JP3304999B2 - 辞書管理方法及びその装置 - Google Patents

辞書管理方法及びその装置

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JP3304999B2
JP3304999B2 JP03626492A JP3626492A JP3304999B2 JP 3304999 B2 JP3304999 B2 JP 3304999B2 JP 03626492 A JP03626492 A JP 03626492A JP 3626492 A JP3626492 A JP 3626492A JP 3304999 B2 JP3304999 B2 JP 3304999B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は日本語の処理を行なう装
置に関し、特にかな漢字変換において、正しい文章を作
成するために、辞書にない単語を登録する機能を有する
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来日本語の入力においては、単語の読
みに対して、表記、品詞、接続情報などを格納した単語
辞書を用いてかな漢字変換を実行している。そしてユー
ザが、単語辞書にない新たに必要な単語を登録するため
の登録単語辞書が用意されている。また、登録単語辞書
の内容を一覧表示することも可能である。
【0003】更に、単語辞書に存在しない単語が利用さ
れると、その単語を、登録単語辞書に自動的に単語登録
することが可能な装置が提案されている。
【0004】また、単語辞書に存在する単語を、変換候
補とされないように、登録単語辞書に変換禁止登録する
ことが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記提案では、登録単語辞書を一覧表示する場合、自動登
録単語はまったく表示されないか、ユーザ登録単語と区
別なく一様に表示されるかであった。
【0006】また、変換禁止単語もまったく表示されな
いか、ユーザ登録単語と一様に表示されるかであった。
【0007】ここで、自動登録単語がまったく表示され
ない場合、ユーザは登録単語辞書に登録されている単語
を正確に把握することは不可能であった。また一様に表
示されている場合、ユーザ登録単語であることや自動登
録単語であることを意識した登録単語辞書管理が不可能
であった。
【0008】同様に変換禁止単語がまったく表示されな
い場合、ユーザは登録単語辞書に登録されている変換禁
止単語を正確に把握することができず、また一様に表示
されている場合、意味の異なるユーザ登録単語と変換禁
止単語とを区別できず、両者を区別した登録単語辞書管
理が不可能であった。
【0009】また、自動登録単語はユーザ登録単語と異
なり、ユーザが意識して登録したものではないので、ユ
ーザの意図しない単語が自動登録によって登録され、こ
の単語へ変換されてしまうことにより、ユーザの目的に
反する不都合な変換が行われることがあった。
【0010】また、登録単語辞書内では、自動登録単語
よりユーザ登録単語が優先されており、ユーザが単語登
録を行おうとしたときに、登録単語辞書の空き領域が不
足している場合、自動的に自動登録単語が削除され、ユ
ーザ登録単語が登録される。従って、ユーザ登録のため
には、自動登録単語が登録されている領域も利用できる
が、登録単語辞書の一覧表示の際に表示される残り容量
は、単に辞書内の空き領域を表示しているため、実際に
ユーザが登録できる残り容量とは異なっている。そのた
め、ユーザは、ユーザ登録可能な領域が実際にあとどの
位残されているかを知ることは不可能であった。
【0011】また、登録単語辞書を一覧表示する場合、
活用語である登録単語は語幹のみが表示されるだけであ
った。これは登録単語辞書内で活用語は語幹のみしか登
録されていないためである。よって、ユーザが登録単語
を把握するためには、活用語である登録単語の語幹から
その単語の活用を連想する必要があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の辞書管理方法は、単語の読みを表記に変換
するための単語情報を記憶している変換用辞書にない単
語の情報を登録するための登録単語辞書に対して、ユー
ザにより登録を指示された前記変換用辞書にない単語を
