JP3305937B2 - 電動ロールブラインドのフロントバーにおける滑車位置決め機構 - Google Patents

電動ロールブラインドのフロントバーにおける滑車位置決め機構

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JP3305937B2
JP3305937B2 JP27786995A JP27786995A JP3305937B2 JP 3305937 B2 JP3305937 B2 JP 3305937B2 JP 27786995 A JP27786995 A JP 27786995A JP 27786995 A JP27786995 A JP 27786995A JP 3305937 B2 JP3305937 B2 JP 3305937B2
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晴也 阿保
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Blinds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動ロールブラ
インドのフロントバーにおける滑車位置決め機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、大規模なアトリュームや採光面を
有する大規模多目的建築物が数多く計画、建設されてい
る。これ等の建物にあっては、単に採光量調整のみでな
く完全遮光により暗転させて演出性を高めることが求め
られる。このように非垂直な採光面であっても迅速な調
光、遮光が可能なブラインドとしては、互いに平行に配
置した一対のローラと、これらのローラ間に張架された
スクリーンを、これらのローラに夫々付設されたモータ
ーとを備え、これらモーターの駆動力によってスクリー
ンを水平方向に移動させながら何れかのローラ側に巻取
らせるように構成した電動ロールブラインドがあり、大
面積遮光の場合には長スパン,幅長に渡る大型になる。
【0003】例えば、図4に示される電動ロールブライ
ンド1において、2はスクリーン、3,3′はワイヤ
ー、4はスクリーン用巻き取りパイプ、5はワイヤー用
巻き取りパイプ、6はスクリーン2とワイヤー3、3′
とを仲介するためのフロントバーである。本出願人も特
願平6−92376号にて図5に示す如く台形若しくは
二等辺三角形の非定巾スクリーン2′を巻装したところ
の電動ロールブラインドを提案している。
【0004】かかるスクリーン2′の連続体でもって大
架構採光面を遮光する可動ロールブラインドを提供した
ものである。すなわち、隣り同志が互いに反対向きで、
交互にレベルを入れ替え、かつ、互いの側端縁を所定巾
重ねた態様でもって配列して採光面を覆ったものであっ
て、図6に示す如く、隣り同志が互いに反対向きで
(a)、交互にレベルを入れ替え(b)、かつ、互いの
側端縁を所定巾重ねる(a)とすると、採光面被覆をな
し得ることとなる。これは、スクリーン2′が大型化し
ても同様であるので、図7に示す如く、全長を大架構採
光面の主架構7、7′スパンに一致させて設計すれば、
スクリーン用巻き取りパイプ4とワイヤー用巻き取りパ
イプ5は、架構内に混入することなく、ぴったりと整合
して、視覚上主架構に取り込まれ、美観を維持すること
が可能である。なを図中8はサブ架構を示す。
【0005】前記の図7中囲線AとB部を拡大詳示して
図8、9と図10、11に示す。囲線A部は、主架構7
上で互いに隣り合ったスクリーン用巻き取りパイプ4を
前面にして、フロントバー6がスクリーン用巻き取りパ
イプ4、4の中間の後面に重なり、夫々のスクリーン
2′、…がその側端縁をラップさせ合っている態様を示
し、又、囲線B部は、反対側での主架構7上でフロント
バー6を前面にして、互いに隣り合ったスクリーン用巻
き取りパイプ4、4が該フロントバー6の後面に重なっ
た態様を示す。
【0006】スクリーン用巻き取りパイプ4は各自専用
の主架構7上に固設のモーター9からチェーン電動ユニ
ット10を介して伝動を受けており、フロントバー6に
対して非止着に取り付くワイヤー11はフロントバー6
の両端に配設の掛け渡たし用の滑車12、12と、主架
構7上に配設の滑車13、13を介してワイヤー巻き取
り装置14に案内されている。
【0007】一方、スクリーン用巻き取りパイプ4のモ
ーター9が作動して同パイプ4がスクリーン巻き取り方
向に回転されると、ワイヤー巻き取り装置14に巻き取
られているワイヤー11が巻き戻され、フロントバー6
がスクリーン用巻き取りパイプ4近傍に達するまでスク
リーン2′がパイプ4に巻き取られる。ワイヤー11は
ワイヤー巻き取り装置14に規則的に巻き取られるた
め、その移動ストロークを充分に確保すればワイヤー1
1の巻き取り量を充分確保することができるので、スク
