JP2008007030A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008007030A
JP2008007030A JP2006181514A JP2006181514A JP2008007030A JP 2008007030 A JP2008007030 A JP 2008007030A JP 2006181514 A JP2006181514 A JP 2006181514A JP 2006181514 A JP2006181514 A JP 2006181514A JP 2008007030 A JP2008007030 A JP 2008007030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
vehicle
battery
hybrid
converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006181514A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4447581B2 (ja
Inventor
Koichiro Takemasa
幸一郎 武政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2006181514A priority Critical patent/JP4447581B2/ja
Publication of JP2008007030A publication Critical patent/JP2008007030A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4447581B2 publication Critical patent/JP4447581B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 12Vバッテリが取り外された場合にも有効に作動可能なハイブリッド車両の盗難防止装置を提供することである。
【解決手段】 エンジン及び電動モータを駆動源とし、該電動モータを制御するハイブリッド制御手段と、該ハイブリッド制御手段を含む低電圧装置への電力を供給する低圧バッテリと、前記電動モータへ電力を供給する高圧バッテリと、前記高圧バッテリから前記低圧バッテリへ電力を供給するコンバータと、車両への不正侵入を判定する不正侵入判定手段と、前記ハイブリッド制御手段及び前記不正侵入判定手段に接続された盗難防止装置とを備えたハイブリッド車両において、前記不正侵入判定手段が不正侵入ありと判定した時には、前記盗難防止装置より前記ハイブリッド制御手段へ前記コンバータの起動指令を行い、該コンバータから前記ハイブリッド制御手段へ直接電力を供給可能に制御することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、盗難防止装置を備えたハイブリッド車両の制御装置に関する。
近年、組織化された自動車の盗難グループによる自動車の盗難事件が頻発している。そのため、車両メーカ及び部品メーカにより各種の盗難防止装置が販売され、盗難防止装置を自動車に取り付けるユーザが増加している。
一般的な盗難防止装置として、正式な鍵による開錠がなくドアが開けられた場合や、ガラスを割られた場合に、車載された盗難防止装置によりサイレンを鳴らしたり、ランプを点滅させたり、或いは通信装置により外部への通報を実施しているものがある。
また、万が一車両内部に盗難者の侵入を許した場合においても、イグニッションキーがキーシリンダに挿入される際にイグニッションキー側から発せられるキーコードの照合を行い、予めECUに記憶されたコードと一致しない状態が設定時間以上続いた場合には、エンジンの始動を禁止することにより車両の発進を阻止するようにしたイモビライザが、例えば特許第3336826号公報に代表されるように公知である。
また、特開2002−193074号公報には、バッテリ本体の外装部にバッテリと一体的に内蔵させ、バッテリの電極から電源を得るバッテリ一体型の盗難防止装置が開示されている。
この盗難防止装置は、振動検出センサや電圧降下センサ等によって、駐停車中の車両の異常状態を検出し、バッテリに内蔵された盗難防止装置により警報音等を発生するようにしている。
さらに、特開2005−247293号公報には、車両が走行許可されていない状況下では、車両の駆動力の制限やシフト制限を行うことにより、車両所有者の意思に反した車両の走行を制限し、車両の盗難を防止するようにした盗難防止装置が開示されている。
特開2005−329816号公報には、4輪駆動車両のエンジンが不正に始動された際に、モータを逆転させてモータに連結された従駆動輪を主駆動輪と反対方向に回転させることにより、車輪の走行を著しく困難にして、車両の盗難を防止するようにした車両駆動制御装置が開示されている。
