読出し動作中に昇圧された電圧をノードに与え、この昇圧された電圧は電源電圧よりも高い。メモリセルに記憶されたデータを読出す方法も開示され、この方法は、昇圧された電圧をメモリセルと電気通信するノードに印加すること(この昇圧された電圧は電源電圧よりも高い)と、読出し動作中にメモリセルに記憶されたデータと関連した2進値を示すためにメモリセルと関連した電流を検知することとを含む。
前述のおよび関連した目的を達成するために、この発明は、この明細書で以下に十分に説明され特に請求の範囲において指摘される特徴を含む。以下の説明および添付の図面はこの発明のある実施例について詳細に述べている。しかしながらこれらの実施例は、発明の原理が使用され得るさまざまな方法の数方法のみを示しているにすぎない。この発明の他の目的、利点および新しい特徴は、以下のこの発明の詳細な説明を図面と関連して考慮すると、明らかになるであろう。
[詳細な説明]
次にこの発明を図面を参照して説明する。図面では一貫して同じ参照番号が同じ要素を示すために使われる。この発明は、ノードと電気通信するメモリセルを有し、適切なビット線電圧がメモリセルに印加されるとき、読出し動作中にメモリセルに記憶されたデータと関連した2進値を示すように動作する、メモリ素子を提供する。メモリ素子は読出し動作中に昇圧された電圧をノードに与える昇圧器を含み、この昇圧された電圧は電源電圧よりも高い。これによって、電源電圧がメモリ素子において必要とされるビット線電圧を与えるのに十分高くない場合でさえも、そのメモリ素子の注目メモリセルに関する適切な読出し動作が可能になる。
最初に図1および図2を参照して、半導体メモリ素子は、典型的に基板の上または内部に形成された複数の個々の構成要素を含む。このような素子は、高密度部および低密度部
を含むことが多い。たとえば、先行技術の図1に例示されるように、フラッシュメモリといったメモリ素子10は、単一の基板16の上に、1つまたはそれ以上の高密度コア領域12および低密度周辺部分14を含む。高密度コア領域12は、典型的に個々にアドレス指定可能で実質的に同一のメモリセルの少なくとも1つのM×Nのアレイを含み、低密度周辺部分14は典型的には、入/出力(I/O)回路と、個々のセルに選択的にアドレス指定するための回路(たとえば、プログラミング、読出しまたは消去などの指定されたセル動作を可能にするために、選択されたセルのソース、ゲートおよびドレインを予め定められた電圧またはインピーダンスに接続するためのデコーダなど)とを含む。
コア部分12内のメモリセルは、図2に例示されているようなNOR構成といった回路構成で結合される。各メモリセル20はドレイン22、ソース24および積層ゲート26を有し、2つ以上のセルのドレインが共通のビット線に接続される。各積層ゲート26はワード線(WL0,WL1,…,WLN)に結合され、各ドレイン22はビット線(BL0,BL1,…,BLN)に結合される。最後に、各ソース24は共通のソース線CSに結合される。周辺デコーダおよび制御回路(図示せず)を使用して、各メモリセル20を、当該技術において既知の態様でプログラム、読出しまたは消去機能のためにアドレス指定してもよい。
図3は、図1および図2のコア領域12における典型的なメモリセル20の断面図である。このようなメモリセル20は、典型的には、基板30におけるソース24、ドレイン22およびチャネル28ならびにチャネル28の上部に設けられた積層ゲート構造26を含む。積層ゲート26は基板30の表面上に形成された薄いゲート誘電体層32(一般にトンネル酸化物と呼ばれる)を含む。トンネル酸化物層32は、シリコン基板30の上面の一部を覆い、チャネル28の直上の異なる層のアレイをサポートするように機能する。積層ゲート26は、トンネル酸化物層32の上部に設けられたフローティングゲート38として機能するドープ処理された多結晶シリコン(ポリシリコンまたはポリI)層といった、最下部のまたは第1の膜層38を含む。なお先に詳述したトランジスタ20のさまざまな部分は、図3において同じ割合で描かれておらず、むしろ例示を容易にし、素子の動作の理解を容易にするために例示されている。
