JP3304851B2 - 医用画像診断システム - Google Patents

医用画像診断システム

Info

Publication number
JP3304851B2
JP3304851B2 JP29189797A JP29189797A JP3304851B2 JP 3304851 B2 JP3304851 B2 JP 3304851B2 JP 29189797 A JP29189797 A JP 29189797A JP 29189797 A JP29189797 A JP 29189797A JP 3304851 B2 JP3304851 B2 JP 3304851B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
test
examination
patient
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29189797A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11126232A (ja
Inventor
英昭 米山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP29189797A priority Critical patent/JP3304851B2/ja
Publication of JPH11126232A publication Critical patent/JPH11126232A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3304851B2 publication Critical patent/JP3304851B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医用画像診断システ
ムに関する。近年,医療の技術において,X線,MR
I,CT,超音波診断装置等の各種の精密且つ高度な技
術を用いた検査装置が利用されるようになり,診察,診
断または治療のために必要に応じて検査が行われてい
る。これらの検査では検査の結果である画像を,専門の
医師が読影して診断結果を記録し,更に患者の担当医師
が独自に画像を見て診断を行うが,このような,検査結
果の画像の診断結果を有効に利用することが望まれてい
る。
【0002】
【従来の技術】現在の医療機関では,医師が必要な検査
を指示し,その検査を実行した後画像を用いるX線,M
RI,超音波等の検査結果について画像の読影を行う専
門の医師が診断を行って結果をカルテに記録する。この
時,不確定であるという結果が得られた場合,診断を行
った医師は再度,同一条件での検査の受診を依頼する
が,現状ではシステム化して管理する手段が無いため,
その旨をカルテ等の書類に記載することにより運用して
いる。ところが,その書類を主治医が確実に見て,検査
依頼を行うとは限らない。また,検査を行う技師も書類
を見て検査を行うとは限らない。そのため,診断を行っ
た医師の依頼が検査に反映されない場合が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように,従来
の手作業による運用では,診断を行った医師の再検査等
の依頼が検査に反映されないことが起き,検査の結果が
有効に利用されないという問題があった。
【0004】本発明は最終的な診断が確定できなかった
検査結果について,診断時,予約入力時,検査受け付
時,検査時に各担当者が確認できるようにして診断を行
った医師の依頼を確実に伝えることができる医用画像診
断システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
である。図1のA.は構成を示し,B.は検査情報保存
装置のデータ構成例を示す。
【0006】図1のA.において,1は医用画像診断シ
ステムを構成する画像の診断の入力を行い登録を行う診
断処理装置,1aは検査結果の画像を見て診断した結果
を入力したり,検索のための情報を入力するための入力
部,1bは検査結果であるX線,MRI,CT,超音波
断層等の各検査により得られた画像を表示したり,検索
時に検索結果を表示する表示部,10は入力された結果
を処理する入力処理部,11は後述する保存された検査
情報の検索を行う検査情報検索部,2は診断処理装置1
で入力された診断結果の情報を保存する検査情報保存装
置である。
【0007】診断処理装置1の表示部1bに検査により
撮影された患者の画像を表示させて,診断医が診断した
結果や所見等を入力部1aから入力すると,入力処理部
10は診断結果の情報と検査項目等を含む検査情報を検
査情報保存装置2に格納する。この診断において,今回
の一回の検査だけで診断が確定するとは限らないので,
入力部1aから本発明により新たに診断が確定できない
ことを表す「不確定検査情報」を入力すると入力処理部
10において,不確定検査情報の項目のデータを生成
し,検査情報保存装置2にその情報が他の検査情報と共
に保存される。図1のB.に検査情報保存装置2に格納
されるデータ構成の例を示し,患者識別番号,検査識別
