JP3305027B2 - 光ファイバアレイおよびその製造方法 - Google Patents
光ファイバアレイおよびその製造方法Info
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Description
列して固定した光ファイバアレイおよびその製造方法に
関する。
の様々な分野においては、偏波面保存光ファイバが使用
されている。この偏波面保存光ファイバは、伝搬光の偏
波面を保存することができるという特性を有しており、
光の偏波や位相特性を利用した各種センサへの応用、コ
ヒーレント通信への応用等がなされている。
間隔ずつ離間して配列させ、光ファイバアレイとして一
体的に固定するために、種々の整列機構が使用されてい
る。
すように、V溝基板10と板状の光ファイバ押さえ部材
50とを備えており、このV溝基板10の上平面部18
に所定の間隔ずつ離間して複数のV溝11が形成されて
いる。そして、V溝基板10のV溝11に偏波面保存光
ファイバ30が配設された後、偏波面保存光ファイバ3
0がV溝11の側面12、13および光ファイバ押さえ
部材50の下面51の3面に接した状態で、樹脂系接着
剤60によってV溝基板10と偏波面保存光ファイバ3
0と光ファイバ押さえ部材50とが一体的に固着されて
いる。
おいては、偏波面保存光ファイバの位置精度を確保する
ために、V溝基板10および光ファイバ押さえ部材50
にはセラミックスが採用されている。そして、偏波面保
存光ファイバ30は、上述したように、V溝11の側面
12、13および光ファイバ押さえ部材50の下面51
の3面に接した状態で樹脂系接着剤60によって固定さ
れている。このため、樹脂系接着剤60が硬化する際の
収縮によって、光ファイバ押さえ部材50がV溝基板1
0側に押さえつけられると、偏波面保存光ファイバ30
に大きな圧縮応力がかかる。この圧縮応力により、偏波
面保存光ファイバ30のコア34が変形され、その屈折
率が変化し、その結果、偏波面保存光ファイバ30の光
学的損失の増大、例えば光の伝搬損失が増大するという
問題がある。
ては、クラッド32の中央部にコア34を形成している
だけでなく、コア34の両側に応力付与部33を形成し
て光の偏波面を保存している。従って、V溝基板10と
光ファイバ押さえ部材50との間に偏波面保存光ファイ
バ30を固着する際に、樹脂系接着剤60の硬化に伴っ
て、偏波面保存光ファイバ30に大きな圧縮応力がかか
ると、偏波面保存光ファイバ30内の応力分布が変化し
て所望の偏波面を保持することができないようになり、
偏光クロストークが劣化するという問題があった。
に載置された光ファイバに不要な応力が作用することを
防止することができ、その結果、光ファイバの損失や偏
光クロストーク等の光学的特性を有効に確保することが
可能な光ファイバアレイおよびその製造方法を提供する
ことにある。
形成されたV溝基板と、前記V溝に載置された光ファイ
バと、前記光ファイバ上に設けられ、側面に脚部を有す
る光ファイバ押さえ部材とが一体的に固着された光ファ
イバアレイにおいて、前記光ファイバ押さえ部材の下面
が前記光ファイバの頂部から所定の間隔をもって離間さ
れ、前記光ファイバの頂部が前記V溝基板の上面よりも
上方に位置し、前記光ファイバ押さえ部材と前記V溝基
板との間における前記所定の間隔を含む空間内に樹脂系
接着剤が充填されていることを特徴とする光ファイバア
レイが得られる。
V溝基板と、前記V溝に載置された光ファイバと、前記
光ファイバ上に設けられ、側面に脚部を有する光ファイ
バ押さえ部材とが一体的に固着された光ファイバアレイ
であって、前記光ファイバ押さえ部材の下面が前記光フ
ァイバの頂部から所定の間隔をもって離間され、前記光
ファイバ押さえ部材と前記V溝基板との間における前記
所定の間隔を含む空間内に樹脂系接着剤が充填された光
ファイバアレイの製造方法において、前記光ファイバの
頂部が前記V溝基板の上面よりも上方となり、かつ、前
記光ファイバの端面と前記V溝基板の端面が面一となる
ように前記光ファイバを前記V溝に載置し、前記空間内
で光ファイバを回転させて前記光ファイバの偏波面の面
合わせを行った後、前記空間内に前記樹脂系接着剤を充
填して、該樹脂系接着剤を硬化し、前記V溝基板、前記
光ファイバ、前記光ファイバ押さえ部材および前記樹脂
系接着剤を前記光ファイバの延在方向と所定の角度をな
