JP3301526B2 - 電流検出装置及び車両用電気接続箱 - Google Patents

電流検出装置及び車両用電気接続箱

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JP3301526B2
JP3301526B2 JP23078896A JP23078896A JP3301526B2 JP 3301526 B2 JP3301526 B2 JP 3301526B2 JP 23078896 A JP23078896 A JP 23078896A JP 23078896 A JP23078896 A JP 23078896A JP 3301526 B2 JP3301526 B2 JP 3301526B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電流検出装置及び車
両用電気接続箱に関し、例えば車両の電源線に流れる負
荷電流値を検出する場合に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】従来、図15に示すように、電気接続箱
(いわゆるジャンクションボックス)1には当該電気接
続箱1から各負荷に出力される負荷電流を検出するため
に電流検出装置が設けられている。ここで電気接続箱1
は、バッテリやオルタネータからの電源電流をバスバー
2Aを介して入力し、これをメインヒューズ部3やヒュ
ーズ部4A、4Bを介すると共にバスバー2B、2C、
2Dを介して当該電気接続箱1に接続されている各負荷
に分配して出力するようになっている。
【0003】また電気接続箱1には、バスバー2Bを覆
うようにU字状の磁性体コア5が配設されており当該磁
性体コア5の磁気ギャップ部6(図16)には感磁素子
としてのホール素子7が配置されている。このバスバー
2B、磁性体コア5、ホール素子7の様子を、図16に
示す。ホール素子7は電気接続箱1内に設けられている
負荷検出ユニットのプリント配線基板(図示せず)に接
続されている。
【0004】ここでバスバー2Bに電流が流れると磁性
体コア5に磁界が発生し、ホール素子7からは当該磁界
に応じた電圧が得られる。そしてこの電圧がプリント配
線基板に形成された電気回路により計測され、かくして
バスバー2Bに流れている電流値すなわち負荷電流値を
検出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バスバーに
流れる電流値とホール素子から出力される電圧値の関係
は、図17に示すように、電流値に比例した出力電圧が
得られる線形領域と電流値に比例した出力電圧を得るこ
とができない非線形領域に分かれる。これは、磁性体コ
アの特性に基づくものであり、線形領域では正確な電流
検出を行うことができるが、非線形領域では正確な電流
検出を行うことができない。
【0006】図からも明らかなように、バスバーに流れ
る電流値が大きくなると正確な電流値検出ができないこ
とになる。この結果、この種の電流検出装置では、電流
検出の可能範囲が比較的電流値の小さい領域に限られ、
電流値が大きくなると検出精度が悪化する問題がある。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、大電流でも検出精度が低下せず広範囲の電流領域で
高精度の電流検出を行うことができる電流検出装置を提
案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明に係る請求項1に記載の電流検出装置は、金
属板を覆うようにU字状の磁性体コアを配置し、当該金
属板を流れる電流に応じて前記磁性体コアから発生する
磁界を前記磁性体コアの磁気ギャップ部に配置された感
磁素子により電圧変換し、当該変換電圧に基づいて前記
金属板に流れる電流値を検出する電流検出装置におい
て、前記金属板の、電流が流れる方向に対して平行な両
側辺からそれぞれ所定の距離だけ離れた位置に切欠部を
形成することにより、前記金属板上に二つの電流分流路
を形成し、該金属板を、前記電流が流れる方向にほぼ平
行でかつ前記切欠部を通る折り曲げラインに沿ってほぼ
直角に折り曲げ、前記磁性体コアを、前記二つの電流分
流路のうち一つの電流分流路を覆うように配置して、当
該電流分流路に流れる電流の検出結果に基づいて前記金
属板に流れる電流を検出するようにした。
【0009】以上の構成において、磁性体コア及び感磁
素子による電流検出対象となるのは金属板を流れる全電
流ではなく、分流路によって分流された全電流よりも電
流値の小さな電流であり、全電流値はこの分流電流の検
出結果に基づいて例えば演算機能を有する電気回路によ
り求められる。この結果、金属板を流れる電流値が大き
くても、磁性体コア及び感磁素子により高精度の検出結
果が得られるので、金属板を流れる電流を高精度で検出
できるようになる。
【0010】また、切欠部と金属板の一方の側辺との間
に第1の電流分流路が形成され、切欠部と金属板の他方
の側辺との間に第2の電流分流路が形成されるようにな
り簡単に二つの分流路を形成することができるようにな
る。また、金属板を流れる全電流値は、第1の電流分流
路の幅と第2の電流分流路の幅との比から容易に求める
ことができる。
【0011】しかも、幅の狭い方の電流分流路には幅の
広い電流分流路よりも小さな電流が流れており、磁性体
コア及び感磁素子の検出対象電流を一段と小さくでき
る。この結果磁性体コア及び感磁素子による検出精度が
一段と向上し、かくして金属板を流れる電流を一段と高
精度で検出できるようになる。
【0012】また、磁性体コアを前記直角に折り曲げら
れた部分の電流分流路を覆うように配置する際、先ず磁
性体コアの磁気ギャップ部と切欠部を位置合わせしなが
ら金属板を磁性体コアの方向に移動させる。次に感磁素
子を磁気ギャップ部の位置に配置するときも感磁素子を
金属板の移動方向と同一方向に移動させる。この結果
部材を一方向に移動させるだけ所定の位置に配置す
ることができるため、組み立てがしやすくなる。
【0013】また、本発明に係る請求項2に記載の電流
検出装置は、金属板を覆うようにU字状の磁性体コアを
配置し、当該金属板を流れる電流に応じて前記磁性体コ
アから発生する磁界を前記磁性体コアの磁気ギャップ部
に配置された感磁素子により電圧変換し、当該変換電圧
に基づいて前記金属板に流れる電流値を検出する電流検
出装置において、前記金属板に、電流が流れる方向に対
して平行な両側辺のうち一方の側辺から側方に延長する
ような突出部が形成されると共に、当該突出部の周縁か
ら所定の距離だけ離れた位置に切欠部が形成され、前記
一方の側辺にほぼ平行でかつ前記切欠部を通る折り曲げ
ラインに沿って前記突出部がほぼ直角に折り曲げられ、
前記磁性体コアを直角に折り曲げられた部分に形成され
ている電流分流路を覆うように配置して、当該電流分流
路に流れる電流の検出結果に基づいて前記金属板に流れ
る電流を検出するようにしたことを特徴とする。
【0014】以上の構成において、磁性体コアを前記直
角に折り曲げられた部分に形成されている電流分流路を
覆うように配置する際、磁性体コアを金属板の電流が流
れる方向から移動させて配置することもでき、または磁
性体コアを金属板の電流が流れる方向に対して直交する
方向から移動させて配置することもできるようになる。
この結果、請求項1に記載された発明の効果に加えて、
組み立ての際の柔軟性を増すことができると共にレイア
ウトの自由度が増すといった効果を得ることができる。
【0015】また本発明に係る請求項に記載の車両
用電気接続箱は、請求項1又は請求項の何れか一方に
記載の電流検出装置を用いるようにした。
【0016】この結果、当該車両用電気接続箱内で各負
荷に分配される負荷電流をたとえその電流値が大きくて
も高精度で検出できるようになり、さらに当該車両用電
気接続箱の組み立ての作業性を向上させることができ
さらに内部のレイアウトの自由度を増すことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 (1)原理的実施形態 図1は、本発明の電流検出装置に用いられる電流検知バ
スバーを示し、例えば上述した図15の車両の電気接続
箱1内のバスバー2Bに代えて用いられる。電流検知バ
スバー10には電流が流れる方向に対して平行な両側辺
H1、H2からそれぞれ距離L1、L2だけ離れた位置
に当該電流検知バスバー10の厚みを貫通するような長
方形形状の切欠部11が形成されている。
【0018】これによりバスバー10では切欠部11の
両側位置に2つの電流路12及び13が形成され、バス
バー10を流れる電流Iは電流路12及び13に分流さ
れる。このとき電流路12を流れる電流値をI1、電流
路13を流れる電流値をI2とすると、電流I、I1、I
2の関係は、I=I1+I2となる。
【0019】また電流路12及び電流路13の幅はそ
れぞれL1及びL2に選定されているので、電流I1
2の関係は、I1:I2=L1:L2となる。この結
果、電流値I1又はI2の一方の電流値が分かれば、バス
バー10を流れる電流値Iは計算により求めることがで
きる。
【0020】そこで図2に示すように、電流路12を覆
うようにU字状の磁性体コア14を配置し、当該磁性体
コア14の磁気ギャップ部14Aにホール素子15を配
置する。また図3に示すように、ホール素子15とプ
リント配線基板16を導電部材17により電気的に接続
する。
【0021】これにより電流路12に電流が流れると磁
性体コア14からこれに応じた磁界が発生し、ホール素
子15からは当該磁界に応じた出力電圧が得られる。そ
してこの電圧値がプリント配線基板16に形成された電
気回路で検出されることにより電流値I1が求められ、
さらに電気回路によりI=(1+L2/L1)×I1
演算が行われることによりバスバー10を流れる電流値
Iが求められる。
【0022】以上の構成において、バスバー10を流れ
る電流値Iを電流路12を流れる電流値I1を検出する
ことで求めるようになされている。ここで当然電流値I
に比して電流値I1は小さな値なので、例えばバスバー
10に磁性体コア14及びホール素子15の検出能力を
超えるような(すなわちホール素子15の出力電圧が電
流値に対して非線形となってしまうような)電流値Iが
流れた場合でも、電流値I1はそれほど大きな値とはな
らないので、ホール素子15からは電流値I1に比例し
た電圧が出力される。
【0023】この結果、磁性体コア14及びホール素子
15は電流値I1を高精度で検出することができ、かく
してプリント配線基板16の電気回路で高精度の検出電
流値Iを得ることができる。また、二つの電流路12、
13のうち幅の狭い方の電流路12を電流値の検出対象
としていることにより、すなわち電流値の小さい方を検
出対象としていることにより、一段と検出精度を上げる
ことができる。
【0024】以上の構成によれば、バスバー10を流れ
る電流Iを分流しその一方の電流値を磁性体コア14及
びホール素子15による検出対象としたことにより、前
記バスバー10に流れる電流Iを高精度で検出できるよ
うになる。
【0025】またバスバー10全体を磁性体コア14
で覆う場合と比較して、磁性体コア14が覆う電流路1
2の形状が小さくなるので磁性体コア12として小さな
形状のものを用いることができるようになり、この結果
構成を小型化及び廉価化することができる。従って、こ
れを車両の電気接続箱に用いるようにすれば、当該電気
接続箱を小型化することができる。また同様にホール
素子15も小電流用のものを用いることができるように
なるため、廉価なものを用いることができるようにな
る。
【0026】(2)第の実施形態 図1との対応部分に同一符号を付して示す図4及び図5
において、この実施形態のバスバー20は電流Iが流れ
る方向にほぼ平行でかつ切欠部11を通る折り曲げライ
ンB(図中二点鎖線で示す)に沿ってほぼ直角に折り曲
げられている。
【0027】図6に、バスバー20に磁性体コア14を
取り付けたときの様子を示す。この取り付けは、先ず磁
性体コア14の磁気ギャップ部14Aと切欠部11を位
置合わせしながらバスバー20を矢印の方向に下降させ
ることにより行う。次にプリント配線基板16に導電部
材17により接続されているホール素子15を矢印の方
向に下降させることにより磁気ギャップ部14Aの位置
に配置させる。
【0028】このようにこの実施形態では、各部材を一
方向に移動させるだけ所定の位置に配置することがで
きるため、組み立てがしやすくなる。
【0029】かくして、以上の構成によれば、バスバー
20を、電流Iが流れる方向にほぼ平行でかつ切欠部1
1を通る折り曲げラインBに沿ってほぼ直角に折り曲げ
るようにしたので、第1の実施形態の効果に加えて、組
み立ての容易な電流検出装置を実現できる。
【0030】さらに図7に示すように、バスバー20
が設けられている配線板21上に磁性体コア14を接合
できるようになるため、磁性体コア14の固定が容易に
なる。
【0031】(3)第の実施形態 図8は、第3の実施形態のバスバー30を示し、電流I
が流れる方向に対して平行な両側辺H1、H2のうち一
方の側辺から側方に延長するような突出部31が形成さ
れている。また突出部31の周縁から所定の距離L1
だけ離れた位置にはバスバー30の厚みを貫通するよう
な切欠部32が形成されている。これによりバスバー3
0には、2つの電流路33及び34が形成されることに
なる。
【0032】このとき電流路33を流れる電流値を
1、電流路34を流れる電流値をI2とすると、電流
I、I1、I2の関係は、I=I1+I2となる。また
流値I1、I2と電流路33、34の各抵抗Ra、Rbとの
間には、I1:I2=1/Ra:1/Rbの関係が成り立
つ。また抵抗Ra、Rbは、各電流路33、34の幅L
1、L2よりある定数として定まる。すなわち、1/R
a:1/Rb=一定の値、となる。従って、電流値I1
はI2の一方の電流値が分かれば、バスバー30を流れ
る電流値Iは計算により求めることができる。
【0033】ここでこの実施形態のバスバー30は、図
8の状態からさらに、図9に示すように、バスバー30
の両側辺H1、H2にほぼ平行でかつ切欠部32を通る
折り曲げラインB(図8)に沿ってほぼ直角に突出部3
1を折り曲げることにより形成される。そして図10に
示すように、磁性体コア15は直角に折り曲げられた部
分に形成されている電流分流路33を覆い、かつ磁気ギ
ャップ部14Aが切欠部32の位置にくるように配置さ
れる。このときホール素子15は予め切欠部32の位置
に配置させておけばよい。
【0034】図11は、図10のようにバスバー30、
磁性体コア14及びホール素子15を配置した場合のバ
スバー30、当該バスバー30が設けられている配線板
31及びプリント配線基板16の配置を表すものであ
り、プリント配線基板16を配線板31と平行かつ配線
板31に隣接して配置することができる。これにより空
間を有効利用できるようになる。
【0035】ここで図9〜図11では、磁性体コア1
4をバスバー30の直角に折り曲げられた部分31に形
成されている電流分流路33を覆うように配置させる際
に、磁性体コア14をバスバー30に平行な方向から移
動させるようにした場合を示したが、この実施形態のバ
スバー30を用いれば、図12〜図14に示すように磁
性体コア14をバスバー30に対して垂直な方向から移
動させて組み立てを行うこともできる。
【0036】このようにこの実施形態のバスバー30を
用いれば、上述した第1の実施形態及び第2の実施形態
と同様にバスバー30に流れる電流を高精度で検出でき
るのに加えて、組み立ての際の柔軟性を増すことがで
き、かつレイアウトの自由度が増すといった効果を得る
ことができる。
【0037】(4)他の実施形態 なお実施形態においては、本発明による電流検出装置
を車両用電気接続箱に適用する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、電流値の検出が必要な種々の電
子機器に適用することができる。
【0038】
【発明の効果】上述のように請求項1に記載の発明によ
れば、金属板を流れる電流値が大きくても、磁性体コア
及び感磁素子により高精度の検出結果を得ることができ
るので、金属板を流れる広範囲の電流を高精度で検出で
きる電流検出装置を実現できる。
【0039】また、切欠部と金属板の一方の側辺との間
に第1の電流分流路が形成され、切欠部と金属板の他方
の側辺との間に第2の電流分流路が形成されるようにな
り簡単に二つの分流路を形成することができるようにな
る。金属板を流れる全電流値は、第1の電流分流路の幅
と第2の電流分流路の幅との比から容易に求めることが
できる。
【0040】また、幅の狭い方の電流分流路には幅の広
い電流分流路よりも小さな電流が流れており、磁性体コ
ア及び感磁素子の検出対象電流を一段と小さくできる。
この 結果磁性体コア及び感磁素子による検出精度が一段
と向上し、かくして金属板を流れる電流を一段と高精度
で検出できるようになる。
【0041】また、磁性体コアを前記直角に折り曲げら
れた部分の電流分流路を覆うように配置するに際し、各
部材を一方向に移動させるだけ所定の位置に配置する
ことができるため、組み立てがしやすくなる。
【0042】また請求項に記載の発明によれば、
み立てに際し、磁性体コアを金属板の電流が流れる方向
に対して直交する方向から移動させて配置することもで
きるから、組み立ての際の柔軟性を増すことができると
共にレイアウトの自由度が増すことができる電流検出装
置を実現できる。
【0043】請求項3に記載の発明によれば、各負荷に
分配される負荷電流をたとえその電流値が大きくても高
精度で検出でき、さらに組み立てが容易で内部のレイア
ウトの自由度が増した車両用電気接続箱を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】原理的実施形態のバスバーを示す平面図であ
る。
【図2】原理的実施形態のバスバー、磁性体コア及びホ
ール素子の配置を示す斜視図である。
【図3】原理的実施形態のバスバー、磁性体コア、ホー
ル素子及びプリント配線基板のの配置を示す断面図であ
る。
【図4】第の実施形態のバスバーの説明に供する平面
図である。
【図5】第の実施形態のバスバーの断面図である。
【図6】第の実施形態のバスバー、磁性体コア、ホー
ル素子及びプリント配線基板の配置を示す斜視図であ
る。
【図7】第の実施形態のバスバー、磁性体コア、ホー
ル素子、プリント配線基板及び配線板の配置を示す断面
図である。
【図8】第の実施形態のバスバーの説明に供する平面
図である。
【図9】第の実施形態の組み立ての説明に供する斜視
図である。
【図10】第の実施形態のバスバー、磁性体コア及び
ホール素子の配置を示す斜視図である。
【図11】第の実施形態のバスバー、磁性体コア、ホ
ール素子、プリント配線基板及び配線板の配置を示す断
面図である。
【図12】第の実施形態の組み立ての説明に供する斜
視図である。
【図13】第の実施形態のバスバー、磁性体コア及び
ホール素子の配置を示す斜視図である。
【図14】第の実施形態のバスバー、磁性体コア、ホ
ール素子、プリント配線基板及び配線板の配置を示す断
面図である。
【図15】従来の車両用電磁接続箱の構成を一部破断し
て示す斜視図である。
【図16】バスバー、磁性体コア及びホール素子の配置
を示す断面図である。
【図17】磁性体コア及びホール素子による電流検出特
性を示す特性曲線図である。
【符号の説明】
10 金属板(バスバー) 11 切欠部 12、13 電流分流路(電流通過部) 14 磁性体コア 14A 磁気ギャップ部 15 感磁素子(ホール素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 15/20 G01R 19/00 - 19/17

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板を覆うようにU字状の磁性体コア
    を配置し、当該金属板を流れる電流に応じて前記磁性体
    コアから発生する磁界を前記磁性体コアの磁気ギャップ
    部に配置された感磁素子により電圧変換し、当該変換電
    圧に基づいて前記金属板に流れる電流値を検出する電流
    検出装置において、 前記金属板の、電流が流れる方向に対して平行な両側辺
    からそれぞれ所定の距離だけ離れた位置に切欠部を形成
    することにより、前記金属板上に二つの電流分流路を形
    成し、該金属板を、前記電流が流れる方向にほぼ平行で
    かつ前記切欠部を通る折り曲げラインに沿ってほぼ直角
    に折り曲げ、前記磁性体コアを、前記二つの電流分流路
    のうち一つの電流分流路を覆うように配置して、当該電
    流分流路に流れる電流の検出結果に基づいて前記金属板
    に流れる電流を検出するようにしたことを特徴とする電
    流検出装置。
  2. 【請求項2】 金属板を覆うようにU字状の磁性体コア
    を配置し、当該金属板を流れる電流に応じて前記磁性体
    コアから発生する磁界を前記磁性体コアの磁気ギャップ
    部に配置された感磁素子により電圧変換し、当該変換電
    圧に基づいて前記金属板に流れる電流値を検出する電流
    検出装置において、 前記金属板に、電流が流れる方向に対して平行な両側辺
    のうち一方の側辺から側方に延長するような突出部が形
    成されると共に、当該突出部の周縁から所定の距離だけ
    離れた位置に切欠部が形成され、前記一方の側辺にほぼ
    平行でかつ前記切欠部を通る折り曲げラインに沿って前
    記突出部がほぼ直角に折り曲げられ、前記磁性体コアを
    直角に折り曲げられた部分に形成されている電流分流路
    を覆うように配置して、当該電流分流路に流れる電流の
    検出結果に基づいて前記金属板に流れる電流を検出する
    ようにしたことを特徴とする電流検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の何れか一方に記
    載の電流検出装置を用いた車両用電気接続箱。
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Cited By (1)

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