JP3304504B2 - 容器内に挿入物を配置するための装置と方法、及びヘッドアセンブリ - Google Patents
容器内に挿入物を配置するための装置と方法、及びヘッドアセンブリInfo
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- B65G47/91—Devices for picking-up and depositing articles or materials incorporating pneumatic, e.g. suction, grippers
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- B65B61/00—Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、容器の頚状部を通し
て、容器内に挿入物を配置するための装置及び方法に関
する。特に、挿入物が、容器の頚状部の開口よりも大き
い寸法を有し、かつ頚状部を通過する挿入のため及び挿
入の間に、第１の向きで、ヘッドアセンブリの真空吸い
込みによって運ばれ、かつヘッドアセンブリが、挿入物
の最終的な配置のための、容器内の第２の向きに挿入物
を移動させる配置に関する。
て、容器内に挿入物を配置するための装置及び方法に関
する。特に、挿入物が、容器の頚状部の開口よりも大き
い寸法を有し、かつ頚状部を通過する挿入のため及び挿
入の間に、第１の向きで、ヘッドアセンブリの真空吸い
込みによって運ばれ、かつヘッドアセンブリが、挿入物
の最終的な配置のための、容器内の第２の向きに挿入物
を移動させる配置に関する。
【０００２】このような説明された装置の例は、英国特
許明細書第２，２１８，０８０Ａ号に開示されている。
概ね、この装置は、欧州特許明細書Ａ−２２７，２１３
号で提案された飲料パッケージの形成に於ける、容器内
への中空の挿入物の配置のために用いることができる。
許明細書第２，２１８，０８０Ａ号に開示されている。
概ね、この装置は、欧州特許明細書Ａ−２２７，２１３
号で提案された飲料パッケージの形成に於ける、容器内
への中空の挿入物の配置のために用いることができる。
【０００３】英国特許明細書第２，２１８，０８０Ａ号
では、挿入物を配置する装置のヘッドアセンブリは、回
動可能に連結されたリンクの複雑な配置を通した制御に
よって、支持部に支えられ、かつ支持部に対して回転可
能なヘッド部を有する。リンク仕掛に制御されたヘッド
部の回動運動は、支持部に対するヘッド部の向きを代
え、従って、容器の頚状部を通る挿入のための、ヘッド
部に支えられた挿入物が最初に占める向きを、続いて、
容器内の最終的な配置での向きへ変えることができる。
挿入物は、ヘッド部と真空源との間を接続する真空パイ
プを通して加えられる吸い込みによって、取り外し可能
にヘッド部に支えられている。真空パイプは柔軟な導管
からなるので、ヘッド部に、その回動運動を行うための
自由度を提供し、かつ回動制御リンクの変位のための充
分な遊隙を提供する。英国特許明細書第２，２１８，０
８０Ａ号の図２に示されたように概ね構成されたヘッド
アセンブリを使用した経験は、複雑な回動制御リンク、
及びヘッド部と支持部との間の柔軟な真空パイプの接続
部が、高速の容器パッケージラインでの高い振動数での
挿入物の連続的な配置の間、迅速な摩耗と劣化を被るこ
とを示し、その結果頻繁なヘッドアセンブリの交換が必
要となる。
では、挿入物を配置する装置のヘッドアセンブリは、回
動可能に連結されたリンクの複雑な配置を通した制御に
よって、支持部に支えられ、かつ支持部に対して回転可
能なヘッド部を有する。リンク仕掛に制御されたヘッド
部の回動運動は、支持部に対するヘッド部の向きを代
え、従って、容器の頚状部を通る挿入のための、ヘッド
部に支えられた挿入物が最初に占める向きを、続いて、
容器内の最終的な配置での向きへ変えることができる。
挿入物は、ヘッド部と真空源との間を接続する真空パイ
プを通して加えられる吸い込みによって、取り外し可能
にヘッド部に支えられている。真空パイプは柔軟な導管
からなるので、ヘッド部に、その回動運動を行うための
自由度を提供し、かつ回動制御リンクの変位のための充
分な遊隙を提供する。英国特許明細書第２，２１８，０
８０Ａ号の図２に示されたように概ね構成されたヘッド
アセンブリを使用した経験は、複雑な回動制御リンク、
及びヘッド部と支持部との間の柔軟な真空パイプの接続
部が、高速の容器パッケージラインでの高い振動数での
挿入物の連続的な配置の間、迅速な摩耗と劣化を被るこ
とを示し、その結果頻繁なヘッドアセンブリの交換が必
要となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、容器
内に配置するために必要な挿入物の向きの変化を提供す
ることができ、かつ従来の装置の複雑さと比較的短い耐
用年数とを緩和する、比較的簡単かつ信頼できる構造の
ヘッドアセンブリを有する容器内に挿入物を配置するた
めの装置を提供することである。
内に配置するために必要な挿入物の向きの変化を提供す
ることができ、かつ従来の装置の複雑さと比較的短い耐
用年数とを緩和する、比較的簡単かつ信頼できる構造の
ヘッドアセンブリを有する容器内に挿入物を配置するた
めの装置を提供することである。
【０００５】更に本発明の目的は、挿入物を容器内に配
置し、かつ比較的長い耐用年数の、比較的簡単かつ効果
的な装置を利用する方法を提供することである。
置し、かつ比較的長い耐用年数の、比較的簡単かつ効果
的な装置を利用する方法を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述した目的は、容器の
頚状部の開口部よりも大きい寸法を有するような細長い
形状の挿入物を、前記容器の前記頚状部を通して、前記
容器内に配置するための装置であって、前記挿入物が第
１の向きに配置される持ち上げステーションへ、前記挿
入物を送るための供給手段と、前記持ち上げステーショ
ンで、前記挿入物を前記第１の向きに配置し、前記挿入
物を前記第１の向きに保持しながら、真空吸い込みによ
って、前記挿入物を持ち上げ、そして前記挿入物を前記
容器内に置くために配置されたヘッドアセンブリと、前
記挿入物を前記ヘッドアセンブリから変位し、同時に前
記挿入物を前記容器内で前記第１の向きから第２の向き
へ調節する、前記ヘッドアセンブリのための制御手段と
