JP3300458B2 - 水性の路面標示用組成物 - Google Patents

水性の路面標示用組成物

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JP3300458B2
JP3300458B2 JP08240093A JP8240093A JP3300458B2 JP 3300458 B2 JP3300458 B2 JP 3300458B2 JP 08240093 A JP08240093 A JP 08240093A JP 8240093 A JP8240093 A JP 8240093A JP 3300458 B2 JP3300458 B2 JP 3300458B2
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勉 宮本
秀 今泉
真一 増田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾燥性、付着性、耐汚
染性に優れており、又、溶剤を殆ど使用していないの
で、非危険物であり、安全性が高く、大気汚染の心配の
ない水性の路面標示用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の路面標示用塗料には、JIS K
5665 1種(常温)、2種(加熱)、3種(溶
融)がある。路面標示用塗料は、区画線・道路標示(以
下、路面標示と略す)に使用され、乾燥性、付着性、耐
汚染性等が主に要求される。1種、2種の場合は、主に
外側線、車線境界線等に使用されているが、蒸発速度の
速いケトン系、エステル系、脂肪族系、芳香族系溶剤等
を使用しており、溶剤の揮発により塗膜を形成するの
で、安全性、大気汚染に問題がある。更に、1種、2種
は、消防法の危険物分類上、第四類第一石油類に属する
ので、貯蔵上の問題がある。
【0003】3種の場合は、主に横断歩道、中央線等に
使用されており、180〜220℃に溶融して使う溶融
型塗料なので、超速乾性で、大気汚染の問題はない。水
性系の塗料としては、家庭用、建築用、工業用のもの
は、既に開発されている。これらの水性系の塗料を路面
標示に使用すると、一般の道路では、乾燥性、付着性、
耐汚染性等に問題があり、実用上耐え得るものは見出さ
れていない。
【0004】又、水性の速乾性の道路マーキング組成物
は、特開昭61−243866に開示されているが、組
成物を固化させるためには、水性分散物を施工した後
に、塗膜上に水溶性塩をふりかける必要がある。又、貯
蔵安定性急速硬化水性コーティング組成物は、特開平3
−157463に開示されているが、幅員の狭く、交通
量の多い日本の一般道路では、付着性、耐汚染性に問題
があった。
【0005】さらに、非水分散型樹脂を用いた道路標示
用塗料は、特開昭58−74757に開示されている
が、これは、有機溶媒中に樹脂を分散させたもので、消
防法の分類では危険物に該当し、又、付着性に関しては
疑問視される点が多かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】路面標示用塗料の1
種、2種は、蒸発速度の速い溶剤を使用しているので、
取り扱い上、安全性に問題があり、環境面では大気汚染
(VOC(VoltailOrganic Compo
unds)規制)の問題があり、更に、引火性が極めて
高いので、貯蔵上の問題があった。
【0007】本発明は、水性の路面標示用組成物で、溶
剤を殆ど使用していないので、非危険物で安全性が高
く、大気汚染、貯蔵上の問題がなく、路面標示用塗料の
要求性能である乾燥性、耐汚染性を損なうことなく、路
面標示用塗料の1種、2種の問題点を解決することがで
きた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の通り
あり、これにより上記問題点を解決できる。(1) 分子量10,000〜100,000の樹脂から
なる固形分を45%以上含み、かつ0〜50℃のガラス
転移温度を有した機械的安定性の優れたエマルション
と、顔料、充填剤、およびその他塗料用添加剤からなる
塗料であって、エマルション固形分と、顔料、充填剤、
およびその他塗料用添加剤との重量比率が、100:2
