JP3304675B2 - ドアロック制御装置 - Google Patents

ドアロック制御装置

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JP3304675B2
JP3304675B2 JP07543195A JP7543195A JP3304675B2 JP 3304675 B2 JP3304675 B2 JP 3304675B2 JP 07543195 A JP07543195 A JP 07543195A JP 7543195 A JP7543195 A JP 7543195A JP 3304675 B2 JP3304675 B2 JP 3304675B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ドアロック制御
装置に関し、特に、加速度センサ(Gセンサ)により衝
突を判断してドアロックを解錠する車両用ドアロック制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ドアロック制御装置とし
て、例えば特開平 6−146688号公報に開示された装置が
知られている。この公報に開示された装置は、加速度セ
ンサにより衝突を検出するとドアロックを解錠するもの
であり、図3に示して説明する。図3は制御回路図であ
る。
【0003】インサイドハンドルの操作を検出するイン
サイドスイッチ31、アウトサイドハンドルの操作を検出
するアウトサイドスイッチ32、施錠スイッチ33、解錠ス
イッチ34、ドアの開閉状態を検出するドアスイッチ35、
車両の走行状態を検出する車速センサ36、衝突時の慣性
力を検出する加速度センサ37、イグニッションスイッチ
38が各々メイン制御部39に接続されている。
【0004】前記メイン制御部39は、前記施錠スイッチ
33がONするとその操作を記憶し、施錠状態から前記解
錠スイッチ34がONすると施錠状態をリセットして解錠
状態を記憶する施解錠記憶回路40と、車速センサが車両
走行を検出しても車速センサの検出出力を無効にする車
速センサ無効回路41を有するものである。また、メイン
制御部39に電源を供給する電圧変換部42、モータ45に電
源44からの電力を制御し、供給する負荷制御部43が接続
されている。
【0005】これらの構成による作用について説明す
る。前記車速センサ36が車両の走行状態を検出している
間は、前記施解錠記憶回路40が解錠状態を記憶していて
も、前記インサイドスイッチ31、前記アウトサイドスイ
ッチ32の操作を無効にして、ドア開扉を不能にする。し
かし、衝突時に前記加速度センサが衝撃を検出すると、
前記施解錠記憶回路40を強制的に解錠状態にとするとと
もに前記車速センサ36の車速検出を前記車速センサ無効
回路41により無効の状態にする。従って、その後再び車
両が走行状態に入って前記車速センサ36が走行状態を検
出しても、インサイド及びアウトサイドハンドルの操作
により、ドア開扉が可能となる。このことより、加速度
センサが衝撃を検出した後は、ドア開扉することが可能
となり、車外から救出に他の装置を必要としない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車両用ドアロック制御装置において、ドアロック施錠状
態で衝突した際、加速度センサが故障していた場合、ド
アロックが解錠されず、衝突後の車外からの救出に他の
装置が必要となるという問題点があった。そこで、上記
問題点を解決するために本発明における車両用ドアロッ
ク制御装置は、衝突検出手段の異常の際に、衝突検出手
段の異常を検出し、ドアロックを解錠することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1に対応する手段として衝突検出
手段により衝突を検出した際にドアロック駆動手段を制
御し、ドアロックを解錠するドアロック制御装置におい
て、前記衝突検出手段の異常を検出する異常検出手段
と、前記ドアロック駆動手段が、施錠駆動されたことを
検出する施錠駆動検出手段と、前記異常検出手段により
前記衝突検出手段の異常が検出されている時、前記施錠
駆動検出手段からの出力を受けると、前記ドアロック駆
動手段を解錠駆動する制御手段と、を具備することを特
徴とする
【0008】
【作用】上記請求項1に対応する手段によれば、前記異
常検出手段により、前記衝突検出手段の異常が検出され
た際に、前記制御手段により前記ドアロック駆動手段を