番号,検査詳細情報,診断結果等と共に「不確定検査情
報」のデータが設けられ,不確定検査情報には診断が不
確定である場合に,例えば“1”をセットし,確定の場
合は“0”を設定する。
【0008】診断処理装置1の検査情報検索部11を起
動して検査情報保存装置2の検索を行う場合,同一患者
について不確定な検査が何件存在するかを検索し,それ
らの検査情報を表示部1bに一覧表示して確認すること
ができる。この検索はその患者の次回以降の検査診断時
において特に有効で,過去検査暦の中の不確定となって
いる検査と今回の検査が同一の検査であれば,例えば病
状の進行具合等を比較して診断することが可能となる。
【0009】また,検査情報保存装置2に保存されてい
る検査情報により,検査項目を用いて検索することがで
き,例えば,検査部位が含まれている場合に,診断処理
装置1の検査情報検索部11から検査情報保存装置2に
対し同一部位で検索を行うと,検索結果として一つの検
査部位に対する不確定検査の検査情報が一覧表示され,
その検査情報を参照することで,過去の1つの検査部位
に対する不確定検査になり得る基準を把握することが可
能となり,診断を下す時点においても1つの参考資料と
して活用できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は実施例1の説明図であり,
A.は構成,B.は患者情報のレイアウト,C.は検査
情報のレイアウトである。
【0011】図2のA.において,3は診断処理装置
(図1の1に対応),3aはキーボード,マウス等の入
力部(図1の1aに対応),3bはCRTディスプレイ
等の表示部(図1の1bに対応),30は診断結果の入
力処理のプログラムで構成する診断結果入力処理部(図
1の10に対応),31は患者情報検索を行うプログラ
ムで構成する患者情報検索部,32は検査情報検索を行
うプログラムで構成する検査情報検索部(図1の11に
対応),4は患者に関する各種のデータからなる患者情
報40を保存する患者情報保存装置,5は各患者の検査
情報50を保存する検査情報保存装置(図1の2に対
応)である。なお,患者情報保存装置4と検査情報保存
装置5は一つのサーバのデータベースとして構成するこ
とができる。
【0012】1つの検査に対して診断する診断医は各検
査の画像を表示部3bに表示して,診断をして診断結果
や所見等を入力部3aから入力すると,診断結果入力処
理部30の動作により図3のC.のレイアウトに示すデ
ータが設定され,検査情報保存装置5に格納される。こ
の中には,患者識別番号50a,検査識別番号50b,
検査撮影条件50c,診断結果50dが含まれる。但
し,実際の診断では必ずしも今回一回の検査で診断結果
を確定付けられるとは限らない。そのため,診断処理装
置3の入力部3aから不確定検査情報(例えば,“1”
にする)を入力すると,診断結果入力処理部30により
不確定検査情報が患者情報を保存している患者情報保存
装置4に登録保存される。患者情報のデータのレイアウ
トは図2のB.に示され,患者識別番号40a,患者詳
細情報40bが予め登録(初診時に登録される)されて
おり,これに不確定検査情報40cが付加され,その患
者の今回検査が不確定であることを明確にすることがで
きる。
【0013】不確定となった検査は必ず最新の検査であ
ることが約束付けられていれば,検査情報保存装置4の
検査情報に不確定検査情報を持つことなく,患者情報保
存装置4に持つようにしている。この不確定検査情報
は,同一患者の次回の検査診断時に,診断処理装置3か
ら患者情報保存装置4の患者情報を検索する時に同時に
取得し,表示部3bに表示される。これは同一患者の前
回検査において,検査が不確定になっていることを意味
し,その検査情報は検査情報保存装置5に自動的に前回
検査(同一患者の今回検査日を除く最新検査日の検査)
を検索する機能により,診断処理装置3の表示部3bに
表示され,今回と前回の検査において,比較診断が可能
となる。今回検査によって診断結果が確定できれば,前
回検査の不確定検査の疑いがはれることになる。また疑
いがはれた不確定検査に対して,診断処理装置3のデー
タ不確定検査情報を解除(例えば,“1”を“0”に更
新)し,患者情報保存装置4に保存することにより,そ
の患者は不確定検査を持ってないことになる。
【0014】この図2の実施例1の応用例として,患者
情報検索部31を用いて患者情報に含まれる不確定検査
情報と患者情報に含まれる他の項目によって検索を行
い,参考資料用に有効活用できるようにすることができ
る。例えば,患者情報保存装置4に保存されている患者
情報に入院病棟や主治医名,年齢等が含まれているとし
て,これらを診断処理装置3から患者情報保存装置4に
それぞれの同一入院病棟,同一主治医等で検索し,表示
部3bに表示することにより,不確定検査情報(これが
“1”)を持つ患者の統計的な資料を確認することがで
きる。
【0015】図3は実施例2の説明図であり,A.は構
成,B.は検査情報レイアウトである。図3のA.にお
いて,診断処理装置3,入力部3a,表示部3b,診断
結果入力処理部30,検査情報検索部32,検査情報保
存装置5は上記図2(実施例1)と同様である。6はこ
