JP3305333B2 - 線分要素のサイズ変化調整方法 - Google Patents

線分要素のサイズ変化調整方法

Info

Publication number
JP3305333B2
JP3305333B2 JP54472298A JP54472298A JP3305333B2 JP 3305333 B2 JP3305333 B2 JP 3305333B2 JP 54472298 A JP54472298 A JP 54472298A JP 54472298 A JP54472298 A JP 54472298A JP 3305333 B2 JP3305333 B2 JP 3305333B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
window
positive
color separation
negative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP54472298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000510400A (ja
Inventor
ゴットフリート ヴァイドリッヒ エルンスト―ルドルフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heidelberger Druckmaschinen AG
Original Assignee
Heidelberger Druckmaschinen AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heidelberger Druckmaschinen AG filed Critical Heidelberger Druckmaschinen AG
Publication of JP2000510400A publication Critical patent/JP2000510400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3305333B2 publication Critical patent/JP3305333B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/10Selection of transformation methods according to the characteristics of the input images
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/103Formatting, i.e. changing of presentation of documents
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4023Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on decimating pixels or lines of pixels; based on inserting pixels or lines of pixels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、再現すべき白黒プリントページまたはカラ
ープリントページ上で、たとえば文字などのようなポジ
ティブ線分要素および/またはネガティブ線分要素サイ
ズを変化調整する方法に関する。本発明による電子画像
処理に係わるプリントページは、画像領域とテキスト領
域とから構成されている。画像領域にはハーフトーン画
像(連続階調画像)が含まれており、テキスト領域には
たとえば線画とも称される文字などの線分要素が含まれ
ている。本発明において線分要素と呼ばれる要素のすべ
てのピクセルには、濃度値「黒」または濃度値「白」あ
るいはそれと等価のグレー値が割り当てられている。
さて、電子画像処理は基本的に画像入力と画像加工と
画像出力とによって構成されている。画像の入力にあた
り白黒のプリントページを作成するためには、白黒用の
スキャナで個々の画像原稿(ハーフトーン原画)および
テキスト原稿(線画)をピクセルごとおよびラインごと
に光電式にスキャンニングすることにより、原稿におい
てスキャンニングされたピクセルに対する濃度値(D)
が得られる。
また、カラープリントページを作成するためには、カ
ラースキャナによりカラー画像原稿およびカラーテキス
ト原稿をピクセルごとおよびラインごとに光電式にスキ
ャニングすることにより、カラー原稿においてスキャン
ニングされたピクセルの色成分「赤」、「緑」、「青」
を表すを色値(R,G,B)が得られる。これらの色値(R,
G,B)は減法混色の法則に従い色分解版値(C,M,Y,K)に
変換され、それらの色分解版値(C,M,Y,K)は後続の印
刷プロセスにおいて使用される印刷インキ「シアン」
(C)、「マゼンタ」(M)、「黄色」(Y)、「黒」
(K)のインキ濃度値を表す。
画像入力の際に得られる濃度値(D)ないし色分解値
(C,M,Y,K)はデジタル化され、画像データファイルお
よびテキストデータファイルとして後続の画像加工処理
のために記憶される。
ワークステーションにおいて画像加工処理を行う場
合、まずはじめに画像とテキストの電子的なページの合
成を、レイアウトプランに従いモニタ上で視覚的にコン
トロールしながら実施して1つのプリントページを作成
し、その際、画像データファイルとテキストデータファ
イルが1つの統合データファイルになるよういっしょに
計算され記憶される。ページ合成に必要とされるテキス
トおよびテキストファイルは、ワークステションにおい
てオペレータが作り出すこともできる。さらに画像加工
処理には、グラデーション補正および必要に応じて色補
正ならびに色修整レタッチも含まれる。
画像加工処理の後、画像出力は適切な画像出力装置に
より、たとえばオフセット印刷用色分解版を記録するカ
ラーレコーダにより、または凹版用印刷胴を彫刻する電
子彫刻機により行われる。
1つのプリントページのテキストには一般に、たとえ
ば文字などのようなポジティブな線分要素および/また
はネガティブな線分要素が含まれている。ポジティブ線
分要素とは背景の濃度値より高い濃度値を有する要素で
あるのに対し、ネガティブ線分要素は背景の濃度よりも
低い濃度値を有する要素である。
実践において時折、微細な線分要素は印刷時に失われ