ポリI層38の上方にあるのは中間誘電体層40である。中間誘電体層40は1つの窒化物層を挟む2つの酸化物層を有する酸化物−窒化物−酸化物(ONO)層といった多層絶縁体であることが多く、またはその代わりに、五酸化タンタルといった別の誘電体層とすることができる。最後に、積層ゲート26は、ONO層40の上部に設けられ、ポリシリコン制御ゲートとして機能する上部のまたは第2のポリシリコン層(ポリII)44を含む。所与の行に形成されたそれぞれのセル20の制御ゲート44は、そのセルの行に対応した共通のワード線(WL)を共有する(たとえば図2参照)。加えて、先に詳述したように、垂直の列におけるそれぞれのセルのドレイン領域22は、伝導ビット線(BL)によって接続されている。セル20のチャネル28は、積層ゲート構造26によってチャネル28に発生した電界に従ってソース24とドレイン22との間で電流を伝導する。
メモリセル20は、ドレイン22近くでチャネル28において「熱い」(高エネルギ)の電子を作り出すために、相対的に高いゲート電圧VGを制御ゲート38に、適度に高いドレイン電圧VDをドレイン22に印加することによってプログラムされる。熱い電子はトンネル酸化物32を通して加速し、フローティングゲート38に入り、フローティングゲート38は絶縁体(中間誘電体40およびトンネル酸化物32)によって囲まれているため、フローティングゲート38中に捕えられる。電子が捕えられた結果、メモリセル20のしきい値電圧(VT)が上昇する。捕えられた電子によって生じたメモリセル20のしきい値電圧(およびそれによるチャネルコンダクタンス)におけるこのような変化によって、メモリセル20はプログラムされる。
メモリセル20を読出すには、プログラムされていないメモリセルのしきい値電圧より高く、プログラムされたメモリセルのしきい値電圧よりも低い予め定められたゲート電圧が制御ゲート44に印加される。メモリセル20が導通すれば(たとえばセルにおいて検知された電流が最低値を超えれば)、メモリセル20はプログラムされていない(したがってメモリセル20は第1の論理状態、たとえばゼロ「0」である)。逆に、メモリセル20が導通しなければ(たとえばセルを通る電流がしきい値を超えていなければ)、メモリセル20はプログラムされている(したがってメモリセル20は第2の論理状態、たとえば1「1」である)。したがって、メモリセルがプログラムされたか否かを決定する(したがってメモリセル20におけるデータの論理状態を識別する)ために、各メモリセル20が読出され得る。
メモリセル20を消去するには、比較的高いソース電圧VSがソース24に印加され、制御ゲート44はおよそ接地電位(VG=0ボルト)に近い状態で保持され、ドレイン22はフローティング状態にされる。これらの状況下で、フローティングゲート38とソース領域24との間のトンネル酸化物32を通して強い電界が発生する。フローティングゲート38に捕えられた電子は、ソース領域24の上部に設けられたフローティングゲート38の一部へ向かって流れ、そこで密集し、トンネル酸化物32を通したファウラ−ノルドハイムトンネリングによってフローティングゲート38からソース領域22に抜き出される。結果として、電子がフローティングゲート38から除去されると、メモリセル20が消去される。
したがって、素子10に関連したさまざまな動作(たとえばプログラム、消去、読出し)を実行するには、メモリ素子10におけるセル20のさまざまな端子(たとえばソース、ドレインおよびゲート)に適切な電圧が印加されなければならないことがわかる。しかしながら、上述のとおり、印加された電圧はこれまで素子10が接続されているソース電圧から出ていた。しかしながら、そのような電源電圧が、上記のような動作を実行するのに必要な電圧を供給できるほど高くない場合、あるシステムにおいては素子10は動作不能または適用不能になるかもしれない。この状況は、たとえば、電源電圧が低いかもしれない携帯用装置適用においてメモリ素子10の低電力応用をもたらすかもしれない。その代わりに、メモリ素子におけるメモリセルは、読出し動作を適切に行なうために、個々のセルのドレインでより高いビット線電圧を必要とするデュアルビット構造を含むかもしれない。この発明は、昇圧器を提供して、電源電圧が適切な読出し動作を可能にするのに不十分である状況でビット線電圧を昇圧することによって、これらの問題を克服または最小限にする。