ユーザ登録単語として登録し、入力された読みに対する
表記の選択操作において、前記変換用辞書の単語にない
読みと表記の組み合わせがユーザにより選択された場合
に、当該組み合わせを自動登録単語として登録し、前記
ユーザ登録単語を登録する際に、前記登録単語辞書に空
き領域がなければ、登録済みの自動登録単語を消去し
て、当該ユーザ登録単語を登録するための空き領域を作
成するようにし、前記登録単語辞書における前記ユーザ
登録単語の追加登録可能な量を、当該登録単語辞書の空
き領域と前記自動登録単語が登録されている領域との和
に基づいて算出し、算出された前記ユーザ登録単語の追
加登録可能な量を表示することを特徴とする。
【0013】また、本発明の他の態様によれば、辞書管
理装置に、単語の読みを表記に変換するための単語情報
を記憶している変換用辞書と、該変換用辞書にない単語
の情報を登録するための登録単語辞書と、ユーザにより
登録を指示された前記変換用辞書にない単語をユーザ登
録単語として前記登録単語辞書に登録する第1の登録手
段と、入力された読みを表記に変換する操作において、
前記変換用辞書の単語にない読みと表記の組み合わせが
ユーザにより選択された場合に、当該組み合わせを自動
登録単語として前記登録単語辞書に登録する第2の登録
手段と、前記ユーザ登録単語を登録する際に、前記登録
単語辞書に空き領域がなければ、登録済みの自動登録単
語を消去して、当該ユーザ登録単語を登録するための空
き領域を作成する空き領域作成手段と、前記登録単語辞
書において、前記ユーザ登録単語を追加登録可能な量
を、当該登録単語辞書の空き領域と前記自動登録単語が
登録されている領域との和に基づいて算出する算出手段
と、該算出手段により算出された前記追加登録可能な量
を表示する表示手段とを備える。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
【0019】図1は本発明の全体構成の一例である。
【0020】図示の構成において、CPUは、マイクロ
プロセッサであり、文字処理のための演算、論理判断等
を行ない、アドレスバスAB、コントロールバスCB、
データバスDBを介して、それらのバスに接続された各
構成要素を制御する。
【0021】アドレスバスABはマイクロプロセッサC
PUの制御の対象とする構成要素を指示するアドレス信
号を転送する。コントロールバスCBはマイクロプロセ
ッサCPUの制御の対象とする各構成要素のコントロー
ル信号を転送して印加する。データバスDBは各構成機
器相互間のデータの転送を行なう。
【0022】次にROMは、読出し専用の固定メモリで
ある。PAは、図6〜図12につき後述するマイクロプ
ロセッサCPUによる制御手順等を記憶させたプログラ
ムエリアである。
【0023】また、RAMは、1ワード16ビットの構
成の書込み可能のランダムアクセスメモリであって、各
構成要素からの各種データの一時記憶に用いる。
【0024】TBUFは文書バッファであり、キーボー
ドKBより入力された文書情報を蓄えるためのメモリで
ある。
【0025】YBUFはキーボードKBより入力された
読みを格納する入力読みバッファ・メモリである。
【0026】DICはカナ漢字変換を行なうための単語
辞書である。
【0027】TDICはカナ漢字変換を行なうために単
語を登録することができる登録単語辞書である。
【0028】GDICはカナ漢字変換の学習データを格
納する学習データ辞書である。
【0029】DBPOOLはYBUFの読みを文節に解
析・変換した情報を格納する同音語候補格納メモリであ
る。
【0030】YJPOOLはDBPOOLと連動して、
同音語の候補に適用されている用例の情報を格納するメ
モリである。
【0031】LRNDATは個々の単語および用例の学
習状態を格納した学習データ格納メモリである。
【0032】FZTBLは付属語をDICに格納されて
いる結合情報に対応させるための付属語列変換テーブル
である。
【0033】KGTBLは登録単語辞書TDICに格納
されている活用語に活用語尾を付加させるための、活用
語の品詞に付加する活用語尾を対応させた活用語尾テー
ブルである。
【0034】
【0035】KBはキーボードであって、アルファベッ
トキー、ひらがなキー、カタカナキー等の文字記号入力
キー、及び、変換を指示する変換キーなどの各種のファ
ンクションキーを備えている。
【0036】図1において、YOMIは読みを入力する