たり不十分にしか再生されなかったりする。したがって
画像加工処理の際に微細な線分要素を拡幅化し、良好に
読むことができるよう印刷時に再現されるようにすると
いう要求がある。
1つのプリントページ上においてポジティブ線分要素
およびネガティブ線分要素のサイズを変化調整するため
の従来方法の欠点は、1つのプリントページ上ではただ
1つの種類の線分要素しか同時に変化させることができ
ないことである。その理由はたとえば、ポジティブ線分
要素の狭幅化によりネガティブ線分要素の不所望な狭幅
化が引き置こされるからである。
したがって本発明の課題は、たとえば文字などのよう
なポジティブ線分要素および/またはネガティブ線分要
素のサイズ変化調整方法において、ポジティブ線分要素
もネガティブ線分要素も1つのプリントページ上で線分
要素のそのつどの濃度値とは無関係に最適に再現できる
ようにすることにある。
上記の課題は、白黒プリントページについては請求項
1の構成要件により解決され、カラープリントページに
ついては請求項9の構成要件により解決される。従属請
求項には、本発明の方法の有利な実施形が記載されてい
る。
次に、図1〜図10を参照しながら本発明による方法に
ついて説明する。
図1は、プリントページにわたりピクセルごとにシフ
トを行う際のプリントページ上での識別フィールドをも
つ判定窓を示す図である。
図2は、プリントページにわたりタイル状にシフトす
る際のプリントページ上での識別フィールドをもつ判定
窓を示す図である。
図3は、プリントページにわたりオーバラップさせな
がらシフトする際のプリントページ上での識別フィール
ドをもつ判定窓を示す図である。
図4は、ポジティブ線分要素およびネガティブ線分要
素に関して特徴的なヒストグラムである。
図5は、1つのポジティブ線分要素に関するインキ成
分をパーセントで表した特徴的な個別のヒストグラムで
ある。
図6は、重み付けられた各インキ成分から形成された
1つのポジティブ線分要素に関する総合ヒストグラムで
ある。
図7は、中央に1つの置換フィールドをもつ正方形の
コピー窓を示す図である。
図8は、変形されたコピー窓を示す図である。
図9は、1つのポジティブ線分要素の拡幅化の実例を
示す図である。
図10は、1つの拡幅化されたポジティブ線分要素を示
す図である。
プリントページの統合データファイルに基づき再現す
べき白黒プリントページまたはカラープリントページ上
で、たとえば文字などのようなポジティブ線分要素およ
び/またはネガティブ線分要素のサイズを変化調整する
本発明による方法は、基本的に2つのステップ[A]お
よび[B]から成る。
冒頭で述べたようにワークステーションにおける画像
加工処理にあたりテキストデータファイル(line−work
ファイル)から、またはテキストデータファイルと画像
データファイル(連続階調データファイル)の組合わせ
から、レイアウトプランに従って統合データファイルが
計算されてプリントページの統合データファイルにまと
められ記憶される。
1つのプリントページは個々のピクセルに細分化さ
れ、プリントページの各線分要素は少なくとも1つのピ
クセルから成る。1つの白黒プリントページの統合デー
タファイル内では各ピクセルに対し「黒」、「白」また
は「灰色」に対する1つの濃度値(D)が割当てられて
いる。また、1つのカラープリントページの統合データ
ファイル内では各ピクセルのインキは色分解値(C,M,Y,
K)により、または色ナンバ(F−Nr)により規定され
ている。1つのピクセルの色分解値(C,M,Y,K)は個々
の印刷インキ、「シアン」(C)、「マゼンタ」
(M)、「黄色」(Y)および「黒」(K)の色濃度な
いし網点サイズまたは網点パーセントを表わす。これら
のインキは重ね刷りにおいてピクセルの規定の色を生じ
させるために使用する必要がある。1つのピクセルの色
ナンバ(F−Nr)は印刷すべき混合色を、個々の印刷イ
ンキ「シアン」(C)、「マゼンタ」(M)、「黄色」
(Y)および「黒」(K)の所定の割合をパーセントで
表す。
ステップ[A]ではまずはじめに、プリントページ上
に存在する線分要素の種類(ポジティブ;ネガティブ)
が1つの白黒ページまたはカラーページの個々の統合デ
ータファイルに基づき、各ピクセルごとにポジティブ識
別子「P」またはネガティブ識別子「N」として判定さ
れ、後続処理のために記憶される。
第1のステップ[A1]において、判定窓1がそれより
も小さな識別フィールド2をとともに規定され、この識
別フィールド2はたとえば矩形の判定窓1の中央に位置
する。この判定窓1には、調べるべきプリントページ4
の複数のピクセル3が含まれている。ピクセル3の個数
は、プリントページ4内に含まれている線分要素5のそ
れぞれの大きさに依存して選ばれる。線分要素5の一義
的識別は、たとえば判定窓1内の100×100ピクセル3に
より達成される。識別窓2は少なくとも1つのピクセ
ル、この実施例では単一のピクセル3を有する。カラー
プリントページ4の場合、判定窓1の大きさを個々の色
分解版に対して同じにように選んでもよいし異なるかた
ちで選んでもよい。
第2のステップ[A2]ではプリントページ4の各ピク
セル3ごとにポジティブやネガティブの識別判定のた
め、判定窓1が識別窓2とともに行ごとに、該当するプ
リントページの統合データファイルにわたりシフトされ
る。このことはイメージ的には、プリントページ4にわ
たる判定窓1と識別窓2のシフトに相応する。
図1には、1つの線分要素5を有するピクセル3に細
分化された1つのプリントページ4が示されている。さ
らにこれにはプリントページ4にわたり移動可能な判定
窓1が示されており、この判定窓1は中央に1つのピク
セルから成る識別窓2を有する。
その際、プリントページ4にわたる識別窓2を有する
判定窓1のシフトを、様々なやり方で行うことができ
る。
第1実施例では判定窓1は、図1に示すようにピクセ
ル3からピクセル3へ、ピクセルごとに行ライン方向6
に、そして1つの行ラインの後、それに対して垂直方向
に次の行ラインへシフトされ、その結果各ピクセル3に
対してポジティブないしネガティブの識別判定が行われ
る。この実施例によれば判定窓1の精確な評価が得られ
る。
図2に示す実施例では判定窓1は、そのつど歩進的に
それの拡がり寸法をめぐって行方向6に、そしてそれに
対して垂直方向にシフトされ、その結果判定窓1は衝き
合わさったタイル状にシフトされる。この場合、窓のサ
イズに従い間隔のおかれたピクセル3に対してのみ、ポ
ジティブ識別子またはネガティブ識別子が求められ、そ
の間に存在するピクセル3に対してはそのつど最も近く