次に図4を参照して、2進データの2ビットを記憶するようにされ得るMOSトランジスタを含むメモリセル102(たとえばデュアルビットセル)を有するメモリ素子100の一例の一部が示されている。セル102は、それぞれゲート、ドレインおよびソースを含む3つの端子104、106および108を有し、、ゲート104はワード線に接続され、ソース108はデュアルビット動作においてソース電圧VSSをソース108に印加するためのビット選択トランジスタ素子110に接続され、ドレイン106はビット線VDに接続される。読出し動作中、セル102に記憶されたデータを確かめるために、ビット線電圧がビット線端子VDに印加され、ワード線選択回路(図示せず)によってゲート電圧がゲート104に印加され、電流ICELLは読出回路(図示せず)によって計測される。電流ICELLの量または大きさを用いてセル102に記憶されたデータ(たとえば、2進の「1」または「0」)を示す。
セル102が単一ビットの積層ゲート型である場合、セル102を適切に読出すのに必要なビット線電圧VDは、典型的には約0.5ボルトから1.0ボルトである。ビット線
で(たとえば、セル102のドレイン端子106で)印加される電圧は電源電圧VCCによって素子100で決定される。電源電圧VCCは負荷抵抗RLOADを通して、カスコード回路112およびデコーダ回路114を介して、ドレイン106に接続され、カスコード回路112は読出し動作中に規定されたビット線電圧VDをドレイン106に与えるために使用され、デコーダ114はメモリセル102が構成要素であるワードまたは他のセルグループを選択するために使用される。カスコード回路112は、カスコード回路112のゲート118にフィードバックを与えるように動作する反転増幅器116を含み、それにより、カスコード回路112が、セル102の読出し動作中にデコーダ114を通して電源電圧VCCからビット線VDへ規定された電圧を与えるよう調整された可変抵抗器として動作する。
電源電圧VCCが十分に高い電圧レベル(たとえば5ボルト)である場合、読出し動作は、それに応じて単一ビットセル102に対してドレイン106で適切なビット線電圧(たとえば、0.5ボルトから1.0ボルト)を与える。しかしながら、素子100が低電力応用またはシステムで使用される場合、電源電圧VCCは必要なビット線電圧を供給するのに不十分かもしれない。たとえば、素子100はほんの2ボルトの電源電圧VCCで動作するかもしれず、それにより、負荷抵抗RLOAD、カスコード回路112およびデコーダ114にわたる低下は、セル102を読出すのに必要な0.5ボルトから1.0ボルトを与えるには不十分な電圧を残す。
素子100のセル102がデュアルビットメモリセルであり、適切に読出すためにドレイン106で1.5ボルトから2.0ボルトを必要とする場合、別の問題が生じるかもしれない。この状況において、上述の負荷抵抗RLOAD、カスコード回路112およびデコーダ114にわたる電圧の低下もまた、VCCが5ボルトの場合でさえも、セル102を読出すために必要な1.5ボルトから2.0ボルトを与えるには不十分な電圧を残すかもしれない。加えて、素子100のようなデュアルビット構造素子は、たとえば低電力システムにおいてより低いVCCレベルで動作する必要があるかもしれない。以下に例示され説明されるように、この発明は、昇圧器を与えて、メモリ読出し動作におけるビット線のレベルを昇圧することによって、このような難点を最小限にしまたは克服する装置および方法を提供する。
