JP3300550B2 - ガス注入射出成形方法およびその金型 - Google Patents

ガス注入射出成形方法およびその金型

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JP3300550B2 JP25507194A JP25507194A JP3300550B2 JP 3300550 B2 JP3300550 B2 JP 3300550B2 JP 25507194 A JP25507194 A JP 25507194A JP 25507194 A JP25507194 A JP 25507194A JP 3300550 B2 JP3300550 B2 JP 3300550B2
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宏史 合田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス注入射出成形方法お
よびその金型に係り、自動車のバンパーやダッシュボー
ド等の内外装品、あるいは、家電製品のケーシング等の
成形品の成形に利用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、軽量にして高剛性な成形品が得
られる射出成形方法として、ガス注入射出成形方法が利
用されている(例えば、特開平3-138126号公報)。この
方法では、金型内の主キャビティに溶融樹脂を充填した
後、キャビティ内に加圧窒素ガス等の不活性ガスを注入
し、充填された溶融樹脂内に、図10〜図12に示され
るように、ガス圧によりガスの流路50(以下「ガスチャ
ンネル」という。)を形成しながら、成形品の成形を行
う。このため、このガス注入射出成形方法によれば、ガ
スの注入により溶融樹脂51の流動性が向上し、溶融樹脂
51の射出圧力や金型52の型締圧力等が低くても成形が行
えるという利点が得られる。そのうえ、ガスチャンネル
50内のガスが溶融樹脂51を金型52の成形面53に向かって
押圧するので、「ひけ」や「そり」等の形状的不具合が
発生せず、剛性が高く軽い成形品が得られるという利点
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガス射出成形方法では、金型52に充填された溶融樹脂51
の内部にガスを注入するにあたり、ノズル54等から噴出
されたガスは乱流となり、結果として溶融樹脂51ははげ
しく乱れる(図12参照)。特に、ガスが衝突した部分
は、溶融樹脂51の厚さが薄い薄肉部55となり、この薄肉
部55は、部分的に色が薄くなるので、得られる成形品に
色むらが生じるという外観上の問題が発生するととも
に、機械的強度も低下するという性能上の問題が発生す
る。
【0004】本発明の目的は、色むらや強度むらのない
成形品を成形できるガス注入射出成形方法およびその金
型を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のガス注入射出成
形方法は、予め成形品を成形する主キャビティに連通す
る捨てキャビティを金型に設けておき、前記金型内に溶
融樹脂の充填を開始した後、前記捨てキャビティに加圧
ガスを注入することを特徴とする。以上において、前記
捨てキャビティは、前記主キャビティのゲート近傍に設
けられていることが好ましい。特に、ゲートが一個のみ
設けられる単一ゲート式の金型を採用する場合には、前
記捨てキャビティは、ゲート近傍に設けることが望まし
い。また、前記金型の主キャビティと捨てキャビティと
を連通する連通路には、切離しを容易とするために絞り
部を設けておくことが望ましい。
【0006】本発明の射出成形金型は、キャビティ内に
溶融樹脂の充填が開始された後、前記キャビティ内に加
圧ガスが注入されるガス注入射出成形用金型であって、
成形品を成形する主キャビティに連通する捨てキャビテ
ィが設けられ、この捨てキャビティにガスの注入を行う
ガス注入部が設けられていることを特徴とする。以上に
おいて、前記捨てキャビティは、前記主キャビティのゲ
ート近傍に設けられていることが好ましい。特に、単一
ゲート式の金型の場合には、捨てキャビティは、ゲート
近傍に設けるのが望ましい。また、前記金型の主キャビ
ティと捨てキャビティとを連通する連通路には、断面積
が他の部分よりも小さくなった絞り部を設けることが好
ましい。
【0007】
【作用】このような本発明では、捨てキャビティにガス
を注入するので、噴出されたガスは、乱流を生じて捨て
キャビティに充填された溶融樹脂の一部分を薄肉化する
ことはあっても、成形品を成形する主キャビティに充填
された溶融樹脂を薄肉としない。そして、前記金型から
取出された後に、主キャビティで成形した部分から、捨
てキャビティで成形した部分を切り離すことにより、所
望の成形品が得られるので、この成形品には、薄肉部が
一切なく、薄肉部による色むらや強度むらもなく、これ