00〜100:900に構成され、更に該塗料中の不揮
発分が、70重量%以上であり、かつ該塗料中に反応性
官能基として炭素−炭素二重結合を少なくとも分子内に
二個有するモノマーまたはそのオリゴマーを含むことを
特徴とする水性の路面標示用組成物 (2)エマルション固形分100重量部に対して、1〜
10重量部の該モノマーまたはそのオリゴマーを含有す
る請求項1記載の組成物。 (3)分子量10,000〜100,000の樹脂から
なる固形分を45%以上含み、かつ0〜50℃のガラス
転移温度を有した機械的安定性の優れたエマルション
と、顔料、充填剤、およびその他塗料用添加剤からなる
塗料であって、エマルション固形分と、顔料、充填剤、
およびその他塗料用添加剤との重量比率が、100:2
00〜100:900に構成され、更に該塗料中の不揮
発分が、70重量%以上であり、エマルション固形分1
00重量部に対して、反応性官能基を有するコア・シェ
ル構造を持つエマルションを5〜40重量部含有するこ
とを特徴とする水性の路面標示用組成物。 (4)分子量10,000〜100,000の樹脂から
なる固形分を45%以上含み、かつ0〜50℃のガラス
転移温度を有した機械的安定性の優れたエマルション
と、顔料、充填剤、およびその他塗料用添加剤からなる
塗料であって、エマルション固形分と、顔料、充填剤、
およびその他塗料用添加剤との重量比率が、100:2
00〜100:900に構成され、更に該塗料中の不揮
発分が、70重量%以上であり、かつ該塗料中に反応性
官能基として炭素−炭素二重結合を少なくとも分子内に
二個有するモノマーまたはそのオリゴマーを含み、かつ
エマルション固形分100重量部に対して、反応性官能
基を有するコア・シェル構造を 持つエマルションを5〜
40重量部含有することを特徴とする水性の路面標示用
組成物。 (5)分子量10,000〜100,000の樹脂から
なる固形分を45%以上含み、かつ0〜50℃のガラス
転移温度を有した機械的安定性の優れたエマルション
と、顔料、充填剤、およびその他塗料用添加剤からなる
塗料であって、エマルション固形分と、顔料、充填剤、
およびその他塗料用添加剤との重量比率が、100:2
00〜100:900に構成され、更に該塗料中の不揮
発分が、70重量%以上であり、かつ該塗料中に造膜助
剤のジエチレングリコール ジエチエーテルを含有す
ことを特徴とする水性の路面標示用組成物。 (6)分子量10,000〜100,000の樹脂から
なる固形分を45%以上含み、かつ0〜50℃のガラス
転移温度を有した機械的安定性の優れたエマルション
と、顔料、充填剤、およびその他塗料用添加剤からなる
塗料であって、エマルション固形分と、顔料、充填剤、
およびその他塗料用添加剤との重量比率が、100:2
00〜100:900に構成され、更に該塗料中の不揮
発分が、70重量%以上であり、かつ該塗料中にエポキ
シ系のシランカップリング剤を含有することを特徴とす
る水性の路面標示用組成物。 (7)分子量10,000〜100,000の樹脂から
なる固形分を45%以上含み、かつ0〜50℃のガラス
転移温度を有した機械的安定性の優れたエマルション
と、顔料、充填剤、およびその他塗料用添加剤からなる
塗料であって、エマルション固形分と、顔料、充填剤、
およびその他塗料用添加剤との重量比率が、100:2
00〜100:900に構成され、更に該塗料中の不揮
発分が、70重量%以上であり、かつ該塗料中にロジン
エステルディスパージョンを含有することを特徴とする
水性の路面標示用組成物。
【0009】本発明に使用される エマルションは、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、スチレ
ンなどを単量体とし、重合および/または共重合したも
のである。更に、エマルションは、少量の反応性官能基
を導入したエマルションのほうが好ましい。官能基とし
ては、カルボキシル基、エポキシド基、カルボニル基、
アミノ基、炭素−炭素二重結合等が挙げられる。コア
(芯)/シェル(殻)構造のエマルションへの官能基の
導入には、例えば、マルチステージフィード重合で得ら
るシェル(殻)に反応性官能基を導入する手法もあ
る。
【0010】更に、エマルションは、機械安定性が良