の実施例2で使用する予約情報管理装置であり,主に検
査を予約する医師が使用する装置であり,予約情報を一
括して管理するシステムを構成する。60は検査の予約
情報(または検査情報)を保存する検査情報保存部,6
1は検査情報の検索を行うプログラムで構成する検査情
報検索部(診断処理装置3の32と同じ機能),62は
検査の予約情報の入力を行うプログラムで構成する検査
予約入力部,6aはキーボード,マウス等の入力部,6
bはディスプレイ等の表示部である。
【0016】この実施例2では,不確定検査情報は上記
図1と同様に検査情報保存装置5に格納され,図3の
B.にそのレイアウトを示す。図3の実施例2では,検
査を依頼する医師(主治医)が予約情報管理装置6で検
査の依頼をする時,検査情報検索部61の検査情報検索
機能により,入力された患者情報を識別する番号を元に
検査を予約する患者の過去の不確定検査を検査情報を検
査情報保存装置5に格納された検査情報50(または検
査情報保存部60)から検索する。検索結果は予約情報
管理装置6の表示部6bに表示され,診断医が不確定と
して登録した検査を,検査を依頼する医師が確実に認識
することができる。また,これによりその不確定検査と
同一の検査を再度,依頼することが可能となる。
【0017】図4は実施例3の説明図であり,A.は構
成,B.は患者情報のレイアウト,C.は検査情報のレ
イアウトである。図4のA.において,診断処理装置
3,入力部3a,表示部3b,診断結果入力処理部3
0,検査情報検索部31,検査情報保存装置5は上記図
2(実施例1)と同様である。6はこの実施例2で使用
する予約情報管理装置であり,主に検査を予約する医師
が使用する装置であり,予約情報を一括して管理する装
置である。60は検査の予約情報(または検査情報)を
保存する検査情報保存部,61は検査情報の検索を行う
プログラムで構成する検査情報検索部(診断処理装置3
の31と同じ機能),62は検査の予約情報の入力を行
うプログラムで構成する検査予約入力処理部,6aはキ
ーボード,マウス等の入力部,6bはディスプレイ等の
表示部である。
【0018】この実施例3は,上記実施例1(図2)の
構成に,予約情報管理装置6を付加し,その中に,患者
情報保存部63(4と同じ情報)を設け,患者情報検索
部64を備えるものである。
【0019】診断結果入力処理部30から入力された不
確定検査情報は,患者情報保存装置4に格納されるが,
同時に予約情報管理装置6の患者情報保存部63に,図
4のB.の形式で登録保存される。また,検査情報は,
図4のC.の形式で予約情報管理装置6に登録保存され
る。
【0020】これにより,検査を依頼する医師(主治
医)が予約情報管理装置6で検査の依頼を行う時,患者
情報検索部64の機能により,入力された患者を識別番
号する番号を元に検査を予約する患者の不確定検査情報
を予約情報管理装置6の患者情報保存部63で検索し,
不確定検査情報が不確定を表す(“1”の時)場合は,
予約情報管理装置6の検査情報保存部60について検査
情報検索部61により前回検査の検査情報から検索し,
表示部6bに表示する。
【0021】これにより,診断医が同一患者の前回検査
について不確定として登録したことを検査を依頼ずく医
師が把握することができ,またその不確定検査となった
前回の検査を再度,依頼することが可能となる。
【0022】図5は実施例4の説明図であり,A.は構
成,B.は検査情報のレイアウトである。図5のA.に
おいて,診断処理装置3,入力部3a,表示部3b,診
断結果入力処理部30,検査情報検索部32,検査情報
保存装置5は上記図2(実施例1)乃至図4(実施例
3)と同様である。7はこの実施例4で使用する受付情
報管理装置であり,主に患者が検査を受けるための受付
を行った時に入力される受付情報を管理する装置であ
り,検査情報保存部70,検査情報検索部71,検査受
付入力部72のプログラムで構成する各機能を備える。
また,7aはキーボード,マウス等の入力部,7bはデ
ィスプレイ等の表示部である。
【0023】この実施例4は,診断処理装置3から入力
された不確定検査情報は,検査情報保存装置5の検査情
報として保存されるが,それと同時に受付情報管理装置
7の検査情報保存部70に図5のB.に示す形式で登録
保存される。
【0024】これにより,検査室に患者が到着し,受付
した段階で受付情報管理装置7の検査情報検索部71を
駆動して,入力された患者の識別番号を元に検査を受診
する患者の過去の不確定検査を検索し,表示部7bに表
示する。検査を行う医師は,診断医が不確定として登録
した検査を把握することができ,今回の検査に対して診
断医の意図を伝えることができる。
【0025】図6は実施例5の説明図であり,A.は構
成,B.は患者情報レイアウト,C.は検査情報レイア
ウトである。この実施例5は上記実施例1(図2)の構
成に受付情報管理装置6を付加したものに相当する。
【0026】図6のA.において,診断処理装置3,入
力部3a,表示部3b,診断結果入力処理部30,患者
情報検索部31,検査情報検索部32,患者情報保存装
置4,検査情報保存装置5は上記図2(実施例1)と同
様であり。7は上記実施例4(図5)と同じ名称である