す平面内において切断することによって、前記光ファイ
バの端面出しを行なうことを特徴とする光ファイバアレ
イの製造方法が得られる。
面を光ファイバの頂部から所定の間隔をもって離間さ
せ、光ファイバの頂部をV溝基板の上面よりも上方とな
るように位置し、光ファイバを光ファイバと光ファイバ
押さえ部材との間に設けられた樹脂を介して光ファイバ
押さえ部材によりV溝に保持しているから、光ファイバ
押さえ部材がV溝側に押さえつけられて、光ファイバの
方向に大きな圧縮応力が発生しても、その圧縮応力は光
ファイバと光ファイバ押さえ部材との間に設けられた樹
脂によって緩和されるから、光ファイバにこの大きな圧
縮応力が働くことが抑制され、その結果、光ファイバの
コアの変形も抑制されて、光ファイバの光学的損失の増
大、例えば光の伝搬損失の増大も抑制される。また、こ
のように光ファイバに大きな圧縮応力が働くことが抑制
されるから、光ファイバとして偏波面保存光ファイバを
用いた場合には偏波面保存光ファイバ内の応力分布が変
化することも抑制され、その結果、偏光クロストークの
劣化も抑制できる。
に設けられる樹脂としては、好ましくは樹脂系接着剤が
用いられる。この樹脂系接着剤としては、好ましくはエ
ポキシ系等の熱硬化樹脂、またはアクリル系等の紫外線
硬化樹脂が用いられる。
下面を光ファイバの頂部から所定の間隔を持って離間さ
せ、光ファイバの頂部をV溝基板の上面よりも上方とな
るように位置し、光ファイバを光ファイバと光ファイバ
押さえ部材との間に設けられた樹脂を介して光ファイバ
押さえ部材によりV溝に保持しても、光ファイバの位置
精度は光ファイバが載置されるV溝によって確保するこ
とができる。
ファイバと光ファイバ押さえ部材との間に設けられた樹
脂を介して光ファイバ押さえ部材によりV溝に保持した
後、V溝基板、光ファイバ、光ファイバ押さえ部材およ
び樹脂を光ファイバの延在方向と所定の角度をなす平面
内において切断することによって光ファイバの端面出し
を行なうことにより、容易に光ファイバの端面出しを行
なうことができる。
さえ部材の下面を光ファイバの頂部から所定の間隔をも
って離間させ、光ファイバの頂部がV溝基板の上面より
も上方となり、かつ、光ファイバの端面とV溝基板の端
面が面一となるように光ファイバをV溝に載置し、光フ
ァイバを光ファイバと光ファイバ押さえ部材との間に樹
脂を介設させた場合や、V溝基板、光ファイバ、光ファ
イバ押さえ部材および樹脂を光ファイバの延在方向と所
定の角度をなす平面内において切断することによって光
ファイバの端面出しを行なうことにより、容易に光ファ
イバの端面出しを行なうことができる。なお、この切断
方法としては、好ましくは、ダイシングカット法が用い
られる。
て説明する。
バアレイを説明するための斜視図であり、図1Bは図1
Aを前方から見た図である。
例の光ファイバアレイにおいては、V溝11が形成され
たV溝基板10と、V溝11に載置された偏波面保存光
ファイバ30と、光ファイバ押さえ部材20とが樹脂系
接着剤60を介して一体的に固着されている。
波面保存光ファイバ30の頂部35から所定の間隔aを
もって離間している。偏波面保存光ファイバ30の頂部
35と光ファイバ押さえ部材20の下面21との間にも
樹脂系接着剤60が設けられている。
に、ガラス(SiO2 )セラミックスあるいはジルコニ
アセラミックスからなっており、光ファイバ押さえ部材
20もガラス(SiO2 )セラミックスあるいはジルコ
ニアセラミックスからなっている。
2および中心部のコア34から構成されており、クラッ
ド32の直径は125μmである。そして、本実施例に
おいては、光ファイバ押さえ部材20の下面21と偏波
面保存光ファイバ30の頂部35との間隔aを50μm
とした。また、偏波面保存光ファイバ30には、光の偏
波面を保存するために、コア34の両側に応力付与部3
3が設けられている。
熱硬化樹脂であるエポテック353NDを使用した。な
お、樹脂系接着剤60としては、他の熱硬化樹脂を用い
ることもでき、さらにアクリル系等の紫外線硬化型樹脂
を用いることもできる。
下面21と偏波面保存光ファイバ30の頂部35との間
に間隔aが50μmの空間を設け、この空間にも樹脂系
接着剤60を設けているから、樹脂系接着剤60が硬化
するときの収縮によって光ファイバ押さえ部材20がV
溝基板10側に押さえつけられて、偏波面保存光ファイ