く、Tgが0〜50℃、分子量が10,000〜10
0,000でなければならない。また、エマルション
は、固形分(以下、NVと略す。)が45%未満(本明
細書において、%標示は特に断らない限り、重量%を意
味する)のものだと、付着性、耐汚染性は良いが、塗料
中のNVが低くなり乾燥性が劣るので、エマルションの
NVは、45%以上のものでなければならない。
【0011】路面標示用塗料の1種の施工方法は、専用
の塗装機で、高圧化(100〜180kg/cm2 )で
使用される。また、路面標示用塗料の2種の施工方法
は、専用の塗装機で高圧化(100〜180kg/cm
2 )で、さらに加温(50〜80℃)して使用される。
又、速乾性を要求されるため、塗料中の不揮発分を高く
する必要がある。本発明で使用されるエマルションは、
ドライピグメント法(粉末顔料化)による塗料化が可能
な機械的安定性の優れたエマルションを提供する。例え
ば、機械的安定性の試験方法には、マロン式試験機があ
り、下記の様な試験条件で試験を行い評価することがで
きる。
【0012】 試験量:75ml 荷重:10Kg 回転円盤の回転速度:1,000rpm 時間:5分 そして、本発明に使用されるエマルションは、凝固物の
重量が、試料固形分に対して0.5%未満のものであ
り、機械的安定性が良好なものである。それに対し、一
般的なエマルションは、凝固物の重量が試料固形分に対
して1%以上である。
【0013】エマルションのTgは、後述の参考例1〜
5に示すように0〜50℃が良い。表4の比較例1に示
すように0℃未満では、付着性は良いが、塗膜が柔軟す
ぎて、耐汚染性、速乾性が劣る。エマルションのTg
は、表4の比較例2に示すように50℃以上では、造膜
助剤を多用するため、付着性は良いが、乾燥性と初期汚
染が劣る。エマルションのTgは好ましくは、10℃〜
30℃が良い。
【0014】エマルションの分子量は、表3の参考
1、2に示すように10,000〜100,000が良
い。表4の比較例3に示すように10,000未満のも
のを使用すると、乾燥性は良いが、塗膜強度が弱すぎ
て、塗膜がちぎれるように剥離したり、耐汚染性が劣
る。一般的なエマルションの分子量は100,000以
上であるが、表4の比較例4に示すようにこのようなも
のを使用すると、乾燥性、耐汚染性は良いが、塗膜強度
が下地との接着力よりも強すぎて、シート状に全面剥離
する。エマルションの分子量は好ましくは、20,00
0〜50,000が良い。
【0015】エマルション固形分と顔料、充填剤、およ
びその他塗料用添加物の重量比率は、表3の参考例1に
示すように100:200〜100:900が良い。こ
こで、顔料、充填剤、およびその他塗料用添加物の重量
とは、本発明の路面標示用組成物からエマルションを除
いた残部重量を指す。表5の比較例6に示すよに10
0:(200以下)では、耐汚染性は良いが、塗料中の
不揮発分が低く、塗膜強度が低いため、乾燥性、付着性
が劣る。エマルション固形分と顔料、充填剤、およびそ
の他塗料用添加物の重量比率は、表5の比較例7に示す
ように100:(900以上)では、乾燥性は良いが、
CPVC(臨界顔料容積濃度)を越えるので、クラック
が発生し、付着性、耐汚染性が劣る。エマルション固形
分と顔料、充填剤、およびその他塗料用添加物の重量比
率は、好ましくは、100:250〜100:400が
良い。
【0016】本発明で用いるエマルションは、分子量が
低いので、付着性は優れるが、耐汚染性が劣る傾向にあ
る。そこで、塗料中に反応性官能基として炭素−炭素二
重結合を少なくとも分子内に二個有するモノマーまたは
そのオリゴマーを添加することにより、これらの問題点
を解決することができた。本発明に使用される反応性
官能基を有するモノマーまたはそのオリゴマーは、エマ
ルション樹脂の官能基と結合反応し得る化合物であれ
ば、特に制限なく任意のものが使用される。これら、反
応性官能基は、好ましくは、分子末端に設けられるが、
その位置は制限されるものでなく分子内部に設けられて
も構わない。また、反応性官能基は、分子鎖上にあって
も、環状内にあっても良い。
【0017】本発明に好適に使用される反応性官能基を
有するモノマーとしてはアクリロイル基を分子の末端か
側鎖に有する化合物であって、分子末端に反応性を有す
