JP3305565B2 - 耐食性とプレス加工性に優れた溶接可能型有機複合めっき鋼板 - Google Patents

耐食性とプレス加工性に優れた溶接可能型有機複合めっき鋼板

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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C28/00Coating for obtaining at least two superposed coatings either by methods not provided for in a single one of groups C23C2/00 - C23C26/00 or by combinations of methods provided for in subclasses C23C and C25C or C25D

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた溶接性、耐
食性、加工性を有し、自動車用防錆鋼板として好適な溶
接可能型有機複合めっき鋼板に関する。
【0002】
【従来の技術】すでに冷延鋼板の耐食性、塗装後の耐食
性及び加工性を損なわず量産化できる表面処理鋼板とし
て電気Znめっき鋼板が汎用されていることは周知であ
る。また、近年では寒冷地帯における冬期の道路凍結防
止用の散布岩塩に対する自動車の防錆対策としてZnめ
っき鋼板の使用が試みられ、過酷な腐食環境での耐食性
の要求が増加する傾向にある。
【0003】これらZnめっき鋼板の耐食性向上要求に
対してZnめっき量(付着量)による耐食性の向上が知
られているが、めっき量の増加以外の方法としてZn自
身の溶解を抑制するための合金めっきが数多く提案され
ている。これらの多くは、Fe,Ni,Coといった鉄
族元素を合金成分として含有するものである。これらの
Zn−鉄族系電気めっき鋼板は未塗装あるいは塗装後の
耐食性が優れる特徴があり、工業的に生産、実用化され
ているが、耐食性をさらに向上させることが望まれてい
る。
【0004】この要求に対して、自動車用途などではZ
n系めっき鋼板にクロメート処理を行い、その上層に有
機被膜を被覆する有機複合めっき鋼板が開発されてき
た。一方、家電業界を中心に組立工程省略ニーズが高ま
り、ポストコートのプレコート化が進められている。自
動車外板用途でも、自動車用鋼板のプレコート化による
電着塗装省略型あるいは電着塗装、中塗り塗装省略型鋼
板のニーズが高まってきている。自助車用途にプレコー
ト鋼板を用いるとき、その溶接性が課題となるが、特開
昭62−73938号公報や特開昭63−270131
号公報に導電顔料を含有させることにより、導電性を付
与した有機複合めっき鋼板が既に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記有
機複合めっき鋼板は自動車製造工程において、電着塗装
があることを前提としており、電着塗装あるいは電着塗
装、中塗り塗装を省略した場合には、鉄面がむき出しに
なる切断面の耐食性は考慮されておらず、切断面の耐食
性については十分な性能を有していなかった。本来、有
機複合鋼板は一般面の耐食性を高めることを目的として
おり、有機被膜中に防錆顔料などを含有させるなど、主
として最上層の有機被膜を形成する塗料組成物の改良が
進められてきた。しかし、切断面の耐食性については有
機被膜の防食性能よりもめっき層の犠牲防食能力に負う
ところが大きくめっき層についての十分な検討が必要と
なった。
【0006】また、Znめっきを用いた有機複合めっき
鋼板は、めっき層が柔らかいためにプレス時に有機被膜
のカジリや剥離の問題が生じることが多く、有機被膜の
潤滑性を高める技術が必要となった。本発明は上記問題
点を解決し、耐食性、特に切断面の耐食性を向上させ、
さらにプレス加工性を向上させた有機複合めっき鋼板を
提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、切断面が腐食
したときに優れた犠牲防食能力を有する電気Znめっき
層、あるいは溶融Znめっき層を下地めっき層とし、ク
ロメート皮膜、有機被膜を適当量上層に形成することに
より、耐食性とプレス加工性が飛躍的に向上した有機複
