JP3298722B2 - 薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版壁大組工法 - Google Patents

薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版壁大組工法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厚さが超大で階高の高
い原子力発電所の建屋などの鉄筋コンクリート壁の構築
に適する薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版壁
大組工法に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所の建屋の建設は、平面形状
の複雑さや階高の高さなどから、そのほとんどが在来工
法となっており、建設工事における機械化やロボット化
が進む中で、一般建築工法に既に多く採用されている工
業化工法がなかなか適用できないのが現状である。特
に、労務比率の最も高い型枠工事においては、熟練工の
不足や作業員の高齢化等が深刻な問題となりつつあり、
今後の原子力発電所建設においては、これをいかに解決
するかが重要な課題となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる観点から、近
年、ハーフプレキャストコンクリート版を利用した原子
力発電所等の鉄筋コンクリート壁を構築することが提案
された( 特開昭4-44550 号公報) 。
【0004】しかし、比較的階高の低い壁には適用でき
ても、階高が10m程度にまで高くなると、ハーフプレ
キャストコンクリート版の作製、運搬が不可能となるた
め、壁の中間部で打継ぎを生ずることとなり、躯体の構
造耐力が低下するだけでなく、場所によってはその打継
部での放射線遮蔽性能の低下や漏水などの不都合を生ず
る。
【0005】また、ハーフプレキャストコンクリート版
の場合、それ自体が構造体の一部をなすものであるた
め、配筋もコンクリート厚さも構造体に必要とされる相
応の大きなものとならざるを得ず、重量が大きくなり、
搬送、建込み、取扱い等に不便を伴う。
【0006】本発明は、これらの問題点を解決し、併せ
て、施工を容易にし、作業員の削減、工期の短縮、コス
トの低減等を図ろうとするものである。
【0007】以下、便宜上、プレキャストコンクリート
をPCaと称する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1の発明は、複数の埋込みナットを外面に有する、
薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版の単体を、
床版上に並べかつ積上げし、左右上下に隣合う単体相互
を連結することで、前後一対をなす薄肉プレキャストコ
ンクリート打込み型枠版の連結体を形成し、又これ等連
結体は各外側に並設した枠組み足場とも連結させて形成
し、上記単体相互の連結は、上記埋込みナット一部を用
いて連結体外側からの取外しが可能なジョイント部材で
行うと共に、単体と枠組足場との連結は、枠組足場から
突設した長さ調整装置付き螺棒と上記埋込みナット一部
とを螺合させて行い、上記連結体の内側には所要の鉄筋
を配筋したうえで、両連結体間に壁コンクリートを打設
して一体化させることを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、上記請求項1の構成に
あって、上下左右に配列された上記各単体の隣接相互の
接合端内縁を、一方乃至双方にて深く面取して成る。
【0010】請求項3の発明は、上記請求項1又は請求
項2の構成にあって、上記各単体下端をレベル調整手段
にて高さ調整可能に支持して成る。
【0011】また、請求項4の発明は、上記請求項1又
は請求項2の構成にあって、所要の上記単体の適所に予
め埋込み金物を装備させて成る。
【0012】
【作用】如上の構成であるから、請求項1乃至請求項4
のいずれの発明の場合も、それらの薄肉PCa打込み型
枠版の単体は、工場又は現場サイトで作製、運搬等に可
能な大きさにすればよく、配筋、コンクリート厚さにつ
いても、構造体の強度とは無関係の打込み型枠としての
必要なわずかな強度を有すれば足り、細径鉄筋による簡
単な配筋、薄肉のコンクリート版にでき、軽量にでき
る。
【0013】勿論、それらの薄肉PCa打込み型枠版の
単体は、打込み型枠であるから、上下左右に連結させて
も、壁体を構成する壁コンクリートには中間部での打継
ぎを生じない。
【0014】また、それらの薄肉PCa打込み型枠版単
体を連結一体化させたジョイント部材は、最終的には取
り外す。
【0015】ただし、請求項2の発明の場合、薄肉PC
a打込み型枠版単体の接合端内縁を深く面取しているの