次に図5を参照すると、この発明のある局面に従うメモリ素子200の一例が示されており、例示のメモリ素子200は、ノードAと電気通信するメモリセル202を含み、ビット線電圧VDといった第1の電圧がセル202に印加されたとき、読出し動作中にメモリセルに記憶されたデータに関連した2進値を示すように動作する。たとえば、セル202が単一ビットで、積層ゲート構造である場合、セルのデータを適切に読出すために第1の電圧はおよそ0.5ボルトから1.0ボルトでよい。適切な第1の電圧がセル202のビット線に印加され、適切なゲート電圧(プログラムされたしきい値電圧とプログラムされていないしきい値電圧との間)がセル202に印加されたとき、結果として生じる電流ICELLが、セル202に記憶されたデータを決定するために検知される。負荷抵抗器RLOADはICELLの電流の経路において与えられる。セル202はその代わりにデュアルビットセルでもよく、その場合必要とされる第1の電圧(たとえばビット線電圧)はおよそ1.5ボルトから2.0ボルトでよい。
セル202は、2ビットの情報を記憶するようにされ得る3つの端子のMOSトランジスタを含み、セル202が構成要素であるワードまたはセルグループの選択のためにワード線に接続されたゲート204、ビット線VDに接続されたドレイン206およびビット選択素子210を通してソース電圧VSSに接続されたソース208を有する。素子200はさらに、カスコード回路212およびデコーダ回路214を含み、カスコード回路212は反転増幅器216を含み、図4のカスコード回路112の動作と同様に、カスコー
ド回路212のゲート218にフィードバックを与え、読出し動作中にセル202に印加されるビット線電圧を規定する。
メモリ素子200はさらに、ノードAと電源電圧VCCとの間に接続された昇圧器220を含み、昇圧器220は読出し動作中に昇圧された電圧をノードAに与え、ノードAの昇圧電圧は電源電圧VCCよりも高い。この方法で、読出し動作中に第1の電圧を昇圧器220を介してメモリセル202に印加することができ、第1の電圧(たとえばビット線電圧VD)はセル202に対して必要とされるビット線読出し動作電圧である。昇圧器220は、ノードAに接続された第1の端子224とクロック信号228といった第1の信号に接続された第2の端子226とを有するキャパシタ222を含む。昇圧器220はさらに、ノードAに接続された第1の端子232と電源電圧VCCに接続された第2の端子234とを有するスイッチ230(たとえばダイオード接続されたトランジスタ)を含む。
第1の信号228は、電源電圧VCCにほぼ等しい電圧がキャパシタ222の第2の端子に印加される場合の第1の状態と、たとえばおよそ0の電圧が端子226に印加される場合の第2の状態とを有し、信号228は、第1の状態ではクロックまたはシングルショットパルス発生回路(図示せず)を通してVCCに接続され、第2の状態では接地される。スイッチ230は、第1の信号228が第1の状態(たとえばダイオード接続されたトランジスタが逆バイアスである)にあるとき、ノードAを電源電圧VCCから切断し、第1の信号が第2の状態(たとえばダイオード接続されたトランジスタが順バイアスである)にあるとき、ノードAをVCCに接続する。この態様で、信号228が第2の状態にあるとき、ノードAはおよそ電源電圧VCCであり、信号228が第1の状態にあるとき、昇圧された電圧値はVCCよりも高い。このようにして、この発明は、読出し動作中に適切なビット線電圧VDをセル202のドレイン206に与えるために、昇圧された電圧(たとえば上記VCC)をノードAに与える。
スイッチ230(ダイオード接続されたトランジスタとして機能する)と信号228との動作によって、信号228が第2の状態にあるとき、キャパシタ222はVCCにほぼ等しい電圧を獲得し、信号228が第1の状態にあるとき、キャパシタ222はノードAの電圧をVCCよりも高くなるように昇圧する。信号228を、読出し動作中に単一のパルスとして与え、連続してキャパシタ222を充電し、次にキャパシタを接続してノードA電圧を昇圧してもよい。代わりに、信号228を、充電を昇圧させる態様で継続的に動作するクロック回路(図示せず)によって生成してもよい。第1の信号228の他の形態がこの発明の範囲に含まれることが意図されており、それにより、昇圧された電圧を印加してセル202を適切に読出し得る。