に位置するピクセル3の求められたポジティブ識別子な
いしネガティブ識別子が割り当てられる。この実施例に
よれば短い計算時間が可能であるが、この短い計算時間
は精度を犠牲にして得られるものである。
図3には、第1と第2の実施例の折哀案、妥協策とし
て第3の実施例が示されている。第3の実施例では、そ
こにおいてポジティブ識別またはネガティブ識別を実施
すべきn番目ごとのピクセル3が設定され、判定窓1は
相応にオーバラップしてシフトされる。
判定窓1がシフトの際にプリントページ4の周辺を越
える場合、その周辺を越える判定窓1の領域においては
評価のための値は存在しない。この場合、欠除した値
は、判定窓1の他の領域内に存在する値を印刷ページ4
のそれぞれ周辺にて反射的捕捉ないし鏡対称的反射によ
り得ることができる。
第3のステップ[A3]では、シフトされる判定窓1お
よび識別フィールド2の各位置にて、プリントページ4
上において瞬時に識別フィールド2内に位置するピクセ
ル3に対して次のことが判定される、すなわちプリント
ページ4上にて、ポジティブまたはネガティブの線分要
素5の成分が存在するか、または、線分要素5の成分が
全く存在しないかが判定される。そこでなされた判定に
依存して、該当するピクセル3に1つのポジティブ識別
子またはネガティブ識別子が割り当てられる。
識別フィールド2内に位置する1つのピクセル3のポ
ジティブ識別ないしネガティブ識別についての判定は、
白黒プリントページ4の場合は、周囲の濃度値Dの評価
により行われる。すなわち、判定窓1内の各窓位置に位
置するピクセル3の評価により行われ、カラープリント
ページ3の場合は、色分解版値(C,M,Y,K)または色ナ
ンバ(F−Nr)の形態の相応の色成分の評価により行わ
れる。
白黒プリントページの濃度値Dの評価 各窓位置にてまずはじめに、判定窓1内に位置するピ
クセル3の濃度値Dないし所定の濃度値領域の頻度分布
Hがヒストグラムとして計算され、ここで評価には実質
的に最大および最小の頻度Hが重要である。
次いで、該当するピクセル3のポジティブ識別子また
はネガティブ識別子を判定するため、1つの白黒のプリ
ントページの濃度値Dの頻度分布Hが次の判定基準尺度
に従って評価される。
背景の濃度値DHが判定窓1内の他の濃度値DSより小で
あり、背景の濃度値DHの頻度HHが他の濃度値DSの頻度HS
よりも高い場合、1つのポジティブ線分要素5のピクセ
ル3が生じているのであり、そのピクセル3には1つの
相応のポジティブ識別子が割り当てられる。
それに反して、背景の濃度値DHが判定窓1内の他の濃
度値DSよりも高く、背景の濃度値DHの頻度HHが他の濃度
値DSの頻度HSよりも低ければ、ネガティブ線分要素5の
ピクセル3が生じているのであり、そのピクセル3には
1つの相応のネガティブ識別子が割り当てられる。
図4には、DH<DSおよびHH>HS(図4a)のときの明る
い背景上でのポジティブ線分要素DH>DSおよびHH<H
S(図4b)のときのおよび暗い背景上でのネガティブ線
分要素に対する2つの特徴的なヒストグラムH(D)が
示されている。す。
カラープリントページの色分解版値(C,M,Y,K)の評価 各窓位置にてまずはじめに各色分解版値に対して別個
に、判定窓1内に現れる色分解版値(C,M,Y,K)の頻度
分布が個別ヒストグラムHC(C),HM(M),HY(Y)お
よびHK(K)として求められる。
各窓位置にて、判定窓1の、識別フィールド2内に位
置するピクセル3のポジティブ識別情報ないしネガティ
ブ識別情報を求めるため、色分解版値の個別ヒストグラ
ムの少なくとも1つ、有利には、色分解版値のすべての
4つの個別ヒストグラムが別個に評価される。
それとは異なって、すべての4つの個別ヒストグラム
HC(C),HM(M),HY(Y)およびHK(K)から総合ヒ
ストグラムHCMYK(C,M,Y,K)を作成し、これを評価する
ことができる。
総合ヒストグラムHCMYK(C,M,Y,K)の生成のため、色
インキ(C,M,Y,K)が黒度の基準化のため種々の重み付
係数Gで下式に従って重み付される。
=GC×C M=GM×M Y=GY×Y K=GK×K 色彩理論およびそのつどの印刷プロセスにより、たと
えば、次の重み係数Gが選定される: GC=1.00 GM=0.33 GY=0.16 GK=1.00 ひきつづいて各色分解版値(C,M,Y,K)に対して、所
属の重み付けられた色分解版値(C,M,Y,K)の
加算により、すべての色分解版値に共通の総合ヒストグ
ラムHCMYK(C,M,Y,K)が求められる。
個別または総合ヒストグラムの評価が1つの白黒プリ
ントページに対する上述の判定基準尺度に従って行なわ
れる。
カラープリントページの色ナンバ(F−Nr.)の評価 1つのピクセルの色ナンバ、たとえばF1〜F255は、個
別インキ「シアン」(C)、「マゼンタ」(M)、「無
色」(Y)および「黒」(K)の所定の%パーセント色
インキ成分としての印刷すべき混合色を表わす。一例を
部分的に再現したテーブルで示す。
各窓位置においてまずはじめに各インキ成分に対して
別個に、判定窓1内に現れる色ナンバ(F−Nr.)の頻
度分布が個別ヒストグラムHC(F−Nr.)、HM(F−N
r.)、HY(F−Nr.)およびHK(F−Nr.)として求めら
れる。
しかる後、個別の色ナンバ(F−Nr.)のパーセント
色成分(C,M,Y,K)が、黒度の基準化のため上述の重み
付け係数Gで重み付けされる。
ひきつづいて、各色ナンバ(F−Nr.)に対して、所
属の重み付けられた色成分(C,M,Y,K)の加算
により、すべての色成分に共通の総合ヒストグラムH
CMYK(F−Nr.)が求められ、これは、同じく、白黒プ
リントページに対して、上述の判定基準尺度に従って該
当するピクセル3のポジティブ識別情報ないしネガティ
ブ識別情報を求めるため評価される。
1つの事例では、テーブル中に挙げられたパーセント
色成分(C,M,Y,K)および重み付け係数(GC,GM,GY,GK
を以ての色ナンバF12に対して所望の色成分C=10
%、M=6.6%、Y=4.8%およびK=40.0%が得
られる。当該の重み付けられた%パーセント色成分の加
算により、たとえば、色ナンバF12に対して、すべての
色成分から成る重み付けられた黒値として57%の値が得
られる。
図5には、1つのポジティブ線分要素に対する個々の
パーセント色成分(C,M,Y,K)の特徴的な個別ヒストグ
ラムHC(F−Nr.)、HM(F−Nr.)、HY(F−Nr.)お
よびHK(F−Nr.)が示されており、ここでたとえば色