る環構造を持つものである。例えば、一例の性状は、下
記の通りである。 名称:FA−511A(日立化成社製) Tg:120℃組成:下記構造の化合物構造式:
【0018】
【化1】
【0019】また、下記構造の化合物も挙げられる。 構造式:
【0020】
【化2】
【0021】また、反応性官能基を有するオリゴマーと
しては、上記化合物の二量体、三量体、あるいはそれら
の多量体等が挙げられる。反応性官能基を有するモノマ
ーまたはそのオリゴマーの添加量は、表6の実施例6に
示すようにエマルション(NV)に対して1〜10%が
良い。反応性官能基を有するモノマーまたはそのオリゴ
マーの添加量は、エマルション(NV)に対して1%以
下では、効果が期待できず、又エマルション(NV)に
対して10%以上では、表6の実施例7に示すように塗
料安定性が劣ってくる。好ましくは、反応性官能基を有
するモノマーまたはそのオリゴマーの添加量は、エマル
ション(NV)に対して2〜5%が良い。
【0022】本発明のエマルションと、反応性官能基を
有するモノマーまたはそのオリゴマーとの作用効果は明
確ではないが、反応性官能基を有するモノマーまたはそ
オリゴマーがそれ自体重合すると共にエマルションの
樹脂分子と反応して結合し、高分子化して特異な三次元
網目構造を形成し、耐汚染性を向上させているものと推
測される。尚、反応性官能基を有するモノマーまたはそ
オリゴマーとエマルション樹脂との反応には酸素を介
した酸化反応による結合反応も生起すると考えられる。
【0023】又、エマルションと反応性を有するモノマ
ーまたはそのオリゴマーが直接反応しなくても、反応性
の高いモノマーまたはそのオリゴマーを選択するか、も
しくは一般的な金属酸化物を少量添加することにより、
モノマーまたはそのオリゴマー自身が酸化反応し架橋し
て、エマルションの主鎖の中に介在して、特異な三次元
網目構造を形成し、耐汚染性を向上させることもでき
る。本発明に使用されるエマルションに反応性官能基を
有するモノマーまたはそのオリゴマーを添加することに
より、耐汚染性を向上させることができた。又エマルシ
ョンに、反応性官能基を有するコア・シェル構造のエマ
ルションを添加することにより、ガラスビーズ固着率、
付着性を向上させることができた。
【0024】本発明に使用される反応性官能基を有する
コア・シェル構造のエマルションは、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸
2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル
酸エチル、メタクリル酸ブチル、スチレン等を単量体と
し、重合および/または共重合したものである。更に、
コア・シェル構造のエマルションは、少量の反応性官能
基を導入したほうが好ましい。官能基としては、カルボ
キシル基、エポキシド基、カルボニル基、アミノ基、炭
素−炭素二重結合等が挙げられる。
【0025】本発明に好適に使用される反応性官能基を
有するコア・シェル構造のエマルションの具体例として
は、コア(芯)にエポキシド基を封入し、シェル(殻)
にアミノ基を有するものである。一例の性状は、下記の
通りである。 名称:VONCOAT EC−122(第日本インキ化
学工業製) 主成分:アクリル−エポキシ 外観:乳白色エマルショ
ンTg:15℃ 固形分:49〜51コア・シェル構造
を持つエマルションは、表7の実施例8に示すようにエ
マルション(NV)100重量部に対して、5〜40重
量部が良い。5重量部未満では、効果が期待できず、4
0重量部以上では、表7の参考例10に示すように塗料
安定性が劣ってくる。好ましくは、コア・シェル構造を
持つエマルションは、エマルション(NV)100重量
部に対して、10〜20重量部が良い。更に、表7の実
施例9に示すように、エマルションに反応性官能基を有
するモノマーまたはそのオリゴマーと、反応性官能基を
有するコア・シェル構造のエマルションを添加すること
により、更に付着性、ガラスビーズ固着率、耐汚染性が
向上する。
【0026】本発明のエマルションと、反応性官能基を
有するコア・シェル構造のエマルションとの作用効果は
明確ではないが、反応性官能基を有するコア・シェル構
