JP3303634B2 - スロットルグリップ装置 - Google Patents

スロットルグリップ装置

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JP3303634B2 JP31285995A JP31285995A JP3303634B2 JP 3303634 B2 JP3303634 B2 JP 3303634B2 JP 31285995 A JP31285995 A JP 31285995A JP 31285995 A JP31285995 A JP 31285995A JP 3303634 B2 JP3303634 B2 JP 3303634B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船外機や自動二輪
車等において操舵を行うハンドルバーに設けられ、操舵
と同時に航行(走行)速度を調節できるようにしたスロ
ットルグリップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば船外機の操舵ハンドルに
設けられたスロットルグリップ装置の従来例を示す分解
斜視図である。この図に示すように、操舵ハンドル101
の先端に形成された丸棒状のグリップ桿102 の外周に
は、円筒状に形成されたスロットルグリップ103 が回転
自在に挿入され、このスロットルグリップ103 の内周面
に螺旋状のガイド溝104 が形成されている。
【0003】一方、グリップ桿102 には軸方向に延びる
長円孔105 が穿設されており、さらにこの長円孔105 の
長手方向に沿って摺動自在なスライド部材106 が設けら
れ、このスライド部材106 がスロットルグリップ103 の
ガイド溝104 に係合される。このスライド部材106 には
スロットルケーブル107 が接続されており、このスロッ
トルケーブル107 の他端が船外機の図示しないエンジン
(キャブレタ)のスロットルバルブに繋がっている。
【0004】船外機の乗員がスロットルグリップ103 を
捻ると、ガイド溝104 がスライド部材106 をグリップ桿
102 の軸方向に移動させ、その動きがスロットルケーブ
ル107 を介してスロットルバルブに伝えられ、スロット
ルバルブ開度が変化して船体の航行速度が調節される。
スロットルバルブ開度はスロットルグリップ103 の捻り
角度が増すにつれて大きくなる。
【0005】ところで、一般にスロットルグリップ103
は合成樹脂等により一体に成型されるが、スロットルグ
リップ103 は中空部材なので成型用の金型に中空部を成
型するための中子が必要となり、この中子にガイド溝10
4 の形状が設けられる。そして、成型後にスロットルグ
リップ103 から中子を抜き取る時には、ガイド溝104の
形状に沿って中子を回転させながら抜いている。
【0006】このように、成型後のスロットルグリップ
103 から中子をガイド溝104 の形状に沿って回転させな
がら抜き取る必要があるので、ガイド溝104 の傾斜角度
を一定の傾きに設定しておかないと中子を抜き取れなく
なる。したがって、スロットルグリップ103 の捻り角度
とスロットルバルブ開度との関係は常に正比例すること
になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば船外
機のエンジンの低速回転域では高速回転域よりも微妙な
スロットル開度調整が必要になるため、スロットルグリ
ップ103 の捻り初めの領域においてはスロットルバルブ
が徐々に開閉し、スロットルグリップ103 を大きく捻っ
た領域においてはスロットルバルブが迅速に開閉するよ
うにガイド溝104の傾斜角度を不均等に設定するのが望
ましい。
【0008】しかしながら、このようにガイド溝104 の
傾斜角度を不均等にすると、前述のようにスロットルグ
リップ103 の成型後に中子を回転させて抜き取ることが
できなくなるため、成型用の金型を分割式の複雑なもの
にしてガイド溝104 を形成する必要が生じ、これによっ
て成型品に多数発生するパーティングラインやバリの除
去作業も必要になるので製造コストが著しく増大する。
【0009】一方、ガイド溝104 の溝幅はスライド部材
106 がスムーズに摺動できる幅にする必要があるが、ガ
イド溝104 あるいはスライド部材106 が摺動によって摩
滅した場合にはガイド溝104 とスライド部材106 との間
に隙間が発生し、スロットルグリップ103 の回転方向へ
の遊びが大きくなって迅速なスロットルワークが行いに
くくなる。同時に、スロットルグリップ103 の回転抵抗
が軽くなり過ぎて操作に支障を来す場合がある。
【0010】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたもので、成型用の金型を複雑化することなく、スロ
ットルグリップに形成されるガイド溝の形状を自由に設
定することのできるスロットルグリップ装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】また、本発明のもう一つの目的は、スロッ
トルグリップに形成されるガイド溝の溝幅を調整可能に
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るスロットルグリップ装置は、請求項1
に記載したように、丸棒状に形成されたグリップ桿の外
周に、円筒状に形成されたスロットルグリップが回転自
在に挿入され、このスロットルグリップの内周面に螺旋
状に形成されたガイド溝に、上記グリップ桿の軸方向へ
移動可能に設けられたスライド部材が係合され、スロッ
トルグリップの回転によって上記ガイド溝が上記スライ
ド部材をグリップ桿の軸方向に移動させ、このスライド
部材の移動量でスロットル開度を制御するように構成さ
れたスロットルグリップ装置において、上記スロットル
グリップを、ガイド溝の一側の溝側面を形成する第一グ
リップ部材と、ガイド溝の他側の溝側面を形成する第二
グリップ部材とを有する分割式に構成した。
【0013】また、本発明に係るスロットルグリップ装
置は、請求項2に記載したように、前記第一グリップ部
材と第二グリップ部材の軸方向の相対位置を調整可能に
する相対位置調整手段を設けた。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る
スロットルグリップ装置が適用された船外機の右側面図
である。この船外機1は、上部に位置するアッパーケー
シング2と、このアッパーケーシング2の下部につなが
るミドルケーシング3と、さらにその下部に取り付けら
れたロアーケーシング4とを備えており、ミドルケーシ
ング3の部分がクランプブラケット5によって船体6の
トランサム7に固定され、このクランプブラケット5に
縦方向に設けられたピボット軸8を中心に船外機1は左
右首振り自在となっている。
【0015】アッパーケーシング2の内部には図示しな
いエンジンが搭載され、このエンジンから下方に向かっ
て延びるドライブ軸(非図示)がミドルケーシング3内
を通り、ロアーケーシング4に軸支されたプロペラ9を
ベベルギヤを介して駆動するようになっている。
【0016】また、アッパーケーシング2からは操舵ハ
ンドル11が前方に向かって延びており、この操舵ハンド
ル11を左右に回動させることによって船外機1全体を前
記ピボット軸8廻りに回動させ、船体6の操舵を行うよ
うになっている。そして、操舵ハンドル11の先端にスロ
ットルグリップ装置12が設けられており、そのスロット
ルグリップ13を捻ることによってエンジンの回転速度、
即ちプロペラ9の回転速度が制御され、船体6の航行速
度が調節される。
【0017】図2は、スロットルグリップ装置12の部分
を拡大した縦断面図であり、図3は図2のIII-III 線に
沿う横断面図である。また、図4〜図6は、それぞれ図
2のIV-IV 線、V-V 線、VI-VI 線に沿う縦断面図であ
る。
【0018】操舵ハンドル11の先端には丸棒状のグリッ
プ桿14が形成されており、このグリップ桿14の下面に
は、図4〜図6に示すように断面が逆U字形状のスライ
ド溝15が長手方向に形成され、グリップ桿14の上面には
上記スライド溝15に通じる長円孔16が長手方向に穿設さ
れている。
【0019】そして、スライド溝15内にはスライド部材
17が摺動自在に、かつ遊びを持つことなく嵌入される。
このスライド部材17には上方に延びる円柱状の摺動突起
18が形成されており、この摺動突起18が長円孔16内に摺
動自在に係合される。また、摺動突起18の上部とスライ
ド部材17の下部には上下一対のガイド突起19が形成され
ている。
【0020】一方、グリップ桿14の外周に回転自在に挿
入される前記スロットルグリップ13は、グリップ桿14全
体を覆うように円筒状に形成された第一グリップ部材21
と、この第一グリップ部材21の内周に密に挿入される形
状に形成された第二グリップ部材22とを有する分割式に
構成されており、さらに第一グリップ部材21の外周には
例えばゴムで形成されたグリップラバー23が装着され
る。
【0021】グリップ桿14の先端部には円筒状のスペー
サ24を介してワッシャ25がボルト26で固定され、このワ
ッシャ25が、図7(A) に示すように第一グリップ部材21
の先端付近の内周に形成された段部27に添えられ、これ
によってスロットルグリップ13がグリップ桿14から抜脱
することが防止される。なお、スロットルグリップ13の
端部にはワッシャ25およびボルト26を隠蔽するキャップ
28が嵌め込まれている。
【0022】図7(A) に示すように、第一グリップ部材
21の内径部には、内径の大きな大径部31と、内径の小さ
な小径部32とが形成されている。大径部31は第一グリッ
プ部材21の基端側に設けられ、小径部32は第一グリップ
部材21の先端側に設けられている。そして、この大径部
31と小径部32との境界に出来る段差33は螺旋状に形成さ
れている。また、この段差33は2条ねじの如く2本一対
に形成されている。
【0023】一方、図7(B) に示すように、第二グリッ
プ部材22は、第一グリップ部材21の大径部31の内側に密
に挿入される形状に形成されている。そして、図7(C)
に示すように第一グリップ部材21の大径部31に第二グリ
ップ部材22が挿入されると、第一グリップ部材21の段差
33と第二グリップ部材22との間に一定の幅を持つ螺旋状
のガイド溝34が形成されるようになっている。
【0024】したがって、図7(D) に拡大して示すよう
に、ガイド溝34の一側の溝側面34aが第一グリップ部材
21によって形成され、ガイド溝34の他側の溝側面34bが
第二グリップ部材22によって形成される。なお、第一グ
リップ部材21の小径部32の内周面と第二グリップ部材22
の内周面はガイド溝34を隔てて同一の高さに設定されて
おり、僅かな抜き勾配が設けられている。
【0025】そして、スライド部材17の上下に設けられ
たガイド突起19が、それぞれスロットルグリップ13のガ
イド溝34に係合される。このため、スロットルグリップ
13が捻られると螺旋状に形成されたガイド溝34のねじ作
用によってスライド部材17にスラスト力が作用し、スラ
イド部材17がスライド溝15内を摺動する。このスライド
部材17の摺動ストロークは、スライド部材17の摺動突起
18が長円孔16の一端から他端まで移動する距離に限定さ
れる。なお、ガイド溝34の螺旋方向は、例えばスロット
ルグリップ13を図2中に矢印Rで示す回転方向に捻った
時にスライド部材17が右方に移動するようになっている
が、その逆であってもよい。
【0026】ところで、操舵ハンドルの内部にはケーブ
ル機構36がビス37で固定されており、このケーブル機構
36にスライド部材17が連結ロッド38で連結されている。
また、ケーブル機構36の後部にはスロットルケーブル39
が接続されており、このスロットルケーブル39の他端が
エンジン(キャブレタ)のスロットルバルブに繋がって
いる。ケーブル機構36はスライド溝15内におけるスライ
ド部材17の動きをスロットルケーブル39に伝えてスロッ
トルバルブを開閉させる。
【0027】さらに、ケーブル機構36の中間部にはアジ
ャストねじ部41が設けられており、このアジャストねじ
部41にアジャストナット42が螺合されている。そして、
アジャストナット42の端面と第二グリップ部材22との間
に半円筒状のアジャストピース43が介装されている。こ
のアジャストピース43の外周面には、円周方向に延びる
帯状の凸部44が形成されており、この凸部44が第二グリ
ップ部材22の端部に接している。
【0028】上に述べたアジャストねじ部41とアジャス
トナット42とアジャストピース43は、第一グリップ部材
21と第二グリップ部材22の軸方向の相対位置を調整可能
にする相対位置調整手段45を構成している。例えば、ア
ジャストナット42を回転させて操舵ハンドル11の先端側
に移動させると、アジャストピース43が第二グリップ部
材22を第一グリップ部材21の奥側に向かって押圧するた
め、第一グリップ部材21の段差33と第二グリップ部材22
との間隔が縮まり、これによってガイド溝34の幅が狭め
られる。また、アジャストナット42を船外機1の本体側
に移動させれば、逆にガイド溝34の幅が拡がる。
【0029】以上のようにスロットルグリップ装置12を
構成した場合、スロットルグリップ13の第一グリップ部
材21と第二グリップ部材22がガイド溝34を境に分割され
るので、第一および第二グリップ部材21,22 の成型時
に、ガイド溝34の形状に影響されることなく中空部を形
成する金型の中子を容易に抜き取ることができる。した
がって、金型の複雑化を招くことなくガイド溝34の形状
を自由に設定することができる。
【0030】例えば本実施形態では、図8に示すように
スロットルグリップ13の捻り初めの領域Aにおいてはス
ロットルバルブが徐々に開閉し、スロットルグリップ13
を大きく捻った領域Bにおいてはスロットルバルブが迅
速に開閉するようにガイド溝34の傾斜角度が不均等に設
定されている。このため、エンジンの低速回転域におけ
る微妙なスロットル開度調整を可能にすることができ
る。
【0031】また、相対位置調整手段45によって第一グ
リップ部材21と第二グリップ部材22の軸方向の相対位置
を変化させてガイド溝34の幅を調整することができるの
で、スライド部材17の摺動突起18とガイド溝34との摺動
抵抗、即ちスロットルグリップ13の回転抵抗を最適な大
きさに調整することができる。しかも、長期間の使用に
よって摺動突起18またはガイド溝34の摺動部が摩滅し、
スロットルグリップ13の回転方向への遊びが大きくなっ
ても、この遊びは相対位置調整手段45を調整することに
よって容易にキャンセルできるので、迅速なスロットル
ワークが得ることができる。
【0032】なお、本実施形態では本発明に係るスロッ
トルグリップ装置12を船外機に適用した例について説明
したが、船外機に限らず、例えば自動二輪車に適用して
もよい。また、本実施形態ではスロットルグリップ装置
12がエンジン(キャブレタ)のスロットルバルブを開閉
操作ものすると説明したが、例えば電動モータの回転速
度を制御する制御装置を操作するものとしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスロ
ットルグリップ装置は、丸棒状に形成されたグリップ桿
の外周に、円筒状に形成されたスロットルグリップが回
転自在に挿入され、このスロットルグリップの内周面に
螺旋状に形成されたガイド溝に、上記グリップ桿の軸方
向へ移動可能に設けられたスライド部材が係合され、ス
ロットルグリップの回転によって上記ガイド溝が上記ス
ライド部材をグリップ桿の軸方向に移動させ、このスラ
イド部材の移動量でスロットル開度を制御するように構
成されたスロットルグリップ装置において、上記スロッ
トルグリップを、ガイド溝の一側の溝側面を形成する第
一グリップ部材と、ガイド溝の他側の溝側面を形成する
第二グリップ部材とを有する分割式に構成したことを特
徴とするものである。
【0034】このように構成すれば、スロットルグリッ
プを構成する第一グリップ部材と第二グリップ部材がガ
イド溝を境にして分割されるので、第一および第二グリ
ップ部材の成型時に、ガイド溝の形状に影響されること
なく、中空部を形成する金型の中子を容易に抜き取るこ
とができる。したがって、金型の複雑化を招くことなく
ガイド溝の形状を自由に設定することができ、理想的な
スロットル制御を行えるようになる。
【0035】また、本発明に係るスロットルグリップ装
置は、前記第一グリップ部材と第二グリップ部材の軸方
向の相対位置を調整可能にする相対位置調整手段を設け
たため、スライド部材とガイド溝との摺動抵抗、即ちス
ロットルグリップの回転抵抗を最適な大きさに調整する
ことができる。しかも、長期間の使用によってスライド
部材またはガイド溝の摺動部が摩滅し、スロットルグリ
ップの回転方向への遊びが大きくなっても、相対位置調
整手段の調整によってこの遊びを容易にキャンセルでき
るので、迅速なスロットルワークが得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスロットルグリップ装置が適用さ
れた船外機の右側面図。
【図2】スロットルグリップ装置12の部分を拡大した縦
断面図。
【図3】図2のIII-III 線に沿う横断面図。
【図4】図2のIV-IV 線に沿う縦断面図。
【図5】図2のV-V 線に沿う縦断面図。
【図6】図2のVI-VI 線に沿う縦断面図。
【図7】本発明の一実施形態を示すもので、(A) は第一
グリップ部材の縦断面図、(B)は第二グリップ部材の縦
断面図、(C) は第一グリップ部材に第二グリップ部材が
挿入された状態を示す縦断面図、(D) は(C) のVIID部の
拡大図。
【図8】スロットルグリップの捻り角度とスロットルバ
ルブ開度との関係を示す図。
【図9】従来の技術を示すスロットルグリップ装置の分
解斜視図。
【符号の説明】
11 操舵ハンドル 12 スロットルグリップ装置 13 スロットルグリップ 14 グリップ桿 17 スライド部材 21 第一グリップ部材 22 第二グリップ部材 34 ガイド溝 34a ガイド溝の一側の溝側面 34b ガイド溝の他側の溝側面 36 ケーブル機構 39 スロットルケーブル 45 相対位置調整手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63H 21/26 B63H 5/12 B63H 11/00 B63B 35/73 B62K 23/04 B62M 25/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸棒状に形成されたグリップ桿14の外周
    に、円筒状に形成されたスロットルグリップ13が回転自
    在に挿入され、このスロットルグリップ13の内周面に螺
    旋状に形成されたガイド溝34に、上記グリップ桿14の軸
    方向へ移動可能に設けられたスライド部材17が係合さ
    れ、スロットルグリップ13の回転によって上記ガイド溝
    34が上記スライド部材17をグリップ桿14の軸方向に移動
    させ、このスライド部材17の移動量でスロットル開度を
    制御するように構成されたスロットルグリップ装置にお
    いて、上記スロットルグリップ13を、ガイド溝34の一側
    の溝側面34aを形成する第一グリップ部材21と、ガイド
    溝34の他側の溝側面34bを形成する第二グリップ部材22
    とを有する分割式に構成したことを特徴とするスロット
    ルグリップ装置12。
  2. 【請求項2】 前記第一グリップ部材21と第二グリップ
    部材22の軸方向の相対位置を調整可能にする相対位置調
    整手段45を設けた請求項1に記載のスロットルグリップ
    装置12。
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