特許第3336826号公報 特開2002−193074号公報 特開2005−247293号公報 特開2005−329816号公報
自動車の盗難はますます巧妙化され、近年の盗難では車内に侵入した後、盗難防止装置の電源も兼ねている自動車バッテリの電源を切ることにより盗難防止装置の機能を停止させ、別の場所へ自動車を移動した後盗難防止装置の解除を行うという事例も出てきている。
また、盗難防止装置の電源を自動車バッテリと別電源とした場合にも、電源線を切断したり、サイレンやホーン回路の切断も行われている。更に、特許文献2に開示されているようなバッテリ内蔵型盗難防止装置についても、ボンネットを開けてバッテリを外されてしまえば効果が無くなるものであり、特殊なバッテリであるため高価となり購入場所も限定されるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、レッカー車による盗難や自動車バッテリが取り外された際でも、盗難防止装置を有効に作動可能なハイブリッド車両の制御装置を提供することである。
請求項1記載の発明によると、エンジン(図示なし)及び電動モータ(図1,14)を駆動源とし、該電動モータ(14)を制御するハイブリッド制御手段(6)と、該ハイブリッド制御手段(6)を含む低電圧装置への電力を供給する低圧バッテリ(8)と、前記電動モータ(14)へ電力を供給する高圧バッテリ(10)と、前記高圧バッテリ(10)から前記低圧バッテリ(8)へ電力を供給するDC−DCコンバータ(20)と、車両への不正侵入を判定する不正侵入判定手段(4)と、前記ハイブリッド制御手段(6)及び前記不正侵入判定手段(4)に接続された盗難防止装置(2)とを備えたハイブリッド車両において、前記不正侵入判定手段(4)が不正侵入ありと判定した時には、前記盗難防止装置(2)より前記ハイブリッド制御手段(6)へ前記DC−DCコンバータ(20)の起動指令を行い、該DC−DCコンバータ(20)により前記高圧バッテリ(10)から前記低圧バッテリ(8)及び前記低電圧装置へ電力の供給を可能に制御することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置が提供される。
請求項2記載の発明によると、請求項1記載の発明において、前記低圧バッテリ(8)と前記低電圧装置との接続が断たれた場合には、前記高圧バッテリ(10)から前記DC−DCコンバータ(20)を介して前記低電圧装置へ直接電力を供給し、前記盗難防止装置(2)の作動を維持することを特徴とする請求項1記載のハイブリッド車両の制御装置が提供される。
請求項3記載の発明によると、請求項1又は2記載の発明において、前記電動モータ(14)の逆起電圧を検出する逆起電圧検出ユニット(24)を具備し、該逆起電圧検出ユニット(24)が所定値以上の逆起電圧を検出した場合に前記ハイブリッド制御手段(6)を起動させ、前記盗難防止装置(2)を起動させることを特徴とするハイブリッド車両の制御装置が提供される。
請求項1記載の発明によると、不正侵入判定手段が不正侵入ありと判定したときに、DC−DCコンバータを起動することにより、DC−DCコンバータにより高圧バッテリから低圧バッテリへ電力を供給して低圧バッテリを充電可能であるとともに、DC−DCコンバータが低電圧装置に電力を供給可能に制御するため、低圧バッテリに接続された12V系(例えば、ECUを含む補機系)の電力を確保して、盗難防止装置の作動を維持することができる。
請求項2記載の発明によると、低圧バッテリの取り外し又は低圧バッテリ配線の切断があった場合には、高圧バッテリからDC−DCコンバータを介して直接12V系(例えば、ECUを含む補機系)に電力を供給することができるため、盗難防止装置の作動を維持することができる。
請求項3記載の発明によると、車両が移動された際に電動モータの逆起電圧を検出し、この逆起電圧が所定値以上の場合にハイブリッド制御手段を起動させることができ、その結果盗難防止装置を有効に作動させて警報等を行うことができる。
図1を参照すると、本発明実施形態に係るハイブリッド車両の制御装置のシステムブロック図が示されている。盗難防止装置2は車両状態検出回路(不正侵入判定手段)4及びハイブリッドECU(ハイブリッド制御手段)6に接続されている。
車両状態検出回路4は、振動検出センサ、音圧センサ、電圧降下検出センサ等から構成され、盗難者が鍵をこじ開けてドアを開けたり、ガラスを割ったりすることを検出するものである。
ハイブリッドECU6は車両に搭載された12Vバッテリ(低圧バッテリ)8に接続されている。高圧バッテリ10は電動モータ14を駆動するためのバッテリであり、高圧バッテリ10から供給される直流電圧はインバータ12により3相交流電圧に変換されて永久磁石式同期モータ等のモータ14に供給される。モータ14が回転駆動されると、ドライブシャフト16を介して駆動輪18が回転される。