合めっき鋼板を提供する。本発明の要旨は、 (1) 鋼板の片面あるいは両面に鋼板側から順に、め
っき付着量[g/m2]/鋼板の板厚[mm]=30〜
130に相当する付着量であるZnめっき層、総Cr付
着量10〜150mg/m2のクロメート皮膜、膜厚1
〜20μmの有機被膜が形成されており、該有機被膜が
含む導電性無機顔料比率が1〜40vol%、クロム系
防錆顔料比率が5〜40vol%、潤滑剤が1〜4vo
l%、それら合計が7〜65vol%であることを特徴
とする溶接可能型有機複合めっき鋼板。 (2) Znめっき層が、電気Znめっきあるいは溶融
Znめっきである前記(1)に記載の溶接可能型有機複
合めっき鋼板。 (3) クロメート皮膜が水可溶分30%以下の難溶性
クロメート皮膜である前記(1)に記載の溶接可能型有
機複合めっき鋼板にある。
【0008】
【発明の実施の形態】まず、下地めっき層について述べ
る。切断部の耐食性を高めるには電気Znめっき、また
は溶融Znめっきが有効である。一般面の耐食性につい
ては、各種Zn系合金めっきが開発されているが、この
ようなZn系合金めっきでは腐食時にZnの優先溶解が
起こり、切断面のように鉄面が露出しているような場合
には犠牲防食作用が弱い。その点、電気Znめっきや溶
融Znめっきでは、Zn単相であるために鋼に対する犠
牲防食能力が高く有利である。また、溶融Znめっきで
は、微量のAl、Pb、Cd、Sb、Ti、Mgなどを
含有させても良い。Znめっきの付着量は、めっき付着
量[g/m2]/鋼板の板厚[mm]=30〜130を
満足する範囲とする。30未満では十分な切断面の耐食
性が得られない。また、130を超えてもその効果は飽
和するので経済性を考慮して、上限を130とする。
【0009】めっき層の上に施されるクロメート層は、
有機被膜との密着性を確保する効果がある。Znめっき
層はCr6+およびまたはCr3+からなる酸性処理液との
反応性がよいので従来から公知の塗布型クロメート処
理、反応型クロメート処理および電解型クロメート処理
などはいずれも適用できる。クロメート皮膜の付着量は
総Cr量として10〜150mg/m2とする。10m
g/m2では有機被膜の密着性が不十分であり、耐食性
が劣化する。150mg/m2を超えると溶接性、プレ
ス加工性が悪化し、実用上好ましくない。より好ましい
範囲は総Cr量として20〜100mg/m2である。
【0010】なお、クロメート皮膜の水可溶分は30%
以下、好ましくは20%以下が良い。水可溶分が30%
を超えると、可溶性のCr6+が多く含まれるため、耐ク
ロム溶出性あるいは耐水膨潤性が低下し、上層塗膜の二
次密着性低下、あるいは有機複合めっき鋼板としての高
い耐食性能は得られにくい。このクロメート皮膜の上層
には有機被膜を施す。有機被膜の厚みは0.5〜20μ
mとする。0.5μm以下では耐食性が十分ではなく、
20μmを超えるとプレス加工性が劣化することがあ
り、上限を20μmとする。好ましくは2〜10μmが
良い。
【0011】有機被膜は溶剤型、水溶性型いずれでも良
く、例えばエポキシ樹脂、アルキド樹脂、オイルフリー
ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、アクリルエチレン樹
脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、ポ
リカーボネート樹脂などが使用できる。必要応じて硬化
剤、着色顔料の各種添加剤を加えても良い。被覆方法
は、ロールコート、スプレーコート、カーテンフローコ
ートなどの公知のいずれの方法であっても良い。
【0012】導電性顔料は塗膜に導電性を持たせること
を目的としており、SUS粉末、フェロシリコン、燐化
鉄、Zn粉末、Ni粉末、導電性カーボンのうち1種あ
るいは2種以上の組み合わせで使用が可能である。ま
た、その平均粒径は1〜15μm、好ましくは4〜12
μmが良い。平均粒径が1μm未満では塗料中で二次凝
集し、粗粒化して粒発生の原因となり、また塗膜として
の加工強度の低下を招くため好ましくない。その平均粒
径が15μmを超えると塗膜外観がざらつきのある粗面
と化し、型カジリやプレス品の加工部と非加工部とで外
観ムラを生じやすく、品質上好ましくない。
【0013】導電性顔料の配合比は、品質上重要な要素
である。本発明における配合比は1〜40vol%が良