造のエマルションが造膜時にそれ自体重合すると共にエ
マルションの官能基と反応して結合し、高分子化して特
異な三次元網目構造を形成し、ガラスビーズ固着率、付
着性を向上させているものと推測される。尚、反応性官
能基を有するコア・シェル構造のエマルションとエマル
ション樹脂との反応には酸素を介した酸化反応による結
合反応も生起すると考えられる。
【0027】更に、従来、造膜助剤は、アスファルト成
分を溶解し易く、乾燥性との両立が課題であったが、表
8の実施例11に示すように蒸発速度の比較的速いジエ
チレングリコール ジエチエーテルを使用することに
より、アスファルト付着、乾燥性を大幅に向上させるこ
とができる。一例を、比較のためのBFG、EHDGと
共に表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】アスファルトの溶解性は、50ccのビー
カーに造膜助剤を40g入れ、その中に、3×3cmの
アスファルトフェルト紙(JIS A 6005)を入
れて、1時間後の溶解状況をガードナーの色数で判定す
る。蒸発速度は、酢酸ブチルを100とした場合の相対
数値(数値が大きい場合は、蒸発が速く、小さい場合
は、遅い。)。
【0030】DEDGとは、日本乳化剤製の商品名で、
ジエチレングリコール ジエチルエーテルのこと。BF
Gとは、日本乳化剤製の商品名で、プロピレングリコー
ルモノブチルエーテルのこと。EHDGとは、日本乳化
剤製の商品名で、ジエチレングリコールモノ−2−エチ
ルヘキシルエーテルのこと。
【0031】更に、表9の実施例16に示すように、塗
料に添加した際、塗料安定性の良いエポキシ系のシラン
カップリング剤を使用することにより、付着性を大幅に
向上させることができる。シランカップリング剤には、
ビニル系シラン、アミノ系シラン、エポキシ系シラン、
クロル系シラン、メタクリロキシ系シラン、メルカプト
系シラン等があり、いずれも付着性に関しては、効果は
あるものの、塗料安定性の面ではエポキシ系シランが優
れる。尚、シランカップリング剤は、前記反応性官能基
を有するモノマーまたはそのオリゴマーあるいはコア・
シェル構造のエマルションと反応性であってもよいし、
あるいは反応性をもたせるように設計してもよい。シラ
ンカップリング剤は、式−1で求めた添加量以下では、
効果が期待できず、又、式−1で求めた添加量以上で
は、塗料安定性が劣ってくる。一例の性状は、下記の通
りである。
【0032】名称:サイラエースS−530(チッソ社
製) 組成:2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル
トリメトキシシラン 分子量:246 沸点:310℃ 比重:1.07 最小被覆面積:317m2 /g シランカップリング剤の添加量=顔料使用量(g)×顔
料の比表面積(m2 /g)÷シランカップリング剤の最
小被覆面積(m2 /g) 式−1 更に、表10の実施例17に示すようにアスファルト成
分との親和性が良く、軟化点の高いロジンエステルディ
スパージョンを使用することにより付着性、耐汚染性を
大幅に向上させることができる。
【0033】ロジンエステルディスパージョンとして
は、トールオイルロジン等が例示できる。ロジンエステ
ルディスパージョンは、エマルション(NV)に対し
て、固形分換算で5%〜30%が良い。好ましくは、1
0%〜20%が良い。5%以下では、付着性、耐汚染性
の効果が期待できず、30%以上では、塗膜がモロクな
り、付着性が劣る。一例の性状は、下記の通りである。
【0034】名称:アクアタック5090(アリゾナケ
ミカル社製) 組成:トールオイルロジン 不揮発分:50% 軟化点:90℃ pH:
8.5 粘度 :150cps(ブルックフィールド粘度計
50rpm、25℃) 本発明に使用される充填剤、顔料には、公知のものが挙
げられ、充填剤には、炭酸カルシウム、タルク、マイ
カ、アルミナ、シリカ等を使用でき、着色顔料として
は、二酸化チタン、黄鉛、カーボンブラック等を使用で
きる。
【0035】また、本発明に使用されるその他の塗料用
添加剤としては、分散剤、湿潤剤、消泡剤、凍結防止
剤、増粘剤等公知のものが挙げられ、これらは耐水性の
良いものを選択する必要がある。