ためのキー、CONは入力した読みを変換するための変
換指示キー、NXTは変換候補を変更して次候補に変換
するための次候補変換指示キー、SELは現在の同音語
表示候補に確定し同時にその候補表記を学習することを
指示するための選択キー、TORはユーザが単語登録を
行うためのユーザ登録キー、TKANはユーザが登録単
語辞書内の単語を管理、編成するための登録単語管理キ
ーである。
【0037】以下、登録単語管理実行中に有効なキーで
ある。TSRCは単語を探索するための探索キー、TD
ELは単語を削除するための削除キー、TREDは登録
単語辞書を新しく読み込む呼出キー、TSAVは画面上
の登録単語辞書を保存するための保存キー、TUDOは
直前の削除を取り消すための復元キー、TCHGは自動
登録単語をユーザ登録単語に変更する格上キー、TEN
Dは登録単語管理を終了するための終了キーである。
【0038】DISKは定型文書を記憶するためのメモ
リで作成された文書の保管を行ない、保管された文書は
キーボードの指示により、必要な時呼び出される。
【0039】CRはカーソルレジスタである。CPUに
より、カーソルレジスタの内容を読み書きできる。後述
するCRTコントローラCRTCは、ここに蓄えられた
アドレスに対する表示装置CRT上の位置にカーソルを
表示する。
【0040】DBUFは表示用バッファメモリで、TB
UFに蓄えられた文書情報等のパターンを蓄える。
【0041】CRTCはカーソルレジスタCR及びバッ
ファDBUFに蓄えられた内容を表示器CRTに表示す
る役割を担う。
【0042】また、CRTは陰極線管等を用いた表示装
置であり、その表示装置CRTにおけるドット構成のパ
ターンおよびカーソルの表示をCRTコントローラで制
御する。
【0043】さらに、CGはキャラクタジェネレータで
あって、表示装置CRTに表示する文字、記号のパター
ンを記憶するものである。
【0044】かかる各構成要素からなる本発明文字処理
装置においては、キーボードKBからの各種の入力に応
じて作動するものであって、キーボードKBからの入力
が供給されると、まず、インタラプト信号がマイクロプ
ロセッサCPUに送られ、そのマイクロプロセッサCP
UがROM内に記憶してある各種の制御信号を読出し、
それらの制御信号に従って、各種の制御が行なわれる。
【0045】以下、以上の構成よりなる本実施例装置に
おける登録単語管理が実行される例を図2から図6まで
を参照して以下に説明する。
【0046】図2は単語管理処理で辞書一覧が実行され
ている時のCRTの状態である。表示上の記号「*」が
自動登録単語であることを示し、黒塗りの三角形のマー
クが変換禁止単語であることを示している。これにより
ユーザによって単語登録されたユーザ登録単語と区別し
ている。残り表示はユーザが登録可能な領域のうちの未
使用である割合を示す。21が示す_は、それ以後の読
み、表記が、自動的に付けられた活用語尾であることを
示す。表示する際に活用語であれば活用語尾テーブルを
もとに自動的に活用語尾が付加される。
【0047】図15は、活用語尾テーブルの構成を示し
た図である。登録単語を表示する際にその単語が活用語
である場合、このテーブルからその品詞に対応する活用
語尾を得て、読み、表記に付加して表示する。
【0048】22が示す枠は注目点を示し、個々の単語
に処理を実行する場合の対象を示している。この状態で
削除が実行された場合、注目点の自動登録単語が削除さ
れ、実行後のCRTの状態は図3となる。また図2の状
態で格上処理が実行された場合は、注目点の自動登録単
語がユーザ登録単語となり、実行後のCRTの状態は図
4となる。
【0049】図2において残り表示は99%であるのに
対し、図2の状態から更にいくつかのユーザ登録単語が
登録されたCRTの状態図5では残り表示が98%に変
化している。これに対し、図2の状態から更にいくつか
の自動登録単語が登録されたCRTの状態図6では、残
り表示が99%と変化していない。これはユーザ登録時
に登録領域が不足している場合は、すでに登録済の自動
登録単語が削除されるため、残り容量に自動登録単語が
影響しないことを示している。
【0050】図7は、登録単語辞書TDICの構成を示
した図である。
【0051】登録単語辞書は、辞書の管理番号等を含む
ヘッダと、登録単語の集合である本体と、自動登録単語
を管理するための管理テーブルから成る。各登録単語に