図6を参照して、セル電流ICELLの負荷は、負荷抵抗器(たとえば図5の抵抗器RLOAD)の代わりに、PチャネルMOS素子240によって与えられてもよい。したがって、この発明は、ノードAで昇圧された電圧を与え、これにより、規定された第1の電圧(たとえばセル202のドレイン206に印加されるビット線電圧VD)が読出し動作中に与えられる。ノードAでの昇圧量は、特定のセル構造(たとえば単一ビットまたはデュアルビット)のビット線電圧の必要条件に従っておよび/またはメモリ素子200の定格電源電圧範囲に従って決定し得る。したがって、この発明に従って、広範囲にわたる電源電圧をサポートでき、加えて、ビット線読出し電圧必要条件が異なる、異なる種類のセル構造をサポートし得る。加えて、信号228のタイミング必要条件およびキャパシタ222のサイズを調整して、異なる読出しサイクル期間に対処し、かつセル電流ICELLのさまざまな範囲に対応し得ることがわかるであろう。
この発明の別の局面は、メモリ素子におけるメモリセルに記憶されたデータを読出すた
めの方法を提供し、この方法は、明細書に例示され、説明されたメモリ素子とともに、その他のメモリ素子と関連して使用し得る。次に図7を参照して、メモリ素子におけるメモリセルに記憶されたデータを読出すための方法300の一例が示されている。例示の方法300はこの明細書では一連の動作または事象として例示され、説明されているが、この発明に従い、いくつかのステップが、この明細書で示し説明したもの以外の、異なる順序で生じるかもしれないため、かつ/または他のステップと同時に生じるかもしれないため、この発明は、このような動作または事象の例示された順序によって限定されないことがわかるであろう。加えて、例示されたステップのすべてがこの発明に従った方法を実施する必要があるとは限らない。さらに、方法300は、この明細書に例示され、説明された装置およびシステムとともに例示されていない他のシステムと関連して実施されてもよいことがわかるであろう。
この方法300は、昇圧された電圧をメモリセルと電気通信するノードに印加することを含み、昇圧された電圧は電源電圧よりも高い。この方法はさらに、読出し動作中にメモリセルに記憶されたデータと関連した2進値を示すためにメモリセルに関連した電流を検知することを含む。ステップ302に始まり、304で、キャパシタは第1の電圧、たとえば電源電圧にほぼ等しい電圧まで充電される。306で、昇圧された電圧をノードに印加するために、充電されたキャパシタは、メモリセルと関連したノード(たとえば図5および図6においてメモリセル202と関連したノードA)と、別の電圧、たとえば電源電圧(たとえばVCC)との間に接続され、昇圧された電圧は電源電圧より高い。
308で、適切なゲート電圧がメモリセルに(たとえば、ワード線回路によってセル202のゲート端子204に)印加され、その後印加された電圧から生じる電流が、メモリセルに記憶されたデータ値を確かめるために、310で検知される。読出し動作はその後312で終了し、方法300がその後のメモリ素子の読出し動作のために繰返されるかもしれない。したがって、方法300は、充電されたキャパシタを介して注目メモリセルと関連したノードで昇圧された電圧を与えることにより、メモリ素子における適切な印加電圧に備える。この発明に従って、方法の他の変形が与えられるかも知れず、それにより、昇圧された電圧はメモリセルと電気通信するノードに印加される。
この発明を1つまたはそれ以上の実現化例に関して示し、説明してきたが、この明細書および添付された図面を読みかつ理解すると、当業者には等価の代替例および変形が思い浮かぶであろう。特に上述された構成要素(アセンブリ、素子、回路等)によって実行されるさまざまな機能に関して、このような構成要素を説明するのに用いられる用語(「手段」への言及を含む)は、他の方法で示されていなければ、この明細書で例示されたこの発明の具体的な実現化例における機能を果たす開示された構造に、構造的に等価でなくても、説明された構成要素の特定された機能を果たす(つまり機能的に等価である)いかなる構成要素にも対応することが、意図されている。加えて、この発明の特徴をいくつかの実現化例の1つのみに関して開示したかもしれないが、このような特徴は、いかなる所与のまたは特定の応用にとって望ましくかつ有利であれば、他の実現化例の1つまたはそれ以上の他の特徴と組み合わされてもよい。さらに、含む(include)という用語が詳細な説明および特許請求の範囲双方で用いられる限り、そのような用語は、含む(comprise)という用語と同様に包括的であることが意図される。