高圧バッテリ10はコンタクタ21を介してDC−DCコンバータ20の入力に選択的に接続される。DC−DCコンバータ20の出力は12Vバッテリ8とハイブリッドECU6に接続されている。
イグニッションキーがキーシリンダに挿入されて、キーシリンダが回転されてイグニッションキーがオンされ、又はワイヤレスキーによる認証確認後にスタータスイッチ等による起動指令(STS信号)22がハイブリッドECU6に入力される。
自動車がレッカー車等により移動された際には、駆動輪18が回転されてモータ14はジェネレータとして作用して逆起電圧を発生させる。この逆起電圧はインバータ12により直流電圧に変換される。逆起電圧検出ユニット24がインバータ12及びハイブリッドECU6に接続されており、所定電圧以上の逆起電圧を検出して、ハイブリッドECU6を起動させる。
しかして、車両状態検出回路4により不正侵入ありと判定された場合には、盗難防止装置2が作動されて、サイレンを鳴らし、ライトを点滅させ、更に移動体通信を行うとともに、盗難防止装置2よりハイブリッドECU6へ起動要求信号が出力される。
これによりハイブリッドECU6が起動され、コンタクタ21が閉じられると共にコンバータオン指令がDC−DCコンバータ20に送られて、DC−DCコンバータ20が作動を開始する。
これにより、ハイブリッドECU6には12Vバッテリ8から12V電圧が供給されると共に、高圧バッテリ10からの高電圧がDC−DCコンバータ20で低電圧に変換されて、所定の電圧(例えば14.5V)がハイブリッドECU6に供給される。更に、DC−DCコンバータ20の出力電力により12Vバッテリ8が充電される。
DC―DCコンバータ20の特性が図7に示されており、所定電圧以上の電圧を入力すると14.5Vの電圧が出力される。よって、DC−DCコンバータ20から所定(14.5V)の電圧を取り出すことができる。
この状態で12Vバッテリ8が取り外されたり、12Vバッテリ8の配線が切断された場合には、図2に示すようにDC−DCコンバータ20が作動しているため、12V電圧はDC−DCコンバータ20から直接ハイブリッドECU6に供給され、更に盗難防止装置2に供給され続けるため、作動している盗難防止装置2の作動を維持することができる。
一方、自動車がレッカー車により移動された場合には、駆動輪18が回転されるためモータ14がジェネレータとして作動して逆起電圧が発生し、インバータ12により逆起電圧が直流電圧に変換される。
逆起電圧検出ユニット24が所定値以上の逆起電圧を検出すると、ハイブリッドECU6が起動され、コンタクタ21が閉じられると共にコンバータオン指令によりDC−DCコンバータ20が作動を開始する。
さらに、ハイブリッドECU6から盗難防止装置2にオン指令が出されて、盗難防止装置2が作動して警報を発生する。よって、レッカー車で自動車が移動される場合には、盗難防止装置2が解除されていた場合にも、所定値以上の逆起電圧の検出によりハイブリッドECU6を起動させて、盗難防止装置2の作動を開始させることができるため、盗難を諦めさせることが可能である。また、12Vバッテリ8が遮断されてレッカー車により移動された場合にも、盗難防止装置2を作動させることができる。
以下、図3の盗難防止フローチャートを参照して、本発明実施形態のハイブリッド車両の制御装置の作動について詳細に説明する。まず、ステップS10において盗難防止装置2がオンか否か、即ち盗難防止装置が警戒中にセットされているか否かを判定する。
盗難防止装置がセットされていると判定された場合には、ステップS11へ進んで不正侵入があるか否かを判定する。この不正侵入判定のサブルーチンが図4に示されている。図4のステップS40において、車両が走行中か否かを判定し、走行中でないと判定された場合にはステップS41へ進んで盗難防止装置がオンか否かを判定する。
盗難防止装置がオンと判定された場合には、ステップS42へ進んで正規鍵による開錠か否かを判定する。正規鍵による開錠でないと判定された場合には、ステップS43へ進んで車両状態を取得する。即ち、振動センサ、ドア信号センサ、音圧センサ、超音波センサ等の各種車両センサからの信号により車両状態を取得する。
これらのセンサからの信号に基づいて、ステップS44で不正侵入があったか否かを判定する。不正侵入ありと判定された場合には、ステップS45で不正侵入の発生を確定する。ステップS40又はステップS42が肯定判定の場合、並びにステップS41又はステップS44が否定判定の場合には、本処理を終了する。
図3のステップS11で不正侵入ありと判定された場合には、盗難防止装置2を作動して、サイレンを鳴らし(ステップS12)、ライトを点滅し(ステップS13)、移動体通信を行う(ステップS14)。