リーン2′の引き出し量を充分に確保することができ
る。
【0008】スクリーン2′にあっては幅方向左右の張
力調整はフロントバー6側、しいてはワイヤー11で行
なうしかない(スクリーン用巻き取りパイプ4側では不
可能)。しかし、叙上図5〜8の本出願人提案例の如
く、フロントバー6に対してワイヤー11を掛け渡たし
用の滑車12を介して非止着に取り付ける場合にあって
はフロントバー6左右部でのスクリーン張力均等調整を
充分に確認して左右の滑車12,12の位置決めがなさ
れるが、これは、いずれか一方を先ず決めておいて必ず
しも対称位置になるとはかぎらない他方の位置を種々の
仮止め位置の変遷を経て求めてなされる。場合によって
は先行して決めた滑車12を変位させてやり直しするこ
ともある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】叙上の如く、従来の手
段ではバランス点の追求を経て最終固定に至るのに手間
がかかりすぎる欠点がある。本発明は、叙上の事情に鑑
みなされたものであり、その目的とするところは、バラ
ンス点の捜し出しが迅速になし得て最終固定に至る手間
がほとんどかかることのないフロントバーにおける滑車
位置決め機構を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における電動ロールブラインドのフロントバ
ーにおける滑車位置決め機構は、ワイヤー掛け渡たし用
の左右の滑車をスライド固定板にビス止めすると共にフ
ロントバー側に当該スライド固定板が係嵌し、該ビス本
締めで該スライド固定板が固定されるスライド条溝を設
けるとしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜3を
参照して説明すると、ワイヤー11掛け渡たし用の左右
の滑車12、12はスライド固定板15に対しビス1
6,…止めにて定間隔のもとに組み付く。当該スライド
固定板15は、フロントバー6の前端に設けられたスラ
イド条溝17に嵌挿係止にて装着される。
【0012】該ビス16を本締めするとスライド固定板
15はスライド条溝17上辺、つまり、フロントバー6
に対して圧着され固定される。つまり、滑車12かフロ
ントバー6に対して固定されることになる。そして、こ
れに先立つバランス点捜し出しは、スライド条溝17に
スライド固定板15が遊嵌されているもとでの掛け渡た
しワイヤー11を受けるスライド移動可能な定間隔の滑
車12、12の均等点へのすみやかな変移で瞬時に達成
される。あとは、ビス16を本締めすればよい。
【0013】なを、図中18はフロントバー6の他側端
に設けられたスクリーン2′端縁の生地押さえ19を係
嵌するための条溝である。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。フ
ロントバー6に対する滑車12、12の位置決めが大巾
に簡易化され、実際上の意義は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の滑車位置決め機構の全体正面図であ
る。
【図2】同じく拡大側面図である。
【図3】同じく正面図である。
【図4】電動ロールブラインドの説明図である。
【図5】特殊スクリーンの説明図である。
【図6】a,bは図5に紹介のスクリーンをもって大面
積遮光を形成する要領説明図である。
【図7】図6のものを大架構採光面に実施する説明図で
ある。
【図8】図7中囲線A部の拡大詳示図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】図8中囲線B部の拡大詳示図である。
【図11】図10の側面図である。
【符号の説明】
1 電動ロールブラインド 2 スクリーン 2′ スクリーン 3 ワイヤー 3′ ワイヤー 4 スクリーン用巻き取りパイプ 5 ワイヤー用巻き取りパイプ 6 フロントバー 7 主架構 7′ 主架構 8 サブ架構 9 モーター 10 チェーン電動ユニット 11 ワイヤー 12 滑車 13 滑車 14 ワイヤー巻き取り装置 15 スライド固定板 16 ビス 17 スライド条溝 18 条溝 19 生地押さえ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/56 E06B 9/322 E06B 9/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤー掛け渡たし用の左右の滑車をス
    ライド固定板にビス止めすると共にフロントバー側に当
    該スライド固定板が係嵌し、該ビス本締めで該スライド
    固定板が固定されるスライド条溝を設けるとしたことを
    特徴とする電動ロールブラインドのフロントバーにおけ
    る滑車位置決め機構。
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