が内部の機能が1部異なる受付情報管理装置である。す
なわち,70は検査情報保存部,71は検査情報検索
部,72は検査受付入力部,73は患者情報保存部,7
4は患者情報検索部である。7a,7bは上記図5の同
じ符号に対応する。
【0027】この実施例5は,診断処理装置3から入力
された不確定検査情報は,患者情報保存装置4に保存さ
れるが,それと同時に受付情報管理装置7の検査情報保
存部70に図6のB.に示す形式で登録保存される。ま
た,検査情報は図6のC.の形式で受付情報管理装置7
に登録保存される。
【0028】これにより,検査室に患者が到着し,受付
した段階で受付情報管理装置7の患者情報検索部74に
より,入力された患者の識別番号を元に検査を受診する
患者の不確定検査情報を検索し,その不確定検査情報が
不確定(“1”を表す)であることが分かると,検査情
報検索部71により前回検査の情報を検査情報保存部7
0で検索し,表示部7bに表示する。
【0029】これにより,診断医が同一患者の前回検査
において不確定として登録したことを検査を行う医師が
把握することができ,今回の検査に対してその意図が有
効に伝えられる。
【0030】図7は実施例6の説明図であり,A.は構
成,B.は検査情報のレイアウトである。この実施例6
は上記実施例2(図3)の構成に受付情報管理装置7を
付加したものに相当する。
【0031】図7のA.において,診断処理装置3,入
力部3a,表示部3b,診断結果入力処理部30,患者
情報検索部31,検査情報検索部32,患者情報保存装
置4,検査情報保存装置5は上記図3(実施例2)と同
様であり。7は上記実施例4(図5)に設けられたのと
同様の受付情報管理装置である。
【0032】この実施例6では,診断処理装置3から入
力された不確定検査情報が,検査情報保存装置5に保存
されるが,それと同時に予約情報管理装置6と予約情報
管理装置6へ検査の詳細情報と共に図7のB.に示す形
式で登録保存される。
【0033】これにより,検査を依頼する医師(主治
医)が予約情報管理装置6で検査の依頼をする時,検査
情報検索部61により,入力された患者を識別番号を元
に検査を予約する患者の過去の不確定検査を検索し,表
示部6bに表示する。これにより診断医が不確定として
登録した検査を,検査を依頼する医師により把握するこ
とができ,その不確定検査と同一の検査を再度,依頼す
ることが可能となる。
【0034】また,検査室に患者が到着し,受付した段
階で受付情報管理装置7の検査情報検索部71を駆動し
て,入力された患者の識別番号を元に検査を受診する患
者の過去の不確定検査を検査情報保存部70から検索
し,表示部7bに表示し,診断医が不確定として登録し
た検査を,検査を依頼する医師により把握することがで
きる。従って,今回の検査において,診断医,検査を依
頼する医師,検査を行う医師の3者の間で情報の連携が
可能となる。
【0035】図8,図9により実施例6による動作の流
れと情報を説明する。図8は実施例6による前回検査時
の動作と情報発生時期の説明図であり,A.は連携動
作,B.は情報発生時期を示し,図9は実施例6により
同一患者の今回検査時の動作を示す。
【0036】図8のA.の予約情報管理装置6の検査予
約入力部62により入力が行われると,検査の予約情
報を検査情報保存部60に保存される。この予約情報は
受付情報管理装置7へ転送されて,その中の検査情報保
存部70にも保存される。また,受付情報管理装置7で
は患者が検査の受付が行われると,検査受付入力部72
により受付の情報が更新される。一方,診断処理装置
3では,検査情報検索部32により,保存された検査
情報(検査情報保存装置5に保存された情報)の中を検
索して表示し,検査画像について診断医が診断を行い,
診断後の結果を保存する。この時,不確定と判断され
た検査に「不確定検査情報」のフラグを立てる(“1”
にする)。この診断結果は,診断処理装置3から検査情
報保存装置5の検査情報50に転送されて保存されると
共に,受付情報管理装置7及び予約情報管理装置6に転
送されてそれぞれで登録保存される。
【0037】B.は上記のA.の動作において,予約情
報,受付情報,診断結果情報の順に各情報が発生される
と,それぞれに対応して○印が付されたレコード情報が
発生することを表す。
【0038】同一患者の今回検査時における動作の流れ
は図9に示すように,予約情報管理装置6で前回検査の
検索を行い,前回検査の確定状態を表示すると共に今
回の検査を予約すると検査情報保存部60に登録保存さ
れる。この予約の登録情報は,受付情報管理装置7へ転
送される。受付情報管理装置7では,患者が到着して検
査の受付が行われると,検査情報検索部71により前回
検査の検査情報の検索が行われ,前回検査の確定状態
を見ながら,今回の検査方法を参照し,患者の受付を行
う。一方,入力された受付情報は,検査情報保存装置5
に登録される。また,診断処理装置の検査情報検索部3
2では,保存された検査情報の中から,該当する検査
を検索し,また関連する前回の検査も同時に検索し,表
示する。ここで,前回の検索を同時に参照することで,
前回の検査が「不確定」になっているかどうか判断す
る。