を有することを特徴とする容器内に挿入物を配置するた
めの装置を提供することによって達成される。
頚状部の開口部よりも大きい寸法を有するような細長い
形状の挿入物を、前記容器の前記頚状部を通して、前記
容器内に配置するための装置であって、前記挿入物が第
１の向きに配置される持ち上げステーションへ、前記挿
入物を送るための供給手段と、前記持ち上げステーショ
ンで、前記挿入物を前記第１の向きに配置し、前記挿入
物を前記第１の向きに保持しながら、真空吸い込みによ
って、前記挿入物を持ち上げ、そして前記挿入物を前記
容器内に置くために配置されたヘッドアセンブリと、前
記挿入物を前記ヘッドアセンブリから変位し、同時に前
記挿入物を前記容器内で前記第１の向きから第２の向き
へ調節する、前記ヘッドアセンブリのための制御手段と
を有することを特徴とする容器内に挿入物を配置するた
めの装置を提供することによって達成される。
【０００７】
【作用】本発明に基づけば、容器の頚状部の開口部より
も大きい寸法を有するような細長い形状の挿入物を、前
記容器の前記頚状部を通して、前記容器内に配置するた
めの装置であって、前記挿入物が第１の向きに配置され
る持ち上げステーションへ、前記挿入物を送るための供
給手段と、前記持ち上げステーションで、前記挿入物を
前記第１の向きに配置し、前記挿入物を前記第１の向き
に保持しながら、真空吸い込みによって、前記挿入物を
持ち上げ、そして前記挿入物を前記容器内に置くために
配置されたヘッドアセンブリと、前記挿入物を前記ヘッ
ドアセンブリから変位し、同時に前記挿入物を前記容器
内で前記第１の向きから第２の向きへ調節する、前記ヘ
ッドアセンブリのための制御手段とを有することを特徴
とする容器内に挿入物を配置するための装置が提供され
る。
も大きい寸法を有するような細長い形状の挿入物を、前
記容器の前記頚状部を通して、前記容器内に配置するた
めの装置であって、前記挿入物が第１の向きに配置され
る持ち上げステーションへ、前記挿入物を送るための供
給手段と、前記持ち上げステーションで、前記挿入物を
前記第１の向きに配置し、前記挿入物を前記第１の向き
に保持しながら、真空吸い込みによって、前記挿入物を
持ち上げ、そして前記挿入物を前記容器内に置くために
配置されたヘッドアセンブリと、前記挿入物を前記ヘッ
ドアセンブリから変位し、同時に前記挿入物を前記容器
内で前記第１の向きから第２の向きへ調節する、前記ヘ
ッドアセンブリのための制御手段とを有することを特徴
とする容器内に挿入物を配置するための装置が提供され
る。
【０００８】更に本発明に基づけば、容器の頚状部の開
口部よりも大きな寸法を有する細長い形状をした挿入物
を、前記容器の前記頚状部を通して、前記容器内に配置
するための装置であって、コア部と、前記コア部を囲繞
するスリーブ部とを備えたヘッドアセンブリと、前記コ
ア部及び前記スリーブ部の第２の部分を、前記コア部及
び前記スリーブ部の第１の部分に関して長手方向に変位
するための制御手段とを有し、前記コア部及び前記スリ
ーブ部が、互いに関して長手方向に変位可能であって、
前記コア部及び前記スリーブ部の前記第１の部分は、長
手方向の軸に関して傾斜した端面を有し、前記端面に
は、前記挿入物が、前記容器の前記頚状部を通して長手
方向に前記ヘッドアセンブリと共に挿入されることに適
した第１の向きに、真空吸い込みによって保持され、前
記制御手段による前記変位は、前記第２の部分を前記挿
入物に当接させ、かつ前記挿入物を前記端面から変位さ
せ、そして前記容器内の第２の向きへ前記挿入物の調節
することを特徴とする容器内に挿入物を配置するための
装置が提供される。
口部よりも大きな寸法を有する細長い形状をした挿入物
を、前記容器の前記頚状部を通して、前記容器内に配置
するための装置であって、コア部と、前記コア部を囲繞
するスリーブ部とを備えたヘッドアセンブリと、前記コ
ア部及び前記スリーブ部の第２の部分を、前記コア部及
び前記スリーブ部の第１の部分に関して長手方向に変位
するための制御手段とを有し、前記コア部及び前記スリ
ーブ部が、互いに関して長手方向に変位可能であって、
前記コア部及び前記スリーブ部の前記第１の部分は、長
手方向の軸に関して傾斜した端面を有し、前記端面に
は、前記挿入物が、前記容器の前記頚状部を通して長手
方向に前記ヘッドアセンブリと共に挿入されることに適
した第１の向きに、真空吸い込みによって保持され、前
記制御手段による前記変位は、前記第２の部分を前記挿
入物に当接させ、かつ前記挿入物を前記端面から変位さ
せ、そして前記容器内の第２の向きへ前記挿入物の調節
することを特徴とする容器内に挿入物を配置するための
装置が提供される。
【０００９】更に本発明に基づけば、容器の頚状部より
も大きい寸法を有するような細長い形状の挿入物を、前
記容器の前記頚状部を通して、前記容器内に配置するた
めの方法であって、前記挿入物を持ち上げステーション
に配置する過程と、真空吸い込みによって、前記持ち上
げステーションの前記挿入物を、前記ヘッドアセンブリ
に関する第１の向きにして持ち上げる過程と、前記容器
の前記頚状部を通して、前記挿入物及び前記ヘッドアセ
ンブリを前記容器内に移動し、かつ前記挿入物を前記第
１の向きに保持する過程と、前記ヘッドアセンブリから
前記挿入物を変位し、そして同時に前記容器内で前記挿
入物を前記第１の向きから前記第２の向きへ調節するた
めに、前記容器内の前記ヘッドアセンブリを制御する過
程とを有することを特徴とする容器内に挿入物を配置す
る方法が提供される。
も大きい寸法を有するような細長い形状の挿入物を、前
記容器の前記頚状部を通して、前記容器内に配置するた
めの方法であって、前記挿入物を持ち上げステーション
に配置する過程と、真空吸い込みによって、前記持ち上
げステーションの前記挿入物を、前記ヘッドアセンブリ
に関する第１の向きにして持ち上げる過程と、前記容器
の前記頚状部を通して、前記挿入物及び前記ヘッドアセ
ンブリを前記容器内に移動し、かつ前記挿入物を前記第
１の向きに保持する過程と、前記ヘッドアセンブリから
前記挿入物を変位し、そして同時に前記容器内で前記挿
入物を前記第１の向きから前記第２の向きへ調節するた
めに、前記容器内の前記ヘッドアセンブリを制御する過
程とを有することを特徴とする容器内に挿入物を配置す
る方法が提供される。
【００１０】本発明によれば、容器の比較的狭い開口部
または頚状部を通して容器内に配置されるべき細長い形