ナンバF12は背景の色を表わし、色ナンバF12は線分要素
5の色を表わす。
図6には、重み付けられた色成分(C,M,Y,
K)から形成された1つのポジティブ線分要素に対す
る総合ヒストグラムHCMYK(F−Nr.)が示されている。
識別フィールド2に対して代替的に、1つの任意のピ
クセル3を判定窓1内に識別フィールド2として規定す
ることもできる。
ステップ[A]においてプリントページのすべてのピ
クセルに対して求められたポジティブ識別子またはネガ
ティブ識別子を、ステップ[B]の前に求め、識別テー
ブル−ここでは、プリントページ4の各ピクセルに1つ
の「P」または「N」が対応付けられる−の形態でステ
ップ[B]の実施のために記憶することができる。
これに対する代案としてステップ[A]を、時間的に
早めてオンラインでも、ステップ[B]でも実施でき
る。ステップ[B]では、ステップ[A]にて求めポジ
ティブ識別子またはネガティブ識別子に依拠して、1つ
のプリントページ4の各ピクセル3に対して、線分要素
5のサイズ変化調整をプリントページ4上で行なうこと
ができる。
ステップ[B1]〜[B5]については、まずはじめに白
黒プリントページ4に対して説明する。
第1ステップ[B1]では、サイズ変化調整の際、線分
要素5の拡幅化および/または狭幅化を行なうべきかが
定められ、設定される。その設定は、一括して、1つの
プリントページ4全体に対して、領域の相応のマスキン
グによる1つのプリントページ4の選ばれた領域に対し
て、または、1つのプリントページ4の各線分要素5に
対して設定することができる。後者の場合において、1
つのプリントページ4の各ピクセル3に対し1つの相応
の識別子「拡幅化」または「狭幅化」が割り当てられ、
各ピクセル3に対して呼出可能に記憶される。
第2のステップ[B2]では、複数のピクセル3を有す
る1つのコピー窓7が画定され、このコピー窓は、少な
くとも1つのピクセルを含むそれよりも小さな置換フィ
ールド8を含んでいる。置換フィールド8からコピー窓
7の縁までのピクセルの幅によって、ピクセルでの線分
要素5のサイズ変化調整の幅が規定される。置換フィー
ルド8の周りでのコピー窓7の任意に選択可能な形状に
より次のことが定められる、すなわち、サイズ変化調整
が線分要素5の輪郭全体でか、または、テキスト方向で
の輪郭でのみか、または、それと垂直方向に行なわれる
べきであるかが定められる。たとえば、置換フィールド
8の周りでのコピー窓7の正方形の対称的形状の場合、
線分要素5の輪郭全体において均一なサイズ変化調整が
行なわれる。
第3のステップ[B3]では、コピー窓7は置換フィー
ルド8と共に、ピクセルごと、および行ごとに白黒プリ
ントページ4にわたりシフトされる。
白黒プリントページ4上でのシフトされたコピー窓7
および置換フィールド8の各位置において、置換フィー
ルド8内に入る濃度値DZおよび周囲の濃度値、すなわ
ち、コピー窓7内に入る濃度値DUが呼出され、そして、
呼出された濃度値DU,DZが相互に比較される。それも、
ステップ[A1]〜[A3]において求められた、置換フィ
ールド8内に入るピクセル3に対するポジティブ識別子
またはネガティブ識別子および、ステップ[B1]におい
て設定された、線分要素5のサイズ変化調整の形式を考
慮しながら当該の比較が行なわれる。
次いで第4のステップ[B4]では、シフトされたコピ
ー窓7および置換フィールド8の各位置において、濃度
値比較の結果に依拠して次のことが決定される、すなわ
ち置換フィールド8内に存在する濃度値DZが、コピー窓
7のピクセル3の特徴的濃度値DUにより、または、それ
の一部により置換されるべきか否かが決定される。
図7には、部分的に示すプリントページ4上での、中
央の置換フィールド8を有する正方形コピー窓7が示さ
れている。コピー窓7は、濃度値DU1〜DU8を有する8つ
のピクセル3を有する。置換フィールド8は、濃度値DZ
を有するピクセル3を含む。コピー窓の幅は1つのピク
セル3であり、その結果1つの線分要素5の各輪郭にお
いて1ピクセル3のサイズ変化調整を達成できる。
図8には置換フィールド8に関して非対称的なコピー
窓7が示されており、このコピー窓7は、濃度値DU1〜D
U4を有する4つのピクセル8から成る。置換フィールド
8は、濃度値DZを有する1つのピクセル3から成る。コ
ピー窓7は2つのピクセル3の幅を有し、その結果、テ
キスト行ラインに対して垂直方向に延びている、線分要
素5の輪郭においてのみ、1つのピクセルだけの拡幅化
が達成される。
それにひきつづいて第5ステップ[B5]では、シフト
されるコピー窓7の各位置において、ステップ[B4]に
てなされた決定に依存して、場合により、置換フィール
ド8内に存在する濃度値DZが、コピー窓7の求められた
特徴的濃度値DUにより、またはその特徴的濃度値DUの一
部により置換される。
ステップ[B4]および[B5]を同時に実施することも
できる。この場合、ステップ[B4]の後で場合によって
は行われる置換についての決定が、プリントページ4の
1つのコピー上で行なわれ、そしてステップ[B5]の後
での置換がプリントページ4自体上にて行なわれる。
次に、濃度値DZ,DUの比較結果に依存して置換フィー
ルド8内へコピーフィールド7の特徴的濃度値DUをコピ
ーないし伝送することにより、1つの白黒プリントペー
ジ4上でポジティブおよびネガティブな線分要素の拡幅
化または狭幅化を行う様子について詳述する。
ポジティブ線分要素の拡幅化 ポジティブ線分要素5の拡幅化−これはネガティブ線
分要素5の狭幅化に相応する−の場合、各窓位置におい
て置換フィールド8の濃度値DZが次のような場合常に、
コピー窓7のピクセルの最小濃度値DUminにより、また
は、その一部により置換される。すなわち濃度値DU,DZ
の比較にあたり、コピー窓7の少なくとも1つのピクセ
ルの濃度値が置換フィールド8の濃度値よりも高いこと
が確認された場合には常に、上述のように置換が行なわ
れる。図9には、1つのポジティブ線分要素の拡幅化の
実例について、各窓位置にてなされた判定、すなわち、
それぞれの置換フィールド8内に入るピクセル3が置換
されるか否かの判定の様子が示されている。
ここに図示してあるのは、4つのピクセル3から成る
1つのポジティブ線分要素5および1つのピクセル3か
ら成る中央置換フィールド8−これはピクセルごとにシ
フトされる−を有する8つのピクセル3から成る1つの
対称的なコピー窓7である。1つの対称的コピー窓7は
周囲全体にわたり1つのピクセル3の幅を有し、その結
果、線分要素5の輪郭全体における拡幅化が行なわれ
る。相応の置換フィールド8にパッチングしてあること
により置換が示されている。
図10には、相応に拡幅化されたポジティブ線分要素5
が示されている。
ネガティブ線分要素の拡幅化 ネガティブ線分要素5の拡幅化−これはポジティブ線
分要素5の狭幅化に相応する−の場合、各窓位置にて、
置換フィールド8の濃度値DZが次のような場合常に、コ
ピー窓7のピクセルの最大濃度値DUmaxにより、また
は、その一部により置換される。すなわち濃度値DU,DZ
の比較にあたり、コピー窓7の少なくとも1つのピクセ
ルの濃度値が置換フィールド8の濃度値より低いことが
確認された場合には常に、上述のように置換が行なわれ
る。
1つのカラープリントページ5の線分要素5の拡幅化
および/または狭幅化を行なおうとする場合には、カラ
ー原稿5の各色分解版へ別個にステップ[B1]〜[B5
が適用される。その場合には濃度値Dの代わりに、相応
の色濃度−ないし色分解版値(C,M,Y,K)が使用され
る。ここで、個々の色分解版において、コピー窓7の可
変の幅により、線分要素5の種々の拡幅化および/また
は狭幅化を達成できる。同様に、個々の色分解版におい
て色分解版値(C,M,Y,K)の種々の成分割合を置換窓8
内にコピーすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/485 B41J 21/00 G06T 5/30 H04N 1/387

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再現すべき白黒プリントページをピクセル
    に細分化し、各ピクセルに対し「白」、「灰色」または
    「黒」を表す1つの濃度値を割り当て、各線分要素は少
    なくとも1つのピクセルから成る、 白黒プリントページ上のポジティブおよび/またはネガ
    ティブな線分要素のサイズ変化調整方法において、 線分要素(5)のサイズ変化調整形式(拡幅化、狭幅
    化)を確定し、 白黒プリントページ(4)の各ピクセル(3)を、濃度
    値(D)の評価により該ピクセルがポジティブ線分要素
    (5)の構成部分であるのかネガティブ線分要素(5)
    の構成部分であるのかについて調べ、 ポジティブ線分要素またはネガティブ線分要素(5)の
    構成部分である各ピクセル(3)に対して、対応するポ
    ジティブ識別子および/またはネガティブ識別子を求
    め、 少なくとも1つのピクセル(3)から成る置換フィール
    ド(8)の周りに1つのコピー窓(7)を画定し、該コ
    ピー窓(7)のサイズにより線分要素(5)の拡幅化お
    よび/または狭幅化の大きさが規定され、 コピー窓(7)を置換フィールド(8)とともに白黒プ
    リントページ(4)にわたりピクセルごとにシフトし、 白黒プリントページ(4)上で各窓位置において、コピ
    ー窓(7)内に入るピクセル(3)の濃度値(DU)を置
    換フィールド(8)の濃度値(DZ)と比較し、 白黒プリントページ(4)上で各窓位置において置換フ
    ィールド(8)のピクセル(3)について、確定された
    サイズ変化調整形式と、置換フィールド(8)のピクセ
    ル(3)に対して求められたポジティブ識別子またはネ
    ガティブ識別子と、濃度値の比較結果とに依存して、置
    換フィールド(8)の濃度値(DZ)をコピー窓(7)の
    ピクセル(3)の特徴的濃度値(DU)またはその一部に
    より置換すべきか否かを判定し、 白黒プリントページ(4)上で各窓位置において、場合
    により置換フィールド(8)の濃度値(DZ)を置換する
    ことを特徴とする、 線分要素のサイズ変化調整方法。
  2. 【請求項2】ポジティブ線分要素(5)の拡幅化または
    ネガティブ線分要素(5)の狭幅化にあたり、白黒プリ
    ントページ(4)上で各窓位置において、濃度値の比較
    の際コピー窓(7)の少なくとも1つのピクセル(3)
    の濃度値(DU)が置換フィールド(8)の濃度値(DZ
    より高いならば、置換フィールド(8)のピクセル
    (3)の濃度値(DZ)をコピー窓(7)のピクセル
    (3)の特徴的濃度値(DU)により置換する、請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】前記特徴的濃度値は、コピー窓(7)のピ
    クセル(3)の濃度値(DU)の最大値である、請求項2
    記載の方法。
  4. 【請求項4】ネガティブ線分要素(5)の拡幅化または
    ポジティブ線分要素(5)の狭幅化にあたり、白黒の印
    刷ページ面(4)上で各窓位置において、濃度値の比較
    の際にコピー窓(7)の少なくとも1つのピクセル
    (3)の濃度値(DU)が置換フィールド(8)の濃度値
    (DZ)より小さければ、置換フィールド(8)のピクセ
    ル(3)の濃度値(DZ)をコピー窓(7)のピクセル
    (3)の特徴的濃度値(DU)により置換する、請求項1
    記載の方法。
  5. 【請求項5】前記特徴的濃度値は、コピー窓(7)のピ
    クセル(3)の濃度値(DU)の最小値である、請求項4
    記載の方法。
  6. 【請求項6】1つの白黒プリントページ(4)の個別ピ
    クセル(3)のポジティブ識別子またはネガティブ識別
    子を求めるため、 複数のピクセル(3)を含む1つの判定窓(1)を画定
    し、プリントページにわたりシフトし、 白黒プリントページ(4)上で各窓位置において、判定
    窓(1)内に入るピクセル(3)の濃度値(D)の頻度
    分布をヒストグラムとして求め、 白黒プリントページ(4)上で各窓位置において、ヒス
    トグラムの評価によりそのつど判定窓(1)内に入るピ
    クセル(3)内の少なくとも1つのポジティブ識別子ま
    たはネガティブ識別子を求める、請求項1から5のいず
    れか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】ヒストグラムの評価にあたり、判定窓
    (1)内で白黒プリントページ(4)の背景の濃度値
    (DH)が他の濃度値(DS)より低く、背景の濃度値
    (DH)の頻度が他の濃度値(DS)の頻度よりも高いなら
    ば、判定窓(1)内に位置する1つの線分要素(5)を
    ポジティブであると識別する、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】ヒストグラムの評価にあたり、判定窓
    (1)内で白黒プリントページ(4)の背景の濃度値
    (DH)が他の濃度値(DS)よりも高く、背景の濃度値
    (DH)の頻度が他の濃度値(DS)の頻度よりも低けれ
    ば、判定窓(1)内に位置する1つの線分要素(5)を
    ネガティブであると識別する、請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】各色分解版をピクセルに細分化し、各ピク
    セルに対しそれぞれの色成分を表す1つの色分解版値
    (C,M,Y,K)を割り当て、各線分要素は少なくとも1つ
    のピクセルから成る、 色分解版として再現すべきカラープリントページ上のポ
    ジティブおよび/またはネガティブな線分要素のサイズ
    変化調整方法において、 線分要素(5)のサイズ変化調整形式(拡幅化、狭幅
    化)を確定し、 カラープリントページの個々の色分解版の各ピクセル
    (3)を、色成分の評価により該ピクセルがポジティブ
    線分要素の構成部分であるのかネガティブ線分要素
    (5)の構成部分であるかのかについて調べ、 ネガティブ線分要素またはポジティブ線分要素の構成部
    分である各ピクセル(3)に対して、対応するポジティ
    ブ識別子またはネガティブ識別子を求め、 少なくとも1つのピクセル(3)から成る1つの置換フ
    ィールド(8)の周りにコピー窓(7)を画定し、該コ
    ピー窓(7)のサイズにより線分要素(5)の拡幅化お
    よび/または狭幅化の大きさが規定され、 コピー窓(7)を置換フィールド(8)とともに個々の
    色分解版にわたり別個にピクセルごとにシフトし、 各色分解版上で各窓位置において、コピー窓(7)内に
    入るピクセル(3)の色分解版値(CU,MU,YU,KU)を対
    応する色分解版値(CU,MU,YU,KU)と比較し、 各色分解版上において置換フィールド(8)のピクセル
    (3)について、確定されたサイズ変化調整形式と、置
    換フィールド(8)のピクセル(3)に対して求められ
    たポジティブ識別子またはネガティブ−識別子と、濃度
    値の比較結果に依存して、置換フィールド(8)の色分
    解版値(CZ,MZ,YZ,KZ)をコピー窓(7)のピクセル
    (3)の特徴的色分解版値(CU,MU,YU,KU)またはその
    一部により置換すべきか否かを判定し、 少なくとも1つの色分解版上で各窓位置において、場合
    により置換フィールド(8)の色分解版値(CZ,MZ,YZ,K
    Z)を置換することを特徴とする、 線分要素のサイズ変化調整方法。
  10. 【請求項10】ポジティブ線分要素(5)の拡幅化また
    はネガティブ線分要素(5)の狭幅化にあたり、色分解
    版上で各窓位置において、色分解版値の比較の際にコピ
    ー窓(7)の少なくとも1つのピクセル(3)の色分解
    版値(CU,MU,YU,KU)が置換フィールド(8)の色分解
    版値(CZ,MZ,YZ,KZ)よりも大きければ、置換フィール
    ド(8)のピクセル(3)の色分解版値(CZ,MZ,YZ,
    KZ)をコピー窓(7)のピクセル(3)の特徴的色分解
    版値(CU,MU,YU,KU)により置換する、請求項9記載の
    方法。
  11. 【請求項11】前記特徴的色分解値は、コピー窓(7)
    のピクセル(3)の色分解版値(CU,MU,YU,KU)の最大
    値である、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】ネガティブ線分要素(5)の拡幅化また
    はポジティブ線分要素(5)の狭幅化にあたり、色分解
    版上で各窓位置において、色分解版値の比較の際にコピ
    ー窓(7)の少なくとも1つのピクセル(3)の色分解
    版値(CU,MU,YU,KU)が置換フィールド(8)の色分解
    版値(CZ,MZ,YZ,KZ)よりも小さいならば、置換フィー
    ルド(8)のピクセル(3)の色分解版値(CZ,MZ,YZ,K
    Z)をコピー窓(7)のピクセル(3)の特徴的色分解
    版値(CU,MU,YU,KU)により置換する、請求項9記載の
    方法。
  13. 【請求項13】前記特徴的色分解版値は、コピー窓
    (7)のピクセル(3)の色分解版値(CU,MU,YU,KU
    の最小値である、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】個々の色分解版のピクセル(3)のポジ
    ティブ識別子またはネガティブ識別子を求めるため、 複数のピクセル(3)を含む1つの判定窓を画定し、個
    々の色分解版にわたりシフトし、 各窓位置において各色分解版上で判定窓(1)内に入る
    ピクセル(3)の色分解版値(C,M,Y,K)の頻度分布を
    個別のヒストグラム(HC,HM,HY,HK)として求め、 各窓位置において各色分解版上でヒストグラム(HC,HM,
    HY,HK)の評価によりそのつど判定窓(1)内に入るピ
    クセル(3)内の少なくとも1つのポジティブ識別子ま
    たはネガティブ識別子を求める、請求項9から13のいず
    れか1項記載の方法。
  15. 【請求項15】個々の色分解版のピクセル(3)のポジ
    ティブ識別子またはネガティブ識別子を求めるため、 複数のピクセル(3)を含む1つの判定窓を画定し、個
    々の色分解版にわたりシフトし、 各窓位置において各色分解版上で判定窓(1)内に入る
    ピクセル(3)の色分解版値(C,M,Y,K)の頻度分布を
    個別のヒストグラム(HC,HM,HY,HK)として求め、 個々の色分解版の色分解版値(C,M,Y,K)を種々の補正
    係数(GC,GM,GY,GK)で重み付け、 重み付けられた色濃度値(C,M,Y,K)の加算に
    より、すべての色分解版に対する総合ヒストグラム(H
    CMYK)を求め、 各窓位置において各色分解版上で総合ヒストグラム(H
    CMYK)の評価により、そのつど判定窓(1)内に入るピ
    クセル(3)内の少なくとも1つのポジティブ識別子ま
    たはネガティブ識別子を求める、請求項9から13のいず
    れか1項記載の方法。