【0039】図10は実施例7の説明図であり,A.は
構成,B.は患者情報のレイアウト,C.は検査情報の
レイアウトである。この実施例7は上記実施例3(図
4)の構成に受付情報管理装置7を付加したものに相当
する。
【0040】図10のA.において,診断処理装置3,
患者情報保存装置4,検査情報保存装置5,予約情報管
理装置6は上記図4(実施例3)と同様であり。7は上
記実施例5(図6)に設けられたのと同様の受付情報管
理装置である。
【0041】この実施例7では,診断処理装置3から入
力された不確定検査情報が,患者情報保存装置4の患者
情報として保存されるが,同様に予約情報管理装置6と
受付情報管理装置7へ検査詳細情報と共に図10のB.
の形式で登録保存される。
【0042】これにより,検査を依頼する医師(主治
医)が予約情報管理装置6で検査の依頼を行う時,予約
情報管理装置6の患者情報検索部64の動作により,入
力された患者の識別番号を元に検査を予約する患者の不
確定検査情報を患者情報保存部63について検索し,そ
の不確定検査情報が不確定であることを表すものである
ことが分かると,検査情報保存部60について検査情報
検索部61により前回検査を検索し,表示部6bに表示
する。
【0043】この実施例7により,診断医が同一患者の
前回検査において不確定として登録したことを検査を依
頼する医師は把握することができ,またその不確定検査
とした前回の検査を再度,依頼することが可能となる。
【0044】更に,検査室に患者が到着し,受付した段
階で受付情報管理装置7の患者情報検索部74により,
入力された患者を識別番号を元に検査を受診する患者の
不確定検査情報を患者情報保存部73について検索し,
その不確定検査情報が不確定であることを表すと,受付
情報管理装置7の検索情報検索部71により,前回検査
を検査情報保存部70から検索し,表示部7bに表示す
る。
【0045】この実施例7により,診断医が同一患者の
前回検査において不確定として登録したことを検査を行
う医師は把握することができ,今回の検査に対して意思
の疎通がはかれる。また,今回の検査において,診断
医,検査を依頼する医師,検査を行う医師の3者の間で
連携が可能となる。
【0046】図11は実施例8の説明図であり,A.は
構成,B.は検査情報レイアウトである。この実施例8
は上記実施例6(図7)の構成に検査撮影装置8を付加
したものに相当する。
【0047】図11のA.において,診断処理装置3,
検査情報保存装置5,予約情報管理装置6,受付情報管
理装置7は上記図7(実施例6)と同様であり。8は検
査による撮影装置(X線,MRI,CT,超音波等)と
その周辺装置を含む検査撮影装置である。
【0048】この実施例8では,1つの検査に対して診
断する診断医は,診断処理装置3の診断結果入力処理部
30により診断結果や所見等を入力すると,図11の
B.のような形式で検査情報が検査情報保存装置5に格
納される。また,同様の情報を予約情報管理装置6,受
付情報管理装置7,検査撮影装置8に図11のB.の形
式で,各検査情報として登録保存される。
【0049】これにより,検査を依頼する医師(主治
医)が予約情報管理装置6で検査の依頼をするとき,予
約情報管理装置6の検査情報検索部61の動作により,
入力された患者の識別番号により患者の過去の不確定検
査を検索し,表示部6bに表示し,診断医が不確定とし
て登録した検索を,検査を依頼した医師が把握すること
ができ,またその不確定検査と同一の検査を再度,依頼
することが可能となる。
【0050】また,検査室に患者が到着し,受付した段
階で受付情報管理装置7の検査情報検索部71により,
入力された患者の識別番号を用いて受診する患者の過去
の不確定検査を検査撮影装置8の検査情報検索部81に
より検査情報保存部80から検索し,表示部8bに表示
することにより,実際の撮影をする段階においても,患
者の過去の検査における不確定な検査を確認することが
できる。更に,その不確定検査の検査部位等の情報を参
照することにより,その検査部位付近を細かく撮影する
等の操作を行うことができる。
【0051】上記の各実施例の構成において,診断処理
装置,予約情報管理装置,受付情報管理装置及び検査撮
影装置が,それぞれ複数個存在する医用画像診断システ
ムにおいても全く同様に処理することができる。
【0052】また,上記の実施例では診断処理装置から
の各装置への登録とした説明であるが,診断処理装置か
ら発信された不確定検査情報が病院内に構築されるシス
テムにおいて表示可能または保存可能な全ての部分に登
録保存されるのであれば,どのような経路で送信されて
もこれを可能とする。例えば,診断処理装置から予約情
報管理装置へ登録され,予約情報管理装置が受付情報管
理装置へ登録する。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば,不確定となった医療の
検査画像について,不確定検査情報を設けて保存するこ
とにより,診断を行った医師の判断が検査予約時や,受
付時,また検査時に各担当者に確実に伝えることができ
る。これにより,同一患者について,医療画像について
不確定であるという診断結果を考慮して,検査の予約,