状の挿入物が、その第１の向きに保持される間に、ヘッ
ドアセンブリによって支えられるべく、真空吸い込みに
よって持ち上げられた第１の位置に配置される。
または頚状部を通して容器内に配置されるべき細長い形
状の挿入物が、その第１の向きに保持される間に、ヘッ
ドアセンブリによって支えられるべく、真空吸い込みに
よって持ち上げられた第１の位置に配置される。
【００１１】一度、挿入物が容器内に配置されると、ヘ
ッドアセンブリは、挿入物を適切な位置につけるよう
に、容器内の挿入物の向きを変えるべく調節される。前
述された欧州特許明細書第２２７，２１３号で説明され
た目的のためである典型的な実施例では、挿入物は、ヘ
ッドアセンブリによって、その第２の向きに配置される
ときに、その第２の向きに移動するように容器の終端の
壁の上で回動するべく、挿入物は、容器の終端の壁（通
常は基部）に当接するようにその第１の向きで支えられ
ることになる。上記の典型的な実施例では、その第１の
向きからその第２の向きへの挿入物の回動運動は、その
長軸上の、挿入物の両方の端部を、容器の側壁との摩擦
係合状態へ移動させる（挿入物を容器内の所望の位置に
保持するべく、挿入物と容器の内部との間のしまりばめ
を効果的に提供する）。本発明によってもたらさせれ
る、挿入物が容器の開いた形状部を通過するために、ヘ
ッドアセンブリによって保持されるヘッドアセンブリ上
の第１の向きに、挿入物が持ち上げられる容易さは、最
初の挿入物の持ち上げに続いて、容器への挿入に適した
第１の向きへ挿入物を調節することを、さもなければ、
ヘッドアセンブリに要求することになる、ヘッドアセン
ブリが一連の調節を通過する必要性を緩和する。更に、
挿入物の挿入及び配置に続いて、本発明の装置は、更な
る挿入物を第１の向きに持ち上げるために必要な、リセ
ットのための非常に簡単かつ比較的小さい再調節を必要
とする。結果として、本発明のヘッドアセンブリの構造
及び制御は、英国特許明細書第２，２１８，０８０Ａ号
に開示された回動式のヘッドアセンブリに比較して、簡
素化され、更に、連続する挿入物が、持ち上げられそし
て連続する容器内に配置される速度は、従来の提案より
も比較的速くなる（従来の提案によって提示された比較
的より複雑なサイクルで必要とされる、ヘッドアセンブ
リの調節の回数に比較して、本発明のヘッドアセンブリ
では、持ち上げステーションでの最初の挿入物の持ち上
げから、次の挿入物の持ち上げまでのサイクルに続く、
より少ない調節が必要となる）。
ッドアセンブリは、挿入物を適切な位置につけるよう
に、容器内の挿入物の向きを変えるべく調節される。前
述された欧州特許明細書第２２７，２１３号で説明され
た目的のためである典型的な実施例では、挿入物は、ヘ
ッドアセンブリによって、その第２の向きに配置される
ときに、その第２の向きに移動するように容器の終端の
壁の上で回動するべく、挿入物は、容器の終端の壁（通
常は基部）に当接するようにその第１の向きで支えられ
ることになる。上記の典型的な実施例では、その第１の
向きからその第２の向きへの挿入物の回動運動は、その
長軸上の、挿入物の両方の端部を、容器の側壁との摩擦
係合状態へ移動させる（挿入物を容器内の所望の位置に
保持するべく、挿入物と容器の内部との間のしまりばめ
を効果的に提供する）。本発明によってもたらさせれ
る、挿入物が容器の開いた形状部を通過するために、ヘ
ッドアセンブリによって保持されるヘッドアセンブリ上
の第１の向きに、挿入物が持ち上げられる容易さは、最
初の挿入物の持ち上げに続いて、容器への挿入に適した
第１の向きへ挿入物を調節することを、さもなければ、
ヘッドアセンブリに要求することになる、ヘッドアセン
ブリが一連の調節を通過する必要性を緩和する。更に、
挿入物の挿入及び配置に続いて、本発明の装置は、更な
る挿入物を第１の向きに持ち上げるために必要な、リセ
ットのための非常に簡単かつ比較的小さい再調節を必要
とする。結果として、本発明のヘッドアセンブリの構造
及び制御は、英国特許明細書第２，２１８，０８０Ａ号
に開示された回動式のヘッドアセンブリに比較して、簡
素化され、更に、連続する挿入物が、持ち上げられそし
て連続する容器内に配置される速度は、従来の提案より
も比較的速くなる（従来の提案によって提示された比較
的より複雑なサイクルで必要とされる、ヘッドアセンブ
リの調節の回数に比較して、本発明のヘッドアセンブリ
では、持ち上げステーションでの最初の挿入物の持ち上
げから、次の挿入物の持ち上げまでのサイクルに続く、
より少ない調節が必要となる）。
【００１２】比較的簡素な構造を得るためには、本発明
のヘッドアセンブリが、長手方向に延在するスリーブ内
に受容されるコアを伴って形成され、コアとスリーブが
互いに長手方向に変位可能であることが望ましい。コア
は、その長手方向の軸に関して傾斜し、かつ容器の開い
た頚状部を通るヘッドアセンブリまたはヘッドアセンブ
リの先端を伴った挿入に適した第１の向きに挿入物を保
つように真空吸い込みによって挿入物を保持する端面を
有する。ヘッドアセンブリの制御手段は、スリーブをコ
アに関して長手方向に変位するように働き、スリーブ
が、挿入物を端面から変位するべく挿入物に当接し、そ
れによって、容器の壁に挿入物を当接させ、かつ挿入物
を容器内での第２の向きに調節する。この好適な配置か
ら、コアの端面の傾斜（または、本発明による他の配置
では、スリーブの端面の傾斜）は、挿入物がヘッドアセ
ンブリに対して保持される第１の向きにヘッドアセンブ
リを持ち上げ、容器の開いた頚状部内のヘッドアセンブ
リの縦の変位が、挿入物が容器の比較的狭い頚状部を通
過することを可能にする。この好適な配置による挿入物
の持ち上げのために、挿入物は、その長軸を端面の長軸
と平行にし、かつその長軸をヘッドアセンブリの長手方
向の軸に対して最小の鋭角をなすように、ヘッドアセン
ブリの傾斜した平らな端面に通常提供される。通常、ヘ
ッドアセンブリの端面は、傾斜した端面に、挿入物が真
空吸い込みによって保持されるように、挿入物の平らな
表面に当接し、傾斜した端面と挿入物との間の協働が、
容器の開いた頚状部を通して通過するべく、ヘッドアセ
ンブリによって挿入物が提供される第１の向きに挿入物
を自動的に保持する。スリーブ内及びスリーブに対し
て、長手方向に移動可能なコアを有するヘッドアセンブ
リの好適な構造では、当業者には明らかなように、コア
とスリーブとの間の要求される長手方向の置き換えは、