で、該面取部分にも打設した壁コンクリートが入り込
み、結果的には、その分だけ薄肉PCa打込み型枠版単
体の実質厚さを薄くしたものとみなし得ることとなる。
【0016】
【実施例】その1. 図1乃至図7は、請求項1、請求項3及び請求項4の発
明の薄肉PCa打込み型枠版壁大組工法に係る第1の実
施例を示している。以下、これを施工の手順に従い順次
に説明する。 (1) 鉄筋コンクリート等により構築した床版1(基礎床
版を含む)上に、一壁面、他壁面に対応させて適宜間隔
ごとにレベル調整手段2を講じる(図3)。これらのレ
ベル調整手段2は、床版1に後打ちアンカー21を埋設し
てレベル調整ボルト22を螺合させる。また、これらのレ
ベル調整手段2の外側の近傍にて床版1にジョイント部
材用の後打ちアンカー11を埋設する(図3)。
【0017】一方、工場又は現場サイトで、前記一壁
面、他壁面に適合させて左右に所要数配列しかつ上下2
層に積み上げる所要の複数の薄肉PCa打込み型枠版の
単体3を作製する(図2参照)。これらの単体は、打込
み型枠としての強度を保有させるべく、所要の配筋を施
し、所要のコンクリート厚さに形成するが、それぞれの
外面の上縁部、下縁部、左縁部及び右縁部に、適宜間隔
を隔ててジョイント用の複数の埋込みナット31を打込み
し、かつ、それぞれの外面上部に、支保用の複数の埋込
みナット32を打込みする(図2乃至図6)。
【0018】下層に配列させる上記単体3の上端には、
適宜間隔にて複数のレベル調整手段2を講じる(図
5)。これらのレベル調整手段2は、単体3の上端に埋
込みナット23を打込みし、レベル調整ボルト24を螺合さ
せて成る。なお、上層のものを含めてすべての単体3の
上端に埋込みナット23を打込みしておき、レベル調整手
段を要しないときにレベル調整ボルト24を螺合させない
で使用するようにしてもよい。
【0019】更に、いずれかの単体3の必要とされる箇
所に、埋込み金物4を打込みするとともに、貫通スリー
ブ用透孔34を穿設する(図2、図7参照)。
【0020】ただし、図1、図7に示す前記埋込み金物
4は、厚手の鉄板であり、該鉄板には内面に複数の雌ね
じスタッド41を溶接し、これらの雌ねじスタッドに後付
けボルト42を螺着させたものである。 (2) 工場又は現場サイトで作製した上記各単体3を現場
に搬入する。なお、この際には、埋込み金物4の後付け
ボルト42を取り外しておくとよい。
【0021】而して、まず、その内の一壁面の下層の各
単体3を次々に揚重して床版1上に建込みし、起立させ
配列させるが(図1、図2)、この建込みに当たって
は、それぞれの下端を前記複数のレベル調整手段2のレ
ベル調整ボルト22上に載せ(図3)、それぞれの下縁部
の埋込みナット31と床版1の各後打ちアンカー11との間
に、ジョイント部材5たるL字状ジョイントプレート51
をわたし、ボルト52及び座金53で仮止めする。更に、そ
れぞれの左縁部、右縁部の隣接相互の埋込みナット31間
に各々ジョイント部材5たるジョイントアングル54をわ
たし、ボルト52及び座金53で仮止めする(図2、図
4)。各L字状ジョイントプレート51及びジョイントア
ングル54のボルト挿通孔55は、ルーズホールとするが、
ルーズな切欠であってもよい。一方のみ切欠とすると取
り扱いに都合がよい場合がある。
【0022】また、各目地部の奥にネオプレンゴム等の
ガスケット6を介在させてシールし(図3、図4)、各
単体3の上部に打込みした支保用の複数の埋込みナット
32にそれぞれ支保金物7を螺合連結させ、これらの支保
金物を、外側に並設した枠組足場8に支持させる(図
1、図5)。各支保金物7は、図5に示すように、端末
にクランプ71を有し、先端に螺棒72を有し、かつ、中間
部に長さ調整装置73を有するものとして、端末のクラン
プ71を枠組足場8に他のクランプ81で仮設した単管82に
取り付け、先端の螺棒72を前記埋込みナット32に螺合さ
せ、その際、長さ調整装置73により適宜に所要長さに調
整する。
【0023】次いで、同様にして、一壁面、他壁面の上
層の各単体3を、それらの下層の各単体3上に起立させ
配列させる(図1、図2)。この建込みに当たっても前
回同様に、それぞれの下端を前記複数のレベル調整手段
2のレベル調整ボルト24上に載せ(図5)、それぞれの
下縁部、上縁部の隣接相互の埋込みナット31間に各々ジ
ョイント部材5たるジョイントプレート56を、また、そ
れぞれの左縁部、右縁部の隣接相互の埋込みナット31間
に各々ジョイント部材5たるジョイントアングル54をわ
たし、それぞれボルト52及び座金で仮止めする(図2、
図4、図5)。前記ジョイントプレート56のボルト挿通
孔55も、ルーズホール又はルーズな切欠とすることは、
他のジョイント部材5と同じである。
【0024】各目地部の奥にネオプレンゴム等のガスケ
ット6を介在させてシールすること(図4、図5)、並