メモリ素子および関連した方法を、フラッシュメモリ素子の分野で使用し、低電力供給条件下でメモリセルを読出す正確な方法を提供することができるであろう。
メモリ素子の配置例を概略的に示した平面図である。 メモリ回路の中心部の例を示した概略図である。 従来の積層ゲートメモリセルの部分断面図である。 メモリセルならびに関連したデコーディングおよびカスコード回路を含むメモリ素子の一部の概略図である。 この発明の一局面と関連する、メモリセルを読出すための、例示の昇圧器を含むメモリ素子の概略図である。 この発明に従った別のメモリ素子の例の概略図である。 この発明の別の局面に従って、メモリセルに記憶されたデータを読出す方法の例を示すフロー図である。
符号の説明
100,200 メモリ素子、102,202 メモリセル、110,210 ビット選択素子、112,212 カスコード回路、114,214 デコード回路。

Claims (20)

  1. データを記憶するようにされた複数のメモリセルを有するメモリ素子であって、
    ノードと電気通信する少なくとも1つのメモリセルを含み、前記メモリセルは、第1の電圧がビット線電圧としてメモリセルに印加されたとき、読出し動作中に、前記メモリセルに記憶されたデータに関連した2進値を示すように動作し、前記メモリ素子はさらに、
    ノードと電源電圧との間に接続され、読出し動作中に昇圧された電圧をノードに与えるように動作する昇圧器を含み、昇圧された電圧は電源電圧より高く、第1の電圧は昇圧された電圧の関数である、メモリ素子。
  2. 前記昇圧器はノードに結合された第1の端子と第1の信号に結合された第2の端子とを有するキャパシタと、ノードに結合された第1の端子と電源電圧に結合された第2の端子とを有するスイッチとを含み、
    第1の信号は、正の電圧がキャパシタの第2の端子に印加される第1の状態と、およそゼロの電圧がキャパシタの第2の端子に印加される第2の状態とを有し、
    スイッチは、第1の信号が第1の状態にあるときノードを電源電圧から切断し、第1の信号が第2の状態にあるときノードを電源電圧に接続し、それにより、第1の信号が第2の状態にあるときノードはおよそ電源電圧であり、第1の信号が第1の状態にあるときノードは電源電圧よりも高い昇圧された電圧である、請求項1に記載のメモリ素子。
  3. 正の電圧は電源電圧にほぼ等しい電圧を含む、請求項2に記載のメモリ素子。
  4. キャパシタは、第1の信号が第2の状態にあるとき電源電圧にほぼ等しい電圧を獲得し、キャパシタは、第1の信号が第1の状態にあるとき電源電圧を上回るようにノードの電圧を昇圧する、請求項2に記載のメモリ素子。
  5. 前記ノードと前記少なくとも1つのメモリセルとの間に接続され、読出し動作中に前記少なくとも1つのメモリセルを選択するようにされたデコーダをさらに含む、請求項4に記載のメモリ素子。
  6. 前記昇圧器は、第1の信号を与えるクロック回路を含む、請求項5に記載のメモリ素子。
  7. 前記昇圧器は、第1の信号を与えるクロック回路を含む、請求項2に記載のメモリ素子。
  8. 前記昇圧器は、読出し動作中に昇圧された電圧をノードに与えるように動作するキャパシタを含む、請求項1に記載のメモリ素子。
  9. 前記昇圧器は、キャパシタをほぼ電源電圧まで充電するために、第1のスイッチ状態で電源電圧にほぼ等しい第1の電圧をキャパシタの第1の端子へ選択的に印加するように動作するスイッチと、読出し動作中に昇圧された電圧をノードに与えるために、第2のスイッチ状態で電源電圧にほぼ等しい第2の電圧をキャパシタの第2の端子へ選択的に印加するように動作する第1の信号とをさらに含む、請求項8に記載のメモリ素子。
  10. 前記ノードと前記少なくとも1つのメモリセルとの間に接続され、読出し動作中に前記少なくとも1つのメモリセルを選択するようにされたデコーダをさらに含む、請求項9に記載のメモリ素子。
  11. 前記少なくとも1つのメモリセルは、データの2ビットを記憶するようにされたデュアルビットメモリセルを含む、請求項10に記載のメモリ素子。
  12. 前記ノードと前記少なくとも1つのメモリセルとの間に接続され、読出し動作中に前記少なくとも1つのメモリセルを選択するようにされたデコーダをさらに含む、請求項1に記載のメモリ素子。
  13. 前記少なくとも1つのメモリセルは、データの2ビットを記憶するようにされたデュアルビットメモリセルを含む、請求項12に記載のメモリ素子。
  14. メモリ素子におけるメモリセルに記憶されたデータを読出す方法であって、
    昇圧された電圧をメモリセルと電気通信するノードに印加するステップを含み、昇圧された電圧は電源電圧よりも高く、前記方法はさらに、
    読出し動作中にメモリセルに記憶されたデータと関連した2進値を示すために、昇圧された電圧を用いてメモリセルと関連した電流を検知するステップを含み、
    昇圧された電圧を前記ノードに印加するステップは、
    ノードと関連した第1の端子を有するキャパシタを電源電圧とほぼ等しい電圧まで充電するステップと、
    キャパシタをノードと正の電圧との間に結合するステップとを含み、キャパシタの第1の端子は電源電圧とほぼ等しい電圧に結合され、キャパシタの第2の端子は正の電圧に結合され、第1の端子は電源電圧よりも高い電圧に昇圧される、方法。
  15. 前記正の電圧は前記電源電圧とほぼ等しい、請求項14に記載の方法。
  16. 前記キャパシタを充電するステップおよびキャパシタをノードと正の電圧との間に結合するステップは、各読出し動作に対し繰返される、請求項14に記載の方法。
  17. 前記キャパシタを充電するステップは、キャパシタを通して電源電圧にほぼ等しい電圧を印加するステップを含む、請求項14に記載の方法。
  18. データを記憶するようにされた複数のメモリセルを有するメモリ素子であって、
    ノードと電気通信する少なくとも1つのメモリセルを含み、前記メモリセルは、第1の電圧がビット線電圧として前記メモリセルに印加されたとき、読出し動作中に、前記メモリセルに記憶されたデータに関連した2進値を示すように動作し、前記メモリ素子はさらに、
    読出し動作中に昇圧された電圧をノードに与えるための手段を含み、昇圧された電圧は電源電圧より高く、それにより、第1の電圧は読出し動作中に前記少なくとも1つのメモリセルに印加され、第1の電圧は前記昇圧された電圧の関数である、メモリ素子。
  19. 前記昇圧された電圧を与えるための手段は、ノードに結合された第1の端子と第1の信号に結合された第2の端子とを有するキャパシタと、ノードに結合された第1の端子と電源電圧に結合された第2の端子とを有するスイッチとを含み、
    第1の信号は、電源電圧にほぼ等しい電圧がキャパシタの第2の端子に印加される第1の状態と、およそゼロの電圧がキャパシタの第2の端子に印加される第2の状態とを有し、
    スイッチは、第1の信号が第1の状態にあるときノードを電源電圧から切断し、第1の信号が第2の状態にあるときノードを電源電圧に接続し、それにより、第1の信号が第2の状態にあるときノードはおよそ電源電圧にあり、第1の信号が第1の状態にあるときノードは昇圧された電圧にある、請求項18に記載のメモリ素子。
  20. キャパシタは、第1の信号が第2の状態にあるとき電源電圧にほぼ等しい電圧を獲得し、キャパシタは、第1の信号が第1の状態にあるとき電源電圧を上回るようにノードの電圧を昇圧する、請求項19に記載のメモリ素子。
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