適切なカム及びカムホローは、油圧式ピストン及びシリ
ンダ装置、電気式ソレノイド等によって簡単に実施され
るということが分かる。
のヘッドアセンブリが、長手方向に延在するスリーブ内
に受容されるコアを伴って形成され、コアとスリーブが
互いに長手方向に変位可能であることが望ましい。コア
は、その長手方向の軸に関して傾斜し、かつ容器の開い
た頚状部を通るヘッドアセンブリまたはヘッドアセンブ
リの先端を伴った挿入に適した第１の向きに挿入物を保
つように真空吸い込みによって挿入物を保持する端面を
有する。ヘッドアセンブリの制御手段は、スリーブをコ
アに関して長手方向に変位するように働き、スリーブ
が、挿入物を端面から変位するべく挿入物に当接し、そ
れによって、容器の壁に挿入物を当接させ、かつ挿入物
を容器内での第２の向きに調節する。この好適な配置か
ら、コアの端面の傾斜（または、本発明による他の配置
では、スリーブの端面の傾斜）は、挿入物がヘッドアセ
ンブリに対して保持される第１の向きにヘッドアセンブ
リを持ち上げ、容器の開いた頚状部内のヘッドアセンブ
リの縦の変位が、挿入物が容器の比較的狭い頚状部を通
過することを可能にする。この好適な配置による挿入物
の持ち上げのために、挿入物は、その長軸を端面の長軸
と平行にし、かつその長軸をヘッドアセンブリの長手方
向の軸に対して最小の鋭角をなすように、ヘッドアセン
ブリの傾斜した平らな端面に通常提供される。通常、ヘ
ッドアセンブリの端面は、傾斜した端面に、挿入物が真
空吸い込みによって保持されるように、挿入物の平らな
表面に当接し、傾斜した端面と挿入物との間の協働が、
容器の開いた頚状部を通して通過するべく、ヘッドアセ
ンブリによって挿入物が提供される第１の向きに挿入物
を自動的に保持する。スリーブ内及びスリーブに対し
て、長手方向に移動可能なコアを有するヘッドアセンブ
リの好適な構造では、当業者には明らかなように、コア
とスリーブとの間の要求される長手方向の置き換えは、
適切なカム及びカムホローは、油圧式ピストン及びシリ
ンダ装置、電気式ソレノイド等によって簡単に実施され
るということが分かる。
【００１３】持ち上げステーションに挿入物を運ぶため
の供給手段が、挿入物を提供し、それによって、挿入物
が持ち上げられるべき第１の向きに適するように、挿入
物の長軸が傾けられる。従って、都合良く、供給手段
は、挿入物がその持ち上げアップステーションへの傾斜
したパスをたどるようにする。例えば、供給手段は、挿
入物の列が持ち上げステーションへ連続的に送られる自
動滑走運搬装置を有しても良いし、傾斜上で連続して、
または断続して回転し、かつヘッドアセンブリによって
持ち上げられるべき挿入物を持ち上げステーションへ運
びかつ送るべく同期した、割り出し板または他の手段を
有しても良い。
の供給手段が、挿入物を提供し、それによって、挿入物
が持ち上げられるべき第１の向きに適するように、挿入
物の長軸が傾けられる。従って、都合良く、供給手段
は、挿入物がその持ち上げアップステーションへの傾斜
したパスをたどるようにする。例えば、供給手段は、挿
入物の列が持ち上げステーションへ連続的に送られる自
動滑走運搬装置を有しても良いし、傾斜上で連続して、
または断続して回転し、かつヘッドアセンブリによって
持ち上げられるべき挿入物を持ち上げステーションへ運
びかつ送るべく同期した、割り出し板または他の手段を
有しても良い。
【００１４】本発明は更に、容器の長手方向の軸に概ね
沿った変位のために取り付けられる、前記容器内に挿入
物を配置するためのヘッドアセンブリであって、コア
と、前記コアを囲繞し、かつ長手方向に延在するスリー
ブとを有し、前記コアと前記スリーブは、互いに関して
長手方向に変位可能であって、前記コアは、前記長手方
向の軸に関して傾斜した端面を有し、前記端面は、前記
挿入物を前記端面に保持しかつ運ぶために加えられる真
空吸い込みを連通する手段を有し、前記ヘッドアセンブ
リによって運ばれる挿入物を、前記傾斜した端面から変
位するために、前記スリーブが、前記コアに関して長手
方向に変位可能であることを特徴とするヘッドアセンブ
リを提供する。
沿った変位のために取り付けられる、前記容器内に挿入
物を配置するためのヘッドアセンブリであって、コア
と、前記コアを囲繞し、かつ長手方向に延在するスリー
ブとを有し、前記コアと前記スリーブは、互いに関して
長手方向に変位可能であって、前記コアは、前記長手方
向の軸に関して傾斜した端面を有し、前記端面は、前記
挿入物を前記端面に保持しかつ運ぶために加えられる真
空吸い込みを連通する手段を有し、前記ヘッドアセンブ
リによって運ばれる挿入物を、前記傾斜した端面から変
位するために、前記スリーブが、前記コアに関して長手
方向に変位可能であることを特徴とするヘッドアセンブ
リを提供する。
【００１５】
【実施例】例示された実施例では、中空のプラスチック
製の比較的固い挿入物１（破線で表されている）が、欧
州特許第２２７，２１３号明細書に開示された飲料用パ
ッケージの形成に於て、従来の肉薄の金属製の缶内に配
置される。缶には、概ね、（缶内に向かった球状の凸部
である）基部３を有し、その基部からは、円筒形の壁４
が直立している。壁４の上端部は、狭い円形の開いた頭
部６を形成する頚状部５を有し、頚状部５を通して、挿
入物１がヘッドアセンブリ１０によって缶内に配置され
る。挿入物１は、長軸１１を有し、その長軸に沿って、
挿入物は開口部６の直径よりも大きい寸法を有するよう
に細長い形状を有し、一方、長軸１１に垂直な方向の挿
入物１の寸法は、開口部６の直径よりも小さい。実際、
長軸１１に沿った挿入物の長さは、缶２の円筒形の壁４
の内側の直径よりも僅かに大きい。挿入物１は、中心に
配置された凹部１３が位置する、概ね平らな上面１２を
有する。図１では、挿入物１の列が、傾斜した自動滑走
運搬装置の軌道１４にその長軸１１を整合させながら、
持ち上げステーション１５へ送り込まれる。持ち上げス
テーション１５での挿入物１は、挿入物の上面１２が軌
道１４から外向きに提供されるように、自動滑走運搬装
置の軌道１４に対して予め決められた向きに置かれる。
挿入物１は、重力によって自動滑走運搬装置の軌道１４
に沿って配置される。
製の比較的固い挿入物１（破線で表されている）が、欧
州特許第２２７，２１３号明細書に開示された飲料用パ
ッケージの形成に於て、従来の肉薄の金属製の缶内に配
置される。缶には、概ね、（缶内に向かった球状の凸部