解錠駆動することでドアロックが解錠されることに加
え、運転者に衝突検出手段の異常を認識させることが可
能になる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図1,2に示し説明する。
図1はドアロック制御装置のブロック図であり、図2が
ドアロック制御装置の作用を示すフローチャートであ
る。図1に示されるように加速度センサの故障を検出し
ドアロックの施解錠制御を行う制御手段としての制御部
10に、イグニッションスイッチのONにより作動するIG
電源11、衝突を検出する衝突検出手段としての加速度セ
ンサ12、車両の走行状態を検出する車速センサ13が各々
接続されている。また、ドアロックの施解錠を検出する
施錠駆動検出手段としてのドアロックスイッチ16と前記
制御部10により駆動されるドアロック駆動手段としての
ドアロックモータ17とが、前記制御部10に各々接続され
ている。そして、前記IG電源11に前記加速度センサ12が
接続されている。
【0010】前記制御部10は、故障検出回路14とドアロ
ック駆動回路15を有している。前記制御部10における前
記故障検出回路14は、前記IG電源11からの出力信号Sbに
基づいて前記IG電源11がONであると判断した上で、前
記加速度センサ12からの出力信号Saに基づき、前記加速
度センサ12の故障を検出し、前記加速度センサ12が正常
または故障かという信号Sdを前記ドアロック駆動回路15
に送るものである。前記加速度センサ12の故障検出は、
前記故障検出回路14内のECUで回路内の電位を検出
し、加速度センサの故障を検出するものである。即ち、
加速度センサ内で断線を生じていれば正常時より高電位
になり、短絡を生じていれば正常時より低電位になるこ
とで加速度センサが故障したことを判断するものであ
る。
【0011】前記制御部10における前記ドアロック駆動
回路15は、ドアロック施解錠の出力信号Sfを前記ドアロ
ックモータ17に送るものである。その際、前記ドアロッ
クスイッチ16の出力信号Seに基づいて前記ドアロックス
イッチ16がONであると前記制御部10で判断した場合
に、前記ドアロック駆動回路15は、ドアロック施錠の出
力信号Sfを前記ドアロックモータ17に送る。また、前記
車速センサ13からの出力信号Scに基づいて車両が所定速
度以上であり、前記ドアロックスイッチ16の出力信号Se
に基づいて前記ドアロックスイッチ16がOFFであると
前記制御部10で判断し、前記故障検出回路14より前記加
速度センサ12が正常であるという出力信号Sdが前記ドア
ロック駆動回路15に送られた場合に、前記ドアロック駆
動回路15は、ドアロック施錠の出力信号Sfを前記ドアロ
ックモータ17に送る。更に、出力信号Seに基づいて前記
ドアロックスイッチ16がONであると前記制御部10で判
断し、前記出力信号Scに基づいて車両が所定速度以上で
あり、前記出力信号Saに基づいて前記加速度センサ12が
衝突を検出するかまたは故障を生じているという前記出
力信号Sdが前記故障検出回路14より前記ドアロック駆動
回路15に送られた場合に、ドアロック解錠の出力信号Sf
を前記ドアロックモータ17に送る。
【0012】本実施例の作用について説明する。本実施
例のドアロック制御装置は、前記加速度センサ12の正常
な場合には、前記車速センサ13により所定速度以上であ
ると判断されると、ドアロックを施錠し、前記加速度セ
ンサ12で衝突を検出すると、ドアロックを解錠するもの
である。そして、前記加速度センサ12の故障を検出した
場合には、ドアロックを施錠した後に解錠するものであ
る。
【0013】図2に前述した本実施例のドアロック制御
装置の作用の詳細をフローチャートに示し、図1中の各
構成部分を用いて説明する。まず、ステップ11でIG電源
11がONされているか否かを、出力信号Sbに基づいて前
記制御部10が判断する。ONされている(YES)の場
合にはステップ22に進み、ONされていない(NO)の
場合にはステップ21に戻る。ステップ22で前記加速度セ
ンサ12の故障が発生しているか否かを、出力信号Saに基
づき前記制御部10の前記故障検出回路14が判断する。そ
の際の故障検出は、前述のように前記故障検出回路14内
のECUで回路内の電位を検出し、加速度センサの故障
を検出するものである。ステップ22で前記加速度センサ
12の故障が発生している(YES)場合にはステップ25
に進み、発生していない(NO)場合にはステップ23に