により前記目的が達成される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本実施例に係る射出成形機1が示さ
れている。この射出成形機1は、ガス注入射出成形装置
であり、合成樹脂を充填する射出手段としての射出装置
10と、成形を行う型である金型20とを有している。射出
装置10は、筒状のバレル11内で溶融樹脂30を混練すると
ともに、金型20内に向かって溶融樹脂30を射出するスク
リュウ12を備えたものである。バレル11の先端にはノズ
ル13が設けられている。ノズル13は金型20の充填口21に
接続されている。充填口21は、金型20の内部に溶融樹脂
30およびガスを導入するためのものである。ノズル13の
内部には、加圧ガスを注入する吹き込み管14が挿入され
ている。吹き込み管14は、図示しないガス供給手段から
の窒素ガス等の不活性ガスをノズル13の内部に供給する
ものである。吹き込み管14から供給されたガスは、金型
20に充填された溶融樹脂30の内部に注入され、このガス
の注入により、溶融樹脂30の内部には、ガスチャンネル
31が形成されるようになっている。
【0009】金型20は、内部に充填された溶融樹脂30を
成形する主キャビティ22に捨てキャビティ23を連通させ
たものである。主キャビティ22は、図2にも示されるよ
うに、深さ寸法の小さい薄板部24と、この薄板部24の底
面の一部を凹ましたガスチャンネル案内部25とを有する
空間である。ガスチャンネル案内部25は、溶融樹脂30の
内部におけるガスチャンネル31の形成を促進するため
に、薄板部24よりも深さ寸法を大きくした空間であり、
主キャビティ22の図中左右方向の全長にわたって形成さ
れている。このガスチャンネル案内部25により、金型20
の充填された溶融樹脂30の内部に、主キャビティ22のほ
ぼ全長に渡るガスチャンネル31が形成されるようになっ
ている。
【0010】捨てキャビティ23は、成形後に成形品2か
ら切り離される不要部3を成形する主キャビティ22より
も小さな空間である。捨てキャビティ23には、射出装置
10のノズル13が接続される充填口21と連通するゲート26
が開口されている。捨てキャビティ23と主キャビティ22
とは、断面積が絞られて全体が絞部となった連通部27に
より連通されている。このような金型20により、断面
「凸」字型状の成形品2およびその端の不要部3が一体
成形されるようになっている(図2参照)。ここで、成
形品2と不要部3との間には、連通部27で成形した断面
の小さい小径部4が設けられている。この小径部4を切
断することにより、成形品2と不要部3との切離しが容
易に行えるようになっている。
【0011】このような本実施例では、射出成形装置1
にセットされた金型20の内部に、溶融樹脂30の充填を開
始した後に捨てキャビティ23を介してガスを注入し、主
キャビティ22に充填された溶融樹脂30の内部にガスチャ
ンネル31を形成する。ガスの注入の際に、ゲート26と対
向する部分がゲート26から噴射するガスによる乱流によ
って不要部3の一部が薄肉化し、不要部3には色むらが
生じる。そして、溶融樹脂30は、ガスチャンネル31内の
ガスによりキャビティ22, 23のの成形面に向かって押圧
されながら冷却・固化する。所定時間が経過した後、溶
融樹脂30を成形した成形品2を不要部3とともに金型20
の外部に取り出し、小径部4を切断することにより、成
形品2と不要部3とを切離し、所定の成形品2の成形が
完了する。なお、本発明における捨てキャビティは、ガ
スの注入によって良好なガスチャンネルを形成できれ
ば、特にその設置位置に制限はなく、充填ゲートとは別
の位置に設けてもよい。通常、主キャビティに溶融樹脂
を充填するゲートの近傍に設けることが好ましい。
【0012】前述のような本実施例によれば次のような
効果がある。すなわち、金型20に成形品2を成形する主
キャビティ22とは別に捨てキャビティ23を設け、この捨
てキャビティ23に設けたゲート26からガスを注入するよ
うにしたので、金型20内に充填された溶融樹脂30がゲー
ト26から噴射するガスによる乱流によって薄肉化した部
分を生じさせても、当該部分は不要部3の一部となるの
で、成形品2は薄肉化せず、成形品2の色むらおよび強
度むらを未然に防止できる。
【0013】また、主キャビティ22および捨てキャビテ
ィ23の間に断面積の小さい絞部となった連通部27を設
け、成形品2と不要部3との間に断面の小さい小径部4
が形成されるようにしたので、中空であるうえ小断面で
あることから小径部4の切断は容易となるため、不要部
3を成形品2から容易に切離すことができる。
【0014】さらに、成形品の大きさや形状によらず、
捨てキャビティ23を設けることにより、成形品の本体の
薄肉化が防止されるので、様々な種類の成形品の色むら
や強度むらの防止により均一性に優れた成形品の製造に
利用することができる。
【0015】次に、本発明の効果を具体的な実験例に基
づいて説明する。 〔実験例1〕本実験例は、前記実施例の成形品2を射出
成形する実験である。 〔比較例1〕本比較例1は、前記実験例1と同一形状の
成形品を従来の方法で射出成形する実験である。本比較
例1では、図3に示されるように、捨てキャビティ23が
省略されて主キャビティ22A のみを有するとともに、主
キャビティ22A にガスを直接注入するゲート26A が設け
られた金型20A を使用する。
【0016】〔射出条件〕以上の実験例1および比較例
1では、 850トンの射出成形機を用い、以下のような同
一射出条件で射出成形を行う。 射出条件 溶融充填時間 : 5.0秒 ガス注入圧力 : 15 MPa 成形温度 : 200 ℃ 金型温度 : 30 ℃ 使用材料 :ポリプロピレン(出光石油化学(株)製 商品名:出光ポ ポリプロJ-750H、MI= 10g/10分:230 ℃,2.16kgf) ここで、ガスの注入は、樹脂充填の開始から4秒後に遅
延させて行う。一方、ガスの排出は、ガスの注入の完了
後、ガスチャンネル内の圧力を20秒間保持した後、1
0秒間かけて行う。
【0017】〔実験結果〕実験例1では、図1に示すよ
うに、捨てキャビティ23のゲート26と対向する部分(矢
印Aで示す部分)に充填された溶融樹脂30が薄肉化し、
不要部3の当該部分に色むらを生じさせたが、成形品2
には色むらが全く生じていなかった。比較例1では、図
4に示すように、主キャビティ22A のゲート26A と対向
する部分(矢印Bで示す部分)に充填された溶融樹脂30
が薄肉化し、得られた成形品に色むらが生じていた。
【0018】〔実験例2〕本実験例2は、成形品として
エアコン室外機の前部パネルを本発明に基づいて射出成
形する実験である。本実験例2では、図5に示されるよ
うに、内側に格子部40が設けられるとともに、図中の上
方、左方、および、右方の各辺41〜43の内部にガスチャ
ンネルが形成されたパネル44を成形する。パネル44の図
中上方の中央部分(矢印Cで示す部分)には、図6にも
示されるように、成形品であるパネル44と一体成形され
る不要部45が格子46の間に設けられ、この不要部45にガ
スの注入孔47が形成されている。このガスの注入孔47
は、図7に示されるように、高さ寸法hに設定された捨
てキャビティ23B の図中上側の成形面から突出するノズ
ル26B により形成されるものである。捨てキャビティ23
B から突出するノズル26B は、溶融樹脂30の内部にガス
を注入するものである。このノズル26B の突出寸法Y1
は、Y1=h/2と設定されている。 〔射出条件〕以上の実験例2では、 850トンの射出成形
機を用い、実験例1と同一の射出条件で射出成形を行
う。なお、本実験例2では、実験例1と異なり、金型と
して、溶融樹脂を充填する複数のピンポイントゲートを
主キャビティに直接連通させた多点ゲート式の金型を採
用する。例えば、図5において、格子46が交差する部分
のうち矢印イで示す部分に対応する位置にピンポイント
ゲートを計9個設けた金型が採用できる。
【0019】〔比較例2〕本比較例2は、前記実験例2
と同一形状の成形品を従来の方法で射出成形する実験で
ある。本比較例2では、捨てキャビティが省略された金
型を用いられる。この金型を使用した場合、パネル44に
は、図6において矢印Dで示す部分がガスの注入位置と
なる。このため、本比較例2では、矢印Dで示す部分に
ガス注入口48が形成される。また、本比較例2では、次
の〜のように、射出条件等を一部変えてガス注入射
出成形を行う。 比較例2の1 本比較例2の1は、ガスの注入圧力を下げ、例えば、1
5MPaから10MPaに下げ、このガス注入圧力の低
下により薄肉化の防止を図るものである。 比較例2の2 本比較例2の2は、溶融樹脂がある程度固化してから、
ガスを注入することにより、薄肉化を防止しようとする
ものである。例えば、ガスの注入タイミングを遅らせ、
実験例2における充填開始後4秒後から充填開始後10
秒後に設定して射出成形を行う。 比較例2の3,4 本比較例2の3,4は、主キャビティ22B に設けられる
ノズル26B の突出寸法をそれぞれ相違させて、射出成形
を行うものである。すなわち、比較例2の3では、図8
に示されるように、前記実験例2におけるノズル26B を
突出寸法を増して寸法Y2(Y2>h/2)としたものであ
る。一方、比較例2の4では、図9に示されるように、
前記実験例2におけるノズル26B の突出寸法を減らして
寸法Y3(Y3<h/2)としたものである。
【0020】〔実験結果〕実験例2では、不要部45の一
部分が薄肉化され、当該部分に色むらが生じたが、パネ
ル44側には色むらが全く生じなかった。比較例2の1で
は、ガスの注入圧力が低いため、溶融樹脂の流動末端ま
でガスチャンネルが到達せず、良好な成形品を得ること
ができなかった。比較例2の2では、固化したために溶
融樹脂は流動性が悪化し、前記ガス注入圧力では、ガス
チャンネルが溶融樹脂の流動末端まで到達せず、良好な
成形品を得ることができなかった。一方、ガス注入圧力
を15MPaから20MPaに上昇させて成形を行った
ところ、ガスチャンネルは溶融樹脂の流動末端まで到達
したが、成形品のガス注入口付近にパーミエーションが
生じ、やはり、良好な成形品を得ることができなかっ
た。比較例2の3では、ノズル26B と対向する部分の溶
融樹脂30が極めて薄くなり、成形品の色むらが著しくな
った。比較例2の4では、ガスが溶融樹脂30の内部に入
り込まず、主キャビティ22Bの成形面と溶融樹脂30との
間に入りこみ、成形品の表面にシルバーストリークが生
じ、このため、良好な成形品を得ることができなかっ
た。
【0021】なお、本発明は前述の各実施例に限定され
るものではなく、次に示すような変形などをも含むもの
である。すなわち、金型としては、主キャビティおよび
捨てキャビティを一個ずつ有するものに限らず、一個の
主キャビティに対して複数の捨てキャビティを有するも
のや、複数の主キャビティに対して一個の捨てキャビテ
ィを有するものでもよく、主キャビティおよび捨てキャ
ビティの数や位置は、実施にあたり適宜することができ
る。
【0022】また、前記実験例1では、溶融樹脂30の充
填およびガスの注入の両方をゲート26の一箇所で行うよ
うにしたが、実験例2のように溶融樹脂30の充填口およ
びガスの注入口は別々に設けてもよい。さらに、ガスの
注入方式としては、キャビティの成形面に開口されただ
けの注入口や、キャビティの成形面に突設されたノズル
によって行われる方式に限らず、キャビティの成形面に
突没可能に設けられ、キャビティ内に溶融樹脂が充填さ
れた後に、当該溶融樹脂内に刺し込まれるガス注入ピン
により行われる方式等も採用できる。
【0023】なお、加圧ガスとしては、窒素ガスに限ら
ず、アルゴン等の不活性ガスでもよく、要するに、高圧
にしても爆発の危険がないガスであればよい。
【0024】
【発明の効果】前述のように本発明によれば、成形品か
ら色むらや強度むらをなくし、均一性に優れた成形品と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す概略断面図で
ある。
【図2】前記実施例の金型および成形品の要部を示す拡
大斜視図である。
【図3】本発明の比較例1で用いる金型の要部を示す斜
視図である。
【図4】前記比較例1の金型の断面図である。
【図5】本発明の実施例2の成形品の全体を示す斜視図
である。
【図6】前記実施例2の要部を示す拡大平面図である。
【図7】前記実施例2で用いる金型のガス注入部分を示
す拡大断面図である。
【図8】本発明の比較例2の3で用いる金型を示す図7
に相当する図である。
【図9】本発明の比較例2の4で用いる金型を示す図7
に相当する図である。
【図10】従来例の成形品を示す拡大平面図である。
【図11】図10のXI−XI線における断面図。
【図12】図10のXII − XII線における断面図。
【符号の説明】 2 成形品 3,45 不要部(不要部分) 20 金型 22 主キャビティ 23 捨てキャビティ 26 ガス注入部としてのゲート 26B ガス注入部としてのノズル 27 全体が絞部となった連通部 30 溶融樹脂 44 成形品としてのエアコン室外機用前面パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−261817(JP,A) 特開 平5−200708(JP,A) 特開 平3−261523(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め成形品を成形する主キャビティに連通
    する捨てキャビティを金型に設けておき、前記主キャビ
    ティと捨てキャビティとを連通する連通部分に断面積が
    他の部分よりも小さくなった絞部を設け、前記金型内に
    溶融樹脂の充填を開始した後、前記捨てキャビティに加
    圧ガスを注入することを特徴とするガス注入射出成形方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のガス注入射出成形方法に
    おいて、前記捨てキャビティは、前記主キャビティへの
    溶融樹脂の充填ゲート近傍に設けられていることを特徴
    とするガス注入射出成形方法。
  3. 【請求項3】キャビティ内に溶融樹脂の充填が開始され
    た後、前記キャビティ内に加圧ガスが注入されるガス注
    入射出成形用金型であって、成形品を成形する主キャビ
    ティに連通する捨てキャビティが設けられ、前記金型の
    主キャビティと捨てキャビティとを連通する連通部分に
    は、断面積が他の部分よりも小さくなった絞部が設けら
    れ、前記捨てキャビティに前記ガスの注入を行うガス注
    入部が設けられていることを特徴とするガス注入射出成
    形用金型。
  4. 【請求項4】請求項に記載のガス注入射出成形用金型
    において、前記捨てキャビティは、前記主キャビティへ
    の溶融樹脂の充填ゲート近傍に設けられていることを特
    徴とするガス注入射出成形用金型。
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