である）基部３を有し、その基部からは、円筒形の壁４
が直立している。壁４の上端部は、狭い円形の開いた頭
部６を形成する頚状部５を有し、頚状部５を通して、挿
入物１がヘッドアセンブリ１０によって缶内に配置され
る。挿入物１は、長軸１１を有し、その長軸に沿って、
挿入物は開口部６の直径よりも大きい寸法を有するよう
に細長い形状を有し、一方、長軸１１に垂直な方向の挿
入物１の寸法は、開口部６の直径よりも小さい。実際、
長軸１１に沿った挿入物の長さは、缶２の円筒形の壁４
の内側の直径よりも僅かに大きい。挿入物１は、中心に
配置された凹部１３が位置する、概ね平らな上面１２を
有する。図１では、挿入物１の列が、傾斜した自動滑走
運搬装置の軌道１４にその長軸１１を整合させながら、
持ち上げステーション１５へ送り込まれる。持ち上げス
テーション１５での挿入物１は、挿入物の上面１２が軌
道１４から外向きに提供されるように、自動滑走運搬装
置の軌道１４に対して予め決められた向きに置かれる。
挿入物１は、重力によって自動滑走運搬装置の軌道１４
に沿って配置される。
【００１６】ヘッドアセンブリ１０は、滑りばめによっ
て円筒スリーブ２１に受け入れられる円筒コア２０を有
する。コア及びスリーブの軸は、ヘッドアセンブリの長
手方向の軸２２と一致する。スリーブ２１は、コア２０
に対して長手方向に変位可能であり、もし必要ならば、
それらの要素が互いに回転することを抑制するために、
キー溝（図示されていない）または他の手段がコアとス
リーブとの間に提供されても良い。コア２０は、ヘッド
アセンブリの軸２２に対して、最小の鋭角αだけ傾斜し
た平坦な端面２３を有する。コア２０を通して長手方向
に延在する通路２６と連通するポート２５を備えた、概
ね中心に配置されたボス２４が、端面２３から突出して
いる。通路２６は、真空ポンプ（図示されていない）と
の連通を開閉するべく制御される。
て円筒スリーブ２１に受け入れられる円筒コア２０を有
する。コア及びスリーブの軸は、ヘッドアセンブリの長
手方向の軸２２と一致する。スリーブ２１は、コア２０
に対して長手方向に変位可能であり、もし必要ならば、
それらの要素が互いに回転することを抑制するために、
キー溝（図示されていない）または他の手段がコアとス
リーブとの間に提供されても良い。コア２０は、ヘッド
アセンブリの軸２２に対して、最小の鋭角αだけ傾斜し
た平坦な端面２３を有する。コア２０を通して長手方向
に延在する通路２６と連通するポート２５を備えた、概
ね中心に配置されたボス２４が、端面２３から突出して
いる。通路２６は、真空ポンプ（図示されていない）と
の連通を開閉するべく制御される。
【００１７】ヘッドアセンブリ１０は全体として、自動
滑走運搬装置の軌道１４に対して変位可能であり、図１
に示すように、端面２３から離れた位置にある、コア２
０を包むスリーブ２１を伴っている。ヘッドアセンブリ
１０の配置、及びコア２０とスリーブ２１との間の相対
的な配置を、これから説明されるような方法で制御する
ための適切な制御装置（図示されていない）が提供され
ており、そのような制御装置は当業者には明かであり、
詳しく説明する必要はないが、その制御装置は、概ねピ
ストン及びシリンダ装置のような油圧式装置、カムトラ
ック及びカムフォローワのような機械式装置、または電
磁石装置のような電気式装置などである。
滑走運搬装置の軌道１４に対して変位可能であり、図１
に示すように、端面２３から離れた位置にある、コア２
０を包むスリーブ２１を伴っている。ヘッドアセンブリ
１０の配置、及びコア２０とスリーブ２１との間の相対
的な配置を、これから説明されるような方法で制御する
ための適切な制御装置（図示されていない）が提供され
ており、そのような制御装置は当業者には明かであり、
詳しく説明する必要はないが、その制御装置は、概ねピ
ストン及びシリンダ装置のような油圧式装置、カムトラ
ック及びカムフォローワのような機械式装置、または電
磁石装置のような電気式装置などである。
【００１８】好適な装置では、図１に示すように、自動
滑走運搬装置の持ち上げステーション１５及び挿入物は
め込みサイクルの始めに於て配置された、挿入物１の上
面１２に、その端面２３を近づけるべく、ヘッドアセン
ブリ１０は、その軸２２を垂直に保ちながら保持されか
つ変位される。ヘッドアセンブリ１０は、持ち上げステ
ーションで端面２３のボス２４を挿入物１の凹部１３と
補完的な係合状態に移動させるべく、その変位を制御さ
れているので、端面２３は、上面１２と概ね面対面の当
接をする。この後者の状態では、長軸１１は、ヘッドア
センブリの軸２２とαの角度をなし、自動滑走運搬装置
１４は前述した補完的な係合をもたらすべく、適切に傾
斜している。導管２６は、挿入物１の上面１２をコアの
端面２３に対してしっかりと保持する圧力差を起こすた
めの、ポート２５での吸い込みを加えるべく、真空ポン
プに接続されているので、挿入物は、ヘッドアセンブリ
のコア２０に対する第１の向きで、ヘッドアセンブリの
コア２０上に保持される。
滑走運搬装置の持ち上げステーション１５及び挿入物は
め込みサイクルの始めに於て配置された、挿入物１の上
面１２に、その端面２３を近づけるべく、ヘッドアセン
ブリ１０は、その軸２２を垂直に保ちながら保持されか
つ変位される。ヘッドアセンブリ１０は、持ち上げステ
ーションで端面２３のボス２４を挿入物１の凹部１３と
補完的な係合状態に移動させるべく、その変位を制御さ
れているので、端面２３は、上面１２と概ね面対面の当
接をする。この後者の状態では、長軸１１は、ヘッドア
センブリの軸２２とαの角度をなし、自動滑走運搬装置
１４は前述した補完的な係合をもたらすべく、適切に傾
斜している。導管２６は、挿入物１の上面１２をコアの
端面２３に対してしっかりと保持する圧力差を起こすた
めの、ポート２５での吸い込みを加えるべく、真空ポン
プに接続されているので、挿入物は、ヘッドアセンブリ
のコア２０に対する第１の向きで、ヘッドアセンブリの
コア２０上に保持される。
【００１９】次に、ヘッドアセンブリ１０は、挿入物１
を自動滑走運搬装置１４から持ち上げかつ運ぶために全
体的に上昇し、自動滑走運搬装置１４内のすぐ次の挿入
物が、持ち上げステーション１５へ向かって自動滑走運
搬装置の軌道上を下降することを可能にする。挿入物１
は、その第１の向きに保たれ、そしてヘッドアセンブリ
によって缶２の開口部６の上に配置されるように移動さ