い。配合比が1vol%未満では塗膜の接触抵抗が高く
導電機能が十分ではないため、適正電流範囲が狭く、ま
た電極への有機塗膜燃焼残渣付着による連続打点性不良
などスポット溶接性に難点がある。40vol%を超え
ては樹脂のバインダーとしての機能を超えるため、ロー
ル塗装などの均一塗装技術に支障をきたし、塗膜として
固化したとしても密着性に難があり、耐食性が劣化す
る。
【0014】クロム系防錆顔料は塗膜に高い防錆能力を
付与することができ、めっき層あるいは鋼板の腐食を抑
制するのに有幼である。その効果は一般面(平板部)で
特に大きく、電着塗装を省略する場合、中塗り塗装、上
塗り塗装が施されない裏面側の耐食性保持に特に有効で
ある。クロム系防錆顔料には、クロム酸ストロンチウ
ム、クロム酸カルシウム、クロム酸亜鉛、クロム酸バリ
ウム、クロム酸アンモニウム、重クロム酸アンモニウム
などを採用することができる。有機塗膜中の含有量は5
〜40vol%とする。5vol%未満では防錆効果が
薄く、40vol%を超えては樹脂のバインダーとして
の機能を超えるため、ロール塗装などの均一塗装技術に
支障をきたし、塗膜として固化したとしても密着性に難
があり、商品化は離しい。
【0015】潤滑剤は、塗膜に高い摺動性を付与するこ
とを目的としており、ポリオレフィン系化合物、カルボ
ン酸エステルの使用が可能である。配合比は1〜40v
ol%が良い。配合比が1vol%未満では塗膜の摺動
抵抗が高く、プレス成形時にカジリや塗膜剥離を生じ
る。40vol%を超えては樹脂のバインダーとしての
機能を超えるため、ロール塗装などの均一塗装技術に支
障をきたし、塗膜として固化したとしても密着性に難が
あり、商品化は難しい。また、導電性顔料、クロム系防
錆顔料と潤滑剤の合計含有率は、有機樹脂のバインダー
力を確保する必要から65vol%以下とする。したが
って、導電性顔料とクロム系防錆顔料の合計を7〜65
vol%と規定する。
【0016】
【実施例】本発明にかかわる実施例を表1〜表3に示
す。板厚0.8mmの低炭素鋼板にセンジマー式溶融め
っきあるいは電気めっき法でZnめっきを施し、表1〜
表3に示すクロメート層、有機被膜層を順次施した。切
断部耐食性の評価は以下の方法で実施した。 塩水噴霧(JIS Z2371)1時間→乾燥(60
℃)3.5時間→湿潤(50℃、RH95%)3.5時
間 上記サイクルを1サイクルとし、20サイクル後の端面
赤錆発生有無で評面した。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】切断面の耐食性評価結果を表1〜表3に示
す(1番〜108番)が、本発明品が優れた切断面耐食
性を示すことがわかる。これに対し、表3の比較例中の
109、110、112番はめっき付着量、クロメート
付着量あるいは有機被膜厚みが不十分であるために、切
断面の耐食性が不足している。115番は有機被膜中の
導電性顔料が多すぎるために、有機被膜としてのバイン
ダー力が不足するために切断面の耐食性が劣化する例で
ある。119番は有機被膜中の潤滑剤が多すぎたため
に、切断面の耐食性が劣化する例である。121、12
2番は導電性顔料、防錆顔料と潤滑剤の合計が多すぎる
ために有機被膜としてのバインダー力が不足するために
耐食性が劣化する例である。
【0021】一般面耐食性は、上記サイクルで腐食試験
を実施したときに、同じZnめっき付着量のZnめっき
鋼板に、リン酸塩処理(PB3020/日本パーカライ
ジング製)後、カチオン電着塗装パワートップU−10
0(日本ペイント製)20μmを施した試料よりも、平
板部の白錆発生が速かったものを×、同等以上のものを
○として評価した。その結果を表1〜表3に示すが、本
発明例が(1番〜108番)が優れた一般面耐食性を示
すことがわかる。これに対して表3の比較例112番は
有機被膜厚みが不足しているために、116番はクロム
系防錆顔料比率が少ないために、一般面の耐食性が不十
分である。また、115、117、120、121番
は、導電性顔料、クロム系防錆顔料、潤滑剤のそれぞれ
あるいはそれらの合計が多すぎるため有機被膜として機
能せず耐食性が劣化した例である。
【0022】溶接性はスポット溶接による連続溶接性試
験で評価した。適正溶接電流範囲を求め、その結果から
得られる所定溶接電流値における限界連続溶接打点数を
求めた。適正電流範囲は、以下の手順で求めた。 板組:実施例に示す表面処理鋼板の同種2枚組 溶接電極:オバラ株式会社T−16D(材質記号DH
OM) 電極間圧力:200kgf 溶接パターン:加圧開始→0.5秒保持→所定電流を
印加(0.2秒)→加圧解放 適正電流範囲測定:のパターンで溶接したときに、
ナゲット径4mm以上を確保できる最低電流値を下限電
流値、試験片と電極との間に強い溶着を生じる最低電流
値を上限電流値として、上下限電流値を測定。
【0023】限界連続溶接打点数は、必要なナゲット径
を確保できる連続溶接打点数の上限のことであり、以下
の手順で求めた。 板組:実施例に示す表面処理鋼板の同種2枚組 溶接電極:オバラ株式会社T−16D(材質記号DH
OM) 電極間圧力:200kgf 溶接パターン:加圧開始→0.5秒保持→所定電流を
印加(0.2秒)→加圧解放 溶接電流値:先に求めた適正溶接電流範囲の中間値
(下限電流値+上限電流値)/2 限界連続溶接打点数:〜の溶接条件で、打点速度
を1点/3秒とし、試験片に形成されるナゲットの直径
が4mm未満とならない最大連続打点数を測定。
【0024】測定した連続打点数が、500点以上の時
には○、500点未満では×として溶接性の評価とし
た。評価結果を表1〜表3(1番〜108番)に示す
が、本発明品が優れた溶接性を示すことがわかる。これ
に対し、比較例111、113番はクロメート付着量、
有機被膜厚みが多すぎるために、また114番は有機被
膜中の導電性顔料が少なすぎるために溶接性を十分に確
保することができない。
【0025】プレス成形性は以下の手順で評価した。プ
レス成形のビードを模した金型で鋼板を挟み、荷重を掛
けつつ一定速度で引き抜き、塗膜の損傷状態を調査し
た。 ・サンプル引き抜き巾:30mm ・金型 :片側がφ4mm円筒、反対例が
平板 ・押しつけ荷重 :1000kg ・引き抜き速度 :200mm/min ・塗油 :低粘度油塗布 評価は、○:カジリ、塗膜剥離無し、×:カジリあるい
は塗膜剥離有り、で実施した。評価結果を表1〜表3
(1番〜108番)に示すが、本発明品が優れたプレス
加工性を有することがわかる。これに対し、表3の比較
例118番は潤滑剤が不足しているためにプレス成形性
が悪い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明の有機複合
めっき鋼板は耐食性、プレス加工性に優れており、自動
車用鋼板として使用可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C25D 3/22 C25D 3/22 5/26 5/26 D 11/38 305 11/38 305 (56)参考文献 特開 昭63−83172(JP,A) 特開 昭63−270131(JP,A) 特開 平5−25653(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05D 7/14 B32B 15/08 C23C 2/06 C23C 22/24 C23C 28/00 C25D 3/22 C25D 5/26 C25D 11/38 305

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板の片面あるいは両面に鋼板側から順
    に、めっき付着量[g/m2]/鋼板の板厚[mm]=
    30〜130に相当する付着量であるZnめっき層、総
    Cr付着量10〜150mg/m2のクロメート皮膜、
    膜厚1〜20μmの有機被膜が形成されており、該有機
    被膜が含む導電性無機顔料比率が1〜40vol%、ク
    ロム系防錆顔料比率が5〜40vol%、潤滑剤が1〜
    4vol%、それら合計が7〜65vol%であること
    を特徴とする溶接可能型有機複合めっき鋼板。
  2. 【請求項2】 Znめっき層が、電気Znめっきあるい
    は溶融Znめっきである請求項1記載の溶接可能型有機
    複合めっき鋼板。
  3. 【請求項3】 クロメート皮膜が水可溶分30%以下の
    難溶性クメート皮膜である請求項1記載の溶接可能型有
    機複合めっき鋼板。
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