検査の受付,検査の撮影と連携することが可能となり検
査,診断,診療の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】実施例1の説明図である。
【図3】実施例2の説明図である。
【図4】実施例3の説明図である。
【図5】実施例4の説明図である。
【図6】実施例5の説明図である。
【図7】実施例6の説明図である。
【図8】実施例6による連携動作と情報発生時期の説明
図である。
【図9】実施例6による同一患者の今回検査時の動作を
示す図である。
【図10】実施例7の説明図である。
【図11】実施例8の説明図である。
【符号の説明】
1 診断処理装置 1a 入力部 1b 表示部 10 入力処理部 11 検査情報検索部 2 検査情報保存装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−166955(JP,A) 特開 平8−168955(JP,A) 特開 平8−194756(JP,A) 特開 平8−50623(JP,A) 特開 平7−250817(JP,A) 特開 平5−324785(JP,A) 特開 平6−301697(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 126 A61B 5/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の一検査により得られた画像に対
    し,診断結果,所見等の検査結果を入力する入力部,表
    示部を備えた診断処理装置と,前記診断処理装置に接続
    され検査結果と検査に必要な情報を保存する検査情報保
    存装置とを備えた医用画像診断システムにおいて,前記
    診断処理装置に,前記診断による診断結果が確定できな
    い検査に対し,不確定であるか否かを表す不確定検査情
    報を発生する入力処理部を設け,前記不確定検査情報と
    他の必要な情報を前記検査情報保存装置に保存し,前記
    検査情報保存装置に対し同一患者を検索条件に不確定検
    査区分の有無を検索し,その検索結果を全て表示部に表
    示することを特徴とする医用画像診断システム。
  2. 【請求項2】 請求項1の医用画像診断システムに患者
    に関する詳細な情報を保存する患者情報保存装置を設
    け,前記診断処理装置の入力処理部で発生する不確定検
    査情報を前記患者情報保存装置に格納し,前記患者情報
    保存装置に対し同一患者を検索条件に不確定検査区分の
    有無を検索し,その検索結果を全て表示部に表示するこ
    とを特徴とする医用画像診断システム。
  3. 【請求項3】 請求項1の医用画像診断システムに検査
    の予約の入力管理を行う予約情報管理装置を設け,前記
    診断処理装置の入力処理部の不確定検査情報を前記検査
    情報保存装置に格納すると共に前記予約情報保存装置に
    対し検査単位に登録し,患者の検査の次回以降の予約時
    に前記予約情報管理装置の登録情報について同一患者の
    過去の検査情報の中から不確定検査情報を検索し,結果
    を予約情報管理装置の表示部に表示することを特徴とす
    る医用画像診断システム。
  4. 【請求項4】 請求項1の医用画像診断システムに検査
    の受付の入力管理を行う受付情報管理装置を設け,前記
    診断処理装置の入力処理部による前記検査情報保存装置
    への診断が不確定であるか否かを表す不確定検査情報の
    登録と共に,前記受付情報管理装置にも受付情報を登録
    し,前記受付情報管理装置への次回以降の検査の受付時
    に受付情報管理装置の検索部により不確定検査を検索し
    結果を受付情報管理装置の表示部に表示することを特徴
    とする医用画像診断システム。
JP29189797A 1997-10-24 1997-10-24 医用画像診断システム Expired - Fee Related JP3304851B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29189797A JP3304851B2 (ja) 1997-10-24 1997-10-24 医用画像診断システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29189797A JP3304851B2 (ja) 1997-10-24 1997-10-24 医用画像診断システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11126232A JPH11126232A (ja) 1999-05-11
JP3304851B2 true JP3304851B2 (ja) 2002-07-22

Family

ID=17774882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29189797A Expired - Fee Related JP3304851B2 (ja) 1997-10-24 1997-10-24 医用画像診断システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3304851B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002203046A (ja) * 2000-10-24 2002-07-19 Olympus Optical Co Ltd 検査フォローアップ情報管理装置
US20020116224A1 (en) * 2001-02-15 2002-08-22 Arne Hengerer Networked expert system for the automated evaluation and quality control of medical point of care laboratory measuring data
CN112814429B (zh) * 2020-12-29 2022-11-04 乌鲁木齐迪安元鼎医学检验所有限公司 一种医疗隔离诊断装置及其诊断方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11126232A (ja) 1999-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4573818B2 (ja) 医用画像管理方法及び医用画像管理装置並びに医用ネットワークシステム
US8751259B2 (en) Method, apparatus, and program for generating diagnostic result explanation reports
US8934687B2 (en) Image processing device, method and program including processing of tomographic images
US20090054755A1 (en) Medical imaging system
JP4906404B2 (ja) 診断支援方法、診断支援装置、診断支援システム、及び診断支援プログラム
JP2005160660A (ja) 検査マネージメントシステム及び検査マネージメント方法
JP2009070201A (ja) 読影レポート作成システム及び読影レポート作成装置並びに読影レポート作成方法
US20070076929A1 (en) System and method for automatic post processing image generation
JP4880193B2 (ja) 内視鏡検査マネージメントシステム
JP5018112B2 (ja) 診断支援システム
JP2008234309A (ja) 症例収集システム
JP6993425B2 (ja) 検査情報表示装置、方法およびプログラム
JP2001265877A (ja) 検査予約サービス方法、検査・診断画像データサービス方法、検査データ解析処理サービス方法、画像・検査データサービス方法
JP2008073397A (ja) 解剖図選択方法及び解剖図選択装置並びに医用ネットワークシステム
WO2009128296A1 (ja) 地域医療連携システム、登録端末及びプログラム
JP3304851B2 (ja) 医用画像診断システム
JP2009075952A (ja) 医用ネットワークシステム及び医用検査依頼受付装置並びに医用検査予約方法
US20050288568A1 (en) Real-time automatic searching system for medical image and method for the same
JP3167365B2 (ja) 画像表示システム
JPH08289875A (ja) 画像収集方式
US20190371454A1 (en) Medical image information storage system
JP5431415B2 (ja) 医用ネットワークシステム及びサーバ
US20200118659A1 (en) Method and apparatus for displaying values of current and previous studies simultaneously
JP7415787B2 (ja) 医用画像システム
JP5019698B2 (ja) 医用画像健診システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020416

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080510

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120510

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130510

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140510

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees