JP3305021B2 - 対象物体の検出装置 - Google Patents

対象物体の検出装置

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JP3305021B2 JP34302792A JP34302792A JP3305021B2 JP 3305021 B2 JP3305021 B2 JP 3305021B2 JP 34302792 A JP34302792 A JP 34302792A JP 34302792 A JP34302792 A JP 34302792A JP 3305021 B2 JP3305021 B2 JP 3305021B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視カメラで撮像され
た画像を利用して対象物体を検出する対象物体の検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、監視カメラで撮像された画像を利
用して対象物体を検出する場合、撮像された映像信号を
例えば1フレ−ム単位で取り込み、対象物体と背景との
差を取る等の方法で対象物体を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の対象物
体の検出装置は、1つの対象物体を全体で検出してい
る。したがって、対象物体が複数あっても、それら複数
の対象物体が部分的に重なっていると、1つの対象物体
として判断することがある。
【0004】また、対象物体を検出するために、対象物
体と背景との差を取る場合、ノイズと対象物体との分離
が困難で、対象物体を正しく識別できないこともある。
【0005】本発明は、対象物体の一部を特徴情報とし
て軌跡化し、この軌跡を利用して対象物体を検出するも
ので、対象物体を確実に検出できる対象物体の検出装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の対象物体の検出
装置は、所定の監視領域内を走行する対象物体を撮像す
る監視カメラと、この監視カメラから出力される対象物
体の映像信号が画面単位で順に供給され、1つの画面単
位より長い所定時間に亘り、前記対象物体の映像信号を
順に重ね、これを記録する画像メモリと、この画像メモ
リに記録された映像信号から対象物体の特徴情報を抽出
する特徴抽出部と、この特徴抽出部で抽出された特徴情
報を軌跡化する軌跡処理演算部と、前記特徴抽出部を制
御するCPUとを具備している。また、上記した構成の
対象物体の検出装置に、軌跡処理演算部で軌跡化した特
徴情報の軌跡が、前記監視カメラの監視領域の端縁から
延びているか否かを検知する手段を設けている。
【0007】
【0008】
【作用】本発明では、監視カメラで撮像した対象物体か
ら部分的な特徴情報を抽出し、その特徴情報を軌跡化し
ている。そして、特徴情報の軌跡が監視カメラの監視領
域の端縁から延びているか否かを検知し、監視領域の端
縁から延びている場合に新たに監視領域に入った対象物
体として検出する。
【0009】したがって、対象物体を部分的な特徴情報
で検出するため、複数の対象物体が一部で重なっても対
象物体を検出できる。
【0010】また、特徴情報の軌跡が監視領域の端縁か
ら延びている場合に、新たに監視領域に入った対象物体
として判断しているので、対象物体の検出が確実に行え
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1で
説明する。
【0012】1は監視カメラで、監視カメラ1は図2に
示すように、例えば道路21を走行する対象物体、即ち
車両22が撮像できるように下向きに配置されている。
なお、図2では道路21上に2台の車両22が示されて
いる。
【0013】監視カメラ1では、例えば図3のようにそ
の監視領域に、右車線の路肩31そしてセンタ−ライン
32、左車線の路肩33などが撮像される。
【0014】監視カメラ1(図1)で撮像された画像
は、監視カメラ1から映像信号として出力される。CP
U2の制御によって、映像信号はA−D変換器3に取り
込まれデジタル信号に変換される。そして、特徴抽出部