進む。
【0014】ステップ23では、前記加速度センサ12で衝
突を検出したか否かを出力信号Saに基づき前記制御部10
が判断する。衝突を検出した(YES)場合にはステッ
プ24に進み、衝突時解錠信号を前記ドアロック駆動回路
15に出力する。衝突を検出しない(NO)場合にはステ
ップ21に戻る。ステップ25で、ドアロックの施解錠状態
を判断するためにドアロックスイッチがONされている
か否かを出力信号Seに基づき前記制御部10が判断する。
ONされている(YES)場合にはステップ27に進み、
ONされていない(NO)場合にはステップ26に進む。
ステップ26で前記車速センサ13の出力信号Scに基づき車
速が20km/h以上か否かを前記制御部10が判断する。20km
/h以上(YES)の場合にはステップ27に進み、20km/h
未満(NO)の場合にはステップ21に戻る。ステップ27
で、前記制御部10が内部のドアロック駆動回路15にドア
ロック施錠信号を出力し、前記出力信号Sfをドアロック
を施錠する信号として前記ドアロックモータ17に送り、
前記ドアロックモータ17を駆動させドアロックを施錠す
る。その後、ステップ28に進み、前記制御部10が内部の
ドアロック駆動回路15にドアロック解錠信号を出力し、
前記出力信号Sfをドアロックを解錠する信号として前記
ドアロックモータ17に送り、前記ドアロックモータ17を
駆動させドアロックを解錠する。
【0015】このような処理において、ステップ27,28
を任意の回数繰り返すことで、運転者に前記加速度セン
サ12の故障を認識させることが可能となる。また、前記
加速度センサ12の故障を生じている場合に、誤ってドア
ロックを施錠させてもドアロックを解錠することにな
り、誤操作にも対応可能である。更に、ドアキーシリン
ダによるドアロックの施解錠機能を本実施例に付加させ
ることによりドアキーシリンダにキーを差し込むことに
よるドアロックの施解錠に、また微弱電波を用いて遠隔
操作によりドアロックを施解錠する、所謂ワイヤレスド
アロックに対応させることも可能である。このことによ
り、前記加速度センサ12の故障時にも、駐車等を行う際
にドアロックの施解錠が可能となる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、衝突検出手段の異常が
検出された際に、ドアロックが解錠されることにより、
衝突検出手段の異常の際に、衝突検出手段の異常を検出
し、ドアロックを解錠することが可能になる。このこと
により、衝突検出手段の異常の際の衝突後に車外からの
救出する際に、他の装置が不必要となる。また、運転者
に衝突検出手段の異常を認識させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例のドアロック制御装置の
ブロック図である。
【図2】図2は本発明の実施例のドアロック制御のフロ
ーチャートである。
【図3】図3は従来のドアロック制御装置である。
【符号の説明】
10・・・・制御部 11・・・・IG電源 12・・・・加速度センサ 13・・・・車速センサ 14・・・・故障検出回路 15・・・・ドアロック駆動回路 16・・・・ドアロックスイッチ 17・・・・ドアロックモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/20 B60R 21/32 E05B 47/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝突検出手段により衝突を検出した際に
    ドアロック駆動手段を制御し、ドアロックを解錠するド
    アロック制御装置において、 前記衝突検出手段の異常を検出する異常検出手段と、 前記ドアロック駆動手段が、施錠駆動されたことを検出
    する施錠駆動検出手段と、 前記 異常検出手段により前記衝突検出手段の異常が検出
    れている時、前記施錠駆動検出手段からの出力を受け
    ると、前記ドアロック駆動手段を解錠駆動する制御手段
    と、 を具備することを特徴とするドアロック制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110517385A (zh) * 2019-08-29 2019-11-29 意盛(北京)科技有限责任公司 一种开关方法、装置、设备、介质

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