バ30の方向に大きな圧縮応力が発生しても、その圧縮
応力は、光ファイバ押さえ部材20と偏波面保存光ファ
イバ30との間に設けられた樹脂系接着剤60によって
緩和されるから、偏波面保存光ファイバ30に大きな圧
縮応力が働くことが抑制され、その結果、偏波面保存光
ファイバ30のコア34の変形、すなわち、屈折率分布
が変化することが抑制され、また、偏波面保存光ファイ
バ30内の応力分布が変化することも抑制され、従っ
て、偏波面保存光ファイバ30の損失の増大や偏光クロ
ストークの劣化も抑制される。
第1の実施例の光ファイバアレイを製造する方法を説明
する。
明の第1の実施例の光ファイバアレイを製造する方法を
説明するための斜視図である。
の上平面部18に複数のV溝11を互いに平行に設け
る。この複数のV溝11に連通して、偏波面保存光ファ
イバ30の樹脂製被覆部分39を挿入するための凹部1
5をV溝基板10に設ける。
脚部23を設け、後方には接着剤注入口25を設ける。
の上平面部18上に光ファイバ押さえ部材20を固着す
る。この固着は、光ファイバ押さえ部材20の両端の脚
部23の底面をV溝基板10の上平面部18の両端部上
に接着剤によって固着することによって行なう。
ファイバ30をV溝基板10の後方から挿入し、偏波面
保存光ファイバ30の樹脂製被覆部分39を除去するこ
とにより樹脂製被覆部分39から露出した光ファイバ露
出部31をV溝11上に載置する。このとき、偏波面保
存光ファイバ30の前端面がV溝基板10の前端面とほ
ぼ一致するようにし、偏波面保存光ファイバ30の樹脂
製被覆部分39をV溝基板10の凹部15と光ファイバ
押さえ部材20の下面21との間の空間内に収容するよ
うにする。
ファイバ30の光ファイバ露出部31をV溝11上に載
置した状態で、V溝基板10および光ファイバ押さえ部
材20の下面21との間の空間をガイドとして、偏波面
保存光ファイバ30を回転させて偏波面保存光ファイバ
30の偏波面を所望の角度位置にあわせて、偏波面合わ
せを行なう。
さえ部材20に形成された接着剤注入口25より樹脂系
接着剤60を流入させる。樹脂系接着剤60にはエポキ
シ系熱硬化型樹脂であるエポテック353NDを用い、
加熱により樹脂系接着剤60を硬化させて偏波面保存光
ファイバ30、V溝基板10および光ファイバ押さえ部
材20を一体的に固着させる。なお、樹脂系接着剤60
として、紫外線硬化型樹脂を用いた場合には、紫外線を
照射させて樹脂系接着剤60を硬化させる。
方向に垂直な平面であってX−X線を含む平面に沿っ
て、偏波面保存光ファイバ30、V溝基板10、光ファ
イバ押さえ部材20および樹脂系接着剤60を切断する
ことによって、偏波面保存光ファイバ30の端面出しを
行ない、図3Cに示すような光ファイバアレイを製造す
る。この切断はダイシングカット法によって行なう。な
お、本実施例においては、切断によって端面出しを行な
ったが、研磨によって端面出しを行なうことも可能であ
る。
アレイについて説明する。
バアレイを説明するための斜視図であり、図4Bは図4
Aを前方から見た図である。
例の光ファイバアレイにおいては、V溝11が形成され
たV溝基板10と、V溝11に載置された偏波面保存光
ファイバ30と、板状の光ファイバ押さえ部材40とが
樹脂系接着剤60を介して一体的に固着されている。
側面12、13および光ファイバ押さえ部材40の下面
41の3面に接した状態で樹脂系接着剤60によって固
定されている。
2および中心部のコア34から構成されており、クラッ
ド32の直径は125μmである。また、偏波面保存光
ファイバ30には、光の偏波面を保存するために、コア
34の両側に応力付与部33が設けられている。
熱硬化樹脂であるエポテック353NDを使用した。な
お、樹脂系接着剤60としては、他の熱硬化樹脂を用い
ることもでき、さらにアクリル系等の紫外線硬化型樹脂
を用いることもできる。
に、ガラス(SiO2 )セラミックスあるいはジルコニ
アセラミックスからなっている。
シ樹脂等の樹脂である。このように光ファイバ押さえ部
材40を樹脂で構成したから、樹脂系接着剤60が硬化
するときの収縮によって光ファイバ押さえ部材40がV
溝基板10側に押さえつけられて、偏波面保存光ファイ
バ30の方向に大きな圧縮応力が発生しても、その圧縮
応力は、光ファイバ押さえ部材40それ自身によって緩
和されるから、偏波面保存光ファイバ30に大きな圧縮
応力が働くことが抑制され、その結果、偏波面保存光フ
ァイバ30のコア34の変形、すなわち、屈折率分布が
変化することが抑制され、また、偏波面保存光ファイバ
30内の応力分布が変化することも抑制され、従って、
偏波面保存光ファイバ30の損失の増大や偏光クロスト
ークの劣化も抑制される。
40の材質を樹脂としても、偏波面保存光ファイバ30
が載置されているV溝基板10はセラミックス製だか
ら、このV溝基板10によって偏波面保存光ファイバ3
0の位置精度を確保することができる。
第2の実施例の光ファイバアレイを製造する方法を説明
する。
の光ファイバアレイを製造する方法を説明するための斜
視図である。
ファイバ30の樹脂製被覆部分39がV溝基板10の凹
部15に、偏波面保存光ファイバ30の樹脂製被覆部分
39を除去することにより樹脂製被覆部分39から露出
した光ファイバ露出部31がV溝11上にそれぞれ位置
するように、偏波面保存光ファイバ30をV溝基板10
上に位置せしめる。
をV溝11中に位置合わせした状態で偏波面保存光ファ
イバ30を回転させて偏波面保存光ファイバ30の偏波
面合わせを行なう。
露出部31上に光ファイバ押さえ部材40を設ける。
さえ部材40に形成された接着剤注入口45より樹脂系
接着剤60を流入させる。樹脂系接着剤60にはエポキ
シ系熱硬化型樹脂であるエポテック353NDを用い、
加熱により樹脂系接着剤60を硬化させて偏波面保光フ
ァイバ30、V溝基板10および光ファイバ押さえ部材
40を一体的に固着させる。なお、樹脂系接着剤60と
して、紫外線硬化型樹脂を用いた場合には、紫外線を照
射させて樹脂系接着剤60を硬化させる。
方向に垂直な平面であってX−X線を含む平面に沿っ
て、偏波面保存光ファイバ30、V溝基板10、光ファ
イバ押さえ部材40および樹脂系接着剤60を切断する
ことによって、偏波面保存光ファイバ30の端面出しを
行ない、図5Cに示すような光ファイバアレイを製造す
る。この切断はダイシングカット法によって行なう。な
お、本実施例においては、切断によって端面出しを行な
ったが、研磨によって端面出しを行なうことも可能であ
る。
ファイバアレイであって、光ファイバ押さえ部材50に
ガラス(SiO2 )セラミックスを使用した光ファイ
バアレイと、本発明の第1、第2の実施例に係る光ファ
イバアレイとを用いて、偏波保持能力を比較した。その
結果、従来の光ファイバアレイの偏光クロストークが2
5〜30dBであるのに対して、本発明に係る光ファイ
バアレイの偏光クロストークが、いずれの実施例に係る
光ファイバアレイにおいても、ファイバ単体での偏光ク
ロストークの値である40dB程度の値となり、偏光ク
ロストークの劣化が著しく低減されるという結果が得ら
れた。
して、偏波面保存光ファイバを用いたが、本発明の光フ
ァイバアレイおよびその製造方法は応力付与部が設けら
れていない光ファイバにも適用することができ、その場
合においても、光ファイバに大きな圧縮応力が働くこと
が抑制され、その結果、光ファイバのコアの変形も抑制
されて、光ファイバの光学的損失の増大、例えば光の伝
搬損失の増大も抑制され、また容易に光ファイバの端面
出しを行なうことができる。
材の下面を光ファイバの頂部から所定の間隔をもって離
間させ、光ファイバの頂部をV溝基板の上面よりも上方
となるように位置し、光ファイバを光ファイバと光ファ
イバ押さえ部材との間に設けられた樹脂を介して光ファ
イバ押さえ部材によりV溝に保持しているから、光ファ
イバ押さえ部材がV溝側に押さえつけられて、光ファイ
バの方向に大きな圧縮応力が発生しても、その圧縮応力
は光ファイバと光ファイバ押さえ部材との間に設けられ
た樹脂によって緩和されるから、光ファイバにこの大き
な圧縮応力が働くことが抑制され、その結果、光ファイ
バのコアの変形も抑制されて、光ファイバの光学的損失
の増大、例えば光の伝搬損失の増大も抑制される。ま
た、このように光ファイバに大きな圧縮応力が働くこと
が抑制されるから、光ファイバとして偏波面保存光ファ
イバを用いた場合には偏波面保存光ファイバ内の応力分
布が変化することも抑制され、その結果、偏光クロスト
ークの劣化も抑制できる。
ファイバと光ファイバ押さえ部材との間に設けられた樹
脂を介して光ファイバ押さえ部材によりV溝に保持した
後、V溝基板、光ファイバ、光ファイバ押さえ部材およ
び樹脂を光ファイバの延在方向と所定の角度をなす平面
内において切断することによって光ファイバの端面出し
を行うことにより、容易に光ファイバの端面出しを行う
ことができる。
り、図1Aは本発明の第1の実施例を説明するための斜
視図であり、図1Bは図1Aを前方から見た図である。
造する方法を説明するための斜視図である。
造する方法を説明するための斜視図である。
り、図4Aは本発明の第2の実施例を説明するための斜
視図であり、図4Bは図4Aを前方から見た図である。
造する方法を説明するための斜視図である。
あり、図5Aは従来の光ファイバアレイを説明するため
の斜視図であり、図5Bは図5Aを前面から見た図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】V溝が形成されたV溝基板と、前記V溝に
載置された光ファイバと、前記光ファイバ上に設けら
れ、側面に脚部を有する光ファイバ押さえ部材とが一体
的に固着された光ファイバアレイにおいて、 前記光ファイバ押さえ部材の下面が前記光ファイバの頂
部から所定の間隔をもって離間され、前記光ファイバの頂部が前記V溝基板の上面よりも上方
に位置し、 前記光ファイバ押さえ部材と前記V溝基板との間におけ
る前記所定の間隔を含む空間内に樹脂系接着剤が充填さ
れていることを特徴とする光ファイバアレイ。 - 【請求項2】V溝が形成されたV溝基板と、前記V溝に
載置された光ファイバと、前記光ファイバ上に設けら
れ、側面に脚部を有する光ファイバ押さえ部材とが一体
的に固着された光ファイバアレイであって、前記光ファ
イバ押さえ部材の下面が前記光ファイバの頂部から所定
の間隔をもって離間され、前記光ファイバ押さえ部材と
前記V溝基板との間における前記所定の間隔を含む空間
内に樹脂系接着剤が充填された光ファイバアレイの製造
方法において、前記光ファイバの頂部が前記V溝基板の上面よりも上方
となり、かつ、前記光ファイバの端面と前記V溝基板の
端面が面一となるように前記光ファイバを前記V溝に載
置し、 前記空間内で光ファイバを回転させて前記光ファイバの
偏波面の面合わせを行った後、前記空間内に前記樹脂系
接着剤を充填して、該樹脂系接着剤を硬化し、 前記V溝基板、前記光ファイバ、前記光ファイバ押さえ
部材および前記樹脂系接着剤を前記光ファイバの延在方
向と所定の角度をなす平面内において切断することによ
って、前記光ファイバの端面出しを行なうことを特徴と
する光ファイバアレイの製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP00693993A JP3305027B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 光ファイバアレイおよびその製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00693993A JP3305027B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 光ファイバアレイおよびその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06222246A JPH06222246A (ja) | 1994-08-12 |
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ID=11652227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP00693993A Expired - Lifetime JP3305027B2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 光ファイバアレイおよびその製造方法 |
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-
1993
- 1993-01-19 JP JP00693993A patent/JP3305027B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH06222246A (ja) | 1994-08-12 |
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