4に供給される。特徴抽出部4で特徴を抽出された映像
信号は画像メモリ5に記録される。なお、画像メモリ5
は例えば第1および第2の2つのメモリ5a、5bで構
成される。
【0015】ここで特徴抽出部4に入力された映像信号
を処理する方法および処理された映像信号を画像メモリ
5に記録する方法について、図4のフロ−チャ−トで説
明する。
【0016】A−D変換器3でデジタル信号に変換され
た映像信号は、CPU2の制御によって、ステップ41
で、1つの画面単位例えば映像信号の1フィ−ルド分が
特徴抽出部4に取り込まれる。先ず、1番目のフィ−ル
ドの映像信号が取り込まれる。
【0017】特徴抽出部4に取り込まれた映像信号は、
CPU2の制御によって、ステップ42で対象物体の一
部が特徴情報として抽出される。
【0018】例えば1番目のフィ−ルド映像信号から特
徴情報F1が抽出される。
【0019】なお、特徴情報としては、対象物体が例え
ば夜間走行時の車両などの場合、テ−ルランプやヘッド
ランプのようにその他の部分に比べて輝度が高い部分が
選ばれる。したがって、輝度の差を利用して対象物体の
特徴情報が抽出される。
【0020】なお、テ−ルランプやヘッドランプのよう
に輝度が高い部分は、1つの対象物体に複数箇所ある。
そのため、通常、1つの対象物体から複数の特徴情報が
抽出される。
【0021】しかし、以下の実施例では説明の都合上、
1つの対象物体から1つの特徴情報が抽出されるものと
する。
【0022】特徴情報F1は、その特徴情報F1が撮像
された監視カメラ1の監視領域内の位置情報とともに、
ステップ43で第1のメモリ5aに記録される。
【0023】次に、ステップ44で、2番目以降のフィ
−ルドの映像信号が順に取り込まれる。
【0024】例えば2番目のフィ−ルドの映像信号が取
り込まれ、ステップ45でテ−ルランプやヘッドランプ
に相当する特徴情報F2が抽出される。この特徴情報F
2は、ステップ46で第2のメモリ5bに記録される。
【0025】第2のメモリ5bに記録された特徴情報F
2は、ステップ47で演算処理が行なわれ、第1のメモ
リ5aに加えられる。したがって、この時点では第1の
メモリ5aには、特徴情報F1と特徴情報F2とが記録
される。
【0026】そして、ステップ48で、3番目以降のフ
ィ−ルドの映像信号に対して、上記ステップ44からス
テップ47までの信号処理が、一定時間Tの間繰り返さ
れる。
【0027】一定時間Tの間にK個のフィ−ルド映像信
号が到来し、例えば全てのフィ−ルド映像信号から1個
づつの特徴情報が検出されたとする。この場合、一定時
間Tが経過した時点では、第1のメモリ5aには、K個
の特徴情報F1〜FKが記録されている。
【0028】第1のメモリ5aに記録された特徴情報F
1〜FKは、それぞれ1フィ−ルドに相当する時間間隔
を持っている。したがって、K個の特徴情報F1〜FK
をつなげると、車両の移動につれてテ−ルランプ等が一
定時間Tに移動した軌跡を示すことになる。
【0029】そして、一定時間Tが経過すると、第1の
メモリ5aに記録されている特徴情報F1〜FKが出力
される。
【0030】したがって、第1のメモリ5aから一定時
間Tごとに特徴情報が出力される。第1のメモリ5aか
ら一定時間Tごとに出力される特徴情報は、図1の軌跡
処理演算部6を通って軌跡保存部7に移され、そこで記
録される。その際、それぞれの一定時間Tごとに最終の
特徴情報、例えばK番目の特徴情報FKの位置情報も併
せて記録される。
【0031】なお、第1のメモリ5aに記録されていた
特徴情報が、軌跡保存部7に移されると、それ以前に画
像メモリ5、例えば第1および第2のメモリ5a、5b
に記録されていた特徴情報等は消去される。
【0032】その後、次のフィ−ルド映像信号、例えば
K+1番目以降のフィ−ルド映像信号について、一定時
間Tの間、上記したと同様の信号処理が繰り返される。
【0033】なお、一定時間が始まる際に最初のフィ−
ルド映像信号、例えばK+1番目のフィ−ルド映像信号
の特徴情報FK+1について、監視カメラの監視領域の
位置情報が同時に検知される。
【0034】このように一定時間が始まる最初のフィ−
ルド映像信号、例えばK+1番目のフィ−ルド映像信号