対しては、読み、表記、品詞情報、そしてユーザによる
登録単語か、変換禁止単語か、自動登録単語であるかを
判別するフラグが格納されている。品詞情報にはその単
語の頻度情報も含まれている。図中の例は、読み「きか
い」、表記「キカイ」、品詞「未確定」である自動登録
単語である。
【0052】図8は、管理テーブルの構成を示した図で
ある。登録単語辞書の中のアドレスを格納している。テ
ーブルの中の位置によって新旧管理を行っている。
【0053】上述の実施例の作動をフローに従って説明
する。
【0054】図9は本発明文字処理装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【0055】ステップS9−1においてキーボードより
何らかのキーが押下され、割り込みが発生するのを待
つ。キーが入力されるとステップS9−2においてキー
判別し、キーの種類に応じてステップS9−3、ステッ
プS9−4、ステップS9−5、ステップS9−6、ス
テップS9−7、ステップS9−8、ステップS9−9
のいずれかのステップに分岐する。
【0056】ステップS9−3は読み入力キーYOMI
が押下されたときの処理であり、押下された読みのコー
ドを入力読みバッファ・メモリYBUFに蓄える。
【0057】ステップS9−4は変換キーCONが押下
されたときの処理であり、ステップS9−3で入力され
て入力読みバッファ・メモリYBUFに蓄えられてい
る、カナ漢字変換の対象となる文字列を漢字に変換し、
出力バッファに出力する。漢字に変換する際に、学習デ
ータ辞書を参照して、同音語の第1候補を決定する。
【0058】ステップS9−5は次候補変換キーNXT
が押下されたときの処理であり、ステップS9−4によ
って出力された出力バッファ中の同音語の別の候補を表
示する。
【0059】ステップS9−6は選択キーSELが押下
されたときの処理であり、画面に表示されている出力バ
ッファ中の同音語を確定し、確定された文字列を文書中
に出力する。さらに、選択された単語を学習する処理を
行なう。
【0060】ステップS9−8は登録キーTORが押下
されたときの処理であり、ユーザに指定された単語を登
録単語辞書TDICに登録する。
【0061】ステップS9−9は登録単語管理キーTK
ANが押下されたときの処理であり、登録単語管理処理
を行う。
【0062】ステップS9−7は、YOMI、CON、
NXT、SEL以外のキー(例えば、カーソル移動キー
などの文書編集で用いるキーなど)が押下された場合の
処理であり、各キーに対応する処理が実行される。
【0063】ステップS9−10は上記の処理の結果、
変更された部分を表示する表示処理である。文書中のデ
ータ1文字を読んではパターンに展開し、表示バッファ
に出力するという通常広く行なわれている処理である。
【0064】図10はステップS9−8のユーザ登録処
理を詳細化したフローチャートである。
【0065】ステップS10−1で登録単語辞書に空き
領域が存在するかを調べる。存在しない場合ステップS
10−2に分岐し自動登録単語が削除可能であるか調
べ、可能である場合はステップS10−3で削除するこ
とによって登録単語辞書に空き領域を作成し、再びステ
ップS10−1に戻る。削除不可能である場合はステッ
プS10−5に分岐し単語登録が不可能であることを表
示する。ステップS10−1で空き領域の存在が確認さ
れた場合はステップS10−4で単語登録を実行する。
そしてステップS10−6で管理テーブルを更新する。
ステップS10−4の単語登録処理は登録単語辞書に新
しく単語を登録する処理であり、同種の文字処理装置に
おいて一般に行われている処理であり、公知であるので
特に記述しない。
【0066】図11はステップS10−3の最古単語削
除処理を詳細化したフローチャートである。
【0067】ステップS11−1は管理テーブルより最
も古い自動登録単語を検索する処理である。ステップS
11−2は検索された自動登録単語を登録単語辞書から
削除する処理である。ステップS11−3は削除終了し
た時点で管理テーブルを更新する処理である。
【0068】図12はステップS11−3の管理テーブ
ル更新処理を詳細化したフローチャートである。
【0069】ステップS12−1でカウンター変数iに
1をセットする。ステップS12−2で管理テーブル内
でi番目の自動登録単語のアドレスが存在するか調べ
