JP3298991B2 - 音声編集装置 - Google Patents
音声編集装置Info
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Description
えば文章又は単語毎に分割管理する音声編集装置に適用
して好適なものである。
の音声編集装置においては、テープレコーダ等に音声教
材を記録することができるようになされている。この種
の音声編集装置は、各文章又は単語の先頭位置にスター
トIDを記録することができるようになされている。
編集装置は分割点においてID等を記録する等して音声
教材を分割させることができる。
音声編集装置においては、分割点を設定して音声教材を
分割すると、当該分割点から所定時間だけ音声教材を再
生することにより、当該音声教材については分割状態を
確認することができるが、当該音声教材の分割点よりも
前に録音されている音声教材が意図通りに切れたか否か
を判断することが困難であつた。従つてこの場合、ユー
ザは分割点を設定した後、当該音声教材の分割点よりも
前の位置から再生するといつた煩雑な作業を行う必要が
あり、使い勝手が悪い問題があつた。
で、あらたな音声教材の分割点を設定した際に当該音声
教材の分割点よりも前に録音されている音声教材の終端
位置及び音声教材の分割点後の録音状態を容易に確認す
ることができる音声編集装置を提案しようとするもので
ある。
め本発明においては、記録媒体18に記録された音声を
編集する音声編集装置10において、記録媒体18に記
録された音声を再生する再生手段15、12と、記録媒
体18に記録された音声の音量レベルを当該記録順に時
間軸に沿つた音声波形AUとして表示すると共に、再生
手段15、12により再生される音声の時間に対応する
カーソルBAを音声波形AUに重ねて表示する表示手段
15、19と、表示手段15、19の音声波形AUに重
ねて表示されるカーソルBAに基づいて、音声の分割点
を設定する分割点設定手段15、17、19と、分割点
設定手段15、17、19によつて設定された分割点に
基づいて、分割点の前後の音声を所定時間再生する分割
点再生手段15、12とを設けるようにした。
は、分割点再生手段15、12による再生中に、分割点
において当該分割点を表す識別音を発生するようにす
る。
は、分割点設定手段15、17、19によつて設定され
た分割点の位置を微調整する分割点微調整手段15を備
えるようにする。
れた音声の音量レベルを当該記録順に時間軸に沿つた音
声波形AUとして表示すると共に、再生手段15、12
により再生される音声の時間に対応するカーソルBAを
当該音声波形AUに重ねて表示することにより、オペレ
ータが編集点である音声の分割点を設定する際に、再生
中の音声によらず所望の位置に修正又は微調整すること
ができる。さらにその後、当該設定された分割点の前後
所定時間の音声を再生することにより、オペレータは、
表示手段15、19に表示された音声波形AUに重ねて
表示されるカーソルBAを目視確認しながら、分割点前
の音声の切れ目と、分割点後の音声の開始位置を容易に
確認することができる。
する。
置を示し、マイク1から入力された音声信号S11はア
ナログデイジタル変換回路13においてデイジタル信号
S13に変換され、コンピユータ15に入力される。
を入力すると当該デイジタル信号S13を例えば光磁気
デイスク装置でなる記録再生装置18に記録する。また
当該コンピユータ15は記録再生装置18に記録された
音声データを再生し、当該音声データS15をデイジタ
ルアナログ変換回路14においてアナログ音声信号S1
4に変換した後、これをスピーカに送出する。
コンピユータ15にマウス、キーボード等でなる入力装
置17及びモニタ19が接続されており、オペレータは
モニタ19を見ながら入力装置17によつて音声編集を
行うことができるようになされている。
の編集処理手順を示し、コンピユータ15はオペレータ
によつて起動されると、ステツプSP1から当該編集処
理手順に入り、ステツプSP2において録音(REC)
がオペレータによつて選択されたか否かを判断する。
タ15は続くステツプSP3に移つて新規フアイルを作
成し(この実施例の場合フアイル名を「50音」とす
る)、続くステツプSP4において変数iを「0」に設
定した後さらにステツプSP5において変数iをi+1
とし、ステツプSP6に移る。
は、マイク11及びアナログデイジタル変換回路13を
介して入力された音声データを、インタフエイス(I/
F)ボツクスから記録再生装置18に送出し、当該記録