  16. 【請求項16】前記置換フィールド(8)はコピー窓
    (7)の中心にある、請求項1から15のいずれか1項記
    載の方法。
  17. 【請求項17】ポジティブ識別子またはネガティブ識別
    子を線分要素(5)のサイズ変化調整の前に求める、請
    求項1から16のいずれか1項記載の方法。
  18. 【請求項18】判定窓(1)をピクセルごとにシフト
    し、 各窓位置において該当するヒストグラムの評価により、
    判定窓(1)内に入るピクセル(3)のうちの少なくと
    も1つのポジティブ識別子またはネガティブ識別子を求
    める、請求項1から17のいずれか1項記載の方法。
  19. 【請求項19】判定窓(1)をピクセルごとにシフト
    し、 各窓位置において該当するヒストグラムの評価により、
    判定窓(1)内に入るピクセル(3)のうちの少なくと
    も1つのポジティブ識別子またはネガティブ識別子を求
    め、 求められたポジティブ識別子またはネガティブ識別子を
    判定窓(1)のすべてのピクセル(3)に伝える、請求
    項1から17のいずれか1項記載の方法。
  20. 【請求項20】判定窓(1)内で、少なくとも1つのピ
    クセル(3)を含む中央識別フィールド(2)を画定
    し、 判定窓(1)をピクセルごとにシフトし、 各窓位置において識別フィールド(2)内に入るピクセ
    ル(3)に対するポジティブ識別子またはネガティブ識
    別子を求める、請求項1から17のいずれか1項記載の方
    法。
  21. 【請求項21】判定窓(1)において少なくとも1つの
    ピクセル(3)を含む中央識別フィールド(2)を画定
    し、 判定窓(1)をそれぞれそれの拡がりをめぐってシフト
    し、 各窓位置においてそれぞれ識別フィールド(2)内に入
    るピクセル(3)に対するポジティブ識別子またはネガ
    ティブ識別子を求め、 その間に位置するピクセル(3)に対して、それぞれの
    窓位置にて求められたポジティブ識別子またはネガティ
    ブ識別子を割り当てる、請求項1から17のいずれか1項
    記載の方法。
  22. 【請求項22】判定窓(1)において少なくとも1つの
    ピクセル(3)を含む中央識別フィールド(2)を画定
    し、 判定窓(1)をそれぞれ重なり合いを以てシフトし、 各窓位置においてそれぞれの識別フィールド(2)内に
    入るピクセル(3)に対するポジティブ識別子またはネ
    ガティブ識別子を求め、 その間に位置するピクセル(3)に対して、それぞれの
    窓位置において求められたポジティブ識別子またはネガ
    ティブ識別子を割り当てる、請求項1から17のいずれか
    1項記載の方法。
JP54472298A 1997-04-21 1998-04-18 線分要素のサイズ変化調整方法 Expired - Lifetime JP3305333B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19716445.5 1997-04-21
DE19716445A DE19716445A1 (de) 1997-04-21 1997-04-21 Verfahren zur Verbreiterung von Zeichen
PCT/DE1998/001083 WO1998048380A1 (de) 1997-04-21 1998-04-18 Verfahren zur grössenänderung von strichelementen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000510400A JP2000510400A (ja) 2000-08-15
JP3305333B2 true JP3305333B2 (ja) 2002-07-22

Family

ID=7827043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54472298A Expired - Lifetime JP3305333B2 (ja) 1997-04-21 1998-04-18 線分要素のサイズ変化調整方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6771390B1 (ja)
EP (1) EP0978097B1 (ja)
JP (1) JP3305333B2 (ja)
DE (2) DE19716445A1 (ja)
WO (1) WO1998048380A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10630751B2 (en) 2016-12-30 2020-04-21 Google Llc Sequence dependent data message consolidation in a voice activated computer network environment
US10956485B2 (en) 2011-08-31 2021-03-23 Google Llc Retargeting in a search environment
US8650188B1 (en) 2011-08-31 2014-02-11 Google Inc. Retargeting in a search environment
US9703757B2 (en) 2013-09-30 2017-07-11 Google Inc. Automatically determining a size for a content item for a web page
US10614153B2 (en) 2013-09-30 2020-04-07 Google Llc Resource size-based content item selection
US10431209B2 (en) 2016-12-30 2019-10-01 Google Llc Feedback controller for data transmissions
TWI567568B (zh) * 2016-03-22 2017-01-21 文鼎科技開發股份有限公司 字型調整方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3573789A (en) 1968-12-13 1971-04-06 Ibm Method and apparatus for increasing image resolution
US4847641A (en) * 1988-08-16 1989-07-11 Hewlett-Packard Company Piece-wise print image enhancement for dot matrix printers
JPH03150672A (ja) * 1989-11-08 1991-06-27 Toshiba Corp ナンバプレート検出装置
DE59209091D1 (de) * 1992-10-29 1998-02-05 Adobe Systems Inc Verfahren zum Ausgeben von Multitype-Schrift auf hochauflösenden Ausgabegeräten
JPH06245056A (ja) 1993-02-12 1994-09-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像データの拡大・平滑化処理装置
US5623593A (en) * 1994-06-27 1997-04-22 Macromedia, Inc. System and method for automatically spacing characters
US5757982A (en) 1994-10-18 1998-05-26 Hewlett-Packard Company Quadrantal scaling of dot matrix data
DE4437467C1 (de) 1994-10-19 1995-11-23 Siemens Ag Verfahren zur Verbesserung der Sichtbarkeit linienhafter Strukturen in einem digitalen Grauwertbild
JPH08339449A (ja) * 1995-04-11 1996-12-24 Canon Inc 画像処理装置及びその方法
US5924106A (en) * 1995-05-19 1999-07-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape printing device and method

Also Published As

Publication number Publication date
US6771390B1 (en) 2004-08-03
DE19716445A1 (de) 1998-10-22
DE59801220D1 (de) 2001-09-20
WO1998048380A1 (de) 1998-10-29
JP2000510400A (ja) 2000-08-15
EP0978097B1 (de) 2001-08-16
EP0978097A1 (de) 2000-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3492683B2 (ja) マルチトーン画像の表示方法
CA2036751C (en) Method for preparing polychromatic printing plates
CN101098387B (zh) 图像处理设备和图像处理方法
EP0720351B1 (en) Method for producing color proof
EP0356328B1 (en) Tonal conversion method for pictures
CN101961964B (zh) 在纸张表面制作TPW10μm高清晰度、高保真彩色图片的方法
EP1608148A2 (en) Prepress workflow process employing frequency modulation (FM) screening techniques
US4924323A (en) Tonal conversion method for pictures
US20060204089A1 (en) Method and apparatus for compensating for DOT gain in stochastic printing
JPS61285867A (ja) 網点画像記録方法並びに装置
US7400335B2 (en) Method for printing a halftone digital image
JP3542298B2 (ja) カラー画像処理装置および記録媒体
JP3305333B2 (ja) 線分要素のサイズ変化調整方法
JP3736535B2 (ja) 原稿種類判別装置
US5057931A (en) Tonal conversion method of pictures for producing reproduced pictures free of color-fog
US7280259B2 (en) Method for printing a color proof using a spatial filter
US7050200B2 (en) Lookup table for adjusting dot-gain on bitmap files based on average number of dots
EP0428790B1 (en) Image reproducing method
JP2008503155A (ja) ドキュメントの全カラー走査保護
US6863360B2 (en) Method for adjusting dot-gain for a halftone binary bitmap
JP3738810B2 (ja) 画像印刷方法および装置
JP3297452B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH07134770A (ja) 画像処理装置
JPH10285394A (ja) 画像処理装置
JP2000341525A (ja) Ctf及びctpワークフローにおける製版方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120510

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130510

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140510

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term