る。存在した場合ステップS12−3に分岐し、その自
動登録単語の登録単語辞書内のアドレスを管理テーブル
からゲットする。ステップS12−4で現時点の登録単
語辞書に合わせて更新する。ステップS12−5で管理
テーブルへプットする。ステップS12−6でiを更新
させ管理テーブル内の次の自動登録単語へ処理を移す。
【0070】図13はステップS9−9の単語管理処理
を詳細化したフローチャートである。
【0071】ステップS13−1で登録単語辞書TDI
Cの一覧表示を行う。
【0072】ステップS13−2においてキーボードよ
りキーが押下され、割り込みが発生するのを待つ。キー
が入力されるとステップS13−3においてキー判別
し、キーの種類に応じてステップS13−4、ステップ
S13−5、ステップS13−6、ステップS13−
7、ステップS13−8、ステップS13−9、ステッ
プS13−10のいずれかのステップに分岐する。
【0073】ステップS13−4は探索キーTSRCが
押下されたときの処理であり、押下された読みのコード
と合致する登録単語に注目点を移す。
【0074】ステップS13−5は削除キーTDELが
押下されたときの処理であり、注目点の登録単語を登録
単語辞書から削除する。
【0075】ステップS13−6は呼出キーTREDが
押下されたときの処理であり、新しく登録単語辞書を呼
び出す。
【0076】ステップS13−7は保存キーTSAVが
押下されたときの処理であり、管理、編成の対象となっ
ている表示上の登録単語辞書をTDICに保存する。
【0077】ステップS13−8は復元キーTUDOが
押下されたときの処理であり、直前に削除された登録単
語を復元する。
【0078】ステップS13−9は格上キーTCHGが
押下されたときの処理であり、注目点の自動登録単語
を、登録単語辞書における自動登録単語であることを示
すフラグの値を変更することによって、ユーザ登録単語
に変える(格上される)。
【0079】ステップS13−11は上記の処理の結
果、変更された部分を加味して登録単語辞書を一覧表示
する表示処理である。
【0080】ステップS13−10は終了キーTEND
が押下されたときの処理であり、登録単語管理を終了す
る。
【0081】(他の実施例)以上の説明において、辞書
一覧画面において記号により登録単語の種類を区別して
いるが、表示画面の領域を分割することによっても可能
となる。図14は、一覧画面上で領域を分割して単語の
種類を区別した時のCRTの状態の例を示している。
【0082】また自動登録単語の管理を登録単語辞書内
のアドレスを格納した管理テーブルによって新旧管理を
行っているが、登録単語辞書内に格納する実際の位置に
よって新旧管理を行うこともできる。また格納する単語
そのものに新旧管理情報を持たせて管理することも可能
である。また一度自動登録された単語が変換で使用され
る度に管理情報を更新することによって使用状況による
管理を行うことも可能である。
【0083】また、本発明は、単体の装置に限らず、複
数の装置からなるシステムにも適用可能であり、また、
文字処理を専用とした装置に限らず、かな漢字変換によ
って漢字かな混じり文字列を出力する機能を具えた装置
またはシステムに適用可能であることは勿論である。更
に、装置またはシステムに、ソフトウェアを提供するこ
とによっても、実現可能であることは、言うまでもな
い。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単語の読みを表記に変換するための単語情報を記憶して
いる変換用辞書にない単語の情報を登録するための登録
単語辞書に対して、ユーザにより登録を指示された前記
変換用辞書にない単語をユーザ登録単語として登録し、
入力された読みに対する表記の選択操作において、前記
変換用辞書の単語にない読みと表記の組み合わせがユー
ザにより選択された場合に、当該組み合わせを自動登録
単語として登録し、前記ユーザ登録単語を登録する際
に、前記登録単語辞書に空き領域がなければ、登録済み
の自動登録単語を消去して、当該ユーザ登録単語を登録
するための空き領域を作成するようにし、前記登録単語
辞書における前記ユーザ登録単語の追加登録可能な量
を、当該登録単語辞書の空き領域と前記自動登録単語が
登録されている領域との和に基づいて算出し、算出され
た前記ユーザ登録単語追加登録可能な量を表示するよう
にしたので、ユーザ登録単語と自動登録単語とが登録さ
れる登録単語辞書がいっぱいになると、自動登録単語に
代えてユーザ登録単語を登録することで、できるだけ多
くのユーザ登録単語が登録でき、かつそのようにして登
録されるユーザ登録単語を追加登録可能な量を、ユーザ
が把握することができるという効果がある。
【0085】
【0086】
【0087】
【0088】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の文字処理装置の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】登録単語管理を実行した状態の画面例を示した
図である。
【図3】登録単語管理処理における単語削除処理が実行
された状態の画面例を示した図である。
【図4】登録単語管理処理における単語格上処理が実行
された状態の画面例を示した図である。
【図5】登録単語管理を実行した状態の画面例を示した
図である。
【図6】登録単語管理を実行した状態の画面例を示した
図である。
【図7】登録単語辞書の構成の例を示した図である。
【図8】自動登録単語の管理テーブルの構成の例を示し
た図である。
【図9】本実施例の動作全体の処理手順の一例を示すフ
ローチャートである。
【図10】ユーザによる単語登録処理の処理手順の一例
を示すフローチャートである。
【図11】最古単語削除処理の処理手順の一例を示すフ
ローチャートである。
【図12】管理テーブル更新処理の処理手順の一例を示
すフローチャートである。
【図13】単語管理処理の処理手順の一例を示すフロー
チャートである。
【図14】他の実施例における登録単語管理を実行した
状態の例を示した図である。
【図15】活用語尾テーブルの構成の例を示した図であ
る。
【符号の説明】
CPU マイクロプロセッサ ROM 読出し専用メモリ PA プログラムエリア RAM ランダムアクセスメモリ YBUF 読みバッファ TBUF 文書バッファ DIC 仮名漢字変換用辞書 TDIC 登録単語辞書 GDIC 学習データ辞書 DBPOOL 同音語候補格納メモリ YJPOOL 用例情報格納メモリ LRNDAT 学習データ格納メモリ FZTBL 付属語列変換テーブル KGTBL 活用語尾変換テーブル DISK 外部記憶 KB キーボード CR カーソルレジスタ DBUF 表示用バッファメモリ CRTC CRTコントローラ CRT 表示装置 CG キャラクタジェネレータ AB アドレスバス DB データバス CB コントロールバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−239556(JP,A) 特開 平3−3065(JP,A) 特開 昭61−122775(JP,A) 内田暁著「WXII+活用ハンドブッ ク」(1991),技術評論社,pp140− 141(特に141頁6〜 「一太郎Ver.4[活用編]」 (1989),株式会社ジャストシステム, pp276−278 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/24

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単語の読みを表記に変換するための単語
    情報を記憶している変換用辞書にない単語の情報を登録
    するための登録単語辞書に対して、 ユーザにより登録を指示された前記変換用辞書にない単
    語をユーザ登録単語として登録し、 入力された読みに対する表記の選択操作において、前記
    変換用辞書の単語にない読みと表記の組み合わせがユー
    ザにより選択された場合に、当該組み合わせを自動登録
    単語として登録し、前記ユーザ登録単語を登録する際に、前記登録単語辞書
    に空き領域がなければ、登録済みの自動登録単語を消去
    して、当該ユーザ登録単語を登録するための空き領域を
    作成するようにし、 前記登録単語辞書における前記ユーザ登録単語の追加登
    録可能な量を、当該登録単語辞書の空き領域と前記自動
    登録単語登録されている領域との和に基づいて算出
    し、 算出された前記ユーザ登録単語の追加登録可能な量を表
    示することを特徴とする辞書管理方法。
  2. 【請求項2】 前記追加登録可能な量を、前記登録単語
    辞書に登録された単語の情報の一覧とともに表示するこ
    とを特徴とする請求項1記載の辞書管理方法。
  3. 【請求項3】 前記単語の情報の一覧において、特定の
    単語の情報を指定し、ユーザの削除指示に基づいて、前
    記特定の単語の情報を、前記登録単語辞書から削除する
    ことを特徴とする請求項2記載の辞書管理方法。
  4. 【請求項4】 前記単語の情報の一覧において、前記
    ーザ登録単語の情報と、前記自動登録単語の情報とを識
    別可能に表示することを特徴とする請求項2記載の辞書
    管理方法。
  5. 【請求項5】 前記登録単語辞書に対して、活用のある
    単語の単語情報として、当該単語の語幹の読みと表記と
    活用の種類とを登録するようにし、 前記単語の情報の一覧において、活用のある単語につい
    て登録された語幹の読みと表記とに、活用の種類と活用
    語尾とを対応付けた活用語尾テーブルを参照して、当該
    単語の活用の種類に対応する活用語尾を付加して表示す
    ることを特徴とする請求項2記載の辞書管理方法。
  6. 【請求項6】 単語の読みを表記に変換するための単語
    情報を記憶している変換用辞書と、 該変換用辞書にない単語の情報を登録するための登録単
    語辞書と、 ユーザにより登録を指示された前記変換用辞書にない単
    語をユーザ登録単語として前記登録単語辞書に登録する
    第1の登録手段と、 入力された読みを表記に変換する操作において、前記変
    換用辞書の単語にない読みと表記の組み合わせがユーザ
    により選択された場合に、当該組み合わせを自動登録
    語として前記登録単語辞書に登録する第2の登録手段
    と、前記ユーザ登録単語を登録する際に、前記登録単語辞書
    に空き領域がなければ、登録済みの自動登録単語を消去
    して、当該ユーザ登録単語を登録するための空き領域を
    作成する空き領域作成手段と、 前記登録単語辞書において、前記ユーザ登録単語を追加
    登録可能な量を、当該登録単語辞書の空き領域と前記
    動登録単語が登録されている領域との和に基づいて算出
    する算出手段と、 該算出手段により算出された前記追加登録可能な量を表
    示する表示手段とを有することを特徴とする辞書管理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段が、前記追加登録可能な量
    を、前記登録単語辞書に登録された単語の情報の一覧と
    ともに表示することを特徴とする請求項6記載の辞書管
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記表示手段により表示された単語の情
    報の一覧において、特定の単語の情報を指定する指定手
    段と、 ユーザの削除指示に基づいて、前記特定の単語の情報
    を、前記登録単語辞書から削除する削除手段とを有する
    ことを特徴とする請求項7記載の辞書管理装置。
  9. 【請求項9】 前記表示手段が、前記単語の情報の一覧
    において、前記ユーザ登録単語の情報と、前記自動登録
    単語の情報とを識別可能に表示することを特徴とする請
    求項7記載の辞書管理装置。
  10. 【請求項10】 活用の種類と活用語尾とを対応付けた
    活用語尾テーブルを有し、 前記第1及び第2の登録手段は、前記登録単語辞書に対
    して、活用のある単語の単語情報として、当該単語の語
    幹の読みと表記と活用の種類とを登録し、 前記表示手段が、前記登録単語辞書に登録された単語情
    報を表示する際に、活用のある単語について登録された
    語幹の読みと表記とに、前記活用語尾テーブルを参照し
    て、当該単語の活用の種類に対応する活用語尾を付加し
    て表示することを特徴とする請求項7記載の辞書管理装
    置。
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「一太郎Ver.4[活用編]」(1989),株式会社ジャストシステム,pp276−278
内田暁著「WXII+活用ハンドブック」(1991),技術評論社,pp140−141(特に141頁6〜

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