さらに、ステップS15で侵入フラグを1にセットし、ステップS16で減算タイマを所定時間、例えば5分にセットする。そして、ステップS17で盗難防止装置2がハイブリッドECU6の起動指令を出力し、ハイブリッドECU6を起動する。
ステップS18では、ハイブリッドECU6が起動されているか否かを判定し、起動されていると判定された場合には、ステップS19へ進んでハイブリッドECU6がコンタクタ接続指令を出力して、コンタクタ21を接続する。
ステップS20では、コンタクタ21が接続されているか否かを判定し、コンタクタ21が接続されていると判定された場合には、ステップS21へ進んでハイブリッドECU6がDC−DCコンバータオン指令を出力して、DC−DCコンバータ20を起動する。
次いで、ステップS22へ進んで車両移動禁止フラグをセットする。この車両移動禁止フラグをセットした後は、公知のいかなる車両移動禁止手段も採用することができる。例えば、特許文献3に開示されているような車両の駆動力制限やシフト制限を採用することもできるし、特許文献4に開示されているような車両の走行を著しく困難にする手段も採用することができる。
一方、ステップS10で盗難防止装置2が解除されていると判定された場合、及びステップS11で不正侵入がないと判定された場合には、ステップS24へ進んでモータ逆起電圧を検出する。
次いで、ステップS25へ進んで逆起電圧が規定値以上か否かを判定する。逆起電圧が規定値以上になる場合は、自動車がレッカー車により移動され、ジェネレータとして作動するモータ14が規定値以上の逆起電圧を発電した場合であるため、ステップS25が肯定判定の場合には、盗難者がレッカー車で車両を牽引していると判断し、ステップS26へ進んで侵入フラグをセットし、ステップS27で解除されている盗難防止装置2を作動状態にセットする。
すなわち、盗難防止装置2のセットを解除されている状態や(ステップS10)、盗難防止装置2が異常検出しなかった状態で(ステップS11)、12Vバッテリ8が取り外されても取り外されなくても、ステップS24及びステップS25へ進んで規定値以上の逆起電圧を検出することにより、自動車がレッカー車移動されているか否かを判定することができる。
ステップS27で盗難防止装置2を作動状態にセットした後は、自動車が盗難されている状態なのでステップS12へ進んでサイレンを鳴らし、以下ステップS13〜ステップS22の処理を実行する。
一方、ステップS25が否定判定の場合には、ステップS28へ進んで侵入フラグがセットされているか否かを判定する。侵入フラグがセットされていると判定された場合には、ステップS29へ進んでステップS16でセットされた減算タイマが0になったか否かを判定する。
減算タイマが0になったと判定された場合には、ステップS30で不正侵入の判断を解除し、盗難防止装置2の警報を中止すると共に、ステップS31へ進んで盗難防止装置2を警戒モードに移行させる。
即ち、盗難防止装置2の警報解除時は盗難者が車両の盗難を諦めて、車のドアを閉めて立ち去ってから所定時間後に警報を解除するものであり、盗難者が一旦車両内に不正侵入して盗難防止装置を作動させ、車両の盗難を諦めてドアを閉めて立ち去った場合は、ステップS11で音圧センサ等により不正侵入なしと判定される。
盗難防止装置2の解除時はこの状態からタイマでセットされた所定時間が経過したかを判定するものであり、盗難者が自動車の盗難を諦めた後はいつまでも警報を継続する必要がないことからこのような解除モードが設けられている。
次に図5及び図6のタイムチャートを参照して、本発明実施形態の作用を更に説明する。まず、図5を参照すると、正規鍵で開錠が行われなかった場合のタイムチャートが示されている。
盗難防止装置2が警戒中にセットされている状態で盗難者による車両不正侵入が発生したとすると、盗難防止装置2が不正侵入を検知してオンとなり、サイレンを鳴らし、移動体通信により車両盗難の通知を行う。
さらに、ハイブリッドECU6が起動され、コンタクタ21が接続されて、DC−DCコンバータ20が起動される。DC−DCコンバータ20が起動されると、高圧バッテリ10に接続されたDC−DCコンバータ20の出力がハイブリッドECU6に直接供給されるため、ECU供給電圧は増加して約14Vで一定となる。
この状態で盗難者により12Vバッテリ8が取り外されても、ECU供給電圧は約14Vに維持されているので、盗難防止装置2による警報を継続することができる。盗難者が盗難を諦め減算タイマで設定された所定時間が経過すると、サイレンを鳴らす等の警報が中止され、盗難防止装置2は警戒中モードに設定される。
これに応じて、DC−DCコンバータ20、コンタクタ21及びハイブリッドECU6がオフとなる。更に車両移動禁止フラグもリセットされる。
図6を参照すると、盗難防止装置2が解除された状態で12Vバッテリ8を先に遮断され、車両が移動された場合のタイムチャートが示されている。即ち、12Vバッテリ8が取り外された状態でレッカー車により車両が不正移動されたとすると、ECU供給電圧はバッテリの取り外しにより0に下がってから、牽引動作によるモータ逆起電圧が発生し、Pに示すようにモータ誘起逆起電圧による発電により徐々に上昇する(図7参照)。