で検知された特徴情報FK+1の位置情報が求められ
る。そして、その前の一定時間の最終、例えばK番目の
フィ−ルド映像信号で検知された特徴情報FKの位置情
報と照合される。
【0035】その結果、例えば両者の位置情報が接近し
ている場合、両者の特徴情報FK、FK+1は同一車両
の軌跡と判断される。このような同一車両の軌跡か否か
の判断は、一定時間が経過するごとに行なわれる。
【0036】また、画像メモリ5、例えば第1のメモリ
5aから一定時間Tごとに出力されるK個(各フィ−ル
ドから特徴情報が検出された場合で、特徴情報が検出さ
れないフィ−ルドがあればその分特徴情報の数は少なく
なる。)の特徴情報は、D−A変換器8に加えられアナ
ログ信号に変換される。
【0037】アナログ信号に変換された特徴情報は表示
部9で画像として再生される。表示部9の画面上には図
5のように軌跡51が例えば2つのテ−ルランプの軌跡
51a、51bとして表示される。
【0038】なお、表示部9で再生される画像は、画像
メモリ5から出力される特徴情報に限られない。例え
ば、軌跡保存部7に記録されている特徴情報をD−A変
換器8でアナログ信号に変換して、再生することもでき
る。
【0039】上記のように軌跡化された車両の特徴情報
は、軌跡処理演算部6(図1)において軌跡の追跡が行
なわれる。
【0040】ここで軌跡処理演算部6で行なわれる軌跡
追跡の例について、図6のフロ−チャ−トで説明する。
【0041】例えば、ステップ61で新規車両の検出が
行われる。
【0042】監視カメラ1の監視領域の外枠が、例えば
図5の4角形の検出ライン52に対応するものとする
と、図5のように特徴情報の軌跡51が検出ライン52
と交差している場合、新規車両が監視カメラ1の監視領
域に入ってきたものと判断される。このようにして、新
しい車両が検出される。
【0043】なお、特徴情報の軌跡が検出ラインと交差
しない場合は、ノイズなど不要な情報として除外され
る。
【0044】また、あらゆる方向からの車両進入に対応
する場合には、検出ラインは監視領域の外縁に沿って閉
ル−プを描くように設けられる。
【0045】また、ステップ62では、一定時間が始ま
る最初のフィ−ルド映像信号、上記の実施例の場合では
例えばK+1番目のフィ−ルド映像信号の特徴情報FK
+1について位置情報が呼び出される。
【0046】また、ステップ63では、ステップ62で
呼び出されたものの、その一つ前の一定時間Tで、最後
のフィ−ルド映像信号、上記の実施例の場合では例えば
K番目のフィ−ルド映像信号の特徴情報FKについてそ
の位置情報が呼び出される。ステップ64では、全ての
車両の特徴情報に対して上記のステップ62とステップ
63の信号処理が行なわれる。
【0047】そして、ステップ62で呼び出された一定
時間が始まる最初のフィ−ルド映像信号の特徴情報に対
する位置情報と、ステップ53で呼び出されたその一つ
前の一定時間Tの最後のフィ−ルド映像信号の特徴情報
に対する位置情報との照合が、全ての軌跡に対して行な
われる。その結果、両者の位置情報が接近している場
合、両者は連続する同一の車両の軌跡であるとして処理
される。
【0048】そして、ステップ65において、連続する
同一の車両の軌跡の場合には、連続する軌跡として繋ぎ
合わせた形で表示される。
【0049】上記のような軌跡の処理により、車両の走
行状態が例えば次のように観測される。
【0050】図7のように多くの車両の軌跡71が左側
車線から右側車線へ、反対方向の場合は右側車線から左
側車線へと一定地点でセンタ−ライン72を越えている
場合、その前後の斜線で示したエリア73で低速度車両
や停止車両などの異常車両が存在する可能性が示唆され
る。なお、図7では1台の車両の軌跡を代表で示してい
る。また、74は路肩である。
【0051】また、車両の特徴情報をテ−ルランプから
得ている場合、図8のように1台の車両から2つの軌跡
が81a、81bが得られる。この場合、渋滞などで複
数の車両が重なり、片側の軌跡81bが途中で消失して
も、他方の軌跡81aを利用して軌跡が追跡できる。
【0052】なお、上記した第1の実施例では、監視カ
メラから出力された映像信号をデジタル信号に変換し、
