JP3300716B2 - プレートフィンアンドチューブ型熱交換器 - Google Patents

プレートフィンアンドチューブ型熱交換器

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JP3300716B2
JP3300716B2 JP16728293A JP16728293A JP3300716B2 JP 3300716 B2 JP3300716 B2 JP 3300716B2 JP 16728293 A JP16728293 A JP 16728293A JP 16728293 A JP16728293 A JP 16728293A JP 3300716 B2 JP3300716 B2 JP 3300716B2
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Japan
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heat exchanger
plate fin
fin
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plate
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秀晃 笠原
康彦 平尾
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室外熱交換
器、室内熱交換器に好適なプレートフィンアンドチュー
ブ型熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種プレートフィンアンドチュ
ーブ型熱交換器の1例が図に示されている。プレート
フィンアンドチューブ型熱交換器10は互いに微少間
隔てて平行に配列されて実質的に鉛直に伸びる多数の平
板状のプレートフィン1とこれら多数のプレートフィン
1を直角に貫通して互いに所定の間隔を隔てて実質的に
水平に伸びる多数のチューブ2を備えている。
【0003】プレートフィン1にはその全面に亘って多
数のルーバ3が切り起こされ、その空気流入側端縁4は
直線とされている。
【0004】空気は白抜矢印で示すように、プレートフ
ィン1の間隙及びチューブ2の間を水平に流過し、この
過程でチューブ2内を流過する冷媒と熱交換する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプレートフ
ィンアンドチューブ型熱交換器においては、プレートフ
ィン1のうち最も空気側熱伝達率の良い空気流入側端縁
4が直線とされているため、この熱交換器の伝熱性能が
充分でないという問題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するために発明さ
れたものであって、その目的とするところは、伝熱性能
が優れたプレートフィンアンドチューブ型熱交換器を提
供するにある。本発明の他の目的は、熱交換器を流過す
る空気の圧力損失が小さいプレートフィンアンドチュー
ブ型熱交換器を提供するにある。本発明の更に他の目的
は、プレートフィンの表面に凝縮したドレンを容易に排
出しうるプレートフィンアンドチューブ型熱交換器を提
供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明要旨とするとこ
ろは、互いに微少間を隔てて平行に配列されて実質的
に鉛直に伸びる多数のプレートフィンとこれら多数のプ
レートフィンを直角に貫通して互いに所定の間隔を隔て
て実質的に水平に伸びる複数のチューブを備え、上記
ートフィンの微小間隙をこれらプレートフィンの表面
と平行に空気が流過するプレートフィンアンドチューブ
型熱交換器において、上記プレートフィンの空気流入側
端縁を空気流れ方向に平行な平面上で波形に形成すると
ともに空気流入側端縁の端面をフィンの厚さ方向に対し
て傾斜させて形成したことを特徴とするプレートフィン
アンドチューブ型熱交換器にある。
【0008】
【0009】
【作用】第1の発明においては、プレートフィンの空気
流入側端縁が空気流れ方向に平行な平面上で波形とされ
ているので、空気流入側端縁の近傍の面積が増大する。
そして、空気流入側端縁の端面がフィンの厚さ方向に対
して傾斜しているので、空気の流入抵抗が減少するのみ
ならずプレートフィンの表面に凝縮したドレンは波形と
された端面の凹部に滞溜することなく流下してこの端面
と表面とが交差することによって形成された稜線から下
方に落下する。
【0010】
【0011】
【実施例】本発明の第1の実施例が図1に示されてい
る。各プレートフィン1の空気流入側端縁4は白抜矢印
で示す空気流れ方向に平行な平面上で波形とされてい
る。そして、その端面6はプレートフィン1の厚さ方向
に対して傾斜せしめられ、従って、傾斜面6aと傾斜面6b
が交差することによって形成される稜線5は、図1(C)
に示すように、片側に傾斜している。他の構成は図3に
示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符
号が付されている。
【0012】しかして、プレートフィン1の空気流入側
端縁4が従来のものに比し長くなるので、最も空気側熱
伝達率が良い空気流入側端縁4の近傍の面積が増大す
る。この結果、プレートフィン1の空気側熱伝達率が全
体として向上するので、この熱交換器の伝熱性能が向上
する。また、空気流入側端縁4の端面6がプレートフィ
ン1の厚さ方向に傾斜しているので、空気が端面6に衝
突する際の抵抗が少なくなり、また、端面6の側縁から
発生する渦が少なくなくとともに気流の境界層の厚さも
少なくなる。
【0013】そして、この熱交換器を流過する際空気中
の水分が結露してプレートフィン1の表面にドレンとし
て付着しても、このドレンは傾斜した端面6上を流下す
る過程で側方に偏寄せしめられて、端面6と表面7が交
差することによって形成された稜線8から下方に落下す
るので、ドレンが下向端面6aと上向端面6bとの間に形成
された凹部9内に表面張力により保持されてプレートフ
ィン1の間隙に流入する空気流を妨げることがない。
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の効果】第1の発明においては、プレートフィン
の空気流入側端縁が空気流れ方向に平行な平面上で波形
とされているので、空気流入側端縁の長さが長くなりそ
の近傍の面積が増大する。そして、空気流入側端縁の端
面がフィンの厚さ方向に対して傾斜しているので、空気
の流入抵抗が減少するのみならずプレートフィンの表面
に凝縮したドレンは波形とされた端面の凹部に滞溜する
ことなく流下してこの端面と表面とが交差することによ
って形成された稜線から下方に落下する。この結果、空
気の流過抵抗を増大させることなく、かつ、ドレンの排
水性能を損なうことなく、熱交換器の伝熱性能を向上で
きる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示し、(A) は部分的外
観斜視図、(B) はプレートフィンの部分的正面図、(C)
は(B) のC矢に沿う矢視図である。
【図】従来のプレートフィンアンドチューブ型熱交換
器の部分的外観斜視図である。
【符号の説明】
1 プレートフィン 2 チューブ 4 空気流入側端縁 6 端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−243294(JP,A) 特開 昭60−82787(JP,A) 特開 平4−121594(JP,A) 実開 昭62−180276(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28F 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに微少間を隔てて平行に配列され
    て実質的に鉛直に伸びる多数のプレートフィンとこれら
    多数のプレートフィンを直角に貫通して互いに所定の間
    隔を隔てて実質的に水平に伸びる複数のチューブを備
    、上記プレートフィンの微小間隙をこれらプレートフ
    ィンの表面と平行に空気が流過するプレートフィンアン
    ドチューブ型熱交換器において、上記プレートフィンの
    空気流入側端縁を空気流れ方向に平行な平面上で波形に
    形成するとともに空気流入側端縁の端面をフィンの厚さ
    方向に対して傾斜させて形成したことを特徴とするプレ
    ートフィンアンドチューブ型熱交換器。
JP16728293A 1993-06-15 1993-06-15 プレートフィンアンドチューブ型熱交換器 Expired - Fee Related JP3300716B2 (ja)

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CN104906824A (zh) * 2015-06-18 2015-09-16 德清县维康生物科技有限公司 一种用于醋酸醇分离机构的蜂窝冷凝器
CN111928712B (zh) * 2020-07-20 2021-10-22 珠海格力电器股份有限公司 一种翅片和热交换器

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