JP3299247B2 - 生花装飾額縁 - Google Patents

生花装飾額縁

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JP3299247B2 JP2000177094A JP2000177094A JP3299247B2 JP 3299247 B2 JP3299247 B2 JP 3299247B2 JP 2000177094 A JP2000177094 A JP 2000177094A JP 2000177094 A JP2000177094 A JP 2000177094A JP 3299247 B2 JP3299247 B2 JP 3299247B2
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久義 寺村
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株式会社ニチリョク
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通夜、葬儀に際
し、遺影を生花(せいか)で装飾して掲げるために用い
る生花装飾額縁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、通夜、葬儀に際して掲げ
る遺影の回りを生花で装飾する場合、額縁に相当する部
分を発泡スチロールにより形成し、この発泡スチロール
に生花の茎を突刺している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように生花の茎を発泡スチロールに突刺すには、茎を斜
めに切断するなど、発泡スチロールに突刺しやすいよう
に鋭利に切断しなければならず、その作業が煩わしい。
また、生花に水を供給することができないため、時間の
経過に伴い、生花が萎れて外観に劣る。
【0004】本発明の目的は、前記のような従来の問題
を解決しようとするものであって、花器を用いて額縁に
生花を保持させることにより、生花の茎をその切口形状
に注意を払うことなく切断することができ、したがっ
て、その作業能率を向上させることができ、また、生花
を長時間に亘って元気な状態に保つことができ、したが
って、外観を向上させることができ、また、花器を額縁
おける額縁本体の穴からゴム状弾性材から成る補助シ
ートの穴に弾性変形の利用により強制的に挿通させるこ
とにより保持することができるようにした生花装飾額縁
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の生花装飾額縁は、中央部に遺影を入れて掲げ
ることができ、周囲に正面側と背面側に貫通状態で開放
される多数の保持穴を有する額縁と、開放口側から液体
を収めることができるとともに、生花の茎部を挿入する
ことができ、前記保持穴に離脱可能に保持される花器本
体、ゴム状弾性材から成り、前記花器本体の開放口部を
離脱可能に、かつシール状態に被覆し、頂部に前記生花
の茎部を弾性変形の利用により挿通し得る穴が形成され
た蓋体を有する花器とを備え、前記額縁が、額縁本体
と、この額縁本体の裏面に取り付けられ、ゴム状弾性材
から成る補助シートとを備え、前記各保持穴が前記額縁
本体に形成され、前記花器本体を挿通し得る穴と、前記
補助シートに前記額縁本体の穴と軸心がほぼ一致するよ
うに形成され、前記花器本体を弾性変形の利用により挿
通し得る穴とを備えたものである。
【0006】前記花器本体を、底部側に至るに従い、次
第に小径となるテーパー状に形成することができる。
【0007】前記額縁は、保持穴から背面に突出される
花器本体を収めることができる空間を形成するととも
に、前記花器本体の背方突出部を外部に対して目隠しす
るように構成することができる。
【0008】前記のように構成された本発明によれば、
花器本体に開放口から液体を入れてゴム状弾性材から成
る蓋体により開放口部をシール状態に被覆し、蓋体の頂
部の穴からその弾性変形の利用により生花の茎を花器本
体内に挿入して液体に浸漬し、花器本体を額縁の保持穴
に挿入して保持させる。そして、前記のように生花の茎
はゴム状弾性材から成る蓋体の頂部の穴にその弾性変形
の利用により挿通させるだけであるので、茎の切口形状
に特別な注意を払うことなく切断することができ、ま
た、前記のように生花の茎を液体に浸漬するので、生花
を長時間に亘って元気な状態に保つことができる。ま
た、前記のように生花の茎を蓋体の穴から挿入した花器
における花器本体を、額縁における額縁本体の穴からゴ
ム状弾性から成る補助シートの穴に弾性変形の利用
より強制的に挿通させることにより保持することができ
る。
【0009】
【発明の実施の状態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形
態に係る生花装飾額縁を示す分解斜視図、図2は同生花
装飾額縁を示す正面図、図3は同生花装飾額縁を示す拡
大中央部縦断面図、図4は同生花装飾額縁に用いる花器
を示す分解斜視図、図5は同花器の組立て状態を示す縦
断面図、図6は同花器に生花の茎を挿入した状態を示す
縦断面図である。
【0010】本実施形態に係る生花装飾額縁は、通夜、
葬儀に際して遺影を掲げるために用いる。図1ないし図
6において、1は額縁、2は花器である。
【0011】額縁1の一例について説明すると、額縁本
体3と補助シート4等から構成される。額縁本体3は木
材、プラスチック、金属等から成り、四角形枠状の正面
板5の四辺における外縁に四角形状の外枠6が直角方向
に連設され、正面板5の四辺における内縁からやや内方
に位置して四角形状の内枠7が直角方向に連設されてい
る。外枠6と内枠7とはほぼ同じ高さか、或いは内枠7
が外枠6よりも僅に低くなるように設定され、外枠6と
内枠7との間に空間8が形成されている。正面板5の背
面における内枠7の内方の内周縁部に受け面9が形成さ
れている。内枠7における対向する側板の下部間には伸
縮可能なゴム紐等から成る押さえ部材10が取付けら
れ、例えば、遺影11の前後をガラスから成る透視パネ
ル12と背面パネル13とで挟んで状態で、これら透視
パネル12、遺影11、背面パネル13が内枠7の内側
で受け面9と押さえ部材10の間に挿入され、透視パネ
ル12の周縁部が受け面9に当接された状態で背面パネ
ル13が押さえ部材10により背方へ離脱しないように
押さえられるようになっている。
【0012】正面板5の背面には外枠6と内枠7との間
においてゴム状弾性材から成る補助シート4が貼着され
ている。正面板5および補助シート4には正面側と背面
側に貫通状態で開放される多数の保持穴14が軸心をほ
ぼ水平にして全体にほぼ均等に配置されるように形成さ
れている。各保持穴14は正面板5に形成された穴15
と、補助シート4に穴15と軸心がほぼ一致され、穴1
5より小径となる穴16とから構成されている。
【0013】花器2の一例について説明すると、花器本
体17と蓋体18とから構成される。花器本体17はプ
ラスチック等から成り、開放口19側寄り位置がほぼ同
径に形成され、これより底部側に至るに従い、次第に小
径となるテーパー状に形成されている。そして、開放口
19側から内部に生花が萎れるのを防止することができ
る液体、すなわち、水、若しくは生花が萎れるのを防止
することができるような成分を混入した水20を収める
ことができる。蓋体18はゴム状弾性材から成り、頂部
21の周縁部に筒状部22が連設され、頂部21の中央
部に穴23が形成されている。そして、蓋体18はその
筒状部22が花器本体17の開放口19部の外周に離脱
可能に、かつシール状態に嵌合され、開放口19部が被
覆されるようになっている。この花器2はその花器本体
17が底部側から保持穴14に挿入され、開放口19寄
り位置が穴15内に嵌合され、テーパー状部が穴16に
挿通され、この状態で補助シート4の弾性変形により花
器本体17が保持されて離脱防止されるようになってい
る。また、花器2を強制的に引張ることにより、保持穴
14から離脱させることができるようになっている。
【0014】装飾用として、菊、バラ等の所望の生花2
4を用いることができ、これらの生花24はその茎25
が所望の長さに切断されて使用される。そして、茎25
が蓋体18の穴23からその弾性変形の利用により花器
17内に強制的に挿入され、茎25が水20に浸漬され
るようになっている。この状態で花器2および生花24
が水平方向に倒されても花器2内の水20は表面張力に
より穴23から外部に流出しないようになっている。
【0015】以上の構成において、以下、その使用要領
について説明する。花器本体17の開放口19を上向き
にし、開口部19から花器本体17内に水20等を収
め、花器本体17の開放口19部に蓋体18をシール状
に被覆させる。一方、所望の生花24の茎25を所望の
長さに切断しておき、この茎25を蓋体18の穴23か
らその弾性変形を利用して花器本体17内に強制的に挿
入し、茎25を水20等に浸漬する。この状態では前記
のように花器2および生花24等を水平方向に倒しても
花器2内の水20等が表面張力により穴23から外部へ
流出することはない。
【0016】遺影11の前後を透視パネル12、背面パ
ネル13により挟んで状態でこれらを内枠7の内側で受
け面9と押さえ部材10との間に挿入し、透視パネル1
2の周縁部を受け面9に当接させた状態で背面パネル1
3を押さえ部材10により背方へ離脱しないように押さ
える。そして、前記のように生花24の茎25を挿通さ
せた花器2の花器本体17を保持穴14である額縁本体
3の穴15と補助シート4の穴16に補助シート4の弾
性変形の利用により強制的に挿通させ、補助シート4の
穴16の縁部を反撥弾性により花器本体17に対して圧
接させる。したがって、額縁1を起立させ、花器2およ
び生花24を水平方向に向けた状態でも花器2等を保持
穴14から離脱しないように保持することができる。こ
の状態で花器本体17の背方突出部は空間8内に収めら
れ、側方に露出しないようになっている。このようにし
て生花24の茎25を挿通させた花器2を額縁1の各保
持穴14に保持させることにより、遺影11の回りをく
まなく生花24で飾ることができ、この遺影11を生花
24で飾った額を通夜、葬儀に際して祭壇に掲げること
ができる。このとき、花器本体17の背方突出部は空間
8内に収められているので、外枠5を基板に当接させる
際の邪魔にならないようにすることができる。生花24
はその茎25を花器本体2内の水20等に浸漬している
ので、長時間に亘って元気な状態に保つことができる。
【0017】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、基本的技術思想を逸脱しない範囲で種々
設計変更することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、花
器本体に開放口から液体を入れてゴム状弾性材から成る
蓋体により開放口部をシール状態に被覆し、蓋体の頂部
の穴からその弾性変形の利用により生花の茎を花器本体
内に挿入して液体に浸漬し、花器本体を額縁の保持穴に
挿入して保持させる。そして、前記のように生花の茎は
ゴム状弾性材から成る蓋体の頂部の穴にその弾性変形の
利用により挿通させるだけであるので、茎の切口形状に
特別な注意を払うことなく切断することができ、したが
って、その作業能率を向上させることができる。また、
前記のように生花の茎を液体に浸漬するので、生花を長
期に亘って元気な状態に保つことができ、したがって、
外観を向上させることができる。また、前記のように
の茎を蓋体の穴から挿入した花器における花器本体
を、額縁における額縁本体の穴からゴム状弾性から成
る補助シートの穴に弾性変形の利用により強制的に挿通
させ、補助シートの穴の縁部を反撥弾性により花器本体
に圧接させることにより、花器等を額縁の保持穴から離
脱しないように保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る生花装飾額縁を示す
分解斜視図である。
【図2】同生花装飾額縁を示す正面図である。
【図3】同生花装飾額縁を示す拡大中央部縦断面図であ
る。
【図4】同生花装飾額縁に用いる花器を示す分解斜視図
である。
【図5】同花器を示す分解斜視図である。
【図6】同花器に生花の茎を挿入した状態を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1 額縁 2 花器 3 額縁本体 4 補助シート 5 正面板 6 外枠 7 内枠 8 空間 14 保持穴 17 花器本体 18 蓋体 19 開放口 20 水等 23 穴 24 生花 25 茎
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B44C 5/04 B44C 5/04 C

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に遺影を入れて掲げることがで
    き、周囲に正面側と背面側に貫通状態で開放される多数
    の保持穴を有する額縁と、開放口側から液体を収めるこ
    とができるとともに、生花の茎部を挿入することがで
    き、前記保持穴に離脱可能に保持される花器本体、ゴム
    状弾性材から成り、前記花器本体の開放口部を離脱可能
    に、かつシール状態に被覆し、頂部に前記生花の茎部を
    弾性変形の利用により挿通し得る穴が形成された蓋体を
    有する花器とを備え、前記額縁が、額縁本体と、この額
    縁本体の裏面に取付けられ、ゴム状弾性材から成る補助
    シートとを備え、前記各保持穴が前記額縁本体に形成さ
    れ、前記花器本体を挿通し得る穴と、前記補助シートに
    前記額縁本体の穴と軸心がほぼ一致するように形成さ
    れ、前記花器本体を弾性変形の利用により挿通し得る穴
    とを備えた生花装飾額縁。
  2. 【請求項2】 花器本体が、底部側に至るに従い、次第
    に小径となるテーパー状に形成された請求項1記載の生
    花装飾額縁。
  3. 【請求項3】 額縁が、保持穴から背方に突出される花
    器本体を収めることができる空間を形成するとともに、
    前記花器本体の背方突出部を外部に対して目隠しするよ
    うに構成された請求項1または2記載の生花装飾額縁。
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