逆起電圧検出ユニット24が規定値以上の逆起電圧を検出すると、ハイブリッドECU6が起動され、次いでコンタクタ21が接続され、DC−DCコンバータ20が起動されるため、ECU供給電圧は約14Vで一定となる。
更に、ハイブリッドECU6が起動されると、ハイブリッドECU6から解除されている盗難防止装置2にセット状態にする信号が出力され、盗難防止装置2がサイレンを鳴らす、移動体通信による通知を行う等の警報を実行する。
12Vバッテリ8が外されていても、ECU供給電圧が約14Vに維持されているので、この盗難防止装置2による警報は盗難者が盗難を諦め、所定時間経過するまで続行される。
尚、モータ特性は図8に示すように低速用特性(高トルク安定特性)と高速用特性があるが、本実施形態では好ましくは高い誘起電圧を発生する低速用特性(高トルク安定特性)に維持される。
尚、本願は上述した実施形態に限定されるものではなく種々選択されるものであり、例えば、図5の説明で、車両不正侵入が発生し、DC−DCコンバータが起動した後に12Vバッテリが取り外された例を挙げたが、車両不正侵入前に不正侵入判定手段(車両状態検出回路)又は盗難防止装置にて直接12Vの電圧を監視しておき、0V検知で不正侵入と判定してハイブリッド制御手段へDC−DCコンバータの起動指令を行うことも可能である。
また、電動モータに関しても少なくとも一つの電動モータを駆動輪に接続したものから全ての車輪に電動モータを設けたものと種々選択可能である。
本発明実施形態のシステムブロック図である。 図1の12Vバッテリを取り外した状態のシステムブロック図である。 本発明実施形態の盗難防止処理を示すフローチャートである。 不正侵入判断処理を示すフローチャートである。 正規鍵で開錠が行われなかった場合のタイムチャートである。 盗難防止装置を解除した状態で12Vバッテリが先に外され、車両が移動された場合のタイムチャートである。 DC−DCコンバータの入力電圧に対する出力電圧特性を示す図である。 可変特性モータの誘起電圧特性を示す図である。
符号の説明
2 盗難防止装置
4 車両状態検出回路
6 ハイブリッドECU
8 12Vバッテリ
10 高圧バッテリ
12 インバータ
14 モータ
18 駆動輪
20 DC―DCコンバータ
21 コンタクタ
24 逆起電圧検出ユニット

Claims (3)

  1. エンジン及び電動モータを駆動源とし、該電動モータを制御するハイブリッド制御手段と、該ハイブリッド制御手段を含む低電圧装置への電力を供給する低圧バッテリと、前記電動モータへ電力を供給する高圧バッテリと、前記高圧バッテリから前記低圧バッテリへ電力を供給するDC−DCコンバータと、車両への不正侵入を判定する不正侵入判定手段と、前記ハイブリッド制御手段及び前記不正侵入判定手段に接続された盗難防止装置とを備えたハイブリッド車両において、
    前記不正侵入判定手段が不正侵入ありと判定した時には、前記盗難防止装置より前記ハイブリッド制御手段へ前記DC−DCコンバータの起動指令を行い、該DC−DCコンバータにより前記高圧バッテリから前記低圧バッテリ及び前記低電圧装置へ電力の供給を可能に制御することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  2. 前記低圧バッテリと前記低電圧装置との接続が断たれた場合には、前記高圧バッテリから前記DC−DCコンバータを介して前記低電圧装置へ直接電力を供給し、前記盗難防止装置の作動を維持することを特徴とする請求項1記載のハイブリッド車両の制御装置。
  3. 前記電動モータの逆起電圧を検出する逆起電圧検出ユニットを具備し、該逆起電圧検出ユニットが所定値以上の逆起電圧を検出した場合に前記ハイブリッド制御手段を起動させ、前記盗難防止装置を起動させることを特徴とする請求項1又は2記載のハイブリッド車両の制御装置。
JP2006181514A 2006-06-30 2006-06-30 ハイブリッド車両の制御装置 Expired - Fee Related JP4447581B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006181514A JP4447581B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 ハイブリッド車両の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006181514A JP4447581B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 ハイブリッド車両の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008007030A true JP2008007030A (ja) 2008-01-17