再生装置18に装填された光磁気デイスク(MO)等で
なる記録媒体のxi トラツク、yi セクタに記録する。
音声「ア」、「イ」、……「ン」の順に記録した際の記
録トラツク番号及びセクタ番号の一例を表すものであ
る。まこたのとき音声データの音量レベルを表す音量デ
ータを当該コンピユータ15内部に設けられたメモリに
格納する。
オペレータが入力装置17のストツプボタンを押圧操作
すると、コンピユータ15は記録が終了したと判断し、
当該ステツプSP7において肯定結果を得、続くステツ
プSP8に移る。
れない場合、コンピユータ15はステツプSP7におい
て否定結果を得ることにより、上述のステツプSP5に
戻つて上述の処理を繰り返す。
は光磁気デイスク(MO)に記録した各音声データの順
番(x1 、y1 )〜(xi 〜yi )及び各音声データの
音量データを光磁気デイスクに記録した後、上述のステ
ツプSP2に戻る。
結果が得られると、このことはオペレータによつて例え
ば再生スイツチが操作されたことを表しており、このと
きコンピユータ15はステツプSP9に移つて再生する
フアイルを選択し、続くステツプSP10において光磁
気デイスク(MO)に記録した音声データの記録順番
(この実施例の場合「ア」、「イ」、……「ン」)及び
音量レベルのデータを読み出してメモリに格納する。
1において記録再生装置18から読み出した音量レベル
のデータを記録順に表示することにより、図5に示すよ
うな音声レベル波形AUをモニタ19の表示画面に表示
する。ここでモニタ19の表示画面に表示される音声レ
ベル波形AUは、その記録順に時間軸に沿つて表示され
る。また当該表示画面には音声波形と共に棒状のカーソ
ルBAが表示され、オペレータが入力装置17を操作す
ることにより、表示画面上において時間軸に沿つて移動
し得るようになされている。
の開始位置にカーソルBAを合わせて入力装置23をク
リツク操作すると、コンピユータ15はステツプSP1
2に移つて当該カーソルの止まつている波形位置から再
生するためのメモリアドレス(トラツクxa 、セクタy
a )を計算し、ステツプSP13において値aを変数i
に設定する。
はステツプSP14において選択スイツチが操作される
のを待ち受ける。ここで入力装置17の再生スイツチが
押圧操作されると、コンピユータ15はステツプSP1
5に移つてxi トラツク、yi セクタのテータをデイジ
タルアナログ変換回路(I/FBOX)14においてア
ナログ信号に変換し、スピーカ12から再生する。
いて1セクタ(yi セクタ)分の再生が終了すると続く
ステツプSP16に移つてモニタ19の表示画面に表示
されているカーソルBAを再生された1セクタ分だけ時
間軸に沿つて時間経過方向に移動し、ステツプSP17
に移る。
5は変数iの値をi+1にインクリメントした後、ステ
ツプSP18において分割スイツチが押圧操作されたか
否かを判断する。ここで否定結果が得られると、コンピ
ユータ15はステツプSP19に移つてストツプスイツ
チが押圧されたか否かを判断し、否定結果が得られると
上述のステツプSP15に戻つて同様の処理、すなわち
続く1セクタ分の音声データの再生処理を実行する。
定結果が得られると、このことはオペレータによつて入
力装置17のストツプスイツチが押圧操作されたことを
表しており、このときコンピユータ15は上述のステツ
プSP12に戻つて表示画面上においてカーソルBUが
停止している波形の位置のメモリアドレスを上述の場合
と同様にして計算する。
定結果が得られると、このことはオペレータが入力装置
17の分割スイツチを押圧操作したことを表しており、
このときコンピユータ15はステツプSP24に移つて
分割スイツチが押圧されてから 0.5秒以内にプラススイ
ツチ又はマイナススイツチが押圧操作されたか否かを判
断する。
チは一連の音声波形の分割点を時間軸に沿つて移動させ
るためのものであり、プラススイツチを押圧操作すると
分割点は時間が経過する方向に移動し、マイナススイツ
チを押圧装置すると分割点は時間を遡る方向に移動する
ことにより、当該分割点の位置を微調整することができ
る。
4において肯定結果が得られると、ステツプSP21に
移つてカーソル位置が分割である場合、メモリより分割
点を削除し、続くステツプSP22において表示画面の
カーソルBAをプラススイツチ又はマイナススイツチの
操作に応じて1セクタ分後又は前に移動した後、続くス
テツプSP23において変数iをカーソルBAの移動に
応じてi+1又はi−1に変更する。
定結果が得られると、このことは分割スイツチが押圧操
作された後、 0.5秒以内に分割点を移動させるためのプ
ラススイツチ又はマイナススイツチが押圧操作されてい
ないことを表しており、このときコンピユータ15は続
くステツプSP25に移つてメモリに格納された音声デ
ータのうち、このとき分割点として指定されているxi
トラツク及びyi セクタを基準にして16トラツク及び
16セクタ分だけ前(記録順を溯る)のデータ
(xi-16、yi-16)から1トラツク及び1セクタ分だけ
前のデータ(xi-1 、yi-1 )のデータを記録順に再生
すると共にこれに応じてモニタ19の表示画面に表示さ
れているカーソルBAを移動させる。
クタ分だけ前のデータ(xi-16、yi-16)から1トラツ
ク及び1セクタ分だけ前のデータ(xi-1 、yi-1 )の
データを再生することにより、分割点(xi 、yi )の
1秒前の音声から分割点の直前までの音声が再生され
る。
再生され、分割点に至るとコンピユータ15はステツプ
SP26に移つて当該コンピユータ15に内蔵されたス
ピーカ16からビープ音を発し、続くステツプSP27
に移る。
5は、分割点(xi 、yi )から当該分割点の15トラ
ツク及び15セクタ分だけ後ろのデータ(記録順として
の後ろのデータ)(xi+15、yi+15)を再生すると共に
これに応じてモニタ19の表示画面に表示されているカ
ーソルBAを移動させる。
ク及び15セクタ分だけ後ろのデータ(xi+15、
yi+15)を再生することにより、分割点(xi 、yi )
から当該分割点の1秒後の音声が再生される。
が再生されると、コンピユータ15はステツプSP28
に移つてカーソルBAを分割点に戻すと共にこのとき分
割点として設定されているトラツク及びセクタをメモリ
に格納し、上述のステツプSP12に戻る。
いて入力装置17の修正スイツチ(プラススイツチ又は
マイナススイツチ)が押圧操作されると、コンピユータ
15は上述のステツプSP21に移ることにより、上述
の場合と同様にして分割点をあらたに指定された位置に
設定する。
装置17のフアイル終了スイツチが押圧操作されると、
コンピユータ15はステツプSP20に移つてこのとき
設定されている分割点データを光磁気デイスク(MO)
に書き込み、上述のステツプSP2に戻る。
生装置18において記録された音声を再生すると、モニ
タ19上には図5に示すような音声レベル波形が表示さ
れ、音声が再生するにつれて当該音声に応じてカーソル
BAが時間軸に沿つて移動する。
上を移動するカーソルBA及び実際にスピーカ12から
再生される音声によつて文章の切れ目を確認することが
でき、再生音声が分割しようとする文章等の切れ目にな
ると、入力装置17の分割スイツチを押圧操作すること
により、分割点が設定される。
置17のプラススイツチ又はマイナススイツチを押圧操
作することにより、再生中の音声によらず所望の位置に
修正又は微調整することができる。
ンピユータ15は当該分割点の前約1秒間の音声を再生
し、設定された分割点に到達するとビープ音を発生し、
設定された分割点の位置をオペレータに知らせる。さら
に当該分割点の後約1秒間の音声を再生した後、モニタ
19のカーソルBAを分割点に戻す。
れた分割点を中心として当該分割点の前後それぞれ1秒
間の音声を再生することにより、オペレータは一連の音
声のなかのどの部分で分割点が設定されたのかを当該分
割点の前後の音声に基づいて判断することができる。
よつて分割点を確認する方法に比して一段と確実に分割
点の確認を行うことができる。
を再生すると共に分割点においてビープ音を発するよう
にしたことにより、分割しようとする位置の確認を正確
に行うことができ、分割点の設定操作を簡単化すること
ができる。
表示されたカーソルBAを見ながら分割点を設定する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、スピーカ
12から再生される音声を聞きながら入力装置17によ
つて分割点を設定するようにしても良い。
が分割点を設定する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、コンピユータ15が音声のレベルを検出
し、当該音声レベルに基づいて自動的に分割点を設定す
るようにしても良い。
置18として光磁気デイスク(MO)を用いた場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、ハードデイスク
等他の種々の記録再生装置を広く適用することができ
る。
後それぞれ約1秒間の音声を再生する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、再生する際に設定するト
ラツク及びセクタの数を変更することにより、種々の再
生時間を適用することができる。
録再生する音声編集装置に本発明を適用した場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えば楽器による
演奏音を記録再生する編集装置においても本発明を適用
することができる。
に記録された音声の音量レベルを当該記録順に時間軸に
沿つた音声波形として表示する表示手段を設け、音声の
分割点の設定時には、再生される音声の時間に対応する
カーソルを当該音声波形に重ねて表示する一方、再生時
には、分割設定された前後の音を所定時間再生すると共
に、当該再生される音声の時間に対応するカーソルを当
該音声波形に重ねて表示するようにしたことにより、分
割点の設定及び確認を一段と容易かつ確実に行うことが
できる音声編集装置を実現できる。
ロツク図である。
トである。
トである。
表示状態を示す略線図である。
…入力装置、19……モニタ、18……記録再生装置。
Claims (3)
- 【請求項1】記録媒体に記録された音声を編集する音声
編集装置において、 上記記録媒体に記録された音声を再生する再生手段と、上記記録媒体に記録された音声の音量レベルを当該記録
順に時間軸に沿つた音声波形として表示すると共に、上
記再生手段により再生される音声の時間に対応するカー
ソルを上記音声波形に重ねて表示する表示手段と、 上記表示手段の上記音声波形に重ねて表示される上記カ
ーソルに基づいて、 上記音声の分割点を設定する分割点
設定手段と、 上記分割点設定手段によつて設定された上記分割点に基
づき、上記分割点の前後の音声を所定時間再生する分割
点再生手段とを具えることを特徴とする音声編集装置。 - 【請求項2】上記音声編集装置は、 上記分割点再生手段による再生中に、上記分割点におい
て当該分割点を表す識別音を発生するようにしたことを
特徴とする請求項1に記載の音声編集装置。 - 【請求項3】上記音声編集装置は、 上記分割点設定手段によつて設定された分割点の位置を
微調整する分割点微調整手段を具えることを特徴とする
請求項1に記載の音声編集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17477393A JP3298991B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 音声編集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17477393A JP3298991B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 音声編集装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0714364A JPH0714364A (ja) | 1995-01-17 |
JP3298991B2 true JP3298991B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=15984423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17477393A Expired - Fee Related JP3298991B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 音声編集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3298991B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5151683B2 (ja) * | 2008-05-22 | 2013-02-27 | 株式会社Jvcケンウッド | オーディオ装置、音声データ分割方法及びプログラム |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP17477393A patent/JP3298991B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0714364A (ja) | 1995-01-17 |
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