れる。概ね、缶２は連続的に回転するタレット型の機械
などのコンベア（図示されていない）上を移動し、ヘッ
ドアセンブリ１０の動きは、挿入物の缶内へのはめ込み
の間、ヘッドアセンブリが缶の上に位置する前述された
関係を保つべく、缶の動きと同期することになる。挿入
物が缶の開口部の真上に来たとき、ヘッドアセンブリ
は、缶の開口部６を通して、ヘッドアセンブリの端面
と、端面に保持された挿入物とを、挿入物１が缶の底部
に当接する図２に示された位置に向かって移動させるた
めに下降される。挿入物１が缶の底部３に当接したと
き、ヘッドアセンブリ１０の制御手段は、スリーブ２１
をコア２０の軸２２に沿って移動させ、挿入物の上面１
２に当接させるように作動せられる。挿入物はめ込みサ
イクルのこのステージで、ポート２５での真空吸い込み
が停止されても良い。スリーブ２１の挿入物１との当接
は、挿入物をコアの端面２３から変位し、そして挿入物
を缶２の中で全体的に回転させ、かつ挿入物の上面１２
が缶の基部３と概ね平行する第２の向きに、挿入物を移
動させる。挿入物が第２の向きであるとき、挿入物の長
軸１１上の相対する端部１２Ａは、挿入物を缶の中に効
果的に確保するために、缶の側壁４に摩擦または閉まり
ばめによって係合する。次に、コンベア上の他の缶に、
他の挿入物をはめ込むための、更なるサイクルを開始す
るときの、ヘッドアセンブリが更なる挿入物１に近づ
き、そして自動滑走運搬装置１４から挿入物１を持ち上
げるための準備を整えるべく、セットアセンブリ１０
は、缶から引き上げられ、スリーブ２１は、セットアセ
ンブリ１０の端面２３からコア２０に沿って引っ込む。
を自動滑走運搬装置１４から持ち上げかつ運ぶために全
体的に上昇し、自動滑走運搬装置１４内のすぐ次の挿入
物が、持ち上げステーション１５へ向かって自動滑走運
搬装置の軌道上を下降することを可能にする。挿入物１
は、その第１の向きに保たれ、そしてヘッドアセンブリ
によって缶２の開口部６の上に配置されるように移動さ
れる。概ね、缶２は連続的に回転するタレット型の機械
などのコンベア（図示されていない）上を移動し、ヘッ
ドアセンブリ１０の動きは、挿入物の缶内へのはめ込み
の間、ヘッドアセンブリが缶の上に位置する前述された
関係を保つべく、缶の動きと同期することになる。挿入
物が缶の開口部の真上に来たとき、ヘッドアセンブリ
は、缶の開口部６を通して、ヘッドアセンブリの端面
と、端面に保持された挿入物とを、挿入物１が缶の底部
に当接する図２に示された位置に向かって移動させるた
めに下降される。挿入物１が缶の底部３に当接したと
き、ヘッドアセンブリ１０の制御手段は、スリーブ２１
をコア２０の軸２２に沿って移動させ、挿入物の上面１
２に当接させるように作動せられる。挿入物はめ込みサ
イクルのこのステージで、ポート２５での真空吸い込み
が停止されても良い。スリーブ２１の挿入物１との当接
は、挿入物をコアの端面２３から変位し、そして挿入物
を缶２の中で全体的に回転させ、かつ挿入物の上面１２
が缶の基部３と概ね平行する第２の向きに、挿入物を移
動させる。挿入物が第２の向きであるとき、挿入物の長
軸１１上の相対する端部１２Ａは、挿入物を缶の中に効
果的に確保するために、缶の側壁４に摩擦または閉まり
ばめによって係合する。次に、コンベア上の他の缶に、
他の挿入物をはめ込むための、更なるサイクルを開始す
るときの、ヘッドアセンブリが更なる挿入物１に近づ
き、そして自動滑走運搬装置１４から挿入物１を持ち上
げるための準備を整えるべく、セットアセンブリ１０
は、缶から引き上げられ、スリーブ２１は、セットアセ
ンブリ１０の端面２３からコア２０に沿って引っ込む。
【００２０】ヘッドアセンブリのスリーブ及びコアを、
円筒形であると考えてきたが、それは重要なことではな
く、例えばそれらの構成要素は、断面が多角形であって
もよく、更に、スリーブは、必ずしも、円筒状にコアの
周囲を途切れなく覆う形状である必要はない。
円筒形であると考えてきたが、それは重要なことではな
く、例えばそれらの構成要素は、断面が多角形であって
もよく、更に、スリーブは、必ずしも、円筒状にコアの
周囲を途切れなく覆う形状である必要はない。
【００２１】添付の図面を参照して説明された、容器内
に挿入物を配置する装置及び配置するための方法の実施
例は、単なる例示であって、本発明の技術的視点を制限
することを意図するものではない。
に挿入物を配置する装置及び配置するための方法の実施
例は、単なる例示であって、本発明の技術的視点を制限
することを意図するものではない。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、容器内に配置するため
に必要な挿入物の向きの変化を提供することができ、か
つ従来の装置の複雑さと比較的短い耐用年数とを緩和す
る、比較的簡単かつ信頼できる構造のヘッドアセンブリ
を有する、容器内に挿入物を配置するための装置が提供
される。
に必要な挿入物の向きの変化を提供することができ、か
つ従来の装置の複雑さと比較的短い耐用年数とを緩和す
る、比較的簡単かつ信頼できる構造のヘッドアセンブリ
を有する、容器内に挿入物を配置するための装置が提供
される。
【００２３】更に本発明によれば、挿入物を容器内に配
置し、かつ比較的長い耐用年数の、比較的簡単かつ効果
的な装置を利用する方法が提供される。
置し、かつ比較的長い耐用年数の、比較的簡単かつ効果
的な装置を利用する方法が提供される。
【図１】頭部の開いた容器内に挿入される挿入物のため
に適した第１の向きの挿入物を持ち上げる装置のヘッド
アセンブリの一部を表す図。
に適した第１の向きの挿入物を持ち上げる装置のヘッド
アセンブリの一部を表す図。
【図２】頭部の開いた容器内に受け入れられた、ヘッド
アセンブリ及び第１の向きに保持されながらヘッドアセ
ンブリによって運ばれる挿入物を表す図。
アセンブリ及び第１の向きに保持されながらヘッドアセ
ンブリによって運ばれる挿入物を表す図。
【図３】容器内に挿入物を配置するために、挿入物を第
２の向きに変位するべく、調節されたヘッドアセンブリ
を表す図。
２の向きに変位するべく、調節されたヘッドアセンブリ
を表す図。
１ 挿入物 ２ 缶 ３ 缶の基部 ４ 缶の側壁 ５ 頚状部 ６ 開口部 １０ ヘッドアセンブリ １１ 挿入物の長軸 １２ 挿入物の上面 １２Ａ 挿入物の端部 １３ 挿入物の凹部 １４ 自動滑走運搬装置の軌道 １５ 持ち上げステーション ２０ 円筒コア ２１ スリーブ ２２ ヘッドアセンブリの長手方向の軸 ２３ ヘッドアセンブリの端面 ２４ ボス ２５ ポート ２６ 通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許3938301（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65B 61/20 B65B 5/00 - 5/12
Claims (3)
- 【請求項１】 容器の頸状部の開口部よりも大きな寸
法を有する細長い形状をした挿入物を、前記容器の前記
頸状部を通して、前記容器内に配置するための装置であ
って、 長手方向の軸に沿って延在し、真空吸い込みによって前
記挿入物を保持して前記頸状部を通して前記容器内に挿
入するための第１の姿勢に保つ端面を有するヘッドアセ
ンブリと、 前記挿入物を前記容器内で第２の姿勢にするために前記
ヘッドアセンブリを調節するための制御手段とを有し、 前記ヘッドアセンブリが、 コア部と、 前記コア部を囲繞するスリーブ部とを備え、 前記コア部と前記スリーブ部は、前記長手方向の軸に沿
って互いに相対的に変位し、前記コア部と前記スリーブ
部の一方が、前記頸状部の前記開口部を通して前記第１
の姿勢で前記挿入物を前記長手方向に沿って移動させる
のに適するように前記長手方向の軸に対して傾けられた
前記端面を有し、 前記制御手段が、前記コア部及び前記スリーブ部の他方
を前記コア部及び前記スリーブ部の前記一方に対して前
記長手方向の軸に沿って変位させて、前記他方を前記挿
入物に当接させ、かつ前記挿入物を前記端面から変位さ
せて、前記容器内で前記挿入物を第２の姿勢にすること
を特徴とする容器内に挿入物を配置するための装置。 - 【請求項２】 その長手方向の軸に概ね沿って変位す
るように取り付けられる、真空吸い込みによってその端
面に保持された挿入物を容器内に配置するためのヘッド
アセンブリであって、 互いに長手方向に沿って変位する、コアと、前記コアを
囲繞しかつ長手方向に延在するスリーブとを有し、 前記コアは、前記長手方向の軸に関して傾斜した端面を
有し、 前記端面は、前記挿入物を前記端面に保持しかつ運ぶた
めに加えられる真空吸い込みを連通する手段を有し、 前記ヘッドアセンブリによって運ばれる挿入物を、前記
傾斜した端面から変位するために、前記スリーブが、前
記コアに関して長手方向に変位可能であることを特徴と
するヘッドアセンブリ。 - 【請求項３】 容器の頸状部よりも大きい寸法を有す
るような細長い形状の挿入物を、前記容器の前記頸状部
を通して、前記容器内に配置するための方法であって、 前記挿入物を持ち上げステーションに配置する過程と、 真空吸い込みによって、前記持ち上げステーションの前
記挿入物を、長手方向の軸に沿って延在するヘッドアセ
ンブリの第１の部分の端面に保持して持ち上げる過程
と、 前記容器の頸状部を通して、前記挿入物を前記ヘッドア
センブリの前記端面で第１の姿勢で運びながら、前記ヘ
ッドアセンブリと前記ヘッドアセンブリによって運ばれ
る前記挿入物とを、前記長手方向の軸に沿って、前記容
器内に移動させ、前記挿入物が前記容器内で第２の姿勢
となるように前記ヘッドアセンブリを調節する過程とを
有し、 前記長手方向の軸に対して前記端面を傾けた状態で、前
記挿入物を前記第１の部分の前記端面に前記持ち上げス
テーションにおいて持ち上げることにより、持ち上げら
れた前記挿入物が傾けられた前記端面に第１の姿勢で配
置され、 前記方法が、更に、 前記挿入物を前記容器内に移動する間に、前記挿入物を
前記第１の姿勢に保持する過程と、 前記第１の部分に対して、前記長手方向の軸に沿って、
第２の部分を変位させて、前記第２の部分を前記挿入物
に当接させて、前記挿入物を前記傾けられた端面から変
位させ、前記挿入物を前記第１の姿勢から、前記容器内
での前記第２の姿勢に調節する過程とを有することを特
徴とする容器内に挿入物を配置する方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9209281.6 | 1992-04-29 | ||
| GB9209281A GB2266508A (en) | 1992-04-29 | 1992-04-29 | Placing an insert in a beverage can |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656102A JPH0656102A (ja) | 1994-03-01 |
| JP3304504B2 true JP3304504B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=10714752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12553293A Expired - Fee Related JP3304504B2 (ja) | 1992-04-29 | 1993-04-28 | 容器内に挿入物を配置するための装置と方法、及びヘッドアセンブリ |
Country Status (11)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5481847A (ja) |
| EP (1) | EP0568234B1 (ja) |
| JP (1) | JP3304504B2 (ja) |
| AT (1) | ATE139964T1 (ja) |
| AU (1) | AU664260B2 (ja) |
| CA (1) | CA2095071A1 (ja) |
| DE (1) | DE69303427T2 (ja) |
| DK (1) | DK0568234T3 (ja) |
| ES (1) | ES2091554T3 (ja) |
| GB (1) | GB2266508A (ja) |
| NZ (1) | NZ247465A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69604812D1 (de) * | 1995-08-21 | 1999-11-25 | Colgate Palmolive Co | Einsetzvorrichtung |
| US6036627A (en) * | 1996-07-19 | 2000-03-14 | De Bellis; Lorenzo | Machine for automatically ejecting, reversing and positioning hygienic caps inside coffee cups or other containers, and its mechanism |
| JP2017127955A (ja) * | 2016-01-22 | 2017-07-27 | ヤンマー株式会社 | 吸着搬送装置 |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3938301A (en) * | 1975-04-04 | 1976-02-17 | The Pillsbury Company | Apparatus for inserting separator plates in cans and tamping them in place |
| DE2901715A1 (de) * | 1978-01-27 | 1979-08-02 | Gunnar Christian Petersen | Vorrichtung zum verpacken von im voraus abgemessenen warenportionen in behaeltnissen |
| US4596110A (en) * | 1981-08-26 | 1986-06-24 | Automatic Liquid Packaging, Inc. | Container with insert having a fully or partially encapsulating seal with a frangible web formed against said insert |
| CH668023A5 (de) * | 1985-11-12 | 1988-11-30 | Zevatech Ag | Vorrichtung zur aufnahme und zum transport von bauteilen. |
| US4749219A (en) * | 1986-10-30 | 1988-06-07 | Tek-Matik, Inc. | Vacuum lift assembly |
| GB8714175D0 (en) * | 1987-06-17 | 1987-07-22 | Dynapert Precima Ltd | Suction pick-up apparatus |
| US4815779A (en) * | 1987-08-21 | 1989-03-28 | American Telephone And Telegraph Co. | Method and apparatus for part pickup |
| GB8809939D0 (en) * | 1988-04-27 | 1988-06-02 | Mclennon J L Ltd | Method of & apparatus for packaging |
| US4887351A (en) * | 1988-09-09 | 1989-12-19 | Universal Instruments Corporation | Pick and place nozzle with concentric grooves |
| GB8924368D0 (en) * | 1989-10-30 | 1989-12-20 | Mclennon J L Ltd | Method of and apparatus for packaging |
| US5046304A (en) * | 1990-02-26 | 1991-09-10 | Gabilan Manufacturing, Inc. | Apparatus and method for bagging fragile leafy vegetables |
-
1992
- 1992-04-29 GB GB9209281A patent/GB2266508A/en not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-04-20 EP EP93303018A patent/EP0568234B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-04-20 ES ES93303018T patent/ES2091554T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-04-20 DK DK93303018.1T patent/DK0568234T3/da active
- 1993-04-20 DE DE69303427T patent/DE69303427T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-04-20 AT AT93303018T patent/ATE139964T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-04-21 NZ NZ247465A patent/NZ247465A/en unknown
- 1993-04-23 AU AU37185/93A patent/AU664260B2/en not_active Ceased
- 1993-04-28 JP JP12553293A patent/JP3304504B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-04-28 CA CA002095071A patent/CA2095071A1/en not_active Abandoned
-
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- 1994-10-04 US US08/317,784 patent/US5481847A/en not_active Expired - Fee Related
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| DE69303427T2 (de) | 1997-02-20 |
| GB9209281D0 (en) | 1992-06-17 |
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