JP4447581B2 JP4447581B2 (ja) 2010-04-07

Family

ID=39065611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006181514A Expired - Fee Related JP4447581B2 (ja) 2006-06-30 2006-06-30 ハイブリッド車両の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4447581B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009187234A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Fanuc Ltd 移設防止機能を有する数値制御装置
KR101500119B1 (ko) * 2013-08-09 2015-03-06 현대자동차주식회사 하이브리드 차량의 저전압 직류변환장치 제어 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009187234A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Fanuc Ltd 移設防止機能を有する数値制御装置
KR101500119B1 (ko) * 2013-08-09 2015-03-06 현대자동차주식회사 하이브리드 차량의 저전압 직류변환장치 제어 방법
US8996219B2 (en) 2013-08-09 2015-03-31 Hyundai Motor Company System and method for controlling low-voltage DC/DC converter (LDC) of hybrid electric vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP4447581B2 (ja) 2010-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4136649B2 (ja) 車両用盗難防止装置及び車両の制御方法
JPH10178701A (ja) 電気自動車における充電ケーブルの異常検出装置
JP2005247132A (ja) タイヤ空気圧警告システム
JP5339877B2 (ja) 安全制御装置および方法、並びに、プログラム
JP2014525865A (ja) セキュリティシステム
JP4447581B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
KR100981209B1 (ko) 초음파센서를 이용한 오토바이 도난 방지 장치
JP2005112178A (ja) 車両用監視装置
US20020196133A1 (en) Anti-vehicle theft and anti-hijacking unit combined
JP3836350B2 (ja) 車両盗難防止装置
JP5610980B2 (ja) 電動ステアリングロック制御装置
KR100501363B1 (ko) 차량 도난 방지 장치
KR100475981B1 (ko) 자동차 도난 방지장치
KR100801808B1 (ko) 차량의 주행중 시동 오프 예방 장치 및 방법
KR100412826B1 (ko) 자동차의 도난 방지장치
JP2017105258A (ja) 車両用電源システム
JP2005254876A (ja) 車両用自動ドア開閉装置
KR200366757Y1 (ko) 자동차 도난방지 장치
KR100435326B1 (ko) 차량 도난 방지 장치
JP2004345493A (ja) 自動車用盗難防止装置
JP2003097123A (ja) 車両用ドアアンロックシステム
KR0183577B1 (ko) 제동 장치에 의한 차량 도난 방지 방치
KR100559543B1 (ko) 차량 도난방지 방법
KR19980029536A (ko) 차량도난방지장치
KR100405475B1 (ko) 자동차용 시동 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100120

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140129

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees