JP3306809B2 - ガラスのミル添加物およびそれを含む融着シール材料 - Google Patents
ガラスのミル添加物およびそれを含む融着シール材料Info
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Description
料、およびそれに加えられるミル添加物に関する。
ールにおいて、シール材料は、流動しそしてシールの施
される面をぬらすように融着、すなわち軟化されるか溶
解されなければならない。融着シール材料、くすりがけ
(glazing)またはエナメリング(enamel
ing)のようにシール面の片側に施されても良し、あ
るいは接合する2つの面に施されても良い。その結果得
られたものは中間シールあるいは中間ジョイントと言わ
れる。本発明はいずれのタイプのシール操作にも適応で
きる。
である。特に、数多くの特殊なシールガラスがガラス部
材同士の、あるいはガラス部材と金属、合金またはセラ
ミックとの接合用途に向けて作り出されている。
料は、シール面をぬらし接着性気密性結合を形成するの
に十分柔らかくなる温度まで加熱されなければならな
い。多くの目的のために、シール温度をできるだけ低く
保持することが望まれている。このことは特に、感温性
部材または感温性被覆が通常用いられている電気および
電子製品において切実である。
ラスにかなりの注意が向けられてきた。例えば、430
〜500℃の温度範囲の軟化点と、70〜90×10
−7/℃の範囲の熱膨張係数とを有する安定したシール
ガラスが米国特許第2,642,633号に開示されて
いる。その後の研究では、熱失透または熱結晶に供され
る鉛亜鉛ホウ酸塩タイプのガラスに焦点があてられた。
これらのガラスは陰極線管シール材料の研究において集
中的に調査された。
スがSanford等の米国特許第4,314,031
号に開示されている。ガラスの転移温度とは、ガラスが
固体から液体状態に転移すると考えられている温度であ
り、標準走査測熱法により決定される。ガラスの転移温
度は通常ガラスのアニール点として知られている温度−
粘度値に近い。
ガラスはオキシフッ化スズ−リンガラスとして知られて
いる。そのガラスは、バッチから計算した元素基準の重
量%で、20〜85%のSn、2〜20%のP、3〜2
0%のO、10〜36%のFを含み、Sn+P+O+F
の合計が少なくとも75%である。さらに、そのガラス
は、25%までのPb、12%までのZr、10%まで
のFe、3%までのTi、1%までのCa、3%までの
Ba、2%までのZn、合計12%までのFe+Ti+
Ca+Ba+Zn、合計3%までのNa+K+Li、4
%までのAl、1%までのSi、および合計20%まで
のCl+Br+Iを含んでも良い。
ばしば100℃の近傍に存在し、低温シール用途に適す
ることを示唆している。しかしながら、その異常に高い
熱膨張係数(CTE)により、これらのガラスの使用は
きびしく限定される。Sanford等の特許に開示さ
れたガラスのCTE値は200×10−7/℃の付近に
存在する傾向がある。ほとんどのシール用途では約10
0×10−7/℃を超えないCTE値を有するガラス、
金属またはセラミックを必要とする。それらには、通常
用いられているソーダ石灰ガラスやホウケイ酸塩ガラ
ス、アルミナセラミック、そして多くの金属および合金
がある。
E値を有する材料のミル添加物によって下げられること
が知られている。特に鉛ホウ酸ガラスや鉛亜鉛ホウ酸ガ
ラスと共に用いる多くの添加剤が提案されている。これ
らの中にはチタン酸塩、ジルコンおよびクオーツがあ
る。また、ベーターユークリプタイトのように負のCT
E値を有する結晶質材料も提案されている。
際に、他の多くの要因もまた考慮しなければならない。
例えば、材料は比較的不活性であることが重要である。
特に、ミル添加物は、それが加えられるガラスと反応し
たり、そのガラスに溶解してはならない。CTE制御が
失なわれたり、変更されるだけでなく、泡立ち、失透、
および/または物理的特性の変化といった望ましくない
効果が生じるかもしれない。ある添加剤は、特に多量用
いられた場合に、粘度を著しく上昇させるかもしれな
い。このことは、シール中の流動特性に不利な影響を及
ぼす。
よび文献に加え、シールガラスへのミル添加に関する米
国特許等を掲げる。
ウケイ酸ガラスや鉛亜鉛ホウ酸ガラスに35%までのジ
ルコンを添加し、融着シールにおいて100×10−7
/℃を超えるCTEをほぼ80×10−7/℃に減少さ
せることを開示している。
透する鉛ホウ酸ガラスにチタン酸アルミニウム、あるい
は負の温度係数を有する結晶であるベータユークリプタ
イトを加え、アルミナへのシール用材料を提供すること
を開示している。
ハロゲン化ガラス、鉛ホウ酸ガラス、またはホウケイ酸
ガラスに、添加剤として、亜鉛ベータークオーツ固溶体
を用いることを開示している。
2 OおよびFを含む鉛ホウ酸ガラスと鉛亜鉛ホウ酸ガ
ラスに対する56容積%までの添加物として、種々の結
晶化ケイ酸塩並びにスピネルを開示している。この混合
物は360〜430℃のシール温度と、50×10−7
/℃と低いCTEを有する。
ケイホウ酸ガラスにキン青石を添加し、シールのCTE
を減少させることを開示している。
リンガラスを記載していないことに留意されたい。それ
らにおいて、ガラスに対するミル添加物として金属ある
いはリン酸塩は開示されていない。
するガラスの混合物を用いることによってシール中の流
れ温度を増大させることを開示している。例としては、
鉛ホウ酸ガラスと混合されたカルシウムリン酸ガラスが
掲げられている。ここにはCTEの効果は記載されてい
ない。
は、350℃以下のシール温度で融着シールを形成する
ことのできる改善されたシール材料を提供することであ
る。
314,031号に記載されているようなオキシフッ化
スズ−リンガラスと相容性があり、有効CTEを減少さ
せる効果を与えることができる前記オキシフッ化スズ−
リンガラスのミル添加物を提供することである。
とオキシフッ化スズ−リン系における既知のガラスより
も低いCTE値とを有するオキシフッ化スズ−リン系の
新しいガラスを模索する。
スに基づき、約100×10−7/℃以下のCTE値を
有する材料へのシールに適合するシール材料を提供する
ことである。
等の特許のガラスを改質し、シール用途により適合させ
ることである。
℃以下のシール温度で融着シールを形成することがで
き、110×10−7/℃以下の有効CTEを有するシ
ール材料を提供することである。
れば、転移温度が低く、アンバー、モリブデン、タング
ステン、オルトリン酸鉛およびピロリン酸マグネシウム
の結晶質構造を有するピロリン酸塩から選択されたミル
添加物を有するオキシフッ化スズ−リンガラスから成る
融着タイプのシール材料であって、融着後に110×1
0−7/℃以下の有効CTEを有するシール材料が提供
される。1つの好ましい実施例において、ガラスは元素
基準の重量%で、20〜85%のSn、2〜20%の
P、3〜20%のO、および10〜36%のFを含む。
さらに、ミル添加物はシール材料の20重量%までを構
成し、前記シール材料は、加えて、酸化物添加剤、好ま
しくは第1スズ酸化物を含み、シール中の気泡形成を抑
制する。
ールにおいて、アンバー、モリブデン、タングステン、
オルトリン酸鉛、あるいは、ピロリン酸マグネシウムの
結晶質構造を有するピロリン酸塩から選択されるミル添
加物を含むSn−P−O−Fガラスの有効CTEを11
0×10−7/℃以下に減少させる方法が提供される。
した元素基準の重量%で、20〜85%のSn、2〜2
0%のP、1〜11%のNb、3〜20%のOおよび1
0〜36%Fを含み、Sn+P+Nb+O+Fの合計が
少なくとも75%である、250℃以下のTgと160
×10−7/℃以下のCTEを有するオキシフッ化スズ
−リンガラスの族が提供される。
0%までのMo,Feおよび/またはVから選択される
1種類以上の陽イオンを含んでも良く、これにより、T
gおよび/またはCTE値が減少される。主に水分に対
する安定性を高めるために、ガラスはまた25%までの
Pb、12%までのZr、3%までのTi、1%までの
Ca、3%までのBa、2%までのZn、合計12%ま
でのFe+Ti+Ca+Ba+Zn、4%までのAl、
1%までのSi、および合計3%までのNa+Li+K
を含んでも良い。
Sn、2〜11%のP、3〜8%のNb、4〜13%の
O、および4〜25%のFを含み、130×10−7/
℃より小さいCTE値を有する。
シフッ化スズ−リンガラスをシール用に用いる努力によ
り得られたものである。これらのガラスの顕著な長所
は、350℃より低い温度でシールを形成することがで
きることである。これとは対照的に、鉛亜鉛ホウ酸塩の
ような従来の低温シールガラスには、一般的に400〜
500℃の範囲のシール温度が必要である。
を用いようとしても、これもこのガラスの特徴である高
いCTE値により妨げられた。ガラス質のシール材と共
に用いられるほとんどのガラス、セラミックおよび金属
の部材は、約100×10−7/℃以下のCTEを有す
る。アルミナの場合は約65であり、ソーダ石灰ガラス
の場合は70〜90の範囲であり、鉄−ニッケル−アル
ミニウム合金の場合は約70である。
いて、2通りのアプローチが試みられた。1つは、従来
技術のミル添加方法を利用するものであり、もう1つは
基礎4要素オキシフッ化物ガラスの組成に添加を行うも
のである。双方とも、他の特性並びに減少したCTEに
関して、有利な結果をもたらした。
は、アルミニウム、チタン酸鉛、キン青石、ベータクオ
ーツおよびシリカがある。チタン酸鉛をフィラーとして
試験したが、応力が200psi より低くなる前に、粘稠
すぎてシールできなかった。キン青石やベータクオーツ
のような低膨張ケイ酸塩材料は、加熱中に発生したSi
F4 のために、ガラス中に過度の気泡を生じさせた。
フィラー中に10%のシリカを含む混合物もまた、過度
の気泡を生じさせた。
る種々の材料について、オキシフッ化ガラスとの相容性
を試験した。金属のモリブデンやタングステン、並びに
アンバーとして知られるニッケル−鉄合金(36対6
4)は、相容性を有するのみならず、ガラス単体のみの
CTEより、25単位だけ有効CTEを減少させること
がわかった。これらの金属は、表面ぬれおよびガラス流
れを実質的に防げる前に、粒状形態で30容積%あるい
は40容積%まで加えられる。しかしながら、一般的
に、シールを形成するのに最良の結果を得るため、約2
0%より多くは使用しないことが好ましい。
度合いは、ある目的には適するが、他のシール用途のた
めにはさらに減じることが望まれた。したがって、研究
は、結晶質材料それ自体あるいはガラスセラミックの主
相としての結晶質材料に向けられることになった。この
ことにより、あるリン酸塩結晶相をオキシフッ化物ガラ
スにうまく取り込むことができるという発見につながっ
た。これらの結晶質リン酸塩は鉛オルトリン酸塩および
ピロリン酸アルカリ土類金属、特にピロリン酸マグネシ
ウムを含む。これらのリン酸塩は実質的に純粋な形状で
用いられても良いし、ガラスの熱結晶化より得ても良
い。
ロリン酸マグネシウム(Mg2 P2 O7 )が大き
な負のCTEを有しているので特に興味深い。結果とし
て、オキシフッ化物ガラスに10重量%のMg2 P
2 O7 を添加することにより、約125℃まで正味
の負のCTEを付与することができる。この効果は、ピ
ロリン酸マグネシウム結晶の遷移温度(inversi
on temperature)である68%℃近傍に
おける大きな容積変化によるものと思われる。
ウム中のマグネシウムイオンは種々の他のイオンにより
置換できることが示された。これらのイオンには、さま
ざまな量のコバルト、ヒ素、亜鉛、アルミニウム、鉄お
よびジルコニウムがある。しかしながら、イオンを置換
することにより、本質的にはピロリン酸マグネシウム結
晶構造は変わらない。
化しないにもかかわらず、遷移温度が変化することであ
る。変化の性質や度合いは、置換したイオンとその量の
両方による。コバルトは遷移温度を上げるが、他のイオ
ンは遷移温度を下げる。結果として、50℃未満から約
300℃までの遷移温度が得られる。ピロリン酸塩添加
剤の適当な選択と組合わせにより、この範囲にわたり実
質的に一定な有効CTEが達成される。
の結晶質ピロリン酸マグネシウムが添加されたオキシフ
ッ化物ガラスの膨張曲線である。曲線の急勾配はピロリ
ン酸マグネシウム結晶中に生じる結晶遷移によるもので
ある。実際の遷移温度は約68℃における傾斜の底部に
一致する。しかしながら、曲線が示すように、変化は急
激にと言うより、徐々に生じている。
し、10−6の単位(ppm)で示した膨張(ΔL/L)を
縦軸にプロットし、温度を℃表示にて横軸にプロットし
た。オキシフッ化物ガラスの組成は、元素基準の重量%
で、50.8%のSn、8.4%のP、3.4%のP
b、6.9%のNb、1.0%のZn、2.2%のB
a、10.1%のFおよび17.1%のOである。ピロ
リン酸マグネシウムは理論値、すなわち重量%で、約6
4%のP2 O5 および約36%のMgOに近い。
膨張曲線を示す。図2のデータは、13重量%のMg
2 P2 O7 結晶質のミル添加物を有するオキシフ
ッ化物ガラスにおいて、約32%のマグネシウムイオン
をコバルトイオンで置換したものを測定して得られた値
である。置換において、ミル添加の陽イオンの合計含有
量(Mg+P+Co)に対するコバルトイオンは約16
%である。置換されていないMg2 P2 O7 では
遷移温度が68℃であったが、ここでは約130℃にて
遷移が生じたことが観察されよう。
らに異なる膨張曲線を示す。この図においては、2つの
異なるミル添加物を加えた同様のオキシフッ化物ガラス
に対し、膨張測定が行われた。一方は、約32%のマグ
ネシウムイオン(陽イオン合計含有量の16%)をコバ
ルトイオンで置換した4重量%の結晶化Mg2 P2O
7 であり、他方は、約8%のマグネシウムイオン(陽
イオン合計含有量の4%)を亜鉛イオンで置換した4重
量%の結晶化Mg2 P2 O7 である。亜鉛イオン
置換Mg2 P2 O7 は約45℃の温度で遷移して
おり、一方コバルトイオン置換Mg2 P2 O7 は
約120℃の温度で遷移している。ミル添加物の適当な
選択とイオン置換により、広い温度範囲にわたり有効C
TEが制御される。
移温度が、コバルトイオンでマグネシウムイオンを漸次
置換するにしたがって、上がることを示すグラフであ
る。図4において、遷移温度を℃表示で縦軸にプロット
し、コバルトイオン含有量を陽イオン合計含有量(Mg
+Co+P)に対する%表示で横軸にプロットした。
の応力は、0まで、あるいはΔ張力を生じさせる程まで
低くできるので、ピロリン酸塩はミル添加物として特に
興味深い。シール中にマイクロクラックが生じ得るが、
これはリン酸塩のより大きな粒子が存在することに関係
すると思われる。このクラックは粉末の微粉砕あるいは
分級いずれかにより解決される。この処法は、微粒子材
料がシール工程中に溶解する傾向が大きいため、制限さ
れる。また、結晶化ミル添加物の平均粒径が約15ミク
ロンより小さければ、結晶遷移は生じないか、あるいは
効果的ではなくなる傾向がある。
のアンバーの存在もまた、クラック問題を緩和すること
が示された。したがって、好ましいミル添加物は、アン
バー粉末と微粉リン酸塩添加物の組合わせである。上述
のように、かなりの量のアンバーを加えても良いが、約
20%より多くは使用しないことが好ましい。
形成させる傾向があることを述べた。このことは特に、
ケイ酸塩ガラス面にシールを形成する時に切実である。
この問題はリン酸塩添加剤を用いるとそれ程重大ではな
くなるが、それでもいく分か存続している。
ことが示された。このガスはおそらくオキシフッ化物ガ
ラスとケイ酸塩ガラスとの反応により発生したものであ
ろう。多くの公知のバリアコーティングを試験したが、
効果的ではなく、使用するには手に余ることがわかっ
た。しかしながら、ミル添加物にある酸化物を含ませる
ことにより、気泡の発生する傾向が減少し、本質的に除
去できることがわかった。最も効果的な材料は、Pb
3 O4 ,Bi2 O3 ,Sb2 O5 ,Zn
O,CdOおよび第1スズ酸化物(SnO)である。S
nOは1重量%の含有量において最も効果的な添加剤で
あるが、マトリックスガラスにおいてSnOに対するS
nF2 の相対量が多すぎると、効果的ではなくなる。
SnOが効果的に気泡の形成を除去する機構は知られて
いない。
anford等の特許に開示されているオキシフッ化ス
ズ−リンガラス族の延長、あるいは改善である。そこに
開示されている組成は実質的に先に示した4元素から成
っている。加えて、前記特許は、アルカリ土類金属、鉛
およびアルミニウムのような種々の元素が25%まで、
ガラスを安定させるために含まれても良いことを記載し
ている。他の周知の元素のほとんどを含む可能性が考え
られているが、特定の特許、目的それに模範的な組成は
記載されていない。
いガラス転移温度(Tg)値(しばしば約100℃)に
より特徴づけられる。この特徴と107 〜1011オ
ーム・cmの電気抵抗値とにより、これらのガラスは、約
350℃以下の低温での気密シール用途の候補となる。
しかしながら、200×10−7/℃のオーダーの大変
高いCTE値により、潜存的用途は制限される。
うことに基づいた研究により、基礎オキシフッ化スズ−
リンガラスのCTE値が、約11重量%までのNbを前
記ガラス組成に加えることによって本質的に減少される
ことが示された。それにより、約150×10−7/℃
の値が得られた。多量のニオブを加えるとガラスは硬く
なり、相剥離の傾向が生じる。均質なガラスを得るため
に、ニオブの供給源としてはニオブ酸鉛が好ましい。
および/またはVから選択される少なくとも1つの元素
を10%まで付加ガラス成分として加えることにより、
さらに下げられる。基礎ガラス中でこれらの元素の1以
上とニオブを組合わせることにより、100×10−7
/℃に近いCTE値と、100〜150℃のTg値が得
られる。
る。
スバッチの形成には、フッ化物、酸化物、およびリン酸
塩を用いた。試薬グレードのリン酸アンモニウムと純度
99.9%のSnOおよびPbF2 以外は商業的に純
粋な材料を用いた。このようにガラスバッチを形成し、
ガラス質炭素またはニッケルのるつぼ中、550〜65
0℃の温度範囲でバッチサイズにより1時間から4時
間、溶融した。
と板状の型に注型した。CTE値を膨張測定法により測
定した。Tg値はガラスが固体から液体状態に転移する
温度であり、標準走査測熱法により決定した。ガラスの
Tgはアニール点に近く、粘度−温度の関係がある。
む一連のガラスのバッチ組成を重量部で示したものであ
る。表2は元素基準の重量部で示したガラス組成であ
る。ガラス組成の合計は100に近いので、データはパ
ーセントと考えても差しつかえない。また、それぞれの
ガラスについて、ガラスの外観と測定した特性を記録し
た。
にあたって、5つの基本体元素から成る組成を配合し、
バッチとし、溶融した。得られたガラスの特性を測定し
た。ガラスバッチは重量部で、17.4のSnF2 、
6.0のSnO、10.8のNH4 H2 PO4 お
よび4.4のPbF2 であった。重量部による元素分
析値は、50.3%のSn、7.9%のP、10.0%
のPb、18.2%のOおよび13.6%のFであっ
た。測定された特性は、110℃のTg、200×10
−7/℃のCTEであった。
および3の組成を有するガラスサンプルと同様に、水分
に対する耐久性について比較した。耐久性は50℃、相
対湿度98%にガラスをさらすことにより測定した。3
日後、ベースガラスへの作用(attack)は目視で
明らかであったので、サンプルの処理を中止した。例
1,2および3のガラスは、湿潤室中で3週間試験を続
行した。試験終了後、やや真珠光(iridescen
e)を示したが、表面作用は見られなかった。
フッ化スズ−リンガラスを基礎ガラスとして用いた。表
IIに、これらのガラスの組成をモル%で、その関連する
特性と共に示す。この表において、Tgはガラス転移温
度を℃表示で、Txはシール温度を℃表示で、CTEは
熱膨張係数を10−7/℃で示す。
H4 H2 PO4から供給した以外は表示した材料を
用いた。各バッチを空気中600℃で溶融した。これに
はガラス質炭素あるいはニッケルのるつぼを用いた。ガ
ラス溶融物を平板として注型し、冷却後砕いた。
混合し、この混合物を乳ばちと乳ぼうでひいた。3Pb
O・P2 O5 粉末をゆっくりと950℃まで加熱
し、950℃にて12時間保持し、その後炉中で冷却す
ることにより鉛オルトリン酸塩(5PbO・P2 O
5 )を調製した。80.16グラムのPbCO3 と
26.42グラムの(NH4 )2 HPO4 をアセ
テート中で混合し、一昼夜乾燥させ、200℃にて1時
間、か焼した。その後シリカで覆われたるつぼにて8時
間かけて950℃まで加熱し、950℃にて8時間焼成
し、そして炉の冷えるのにまかせて冷却し、3PbO・
P2 O5 を得た。前記の両方の場合、相をX線にて
認識した。市販されている325メッシュ粉末のアンバ
ーを用いた。
た、フィラーとして調製されたいくつかの熱結晶化リン
酸ガラスの組成を示す。
3 PO4 )に他の酸化物成分をブレンドすることに
より、ガラスバッチを調製した。このバッチを440℃
にてか焼した後、るつぼを1500℃の炉中に2時間保
持し、バッチを溶融した。得られた溶融物をモールドに
注型し、4インチ×8インチの平板を作った。これを約
500℃まで冷却しながら結晶化させ、その温度でアニ
ールした。結晶化ガラスの一部をフィラー用に微粉砕し
た。
のオキシフッ化物ガラスとフィラー添加物の組合わせか
らCTE測定の試験バーを作った。CTE測定のボディ
を作るために、シール成分の一部を金属ダイに入れた。
ダイを310℃まで加熱し、約200psi の圧力を材料
に加えた。得られた圧縮されたボディをダイ中で140
℃近辺まで冷却し、取り出した。このボディをCTE測
定のために1インチ×1/4インチ×1/4インチの大
きさに削った。
を加えた。表IVは、表IIに示したガラス、表III に示し
たフィラー、各フィラーの当量%、そして25から15
0℃の温度範囲にわたり測定したCTEの平均値(×1
0−7/℃)を示す。
が、オキシフッ化物ガラスの膨張係数を約25×10
−7/℃単位低くするのに使用できることがわかる。応
力測定を行なった際に、3PbO・P2 O5 は低膨
張を示したが、表IVにおけるCTEの高い値は、応力サ
ンプルに対しCTEサンプルのモールドに入っていた時
間が長かったために、ガラス中のフィラーが溶解したこ
とによると考えられる。
−7/℃のオーダーのCTE値を有するシール材料が必
要な場合に非常に興味深いものである。しかしながら、
表III の組成Bの溶融物から得られた結晶質フィラー
は、明らかにずっと大きな潜在的範囲を有している。
と、ほとんど完全にピロリン酸マグネシウム(Mg2
P2 O7 )の結晶相であることがわかる。酸化物の
割合いは理論値であるMg2 P2 O7 の2:1の
モル比にほぼ対応しているので、実質的に純粋な材料で
あることが確認される。
結晶化することによって得られた材料はまた、ピロリン
酸マグネシウムの結晶相を示す。しかしながら、これら
の組成におけるP2 O5 に対するMgOの割合いは
理論値ではなく、従って他の結晶相および/または他の
ガラス相の存在を示している。これはピロリン酸塩の効
果を妨げ、不安定な効果を生じるようである。したがっ
て、ピロリン酸マグネシウムタイプのフィラーを製造す
る場合には、組成B,DおよびEのように理論値に近づ
けることが望ましい。
料の大きな負のCTEは、ピロリン酸マグネシウム結晶
における約68℃の激的な遷移により生じると考えられ
る。この効果は、プロットされた測定値を得る際に組成
Bの材料をフィラーとして用いた図1に示されている。
同様に、組成Dを有するフィラーは、図2における測定
値を得る際に用いられた。最後に、図3における測定値
は組成DおよびEのフィラーを用いて得た。
あるいは1片のガラスとそれにマッチするCTEを有す
るNi−Fe−Al合金間に形成した。前記ガラスは3
mm厚の窓ガラスを1平方インチに切断したガラスであっ
た。シールの漏れテストをする場合は、ガラスの中心に
ドリルで穴をあけた。
トに置くなどして、約310℃のシール温度に加熱し
た。このパーツがシール温度に達した時、1パーツにシ
ール粉末の層を作った。30秒後、第2パーツをシール
層の上に置き、ゆるやかに圧力を加えた。その後シール
した部材を冷却し、ひび割れ、および/または気孔率を
顕微鏡により観察する前にカラーチェックした。
トを行なうために、細長い0.003インチ厚の金属板
1片を2片の3/4インチ角の透明な3mm厚ガラスの間
にはさんでシールした。シールしたサンドイッチをダイ
ヤモンドのノコギリで直角にし、水平方向に0.250
インチ離れて2つの細長い小穴をあけた。1つの小穴を
一方からシールの中に広げ、もつ1つの小穴を他方から
広げた。このアッセンブリーを圧縮し、破損が生じた時
の力を測定することにより、重なりせん断強度を測定し
た。3種の異なった合金の各々と表Iの例1に28.6
重量%のアンバー粉末を加えたガラスとの間にシールを
形成した。結果は次のとおりであった。
ルは2番と3番の薄片であった。
力を示した以下の2つのシール混合物についてシール試
験を行なった。用いたオキシフッ化物ガラスは表IIのガ
ラスであった。
は気密シールと考えられ、また、315℃未満のシール
温度で大変小さい応力を示すシールに適している。この
ことは、ピロリン酸鉛のフィラーにより、最小の膨張の
値を示すこととなる。
研磨した透明なガラス片を310℃に加熱した。粉末状
の混合物をガラス上に30秒間置き、0.003インチ
厚のコーティングに平滑化した。このコーティングした
ガラスをホットプレートから取り出し、冷却した。応力
を従来の方法で偏光器上において測定した。
リン酸マグネシウム結晶の遷移効果を示すグラフ
ウムの遷移効果を示すグラフ
ウムの遷移温度の累進的な効果を示すグラフ
Claims (12)
- 【請求項1】 オキシフッ化スズーリンガラスである低
温シーリングガラスに添加して該ガラスの熱膨張係数よ
りも小さい熱膨張係数を有する融着シール材料を形成す
るためのミル添加物であって、該ガラス中に分散可能で
あると共に該ガラスに対して比較的不活性であり、アン
バー、モリブデン、タングステン、鉛オルトリン酸塩、
およびピロリン酸マグネシウムの結晶質構造を有するピ
ロリン酸塩から成る群より選択されることを特徴とする
ミル添加物。 - 【請求項2】 ピロリン酸塩のマグネシウム陽イオンの
一部が、コバルト、ヒ素、亜鉛、鉄、アルミニウムおよ
びジルコニウムから成る群より選択される少なくとも1
種類の陽イオンにより置換されたピロリン酸マグネシウ
ムから成ることを特徴とする請求項1記載のミル添加
物。 - 【請求項3】 少なくとも2つの異なるピロリン酸塩結
晶質材料から成り、各ピロリン酸塩結晶質材料がピロリ
ン酸マグネシウムの結晶質構造を有することを特徴とす
る請求項1記載のミル添加物。 - 【請求項4】 少なくともその1部がピロリン酸マグネ
シウムであるピロリン酸塩から成ることを特徴とする請
求項1記載のミル添加物。 - 【請求項5】 ピロリン酸マグネシウムの略理論モル比
のMgOおよびP2O5 から実質的に成る結晶化ガラ
スであることを特徴とする請求項1記載のミル添加物。 - 【請求項6】 前記結晶化ガラスの組成がさらに、コバ
ルト、ヒ素、亜鉛、アルミニウム、鉄およびジルコニウ
ムから成る群より選択される少なくとも1種類の金属の
酸化物を含み、その選択された酸化物とMgOとの合計
のP2 O5に対するモル比がピロリン酸マグネシウム
の略理論モル比であることを特徴とする請求項5記載の
ミル添加物。 - 【請求項7】 前記オキシフッ化スズ−リンガラスの組
成が元素基準の重量%で、20〜85%のSn、2〜2
0%のP、1〜11%のNb、3〜20%のO、および
10〜36%のFを含み、Sn+P+Nb+O+Fの合
計が少なくとも75%であることを特徴とする請求項1
から6のいずれか1項記載のミル添加物。 - 【請求項8】 前記オキシフッ化スズ−リンガラスがM
o,Feおよび/またはVを単独あるいは組合せで10
%まで含むことを特徴とする請求項7記載のミル添加
物。 - 【請求項9】 請求項1から8のいずれか1項記載のミ
ル添加物を20容積%以下の有意な量で含むことを特徴
とする融着シール材料。 - 【請求項10】 鉛、ビスマス、アンチモン、亜鉛、カ
ドミウムおよび第一スズの各々酸化物から選択されるさ
らなる添加剤を含むことを特徴とする請求項9記載の融
着シール材料。 - 【請求項11】 前記融着シール材料が350℃以下の
シール温度を有するものであることを特徴とする請求項
1から8のいずれか1項記載のミル添加物。 - 【請求項12】 350℃以下のシール温度を有するこ
とを特徴とする請求項9または10記載の融着シール材
料。
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