【0036】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。路面標示用組
成物の調製方法は、エマルションに、顔料、充填剤、塗
料用添加剤を、ドライピグメンテーション法により塗料
化し、レットダウンで、残りの塗料用添加物を加える。
基本配合を表2に示す(バインダーと、顔料・充填剤の
重量比率は、100:400)。尚、基本配合で使用す
るエマルションの性状は、下記の通りである。
【0037】Tg:20℃ 分子量:30,000
NV:50%
【0038】
【表2】
【0039】乾燥性、付着性、耐汚染性、塗料安定性の
評価方法は、下記の通りである。試験場所は、恒温恒湿
室で実施。 乾燥性:JIS K 5665(1種)の試験方法でテ
ストを行った。JIS K 5410に規定するガラス
板(約200×100×2mm)の片面に平行に長片の
ほぼ中央に約78mm以上の幅に、アプリケーターを用
いて、100±20μmになるように塗る。
【0040】10分後、15分後に、試験用ロールを試
験片の中央部の一端に載せ、ハンドルを両手で軽く持っ
て、ロールの重量以外の力が塗面に加わらないようにし
ながら、試験片の短片方向に、塗膜を通過する時間が1
秒になるように一定の早さで転がす。10分後に試験用
ロールのタイヤに塗膜が付着しない場合は、◎。12分
後に付着しない場合は、○〜◎。15分後に付着しない
場合は、○。付着した場合は、×とした。
【0041】付着性:JIS K 5410に規定する
アスファルトブロックにアプリケーターを用いて、10
0±20μmになるように塗る。24時間後、4cm×
4cmのクロスカットを行った。95/100以上を
◎、90/100以上を○〜◎、80/100以上を
○。それ以下を×とした。
【0042】耐汚染性:JIS K 5410に規定す
るアスファルトブロックにアプリケーターを用いて、1
00±20μmになるよう試験品と従来品(弊社ハード
ラインC−4000 JIS K 5665 1種適合
品)を2本引きで塗る。8時間乾燥後、園芸用赤玉土を
付着させた試験用ロールを、試験片の短片方向に力を加
えて転がす。試験用ロールを転がした部分の汚染状況
を、従来品と比較する。
【0043】従来品よりもかなり良好な場合を◎、すこ
し良好な場合は○〜◎、同等の場合は○、劣る場合を×
とした。 塗料安定性:40℃×30日後の粘度変化が、初期の粘
度の±10%以内は○、それ以外は、×とした。
【0044】ガラスビーズ固着率:JIS K 566
5(1種)の試験方法でテストを行った。JIS K
5410に規定するガラス板(約430×170×3m
m)を水平に置いた中央部に長さ約400mm、幅約7
8mmに、アプリケーターを用いて塗り、直ちにJIS
R 3301に規定する路面標示塗料用ガラスビーズ
1号を散布する(ガラスビーズは、あらかじめ、約10
0gを、0.01gのけたまで量った物を使用する。m
1 )。
【0045】試験片の塗面を上向きにして1時間おいた
後、JIS K 5400の3.3(7.1)(はけ塗
り)に規定する乾いたはけを用いて塗膜に付着していな
い余分のガラスビーズを払い落とし、その質量を0.0
1gのけたまで量る(m2 )。更に、試験片を72時間
おいて、JIS K 5663の5.11(耐洗浄性)
に規定する洗浄試験機及びブラシを用い、乾燥状態のま
ま、この試験片を2000回こする(ブラシの1往復を
1回とする)。塗面から脱離したガラスビーズを集めて
水洗いした後、乾燥してその質量を0.01gのけたま
で量る(m3 )。
【0046】ガラスビーズ固着率は、次式により算出
し、98%以上を◎、95〜98%未満を○とした。 ガラスビーズ固着率(%)=100×{(m1 −m2
−m3 }÷(m1 −m2 参考 例1〜5 表2の基本配合に従って、エマルションのTg、分子
量、固形分の異なるもので、テストを行った結果を表3
に示す。尚、Tgの同じものはモノマー組成は同じであ
るが、Tgの異なるものは、モノマー組成を適宜変更し
て調製した。(体質顔料、着色顔料、分散剤、湿潤剤、
消泡剤、凍結防止剤、増粘剤の数量は、基本配合と同
じ。)
【0047】
【表3】
【0048】比較例1〜5 表2の基本配合に従って、エマルションのTg、分子
量、不揮発分の異なるもので、テストを行った結果を表
4に示す。(体質顔料、着色顔料、分散剤、湿潤剤、消
泡剤、凍結防止剤、増粘剤の数量は、基本配合と同
じ。)
【0049】
【表4】
【0050】比較例6〜7 表2の基本配合に従って、エマルションと、顔料、充填
剤の比率を変更してテストを行った結果を表5に示す。
(エマルション、凍結防止剤、増粘剤、造膜助剤の数量
は、基本配合と同じ。)比較例6は、バインダーと顔料
・充填剤の重量比率は100:80。比較例7は、10
0:1000。
【0051】
【表5】
【0052】実施例6〜7 乾燥性、耐汚染性を向上させるために、表2の基本配合
に従って反応性官能基を有するモノマーまたはそのオリ
ゴマーを添加してテストを行った結果を表6に示す。
尚、実施例7は、本発明の範囲内であり、反応性官能基
を有するモノマーまたはそのオリゴマーの添加のタイミ
ングを考慮すれば塗料の安定性の問題は解消もしくは軽
減できる。
【0053】
【表6】
【0054】実施例8〜9、参考例10 ガラスビーズ固着率、付着性を向上させるために、表2
の基本配合に従って反応性官能基を有するコア・シェル
構造のエマルションを添加してテストを行った結果を表
7に示す。尚、参考例10は、反応性官能基を有するコ
ア・シェル構造のエマルションの添加のタイミングを考
慮すれば塗料の安定性の問題は解消もしくは軽減でき
る。
【0055】
【表7】
【0056】実施例11、比較例12〜13 乾燥性、付着性を向上させるために、表2の基本配合に
従って造膜助剤を変更してテストを行った結果を表8に
示す(エマルション、体質顔料、着色顔料、分散剤、湿
潤剤、消泡剤、凍結防止剤、増粘剤の数量は、基本配合
と同じ)。
【0057】
【表8】
【0058】実施例14〜16 付着性を向上させるために、表2の基本配合に従ってシ
ランカップリング剤を添加してテストを行った結果を表
9に示す。 *:シランカップリング剤の添加量は、次式により算出
した。 シランカップリング剤の添加量=顔料使用量(g)×顔
料の比表面積(m2 /g)÷シランカップリング剤の最
小被覆面積(m2 /g) サイラエースS−210 組成:ビニルメトキシシラン 最小被覆面積(m2 /g):526 サイラエースS−310 組成:N−(2−アミノエチ
ル)3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン 最小被覆面積(m2 /g):380 尚、実施例14〜15もシランカップリング剤のの添加
のタイミングを考慮すれば塗料の安定性の問題は解消も
しくは軽減できる。
【0059】
【表9】
【0060】実施例1 付着性、耐汚染性を向上させるために、表2の基本配合
に従って、ロジンエステルディスパージョンを添加して
テストを行った結果を表10に示す(エマルション、体
質顔料、着色顔料、分散剤、湿潤剤、消泡剤、凍結防止
剤、増粘剤の数量は、基本配合と同じ。)
【0061】
【表10】
【0062】
【発明の効果】以上、詳細に説明した通り、本発明で
は、乾燥性、付着性、耐汚染性等に優れ、かつ、溶剤を
殆ど使用していないので、非危険物であり、安全性が高
く、大気汚染の心配がない水性の路面標示用組成物を開
発することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−156871(JP,A) 特開 昭56−136857(JP,A) 特開 昭58−74757(JP,A) 特開 平5−239380(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 1/00 - 201/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子量10,000〜100,000の
    樹脂からなる固形分を45%以上含み、かつ0〜50℃
    のガラス転移温度を有した機械的安定性の優れたエマル
    ションと、顔料、充填剤、およびその他塗料用添加剤か
    らなる塗料であって、エマルション固形分と、顔料、充
    填剤、およびその他塗料用添加剤との重量比率が、10
    0:200〜100:900に構成され、更に該塗料中
    の不揮発分が、70重量%以上であり、かつ該塗料中に
    反応性官能基として炭素−炭素二重結合を少なくとも分
    子内に二個有するモノマーまたはそのオリゴマーを含む
    ことを特徴とする水性の路面標示用組成物。
  2. 【請求項2】 マルション固形分100重量部に対し
    て、1〜10重量部の該モノマーまたはそのオリゴマー
    を含有する請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 分子量10,000〜100,000の
    樹脂からなる固形分を45%以上含み、かつ0〜50℃
    のガラス転移温度を有した機械的安定性の優れたエマル
    ションと、顔料、充填剤、およびその他塗料用添加剤か
    らなる塗料であって、エマルション固形分と、顔料、充
    填剤、およびその他塗料用添加剤との重量比率が、10
    0:200〜100:900に構成され、更に該塗料中
    の不揮発分が、70重量%以上であり、エマルション固
    形分100重量部に対して、反応性官能基を有するコア
    ・シェル構造を持つエマルションを5〜40重量部含有
    することを特徴とする水性の路面標示用組成物。
  4. 【請求項4】 分子量10,000〜100,000の
    樹脂からなる固形分を45%以上含み、かつ0〜50℃
    のガラス転移温度を有した機械的安定性の優れたエマル
    ションと、顔料、充填剤、およびその他塗料用添加剤か
    らなる塗料であって、エマルション固形分と、顔料、充
    填剤、およびその他塗料用添加剤との重量比率が、10
    0:200〜100:900に構成され、更に該塗料中
    の不揮発分が、70重量%以上であり、かつ該塗料中に
    反応性官能基として炭素−炭素二重結合を少なくとも分
    子内に二個有するモノマーまたはそのオリゴマーを含
    み、かつエマルション固形分100重量部に対して、反
    応性官能基を有するコア・シェル構造を持つエマルショ
    ンを5〜40重量部含有することを特徴とする水性の路
    面標示用組成物。
  5. 【請求項5】 分子量10,000〜100,000の
    樹脂からなる固形分を45%以上含み、かつ0〜50℃
    のガラス転移温度を有した機械的安定性の優れたエマル
    ションと、顔料、充填剤、およびその他塗料用添加剤か
    らなる塗料であって、エマルション固形分と、顔料、充
    填剤、およびその他塗料用添加剤との重量比率が、10
    0:200〜100:900に構成され、更に該塗料中
    の不揮発分が、70重量%以上であり、かつ該塗料中に
    造膜助剤のジエチレングリコールジエチエーテルを含
    有することを特徴とする水性の路面標示用組成物。
  6. 【請求項6】 分子量10,000〜100,000の
    樹脂からなる固形分を45%以上含み、かつ0〜50℃
    のガラス転移温度を有した機械的安定性の優れたエマル
    ションと、顔料、充填剤、およびその他塗料用添加剤か
    らなる塗料であって、エマルション固形分と、顔料、充
    填剤、およびその他塗料用添加剤との重量比率が、10
    0:200〜100:900に構成され、更に該塗料中
    の不揮発分が、70重量%以上であり、かつ該塗料中に
    エポキシ系のシランカップリング剤を含有することを特
    徴とする水性の路面標示用組成物
  7. 【請求項7】 分子量10,000〜100,000の
    樹脂からなる固形分を45%以上含み、かつ0〜50℃
    のガラス転移温度を有した機械的安定性の優れたエマル
    ションと、顔料、充填剤、およびその他塗料用添加剤か
    らなる塗料であって、エマルション固形分と、顔料、充
    填剤、およびその他塗料用添加剤との重量比率が、10
    0:200〜100:900に構成され、更に該塗料中
    の不揮発分が、70重量%以上であり、かつ該塗料中に
    ロジンエステルディスパージョンを含有することを特徴
    とする水性の路面標示用組成物。
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