びに、各単体3の上部に打込みした支保用の複数の埋込
みナット32にそれぞれ支保金物7を螺合連結させ、これ
らの支保金物を、外側に並設した枠組足場8に支持させ
ることも前回と同じである(図1、図5)。
【0025】以上のように建込みした各単体3は、各々
レベル調整手段2のレベル調整ボルト22、24の螺動調整
により高さ調整し、支保金物7の長さ調整装置73により
出入り調整した後、各ジョイント部材5の各ボルト52を
十分に締め付けし、薄肉PCa打込み型枠版の連結体3a
に組み立てる(図1、図2)。 (3) 一壁面を形成した上記連結体3aの内側に、鉄筋10に
よる所要の配筋を施した後、前回同様にして、内壁面及
び柱周面の下層及び上層の各単体3を建込みし、高さ調
整し、連結一体化させ、かつ、支保して、他壁面をなす
連結体3bを組み立てる(図1、図2)。
【0026】埋込み金物4の後付けボルト42は、揚重直
前に取り付ければよいが、配筋の関係上、建込みに不都
合があれば、建込み後に取り付ければよい。
【0027】また、その連結体3a、3bには、貫通スリー
ブ用透孔34に貫通スリーブ20を装着し、各上層分割体薄
肉PCa打込み型枠壁版3の上端外縁の埋込みナット31
にて、転用可能なアングル301 をボルト302 により固定
し、桟木303 を介して合板のスラブ型枠30の縁部を受け
る。なお、該スラブ型枠30は、適宜支保工304 により支
保し、スラブ型枠30上に所要のスラブ配筋を施す。 (4) 一壁面と他壁面を形成した両連結体3a、3b間及びス
ラブ型枠30上にコンクリート3cを打設する(図1、図3
乃至図5)。
【0028】その打設コンクリートに所定強度発現後、
各所の支保手段、スラブ型枠30等を解体撤去し、すべて
のジョイント部材5を取り外す。
【0029】而して、各目地部に、前記ガスケット6の
外側にて目地材9を詰め込みする(図3乃至図5)。
【0030】なお、上記実施例では、単体3を2層に積
み上げているが、コンクリートの打設が一時に行える限
り3層以上であってもよい。
【0031】その2. 図8及び図9は、請求項1、請求項3及び請求項4の発
明の薄肉PCa打込み型枠版壁大組工法に係る第2の実
施例を示している。
【0032】この場合は、前例のものにおいて、レベル
調整手段2と単体3の下部の支持手段を異にしている。
すなわち、アンカー付き埋込みプレート25の一部に埋込
みナット26を溶接してレベル調整ボルト27を螺合させ、
また、そのアンカー付き埋込みプレート25の他の一部か
ら位置決め用全ねじスタッド28を溶接にて起立させ、単
体3の下端にその全ねじスタッド28が嵌まるスリット状
凹穴29を形成し、もって、それぞれの単体3の位置決め
と高さ調整を図るようにしている。
【0033】その3. 図10及び図11は、請求項2の発明の薄肉PCa打込
み型枠版壁大組工法に係る実施例を示している。
【0034】この場合は、第1の実施例のものにおい
て、各単体3の下端内縁、左右両側端内縁に深い面取33
を形成している。したがって、打設した壁コンクリート
がこの面取33の部分まで入り込み、結果的には、図10
及び図11で矢示した位置から構造体を計算できること
となって、打込み型枠としての厚さが実質上薄くなる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、薄肉PCa打込み型枠
版の単体を連結一体化させて連結体を組み立てるので、
階高が10m程度にまで高くなっても、薄肉PCa打込
み型枠版単体の作製、運搬が可能となるだけでなく、壁
コンクリートには中間部での打継ぎをなくすことがで
き、したがって、躯体の構造耐力の低下も打継部での放
射線遮蔽性能の低下や漏水などの心配も生ずることはな
い。
【0036】また、各目地部にシールを施すので、壁コ
ンクリートの打設時にコンクリート漏れを生ぜず、漏れ
のための補修、清掃等を要しない。
【0037】更に、上記単体は、ハーフプレキャストコ
ンクリート版と異なり、それ自体が構造体の一部をなす
ものではないから、配筋もコンクリート厚さも薄肉PC
a打込み型枠版の単体としてのみ必要とされる簡素で薄
いもので足り、したがって、重量が小さくなり、搬送、
建込み、取扱い等に好都合となり、施工を容易化、簡素
化でき、作業員を削減でき、工期を短縮でき、コストを
低減できる。
【0038】更に又、単体3の外面には複数のナットを
埋設させておき、単体相互の連結を連結体外側からの取
外しが可能にジョイント部材で行うと共に、連結体3a、
3bの各外側に並設した枠組足場とも、該足場から突設し
た、長さ調整装置付きの螺棒を上記埋込みナットに螺合
させて行うから、上記連結体3a、3b を一定間隔を保持す
る状態に起立させることが可能であると共に、ジョイン
ト部材等取外しによって平滑な外面を有する薄肉プレキ
ャストコンクリート打込み型枠版壁を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1、請求項3及び請求項4の発明の薄
肉PCa打込み型枠版壁大組工法にかかる第1の実施例
を示す截断側面図である。
【図2】 同例の截断斜視図である。
【図3】 同例の下層の薄肉PCa打込み型枠版単体と
床版との連結状態を示す要部拡大截断側面図である。
【図4】 同例の上記単体の左右の連結状態を示す要部
拡大截断平面図である。
【図5】 同例の上記単体の上下の連結状態及び支保状
態を示す要部拡大截断側面図である。
【図6】 同例の上層の単体とスラブ型枠の連結関係を
示す要部拡大截断側面図である。
【図7】 同例の埋込み金物を示す要部拡大截断側面図
である。
【図8】 請求項1、請求項3及び請求項4の発明の薄
肉PCa打込み型枠版壁大組工法にかかる第2の実施例
を示す要部拡大截断背面図である。
【図9】 同例の要部拡大截断側面図である。
【図10】請求項2の発明の薄肉PCa打込み型枠版壁
大組工法にかかる実施例を示す要部拡大截断側面図であ
る。
【図11】同例の要部拡大截断平面図である。
【符号の説明】
1… 床版 11… 後打ちアンカー 2… レベル調整手段 21… 後打ちアンカー 22 … レベル調
整ボルト 23… 埋込みナット 24 … レベル調
整ボルト 25… アンカー付き埋込みプレート 26… 埋込みナット 27 … レベル調
整ボルト 28… 位置決め用全ねじスタッド 29 … スリット
状凹穴 3… 薄肉PCa打込み型枠版の単体 3a、3b… 薄肉PCa打込み型枠版の連結体 3c… コンクリート 31… 埋込みナット 32… 埋込みナッ
ト 33… 面取 34… 貫通スリー
ブ用透孔 4… 埋込み金物 41… 雌ねじスタッド 42… 後付けボル
ト 5… ジョイント部材 51… L字状ジョイントプレート 52… ボルト 53… 座金 54… ジョイント
アングル 55… ボルト挿通孔 56… ジョイント
プレート 6… ガスケット 7… 支保金物 71… クランプ 72… 螺棒 73… 長さ調整装置 8… 枠組足場 81… クランプ 82… 単管 9… 目地材 10… 鉄筋 20… 貫通スリーブ 30… スラブ型枠 301 …アングル 320… ボルト 303 …桟木 304… 支保工
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅田 昌宏 東京都江東区南砂二丁目5番14号 株式 会社 竹中工務店 技術研究所内 (56)参考文献 特開 平4−136344(JP,A) 特開 平4−136347(JP,A) 特開 平2−43441(JP,A) 特開 平3−125743(JP,A) 特開 昭59−228550(JP,A) 特開 昭63−67354(JP,A) 特開 平4−176927(JP,A) 特開 昭59−187936(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 2/86 E04G 5/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の埋込みナットを外面に有する、薄
    肉プレキャストコンクリート打込み型枠版の単体を、床
    版上に並べかつ積上げし、左右上下に隣合う単体相互を
    連結することで、前後一対をなす薄肉プレキャストコン
    クリート打込み型枠版の連結体を形成し、又これ等連結
    体は各外側に並設した枠組み足場とも連結させて形成
    し、 上記単体相互の連結は、上記埋込みナット一部を用いて
    連結体外側からの取外しが可能なジョイント部材で行う
    と共に、単体と枠組足場との連結は、枠組足場から突設
    した長さ調整装置付き螺棒と上記埋込みナット一部とを
    螺合させて行い、 上記連結体の内側には所要の鉄筋を配筋したうえで、両
    連結体間に壁コンクリートを打設して一体化させること
    を特徴とする薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠
    版壁大組工法。
  2. 【請求項2】 上下左右に配列された上記各単体の隣接
    相互の接合端内縁を、一方乃至双方にて深く面取して成
    る請求項1に記載の薄肉プレキャストコンクリート打込
    み型枠版壁大組工法。
  3. 【請求項3】 上記各単体下端をレベル調整手段にて高
    さ調整可能に支持して成る請求項1又は請求項2に記載
    の薄肉プレキャストコンクリート打込み型枠版壁大組工
    法。
  4. 【請求項4】 所要の上記単体の適所に予め埋込み金物
    を装備させて成る請求項1又は請求項2に記載の薄肉プ
    レキャストコンクリート打込み型枠版壁大組工法。
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