その後、特徴を抽出し、抽出された特徴情報を画像メモ
リに記録している。
【0053】しかし、監視カメラから出力された映像信
号を一定時間に亘って画像メモリに記録し、その後で特
徴を抽出する構成でも同様の効果が得られる。
【0054】ここで、本発明の第2の実施例として、映
像信号を画像メモリに記録し、その後、特徴を抽出する
場合について、図9を参照して説明する。なお図9で
は、第1の実施例を示す図1と同一部分には同一符号を
付している。
【0055】監視カメラ1で撮像された画像は、監視カ
メラ1から映像信号として出力される。CPU2の制御
によって、映像信号はA−D変換器3に取り込まれデジ
タル信号に変換される。デジタル信号に変換された映像
信号は、1つの画面単位例えば映像信号の1フィ−ルド
毎に、一定時間に亘って順に画像メモリ5に記録され
る。なお、画像メモリ5は例えば第1および第2の2つ
のメモリ5a、5bで構成される。
【0056】ここで、デジタル信号に変換された映像信
号を画像メモリ5に記録する方法について、図10のフ
ロ−チャ−トで説明する。
【0057】CPU2の制御によって、ステップ101
で、1番目のフィ−ルドの映像信号がA−D変換器3に
取り込まれる。
【0058】A−D変換器3に取り込まれた映像信号は
デジタル信号に変換され、ステップ102で第1のメモ
リ5aに記録される。
【0059】次に、ステップ103で、2番目以降のフ
ィ−ルドの映像信号が順に取り込まれる。
【0060】例えば2番目のフィ−ルドの映像信号がA
−D変換器3に取り込まれ、デジタル信号に変換され、
ステップ104で第2のメモリ5bに記録される。
【0061】第2のメモリ5bに記録された映像信号
は、ステップ105で演算処理され第1のメモリ5a
に、既にステップ102で記憶してある映像信号に重ね
て記録される。したがって、この時点では第1のメモリ
5aには、2フィ−ルド分の映像信号が互いに重なって
記録される。
【0062】そして、ステップ106で、3番目以降の
フィ−ルドの映像信号に対して、上記ステップ103、
104、105の信号処理が、一定時間Tの間繰り返さ
れる。
【0063】一定時間Tの間にk個のフィ−ルド映像信
号が到来すると、一定時間Tが経過した時点では、第1
のメモリ5aには、k個フィ−ルド分の映像信号が重な
って記録される。
【0064】そして、一定時間Tが経過すると、第1の
メモリ5aに重なって記録されているk個フィ−ルド分
の映像信号が出力される。
【0065】この映像信号はCPU2の制御で特徴抽出
部4(図9)に供給され、ステップ107で特徴情報が
抽出される。
【0066】特徴抽出部4では、第1の実施例と同様の
方法でk個分が重なった映像信号から特徴情報が抽出さ
れる。この結果、k個フィ−ルド分、つまり一定時間T
の間における特徴情報が抽出される。この際、CPU2
の制御によって、それぞれの一定時間Tごとに最初と最
終のフィ−ルド映像信号の特徴情報、例えば1番目とk
番目の特徴情報f1、fkに対し位置情報が付加され
る。
【0067】特徴抽出部4から一定時間Tごとに出力さ
れる特徴情報は、図9の軌跡処理演算部6に供給され、
第1の実施例と同様の軌跡処理が行われる。その後、特
徴情報は、軌跡処理演算部6から軌跡保存部7に移さ
れ、そこで記録される。
【0068】なお、特徴情報が軌跡保存部7に移される
と、それ以前に画像メモリ5、例えば第1および第2の
メモリ5a、5bに記録されていた映像信号は消去され
る。その後、次のフィ−ルド映像信号、例えばk+1番
目以降のフィ−ルド映像信号について、一定時間Tの
間、上記したと同様の信号処理が繰り返される。
【0069】なお、一定時間が始まる最初のフィ−ルド
映像信号、例えばk+1番目のフィ−ルド映像信号の特
徴情報fk+1の位置情報と、その前の一定時間の最
終、例えばk番目のフィ−ルド映像信号の特徴情報fk
の位置情報とを照合し、両者の位置情報が接近している
場合、両者の特徴情報fk、fk+1は同一車両の軌跡
と判断する構成は第1の実施例と同様である。このよう
な同一車両の軌跡か否かの判断は、一定時間が経過する
ごとに行なわれる。
【0070】また、画像メモリ5に記録されている映像
信号は、D−A変換器8でアナログ信号に変換し、表示
部9で画像として再生することができる。
【0071】なお、抽出された特徴情報を表示部で表示
する構成や、軌跡保存部に記録されている特徴情報をD
−A変換器でアナログ信号に変換して表示部で表示する
構成、さらに、軌跡化された車両の特徴情報から軌跡処
理演算部で軌跡の追跡を行う構成、等は第1の実施例と
同様であるので、説明は省略する。
【0072】なお、第2の実施例の場合、特徴抽出処理
の回数が減るので処理速度を速くできる。
【0073】なお、上記した各実施例では、画像メモリ
が2つのメモリで構成される場合で説明したが、画像メ
モリを1つのメモリで構成することもできる。
【0074】また、特徴情報を抽出する画面単位を1フ
ィ−ルドで行っているが、1フレ−ムごとに行うことも
できる。
【0075】また、上記の各実施例では、特徴情報の軌
跡化を一定時間ごとに区切って行っている。このように
軌跡化の時間を区切ることにより、一定時間に形成され
る軌跡の長さから車両など対象物体の移動速度を知るこ
とができる。
【0076】また、対象物体の検出を対象物体全体でな
く、その一部分を例えば輝度の差を利用し特徴情報とし
て検出するため対象物体の検出が確実で、また複数の対
象物体が部分的に重なっても対象物体を検出できる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、対象物体の特徴情報を
軌跡化し、その軌跡から対象物体を検出している。した
がって、対象物体が部分的に重なっても対象物体を確実
に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明する回路構成図で
ある。
【図2】本発明を説明する図で、監視カメラの配置を示
す概略図である。
【図3】本発明を説明する図で、監視カメラで撮像され
る模様を示す図である。
【図4】本発明の動作を説明するフロ−チャ−ト図であ
る。
【図5】本発明の動作を説明する図で、表示器で表示さ
れた軌跡を示す図である。
【図6】本発明の動作を説明するフロ−チャ−ト図であ
る。
【図7】本発明の動作を説明する図で、表示器で表示さ
れた道路状況を示す図である。
【図8】本発明の動作を説明する図で、表示器で表示さ
れた軌跡を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施例を説明する回路構成図で
ある。
【図10】本発明の第2の実施例の動作を説明するフロ
−チャ−ト図である。
【符号の説明】
1…監視カメラ 2…CPU 3…A−D変換器 4…特徴抽出部 5…画像メモリ 6…軌跡処理演算部 7…軌跡保存部 8…D−A変換器 9…表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−246678(JP,A) 特開 昭63−247598(JP,A) 特開 平3−242592(JP,A) 特開 昭62−86990(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00 - 7/60 G06T 1/00 H04N 7/18 G08B 13/194

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の監視領域内を走行する対象物体を
    撮像する監視カメラと、この監視カメラから出力される
    対象物体の映像信号が画面単位で順に供給され、1つの
    画面単位より長い所定時間に亘り、前記対象物体の映像
    信号を順に重ね、これを記録する画像メモリと、この画
    像メモリに記録された映像信号から対象物体の特徴情報
    を抽出する特徴抽出部と、この特徴抽出部で抽出された
    特徴情報を軌跡化する軌跡処理演算部と、前記特徴抽出
    部を制御するCPUとを具備した対象物体の検出装置。
  2. 【請求項2】 軌跡処理演算部で軌跡化した特徴情報の
    軌跡が、前記監視カメラの監視領域の端縁から延びてい
    るか否かを検知する手段を設けた請求項1記載の対象物
    体の検出装置。
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